JPH0539119A - 垂直に作動する搬送切換装置 - Google Patents

垂直に作動する搬送切換装置

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JPH0539119A
JPH0539119A JP3286650A JP28665091A JPH0539119A JP H0539119 A JPH0539119 A JP H0539119A JP 3286650 A JP3286650 A JP 3286650A JP 28665091 A JP28665091 A JP 28665091A JP H0539119 A JPH0539119 A JP H0539119A
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gate
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/84Star-shaped wheels or devices having endless travelling belts or chains, the wheels or devices being equipped with article-engaging elements
    • B65G47/841Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements
    • B65G47/844Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements the article-engaging elements being pushers transversally movable on the supporting surface, e.g. pusher-shoes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2207/00Indexing codes relating to constructional details, configuration and additional features of a handling device, e.g. Conveyors
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直に作動する搬送切換装置を有する高速度
の搬送が可能なコンベアを提供することを目的としてい
る。 【構成】 垂下するピンを備えたパレットや同様のもの
のための切換機構が、後退した不作動位置と起立したピ
ン係合用位置との間の垂直運動のために装着されたピン
係合のための切換用板を有し、ピン係合位置において、
ピンすなわちパレットをそれが移動してきた通路から切
り換えさせるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、物品を搬送するため
のローラやスラットからなるエンドレスの駆動表面を有
するコンベヤに関し、さらに詳しくは、物品の移送方向
を制御するために垂下する案内ピンを有する物品切換用
シューやその類似物を備えたようなコンベヤ装置に関す
るものである。シューは物品の搬送路を切り換え、物品
をコンベヤの両側に延びる別の搬送路に従わせるもので
ある。この発明は、特に、切換用シューをその作動位置
と後退位置との間で垂直に動かすための手段を目指して
いる。
【0002】
【従来の技術】倉庫、港や多くの他の施設において、複
合コンベヤシステムが、トラックの荷積み用ドックのよ
うな選別された蓄積場所に物品を貯蔵しまたは供給する
ために、大量の物品の移動用として利用されている。こ
れらのシステムは、搬送されるべき大きな量の物品を取
り扱うために大きくそして複雑になっており、物品がシ
ステムに沿って移動される速度を上げる必要性も増大し
ている。
【0003】ここ数年来、システムに課された要求は、
システムによって移動される物品の速度を毎分100ま
たは200フィート(31または62メートル)から毎
分500フィート(155メートル)またはそれ以上に
まで上げることを必要としている。この操作速度の増大
は、このような状態下での効率的な操作のできる搬送切
換装置の必要な設計に多数の課題と非常な複雑さとをも
たらしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】切換装置ガ作動位置と
後退位置との間を移動する時間間隔は非常に減少されな
ければならない。かくして、切換装置が後退位置と作動
位置の間を移動しなければならない時間間隔は数ミリセ
カンド(ミリ秒)まで減少している。さらに、切換部材
は、増大した切換用シューとパレット運動の速度により
一層大きな衝撃荷重を顕著に吸収できなければならな
い。このことは、個々のパレットによって支持される荷
重が増大するという場合には、そのことによって一層複
雑化されるものである。これが衝撃吸収の問題をより複
雑化している。また、切換機構は切換のために選別され
たパレットのみを効果的に切換える手段として信頼性が
あることも重要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の切換装置は、
コンベヤの軌道に沿う切換用シューの移動方向に対して
角度をつけて位置づけられているプレート状ゲートを利
用するものである。ゲートは、切換用シューとそれから
垂下するピンの移動通路から横側に延びるアームの一端
のところにある。このゲートはその両端間で枢動的に支
持されている。ゲートのある端と反対側のアーム端は、
ソレノイドのアマチュアに固定され、エネルギが加えら
れた時に、パレットの移動通路に対して実質的に垂直な
パレット切換位置にゲートを設立するように上方に枢動
される。ソレノイドのエネルギが消滅するときには、ス
プリングがゲートを後退させる。この配列の結果とし
て、ゲートの運動は、約1インチ(2.54cm)に限
定され、両方の場合に実質的に垂直であり、殆ど瞬時に
行われ得る。
【0006】
【実施例】特に図1を参照するに、切換装置10は、一
対の支持用サイドレール11および11aを有するある
長さのコンベヤとして示されている。サイドレールに支
持されているのは、鎖でその両端を連結した、複数の、
近接した間隔をおいて横方向に延びている、物品支持用
スラットまたはチューブ13からなる物品搬送面12で
ある。鎖は、フレーム部材であるサイドレール11およ
び11aの内側の適当な軌道を移動する。このチューブ
やスラットの使用がこの発明の部分ということではな
く、また、鎖がフレーム部材であるサイドレール11お
よび11a内でそれによって支持され、その鎖に対して
スラットなどがその両端で相互連結されていることは、
いずれも従来の技術である。
【0007】それゆえ、この構造の詳細は例示されず、
これらは1988年4月19ゲラルドA.ブロワー外に
発行された、米国特許第4738347号の第2図のよ
うな開示から、容易に理解することができるだろう。こ
のシューはスラット13の長さ方向に滑動可能である。
シューの特定の構造はこの発明の特徴でない。
【0008】サイドフレーム部材であるサイドレール1
1に近接して、シューの案内路15が設けられ、その内
縁部はガイドアングルによって画定されている。ガイド
アングル16は、シューがスラットとともにコンベヤの
長さ方向に移動するときに、コンベヤ面の側部に近接す
るシューの整列を維持し、シューが横断ガイドレール1
8にそって移行するために解放されることのできるゲー
ト17が設けられているコンベヤの点を除いては、それ
らが横側に移動するのを制限している。
【0009】スラットがコンベヤの長さ方向に移動され
るときに、ガイドレール18は切換えられたシューの一
つをコンベヤの幅を横切って斜めに移行するように強制
し、それによって、スラット13によって形成されてい
るコンベヤ面に搬送されている物品を妨害し、シュー案
内路15(図11)のコンベヤの反対側へそれを強制す
る。このような目的でゲート17および横断ガイドレー
ル18を使用することは、従来技術である。しかしなが
ら、ガイドレール18に対してシューを解放するゲート
17の構造は新しいこの発明の構成である。
【0010】スラット13は、コンベヤ面を形成するた
めに種々の形状および寸法とすることができるけれど
も、使用できる一つの形は、実際上中空のチューブであ
る(図12参照)。スラットには、搬送されるべき物品
とシューの両方を支持するための広い平らな表面が設け
られている。このような断面形のスラットを使用する際
には、シユー14は、コンベヤ面の横断方向に物品を移
動するためのプッシャーとして作用し、1個のスラット
を取り囲むジャケット部分を有し、横断方向に移動を行
うためにその長さ方向に滑動可能である。
【0011】切換用ジャケット27は、その上部がガイ
ドローラ24に装着されたピン23を中心に垂下する部
分を有している。ジャケットは、物品Aに席を与え、そ
れをコンベヤを横方向に横切るように押すための、物品
接触用側壁を提供するために、ほぼ截頭ピラミッド形の
高くなった物品係合部すなわちプッシャー28を有して
いる(図11および12参照)。
【0012】シュー14がコンベヤから物品を実際に押
し出すように使用されない場合には、それらは、ガイド
アングル16(図2参照)に着席しているガイドローラ
24でシュー案内路15を継続的に移動する。ガイドア
ングルはコンベヤの一側部に近接してその長さ方向に延
び、それと隣接するフレーム部材であるサイドレール1
1との間にシユー案内路15を形成している。
【0013】シュー案内路15は、切換ブラケット30
を有する切換用ゲートが設けられているコンベヤのある
点(または複数の点)以外では、シューがコンベヤの横
断方向に移動することを防止している。設けられる切換
用ゲート17の数は、搬送物品がコンベヤから放出され
るべきであるコンベヤの場所の数である。しかしなが
ら、この発明の開示のためには、切換用ゲート17は全
て同じであるので、シュー切換用ゲート17の一つにつ
いての説明だけで十分であろう。
【0014】図3,8及び9を参照するに、そこでは切
換用ゲート17が切換ブラケット30の頭部自体であ
り、切換ブラケット30は、その両端の中間部で切換部
ハウジング32にブラケットを支持するピン31によっ
て枢動的に支持されている。切換部ハウジングは、コン
ベヤのフレームの外面に装着され、ボルト34によって
固着されている外側プレート33を有している(図3お
よび4)。切換部ハウジングは、内方に延び、その内端
に近接する側部に、シューの垂下ピン23のためのシュ
ー案内路15と整列しているこのハウジングの通路を形
成する整列した開口35および36を有している。
【0015】切換ブラケット30はゲート17から外方
に延び、その外端は電磁コイル37のアマチュアに連結
されている。コイルが不作動の場合には、ブラケット3
0の外端は、シューが開口35と36間に延びるピンの
通路(図4)を通るときに、シュー20から垂下するピ
ン21の下端の下方にゲートの下降即ち後退が行われる
ようにスプリング38によって持ち上げられている。シ
ュー案内路15から1個以上のシューが切換えられると
きには、コイル37は作動し、コイルのアマチュアを後
退させ、ピン21の通路にゲート17を持ち上げる。
【0016】かくして、切換えられるシューの数は、続
いて説明される手段によって、通過しようとする特定物
品をゲート17により切換えることの必要な予定数に従
って、制御される。物品の長さは、物品を切換えるため
にシュー案内路15から解放されなければならないシュ
ーの数を決定するものである。切換えられつつあるグル
ープの最後のシューのピンが切換ブラケット30の下流
端を越えるやいなや、コイル37は不作動とされ、ゲー
ト17を後退するようにスプリング38を許容する。シ
ユーのピンの下部のみがゲートに接触し、ガイドローラ
24は持ち上げられた切換ブラケットの頂部を通過する
ように配置されることが図7から観察されるだろう。
【0017】切換ブラケット30は、作動位置に持ち上
げられたときに、シューによってそれに加えられる横方
向のスラストに対して支持されている。ピンが切換ブラ
ケットの面と衝突するときには、シュー14はまだ切換
えられる物品と接触状態にないけれども、毎分500フ
ィート(155メートル)またはそれ以上で移動してい
る個々のシューの質量は、それ自体で、切換ブラケット
に対して実質的な衝撃力を発生するのに十分である。
【0018】さらに、切換えられるべき物品は、いかな
るシューの入る隣接する側部のコンベヤへも直ちに移行
するために切り換えられなければならず、ブラケット3
0に伝達される衝撃荷重は、シューと物品との間の突発
的接触によってより大きくなるものである。このような
衝撃荷重は装置の破損を生じることなく吸収されなけれ
ばならない。
【0019】切換ブラケット30の頭部が、持ち上げら
れた位置すなわち作動位置にある時に、その両端で支持
されているのはこのためである(図6および7参照)。
このことは持ち上げられた切換ブラケットの両端を凹部
39と40に入れ子式にすることによって達成される。
切換ブラケット30の頭部30aの両端を支持すること
によって、切換ブラケットおよびブラケットの残りの構
造の両方とそれを支持する構成は小さくすることができ
る。このことが、順に、重量や慣性を減らし、反応時間
を短縮する。さらに、切換ブラケットとその支持ピン3
1の捩れ応力が取り除かれ、それによって、摩耗や故障
の大きな原因が除去される。
【0020】切換装置の頭部すなわちゲート17の全垂
直運動は、実際に、非常に短い距離に及ぶだけである。
この距離はほぼ僅か1インチ(2.54cm)である。
このことは、ゲートが垂直に動くことを事実として可能
とする。このことは、ゲートがその2つの位置を動くた
めに必要な時間を顕著に短縮しする重要な理由であり、
ゲートの反応時間がシステムを通る物品の移動速度の増
大に適応できるべく短縮され得るという事実に対する顕
著な貢献要因である。
【0021】切換ブラケット30を去る際のシューの横
方向への案内は、偏向部材50(図1および3)によっ
て引き継がれる。図示されているように、偏向部材は、
好ましくは、鋳造物または鋳造体であり、切換用壁51
はヘッド30aと平行な角度で延び、事実上切換用ゲー
ト17の延長部であり、シューの案内ローラ24に係合
するように垂直に位置している。切換用壁51は横断案
内レール18(図1)やシュー案内路15の高さと同じ
高さであり、それら両方ともピン21の上部の案内ロー
ラ24と係合するように位置づけられている。
【0022】偏向部材は、ブロック部材52に強固に連
結されまたは支持されている一体かまたは別体のもので
ある。その上面は、ゲート17によって切換えられない
ピン23が、ガイドローラを偏向部材50の外面53に
接触させてその上方を通過することができる。かくし
て、壁54の頂部は切換用ピン23の端の下方に凹まさ
れている。切換用壁51の始めの部分には、シューの案
内ローラ24が切換用壁51と積極的に接触する位置に
達するまでシューの横方向への移動を確実にするため
に、短い距離だけピン接触用突起または棚部55が設け
られている。棚部の広さは、ピンの半径に比較してホィ
ールの半径の広さの差を補償するのに必要なものであ
る。
【0023】偏向部材は、シューが切換えられるとき
に、繰り返される衝撃に抵抗することのできる必要性が
あるばかりでなく、重い材料から作らないことが必要で
ある。また、過剰な騒音の除去は重要な要因である。こ
れらの要求を満たすために、偏向部材およびブロック部
材は、コネチカット州、ノウガタック、ユニロイヤル株
式会社のユニーロイヤル化学部門のユニロイヤル アデ
ィプレンス(UNIROYAL ADIPRENCE)
(登録商標)ウレタンラバーー70Dデュロメーターで
単体または一体の要素として鋳造されるものである。均
一な壁の厚さを維持し、重量とコストを減少させるため
に、装置には垂直方向にそれを通って広がる空所56と
57とが設けられている。
【0024】この発明の操作を開始し、制御するには数
種類の方法がある。その一つとしては、例えば、スープ
の缶詰のケースとしてパレットや物品の識別がそれをあ
るゲートでで切換えるための指示が入力されたコンピュ
ータを提供することである。コンピュータ70は、この
情報を加工し、いつ切換用頭部を立てるか、貯蔵溝から
解放されるべきシューの数を含む、エレクトリック・ア
イを作動するための適当な指示を提供する。この情報は
増幅器を介し、エレクトリック・アイに伝達され、ソレ
ノイド37の制御部に達する。
【0025】このことをなすには、コンピータは、可能
な手段によって、コンベヤに沿うパレットや物品の位置
の軌道を維持し、パレットや物品が選別ゲートに近付い
た時には、光学的エレクトリック・アイ60(図3およ
び10)が作動し、同時に、ゲート17の制御部には、
切換を行うにはいくつのシューが必要かを知らせるもの
である。
【0026】ピン21やガイドローラがエレクトリック
・アイの光線を妨害する時には、このことは、直ちに電
磁コイル37を作動し、ゲート17を枢動して起立し、
切換位置とする(図8)。コンピュータによって提供さ
れた情報は、切換のために計算されたシューの正しい数
が切換部を通過するまで、ゲートが起立位置に留どまる
ことを要求するだろう。
【0027】同じ結果を達成する他の方法は、品目や物
品自体あるいはそのパッケージのためのパレットを提供
し、あるいは、切換位置の識別および必要なシューの数
を含んでいる目視または電磁的に読み取り可能なコード
を付けたコンテナを提供することである。このことは、
パレットや物品が指定された切換位置に近付いた時、コ
ンベヤに沿った手段によって電気的に読み取り、光学的
エレクトリック・アイに、最初のガイドローラかまたは
ピンがそれを通ったときには、切換装置を作動するよう
に警告する。
【0028】切換用ゲートで切換を生じさせる物品の識
別を提供することができるのは、前述した2個のシステ
ムである。ゲートにおいて物品の識別を提供する提供す
るこれらの両方の手段はよく知られ、倉庫施設の分野で
よく使用されている。この発明は、この情報でなにをな
すかを扱っている。
【0029】この型の先行システムにおいては、切換装
置がパレットピンを遮るための位置へアームを水平に揺
動してパレットまたは物品を遮るか、または物品をコン
ベヤから掃き落とすか、駆動されているコンベアホィー
ルやローラを持ち上げるか、または、コンベヤ面から物
品を持ち上げ、それをコンベヤの側部の方向に向けるベ
ルトなどがある。
【0030】これらの型の切換装置のゲートは、コンベ
ヤの速度が毎分約200〜250フィート(61〜76
メートル)のときには十分であった。何故なら、信号の
発生と信号に対するそうち応答の間の十分な時間間隔が
許されたからである。しかしながら、コンベヤの操作速
度が2倍にされるときには、これらの装置は、余りにも
遅すぎることが分かった。さらに、コンベヤの速度が2
倍にされたばかりでなく、コンベヤの荷重密度が実質的
に増加している。後者は、物品間の時間間隔を減少させ
ている。これら2つの変化が、それらの反応時間があま
りにも多いという理由で、揺動ゲートやその類似装置を
不適当なものとしている。
【0031】このような揺動運動を使用するゲートを開
いたり、閉じたりするのに必要な時間は、物品間の間隔
の受け入れ難い増加を必要としている。ゲートが後退位
置と切換位置との間を運動しなければならない枢動距離
は、新しい高速のコンベヤにおいては大きすぎる。
【0032】これらの高速度において、ゲートは、シュ
ーや物品が切換位置にあるときに、それらの衝撃に対し
両端を支持しなければならないという事実によって問題
は複雑化している。このことは、ゲートをその切換位置
に簡単に水平に回転させることが出来ないことを意味し
ている。このようなゲートを後退可能な支持装置によっ
て支持する企ては、受け入れ難い数字にまで反応時間を
延ばすものである。
【0033】この問題は、ゲートを垂直に動かすという
この発明によって克服される。垂直運動を利用して、ゲ
ートが操作位置にあるときに、ゲートをその両端で積極
的に支持することが可能である。さらに、この支持によ
り脇にそらすバリヤーとして作用するゲートの構造を直
接提供することができ、それによって、衝撃吸収の必要
性から残りのゲートの構造の全てを軽減している。かく
して、ゲートの大きさを小さくすることができ、迅速な
作動に適合するために貢献する。
【0034】この構造のさらなる利益は、移動の全距離
を、切換ブラケットの垂直高さを、約1インチ(2.5
4cm)の距離にまで減少させることができる。このこ
とは、また、ゲート操作に要する信号の応答を完結する
ために必要な時間経過を短縮することができる。このこ
との重要性は、ゲートとシューのピンの進行との間の衝
突を避けるために、約20ミリセカンドでゲートの反応
の完了が必要なことを考慮するときに明瞭である。
【0035】また、切換用ゲートを通過する物品間の時
間間隔を短くすることの必要な理由である。この時間制
限が実質的な大きさの量の移動を不可能とし、その量が
動かなければならない距離を制限している。
【0036】切換用ゲートは、特定のゲートにおいて切
り換えられる各物品に対して立ち上げられ、後退されね
ばならないので、コンベヤによって動かされている物品
の高密度により、ゲート作動の周期は非常に高い。この
ことは、順に、実質的に熱を発生する電磁コイル37に
重荷を適用することができる。この熱を消散させるため
に、コイルには、熱消散用フィン42を有するジャケッ
ト41を設けることができる。このジャケットは、図3
に示されるように、コイルを完全に取り巻くかまたは部
分的にだけ取り巻くように設計することができる。
【0037】コンベヤはコンベヤの中央で交差する両方
向に動く横断ガイドレールを使用して、いずれか片側ま
たは両側に物品を切り換えるように備えることができる
ことを認識されるだろう。このことは、交差部を通る物
品とシューの移動を制御する必要性を包含しており、こ
の問題は、1968年1月ロウゾン外に発行された米国
特許だい3361247号を含む種々の特許に取り上げ
られている。交差部を通る物品とシューの運動の制御に
おける改良は、その出願とこの出願の両方に共通する譲
受人の別出願の主題である。しかしながら、搬送を始め
るための同じ構成的設計が、右側よりむしろコンベヤの
左側から切換えることを必要とした設計変更を除いて
は、コンベヤの両側に使用されることができる。
【0038】この発明の好適な実施例とそのいくつかの
変更例を開示してきたけれども、この発明の他の変更が
その原理から離れることなくなされることと思う。この
ような変更例はその言葉、他の表現状態に限らず、この
発明の特許請求の範囲に含まれるものとして考慮され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、明瞭化のために殆どのコンベヤスラッ
トが消去された、この発明の搬送切換装置を備えたコン
ベヤの部分平面図である。
【図2】図2はいくつかのスラットのコンベヤを横切る
初期的な動きを示す切換装置におけるコンベヤの部分平
面図である。
【図3】図3は切換用シューの拡大平面図である。
【図4】図4は切換用シューの斜視図である。
【図5】図4とは反対側から見た切換用シューの斜視図
である。
【図6】図6は切換装置のブラケットの頭部の拡大平面
図である。
【図7】図6の線VIIーVIIに沿う拡大断面図である。
【図8】起立位置すなわち作動位置にあるゲートを示
す、図3の線VIIIーVIIIに沿う拡大断面図である。
【図9】後退位置にある切換部(ゲート)を示す、図8
と同じ平面の断面図である。
【図10】切換装置操作用ソレノイドのための制御手段
の概略図である。
【図11】切換えられるべき物品と選択されたシューと
の関係の概略図である。
【図12】切換用シューが装着されている一対のスラッ
トの拡大断面図である。
【符号の説明】
10 切換装置 11,11a サイドレール(フレーム) 12 搬送面 13 スラット 14 シュー 15 案内路 16 ガイドアングル 17 切換部(ゲート) 18 横断ガイドレール 21 ピン 24 ガイドローラ 28 プッシャー 30 切換用ブラケット 31 ピン 32 ハウジング 35,36 開口 37 ソレノイド(電磁コイル) 38 弾性手段(スプリング) 50 偏向部材 56,57 空所 60 光学的エレクトリック・アイ 70 コンピータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤの長さ方向に物品搬送面を移動
    するための第1手段と、前記物品搬送面の物品の選別さ
    れた一つを横断方向に移動するための第2手段とからな
    る、前記物品搬送面を形成する相互連結された複数の物
    品支持体を有するコンベヤにおいて、前記第2手段が、 それぞれが垂下するガイドピンを有する複数の切換用シ
    ューと、前記ガイドピンと前記シューとが前記搬送面の
    一側をそれに沿って移行するとき、そのガイドピンを受
    け入れ、そのシューを案内するためのコンベヤの一側に
    沿う案内路と、前記シューを前記案内路から放出し、前
    記物品搬送面を横断方向に滑動させるための、前記シュ
    ーの選択された一つのガイドピンと係合するように、位
    置付けられている切換手段であって、コンベヤの長さ方
    向の軸線とある角度で傾斜しているガイドピン係合用表
    面を有する切換手段と、前記切換手段を起立したピン係
    合用位置とそのピンの端の下方の後退位置との間を垂直
    に運動するための、前記切換手段を支持する手段とから
    なることを特徴とするコンベヤ。
  2. 【請求項2】 物品搬送面の物品の選別された一つを横
    断方向に移動するための手段からなる、コンベヤの長さ
    方向に移動するために適用された前記物品搬送面を形成
    する相互連結された複数の物品支持体を有するコンベヤ
    において、前記手段が、 複数の切換用シューと、この切換用シューのための前記
    物品搬送面の一側に沿う案内溝と、前記物品支持体に独
    立して支持されている各シューと、前記案内溝における
    シュー放出用ゲートと、垂下するガイドピンを有するそ
    れぞれのシューとこれらのシューを前記案内溝から退出
    させ、前記搬送面の横断方向で前記物品支持体に沿って
    滑動するために、前記シューの選別された一つのガイド
    ピンに係合するように位置付けられている前記放出用ゲ
    ートにおける切換手段であって、前記案内溝の中心軸と
    角度をもって傾斜している切換用板を有する切換手段
    と、起立したピン係合位置と後退したピンの端の下方の
    位置との間を垂直に運動するための前記切換用板を支持
    する手段とからなることを特徴とするコンベヤ。
  3. 【請求項3】 ソレノイドが、起立位置において、前記
    切換用板を支持するところのアマチュアを提供している
    ことを特徴とする請求項2記載のコンベア。
  4. 【請求項4】 前記切換用板がアームの一端と一体であ
    り、前記ソレノイドが前記アームの他端に固定されてお
    り、前記アームをその両端の中間で枢動的に支持する手
    段と、そのアームを切換用板の後退位置に枢動するため
    の弾性手段とからなることを特徴とする請求項3記載の
    コンベア。
  5. 【請求項5】 後退位置と起立位置との間の前記切換用
    板の全垂直運動がほぼ1インチ(2.54cm)である
    ことを特徴とする請求項4記載のコンベア。
  6. 【請求項6】 物品搬送面の物品の選別された一つを横
    断方向に移動するための手段からなる、コンベヤの長さ
    方向に移動するために適用された前記物品搬送面を形成
    する相互連結された複数の物品支持体を有するコンベヤ
    において、前記手段がそれぞれが装着され、運ぶことの
    できる、前記物品支持体の個別の一つの長さ方向に滑動
    できる複数の切換用シューと、前記物品搬送面の一端に
    近接する案内溝と前記シューの案内溝の長さ方向より他
    方向への動きを制限する手段と、ピンとそこから下方前
    記物品支持体の下に延びるガイド手段とを有する前記各
    シューと、選別された前記シューの一つがそこを通って
    前記案内溝から解放されることのできる前記制限する手
    段におけるゲートであって、前記ピンの移動通路を遮る
    起立位置と前記ピンの下方の後退位置との間を垂直運動
    するために支持されている前記ゲートと、ビームと垂直
    な揺動運動のためにその両端の間でビームを支持する手
    段と、前記ビームの一端にあるゲートとソレノイドが作
    動されたときにゲートがシューの偏向位置に枢動される
    ような方法で他端に連結されているソレノイド手段と、
    前記ゲートを後退するための弾性手段と、前記物品の寸
    法がコンベヤの横断方向へのそれの移動を行わせるため
    に要する多数のシューを前記案内溝から放出するための
    時間間隔の間、ソレノイドがゲートを起立位置に保持す
    るために前記ソレノイドに接続したコンピータ制御回路
    を含む制御手段とからなることを特徴とするコンベア。
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