JPH09126705A - ロールラインのロール平行度測定装置 - Google Patents

ロールラインのロール平行度測定装置

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JPH09126705A
JPH09126705A JP28411295A JP28411295A JPH09126705A JP H09126705 A JPH09126705 A JP H09126705A JP 28411295 A JP28411295 A JP 28411295A JP 28411295 A JP28411295 A JP 28411295A JP H09126705 A JPH09126705 A JP H09126705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
block
barrel part
range finder
distance
Prior art date
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Pending
Application number
JP28411295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Kimura
保信 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH09126705A publication Critical patent/JPH09126705A/ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロールラインのロール平行度測定装置を提供
する。 【解決手段】 隣合うロール1,1間の距離を測定する
非接触式距離計11を鈍角を有するVブロック12に取り付
けて、このVブロック12をバンド14によってロール胴部
1aに着脱自在に固定して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロールラインのロ
ール平行度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、帯状物を搬送するプロセスライン
は、複数のロールをタンデムに配置したロールラインに
よって構成されるのであるが、そのロールラインのロー
ル平行度は製品通板に重要な機械精度の一つであり、平
行度が悪いと帯状物が蛇行するなどして製品を損傷する
という問題が生じる。
【0003】このロールラインのロール平行度を測定す
る手段としては、図3(a) ,(b) に示すように、隣合う
ロール1,1の胴部1a,1aの両端で間隔L0 とされ
る2点A,Bにおいて、その最短距離を例えばインサイ
ドマイクロメータ2で測定して、それぞれLA ,LB
する。そして、その両者の距離差によるロール平行度Δ
Lを下記式(1) で求める。
【0004】 ΔL=|LA −LB |/L0 ………………(1) そして、このロール平行度ΔLの値を例えば5/100 mm以
内になるように調整するのが一般的である。また、別の
手段として、廻し振り法と称する直角度検査方法(例え
ば特開平7−103705号公報参照)もある。この方法は、
図4に示すように、ライン中心線Cに沿って平行にピア
ノ線3を張り、ロール1の端部にアーム4を取り付け、
アーム4先端にマイクロメータ等の距離測定器5を設け
て、2点D,Eにおけるピアノ線3との距離を測定して
それらの距離寸法差からロール1間の平行度を測定する
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来法にはいずれも欠点がある。すなわち、前者のイ
ンサイドマイクロメータ2を用いる場合は、インサイド
マイクロメータ2をロール胴部1aへ接触させる際には
人手によるため、インサイドマイクロメータ2が傾斜し
たりして測定誤差を生じる。また、インサイドマイクロ
メータ2とロール胴部1aの接触程度は人間の勘に頼る
ところが大きいため、熟練者でないと測定のばらつきが
大きい。
【0006】また後者の廻し振り法の場合は、ロール1
の側部にピアノ線3を張るとか、ロール1の端部にアー
ム4を取り付ける必要があるから、その測定に膨大な時
間を要する。また、設備構成が狭い場所等では測定する
ことが困難になるなどの問題がある。本発明は、上記の
ような従来技術の有する課題を解決したロールラインの
ロール平行度測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、タンデムに配
置された複数のロールを用いて帯状物を搬送するロール
ラインのロール平行度を測定する装置において、隣合う
ロール間の距離を測定する非接触式距離計と、この非接
触式距離計を取り付ける鈍角を有するVブロックと、こ
のVブロックをロール胴部に着脱自在に固定するバンド
とからなることを特徴とするロールラインのロール平行
度測定装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例につい
て、図面を参照して詳しく説明する。図1は本発明の実
施例を示す側面図であり、図2はその平面図である。こ
れらの図において、11は例えばレーザビーム式のような
非接触距離計である。12はVブロックで、そのロール胴
部1aと接触する面12aは170 〜150 °の鈍角を設けて
いる。13はVブロック12に非接触距離計11を取り付ける
金具、14はVブロック12をロール胴部1aに着脱自在に
固定するバンドである。15はアンプで、非接触距離計11
で検出された距離信号を回線16を介して入力する。17は
表示計である。
【0009】そこで、非接触距離計11を金具13を介して
Vブロック12にその測定部が直角になるように取り付
け、かつ、Vブロック12に設けられた鈍角の面12aがロ
ール胴部1aの軸方向に平行になるように取り付けて、
バンド14でロール胴部1aに緊縛する。そして、まず、
非接触距離計11をロール胴部1aの端部の点Aに固定し
て、ロール1を回転させて非接触距離計11をロール胴部
1aの円周方向のFの位置からGの位置に移動させて、
隣合うロール胴部1aとの間の距離を測定し、その測定
信号をアンプ15を介して表示計17に表示させ、その最短
距離を求めてLA とする。
【0010】つぎに、非接触距離計11をロール胴部1a
の点Aから距離L0 だけ離れたもう一方の端部の点Bに
移動・固定して、同様にして隣合うロール胴部1aとの
間の距離を測定し、その最短距離を求めてLB とする。
そして、前出(1) 式を用いてロール平行度ΔLを求める
ことにより、その平行度の大きさを判定することができ
る。
【0011】
【実施例】測定範囲が200 〜400 mmのレーザビーム式の
非接触距離計11を取り付けた本発明装置を用いて、ロー
ル径が350 mmφでロールピッチが350 mmとされる20本か
らなるロールラインのロール平行度を測定した。その結
果、測定に要した時間は従来に比べて1/2以下であ
り、また測定誤差は皆無であった。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隣合うロール間の距離を測定する非接触式距離計とこの
非接触式距離計を取り付けるVブロックとこのVブロッ
クをロール胴部に着脱自在に固定するバンドとで構成す
るようにしたので、スキルを要することなく簡易に取り
付けることができ、また、測定に要する時間を大幅に短
縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】従来例を示す(a) 平面図、(b) 側面図である。
【図4】他の従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ロール 1a ロール胴部 11 非接触距離計 12 Vブロック 12a 接触する面 13 金具 14 バンド 15 アンプ 16 回線 17 表示計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンデムに配置された複数のロールを用
    いて帯状物を搬送するロールラインのロール平行度を測
    定する装置において、 隣合うロール間の距離を測定する非接触式距離計と、こ
    の非接触式距離計を取り付ける鈍角を有するVブロック
    と、このVブロックをロール胴部に着脱自在に固定する
    バンドとからなることを特徴とするロールラインのロー
    ル平行度測定装置。
JP28411295A 1995-10-31 1995-10-31 ロールラインのロール平行度測定装置 Pending JPH09126705A (ja)

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