JPH0755885A - 電気回路基板の電気特性検査装置 - Google Patents

電気回路基板の電気特性検査装置

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JPH0755885A
JPH0755885A JP5161766A JP16176693A JPH0755885A JP H0755885 A JPH0755885 A JP H0755885A JP 5161766 A JP5161766 A JP 5161766A JP 16176693 A JP16176693 A JP 16176693A JP H0755885 A JPH0755885 A JP H0755885A
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electric
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Koichi Hayashi
孝一 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査装置が示す被測定基板の不良判定が、被
測定基板自身の欠陥に伴うものか、パッド表面の異物に
伴うものか、あるいは、検査装置の不良に伴うものであ
るのかを検査装置自身が判定可能とする。 【構成】 制御部230は、リレー回路202、203
を制御し、プローバヘッド301を介して被測定基板1
01のパッド相互間あるいはパッドと基板下部のBLM
との間に電源201からの電圧を印加して、基板内の回
路の測定を行う。制御部は、支持ヘッド206を移動さ
せ、基板上のパッドとプローバヘッドの位置関係を変化
させて基板を移動しながら、基板中の回路抵抗値を複数
回測定し、その結果に基づいて、回路そのものの不良
か、装置の不良かを区別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路基板の電気特
性検査装置に係り、特に、大型コンピュータ等に使用さ
れる高密度実装系に含まれるLSIの搭載を目的とした
電気回路を有する基板の回路の特性を検証するために使
用して好適な電気回路基板の電気特性検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術による電気回路基板の検査装置
は、基板上のパッドも比較的少なくパッドピッチもそれ
ほど高精細ではない電気回路基板を対象として電気特性
の検査を行うものであった。
【0003】そして、従来技術による検査装置は、前述
のような電気回路基板を対象として検査を行うものであ
るので、基板上のパッドに接触させる検査装置のプロー
バに、構造上相当程度の耐久性と判定精度とを持たせる
ことができ、当該装置におけるただ一回の測定に異常が
見られれば、それは被測定基板そのものの不良であると
判定することができるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、電気回路基板の
高密度化が進み、この種の電気回路基板は、例えば、1
cm2 程度の基板上にφ250μmのパッドが400μ
mピッチに530パッド並ぶほどに高精細化されてい
る。このような高精細化された基板の電気特性をチェッ
クするための検査装置は、φ200μm程度のプローブ
を基板上の530パッドと同一に配列し、これらの53
0のプローブを同時にパッドに接触させ、これにより、
例えば、0.5Ω〜1.5Ω程度の基板内回路の抵抗値
を、±0.3Ω程度の測定精度で測定することが求めら
れている。
【0005】しかし、前述した従来技術は、その構成を
高精細な回路基板の検査が可能なようにプローブピンを
細くして、基板パッドの配置に合わせてプローブピンを
配列した場合に、多くのプローブピンを備える高精細な
プローバに充分な耐久性を持たせることが困難となり、
また、プローバの異常を検出することが困難であるとい
う問題点を有している。
【0006】このため、前述の従来技術は、プローバが
数万回の測定を繰り返すうちに、プローバの内部構造の
変化、プローブピンの先端部のパッド接触部の摩耗等の
原因により、±0.3Ω という測定精度を維持できなく
なることがあり、被測定物は正常にもかかわらず、回路
基板が不良であると判定してしまうことがあるという問
題点を生じさせ、また、何回かの測定の間異常を示した
後、その部分が正常に復してしまう現象、すなわち、被
測定物の良否判定を誤るという問題点を有している。
【0007】また、前述の従来技術は、検査装置側には
原因がないが、被測定基板パッド上にパッドの製造過程
で残ったあるいは排除することができなかった数μm〜
数十μmの異物がプローブ先端部とパッド導電性部分の
間に入り込み測定抵抗値に影響を与え、被検査回路基板
としては良品であるにもかかわらず、不良と判定してし
まうという問題点を有している。
【0008】前述した従来技術の問題点は、大量生産プ
ロセスにおける検査工程の無人化という要求に対して極
めて重大な問題点であり、また、検査装置にオペレータ
が付いて検査装置を稼動せしめる場合においても、前述
のような現象に対して、プローバの交換が必要なのか、
あるいは、被測定基板の当該ロットに欠陥があるのか等
の判別が非常に困難であり、一般的には、疑わしきはプ
ローバの異常と判断して当該プローバの交換に進むこと
が多く、結果的には、製造プロセスの円滑な運用に支障
をきたすことにもなる。
【0009】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、数百〜数千におよぶ高精細な回路基板上の
パッドに、パッド数と同数のプローブを同時に接触させ
て、前記回路基板に含まれる全ての回路の抵抗値を同時
に測定し、予め与えられた回路毎の仕様抵抗値と測定値
とを比較し、1つでも仕様に反する回路が存在する場合
に、その被測定基板を不良として宣言することができる
電気回路基板の電気特性検査装置を提供することにあ
る。
【0010】また、本発明の目的は、検査装置が示す被
測定基板の不良判定が、被測定基板自身の欠陥に伴うも
のか、パッド表面の異物に伴うものか、あるいは、プロ
ーバの一時的あるいは永久的な故障によるものなのかを
検査装置自身が判定することができる電気回路基板の電
気特性検査装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、被測定基板内の全回路について、1組のプローバで
1度だけ測定することにより、被測定回路基板の良否を
判定するのではなく、被測定基板を90°、180°、
270°回転させ、あるいは、X/Y方向に移動させ
て、回路基板内の1つの回路に対して複数の異なったプ
ローブピンにより、複数回の測定を行い、その結果によ
り、プローブの不良、被測定基板の不良を判別させるよ
うにすることにより達成される。
【0012】
【作用】本発明は、回路基板内の1つの回路に対して複
数の異なったプローブピンにより、複数回の測定を行っ
ているので、常に特定のプローブピンに対応する回路に
異常があることが検出された場合、プローブピン自体が
不良であり、また、異なったプローブピンによる検査で
同一の回路に異常があることが検出された場合、被測定
回路基板が良否であると判定することができる。また、
本発明は、多数のプローブピンを有するプローバをX/
Y方向に僅かに移動させて測定を行うことにより、パッ
ド表面の異物に伴う異常を検出することができる。
【0013】前述により、本発明は、高精細回路基板の
製造ラインの無人化、検査装置メンテナンス性の改善を
図ることができ、製造プロセスの異常に対する早期アラ
ーム表示等を行うようにすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明による電気回路基板の電気特性
検査装置の一実施例を図面により詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例により検査される
被測定基板の外観と基板内の等価回路とを示す図、図2
は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、図3はプ
ローバヘッドの構造を説明する図である。図1〜図3に
おいて、101は基板、102〜107はパッド、10
8〜111はボール・リミテッド・メタライズ(BL
M)、201は直流電源、202、203はリレー回
路、204は読み取り部、205は導電性薄膜、206
は支持ヘッド、207は仕様値データ格納部、208は
演算部、209は電流計、210、211は電圧計、2
30は制御部、231は制御プログラム格納部、240
は測定部、241は支持ヘッド水平移動機構、242は
支持ヘッド回転移動機構、243は支持ヘッド移動機
構、301はプローバヘッド、302はプローブソケッ
ト、303はプランジャである。
【0016】被測定基板101は、図1(a)に示すよ
うに、例えば、基板101の表面に、パッド102、1
03、……として示すパッドがX方向25、Y方向25
の計625個配列され、各パッドがφ250μmで40
0μmピッチに配置されて構成されている。
【0017】この基板101の内部回路は、図1(b)
に示すように、例えば、パッド102、103が基板1
01内を貫通してそれぞれ裏面のBLM108、109
に導通し、パッド104が基板101内の抵抗を介して
裏面のBLM110とパッド105の双方に導通するよ
うに構成されている。そして、前述の導通抵抗値r1
1.5Ω以下、r2は1.3Ω以下、r3は抵抗を持ってお
り51.2Ω以下というように定められているものとす
る。
【0018】本発明の一実施例による検査装置は、前述
のr1、r2、r3……のそれぞれの実抵抗値を読み取
り、その値が予め決められた値より小さければ良と判定
し、いずれか一つの抵抗値でも満足しなければ被測定基
板は使用不可であると判定するものである。
【0019】このような判定を行う本発明の一実施例に
よる検査装置は、図2に示すように、制御部230と測
定部240とを備えて構成される。制御部230は、前
述した抵抗値等の仕様値データがセットされる仕様デー
タ格納部207と、測定すべきパッド等を順次設定し、
また、後述するようにプローバヘッド301とパッドと
の相対位置の変更等の動作を制御するプログラムを格納
している制御プログラム格納部231と、制御プログラ
ムの指示に基づいて、リレー回路202、203、支持
ヘッド移動機構243を制御し、読み取り部204から
の測定結果に基づいて、被測定基板101の良否を判定
する演算部208とにより構成される。
【0020】また、測定部240は、直流電源201
と、測定すべきパッドを選択するリレー回路202と、
プローバヘッド301のプローブピンを選択するリレー
回路203と、多数のプローブピンを有するプーバヘッ
ド301と、導電性の膜205を介して基板101をB
LM側から支持する支持ヘッド206と、支持ヘッド移
動機構243と、抵抗値を測定するための電流計209
と、電圧計210、211とを備えて構成される。そし
て、支持ヘッド移動機構243は、その内部に支持ヘッ
ドを水平及び回転移動させることができる支持ヘッド水
平移動機構241、支持ヘッド回転移動機構242とを
備えている。
【0021】プローバヘッド301は、図3に示すよう
に、プローブソケット302内にバネを介してプランジ
ャ303を挿入して構成されるプローブピンを、プロー
バヘッド本体内に多数埋め込んで、プローブピンの先端
が基板101の各パッドに接触可能なように、プローブ
ピンが基板101のパッド配置と同一に配置されて構成
されている。
【0022】次に、前述したように構成される本発明の
一実施例による検査装置により、基板101の電気特性
を測定する具体的な方法を説明する。
【0023】まず、支持ヘッド204の上に導電性の薄
い膜205と基板101とを載置する。このとき、基板
101のパッドのある側がプローバヘット301と対向
するようにし、支持ヘッド206と基板101との間に
導電性の薄い膜205を設置する。この状態で、支持ヘ
ッド移動機構により支持ヘッド206を上に押し上げる
と、最初にプローバヘッド301のプローブピンが対応
するパッド上に接触するが、支持ヘッドをさらに押し上
げると、ソケット302内のバネの作用によりプランジ
ャ303が押し下げられ、その鋭利な先端がパッドに強
く押し付けられることになり、パッドとプローブピンと
の間の良好な接触を保つことができるようになる。
【0024】このような状態で、基板101の内部回路
の測定が開始されることになるが、例えば、図1に示し
た例における抵抗r1 値を測定しようとする場合、制御
部230より制御線216を介して、リレー回路203
にパッド102の座標が指示され、リレー回路203
は、これによりパッド102に対応するプローブピンを
選択する。
【0025】これにより、ライン213とパッド102
との間が導通状態になる。また、制御線215を介して
制御部230からリレー回路202に指令が与えられ、
ライン213がGRD側に落とされ、ライン214はい
ずれの方向とも非導通状態にセットされ、また、直流電
源201が、電流計209、ライン212、導通性薄膜
205を介して、基板101の全ての裏面のBLM10
8、109、110……111に接続される。この状態
で、電圧計210には、抵抗値r1 に係る電位差が現れ
ることになり、このときの電流値と電圧値とが読み取り
部204により読み取られて、ライン217を通して演
算部208に送出される。
【0026】制御部230内の演算部208は、受け取
った電流値と電圧値とにより、実抵抗値を演算し、仕様
値データ格納部209より仕様値を読み出して、これら
の値を比較することにより判定結果を示す。
【0027】また、図1に示した例における抵抗r3
測定しようとする場合、パッド104とパッド105の
間の抵抗値を測る必要があるが、この場合、リレー回路
203によりライン213をパッド104に、ライン2
14をパッド105に導通させ、一方、リレー回路20
2により、直流電源201をライン213に、ライン2
14をGRD側に接続し、この状態で電圧計211と電
流計209との値を読み取り部204で読み取り、これ
を演算部208に送出すれば、演算部208は、前述と
同様に、r3 の抵抗値を演算し、前述の場合と同様にし
て判定を行うことができる。
【0028】このような測定は、リレー回路202、2
03を制御することにより、基板101内の全ての測定
パッドに対しておこなわれる。
【0029】前述した測定方法が、本発明の一実施例の
基本的な測定方法である。次に、本発明に特徴的な測定
方法を説明する。
【0030】まず、前述の測定方法により、基板101
に対する第1回目の測定を行い、次に、第1回目の測定
位置から、基板101を数十μmだけXまたはY方向に
移動させて第2回目の測定を行う。この場合、基板10
1のXまたはY方向への移動は、支持ヘッド移動機構2
43内の支持ヘッド水平移動機構241により行われ、
その測定は、第1回目の測定と同一のプローブピンを使
用して行われることになる。
【0031】いま、パッド102に関する抵抗値r1
測定した結果、第1回目の測定で、仕様値1.5Ωに対
して測定値として1.8Ωが得られたものとする。この
場合、従来技術による方法では、被測定基板を不良と判
定しているが、本発明では、前述した支持ヘッド水平移
動機構241により数十μsX方向またはY方向に基板
101を移動させ、再度1回目と同一のプローブピンを
使用して第2回目の測定を行う。
【0032】この測定結果が1.5 Ω以下の正常に戻れ
ば、第1回目の測定は、パッド上の数十μm以下の異物
による不良であり、その数十μs以下の異物を避けて測
定することができたと判断して、基板の不良ではないと
確認することができる。
【0033】第2回目の測定で、不良の値が得られた場
合は、プローバのプローブピン自身の不良か、パッド全
面を覆う比較的大きな異物による不良か、あるいは、回
路基板101そのものの不良と考えることができる。
【0034】この第2回目の測定は、被測定基板を垂直
方向に上下させることにより、同一位置においてプロー
ブピンの先端部を一旦パッドより浮かせ、再度接触させ
る動作を繰り返しながら行うようにしてもよい。これ
は、同一位置でプローブピンを再度パッドに接触させた
場合、接触位置が前回と僅かに異なるからであり、これ
によっても、パッド上の数十μs以下の異物を避けて測
定することができる。
【0035】第2回目の測定で、不良の値が得られた場
合、次に、第1回目の測定位置から基板101を90
°、180°または270°回転させて第3回目の測定
を行う。この場合、基板101の回転は、支持ヘッド移
動機構243内の支持ヘッド回転移動機構241により
行われ、その測定は、第1回目の測定とは異なるプロー
ブピンを使用して行われることになる。
【0036】すなわち、前述において、第3回目の測定
でパッド102に対応するプローブピンは、第2回目ま
での測定で、図1におけるパッド107に対応していた
プローブピンとなる。このような、プローブヘッド20
6の回転角に対応したパッド位置とプローブピンの位置
との対応関係は、制御部230内に、第1回目に与えら
れた仕様値比較データを、90°、180°、270°
回転した状態でのパッド座標とプローバとの対応の変換
機能を用意しておくことにより容易に取ることができ、
測定値と仕様値との比較も誤りなく行うことができる。
【0037】この第3回目の測定の結果、正常という結
果が得られれば、第2回目までの測定でパッド102に
対応したプローブピンの不良であり、基板101の不良
ではないと判定することができる。また、この第3回目
の測定でも同一のパッドに対する測定で不良がでれば、
基板1そのものが不良である判定することができる。
【0038】前述した複数回の測定で、基板の正常性が
確認できたときには、いつでも、その時点でその基板に
対する測定を終了させてよい。
【0039】前述した本発明の一実施例は、パッドとプ
ローブピンとの対応を変更する場合、支持ヘッドを回転
するとして説明したが、本発明は、支持ヘッドをX、Y
方向にパッドの少なくとも1ピッチ分移動するようにし
てもよい。
【0040】また、前述した本発明の一実施例は、支持
ヘッドの移動により、基板上のパッドとプローブピンと
の対応関係を変更するとして説明したが、プローバヘッ
ドを移動してもよいことは言うまでもない。
【0041】さらに、前述した本発明の一実施例におけ
る測定の順序は、特に意味はなく、例えば、第2回目の
測定を繰返し行うことも、あるいは、第2回目の測定を
行わないようにしてもよい。
【0042】前述した本発明の一実施例によれば、複数
回の同一部位の測定結果から、不良の部位が検査装置に
あるか回路基板にあるかを特定することができ、検査装
置側に不良原因がある場合、被測定基板を救済すること
ができる。また、第1回目に与えられた仕様値比較デー
タを、90°、180°、270°回転した状態でのパ
ッド座標とプローブピンとの対応変換機能を制御部23
0に備えることにより、仕様値データの作成の困難さを
回避することができる。
【0043】さらに、前述した本発明の一実施例によれ
ば、検査装置のプローブピンの不良が判定された場合、
支持ヘッドの移動により、不良プローブピンを使用する
ことなく測定を続けることができ、プローバの交換ある
いはプローブピンの交換時期を延長することができ、検
査装置の稼働効率の向上を図り、測定効率の向上を図る
ことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
測定基板に対して複数回の測定を繰り返すことにより、
被測定基板そのものの不良、検査装置側に起因する不良
の明確な区別を行うことが可能となり、従来、検査装置
側の不良であるにもかかわらず、被測定物の不良とされ
ていた回路基板の救済を図ることができ、また、パッド
上の微細異物による不良判定を避けることができるの
で、回路基板の生産歩留りの向上を図ることができる。
【0045】さらに、本発明によれば、検査装置のプロ
ーバに不良があっも検査装置の稼動を止めることなく、
検査を継続して行うことができ、検査装置の稼動率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例により検査される被測定基板
の外観と基板内の等価回路とを示す図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】プローバヘッドの構造を説明する図である。
【符号の説明】
101 基板 102〜107 パッド 108〜111 ボール・リミテッド・メタライズ(B
LM) 201 直流電源 202、203 リレー回路 204 読み取り部 205 導電性薄膜 206 支持ヘッド 207 仕様値データ格納部 208 演算部 209 電流計 210、211 電圧計 230 制御部 231 制御プログラム格納部 240 測定部 241 支持ヘッド水平移動機能 242 支持ヘッド回転移動機能 243 支持ヘッド移動機能 301 プローバヘッド 302 プローバソケット 303 プランジャ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路基板の測定用パッドに同時に複
    数のプローブピンを接触させ前記電気回路基板を被測定
    基板としてその電気的特性を測定する電気回路基板の電
    気特性検査装置において、被測定基板あるいはプローバ
    ヘッドを、第1回目の測定位置から90度、180度あ
    るいは270度回転させて複数回の測定を行うことによ
    り、前記被測定基板に含まれる全ての電気回路要素に対
    して、異なるプローブピンの組合せにより測定を行うこ
    とを特徴とする電気回路基板の電気特性検査装置。
  2. 【請求項2】 電気回路基板の測定用パッドに同時に複
    数のプローブピンを接触させ前記電気回路基板を被測定
    基板としてその電気的特性を測定する電気回路基板の電
    気特性検査装置において、被測定基板あるいはプローバ
    ヘッドを、第1回目の測定位置からX方向あるいはY方
    向に移動させて複数回の測定を行うことにより、前記被
    測定基板に含まれる全ての電気回路要素に対して、異な
    るプローブピンの組合せにより測定を行うことを特徴と
    する電気回路基板の電気特性検査装置。
  3. 【請求項3】 電気回路基板の測定用パッドに同時に複
    数のプローブピンを接触させ前記電気回路基板を被測定
    基板としてその電気的特性を測定する電気回路基板の電
    気特性検査装置において、被測定基板あるいはプローバ
    ヘッドを、第1回目の測定位置からプローブピンの先端
    のパッドとの接触位置が同一パッド上でわずかにずれる
    程度移動させて複数回の測定を行うことを特徴とする電
    気回路基板の電気特性検査装置。
  4. 【請求項4】 電気回路基板の測定用パッドに同時に複
    数のプローブピンを接触させ前記電気回路基板を被測定
    基板としてその電気的特性を測定する電気回路基板の電
    気特性検査装置において、被測定基板あるいはプローバ
    ヘッドを上下させることにより、同一位置においてプロ
    ーブピンの先端部を一旦パッドより浮かせ、再度接触さ
    せる動作を繰り返しながら、複数回の測定を行うことを
    特徴とする電気回路基板の電気特性検査装置。
JP5161766A 1993-06-30 1993-06-30 電気回路基板の電気特性検査装置 Pending JPH0755885A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001153909A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Ngk Spark Plug Co Ltd 基板検査装置、基板製造方法及びバンプ付き基板
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