JP3063239B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3063239B2
JP3063239B2 JP3161571A JP16157191A JP3063239B2 JP 3063239 B2 JP3063239 B2 JP 3063239B2 JP 3161571 A JP3161571 A JP 3161571A JP 16157191 A JP16157191 A JP 16157191A JP 3063239 B2 JP3063239 B2 JP 3063239B2
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弘志 小田部
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置に関
し、特に高品位の2倍速再生画を得るための磁気記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マスタVTRの再生信号を多数のスレイ
ブVTRに供給し多数のソフトテープを作成するダビン
グ方法は画質が良いので現在のソフトテープ複製方法の
主流となっているが、複製にオリジナルプログラムと同
じ時間を要するため、効率の良い手段とは言えない。そ
こで、マスタVTRおよびスレイブVTR共、回転ヘッ
ドシリンダの回転速度、テープの走行速度を2倍にして
ダビングし、正規フォーマット通りの複製テープを作る
という方法方式が試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
では、規定フォーマットにおける周波数帯域の2倍の周
波数帯域を取り扱うことになるため、特別に改造された
VTRを使用しない限り、複製テープの再生画質の劣化
は避け難い。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、ヘッ
ド系が取り扱う周波数帯域の増加がなく、高画質の2倍
速度再生信号を送出できる磁気記録再生装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数の回転ヘッドを搭載して規定速度で回
転するシリンダ手段と、シリンダ手段の外周に沿って規
定に対し2倍の速度で走行するテープと、シリンダ手段
上に設けられ第1の回転ヘッドを変位可能に支持する第
1の電気・機械変位手段と、シリンダ手段に設けられた
第2の回転ヘッドを変位可能に支持する第2の電気・機
械変位手段と、第1の回転ヘッドの再生信号を時間的に
圧縮する第1の時間軸圧縮手段と、第2の回転ヘッドの
再生信号を時間的に圧縮する第2の時間軸圧縮手段と、
第1と第2の時間軸圧縮手段の出力を混合する合成手段
を備えた構成を有している。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成により、第1の回転ヘッ
奇数フィールドトラック信号を、第2の回転ヘッド
で偶数フィールドトラック信号をそれぞれ再生して、第
1と第2の時間軸圧縮手段で再生信号時間を1/2に圧
縮し、合成手段で両信号を合成しているので、2倍速再
生信号が得られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0008】図1は本発明の実施例に使用する回転ヘッ
ドシリンダの構成を示す平面図である。1はシリンダ、
2はシリンダの回転軸である。A,B,C,Dは記録お
よび再生に使用するヘッド群であり、すべて、3のはり
合わせ圧電素子上に設置されている。E,F,G,Hは
再生専用ヘッド群であり、同じくはり合わせ圧電素子上
に設置されている。
【0009】図2はテープに記録されたトラックパター
ンを示し、aはA、bはB、cはC、dはDのヘッドで
記録されている。そして、aとb奇数フィールド
cとd偶数フィールドが記録されている。記録時は、
ヘッドA,B,C,Dが設置されているはり合わせ圧電
素子は変位させることなく固定状態になっている。
【0010】図3は、記録時はテープが規定速度で走行
し、再生時に2倍の速度で走行しており、シリンダが記
録時と同じ回転数であって、もし、回転ヘッドがシリン
ダの軸方向に変位しなければテープ上の軌跡はSになる
ことを示し、回転ヘッドをはり合わせ圧電素子上に置
き、シリンダの軸方向に変位させることによって、T方
向の軌跡とし、記録トラック上を正確にトレースできる
ことを示す。
【0011】図2において、右側の4本の記録トラック
a,b,c,dを夫々トラックa1,b1,c1,d1
とし、左側の4本の記録トラックa,b,c,dを夫々
トラックa2,b2,c2,d2とすると、記録時は、
ヘッドAでトラックa1,a2が記録され、ヘッドBで
トラックb1,b2が記録され、ヘッドCでトラックc
1,c2が記録され、ヘッドDでトラックd1,d2が
記録される。2倍速度再生時はヘッドAでトラックa1
が再生され、ヘッドBでトラックb1が再生され、ヘッ
ドCでトラックa2が再生され、ヘッドDでトラックb
2が再生され、ヘッドEでトラックc1が再生され、ヘ
ッドFでトラックd1が再生され、ヘッドGでトラック
c2が再生され、ヘッドHでトラックd2が再生され
る。 したがって、ヘッドA,B,C,Dはもっぱら図2
の奇数フィールドトラックa,bのみを再生し、ヘッド
E,F,G,Hはもっぱら図2の偶数フィールドトラッ
クc,dのみを再生する。
【0012】図4は再生信号の処理回路の概念を示すブ
ロック図であり、2倍速度再生時、ヘッドA,B,C,
Dで再生された信号は奇数フィールド再生回路10、時
間軸圧縮回路12を通り合成回路14に供給される。ヘ
ッドE,F,G,Hで再生された信号は偶数フィールド
再生回路11、時間軸圧縮回路13を通り合成回路14
に供給される。9ははり合わせ圧電素子3を変位させ、
ヘッドを記録トラック上をトラッキングさせるための再
生ヘッド制御器である。
【0013】図5は規定速度での再生信号を示す。2
1,23‥‥‥は映像信号の奇数フィールドを示し、2
2,24‥‥‥は映像信号の偶数フィールドを示す。こ
の実施例ではNTSC方式であるから各フィールドの時
間は約16.7msecである。図6は上段が再生回路
10を通って来た信号、下段が再生回路11を通って来
た信号を示している。図7は上段が時間軸圧縮回路12
を、下段が時間軸圧縮回路13を通って来た信号を示し
ている。図8は合成回路14で合成された映像信号を示
す。ここでは奇数フィールドと偶数フィールドの信号の
和で16.7msecとなり2倍速度の再生信号が得ら
れることになる。
【0014】このように本発明の実施例の磁気記録再生
装置によれば、回転ヘッドをはり合わせ圧電素子によっ
てシリンダの軸方向に変位させて、正規の2倍の走行速
度で送られるテープ上の記録トラックを正確にトラッキ
ングし、そして再生信号を時間軸圧縮回路を用いて圧縮
しているので、2倍速度の再生信号が得られる。
【0015】なお、本実施例では、はり合わせ圧電素子
を用いたが、要するに電歪効果のように機械的変位を生
じる機能を果すものであれば、任意の素子が使用でき
る。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によると、記録再生に電気−機械変位素子上に設置した
ヘッドを使用しているので、もう一組の再生専用ヘッド
を設けるのみで非常に簡単に実現でき、また、ヘッド系
においては、規定フォーマットで定められた周波数帯域
以上の信号を取り扱っていないので、極めて容易に高品
質の2倍速度再生信号が得られる磁気記録再生装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に使用する回転ヘッドシリン
ダの構成を示す平面図
【図2】本発明の実施例におけるテープトラックパター
【図3】本発明の実施例における2倍速度再生時のヘッ
ド軌跡の変化を説明する模式図
【図4】本発明の実施例における再生信号処理回路の概
念を示すブロック図
【図5】本発明の実施例における規定速度再生時の映像
信号時間を説明する模式図
【図6】本発明の実施例における2倍速度再生時の映像
信号を説明する模式図
【図7】本発明の実施例における時間軸圧縮された2倍
速度再生信号を説明する模式図
【図8】本発明の実施例における合成された映像信号を
示す模式図
【符号の説明】
1 シリンダ 3 はり合わせ圧電素子 5 テープ A,B,C,D 記録再生用ヘッド E,F,G,H 再生専用ヘッド 9 再生ヘッド制御器 10 奇数フィールド再生回路 11 偶数フィールド再生回路 12 時間軸圧縮回路 13 時間軸圧縮回路 14 合成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/53 101 G11B 5/592 G11B 5/027 G11B 5/09

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回転ヘッドを搭載して規定速度で
    回転するシリンダ手段と、前記シリンダ手段の外周に沿
    って規定に対し2倍の速度で走行するテープと、前記シ
    リンダ手段上に設けられ第1の回転ヘッドを変位可能に
    支持する第1の電気・機械変位手段と、前記シリンダ手
    段上に設けられる第2の回転ヘッドを変位可能に支持す
    る第2の電気・機械変位手段と、前記第1の回転ヘッド
    の再生信号を時間的に圧縮する第1の時間軸圧縮手段
    と、前記第2の回転ヘッドの再生信号を時間的に圧縮す
    る第2の時間軸圧縮手段と、前記第1と第2の時間軸圧
    縮手段の出力を混合する合成手段を備え、前記第1の回
    転ヘッドは奇数フィールドトラック信号を再生し、前記
    第2の回転ヘッドは偶数フィールドトラック信号を再生
    し、前記第1と第2の時間軸圧縮手段の圧縮率は共に
    /2とした磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 電気・機械変位手段は、はり合わせ圧電
    素子である請求項1記載の磁気記録再生装置。
JP3161571A 1991-07-02 1991-07-02 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP3063239B2 (ja)

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