JPH0537872U - ブーム搭載車輌における操作装置 - Google Patents

ブーム搭載車輌における操作装置

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JPH0537872U
JPH0537872U JP8397191U JP8397191U JPH0537872U JP H0537872 U JPH0537872 U JP H0537872U JP 8397191 U JP8397191 U JP 8397191U JP 8397191 U JP8397191 U JP 8397191U JP H0537872 U JPH0537872 U JP H0537872U
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JP
Japan
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boom
operating
switching valves
joystick
hydraulic pressure
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Pending
Application number
JP8397191U
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English (en)
Inventor
永治 藤田
昭 元木
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業者により最大4系統のアクチュエータを同
時操作可能にして操作性を良くする。 【構成】各ブーム作業用油圧切換弁8には、該ブーム作
業用油圧切換弁8を切り換える操作ロッド87,110
が連設され、これら操作ロッド87,110は2本一組
で1本のジョイスティックレバー9に連設されてなり、
該1本のジョイスティックレバー9で2個のブーム作業
用油圧切換弁8が切換操作可能に構成されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ブーム搭載車輌における操作装置に関し、例えばトラック搭載型ク レーンや高所作業車等に利用される。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、トラック搭載型クレーンは、車体後部の荷箱と運転席との間に クレーン装置が固定され、車体上に配置される支持フレームの一側方に複数個の クレーン作業用油圧切換弁が前後もしくは上下方向に並設され、各クレーン作業 用油圧切換弁には該クレーン作業用油圧切換弁を切換操作する操作レバーがそれ ぞれ連設されている。これら操作レバーはクレーン作業用油圧切換弁に対応する 本数が前後もしくは上下方向に並設されており、これら操作レバーによりクレー ン作業用油圧切換弁を切換操作することにより、各アクチュエータへの圧油の供 給を制御しこれらアクチュエータの作動を制御している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のトラック搭載型クレーンでは、各クレーン作業用油 圧切換弁に対して操作レバーがそれぞれ設けられているため、作業者が同時操作 を行う場合でも、左右の手でそれぞれ1本の操作レバーを操作するのが限度であ る。従ってブームの旋回、ブームの起伏等の2本の操作レバーを同時に操作する ことは容易であるが、3本以上の操作レバーを同時に操作すること、つまり3系 統以上のアクチュエータを同時に操作するのは非常に困難であった。
【0004】 また、クレーン作業用油圧切換弁に対応して設けられた複数本の操作レバーは 、操作時に隣接する操作レバーが干渉せず操作性を良くするために所定間隔を隔 てて配設しており、このため両端の操作レバー間の間隔が広くなり、広い設置ス ペースを確保する必要などの制約を受けるという問題があった。特に、操作レバ ーを前後方向に配設したものについては、運転席と荷台との間の距離を大きくと る必要があり、車輌の全長が長くなるか、車輌の全長を長くできない場合には荷 台の全長を短くしなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のブーム搭載車輌における操作装置は、複数個のブーム作業用油圧切換 弁が前後もしくは上下方向に並設され、これらブーム作業用油圧切換弁に該ブー ム作業用油圧切換弁を切換操作する操作装置が連設されたブーム搭載車輌におけ る操作装置において、前記各ブーム作業用油圧切換弁には、該ブーム作業用油圧 切換弁を切り換える操作ロッドが連設され、これら操作ロッドは2本一組で1本 のジョイスティックレバーに連設されてなり、該1本のジョイスティックレバー で2個のブーム作業用油圧切換弁が切換操作可能に構成されたものである。
【0006】
【作用】
2本の操作ロッドを1本のジョイスティックレバーに連設し、1本のジョイス ティックレバーでこれら操作ロッドが連結された2個のブーム作業用油圧切換弁 を切換操作することで、1本のジョイスティックレバーの操作により2個のブー ム作業用油圧切換弁の切換操作を可能し、これら2個のブーム作業用油圧切換弁 に連通された2系統のアクチュエータの作動制御を行う。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。なお、本例ではブーム搭 載車輌としてトラック搭載型クレーンを例に採って説明する。
【0008】 図1はトラックに搭載されたトラック搭載型クレーンの全体の概略構成を示し ている。
【0009】 図1において、1はトラック2の車体3上に搭載されたトラック搭載型クレー ンで、運転席5と荷箱6との間に固定されている。
【0010】 トラック搭載型クレーン1は、支持フレーム11と、該支持フレーム11に一 体に固着されたポストフレーム12と、このポストフレーム12上に旋回ベアリ ング15を介して旋回自在に立設された旋回ポスト16と、該旋回ポスト16に 起伏自在に枢支された多段ブーム17とから構成されている。
【0011】 前記多段ブーム17は、旋回ポスト16との間に配設された起伏シリンダ18 により起伏動するとともに、図示しない伸縮シリンダにより伸縮作動するように 構成されている。
【0012】 また、前記旋回ポスト16は図示しない旋回モータにより旋回するように構成 されている。
【0013】 さらに、多段ブーム17の基端部にはウインチ装置19が設けられており、図 示しないウインチモータによりフック20に連結されたワイヤ21を巻き取りも しくは繰り出すように構成されている。
【0014】 前記支持フレーム11の内部には先端にジャッキ装置22を固設した図示しな いアウトリガが車体3の両側方に張出自在に嵌挿されている。
【0015】 また、前記支持フレーム11の前方且つ左右両側には、前記各アクチュエータ を作動操作する操作装置7が設けられている。
【0016】 操作装置7は、図2乃至図4に示すように、前述した起伏シリンダ18、伸縮 シリンダ、旋回モータ、ウインチモータ、ジャッキ装置22のジャッキシリンダ などの各アクチュエータの作動操作を行うものである。
【0017】 これら各アクチュエータは、支持フレーム11に設けられた油圧切換弁8によ り作動制御されており、前記各アクチュエータの数に対応する複数個の油圧切換 弁8が前後に並設されている。各油圧切換弁8は、切換ロッド81を上下方向に 摺動させることで切り換えられ、これにより各アクチュエータの作動を制御する ように構成されている。
【0018】 上記各切換ロッド81は、操作リンク82を介して操作ロッド87に連設され ている。
【0019】 操作リンク82は、切換ロッド81にピン連結83され前記支持フレーム11 に軸支された支持軸84を中心に回動自在に支持された第1作動部材85と、上 記支持軸84に回動自在に支持された第2作動部材86とから構成され、第2作 動部材86を挿通した前記操作ロッド87に図示しない弾機を介して先端部87 aを連結し、その先端部87aが第1作動部材85に枢支88されている。この 操作リンク82及び操作ロッド87は各油圧切換弁8毎に設けられている。
【0020】 前記各操作ロッド87の基端部87bはそれぞれ屈折自在に構成されており、 これら基端部87bが2本一組としてジョイスティックレバー9に連結されてい る。
【0021】 ジョイスティックレバー9は、レバー部91の左右、上下の操作によりジョイ スティック本体95に設けられた2本の操作杆92,93が矢符方向に移動自在 に構成されたもので、この2本の操作杆92,93に前記操作ロッド87の基端 部87bが連結されている。
【0022】 例えば、本例の場合では、ブームの起伏作動を制御する油圧切換弁8に連結さ れた操作ロッド87を一方のジョイスティックレバー9の操作杆92に連結する とともに、ウインチ装置の作動を制御する油圧切換弁8に連結された操作ロッド 87を一方のジョイスティックレバー9の操作杆93に連結し、ブームの旋回作 動を制御する油圧切換弁8に連結された操作ロッド87を他方のジョイスティッ クレバー9の操作杆92に連結するとともに、ブームの伸縮作動を制御する油圧 切換弁8に連結された操作ロッド87を他方のジョイスティックレバー9の操作 杆93に連結する。
【0023】 なお、左右のジャッキ装置22を作動制御する油圧切換弁8に連結された操作 ロッド87も上述と同様にジョイスティックレバーに連結してこのジョイスティ ックレバーによる操作を行ってもよいが、ジャッキ装置22の操作はクレーン操 作の前後に行うものでクレーン操作と同時には行わないため、本例では従来通り それぞれ図示しない単独の操作レバーに連結している。
【0024】 そして、前記2本のジョイスティックレバー9、9は、互いの操作がし易いよ うに取付け角度をずらして配設されている。
【0025】 また、このように構成された右舷側(図2において左側)の各第2作動部材8 6は、図2及び図3に示すように、連結ロッド89により作動リンク100、操 作ロッド110を介してそれぞれ対応する左舷側に配設された各ジョイスティッ クレバー9,9の操作杆92,93に連結されている。
【0026】 作動リンク100は、支持軸101により回動自在に支持されており、この作 動リンク100の上部側に前記連結ロッド89の一端部が枢支されるとともに、 作動リンク100の下部側に前記ジョイスティックレバー9,9の操作杆92, 93に連結された操作ロッド110の一端が枢支されている。
【0027】 つまり、右舷側のジョイスティックレバー9の操作に伴って対応する左舷側の ジョイスティックレバー9が連動するように構成されており、これにより車体3 の左右両側から操作を行うことができる。
【0028】 また、前記各作動リンク100は、図4に示すように、上端縁の一部がカム面 102に形成されており、このカム面102上に回動部材103の一端部に設け られたローラ104が転動自在に配置されている。回動部材103の他端部はワ イヤ等によりアクセルに連結されており、この回動部材103の回動動作により アクセルの作動を制御する。
【0029】 よって、左右のジョイスティックレバー9,9を操作することにより、この操 作に対応する油圧切換弁8が切り換えられ油圧ポンプからの圧油の供給により各 アクチュエータを作動させると同時に、回動部材103を回動させることでアク セルを作動させて油圧ポンプからの圧油の供給量を制御し各アクチュエータの作 動スピードを制御する。この場合において、各アクチュエータは、2本のジョイ スティックレバー9,9の左右,上下の操作量のなかで最大操作量のものに対応 したスピードで作動されることになる。
【0030】 なお、本例では、ブーム搭載車輌としてトラック搭載型クレーンを例に採って 説明したが、本考案はトラック搭載型クレーンに限らず、高所作業車等のブーム 搭載車輌にも適用することができる。
【0031】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、2本の操作ロッドを1本のジョイスティ ックレバーに連設し、1本のジョイスティックレバーでこれら操作ロッドが連結 された2個のブーム作業用油圧切換弁を切換操作することで、1本のジョイステ ィックレバーの操作により2個のブーム作業用油圧切換弁の切換操作が可能とな り、作業者が操作を行う場合において、左右の手で2本のジョイスティックレバ ーを同時に操作することにより、4個のブーム作業用油圧切換弁を切換操作する ことができ、これにより4系統のアクチュエータを同時に操作することができ、 操作性がよく迅速に作業を行うことができる。
【0032】 また、ジョイスティックレバーによりレバー本数を従来の半分にすることがで き、レバーの設置スペースを小さくでき、特に、レバーを前後方向に配設したも のについては、運転席と荷箱との間の距離を小さくでき、その分荷箱の全長を長 くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラック搭載型クレーンの全体の概略構成を示
す側面図である。
【図2】トラック搭載型クレーンの操作レバー装置部分
を示す正面図である。
【図3】ジョイスティックレバー本体とアクセルに連結
された回動部材及びローラを省略した左舷側操作部を示
す平面図である。
【図4】左舷側に設けられた作動リンクを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
7 操作装置 8 油圧切換弁 9 ジョイスティックレバー 87,110 操作ロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のブーム作業用油圧切換弁が前後
    もしくは上下方向に並設され、これらブーム作業用油圧
    切換弁に該ブーム作業用油圧切換弁を切換操作する操作
    装置が連設されたブーム搭載車輌における操作装置にお
    いて、 前記各ブーム作業用油圧切換弁には、該ブーム作業用油
    圧切換弁を切り換える操作ロッドが連設され、これら操
    作ロッドは2本一組で1本のジョイスティックレバーに
    連設されてなり、該1本のジョイスティックレバーで2
    個のブーム作業用油圧切換弁が切換操作可能に構成され
    たことを特徴とするブーム搭載車輌における操作装置。
JP8397191U 1991-10-16 1991-10-16 ブーム搭載車輌における操作装置 Pending JPH0537872U (ja)

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