JPH06347502A - プリント基板試験方法 - Google Patents

プリント基板試験方法

Info

Publication number
JPH06347502A
JPH06347502A JP5138754A JP13875493A JPH06347502A JP H06347502 A JPH06347502 A JP H06347502A JP 5138754 A JP5138754 A JP 5138754A JP 13875493 A JP13875493 A JP 13875493A JP H06347502 A JPH06347502 A JP H06347502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
electrode
electrodes
probe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5138754A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Sawada
正 澤田
Midori Tsuchiya
みどり 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5138754A priority Critical patent/JPH06347502A/ja
Publication of JPH06347502A publication Critical patent/JPH06347502A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はプリント基板試験装置におけるプリ
ント基板試験方法に関し、プローブとプリント基板の電
極との接触状態の異常を検出した場合には試験を中止し
て、無駄な試験を防止することができることを目的とす
る。 【構成】 ステップ101では、測定プローブをプリン
ト基板上の試験済ではない所定数の電極に接触させて、
電気特性の良否を試験する。ステップ102では、上記
試験結果の不良内容に応じて、試験済の電極についての
不良内容の履歴を更新する。ステップ103では、上記
不良内容の履歴を基にして、測定プローブとプリント基
板の電極との接触状態が正常かどうかを判断する。上記
測定プローブとプリント基板の電極との接触状態が異常
であると判断した場合には、ステップ104で試験を中
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板試験方法に
係り、特に、多数のLSI(大規模集積回路)を実装す
るプリント基板を試験するプリント基板試験装置におけ
るプリント基板試験方法に関する。
【0002】近年、電子計算機システムに搭載されるプ
リント基板ユニットでは、高機能化、高性能化に伴い、
搭載される素子のピン数の増大、高密度化が進んでい
る。このため、プリント基板ユニットの試験に要する時
間が長大化しており、試験時間の短縮が必要とされてい
る。
【0003】
【従来の技術】電子計算機システムに搭載するプリント
基板ユニットには、高機能化、高性能化に伴い、多数の
LSIが実装されるため、LSI実装用の電極が多数設
けられている。このプリント基板ユニットを試験するプ
リント基板試験装置では、上記のLSI実装用の電極と
この電極が導体パターンを介して接続されているプリン
ト基板ユニットの入出力端子との導通を試験する。ま
た、LSI実装用の各電極と隣接する電極とのショート
がないかどうかを試験する。
【0004】上記の試験は、プリント基板試験装置の測
定用プローブをプリント基板ユニット上の電極に接触さ
せた状態で行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリント基板試
験方法では、プリント基板ユニットの全ての電極につい
ての試験を行った後、その試験結果から、プローブとプ
リント基板ユニットの電極との接触状態が正常かどうか
を判断している。このため、プローブと電極との接触状
態が異常であっても、全ての電極の試験が行われてから
でないと、接触状態の異常がわからず、無駄な試験に時
間を費やしてしまうという問題がある。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、プローブとプリント基板の電極との接触状態の異常
を検出した場合には試験を中止して、無駄な試験を防止
することができるプリント基板試験方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定プローブ
をプリント基板上の電極に接触させた状態で、上記電極
及び導体パターンの電気特性の良否を試験するプリント
基板試験装置におけるプリント基板試験方法において、
上記プリント基板の電極のうち、所定数の電極につい
て、上記電気特性の良否を試験するステップ101と、
上記試験結果の不良内容に対応して、試験済の電極につ
いての不良内容の履歴を更新するステップ102と、上
記不良内容の履歴を基にして、測定プローブとプリント
基板の電極との接触状態が正常かどうかを判断するステ
ップ103と、上記測定プローブとプリント基板の電極
との接触状態が異常であると判断した場合に、試験を中
止するステップ104とを有する。
【0008】
【作用】本発明では、不良内容の履歴を基にして測定プ
ローブとプリント基板の電極との接触状態が正常かどう
かを判断して、接触状態が異常であると判断した場合に
は試験を中止する。このため、異常な接触状態での無駄
な試験を行うことを防ぐことを可能とする。
【0009】
【実施例】図2は本発明の実施例を適用するプリント基
板ユニット試験装置の構成図を示す。このプリント基板
ユニット試験装置は、電子計算機システムに搭載される
プリント基板ユニットを試験するものである。プリント
基板ユニット試験装置は、試験の処理を実行する制御プ
ロセッサ11、試験結果のデータ等を記憶するメモリー
12及び磁気ディスク装置13、操作コマンド等を入力
するための操作部27、試験結果等を表示する表示装置
14を備えている。
【0010】また、プリント基板ユニット21の試験す
る電極に接触させる測定用プローブ18、プローブ18
の移動を制御する機構制御部17、プリント基板ユニッ
ト21の電気特性を測定する測定ユニット19、インタ
フェースユニット16を備えている。なお、制御プロセ
ッサ11、メモリー12、磁気ディスク装置13、表示
装置14、操作部27、インタフェースユニット16
は、バス15を介して接続されている。また、試験対象
のプリント基板ユニット21は、ステージ23に備えら
れたコネクタ22に装着される。
【0011】図3はプリント基板ユニット21の斜視図
を示す。プリント基板ユニット21には、多数のLSI
と、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載される。プリ
ント基板ユニット21の一面21aには、一定の電極
(入出力ピン)配置を持つLSIを多数搭載するための
電極が形成されている。一つのLSIの電極を接続する
電極のまとまりをセル24と呼ぶこととする。プリント
基板ユニット21の一面21aには、搭載するLSIの
数だけ、セル24が形成されている。
【0012】図4は、セル24とプローブの説明図を示
す。図4(A)は、図3の円部Rの拡大図を示す。図4
(A)に示すように、セル24では、縦横マトリックス
状にLSIの電極と接続される電極25が形成されてい
る。例えば、LSIの電極数が460の場合、電極25
は縦横20×23個の配置となり、セル24の大きさ
は、1.5cm2 程度である。電極25は、例えば、プ
リント基板ユニット21上に形成された導体膜上に、L
SI搭載用のピン状の導電性部材(入出力ピン)が搭載
された構造である。
【0013】プリント基板ユニット21には、例えば、
460ピンのLSIを144個搭載する場合、一面21
aに、460個の電極25を持つセル24が144個形
成されている。
【0014】プリント基板ユニット21には、プリント
基板ユニット試験装置のコネクタ22に接続されるコネ
クタ部が設けられている。プリント基板ユニット21は
多層の基板で、セル24の各電極25は、プリント基板
ユニット21の各層に形成されている導体パターンを介
して、上記コネクタ部の所定の端子に直接又は部品を介
して接続されており、また、その他の電極端子、部品等
に接続されている。
【0015】図4(B)は、プローブ18の先端部の斜
視図を示す。プローブ18は、一つのセル24の全部の
電極25に同時に接触させる複数のプローブピン26を
持つ。各プローブピン26は、セル24の電極25と同
一に配置されている。プローブピン26には、スプリン
グが内蔵されており、測定時には、プローブピン26
は、このスプリングの弾性により、プリント基板ユニッ
ト21の電極25の入出力ピンに押しつけられて接触が
保たれる。
【0016】次に、プリント基板試験装置の動作の概略
について説明する。プリント基板ユニット試験装置で
は、セル24にLSIを実装する前のプリント基板ユニ
ット21に対して、電極25と電極25が導体パターン
を介して接続されるコネクタ部の端子間の導通、及び、
隣接する電極25間でのショートの有無を試験する。
【0017】制御プロセッサ11は、インタフェースユ
ニット16を介して機構制御部17にプローブ18を移
動させる指令を供給する。機構制御部17は、制御プロ
セッサ11からの指令に従って、プローブ18を試験す
るセル24の真上に移動した後、電極25にプローブピ
ン26を押しつけて接触させる。
【0018】なお、機構制御部17は、ビデオカメラ等
による位置検出手段を備えており、この位置検出手段に
より、プリント基板ユニット21上の基準位置のマーク
を検出する。機構制御部17は、この基準位置から試験
するセル24までの移動距離をセル24の配置に関する
データから算出した後、この算出した移動距離に従っ
て、試験セル24までプローブ18を移動させる。
【0019】制御プロセッサ11は、プローブピン26
をセル24の電極25に接触させた状態で、測定するプ
ローブピン26とコネクタ22の端子、或いは、測定す
る2つのプローブピン26同士を指定して、測定を実行
させる指令を測定ユニット19に供給する。
【0020】測定ユニット19は、制御プロセッサ11
からの指令に従って、指定されたプローブピン26とコ
ネクタ22の端子間、或いは測定する2つのプローブピ
ン26間に所定の電流を流し、プローブピン26とコネ
クタ22の端子間の電圧、或いは2つのプローブピン2
6間の電圧を測定する。この電流と電圧から電極25と
コネクタ部の端子間の抵抗値、又は2つの電極25間の
抵抗値を算出する。
【0021】測定結果のデータは、測定ユニット19か
ら、インタフェースユニット16を介して制御プロセッ
サ11に供給される。制御プロセッサ11は、測定結果
のデータを、メモリー12、又は磁気ディスク装置13
に記憶させる。また、制御プロセッサ11は、上記算出
された抵抗値から、電極25と対応するコネクタ部の端
子間の導通の良否、また、隣接する電極25間のショー
トの有無を判断する。
【0022】また、制御プロセッサ11は、表示装置1
4に、試験処理の進行状況、測定結果のデータ等を表示
する。
【0023】図5は、本発明の一実施例の試験処理のフ
ローチャートを示す。本実施例では、プリント基板ユニ
ット21の各セル24について、電極25の1個毎に電
気特性を測定して試験結果のデータをメモリー12又は
磁気ディスク装置13に記憶する。また、試験した電極
25について、コネクタ部の端子との導通の不良、又は
隣接する電極25とのショート(抵抗値小不良)がある
場合には、不良内容の履歴を更新する。
【0024】本実施例では、4種類の不良内容の履歴デ
ータを、下記のカウンタにより記憶している。不良電極
数カウンタは、1つのセル24中での導通不良となった
不良電極25の数を記憶する。連続不良電極数カウンタ
は、1つのセル24中での連続して導通不良となった電
極25の数を記憶する。抵抗値小不良カウンタは、1つ
のセル24中での抵抗値小不良(ショート不良)となっ
た電極25の数を記憶する。
【0025】また、連続して試験する複数のセル24に
渡って、同一プローブピン26で連続発生した導通不良
の数を記憶する、固定ピン不良カウンタを設けている。
この、固定ピン不良カウンタは、各プローブピン26毎
に設けている。例えば、一つのセル24の電極25の
数、即ち、プローブピン26の数が460の場合、固定
ピン不良カウンタも460個設ける。
【0026】なお、上記の各カウンタは、メモリー1
2、又は、磁気ディスク装置13の所定領域に設定され
る。
【0027】プリント基板ユニット試験装置は、操作部
27での操作者の操作により、試験動作が開始される。
先ず、上記不良電極数カウンタ、連続不良電極数カウン
タ、抵抗値小不良カウンタ、固定ピン不良カウンタの値
を0にして、不良履歴データを初期化する(ステップ2
01)。
【0028】次に、機構制御部17はプローブ18を移
動させて、プローブピン26を試験するセル24の各電
極25に接触させる(ステップ202)。
【0029】次に、測定ユニット19は、制御プロセッ
サ11により指定された1つの電極25に対して、電気
特性試験を行う(ステップ203)。この電気特性試験
では、測定ユニット19は、指定された試験対象の電極
25に接触するプローブピン26と、指定されたコネク
タ部の端子に接続されるコネクタ22の端子との間に電
流Icを流し、上記プローブピン26とコネクタ22の
端子間の電圧Vcを測定する。測定ユニット19は、こ
の電流Icと電圧Vcから、指定された電極25と指定
されたコネクタ部の端子間の抵抗値Rcを算出する。こ
の抵抗値Rcから、電極25と電極25が導体パターン
により直接又は部品を介して接続されているコネクタ部
の端子間の導通の良否を判断することができる。
【0030】また、測定ユニット19は、指定された試
験対象の電極25と隣接する電極25間にプローブピン
26を介して電流Isを流し、2つのプローブピン26
間の電圧Vsを測定する。測定ユニット19は、この電
流Isと電圧Vsから、指定された電極25と隣接する
電極25間の抵抗値Rsを算出する。上記算出した抵抗
値Rsから、隣接する電極25間のショートの有無を判
断することができる。
【0031】上記抵抗値等の試験結果のデータは、制御
プロセッサ11により、メモリー12、又は磁気ディス
ク装置13に記憶される。
【0032】次に、制御プロセッサ11は、ステップ2
03での試験結果の良否を判断する。試験対象の電極2
5と上記電極25が導体パターンにより直接又は部品を
介して接続されているコネクタ部の端子間の抵抗値Rc
が、試験電極25に対応して設定されている規定範囲の
下限値RcL 未満であるか、規定範囲の上限値RcU
越える値である場合は、導通不良と判断する。また、試
験電極25と隣接する電極25間の抵抗値Rsが規定値
Rs0 未満であるときは、抵抗値小不良(ショート不
良)であると判断する。規定値Rs0 は、例えば、20
オーム程度に設定する(ステップ204)。
【0033】ステップ204での判断の結果、導通不
良、又は、抵抗値小の不良がある場合は、ステップ20
5〜ステップ209において、不良履歴データを更新す
る。導通不良の場合には、不良電極数カウンタの値に1
を加算して、1セル中の不良電極数の履歴を更新する
(ステップ205)。
【0034】また、試験対象の電極25に接触している
プローブピン26に対応する固定ピン不良カウンタの値
に1を加算して、上記プローブピン26で複数のセル2
4に渡って連続発生した導通不良数の履歴を更新する
(ステップ206)。
【0035】また、連続不良電極数カウンタの値に1を
加算して、1セル中で連続して発生した導通不良の電極
数の履歴を更新する(ステップ207)。
【0036】次に、不良が抵抗値小不良であるかどうか
を判断する(ステップ208)。抵抗値小不良の場合に
は、抵抗値小不良カウンタの値に1を加算して、抵抗値
小不良の履歴を更新する(ステップ209)。抵抗値小
不良ではない場合は、ステップ210に進む。
【0037】次に、不良履歴データを記憶している各カ
ウンタの値が、設定されている上限値をオーバーしてい
ないかどうかを調べ、その結果により、プローブ18の
プローブピン26とプリント基板ユニット21の電極2
5間の接触状態が正常かどうかを判断する(ステップ2
10)。
【0038】即ち、ステップ210では、不良電極数カ
ウンタの値と上限値M1 、連続不良電極数カウンタの値
と上限値M2 、抵抗値小不良カウンタの値と上限値
3 、固定ピン不良カウンタの値と上限値M4 とを比較
して、上記カウンタの何れかの値が上限値をオーバーし
ていないかどうかを調べる。上記カウンタの何れかの値
が上限値をオーバーしている場合は、プローブ18のプ
ローブピン26とプリント基板ユニット21の電極25
間の接触状態が異常であると判断する。
【0039】なお、上記各上限値M1 ,M2 ,M3 ,M
4 は、上記接触状態の良否を正しく判断できるように、
適切な値に設定しておく。
【0040】ステップ210で、プローブピン26とプ
リント基板ユニット21の電極25との接触状態が異常
であると判断した場合は、試験を中止する。また、プロ
ーブ18とプリント基板ユニット21の接触状態が異常
であることを伝えるために、表示装置14にメッセージ
を表示したり、警報音を出力したりする(ステップ21
3)。
【0041】上記のように、本実施例では、不良データ
の履歴から、プローブ18とプリント基板ユニット21
の接触状態が正常かどうかを判断し、プローブ18とプ
リント基板ユニット21の接触状態が異常であると判断
した場合は、直ちに試験を中止して、接触状態の異常を
操作者に知らせることができる。このため、接触状態の
異常が生じた直後に対策を取ることができ、接触状態が
異常なまま無駄な試験を続けて無駄な時間を費やすこと
を無くすことができる。
【0042】プローブ18とプリント基板ユニット21
の接触状態の異常が検出されて、試験が中止されたとき
は、プリント基板ユニット試験装置の操作者は、表示装
置14に表示される不良内容等から接触状態が異常とな
った原因を調べて、プローブ18とプリント基板ユニッ
ト21の接触状態を正常な状態に直す。
【0043】接触状態の良否に関わる要因としては、プ
ローブ18のプローブピン26先端部の位置ずれ、プロ
ーブ18の移動に用いる電極25の配置に関するデータ
の適否等がある。
【0044】接触状態が正常になったかどうかを確認す
るには、例えば、接触状態をチェックするためのチェッ
ク用プリント基板ユニットを用いる。この接触状態チェ
ック用プリント基板ユニットは、試験対象の製品プリン
ト基板ユニット21と電極25の配置が同一で、各電極
25の導通が正常で、かつ、ショート不良が無いもので
ある。このチェック用プリント基板ユニットを用いて、
プローブ18と接触状態の良否を正しくチェックするこ
とができる。
【0045】プローブ18とプリント基板ユニット21
の接触状態を正常にした後、操作者は、操作部27から
試験再開のコマンドを入力して試験を再開させる。この
際、接触状態が異常となった以後のセル24について試
験を行う。試験開始から中止までの間で、接触状態が正
常であったセル24についての試験データは、そのまま
生かすことができる。
【0046】ステップ210での判断の結果、各カウン
タ共、上限値をオーバーしていない場合は、プローブ1
8のプローブピン26とプリント基板ユニット21の電
極25間の接触状態が正常であると判断して、ステップ
212に進む。
【0047】また、ステップ204で、試験対象の電極
25の試験結果が正常である場合は、連続不良電極数カ
ウンタの値、及び、試験対象の電極25に対応する固定
ピン不良カウンタの値を0にして、連続不良履歴のデー
タを初期化する(ステップ211)。ステップ211で
の処理の後、ステップ212に進む。
【0048】ステップ212では、プローブ18を接触
させている1つのセル24の電極25の全てについて試
験を終了したかどうかを判断する。全ての電極25につ
いて試験を終了していない場合は、ステップ203に戻
って、次に試験する電極25を指定して試験を続ける。
【0049】全ての電極25について試験を終了した場
合は、不良電極数カウンタ、連続不良電極数カウンタの
値を0にして、1つのセル24についての不良履歴デー
タを初期化する(ステップ214)。
【0050】ステップ214の処理の後、プリント基板
ユニット21の全てのセル24について試験を終了した
かどうかを判断する(ステップ215)。
【0051】全てのセル24についての試験を終了して
いない場合は、ステップ202に戻って、次に試験する
セル24にプローブ18を移動して、電極25の試験を
続ける。
【0052】全てのセル24について試験を終了した場
合は、試験結果を予め設定されている形式で表示装置1
4に表示して、試験を終了する。試験結果の表示形式と
しては、例えば、不良となった電極25についての試験
データのみを表示する形式がある(ステップ216)。
【0053】なお、上記実施例では、不良電極数カウン
タ、連続不良電極数カウンタ、固定ピン不良カウンタ、
抵抗値小不良カウンタの4種類のカウンタを設けて、4
種類のカウンタの値から、接触状態が正常かどうかを判
断している。しかし、必要に応じて、各カウンタのう
ち、必要なカウンタのみを接触状態の良否の判断に用い
る方法としてもよい。この場合、各カウンタを有効とす
るかどうかを設定するフラグを設けて、このフラグの設
定により、用いるカウンタを指定する方法をとることも
できる。
【0054】また、電極25を構成する導体膜にLSI
搭載用の入出力ピンを搭載する前の試験も、上記実施例
と同様に行うことができる。この場合は、プローブピン
の先端を、電極25である導体膜に接触させて試験を行
う。
【0055】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、不良内容
の履歴を基にして測定プローブとプリント基板の電極と
の接触状態が正常かどうかを判断して、接触状態が異常
であると判断した場合には試験を中止するため、異常な
接触状態での無駄な試験を行うことを防ぐことができる
特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例を適用するプリント基板ユニッ
ト試験装置の構成図である。
【図3】プリント基板ユニットの斜視図である。
【図4】セルとプローブの説明図である。
【図5】本発明の一実施例の試験処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
11 制御プロセッサ 12 メモリー 13 磁気ディスク装置 14 表示装置 15 バス 16 インタフェースユニット 17 機構制御部 18 プローブ 19 測定ユニット 21 プリント基板ユニット 22 コネクタ 23 ステージ 24 セル 25 電極 26 プローブピン 27 操作部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定プローブをプリント基板上の電極に
    接触させた状態で、上記電極及び導体パターンの電気特
    性の良否を試験するプリント基板試験装置におけるプリ
    ント基板試験方法において、 上記プリント基板の電極のうち、所定数の電極につい
    て、上記電気特性の良否を試験するステップ(101)
    と、 上記試験結果の不良内容に対応して、試験済の電極につ
    いての不良内容の履歴を更新するステップ(102)
    と、 上記不良内容の履歴を基にして、測定プローブとプリン
    ト基板の電極との接触状態が正常かどうかを判断するス
    テップ(103)と、 上記測定プローブとプリント基板の電極との接触状態が
    異常であると判断した場合に、試験を中止するステップ
    (104)とを有することを特徴とするプリント基板試
    験方法。
  2. 【請求項2】 前記不良内容の履歴として、不良電極の
    数を用いることを特徴とする請求項1記載のプリント基
    板試験方法。
  3. 【請求項3】 前記不良内容の履歴として、試験順序が
    連続する電極のうちで連続して不良となった電極の数を
    用いることを特徴とする請求項1記載のプリント基板試
    験方法。
  4. 【請求項4】 前記不良内容の履歴として、試験対象の
    電極と上記電極に隣接する電極との間の抵抗値が規定値
    以下である不良電極の数を用いることを特徴とする請求
    項1記載のプリント基板試験方法。
  5. 【請求項5】 前記プリント基板は所定数の電極が同一
    に配置されたセルが複数形成されており、 前記測定プローブは上記セル内の全ての電極に同時に接
    触する複数のピンを有し、 前記電気特性の良否を試験するステップ(101)で
    は、上記各セルごとに上記測定プローブをセル内の電極
    に接触させて試験を行い、 前記不良内容の履歴として、試験順序が連続する複数の
    セルに渡り、上記各セル内の同一位置の電極について連
    続して発生した不良数を用いることを特徴とする請求項
    1記載のプリント基板試験方法。
JP5138754A 1993-06-10 1993-06-10 プリント基板試験方法 Withdrawn JPH06347502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5138754A JPH06347502A (ja) 1993-06-10 1993-06-10 プリント基板試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5138754A JPH06347502A (ja) 1993-06-10 1993-06-10 プリント基板試験方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06347502A true JPH06347502A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15229408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5138754A Withdrawn JPH06347502A (ja) 1993-06-10 1993-06-10 プリント基板試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06347502A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014021024A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Onsoku Electric Corp コイルを含む電気回路の導通状態検査装置、および導通状態検査方法
CN107229011A (zh) * 2016-03-23 2017-10-03 雅马哈精密科技株式会社 电路基板的检查方法、检查装置及程序
CN107478980A (zh) * 2017-08-04 2017-12-15 深圳市新国都支付技术有限公司 一种pos机主板自动化测试方法和电路
KR102066801B1 (ko) * 2018-12-20 2020-01-15 재단법인 한국기계전기전자시험연구원 전류 및 전압 수집 장치

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014021024A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Onsoku Electric Corp コイルを含む電気回路の導通状態検査装置、および導通状態検査方法
CN107229011A (zh) * 2016-03-23 2017-10-03 雅马哈精密科技株式会社 电路基板的检查方法、检查装置及程序
KR20170110523A (ko) * 2016-03-23 2017-10-11 야마하 파인 테크 가부시키가이샤 회로 기판의 검사 방법, 검사 장치, 및 프로그램
CN107229011B (zh) * 2016-03-23 2020-11-24 雅马哈精密科技株式会社 电路基板的检查方法、检查装置及程序
CN107478980A (zh) * 2017-08-04 2017-12-15 深圳市新国都支付技术有限公司 一种pos机主板自动化测试方法和电路
KR102066801B1 (ko) * 2018-12-20 2020-01-15 재단법인 한국기계전기전자시험연구원 전류 및 전압 수집 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102462033B1 (ko) 기판 검사 방법 및 기판 검사 장치
US7633309B2 (en) Inspection method, inspection apparatus and computer-readable storage medium storing program for inspecting an electrical property of an object
JPH09152457A (ja) 電気的配線検査方法及び装置
WO2008041678A1 (fr) Appareil de test de carte et procédé de test de carte
JP2011089858A (ja) 検査用治具のメンテナンス方法及び基板検査装置
JP2002048833A (ja) 回路基板検査装置
JPH06347502A (ja) プリント基板試験方法
JP4219489B2 (ja) 回路基板検査装置
JP5191805B2 (ja) 検査装置および検査方法
JPH09230005A (ja) 回路基板検査装置
JP2001242211A (ja) 回路基板検査装置
WO2008001651A1 (fr) Procédé d'inspection de carte et dispositif d'inspection de carte
JP2001235505A (ja) 回路基板検査装置
CN109073695A (zh) 基板的配线路径的检查方法及检查系统
JP3276755B2 (ja) 実装部品のリードの半田付け不良検出方法
JPH10170585A (ja) 回路基板検査方法
JP4264305B2 (ja) 基板検査装置及び基板検査方法
KR20140009027A (ko) 기판 검사 장치 및 기판 검사 방법
JPH07244105A (ja) 実装基板の基板検査装置によるブリッジ半田検出方法
JPH0755885A (ja) 電気回路基板の電気特性検査装置
JP3237303B2 (ja) 基板検査機及び基板検査方法
JPH0412468Y2 (ja)
KR102405296B1 (ko) 기판 검사 장치
JP4999143B2 (ja) 基板検査装置
JPH05164803A (ja) インサーキットテスタ用オープンテスト装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905