JPS6049945A - スクリ−ン印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （利用分野） 本発明は、スクリーン印刷装置に関するものであり、特
に、被印刷基板に対する印刷用スクリーンの高精度な位
置合せを、容易かつ正確にすることのできるスクリーン
印刷装置に関するものである。

（従来技術） 厚膜ハイブリッドＩＣの製造に際しては、良く知られて
いるように、導体、誘電体および抵抗体等のパターンを
、スクリーン印刷によって、一層または多層に形成する
手法が広く採用されている。

この場合、装置が小形化されるのに伴なって、各パター
ン間および各層間の位置合せ、したがって、被印刷基板
に対する印刷用スクリーンの位置合！Ｌは、益々高精度
を要求されるようになってきている。

前記の被印刷基板に対する印刷用スクリーンの位置合せ
は、現在のところ、作業員の目視によって行なわれてい
る。

しかし、印刷用スクリーン上のパターンが微細になると
、許容公差内での位置合せが事実上不可能となり、また
、１つの印刷用スクリーンで何度か印刷した後では、ス
クリーンの間口を通して基板上のパターンを見ることが
甚だ困難であるために、やはり、十分な精度での位置合
せは不可能になる。

したがって、被印刷基板に対する印刷用スクリーンの位
置合せに、長時間と熟練を要し、かつ個人差が大きいば
かりでなく、実用上は、実際に試し刷りをしてみないと
、所要精度での位置合ぜが出来ないという欠点があった
。また、このために、作業能率が低下しがちであるとい
う欠点があった。

（目的） 本発明は、前述の欠点を除去するためになされたもので
あり、その目的は、目視に頼ることなしに、被印刷基板
に対する印刷用スクリーンの高精度な位置合せを、容易
かつ正確にすることのできるスクリーン印刷装置を提供
することにある。

（概要） 前記の目的を達成するために、本発明は、スクリーン印
刷時にステージ上の規定位置に載置される被印刷基板の
予定位置に、一対の位置合せ用電極を互いに絶縁して設
けると共に、前記被印刷基板に対して印刷用スクリーン
が十分な精度で位置合せされたときに、前記位置合ぜ用
電極に対向する印刷用スクリーン上の位置に、互いに導
電接続された一対の位置合せ用導電突起を設けておき、
前記一対の位置合せ用電極の間の導通状態を検出するこ
とによって、被印刷基板に対する印刷用スクリーンの位
置合せが完了したか否かを判定するように構成した点に
特徴がある。

（実施例） 以下に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の一実施例において、ステージの上の
規定位置に被印刷基板を載置した状態を示す平面図であ
る。

同図から明らかなように、ステージ９には、位置合せビ
ン２．３および４が植立されている。被印刷基板１をス
テージ９上に載置し、その２辺を前記位置合せピン２，
３および４に接触させることによって、ステージ９上に
おりる被印刷基板１の位置合せは正しく行なわれる。

被印刷基板１の印刷領域から外れた周辺部に、一対の外
部取出用電極パッド２１．３Ｌが設（プられる。前記外
部取出用電極パッド２Ｌ’、３Ｌには位置合せ用電極２
Ｐ、３Ｐがそれぞれ形成される。

また、前記位置合せ用Ｎ極パッド２Ｌ、３Ｌには、それ
ぞれリード線２Ａ、３Ａが接続され、これらのリード線
間には前記位置合せ用電極２Ｐ。

３Ｐ間の導通状態を検知する手段（この例では、電源Ｅ
、保護抵抗Ｒ１および電流計Ｍの直列回路）が接続され
る。

第２図は、本発明の実施例における印刷用スクリーンの
下面図である。印刷用スクリーン８の周囲には、十分な
機械的強度を右する支持枠１０が設けられ、印刷用スク
リーン８の部分には、所望の印刷パターン（または開口
）１２が穿設される。

２点鎖線１５で示した矩形領域は、第１図の被印刷基板
１に対応する領域であり、前記印刷パターン１２は、こ
の領域内に形成される。

また、前記印刷用スクリーン８の、第１図の位置合せ用
電極２Ｐ、３Ｐに対応する位置には、位置合せ用導電突
起６および７が下向きに形成される。

この例では、印刷用スクリーン８４ｊ金属薄膜よりなる
メタルスクリーンであると仮定しているので、前記位置
合ぜ用導電突起６，７および印刷用メークリーン８間は
導電的に接続されていることになる。

後で詳述するように、印刷用スクリーン８が正規位置に
正しく載置されｌことき、前記位置合せ用導電突起６，
７の先端が前記位置合せ用電極２Ｐ。

３Ｐと接触し、これによって印刷用スクリーン８の被印
刷基板１に対する位置合けが行なわれるものであるから
、前記位置合ぜ用導電突起６，７の先端断面積は、なる
べく小さく形成しておくのが望ましい。

第３図は、本発明にしたがって、印刷用スクリーンを被
印刷基板に対して位置合せする場合の動作を説明するた
めの概略構成図である。なお同図において、第１図、第
２図と同一の符号は、同一または同等部分をあられして
いる。

前述のように、２つの位置合せ用導電突起６および７間
は電気的に導通状態にある。したがって、明らかなよう
に、第３図において、位置合せ用電極２Ｐと位置合ぜ用
導電突起６どが接触し、かつ位置合せ用電極３Ｐと位置
合せ用導電突起７どが接触したときにのみ、電源Ｅの回
路が閉じ、電流計Ｍに電流が流れる。

それ故に、この電流を検出し、その結果に基づい−Ｃ報
知手段（音響、光などによる）を駆動すれば、位置合ぜ
の完了を表示することができる。

また、前記電流の検出信号を用いて、被印刷基板１ま・
たはステージ９と印刷用スクリーン８との相対的移動を
禁止して、これらを固定するＪ：うにすれば、作業者の
手数を省いて、正確な位置合せが半自動的に実行できる
ようになる。　′さらに、印刷用スクリーン８の一辺を
正確に位置決めできるガイドを、例えばステージ９の上
に設け、このガイドに沿って印刷用スクリーン８を自動
的に滑動させ得るように１１４成しておき、前記電流の
検出信号によって印刷用スクリーン８の滑動を停止し、
固定するようにずれば、位置合せの自動化も可能である
。

本発明において、印刷用スクリーン８に設ける位置合°
け用導電突起６，７、ａ３よび被印刷基板１上に設ける
位置合ぜ用電極２Ｐ、３Ｐの位置を、被印刷基板１上の
印刷領域から十分に離れた周辺部に設定し、また、位置
合せピン２〜４の高さを被印刷基板１の厚みよりも低く
選定しておけば、印刷用スクリーン８ににる印刷動作が
影響を受けることはなくなる。

本発明は、つぎのようにして変形して実施することがで
きる。

（１）位置合せ用導電突起６，７の代りに、ばねまたは
針状の接片、あるいは切起こしなどとする。

（２）　印刷用スクリーン８としてメツシュスクリーン
を用いる。なお、この場合には、位置合は用導電突起６
と７どの間を適当な導電材（例えば、導電−性支持枠）
で接続づ−ることが必要である。

（効果） 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つぎ
のような効果が達成される。

（１）被印刷基板に対する印刷用スクリーンの位置合ぜ
の判定が機械的に実行されるので、位置合せ作業が簡略
かつ能率化される。同時に、位置合ぜ精度の個人差やば
らつきがなくなり、均質なスクリーン印刷がなされる。

（２被印刷基板に対する印刷用スクリーンの位置合せの
自動化や半自動化も可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図はステージの上の規定位置に被印刷基板を載置し
た状態を示す平面図、第２図は本発明の一実施例におけ
る印刷用スクリーンの下面図、第３図は、本発明を説明
するための概略描成図である。 １・・・被印刷基板、２，３．４・・・位置合せビン、
２Ｐ、３Ｐ・・・位置合せ用電極、６，７・・・位置合
せ用導電突起、８・・・印刷用スクリーン、９・・・ス
テージ、１０・・・支持枠、１２・・・印刷パターン代
理人弁理士　平木通人　外１名

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ステージと、前記ステージの上に載置される被
   印刷基板上の予定位置に、相互には電気的に絶縁された
   状態で固定された一対の位置合せ用電極と、前記位置合
   せ用電極間の導通を検知する手段と、前記被印刷基板に
   印刷ずべぎパターンが形成されており、かつ前記被印刷
   基板に対して正しく位置合せされたどきに、前記位置合
   せ用電極のそれぞれと接触するような位置にあって、互
   いに導電的に接続された一対の位置合せ用導電突起が設
   （）られた印刷用スクリーンとを具備したことを特徴と
   するスクリーン印刷装置。
2. （２）前記印刷用スクリーンが、メタルスクリーンであ
   ることを特徴とする特許 第１項記載のスクリーン印刷装置。
3. （３）前記印刷用スクリーンが、メツシュスクリーンで
   あることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項第２項
   記載のスクリーン印刷装置。