JPH0540032A - 物体の縁の直線度検査装置 - Google Patents

物体の縁の直線度検査装置

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JPH0540032A
JPH0540032A JP21920191A JP21920191A JPH0540032A JP H0540032 A JPH0540032 A JP H0540032A JP 21920191 A JP21920191 A JP 21920191A JP 21920191 A JP21920191 A JP 21920191A JP H0540032 A JPH0540032 A JP H0540032A
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JP
Japan
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edge
operational amplifier
distance
points
straight line
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Pending
Application number
JP21920191A
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English (en)
Inventor
Mamoru Muraishi
守 村石
Kazuo Ishida
和雄 石田
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0540032A publication Critical patent/JPH0540032A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速で送られる帯状体の曲がりを、連続的に
検査できる装置。 【構成】 物体の縁に沿った、基準とする直線上の3点
で、物体の縁からこの直線までの距離をそれぞれ測定す
る距離測定手段、3点のうち外側の2点で縁から基準直
線までの距離の差を算出する演算増幅器、この差を、外
側2点間の距離に対する、一方の点から中間点までの距
離の比で、比例配分した値を算出する演算増幅器、比例
配分した値と物体の縁から一方の点までの距離の測定値
との和を算出する演算増幅器、及びこの和と縁から中間
点までの距離の差を算出する演算増幅器から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物体の縁の直線度検査装
置、特にオンラインで連続的に、全長にわたる蛇行量等
を測定できる物体の縁の直線度検査装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】帯状、柱状、棒状等の直線状に加工され
た物体の縁の直線度の測定は、加工品の幅の変動や蛇行
の度合を評価する上で重要である。直線状に加工された
物体の縁に沿った基準直線上の3点で、この直線から縁
までの距離をそれぞれ測定し、外側の2点を結ぶ直線か
ら中間の点までの距離を算出して、この3点に対応する
区域での物体の縁の曲がりとする直線度検査方法が、特
開昭59−65710号、特開平2−36307号等に
より知られている。
【0003】特開昭59−65710号では、基準直線
上の外側の2点A,Bから物体の中心線までの距離f
(x3) ,f(x1) を測定し、それらの差f(x3) −f(x1) を
算出し、2点A,B間の距離L1に対する、一方の点Aか
ら中間点Cまでの距離L2の比L2/L1 で、この差f(x3)
−f(x1) を配分した値 L2/L1〔f(x3) −f(x1) 〕を算
出し、この値と中心線から点Aまでの距離の測定値f
(x1) との和を算出し、この和と中心線から中間点Cま
での距離の測定値f(x2) との差を算出して、3点A,
B,Cに対応する区域での物体の長手方向の曲がりとし
ている。
【0004】特開平2−36307号では、帯状体の片
側端部から基準直線までの距離を、基準直線上の3点で
測定して、同様の計算により帯状体の長手方向の曲がり
を求めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭59−
65710号では、物体の中心線から基準直線上の3点
A,B,Cまでの距離f(x1) ,f(x2) ,f(x3) の測定値
を測定する装置と、各測定値から帯状体の長手方向の曲
がりを算出する数学的方法が示されているだけである。
特開平2−36307号でも、帯状体の片側端部から基
準直線までの距離を基準直線上の3点で測定する装置
と、曲がりの算出方法が示されているだけである。物体
の中心線または片側端部から基準直線までの距離の測定
値から曲がりを計算するには、計算器、例えば卓上計算
器を、用いるとしても、測定値を人手で入力しなければ
ならないので、手間と時間を要し、高速で送られる帯状
体の曲がりを連続的に検査することは困難である。
【0006】本発明の目的は、高速で送られる帯状体の
曲がりを連続的に検査できる装置を実現することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、高速で送ら
れる帯状体(以下では単に物体と言う)の曲がりを連続
的に検査できる装置を実現するため、物体の縁に沿っ
た、基準とする直線上の3点で、物体の縁からこの直線
までの距離をそれぞれ測定する距離測定手段と、基準直
線上の3点のうち外側の2点で縁から基準直線までの距
離の、差を算出する第一の演算増幅器と、この距離の差
を、外側の2点間の距離に対する、一方の点から中間の
点までの距離の比で、比例配分した値(例えば、中間の
点が外側の2点から等距離にあれば、1/2)を算出す
る第二の演算増幅器と、この比例配分した値と物体の縁
から一方の点までの距離の測定値との、和を算出する第
三の演算増幅器と、この和と、縁から中間の点までの距
離の測定値との、差を算出する第四の演算増幅器から成
る装置を構成した。
【0010】
【作用】本発明の装置によると、物体の縁に沿った、基
準とする直線上の3点で、物体の縁からこの基準直線ま
での距離を、それぞれ距離測定手段により測定し、基準
直線上の3点のうち外側の2点での縁から基準直線まで
の距離の差を第一の演算増幅器で算出し、第一の演算増
幅器で算出した差を、外側の2点間の距離に対する、一
方の点から中間の点までの距離の比で、比例配分した値
(例えば、中間の点が外側の2点から等距離にあれば、
1/2)を、第二の演算増幅器で算出し、この比例配分
した値と物体の縁から上記一方の点までの距離の測定値
との和を、第三の演算増幅器で算出し、この和と、中間
の点での縁から基準直線までの距離の測定値との差を、
第四の演算増幅器で算出するので、その結果、基準直線
上の3点のうち外側の2点に対応する物体上の2点(物
体の縁から外側の2点までの距離の測定がなされる点)
を結ぶ直線からの、基準直線上の中間点に対応する位置
での物体の縁のずれが算出されるから、基準直線上の3
点に対応する区間での、物体の曲がりが求められる。
【0011】以下に実施例を示し、本発明のさらに具体
的な説明とする。図1に、本発明による直線度検査装置
の距離測定手段の部分を示す。被測定物体1の一方の縁
2に沿って等間隔に距離センサー3A,3B,3Cが設
けられ、それぞれセンサー支持棒4A,4B,4Cに固
定されている。センサー支持棒4A,4B,4Cの他端
は連結棒5に固定され、これにより距離センサー3A,
3B,3Cの相対的な位置が確定される。距離センサー
3A,3B,3Cの基部を通る直線Lを基準直線とす
る。センサー支持棒4A,4B,4Cはセンサー保持具
6A,6B,6Cで摺動可能に固定され、被測定物体1
の幅方向に、距離センサー3A,3B,3Cの位置を調
整することができるようになっている。図1の直線Z−
Zに沿った距離測定手段3Cの断面を示す。距離センサ
ー3Cは、それぞれ上下二つの部分に分かれ、下部は平
行光光源、上部は光量の測定器で、光量変化により物体
1の縁2と、センサー基部を通る基準直線L(図2では
断面)との距離Xに応じた信号が出力される。4Cはセ
ンサー支持棒、5は連結棒、6Cはセンサー保持具であ
る。図3に本発明の装置による直線度検査の原理を示
す。点A,B,Cは基準直線L上の3点を示し、a,
b,cはそれぞれ、物体1の縁2と、点A,B,Cを通
って基準直線に垂直な平面との交点を示す。線分aA,
bB,cCの長さはそれぞれ、点A,B,Cでの物体1
の縁2から基準直線Lまでの距離であり、Xa ,Xb ,
Xc とする。線分cCと線分abの交点をdとし、線分
cdの長さをXm 、線分dCの長さ、すなわち点dから
基準直線Lまでの距離をXd とすると、 Xm =Xc −
Xdであるが、Xa ,Xb ,Xd の間には、AC,AB
でそれぞれ線分AC,ABの長さを表すと、式 Xd =Xa +(Xb −Xa )・AC/AB が成り立つから、AC/AB=pとすると、Xm は次の
式で表される。 Xm =Xc −〔Xa +(Xb −Xa )p〕 または、Xa >Xb の場合 Xm =Xc −〔Xb +(Xa −Xb )(1−p)〕 本発明の装置ではXa ,Xb ,Xc の測定値とPの値か
らXm を求める。Xmは物体の縁上の2点a,bを結ぶ
直線abからの中間の点cのずれの量であり、a,bの
間での物体の縁の曲がりを表す。図4に本発明の装置の
曲がり量演算手段の部分を示す。図4で、距離センサー
3A,3B,3C(図3参照)の出力は、それぞれ対応
する演算増幅器41,42,43に接続され、演算増幅
器41,42の出力はそれぞれ演算増幅器44の入力側
に接続されている。演算増幅器44の出力は、演算増幅
器45,46の入力側に接続され、それらの出力は演算
増幅器47に接続されている。センサー3Cが接続され
た演算増幅器43の出力は、演算増幅器48の入力側に
接続され、演算増幅器48の第二の入力端子には演算増
幅器41の出力が接続されている。演算増幅器48の出
力は、演算増幅器45,46の出力とともに、演算増幅
器47に接続されている。各演算増幅器の細部は、図5
により、後に説明する。図4の構成により、以下のよう
な演算が行われる。距離センサー3A,3B,3Cは、
Xa ,Xb ,Xc に応じた信号を出力する。センサー3
Aが接続された演算増幅器41は、距離Xa に対応する
信号Ya を、センサー3Bが接続された演算増幅器42
は、距離Xb に対応する信号−Yb を、それぞれ出力す
る。Yaおよび−Yb の値は演算増幅器44に入力さ
れ、Yb −Ya の値(符号を含む)が演算増幅器44か
ら出力される。演算増幅器45で(Yb −Ya )Pが、
演算増幅器46で(Ya −Yb )pが算出され、Xa ,
Xb の大小関係により、いずれかが正の値(それぞれの
絶対値に相当)として出力される。センサー3Cが接続
された演算増幅器43からは、第二の入力端子からの入
力がなければ、距離Xc に対応する信号Yc が出力され
るが、第二の入力端子から演算増幅器41の出力Ya が
入力されるので、Yc −Ya(符号を含む)が出力さ
れ、演算増幅器48に入力される。演算増幅器48で
は、Yc −Ya が符号を反転され、Ya −Yc が出力さ
れる。演算増幅器47では、演算増幅器45,46より
入力される(Yb −Ya )pまたは(Ya −Yb )pの
絶対値、および演算増幅器48より入力されるYc −Y
a に基づき、 −[(Ya −Yc )+(Yb −Ya )p] =Yc −[ Ya +(Yb −Ya )p] =Yc −[ Yb +(Ya −Yb )(1−p)] が算出される。Y=Yc −[ Ya +(Yb −Ya )p]
は、Ya ,Yb ,Yc がそれぞれXa ,Xb ,Xc に対
応(比例)しているので、Yから Xm =Xc −[ Xa +(Xb −Xa )P] の値が求められる。AC=CBとすればP=1/2であ
り、この場合には演算増幅器45,46の増幅率を1/
2とすることにより、Xm =Xc −[ Xa +(Xb −X
a )/2]の値が求められる。距離センサー3A,3
B,3Cの出力は、通常、+1〜5Vである。図4の各
演算増幅器の細部を図5に示す。図5Aは演算増幅器4
1、図5Bは演算増幅器42、図5Cは演算増幅器4
4、図5Dは演算増幅器45、図5Eは演算増幅器4
6、図5Fは演算増幅器47、図5Gは演算増幅器4
3、図5Hは演算増幅器48の回路構成を示す。各演算
増幅器は、抵抗51、可変抵抗52、増幅器53、整流
器54が図示の通り接続されて、構成されている。演算
増幅器41は、図5Aに示す通り、演算増幅器411と
インバータ412から成る。演算増幅器43も、図5G
に示す通り、演算増幅器431とインバータ432から
成るが、インバータ432は第二の入力端子を有する。
演算増幅器45は、図5Dに示す通り、負の信号のみを
出力する演算増幅器451とインバータ452から成
る。演算増幅器46は、図5Eに示す通り、絶対値のみ
を出力する演算増幅器である。演算増幅器44,47,
48はインバータである。各演算増幅器の動作の概略を
以下に説明する。演算増幅器41は、入力信号を演算増
幅器411で増幅率0.9〜1.1に増幅するとともに
符号を反転し、インバータ412で符号を再び反転す
る。従って、距離センサー3Aの出力に対応した信号Y
a が出力される。演算増幅器43も同様であるが、イン
バータ432は第二の入力信号を混合して反転する。そ
の結果、第二の入力信号と第一の入力信号、距離センサ
ー3Cの出力に対応した信号Yc が出力される。の差が
出力される。演算増幅器42は、入力信号を増幅率0.
9〜1.1に増幅するとともに符号を反転する。従っ
て、距離センサー3Bの出力に対応した信号−Yb が出
力される。演算増幅器44はインバータで、二つの入力
信号を混合して符号を反転する。従って、演算増幅器4
1の出力信号Ya と、演算増幅器42の出力信号−Yb
の和(Ya −Yb )の符号を反転して、Yb −Ya に対
応する信号が出力される。演算増幅器45は、入力に対
し演算増幅器451から負の信号のみが出力され、これ
をインバータ452で反転して、正の信号のみを出力す
る。演算増幅器46は入力に対し絶対値のみを出力す
る。演算増幅器48は反転する。演算増幅器47はイン
バータで、二つの入力信号を混合して反転する。
【00 】
【発明の効果】本発明の装置によれば、測定器の出力か
ら演算増幅器により曲がりを直接求めることができ、人
手による計算を必要としないので、高速で送られる帯状
体の曲がりを連続的に検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による直線度の検査装置の一実
施例における、距離測定手段を示す平面図である。
【図2】図2は、本発明による直線度の検査装置の一実
施例における、距離測定手段の断面図である。
【図3】図3は、本発明による直線度の検査装置の原理
図である。
【図4】図4は、本発明による直線度の検査装置の一実
施例における、曲がり量演算手段の構成を示す説明図で
ある。
【図5】図5は、本発明による直線度の検査装置の一実
施例において用いた演算増幅器の、細部を示す略図であ
る。
【符号の説明】
1 被測定物体 2 縁 3A,3B,3C 距離センサー 4A,4B,4C センサー支持棒 5 連結棒 6A,6B,6C センサー保持具 41,42,43,44 演算増幅器 45,46,47,48 演算増幅器 411 演算増幅器 412 インバータ 431 演算増幅器 432 インバータ 451 演算増幅器 452 インバータ 51 抵抗 52 可変抵抗 53 増幅器 54 整流器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状に加工された物体の縁の直線度
    を検査する装置において、 前記物体の縁に沿った、基準とする直線上の3点で、前
    記縁から前記直線までの距離をそれぞれ測定する距離測
    定手段と、 前記基準直線上の3点のうち外側の2点での、前記縁か
    ら前記直線までの距離の差を算出する第一の演算増幅器
    と、 前記2点間の距離に対する、前記2点の一方から前記3
    点のうち中間の点までの距離の比で、前記距離の差を比
    例配分した値を算出する第二の演算増幅器と、前記比例
    配分した値と、前記一方の点での前記縁から前記直線ま
    での距離の測定値との、和を算出する第三の演算増幅器
    と、 前記和と、前記中間の点での前記縁から前記直線までの
    距離の測定値との、差を算出する第四の演算増幅器から
    成ることを特徴とする、物体の縁の直線度検査装置。
  2. 【請求項2】 前記中間の点が、前記外側の2点の中央
    に位置し、前記第二の演算増幅器が、前記外側の2点で
    の前記縁から前記直線までの距離の差の二分の一を算出
    する、請求項1の物体の縁の直線度検査装置。
JP21920191A 1991-08-05 1991-08-05 物体の縁の直線度検査装置 Pending JPH0540032A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6428089B1 (en) 2000-10-17 2002-08-06 Nishikawa Kasei Co., Ltd. Mount for assist grip
JP2008096294A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Jfe Steel Kk 曲がり形状測定方法および装置
JP2010197350A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Nagase Integrex Co Ltd センサホルダ及びセンサ支持装置

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US6428089B1 (en) 2000-10-17 2002-08-06 Nishikawa Kasei Co., Ltd. Mount for assist grip
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