JPH06144516A - 棚荷役装置 - Google Patents

棚荷役装置

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JPH06144516A
JPH06144516A JP5157759A JP15775993A JPH06144516A JP H06144516 A JPH06144516 A JP H06144516A JP 5157759 A JP5157759 A JP 5157759A JP 15775993 A JP15775993 A JP 15775993A JP H06144516 A JPH06144516 A JP H06144516A
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Valentin Meier
ヴァレンティン・マイヤー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/07Floor-to-roof stacking devices, e.g. "stacker cranes", "retrievers"

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽い荷受手段でもガイドと高速な一体移動が
上下方向に可能であり、門型クレーンと荷受手段の走行
速度の限界がガイドによって左右されない棚荷役装置を
提供すること。 【構成】 門型クレーン脚部8のところを荷受手段14
が垂直走行するため、高架形の走行レール10に対応す
る荷受手段用の垂直移動可能なガイド15を備えてい
る。これにより、走行レール10の高架高さに対応する
高さ領域での荷役作業を可能とし、ガイド15が、高さ
領域にわたって荷受手段14と強制的に一体移動可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は棚荷役装置に関し、詳し
くは、走行レールの少なくとも1つが高架となってい
て、その垂直なクレーン脚部で走行する門型クレーンが
材料倉庫をまたがるように備えられており、この材料倉
庫が門型クレーンの走行方向の横断方向に配設されてい
ると共に、互いの間に材料搬送用の通路をあけながら走
行方向に並べられている棚から構成されており、前記ク
レーン脚部のところを荷受手段が垂直走行するため高架
走行レールに対応するクレーン脚部が対応する荷受手段
用の垂直移動可能なガイドを備えており、これにより走
行レールの高架高さに対応する高さ領域での荷役作業が
可能となる棚荷役装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カセットに長尺材やその種のものをバラ
バラに収納して保管している材料倉庫のための上述のよ
うな棚荷役装置では、門型クレーンの1つまたは両方の
走行レールが高架にされており、門型クレーンの走行方
向に対して横断する方向に配置されたステーションへ門
型クレーンの走行路を横切ることなく行き来できるよう
になっている。例えば、材料倉庫内に材料加工のための
作業者用トンネルの実現を可能にしている。この場合、
クレーン脚部を垂直方向に移動することができる荷受手
段用ガイドの利用が大変重要となる。これに関しては、
荷受手段用ガイドがガイドより重いカウンタウエイトを
備え、このカウンタウエイトによってガイドが門型クレ
ーンの水平走行時にクレーン脚部から下方に垂れ下がら
ないこと、そして走行レール支持台や材料入出庫用ロー
ラコンベヤと衝突しないことが保証されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
知の構造では、ガイドとカウンタウエイトを相互に同期
することに費用がかかるという欠点がある。さらに、ガ
イドを移動する荷受手段が一層軽くなると、特にカセッ
ト棚搬送装置の場合にガイドの計量に手間がかかること
になる。荷受手段が極めて軽くされているような条件下
では、ガイド/カウンタウエイトシステム及びこの両部
材を荷受手段に連結する手段を、下方に加速することが
難しくなる。カウンタウエイトがガイドより重いことに
より、ガイドは常に荷受手段の下側に力を作用すること
になる。荷受手段が下方に移動する場合、ガイドの下端
のストッパに接当し、それから搬送フォーク、ガイド、
カウンタウエイトのシステム全体が加速される。その
際、荷受手段が軽量であることから、このプロセスには
限界が生じる。
【0004】さらに、ガイドが上昇移動中に突然止めら
れたような場合、荷受手段に対して下方から力が作用す
ることになる。この衝撃は、荷受手段を吊り下げている
引っ張り手段の張力を大きくし、これにより安全装置が
作動する事態も起こりえる。これに対処するため、カウ
ンタウエイトとガイドとの重量差をできるかぎり小さく
すると、これらの両部材から構成されるシステムの加速
度値はガイドの上方移動に関して大変小さくなり、この
ことは現在、益々速くなってきている門型クレーンの走
行速度と調和しない。
【0005】冒頭に記したように、門型クレーンの走行
レールはますます高くなってきているので、クレーン脚
部から下方に下がっていくことが可能で安定した重量ガ
イドがでてきている。このような大重量は前述したよう
に加速性能やガイドとそのカウンタウエイトのトータル
な運動性能に関し種々の欠点を生じる。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
棚荷役装置を改良し、軽い荷受手段でもガイドと高速な
一体移動が上方向及び下方向にも可能であり、門型クレ
ーンと荷受手段の走行速度、つまり作業速度の高速の限
界がガイドによって左右されない棚荷役装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、冒記した棚荷役装置において、ガ
イドが高架高さの領域にわたって荷受手段と強制的に一
体移動可能とすることによって解決することができる。
さらに、ガイドは荷受手段のどの位置からも従来のスト
ッパ手段と切り換え手段を利用して連れ動きが可能であ
り、荷受手段がガイドの下端部に達した際、ガイドは荷
受手段と一体移動するように構成されることが好まし
い。
【0008】
【作用】このような構成により、荷受手段が高架された
門型クレーンの走行レールの下側の領域に下降する場
合、そのクレーン脚部に対するガイドの動きは荷受手段
の速度に強制的に一致させられながら、これと一体的に
移動することが可能となる。このことにより、荷受手段
の重量は問題にならなくなる。両側クレーン脚部におけ
るガイドの強制的な動きは、種々の方法で実現すること
ができる。例えば、ガイドがクレーン脚部に支持されて
駆動されるギヤによって動かされるラックを備え、この
ギヤの駆動は荷役手段の走行移動に応じて制御され、遅
くとも荷受手段がガイドの下端に達するまでには切り換
えられ、ガイドが再びクレーン脚部の領域内に入る際に
切り換えられる。
【0009】さらに、前記ガイドの垂直移動と連動して
動くカウンタウエイトによって前記ガイドの重量が平衡
化されると共に、前記カウンタウエイトは引っ張り手段
を介して前記ガイドと連結されており、前記引っ張り手
段は前記門型クレーンの架橋部に設けられた方向転換輪
を介して巻き掛けられていると共に、その端部が夫々前
記ガイドと前記カウンタウエイトにつながれていて、前
記荷受手段はその垂直移動のため前記クレーン架橋部に
設けられた駆動方向転換輪を介して巻き掛けられている
引っ張り手段につながれている棚荷役装置の場合、前記
駆動方向転換輪の軸に第2の同様な一体的に駆動される
方向転換輪が設けられており、この第2の方向転換輪を
介してもう1つの引っ張り手段が掛けられており、この
引っ張り手段の端部が前記カウンタウエイトにつながれ
ていると共に、前記カウンタウエイトが前記引っ張り手
段の所定の長さ分を収容する収容室として形成されてお
り、前記荷受手段の下降移動においてこの荷受手段が前
記ガイドの下端部に達する時に、前記引っ張り手段の所
定長さが前記収容室から取り出されるようになっている
と都合がよい。
【0010】この場合も、荷受手段の重量は問題となら
なくなり、その他の点ではカウンタウエイトは比較的大
きなものにすることができる。なぜなら、ガイドに沿っ
ての引っ張り手段の下降移動の際、他方の引っ張り手段
が、同様に駆動している第2の方向転換輪によって、カ
ウンタウエイトに形成された格納体から荷受手段がガイ
ドの下端に到達するまで引き出されるからである。その
後、他方の引っ張り手段によってカウンタウエイトが引
き上げられ、ガイドがカウンタウエイトなしとなり、自
己の重量で急速に下降する。この原理は、ガイドのため
のカウンタウエイトが荷受手段がガイドの下端に達した
瞬間に動くことに基づいている。同様に荷受手段が再び
上昇移動する際カウンタウエイトは他方の引っ張り手段
から解放されるように作用され、ガイドは実際上同じ速
度で上方に移動する。
【0011】本発明によるこの構成は、極めて簡単な解
決策を与えるものであり、基本的にはカウンタウエイト
にのみ簡単な改造を施すだけでよく、後は荷受手段のた
めの駆動方向転換輪の軸に、もう1つの方向転換輪とも
う1つの引っ張り手段を必要とするだけである。
【0012】個々の部材の構造に関して、例えば、引っ
張り手段をチェンとして構成し、荷受手段のためのチェ
ンともう1つのチェンを同じピッチとし、方向転換輪を
スプロケットとして構成することができる。その際、前
述のようにチェンが同じピッチを有している場合両方の
駆動スプロケットも同じピッチを有することになる。こ
の構成により引っ張り手段と方向転換輪との間のすべり
がなくなり、門型クレーンの高架走行レールの下側領域
における荷受手段とガイドの適当な同期運動が長期にわ
たって保証される。
【0013】さらに好ましいことは、前述したもう1つ
のチェンを緩衝機構を介してカウンタウエイトにつなぐ
ことである。その際、緩衝機構はカウンタウエイトに枢
支されると共に実質的に水平に延びた揺動アームの自由
端に作用することができ、揺動アームは格納体の底に設
けられる。揺動アームの自由端は、カウンタウエイトに
枢支された緩衝機構、例えば衝撃吸収ダンパと接続され
ている。この構造により、所定長さの引っ張り手段が格
納体から出された後、他方の引っ張り手段は大重量のカ
ウンタウエイトに衝撃的には作用せず、少なくとも穏や
かに力がかかることになる。このカウンタウエイトはこ
れに対応するクレーン脚部を垂直に移動するように構成
されることが可能である。これにより、カウンタウエイ
トがクレーン脚部に対して振り子運動することが回避さ
れる。
【0014】
【発明の効果】以上の構成から、本発明により、軽い荷
受手段でもガイドと高速な一体移動が上方向及び下方向
にも可能であり、門型クレーンと荷受手段の走行速度、
つまり作業速度の高速の限界がガイドによって左右され
ない棚荷役装置を提供することができた。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。図1と図2には、長尺材料のための材料
倉庫が示されているが、見やすくするために概略的に図
示されている。図から明らかなように、材料倉庫は棚通
路1を挟んで保管空間長手方向に並んで配設された任意
の数の棚2を備えている。この棚2は、外側棚支柱3と
これに固定された支持アーム4とから構成さていてれ、
支持アーム4は棚支柱の両側で上下方向に重なり合った
棚区画を形成する。棚区画においては、図1に示すよう
に、自立型のカセット5が支持アーム4に載置されてい
る。カセット5は、その端部にU字部材6を備えてい
る。U字部材6の上側水平辺部が、L字状に形成された
支持部材に載せられていて、U字部材6の下側水平辺部
が荷役手段によって受持され搬送されるようになってい
る。保管空間長手方向に並んで配設された棚によって構
成されるブロックの上方を門形クレーン7が走行してお
り、この門形クレーン7は脚部8と、この脚部8を棚の
上方で連結している架橋部9とから構成されている。こ
のクレーン脚部8の下部は、走行レール10上を走行す
るようになっている。走行レール10は、この倉庫設備
の床11から立ち上がって架台に設けられている。この
構造により走行レール10の下側は作業場12への通路
となり、カセットから取り出された長尺材料を荷捌きス
テーションに積むことができる。門形クレーン7の走行
路程は、走行レールの端部に設けられたストッパ36に
よって制限されている。
【0016】クレーン脚部8のところを、荷役フォーク
の形態をした荷受手段14が垂直方向に走行可能であ
り、これが適当な高さに移動した後、門形クレーン7の
移動によって荷役フォークがカセット5のU字部材6の
下側水平辺部の下側に位置し、このカセット5を持ち上
げ、棚通路1に運び出す。その後、カセット5は持ち上
げられ、棚の頂部の上方を通過して、所定の位置、例え
ば作業場12や荷捌きステーション13に搬送される。
このカセットの再入庫は、逆のプロセスで行うことがで
きる。
【0017】走行レール10が高架になっているので、
つまり床11からかなりの間隔をあけて設けられている
ので、荷受手段14がクレーン脚部の端部を越えて下方
に移動するためには、特別な手段を備えていなければな
らない。この目的のために、各脚部8のガイド15が利
用されるが、このガイド15はクレーン脚部8を垂直方
向に移動することができ、また荷受手段14のためのガ
イドとしても機能する。荷受手段14が下降移動の際、
ガイド15の下端部に達すると、ガイド15と荷受手段
14が一体となってさらに下降し、荷受手段14はレー
ル10の下側の領域、床11のところまで移動すること
ができる。
【0018】これに関連する構造を、図3を参照して詳
しく説明する。図3は、門形クレーンの垂直断面、棚の
側面からみたクレーム脚部を示す。図3から明らかなよ
うに、クレーン脚部8はガイド15の垂直移動を助ける
案内手段17、18を取付けているクロスバー16を備
える。ガイド15は、チェン19に吊り下げられてい
る。このチェン19は、架橋部9内を方向転換輪20、
21を介して巻き回されており、その他端はカウンタウ
エイト22と接続されている。カウンタウエイト22
は、クレーン脚部8の外側を突起部材23を介して垂直
方向に移動可能に案内されている。カウンタウエイト2
2がガイド15よりはるかに重く、これによりガイド1
5は図示した高い位置に保持され、荷受手段14がレー
ル10の上方を移動する。
【0019】荷受手段14は、垂直方向移動のために少
なくとも1本のチェン24によって吊り下げられてい
る。このチェン24は、両方向に回転可能に架橋部9に
枢支されている方向転換輪たる方向転換スプロケット2
5を介して巻回されている。このスプロケット25と並
んで、同じ軸上に荷受手段14の移動方向に応じて回転
駆動される第2の方向転換輪たるスプロケット26が設
けられている。このスプロケット26を介して、このス
プロケット26の下方で小スプロケット28を通じてチ
ェン24から離れて延びているチェン27が巻き回され
ている。このチェン27の自由端は、図番29のところ
で架橋部に固定されている。チェン27の他端は架橋部
9の方向転換スプロケット30を介してカウンタウエイ
トに達しており、そこで固定されている。この固定方法
とチェン27との関係について詳細に説明するため、カ
ウンタウエイト22の垂直断面を、図7と図8に拡大し
て示す。
【0020】図7から理解されるように、カウンタウエ
イト22は収容空間31を有するチェン格納体として形
成されている。チェン格納体の中にチェン27の所定長
さ分を収納することができる。チェン27の端部は、揺
動アーム32の自由端に固定されている。この揺動アー
ム32は、カウンタウエイト22の枢支部33のところ
で揺動可能に枢支されており、実質的に水平に延びてい
る。揺動レバー32の自由端はカウンタウエイト22の
枢支部33のところで枢支されている緩衝器34の一端
に連結されている。荷受手段14は、図4に概略的に示
されているように、走行行程の上端部に位置しており、
チェン27の余剰長さ部分が図7に示すように収容空間
31に収容されている。
【0021】荷受手段14がガイド15に沿って下降す
ると、この移動にともなって収容空間31に収められて
いる所定長さのチェン27が出されて、スプロケット2
6がスプロケット25と共に荷受手段14の下降移動の
ために回転駆動される。荷受手段14は、図5に概略的
に示されているように、ガイド15の下端部に達する
と、チェン27の収納されていた所定長さ部分が出てし
まい、図8に示されているように揺動アーム32を介し
て直接カウンタウエイト22を引っ張ることとなる。
【0022】図6に概略的に示されているように、荷受
手段14が再び下降する場合、前述したようにカウンタ
ウエイト22がチェン27によって荷受手段14が下降
するのと同じ速度で上昇させられる。このカウンタウエ
イト22の上昇によりガイド15がカウントウエイトの
作用から解放され、荷受手段14と共に両者同じ速度で
下降し、レール10の下側では荷受手段のガイドとして
働く。
【0023】荷受手段14が再び上昇する場合、これは
逆のプロセスで行われる。チェン27は、荷受手段14
の上方向の移動と共にカウンタウエイト22が下降し、
このカウンタウエイト22はガイド15がクレーン脚部
8の上端位置に達するまでガイド15を上方に引っ張り
上げる。この時点で、カウンタウエイト22もクレーン
脚部8の緩衝器36上に載っている。荷受手段14がさ
らに上に移動すると、同じようにチェン27も連動し、
この際に緩み落ちるチェンは再びカウンタウエイト22
の収納空間31に収納される。
【0024】カウンタウエイト22のための緩衝器36
の代わりに、もちろん同様に架橋部9にガイド15の上
端部のための緩衝ストッパを設けることもできる。下降
において荷受手段14が、ガイド15の下端部に達した
時点でカウンタウエイト22に対するチェン27の作用
が急激に働くことを避けるために揺動アーム32が備え
られており、この揺動アームのこの時点で生じる上方揺
動が緩衝器である衝撃吸収ダンパ34によって制御され
る。
【0025】以上述べたように、本発明の構造では、荷
受手段14がクレーン脚部8の領域を移動できるよう
に、ガイド15を重いカウントウエイトによってその上
側位置に保持することが可能となる。荷受手段14が、
クレーン脚部8を越えてさらに下方に移動する場合、カ
ウンタウエイト22の作用が取り除かれ、ガイド15が
互いに同速で荷受手段14と共に下方に移動する。この
プロセスは、荷受手段14が再び上方に移動する場合に
は逆に進行する。その際、ガイド15は同速で上方に移
動するので、荷受手段14の動きに相対的なガイド15
の動きが回避される。本発明による構造は、極めて簡素
であり、元々ある構成部材を十分に利用している。ただ
し、図7と図8から明らかなように、カウンタウエイト
22を構成するだけであり、付加的な方向転換輪26、
30を備え、方向転換輪26のために駆動する方向転換
輪25の軸が利用され、さらに付加的なチェン27が用
いられるのである。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】棚荷役装置を備えた材料倉庫の側面図
【図2】図1の材料倉庫の正面図
【図3】棚荷役装置の拡大側面図
【図4】ガイドとカウンタウエイトと荷受台との相互の
動作を示す概略図
【図5】ガイドとカウンタウエイトと荷受台との相互の
動作を示す概略図
【図6】ガイドとカウンタウエイトと荷受台との相互の
動作を示す概略図
【図7】カウンタウエイトの拡大図
【図8】カウンタウエイトの拡大図
【符号の説明】
1 棚通路 7 門形クレーン 8 クレーン脚部 9 架橋部 10 走行レール 14 荷受手段 15 ガイド 19 引っ張り手段 21 方向転換輪 22 カウンタウエイト 24 引っ張り手段 25 方向転換輪 26 方向転換輪 27 引っ張り手段 31 収容室 32 揺動アーム 34 緩衝機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591108879 コイロ・ベジッツ・ゲー・エム・ベー・ハ ー・ウント・コー・エー・デー・ファウ− ディーンストライストゥングス・カー・ゲ ー KEURO MASCHINENBAU GESELLSCHAFT MIT BE SCHRANKTER HAFTUNG & COMPAGNIE KOMMAND ITGESELLSCHAFT ドイツ連邦共和国 7590 アヘルン−ガム スフルスト インドゥストリーエシュトラ ーセ 14 (72)発明者 ヴァレンティン・マイヤー ドイツ連邦共和国 7600 オッフェンブル ク 27 フライヘル‐フォン‐ネーフェ- シュトラーセ 46

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高架になっている少なくとも1つの走行
    レール(10)を備え、門型クレーン(7)がその垂直
    なクレーン脚部(8)で材料倉庫をまたいで前記走行レ
    ール(10)を走行するようになっていると共に、前記
    材料倉庫は前記門型クレーン(7)の走行方向の横断方
    向に配設され、かつ前記材料倉庫の互いの間に材料搬送
    用の棚通路(1)をあけながら走行方向に並べられてい
    る棚(2)から構成されていて、さらに前記クレーン脚
    部(8)のところを荷受手段(14)が垂直走行するた
    め高架形の前記走行レール(10)に対応する荷受手段
    用の垂直移動可能なガイド(15)を備えており、これ
    により前記走行レール(10)の高架高さに対応する高
    さ領域での荷役作業を可能とする棚荷役装置であって、 前記ガイド(15)が、前記高さ領域にわたって前記荷
    受手段(14)と強制的に一体移動可能であることを特
    徴とする棚荷役装置。
  2. 【請求項2】 前記荷受手段(14)が前記ガイド(1
    5)の下端部に達した際に、このガイド(15)が前記
    荷受手段(14)と一体移動するようになっている請求
    項1に記載の棚荷役装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド(15)の垂直移動と連動し
    て動くカウンタウエイト(22)によって前記ガイド
    (15)の重量が平衡化されると共に、前記カウンタウ
    エイト(22)は引っ張り手段(19)を介して前記ガ
    イド(15)と連結されており、前記引っ張り手段(1
    9)は前記門型クレーン(7)の架橋部(9)に設けら
    れた方向転換輪(21)を介して巻き掛けられていると
    共に、その端部が夫々前記ガイド(15)と前記カウン
    タウエイト(22)につながれていて、前記荷受手段
    (14)はその垂直移動のため前記クレーン架橋部
    (9)に設けられた方向転換輪(25)を介して巻き掛
    けられている引っ張り手段(24)につながれている請
    求項1に記載の棚荷役装置において、 前記方向転換輪(25)の軸に第2の同様な一体的に駆
    動される方向転換輪(26)が設けられており、この第
    2の方向転換輪(26)を介してもう1つの引っ張り手
    段(27)が掛けられており、この引っ張り手段(2
    7)の端部が前記カウンタウエイト(22)につながれ
    ていると共に、前記カウンタウエイト(22)が前記引
    っ張り手段(27)の所定の長さ分を収容する収容室
    (31)として形成されており、前記荷受手段(14)
    の下降移動においてこの荷受手段(14)が前記ガイド
    (15)の下端部に達する時に、前記引っ張り手段(2
    7)の所定長さが前記収容室(31)から取り出される
    ことを特徴とする棚荷役装置。
  4. 【請求項4】 前記引っ張り手段(19、24、27)
    がチェンであり、前記荷受手段(14)のためのチェン
    (24)と前記もう1つのチェン(27)が同じピッチ
    を有すると共に、前記方向転換輪(25、26)がスプ
    ロケットである請求項3に記載の棚荷役装置。
  5. 【請求項5】 前記もう1つのチェン(27)が、緩衝
    機構(34)を介して前記カウンタウエイト(22)に
    つながれている請求項3に記載の棚荷役装置。
  6. 【請求項6】 前記もう1つのチェン(27)は、回転
    可能に支持されて実質的に水平に延びている揺動アーム
    (32)の自由端を介して前記カウンタウエイト(2
    2)につながれており、かつ、前記揺動アーム(32)
    は前記収容室(31)の底に設けられ、かつ前記揺動ア
    ーム(32)の自由端は前記カウンタウエイト(22)
    に枢支された前記緩衝機構(34)に連動されている請
    求項5に記載の棚荷役装置。
  7. 【請求項7】 前記カウンタウエイト(22)は、前記
    クレーン脚部(8)の外側を垂直方向に移動可能である
    請求項3〜6のいずれか1に記載の棚荷役装置。
JP15775993A 1992-10-27 1993-06-29 棚荷役装置 Expired - Fee Related JP3475276B2 (ja)

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