JPH054086U - からくり時計用人形 - Google Patents

からくり時計用人形

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JPH054086U
JPH054086U JP5013791U JP5013791U JPH054086U JP H054086 U JPH054086 U JP H054086U JP 5013791 U JP5013791 U JP 5013791U JP 5013791 U JP5013791 U JP 5013791U JP H054086 U JPH054086 U JP H054086U
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JP
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operating
motion
doll
cam
operating rod
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JP5013791U
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宏 金子
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本願考案の目的は、駆動部材を可及的減少せ
しめたからくり時計用人形の提供することにある。 【構成】 本願考案は、回転可能に枢着された第一動作
体、及び同第二動作体を備えた人形であって、モータ駆
動される初動カム体に、前記第一動作体を動かす第一作
動杆の基部を接続し、前記第一動作体及び第二動作体の
基部を、前記第一作動杆に、カム溝を介して接続すると
いう技術手段を採用し、更には、回転可能に枢着された
第一動作体、同第二動作体及び同第三動作体を備えた人
形であって、モータ駆動される初動カム体に、前記第一
動作体を動かす第一作動杆の基部を接続し、前記第一動
作体及び第二動作体の基部を、前記第一作動杆に、カム
溝を介して接続し、更に第三動作体を動かす第三作動杆
の基部を前記初動カム体に接続している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、からくり時計用人形に関する。
【0002】
【従来の技術】
からくり時計用人形は、該人形の採る動作態様の数が多ければ多い程興趣を増 して観者をひきつける。そして上記人形の動作は、一般的にモータで駆動される 偏心カム、該偏心カムに接続された作動杆、該作動杆に接続されたリンク機構や 作動カム体によって与えられており、人形の一つの動作に対応して上記偏心カム 、作動杆、リンク機構等が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、従来のからくり時計用人形にあっては、人形の一つの動作に対応 して偏心カム、作動杆、リンク機構等が設けられているので、動作態様数を増そ うとすると、駆動装置が大型化し、また複雑となってコスト高を招く等の問題が あった。本考案は、上記問題を解決することを課題としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案は、回転可能に枢着された第一動作体、及び同第二動作体を備 えた人形であって、モータ駆動される初動カム体に、前記第一動作体を動かす第 一作動杆の基部を接続し、前記第一動作体及び第二動作体の基部を、前記第一作 動杆に、カム溝を介して接続するという構成によって、各一個の初動カム体及び 作動杆で第一動作体と第二動作体を動かすようになし、更には、回転可能に枢着 された第一動作体、同第二動作体及び同第三動作体を備えた人形であって、モー タ駆動される初動カム体に、前記第一動作体を動かす第一作動杆の基部を接続し 、前記第一動作体及び第二動作体の基部を、前記第一作動杆に、カム溝を介して 接続し、更に第三動作体を動かす第三作動杆の基部を前記初動カム体に接続とい う構成によって、一個の初動カム体で第一、第二、第三動作体を動かすように構 成したものである。
【0005】
【作用】
上記本考案のからくり時計用人形は、第一動作体及び第二動作体が、第一作動 杆の動きを受けて動かされる。従って第二作動杆は不要となる。また、第二請求 項の構成に依れば第一作動杆も第三作動杆も同一初動カム体に接続されていて、 初動カム体は一個のみで事足りる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を添付図面に基いて説明する。図1は本考案の一実施例を示す正 面図であって、右側にトランペットを口にあてがった子供人形10が、そして左 側に二匹の猫の乗ったシーソー台が配されており、正時において子供人形の背に 付けられた羽(以下、第一動作体1と称する)が開閉運動を行い、子供人形の頭 、腕そしてトランペット(以下、第二動作体2と称する)が一体に上下揺動運動 を行い、同時にシーソー台(以下、第三動作体3と称する)がシーソー運動を行 う構成とされている。
【0007】 第一動作体1(羽)は子供人形10の背中に回転可能に枢着(枢着部を符号1 bで示す)され、第二動作体2(頭等)は子供人形の胸部に回転可能に枢着(枢 着部を符号2bで示す)され、第三動作体3(シーソー台)はステージを構成す る回転部材に回転可能に枢着(枢着部を符号3bで示す)されている。
【0008】 そして上記第一動作体1、第二動作体2及び第三動作体3は同一の初動カム4 によって動かされ、第一動作体1と第二動作体2とは、上記初動カム4の動きを 受けて上下動する一本の第一作動杆11によって動かされる構成とされている。
【0009】 つまり、ステージを構成するケース5内にモータ(図示せず)、該モータの駆 動によって回転せしめられる伝動ギヤ6及び該伝動ギヤ6に噛合している上記初 動カム体4が配されており、この初動カム体4によって、第一作動杆11が上下 往復運動を行い、且つ、第三作動杆13が水平方向に往復運動をする構成とされ ている。
【0010】 上記初動カム体4は、円周溝(以下初動カム溝4aと称する)を偏心させて設 けた歯車であって、該初動カム溝4aに上記第一作動杆11の基部及び第三作動 杆13の基部が接続(係合)されている。このうち、第三作動杆13は先端部側 が上記ケース5の側方へと突出せしめられ上述のシーソー台(第三動作体3)の 基端部に接続(枢着部3aに枢支連結)されている。
【0011】 また、第一作動杆11は、子供人形10の脚部に上下動可能に貫挿せしめられ 、その先端部は子供人形の胴部にまで導かれている。
【0012】 21は上記第一作動杆11の先端部に形成されたV字状のカム溝(以下第一カ ム溝21と称する)であって、該第一カム溝21に、第一動作体1の基端部に固 設されている突子1aが係合しており、上記第一作動杆11の上下動につれて突 子1aが係合位置を変え、第一動作体1(羽)が枢着部1bを支点として枢支回 転する、つまり羽が開閉する構成とされている。
【0013】 また上記第一作動杆11の最先端部には係合突子11aが設けられており、該 係合突子11aが、第二動作体2の基部に形成されているカム溝(以下第二カム 溝22と称する)に係合されている。すなわち第一作動杆11の上下動につれ、 係合突子11aが係合位置を変え、第二動作体2が枢着部2bを支点として枢支 回転する、つまり頭が上下方向に回転する構成とされている。
【0014】 従って、正時にモータが駆動されることによって、初動カム体4が回転され、 第一、第三作動杆11、13が直線運動を行い、第一作動杆11の動きにつれて 第一動作体1及び第二動作体2が回転せしめられ同時に第三作動杆13の動きに つれて第三動作体3がシーソー運動をする。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、第一作動杆によって第一動作体と第二動作体 とを動かす構成であるため、いわゆる第二作動杆と称すべきものが無い分だけ構 造が簡易であり、したがって、小型化、コスト低減が可能であるという長所を有 する。また同一初動カム体に第一作動杆と第三作動杆を接続した場合には、初動 カム体が1個で済むという長所が加わる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す正面図
【図2】第一動作体の動きを示す縦断面図
【図3】第一動作体の動きを示す横断面図
【図4】第一作動杆の取付け状態を示す縦断面図
【図5】第二動作体の動きを示す縦断面図
【符号の説明】
1 第一動作体 2 第二動作体 3 第三動作体 4 初動カム体 11 第一作動杆 13 第三作動杆 21 第一カム溝 22 第二カム溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に枢着された第一動作体、及び
    同第二動作体を備えた人形であって、 モータ駆動される初動カム体に、前記第一動作体を動か
    す第一作動杆の基部を接続し、前記第一動作体及び第二
    動作体の基部を、前記第一作動杆に、カム溝を介して接
    続したことを特徴とするからくり時計用人形。
  2. 【請求項2】 回転可能に枢着された第一動作体、同第
    二動作体及び同第三動作体を備えた人形であって、 モータ駆動される初動カム体に、前記第一動作体を動か
    す第一作動杆の基部を接続し、前記第一動作体及び第二
    動作体の基部を、前記第一作動杆に、カム溝を介して接
    続し、更に第三動作体を動かす第三作動杆の基部を前記
    初動カム体に接続したことを特徴とするからくり時計用
    人形。
JP1991050137U 1991-06-29 1991-06-29 からくり時計用人形 Expired - Fee Related JP2534428Y2 (ja)

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JPH054086U true JPH054086U (ja) 1993-01-22
JP2534428Y2 JP2534428Y2 (ja) 1997-04-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH719984A1 (fr) * 2022-08-24 2024-02-29 Van Cleef & Arpels SA Mécanisme d'animation et pièce d'horlogerie comprenant un tel mécanisme.

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JPS603880U (ja) * 1983-06-22 1985-01-12 ジエコ−株式会社 時計等に於けるデイスプレイ駆動機構
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JP3016092U (ja) * 1994-10-12 1995-09-26 満男 江口 2ケ所開閉口付petボトル

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