JPH0538941U - 火災報知装置用プリント基板 - Google Patents

火災報知装置用プリント基板

Info

Publication number
JPH0538941U
JPH0538941U JP8644291U JP8644291U JPH0538941U JP H0538941 U JPH0538941 U JP H0538941U JP 8644291 U JP8644291 U JP 8644291U JP 8644291 U JP8644291 U JP 8644291U JP H0538941 U JPH0538941 U JP H0538941U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
check
circuit board
printed circuit
contact
land
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8644291U
Other languages
English (en)
Inventor
篤 大河原
敬一 高橋
直昭 津川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP8644291U priority Critical patent/JPH0538941U/ja
Publication of JPH0538941U publication Critical patent/JPH0538941U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機能チェックが正確で、電子部品の無駄使い
等のないプリント基板を提供することを目的とする。 【構成】 スルーホールのチェックランドを備えたプリ
ント基板を構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は火災報知装置用プリント基板に係わり、さらに詳しくは火災受信機の 操作板用のプリント基板のように、実装された電子部品や電子回路の機能をチェ ックするチェックランドを設けたプリント基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のプリント基板に電子部品が実装されると、実装された単体の 電子部品や複数の電子部品で構成された電子回路の機能チェックが行われる。単 体の機能チェックには、コンデンサの静電容量や抵抗器の電圧降下或いはコイル のインピーダンスの測定等がある。また、例えば火災受信機のプリント基板の場 合は、電源が印加されて実装された電子回路に火災受信機としての疑似的な入力 信号を入力端に加えて、出力端に機能に沿った予定の出力が得られるか否かの機 能のチェックなども実施される。機能チェックは、プリント基板上に設けられた チェックランドにチェックピンを接触させて実施される。
【0003】 チェックランドを設けた従来の火災報知装置用プリント基板の要部の拡大断面 図を、図6に示す。 図6において、1はプリント基板、10は絶縁板、11は絶縁板10に設けら れた小さい平らな円形のチェックランドである。チェックランド11は、プリン ト基板1上に実装された電子部品(図示を省略)に電気的に接続されている。ま た、2は先端が尖ったチェックピンである。 そして、プリント基板1に電子部品が実装されると、チェックピン20をチェ ックランドに接触させて電子部品等の機能チェックが行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の火災報知装置用プリント基板は上記のように、プリント基板1上に形成 された小円形の平らなチェックランド11にチェックピン20の尖った先を点接 触式に接触させて機能チェックが行なわれるようになっていた。したがって、チ ェックランド11とチェックピン20の相対的な位置にズレがあると、チェック ピン20がチェックランド11の縁に接触したり食み出して接触不能になるよう な恐れがあった。相対的なズレに伴う接触不良や接触不能の発生率を低くするた めにチェックランド11を拡張することも考えられるが、このように構成すると 徒にプリント基板1が大形になるという不都合があった。また、1か所の残留フ ラックスが偶然的にチェックピン20の真下に来たような場合は、チェックラン ド11とチェックピン20の導通不良でチェック不能になることもある。また、 接触不良や導通不良のチェック結果で不良品と誤認され、良品が不良品扱いを受 けて無駄になったり、部品の交換と再チェックで余分な工数を掛ける等の問題点 もあった。
【0005】 本考案は、このような従来装置の問題点を解消するためになされたもので、チ ェックピンとチェックランドに多少のズレがあっても接触不良が発生せず、コン パクトなチェックランドでも接触が確実で正確な機能チェックを行うことのでき る火災報知装置用プリント基板を提供するようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、チェックピンを接触させて実装された電子部品や電子回路の電気的 な機能チェックを行う導電層からなるチェックランドを設けたプリント基板にお いて、スルーホールからなるチェックランドを備えた火災報知装置用プリント基 板を構成したものである。
【0007】
【作用】
プリント基板には電子部品実装用のスルーホールや部品相互を接続する回路用 の導電パターンと共に、実装後に機能チェックする基板上のチェックポイントに チェックランドとなるスルーホールが形成される。プリント基板がコンベア上に セットされると、自動挿入機によってプリント基板上の所定の位置に電子部品が 挿入される。挿入された電子部品はハンダ槽に浸漬されて、ハンダ付けされフラ ックスが洗浄されてからチェックステーションに送られる。チェックステーショ ンにプリント基板が送られると電源が供給されて、上からチェックピンが降下し て先端がチェックポイントに設けられたスルーホールよりなるチェックランドに 嵌入して線接触式に接触する。そして、チェックピンによってチェックポイント の電圧や電流等の電気量が測定されて、測定された電気量の所定範囲内の有無が チェックされる。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の一実施例のプリント基板の一部の正面図、図2は図1の左下端 部付近の部分拡大図、図3は図2の要部を断面で表わした説明図で、この実施例 では本考案のプリント基板を火災受信機の操作板用のプリント基板に適用した場 合が例示されている。図1から図3において、図6と同じ部分には同一の符号を 付してあるが構造や機能に違いがあるのでやや詳しく説明する。
【0009】 図1において、1はプリント基板である。10はプリント基板1の絶縁板、1 1はスルーホールからなるチェックランドである。また、12と13は抵抗やコ ンデンサ或いはIC等を実装するための導電パターン(図示されていない)とス ルーホールである。スルーホール13は図3の断面説明図に示されているように 、絶縁板10に設けられた貫通孔15の回りに鳩目状に形成されている。特に図 示されていないが、チェックランド11はプリント基板1上の回路用の導電パタ ーンや実装用の導電パターン等と共に、エッチング加工によって絶縁板10の貫 通孔15内に導電材を成層して形成される。形成されたチェックランド11はプ リント基板1上の電子部品の付近のチェックポイントに設けられて、回路用の導 電パターンに電気的に接続されている。
【0010】 図3において、20はチェックピンである。チェックピン20は前述したチェ ックステーション上に配置され、バネにより上下方向及び横方向に一定範囲を変 位できるように構成されている。そして、チェックステーションに被験用のプリ ント基板1が送られてくると、各チェックピン20が降下してセットされたプリ ント基板1上のチェックポイントに設けられたチェックランド11に接触するよ うになっている。
【0011】 図1乃至図3で説明したプリント基板1を適用した火災受信機が、図4と図5 に示されている。図4は本考案を適用した火災受信機の正面図、図5はその開扉 状態を示す斜視図である。 図4と図5において、2は金属板からなる筐体の本体、3は扉である。本体2 と扉3で箱型の筐体を構成し、扉3は側部に設けたヒンジにより本体2に開閉可 能に支持されている。本体2の内部には図示のように火災受信機の多数の回路部 品類が収容されて配線が施されている。30は扉3の前面板、31は前面板30 に設けられた窓孔、32は押え金具、33は受話器、34は受話器33のホルダ である。
【0012】 4は窓孔31に取り付けられた表示板、5は増設表示板、6は操作板、7は表 示板用のプリント基板である。表示板4と増設表示板5及び操作板6は樹脂成型 され、それぞれ鍔板41と51及び61を設けて窓孔31に前面から装着される 。装着状態で表示板4と増設用表示板5及び操作板6の水平方向の接触部が、互 いに嵌め込まれて連結され表示板4の上部が押え金具32によって扉3に固定さ れている。
【0013】 42と52は2段5列で10の火災地区を表示する同一構造の地区表示窓で、 表示板4と増設表示板5の前面に設けられた長方形の凹部で構成されている。図 示されていないが、各地区表示窓42,52には2つの丸窓が貫設され、表示板 用のプリント基板7に実装された赤色のLEDと緑色のLEDに対向するように 構成されている。8は補強板、9は絶縁紙である。表示板用のプリント基板7に は上記のLEDのような表示用の電子部品が実装されて、実装面を前面に向けて 表示板4と増設表示板5の裏面に間隔を空けて取り付けられている。同様にして 、上述したスルーホール13のチェックランド11を設け電子部品を実装した操 作板用のプリント基板1も、裏面を絶縁紙9で覆われて操作板6に対向して取付 けられ、上部付近が上から補強板8で補強されている。
【0014】 上記のような構成の本考案実施例のプリント基板1の機能チェックの動作等を 、次に説明する。 プレス加工で絶縁板10の素材から所定輪郭のプリント基板1を打ち抜き、四 角や丸形の固定用孔等と共にスルーホール13用の貫通孔15も穿設される。打 抜かれたプリント基板1の表面にエッチング加工により回路用や実装用の導電パ ターン12を印刷し、同時に導電材からなる実装用のスルーホール13とチェッ クランド11のスルーホール13が貫通孔15の内面に形成される。導電パター ンの形成加工後、プリント基板1がコンベアラインに載せられる。コンベアライ ンで搬送されたプリント基板1が挿入ステーションに送られると、自動挿入機に より電子部品のリード脚が所定の取付け位置のスルーホール13内に差し込まれ る。続いて、ハンダ槽に浸漬されてリード脚がスルーホール13にハンダ付けさ れ、余分のリード脚が切り取られてから洗浄工程でフラックスが取り除かれる。 このようにしてプリント基板1に全電子部品類が実装されてから、例えば次のよ うな機能チェックが行われる。
【0015】 プリント基板1がチェックステーションに送られると電源が印加され、チェッ クピン20が降下してチェックランド11のスルーホール13に嵌入して接触す る。このとき、前述のようにチェックピン20はバネ作用により上下と左右に一 定範囲を移動可能に構成されており、チェックピン20の先端の円錐部がチェッ クランド11のスルーホール13の環状の内周部に線接触する。チェックピン2 0の接触状態が、図3の2点鎖線で示されている。この結果、両者の相対的な位 置のズレが補償されて、チェックピン20とチェックランド11が密接に接触し て電気的に接続される。
【0016】 引続いて、C端子とL1端子(図1の右上部)が短絡され、火災感知器側の入 力端子から疑似的な火災信号が入力される。このときチェックランド11に接触 しているチェックピン20を介して、チェックポイントの電圧がチェック装置で 測定される。チェックポイントの測定電圧が所定値(24V)で測定されること により、火災信号の出力状態が確認される。同様にして、R1a〜R10a について 、それぞれのチェックランド11による機能チェックが実施される。このように して、10か所の火災地区に対応する入力端子から受信抵抗R1a〜R10a までの 機能チェックが終了し、所定の結果が得られたプリント基板1が火災受信機に組 み込まれて製品化されるようになっている。
【0017】 なお、上述の実施例では本考案を火災受信機の操作板6のプリント基板1に適 用した場合を例示して説明したが、表示部4や本体2内のプリント基板にも適用 することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、チェックピンを接触させて実装された電子部品や電子回路の電気的 な機能チェックを行う導電層からなるチェックランドを設けたプリント基板にお いて、スルーホールのチェックランドを備えた火災報知装置用プリント基板を構 成した。 この結果、チェックピンとチェックランドの接触が環状の線接触になるので、 例え一部に残留フラックスがあっても両者の接触に支障を来すようなことが発生 しない。したがって、接触が安定して正確なチェックができ、従来のように接触 不良やチェック不能等を皆無にすることができる。
【0019】 よって、本考案によれば、機能チェックが正確で、電子部品の無駄使い等のな い火災報知装置用プリント基板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のプリント基板の一部の正面図で
ある。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図2の要部を断面で表わした説明図である。
【図4】本考案のプリント基板を適用した火災受信機の
正面図である。
【図5】図4で示した火災受信機の開扉状態の斜視図で
ある。
【図6】従来のプリント基板の要部の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 プリント基板 10 絶縁板 11 チェックランド 13 スルーホール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェックピンが接触されて実装された電
    子部品や電子回路の電気的な機能チェックが行われる導
    電層からなるチェックランドを設けた火災報知装置用プ
    リント基板において、 前記チェックピンが接触されるチェックランドをスルー
    ホールで構成したことを特徴とする火災報知装置用プリ
    ント基板。
JP8644291U 1991-10-23 1991-10-23 火災報知装置用プリント基板 Pending JPH0538941U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8644291U JPH0538941U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 火災報知装置用プリント基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8644291U JPH0538941U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 火災報知装置用プリント基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538941U true JPH0538941U (ja) 1993-05-25

Family

ID=13887037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8644291U Pending JPH0538941U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 火災報知装置用プリント基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0538941U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911389B2 (ja) * 1979-06-11 1984-03-15 株式会社明電舎 エツジトリマ−装置
JPS5957167A (ja) * 1982-09-27 1984-04-02 Fujitsu Ltd チエツカ−ピン
JP3082481B2 (ja) * 1992-11-19 2000-08-28 株式会社豊田自動織機製作所 ピストン式圧縮機における冷媒ガス吸入構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911389B2 (ja) * 1979-06-11 1984-03-15 株式会社明電舎 エツジトリマ−装置
JPS5957167A (ja) * 1982-09-27 1984-04-02 Fujitsu Ltd チエツカ−ピン
JP3082481B2 (ja) * 1992-11-19 2000-08-28 株式会社豊田自動織機製作所 ピストン式圧縮機における冷媒ガス吸入構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5734270A (en) Method of testing an integrated circuit within an automated handler environment
US4056773A (en) Printed circuit board open circuit tester
US4902235A (en) Socket, connection system and method of making
JPH0538941U (ja) 火災報知装置用プリント基板
KR200437346Y1 (ko) 학습용 브레드보드
JP3856600B2 (ja) 電子回路ユニット
JPH04282886A (ja) プリント配線板の検査方法
JPH0720587Y2 (ja) プリント基板のハンダブリッジ検査シート
JPH05283840A (ja) プリント基板及びその検査方法
JPS622784Y2 (ja)
JP4251013B2 (ja) チップ型電子部品の選別装置
JPS6025035B2 (ja) 電気機器
JPS6013157Y2 (ja) プリント板専用の警報用小形ヒュ−ズ
JPH0563100U (ja) シールドケース付電子部品
JPH0611534Y2 (ja) 多層印刷配線板
JP2595911Y2 (ja) プリント基板とその実装機器の検査装置
JPS6235911B2 (ja)
GB2070256A (en) Fault finding in electronic circuits
JPH0537100A (ja) プリント配線板とプリント配線板におけるマーキング 印刷の有無確認方法
JPS6049945A (ja) スクリ−ン印刷装置
JPS6032785Y2 (ja) 電気部品の取付装置
JPS62183199A (ja) プリント配線基板
JPH02310480A (ja) 測定用治具
JPH0714653U (ja) フラットicパッケージの接続装置
JPH04225545A (ja) 表面実装形集積回路