JPH0537336A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH0537336A
JPH0537336A JP3187569A JP18756991A JPH0537336A JP H0537336 A JPH0537336 A JP H0537336A JP 3187569 A JP3187569 A JP 3187569A JP 18756991 A JP18756991 A JP 18756991A JP H0537336 A JPH0537336 A JP H0537336A
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宏 茂原
Masanori Kinugasa
昌典 衣笠
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成により、出力ノードに接続さ
れるトランジスタを同一導電形とした場合においても、
所望のレベルの出力電圧を得る。 【構成】 電源(Vcc)と接地間に電流通路が直列接続
されたNチャネルMOSトランジスタN3ソース、およ
びトランジスタN4のドレインは出力ノード(OT1)
に接続されている。NチャネルMOSトランジスタN5
のソースはトランジスタN3の基板に接続され、ドレイ
ンは出力ノード(OT1)に接続されている。このトラ
ンジスタN5のゲートはトランジスタN3のドレインに
接続されている。入力ノードIN1に供給される信号に
応じてトランジスタN3が導通すると、出力ノードOT
1の電位が上昇するとともに、トランジスタN5を介し
てトランジスタN3の基板の電位が上昇し、トランジス
タN3のバックゲートバイアス効果が小さくなる。この
ため、出力ノードOT1の電位は一層上昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばMOS FE
Tによって構成された出力回路に係わり、特に、出力ノ
ードに接続される拡散層の導電型がN型かP型のいずれ
か一方しか許されない場合に使用される出力回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図45は、例えばクロックドインバータ
回路等に使用される従来の出力回路を示すものである。
トライステートバッファ1、2は例えばCMOS回路に
よって構成され、これらトライステートバッファ1、2
には別々の電源Vcc1 、Vcc2が供給されている。これ
らトライステートバッファ1、2の出力ノードはそれぞ
れバスライン3に接続されている。トライステートバッ
ファ1、2をCMOS回路によって構成した場合、出力
ノードに必ず、P形とN形の拡散層が接続されるため、
同図に示すように、出力ノードと電源Vcc1 との相互間
に寄生ダイオードPDが生ずる。したがって、前記電源
Vcc1 、Vcc2 の関係が、例えば Vcc1 <Vcc2 −1V となっている場合、寄生ダイオードPDを経由して電源
Vcc2 から電源Vcc1 に電流が流れてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、図46に示す
ように、出力ノードOT1に接続されるトランジスタを
NチャネルMOSトランジスタN1、N2のみによって
構成することが考えられる。しかし、この場合、トラン
ジスタN1のバックゲートとしての基板(例えば図示せ
ぬP well)が接地電位であるため、トランジスタN1
の閾値Vthはバックゲート効果により本来の値よりかな
り大きい。したがって、出力ノードOT1にハイレベル
信号を出力する場合、例えば、電源電圧Vcc=4.5 V
で、閾値Vth=1Vとすると、出力信号は電源電圧Vcc
から閾値分降下するため、ほぼ2.5 V程度となる。閾値
Vthのばらつきを考えると、TTLの最低入力レベル2.
4 Vさえ満足することができない場合が生ずる。これを
解決するため、トランジスタN1のゲート電位を昇圧す
ることが考えられる。しかし、この場合、昇圧回路が必
要となり、回路構成が複雑となる。
【0004】また、トランジスタN1の基板を、トラン
ジスタN1のソースと接続することが考えられる。しか
し、基板はP形であるため、トランジスタN1のドレイ
ン(電源Vccと接続されているN形拡散層)との間に寄
生ダイオードが生じ、前述した問題が発生する。したが
って、トランジスタN1の基板を出力ノードに接続する
ことができないものであった。
【0005】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、簡単な回
路構成により、出力ノードに接続されるトランジスタを
同一導電形とした場合においても、所望のレベルの出力
電圧を得ることが可能な出力回路を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
上記課題を解決するため、第1の電源および第2の電源
の相互間に電流通路が直列接続され、入力信号に応じて
交互に導通される同一導電型の第1、第2のトランジス
タと、これらトランジスタの相互接続点に接続された出
力端子と、電流通路の一端が前記出力端子に接続され、
他端が前記第1のトランジスタのバックゲートに接続さ
れた第3のトランジスタとを設けている。また、前記第
3のトランジスタのゲートは、一定電位に接続されてい
る。さらに、前記第3のトランジスタのゲートには、入
力信号が供給される。また、前記第3のトランジスタの
バックゲートは、前記第1のトランジスタのバックゲー
トに接続されている。
【0007】さらに、この発明は、第1の電源および第
2の電源の相互間に電流通路が直列接続され入力信号に
応じて交互に導通される同一導電型の第1、第2のトラ
ンジスタと、これらトランジスタの相互接続点に接続さ
れた出力端子と、電流通路の一端が前記出力端子に接続
され、他端が前記第1のトランジスタのバックゲートに
接続された第3のトランジスタと、電流通路が前記第1
のトランジスタのバックゲートと一定電位との間に接続
され、前記入力信号に応じて導通される第4のトランジ
スタとを設けている。また、前記第3のトランジスタの
ゲートは、一定電位に接続されている。さらに、前記第
3のトランジスタのゲートには、入力信号が供給され
る。また、前記第3のトランジスタのバックゲートは、
前記第1のトランジスタのバックゲートに接続されてい
る。さらに、前記第4のトランジスタのバックゲート
は、前記一定電位に接続されている。
【0008】また、この発明は、電流通路の一端が第1
の電位に接続され、第1の入力信号に応じて導通される
第1導電型の第1のトランジスタと、電流通路の一端が
前記第1のトランジスタの電流通路の他端に接続され、
電流通路の他端が前記出力端子に接続され、ゲートが前
記第1の電位に接続された第2導電型の第2のトランジ
スタと、電流通路の一端が前記出力端子に接続され、他
端が第2の電位に接続され、第2の入力信号に応じて導
通される第2導電型の第3のトランジスタと、電流通路
の一端が前記第2のトランジスタのバックゲートに接続
され、他端が前記出力端子に接続され、第3の入力信号
に応じて導通される第2導電型の第4のトランジスタ
と、電流通路の一端が前記第2のトランジスタのバック
ゲートに接続され、他端が前記第2の電位に接続され、
第4の入力信号に応じて導通される第2導電型の第5の
トランジスタとを設けている。さらに、前記第4のトラ
ンジスタのバックゲートは、前記第2の電位に接続され
ている。また、前記第4のトランジスタのバックゲート
は、前記出力端子に接続されている。
【0009】さらに、この発明は、電流通路の一端が第
1の電位に接続され、他端が出力端子に接続され、第1
の入力信号に応じて前記出力端子に電圧を供給する第1
の絶縁ゲートトランジスタと、電流通路の一端が前記出
力端子に接続され、他端が前記第1の絶縁ゲートトラン
ジスタのバックゲートに接続され、第2の入力信号に応
じて導通されるスイッチ素子と、電流通路の一端が前記
第1の絶縁ゲートトランジスタのバックゲートに接続さ
れ、他端が前記第1の電位より高い第2の電位に接続さ
れ、第2の入力信号に応じて前記第1の絶縁ゲートトラ
ンジスタをバイポーラ動作させる第2の絶縁ゲートトラ
ンジスタとを設けている。
【0010】
【作用】この発明は、第1の電源および第2の電源の相
互間に、入力信号に応じて交互に導通される同一導電型
の第1、第2のトランジスタを直列接続し、これらトラ
ンジスタの相互接続点に出力端子を接続し、この出力端
子と第1のトランジスタのバックゲートの相互間に、一
定電位あるいは入力信号によって導通される第3のトラ
ンジスタを設けることにより、第1のトランジスタのバ
ックゲートバイアス効果を軽減でき、出力電位を高める
ことができる。
【0011】さらに、前記第3のトランジスタのバック
ゲートを第1のトランジスタのバックゲートに接続する
ことにより、第3のトランジスタのバックゲートバイア
ス効果を軽減することができ、一層出力電圧を高めるこ
とができる。
【0012】さらに、前記第1のトランジスタのバック
ゲートと一定電位との間に、入力信号に応じて導通され
る第4のトランジスタとを設けることにより、第1のト
ランジスタを確実にオフ状態とすることができる。ま
た、前記第4のトランジスタのバックゲートを前記一定
電位に接続することにより、第1のトランジスタを一層
確実にオフ状態とすることができる。
【0013】さらに、第1、第2の電位の相互間に第1
の入力信号によって導通される第1導電型の第1のトラ
ンジスタと、第1の電位によって導通される第2導電型
の第2のトランジスタ、および第2の入力信号によって
導通される第3のトランジスタを直列接続し、これら第
2、第3のトランジスタの接続点を出力端子に接続した
回路においても、第2のトランジスタのバックゲートに
第3の入力信号に応じて導通される第2導電型の第4の
トランジスタ、および第4の入力信号に応じて導通され
る第2導電型の第5のトランジスタを接続することによ
り、第2のトランジスタを確実にオフとすることができ
る。
【0014】また、第1の電位に接続され、第1の入力
信号に応じて出力端子に電圧を供給する第1の絶縁ゲー
トトランジスタのバックゲートと前記第一の電位より高
い第2の電位間に、第2の入力信号に応じて導通される
第2の絶縁ゲートトランジスタを設けることにより、第
1の絶縁ゲートトランジスタをバイポーラ動作させるこ
とができ、高速動させることができる。また、バイポー
ラトランジスタがオンしている時間を不要に長くしない
ことにより、ラッチアップの危険を減少できる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0016】図1はこの発明の第1の実施例である。同
図において、電源Vccと接地間には、NチャネルMOS
トランジスタN3、N4が直列接続されている。すなわ
ち、トランジスタN3のドレインは電源Vccに接続さ
れ、ソースは出力ノードOT1に接続されるとともに、
トランジスタN4のドレインに接続されている。このト
ランジスタN4のソースは接地され、ゲートは入力ノー
ドIN1に接続されている。この入力ノードIN1はイ
ンバータ回路IV1を介して前記トランジスタN3のゲ
ートに接続されている。前記出力ノードOT1にはNチ
ャネルMOSトランジスタN5のドレインが接続され、
このトランジスタN5のソースは前記トランジスタN3
のバックゲートとしての基板に接続されている。このト
ランジスタN5のゲートは前記電源Vccに接続されてい
る。前記トランジスタN4のバックゲートとしての基板
は、例えば接地電位のP wellに接続されている。
【0017】上記構成において、トランジスタN5のソ
ースの電位は、出力ノードOT1が接地電位の時、接地
電位となり、出力ノードOT1の電位が上昇すると、こ
のソースの電位も上昇する。しかし、バックゲートバイ
アス効果があるため、このソースの電位は、出力ノード
OT1の電位と同電位とはならず若干低目に追従する。
【0018】さて、入力ノードIN1の電位が電源電圧
Vccである場合、トランジスタN4はオンし、N3はオ
フするため、出力ノードOT1は接地電位となる。ま
た、入力ノードIN1の電位が接地電位の場合、トラン
ジスタN4はオフし、N3はオンする。この時、最初は
トランジスタN3のバックゲートバイアス効果があるも
のの、出力ノードOT1の電位は上昇する。したがっ
て、トランジスタN5のソースの電位も上昇する。この
ソース電位が上昇すると、前記バックゲートバイアス効
果が小さくなるため、出力ノードOT1の電位は一層上
昇する。これに伴い、トランジスタN5のソースの電位
も上昇する。この動作が繰り返され、バランスが取れた
場合、出力ノードOT1の電位上昇が停止される。
【0019】この実施例の場合、トランジスタN5のソ
ースの電位が、出力ノードOT1の電位に応じて上昇
し、トランジスタN3のバックゲートバイアス効果を低
減しているため、出力ノードOT1の電位は従来に比べ
て上昇する。
【0020】また、出力ノードOT1の電位を電源電圧
Vccより上昇した場合、トランジスタN5のソースの電
位はVcc−Vthn (Vthn :トランジスタN5の閾値)
によって決定され、出力ノードOT1の電位によって決
定されない。したがって、トランジスタN5のソースと
トランジスタN3のドレイン間に生ずる寄生ダイオード
はオンしないため、従来のように寄生ダイオードには電
流が流れない。
【0021】図1に示すにおいて、周知のSPICE シュミ
レーションを行った結果、電源電圧Vcc=4.5 Vの場
合、Vthn がばらつきのセンターという条件で、出力ノ
ードOT1の電位は3.4 Vであった。
【0022】一般に、CMOS回路の閾値は2.25Vであ
り、この閾値に対するマージンを考慮して、入力信号電
圧はVcc×0.7 以上であることが望ましい。すなわち、
Vcc=4.5 Vの場合、入力信号電圧として3.15V以上で
ある必要がある。この実施例の場合、この入力信号電圧
の条件を十分満足することができる。
【0023】図2は、この発明の第2の実施例を示すも
のであり、トランジスタN5のPwell(バックゲート)
を、このトランジスタN5のソースに接続したものであ
る。このような構成とした場合、トランジスタN5のバ
ックゲートバイアス効果が低減するため、出力ノードO
T1の電位は図1の構成に比べて上昇する。
【0024】図2に示すにおいて、図1と同一条件でSP
ICE シュミレーションを行った結果、出力ノードOT1
の電位は3.65Vであり、図1に示す回路に比べて一層バ
ックゲートバイアス効果が抑制されている。
【0025】図3は、この発明の第3の実施例を示すも
のである。図1に示す回路のトランジスタN3をオフさ
せる場合、トランジスタN5のソースを確実に接地電位
として、トランジスタN3を確実にオフさせる回路であ
り、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分に
ついてのみ説明する。
【0026】すなわち、トランジスタN5のゲートは、
トランジスタN3のゲートに接続されている。トランジ
スタN5のソースは、NチャネルMOSトランジスタN
6のドレインに接続されている。このトランジスタN6
のソースは接地され、ゲートは入力ノードIN1に接続
されている。
【0027】図1に示す回路のトランジスタN3をオフ
させる場合、出力ノードOT1の電位がトランジスタN
5のソースの電位より低くなり、トランジスタN3がバ
イポーラ動作してオフしにくくなることがある。図3に
示す回路では、入力ノードIN1がハイレベルとなる
と、トランジスタN6がオンしてトランジスタN5のソ
ースを接地電位とするため、トランジスタN3を確実に
オフすることができる。
【0028】図4は、図2に示す回路のトランジスタN
3を確実にオフさせる回路であり、実質的に図3と同様
であるため、図2、図3と同一部分には同一符号を付し
説明は省略する。図5は、図1、図2に示す回路の基本
概念を示すものである。
【0029】前記トランジスタN3とトランジスタN5
の関係は、図1、図2に限定されるものではない。すな
わち、トランジスタN5はトランジスタに限定されるも
のではなく、図5(a)に示すごとく、基本的にはスイ
ッチ素子SWであればよい。
【0030】また、このスイッチ素子SWは抵抗成分を
有していてもよい。すなわち、例えばデプレション型ト
ランジスタのようにオン、オフが導通抵抗の変化による
タイプのものでもよい。
【0031】さらに、スイッチ素子SWの制御信号入力
ノード5nは、電源電位に接続される必要はなく、例え
ば接地電位や中間電位、あるいはこれらをスイッチして
もよい。
【0032】また、トランジスタN3のノード4nとノ
ード3nの電位の関係は、スイッチ素子SWの制御信号
入力ノード5nに供給される電位の関数となっていても
よい。例えばスイッチ素子SWをNチャネルMOSトラ
ンジスタとした場合、ノード4nの電圧V4nは、V5n−
Vthn (V5nはノード5nの電圧)以上には上昇しない
ようになる。
【0033】さらに、トランジスタN3は、Nチャネル
MOSトランジスタに限らず、図5(b)に示すごと
く、PチャネルMOSトランジスタとしてもよい。この
場合、ノード3pが必ず、高電位として使用される。図
6は、図5に示すスイッチ素子をNチャネルMOSトラ
ンジスタによって構成したものである。図7はトランジ
スタN3、スイッチ素子N5をPチャネルMOSトラン
ジスタP3、P5によって構成したものである。図8
は、図3、図4に示す回路の基本概念を示すものであ
る。
【0034】前記トランジスタN5とトランジスタN6
の関係は、図3、図4に限定されるものではない。すな
わち、トランジスタN5、N6はトランジスタに限定さ
れるものではなく、図8(a)に示すごとく、基本的に
はスイッチ素子SW1、SW2であればよい。この場
合、スイッチ素子SW2のノード6nはスイッチ素子S
W1のノード3nの電位よりも低いか、同一であればよ
い。
【0035】また、これらスイッチ素子SW1、SW2
は抵抗成分を有していてもよい。すなわち、例えばデプ
レション型トランジスタのようにオン、オフが導通抵抗
の変化によるタイプのものでもよい。さらに、スイッチ
素子SW1、SW2の制御信号入力ノード5n、7nの
電位は限定されない。
【0036】また、スイッチ素子SW2の制御信号入力
ノード7nは、トランジスタN3のノード4nの電位を
ノード3nの電位+VF より高くならないように制御す
るのが望ましい。ここで、VF はトランジスタN3のノ
ード4n(P型)とノード3n(N型)で構成されるダ
イオードの接合電位である。
【0037】さらに、トランジスタN3は、Nチャネル
MOSトランジスタに限らず、図8(b)に示すごと
く、PチャネルMOSトランジスタP3としてもよい。
この場合、ノード3pが必ず、高電位として使用され
る。
【0038】図9(a)は、図8(a)に示すスイッチ
素子SW1、SW2をNチャネルMOSトランジスタN
5、N6によって構成したものであり、図9(b)は、
図8(b)に示すスイッチ素子SW1、SW2をPチャ
ネルMOSトランジスタP5、P6によって構成したも
のである。図7はトランジスタN3をPチャネルMOS
トランジスタによって構成し、スイッチ素子をPチャネ
ルMOSトランジスタによって構成したものである。
【0039】図10(a)(b)は、図9(a)(b)
を図4に対応して変形したものである。図10(a)に
おいて、トランジスタN5のP well(バックゲート)
は、このトランジスタN5のソースに接続されている。
また、図10(b)において、トランジスタP5のN
well(バックゲート)はトランジスタP5のソースに接
続されている。
【0040】図11(a)(b)は、図9(a)、図1
0(a)を変形した回路であり、これらの回路は、ノー
ド8n、2n、5n、7nに供給される信号によって反
転回路、あるいは非反転回路等になる。
【0041】図12(a)は、図11(a)(b)に示
す回路を反転回路とする場合の入力回路を示すものであ
る。この入力回路において、入力ノードIN1はノード
8n、7nに接続されている。さらに、入力ノードIN
1はインバータ回路121を介してノード2n、5nに
接続されている。したがって、入力ノードIN1から入
力された信号は、図11(a)(b)に示す回路の出力
ノードOT1から反転して出力される。
【0042】図12(b)は、図11(a)(b)に示
す回路を非反転回路とする場合の入力回路を示すもので
ある。この入力回路において、入力ノードIN1はノー
ド2n、5nに接続されている。さらに、入力ノードI
N1は、インバータ回路122を介してノード7n、8
nに接続されている。したがって、入力ノードIN1か
ら入力された信号は、図11(a)(b)に示す回路の
出力ノードOT1から反転されることなく出力される。
【0043】図13(a)は、図11(a)(b)に示
す回路を反転トライステート(Tri-state) 回路とする場
合の入力回路を示すものである。入力ノードIN1とイ
ネーブル信号入力ノード/ENはオア回路131の入力
ノード、およびノア回路132の入力ノードに接続され
ている。前記オア回路131の出力ノードはノード7n
に接続され、ノア回路132の出力ノードはノード5
n、2nに接続されている。さらに、ノア回路132の
出力ノードはイネーブル信号入力ノード/ENとともに
ノア回路133の入力ノードに接続されている。このノ
ア回路133の出力ノードはノード8nに接続されてい
る。
【0044】図13(b)は、図11(a)(b)に示
す回路を非反転トライステート回路とする場合の入力回
路を示すものである。入力ノードIN1とイネーブル信
号入力ノード/ENはノア回路134の入力ノードに接
続されている。このノア回路134の出力ノードはノー
ド8nに接続されている。さらに、このノア回路134
の出力ノードはイネーブル信号入力ノード/ENととも
に、オア回路135およびノア回路136の入力ノード
に接続されている。前記オア回路135の出力ノードは
ノード7nに接続され、ノア回路136の出力ノードは
ノード5n、2nに接続されている。
【0045】図14(a)は、図13(a)に示すオア
回路131を省略するための回路例を示すものである。
この場合、図11(a)(b)に示すトランジスタN6
を図14(a)に示すように、トランジスタN61、N
62の並列接続とし、トランジスタN61のゲートを入
力ノードIN1に接続し、トランジスタN62のゲート
をイネーブル信号入力ノード/ENに接続する。図11
(a)(b)に示す回路をこのように変形することによ
り、図13(a)に示すオア回路131を省略すること
ができる。
【0046】図14(b)は、図13(b)に示すオア
回路135を省略するための回路例を示すものである。
この場合、図11(a)(b)に示すトランジスタN6
を図14(b)に示すように、トランジスタN61、N
62の並列接続とし、トランジスタN61のゲートを図
13(b)に示すノア回路134の出力ノード20nに
接続し、トランジスタN62のゲートをイネーブル信号
入力ノード/ENに接続する。図11(a)(b)に示
す回路をこのように変形することにより、図13(b)
に示すオア回路135を省略することができる。
【0047】図15は、図11(a)(b)に示す回路
を反転トライステート回路とする場合の入力回路の他の
例を示すものである。入力ノードIN1とイネーブル信
号入力ノード/ENはノア回路151の入力ノードに接
続されている。このノア回路151の出力ノードはノー
ド5n、2nに接続されている。さらに、ノア回路15
1の出力ノードはイネーブル信号入力ノード/ENとと
もにノア回路152の入力ノードに接続されるととも
に、イネーブル信号入力ノード/ENとともにオア回路
153の入力ノードに接続されている。このオア回路1
53の出力ノードはノード7nに接続され、ノア回路1
52の出力ノードはノード8nに接続されている。
【0048】図16は、図11(a)(b)に示す回路
をアナログ非反転回路、例えば増幅器とする場合の入力
回路を示すものである。この場合、ノード7nは接地さ
れ、ノード5nは電源Vccに接続されている。ノード2
nは入力ノードIN1に接続され、ノード8nはトラン
ジスタN4が定電流源となるような直流バイアスに接続
されている。図17は、図11(a)(b)を変形した
回路であり、同図(a)(b)において、図11(a)
(b)と同一部分には同一符号を付す。
【0049】この回路は、トランジスタN3のゲートを
電源Vccに接続した状態で、ノード7n、5n、9p、
8nの関係によって反転、非反転回路等となる。すなわ
ち、図17(a)(b)において、トランジスタN3の
ゲートは電源Vccに接続されている。このトランジスタ
N3のドレインには、PチャネルMOSトランジスタP
7のドレインが接続されている。このトランジスタP7
の基板(バックゲート)はソースとともに、電源Vccに
接続されている。このトランジスタP7のゲートは、ノ
ード9pに接続されている。
【0050】この回路において、トランジスタN3をデ
ィプレッションタイプとした場合、出力ノードOT1に
より高い電位が出る。しかも、トランジスタN3には、
PチャネルMOSトランジスタP7が直列接続されてい
るため、直流貫通電流が流れることがない。
【0051】また、出力ノードOT1から出力される電
位の振幅を抑えるには、トランジスタN3の閾値を高く
したり、トランジスタN5の閾値を高くする。あるいは
ノード5nの電位を低くすればよい。
【0052】図18(a)は、図17(a)(b)に示
す回路を反転回路とする場合の入力回路を示すものであ
る。この入力回路において、入力ノードIN1はノード
7n、8n、9pに接続され、さらに、入力ノードIN
1はインバータ回路181を介してノード5nに接続さ
れている。
【0053】図18(b)は、図17(a)(b)に示
す回路を反転回路とする場合の入力回路を示すものであ
る。この入力回路において、ノード5nは電源Vccに接
続され、ノード7n、8n、9pは入力ノードIN1に
接続されている。
【0054】図19は、図17(a)(b)に示す回路
を非反転トライステート回路とする場合の入力回路を示
すものである。入力ノードIN1とイネーブル信号入力
ノードENはアンド回路191の入力ノード、およびナ
ンド回路192の入力ノードに接続されている。前記ア
ンド回路191の出力ノードはノード5nに接続され、
ナンド回路192の出力ノードはノード9p、7nに接
続されている。さらに、イネーブル信号入力ノードEN
はインバータ回路193を介してノア回路194の入力
ノードの一端に接続され、このノア回路194の入力ノ
ードの他端には入力ノードIN1が接続されている。こ
のノア回路194の出力ノードはノード8nに接続され
ている。図20(a)(b)は、図19(a)に示すア
ンド回路191を省略するための回路例を示すものであ
る。
【0055】図20(a)は、図17(a)に示すトラ
ンジスタN5を、トランジスタN51、N52の直列回
路とし、トランジスタN51のゲートをイネーブル信号
入力ノードENに接続し、トランジスタN52のゲート
を入力ノードINに接続したものである。
【0056】図20(b)は、図17(b)に示すトラ
ンジスタN5を、図20(a)と同様にトランジスタN
51、N52の直列回路とし、トランジスタN51のゲ
ートをイネーブル信号入力ノードENに接続し、トラン
ジスタN52のゲートを入力ノードINに接続する。そ
して、さらに、これらトランジスタN51、N52のP
wellをトランジスタN51のソースに接続したもので
ある。この場合、トランジスタN52のP wellはトラ
ンジスタN52のソースに接続してもよい。図17
(a)(b)に示す回路をこのように変形することによ
り、図19に示すアンド回路191を省略することがで
きる。
【0057】図21は、図17(a)(b)に示す回路
をアナログ反転回路、例えば増幅器とする場合の入力回
路を示すものである。この場合、ノード7nは接地さ
れ、ノード5nは電源Vccに接続される。ノード8n、
9pは入力ノードIN1に接続される。この場合、ノー
ド8nにトランジスタN4が定電流源となるような直流
バイアスを与えてもよい。図22は、図17(a)
(b)に示す回路の一部を示すものであり、出力ノード
OT1の出力電圧の立ち上がりを高速化するための回路
を示すものである。
【0058】この場合、図17(a)(b)に示すトラ
ンジスタP7を、図22に示すように、PチャネルMO
SトランジスタP7にNチャネルMOSトランジスタN
71を並列接続し、トランジスタN71の基板をそのソ
ースに接続する。さらに、ノード9pに接続されたトラ
ンジスタP7のゲートをインバータ回路221を介して
トランジスタN71のゲートに接続する。このような構
成とすることにより、出力ノードOT1の出力電圧の立
ち上がりを高速化できる。図23(a)(b)は、図9
(a)、図10(a)に示す回路を、クロック信号によ
って動作制御するようにしたものである。
【0059】すなわち、図23(a)(b)において、
トランジスタN3のドレインには、PチャネルMOSト
ランジスタP8のドレインが接続されている。このトラ
ンジスタP8の基板(バックゲート)はソースととも
に、電源Vccに接続されている。このトランジスタP8
のゲートは、ノード20pに接続されている。さらに、
トランジスタN4のソースにはNチャネルMOSトラン
ジスタN8のドレインが接続されている。このトランジ
スタN8のP wellはソースに接続されている。このト
ランジスタN8のゲートは、ノード20nに接続されて
いる。図24は、図23に示す回路をクロック信号によ
って制御するための入力回路である。
【0060】図24(a)において、入力ノードIN1
は前記ノード20p、20nに接続されている。クロッ
ク信号入力ノード/φ(/は反転を意味する)はノード
7nに接続されるとともに、インバータ回路241を介
してノード5n、2n、8nに接続されている。このよ
うに、トランジスタN3、N4のノード2n、8nにク
ロック信号を供給し、トランジスタP8、N8に入力信
号を供給することにより、クロック信号φと/φの位相
のずれにより、誤動作が生じないものである。図24
(b)において、入力ノードIN1はノード7n、8n
に接続されるとともに、インバータ回路242を介して
ノード5n、2nに接続されている。クロック信号入力
ノードφは前記ノード20nに接続されるとともに、イ
ンバータ回路243を介してノード20pに接続されて
いる。なお、図23(a)(b)において、トランジス
タN4、N8を削除すれば、オープン・ドレイン・タイ
プのクロックド・プルアップ回路となる。
【0061】図25は、図11に示す回路をPチャネル
MOSトランジスタによって構成したものであり、図1
1とn、pの符号を変えて示している。これらの回路
は、ノード8p、2p、5p、7pに供給される信号に
よって反転回路、あるいは非反転回路等になる。
【0062】図25(a)において、電源Vccと接地間
には、PチャネルMOSトランジスタP4、P3の電流
通路が直列接続されている。トランジスタP4の基板は
そのソースに接続され、ゲートはノード8nに接続され
ている。ドレインは出力ノードOT1に接続されてい
る。前記トランジスタP3のゲートはノード2pに接続
され、ソースはPチャネルMOSトランジスタP5のソ
ースに接続されている。このトランジスタP5の基板は
電源Vccに接続され、ゲートはノード5pに接続されて
いる。さらに、ドレインは前記トランジスタP3の基板
に接続されるとともに、PチャネルMOSトランジスタ
P6のドレインに接続されている。このトランジスタP
6のソースおよび基板は電源Vccに接続され、ゲートは
ノード7pに接続されている。
【0063】図25(b)は、図25(a)とほぼ同様
であり、トランジスタP5の基板が電源Vccではなく、
そのドレインに接続されている点のみが相違する。図2
5(a)(b)に示す回路において、トランジスタP3
をデプレッションタイプとすることにより、一層低レベ
ルの出力電圧を得ることができる。但し、この場合、貫
通電流が生ずる。図25(a)(b)に示す回路は、ノ
ード8p、2p、5p、7pに供給される信号によって
反転回路、あるいは非反転回路等になる。
【0064】図26(a)は、図25(a)(b)に示
す回路を反転回路とする場合の入力回路を示すものであ
る。この入力回路において、入力ノードIN1はノード
8p、7pに接続されている。さらに、入力ノードIN
1はインバータ回路261を介してノード2p、5pに
接続されている。したがって、入力ノードIN1から入
力された信号は、図25(a)(b)に示す回路の出力
ノードOT1から反転して出力される。
【0065】図26(b)は、図25(a)(b)に示
す回路を非反転回路とする場合の入力回路を示すもので
ある。この入力回路において、入力ノードIN1はノー
ド2p、5pに接続されている。さらに、入力ノードI
N1は、インバータ回路262を介してノード7p、8
pに接続されている。したがって、入力ノードIN1か
ら入力された信号は、図25(a)(b)に示す回路の
出力ノードOT1から反転されることなく出力される。
【0066】図27(a)は、図25(a)(b)に示
す回路を反転トライステート回路とする場合の入力回路
を示すものである。入力ノードIN1とイネーブル信号
入力ノードENはナンド回路271の入力ノード、およ
びアンド回路272の入力ノードに接続されている。こ
のアンド回路272の出力ノードはノード7pに接続さ
れ、ナンド回路271の出力ノードはノード5p、2p
に接続されている。さらに、ナンド回路271の出力ノ
ードはイネーブル信号入力ノードENとともにナンド回
路273の入力ノードに接続されている。このナンド回
路273の出力ノードはノード8pに接続されている。
【0067】図27(b)は、図25(a)(b)に示
す回路を非反転トライステート回路とする場合の入力回
路を示すものである。入力ノードIN1とイネーブル信
号入力ノードENはナンド回路274の入力ノードに接
続されている。このナンド回路274の出力ノードはノ
ード8pに接続されている。さらに、このナンド回路2
74の出力ノードはイネーブル信号入力ノードENとと
もに、ナンド回路275およびアンド回路276の入力
ノードに接続されている。前記アンド回路276の出力
ノードはノード7pに接続され、ナンド回路275の出
力ノードはノード5p、2pに接続されている。
【0068】図28(a)は、図27(a)に示すアン
ド回路272を省略するための回路例を示すものであ
る。この場合、図25(a)(b)に示すトランジスタ
P6を図28(a)に示すように、トランジスタP6
1、P62の並列接続とし、トランジスタP61のゲー
トをイネーブル信号入力ノードENに接続し、トランジ
スタP62のゲートを入力ノードIN1に接続する。
【0069】図28(b)は、図27(b)に示すアン
ド回路276を省略するための回路例を示すものであ
る。この場合、図25(a)(b)に示すトランジスタ
P6を図28(b)に示すように、トランジスタP6
1、P62の並列接続とし、トランジスタP61のゲー
トをイネーブル信号入力ノードENに接続し、トランジ
スタP62のゲートを図27(b)に示すナンド回路2
74の出力ノードに接続する。図25(a)(b)に示
す回路をこのように変形することにより、図28(b)
に示すアンド回路276を省略することができる。
【0070】図29は、図25(a)(b)に示す回路
を反転トライステート回路とする場合の入力回路の他の
例を示すものである。入力ノードIN1とイネーブル信
号入力ノードENはナンド回路291の入力ノードに接
続されている。このナンド回路291の出力ノードはノ
ード5p、2pに接続されている。さらに、ナンド回路
291の出力ノードはイネーブル信号入力ノードENと
ともにナンド回路292の入力ノードに接続されてい
る。このナンド回路292の出力ノードはノード8pに
接続されるとともに、イネーブル信号入力ノードENと
もにアンド回路293の入力ノードに接続されている。
このアンド回路293の出力ノードはノード7pに接続
されている。
【0071】図30は、図25(a)(b)に示す回路
をアナログ非反転回路、例えば増幅器とする場合の入力
回路を示すものである。この場合、ノード7pは電源V
ccに接続され、ノード5pは接地されている。ノード2
pは入力ノードIN1に接続され、ノード8pはトラン
ジスタP4が定電流源となるような直流バイアスに接続
されている。
【0072】図31は、図17(a)(b)をPチャネ
ルMOSトランジスタによって構成した回路であり、図
25を変形した回路である。図31において、図25と
同一部分には、同一符号を付す。
【0073】この回路は、トランジスタP3のゲートを
接地した状態で、ノード7p、5p、9n、8pの関係
によって反転、非反転回路等となる。すなわち、図31
(a)(b)において、トランジスタP3のゲートは接
地されている。このトランジスタP3のドレインには、
NチャネルMOSトランジスタN7のドレインが接続さ
れている。このトランジスタN7のP wellはソースと
ともに接地されている。このトランジスタN7のゲート
は、ノード9nに接続されている。
【0074】この回路において、トランジスタP3をデ
ィプレッションタイプとした場合、出力ノードOT1に
より低い電位が出る。しかも、トランジスタP3には、
NチャネルMOSトランジスタN7が直列接続されてい
るため、直流貫通電流が流れることがない。
【0075】また、出力ノードOT1から出力される電
位の振幅を抑えるには、トランジスタP3の閾値を高く
したり、トランジスタP5の閾値を高くする。あるいは
ノード5pの電位を高くすればよい。
【0076】図32(a)は、図31(a)(b)に示
す回路を反転回路とする場合の入力回路を示すものであ
る。この入力回路において、入力ノードIN1はノード
7p、8p、9nに接続され、さらに、入力ノードIN
1はインバータ回路321を介してノード5pに接続さ
れている。
【0077】図32(b)は、図31(a)(b)に示
す回路を反転回路とする場合の入力回路を示すものであ
る。この入力回路において、ノード5pは接地され、ノ
ード7p、8p、9nは入力ノードIN1に接続されて
いる。
【0078】図33は、図31(a)(b)に示す回路
を非反転トライステート回路とする場合の入力回路を示
すものである。入力ノードIN1とイネーブル信号入力
ノードENはナンド回路331の入力ノードに接続され
ている。このナンド回路331の出力ノードはノード8
pに接続されている。また、前記イネーブル信号入力ノ
ードENはインバータ回路332を介してノア回路33
3の一方入力ノードに接続されている。このノア回路3
33の他方入力ノードには入力ノードIN1が接続され
ている。このノア回路333の出力ノードはノード9
n、7pに接続されている。さらに、前記インバータ回
路332の出力ノードおよび入力ノードIN1はオア回
路334の入力ノードに接続され、このオア回路334
の出力ノードはノード5pに接続されている。図34
(a)(b)は、図33に示すオア回路334を省略す
るための回路例を示すものである。
【0079】図34(a)は、図31(a)に示すトラ
ンジスタP5を、トランジスタP51、P52の直列回
路とし、トランジスタP51のゲートを入力ノードIN
1に接続し、トランジスタP52のゲートをイネーブル
信号入力ノード/ENに接続したものである。
【0080】図34(b)は、図31(b)に示すトラ
ンジスタP5を、図34(a)と同様にトランジスタP
51、P52の直列回路とし、トランジスタP51のゲ
ートを入力ノードIN1に接続し、トランジスタP52
のゲートをイネーブル信号入力ノード/ENに接続す
る。そして、さらに、これらトランジスタP51、P5
2のN wellをそれぞれトランジスタP51、P52の
ソースに接続したものである。この場合、トランジスタ
P51のN wellはトランジスタP52のソースに接続
してもよい。図31に示す回路をこのように変形するこ
とにより、図33に示すオア回路334を省略すること
ができる。
【0081】図35は、図31(a)(b)に示す回路
をアナログ反転回路、例えば増幅器とする場合の入力回
路を示すものである。この場合、ノード7pは電源Vcc
に接続され、ノード5pは接地される。ノード8p、9
nは入力ノードIN1に接続される。この場合、ノード
8pにトランジスタP4が定電流源となるような直流バ
イアスを与えてもよい。図36(a)(b)は、図9
(b)、図10(b)に示す回路を、クロック信号によ
って動作制御するようにしたものである。
【0082】すなわち、図36(a)(b)において、
トランジスタP3のドレインには、NチャネルMOSト
ランジスタN9のドレインが接続されている。このトラ
ンジスタN9のP wellはソースとともに接地されてい
る。このトランジスタN9のゲートは、ノード20nに
接続されている。さらに、トランジスタP4のソースに
はPチャネルMOSトランジスタP9のドレインが接続
されている。このトランジスタP9の基板はトランジス
タP4の基板とともにソースに接続されている。このト
ランジスタP9のゲートは、ノード20pに接続されて
いる。図37は、図36に示す回路をクロック信号によ
って制御するための入力回路である。
【0083】図37(a)において、入力ノードIN1
は前記ノード20p、20nに接続されている。クロッ
ク信号入力ノードφはノード7pに接続されるととも
に、インバータ回路371を介してノード5p、2p、
8pに接続されている。このように、トランジスタP
3、P4、P5のノード2p、5p、8pにクロック信
号を供給し、トランジスタP9、N9に入力信号を供給
することにより、クロック信号φと/φの位相のずれに
より、誤動作が生じないものである。この場合、クロッ
ク信号φの立ち上がりに同期して入力信号を出力ノード
OT1に転送するものと仮定する。
【0084】図37(b)において、入力ノードIN1
はノード7p、8pに接続されるとともに、インバータ
回路372を介してノード2p、5pに接続されてい
る。クロック信号入力ノード/φは前記ノード20pに
接続されるとともに、インバータ回路373を介してノ
ード20nに接続されている。なお、図36(a)
(b)において、トランジスタP4、P9を削除すれ
ば、オープン・ドレイン・タイプのクロックド・プルダ
ウン回路となる。
【0085】図38は、図31の出力電圧の立ち下がり
を早くするための回路を示すものである。この場合、図
31(a)(b)に示すトランジスタN7を、図38に
示すように、NチャネルMOSトランジスタN7にPチ
ャネルMOSトランジスタP71を並列接続し、トラン
ジスタP71の基板をそのソースに接続する。さらに、
ノード9nに接続されたトランジスタN7のゲートをイ
ンバータ回路381を介してトランジスタP71のゲー
トに接続する。このような構成とすることにより、出力
ノードOT1の出力電圧の立ち下がりを高速化できる。
図39は、図5を改良した実施例である。
【0086】図39(a)において、トランジスタN4
の基板、すなわち、ノード4nにはNチャネルMOSト
ランジスタN10のソースが接続されている。このトラ
ンジスタN10のドレインはノード30nに接続され、
ゲートはノード31nに接続されている。ノード1nと
ノード30nの電位の関係は、以下で述べるようにV4n
max −0.6 ≦ max((V2n−Vthn), V1n) とする。0.6V
はPN接合電位とする。
【0087】このような構成において、トランジスタN
10がオンした場合、トランジスタN10はノード1
n、4n、3nがそれぞれコレクタ、ベース、エミッタ
となるバイポーラトランジスタにベース電流を供給する
電流通路となり、ノード3nの電位を引き上げる動作を
する。しかも、バイポーラ動作しているため、ノード3
nの初期電位を引き上げる速度が高速なものである。高
速動作する理由は次のようである。トランジスタN3で
は、トランジスタN10はノード4nを、 ノード30nの電位−VTHNB (VTHNB:バックゲートバイアス効果により見掛上高く
なった閾値) または、 ノード31nの電位−VTHNB
【0088】の低いほうの値(V4nmax とする)よりも
高く引き上げることができない。したがって、バポーラ
トランジスタは、ノード3nの電位がV4nmax − 0.6V
程度となるとオフしてしまう。一方、トランジスタN3
において、ノード3nは、
【0089】(ノード2nの電位−VTHN )または(ノ
ード1nの電位)の低い方まで引き上げる能力を有して
いる。この値をV4nmax −0.6 よりも高く設定しておけ
ば、最終的なノード3nのレベルは、トランジスタN1
0が無い場合と同じとなる。
【0090】バイポーラトランジスタを高速にオンさせ
た場合、ノード3nのレベルに影響させないこと以外
に、ラッチアップの危険を極力回避する効果も有してい
る。CMOS構造においては、寄生バイポーラトランジ
スタをオンさせると、基板に流れる電流が大きくなり、
ラッチアップの原因となる。この実施例の回路の場合、
オンする時間が短く、ラッチアップに対する危険が少な
い利点を有している。
【0091】図39(b)は、図5(b)に示すトラン
ジスタP4の基板、すなわち、ノード4nにはPチャネ
ルMOSトランジスタP10のソースが接続されてい
る。このトランジスタP10のドレインはノード30p
に接続され、ゲートはノード31pに接続されている。
ノード1pとノード30pの電位の関係は、V4pmin +
0.6 ≧ min (( V2p+|Vthp |),V1P) とする。
【0092】上記構成において、トランジスタP10が
オンした場合、トランジスタP10はノード1p、4
p、3pがそれぞれコレクタ、ベース、エミッタとなる
バイポーラトランジスタにベース電流を供給する電流パ
スとなり、ノード3pの電位を引下げる動作をする。
【0093】図40(a)は、図6(a)に示す回路
に、図39(a)に示すトランジスタN10を接続した
ものであり、図40(b)は、図6(b)に示す回路
に、図39(a)に示すトランジスタN10を接続した
ものである。この回路の動作は図39(a)と同様であ
る。
【0094】図41(a)(b)は、図7(a)(b)
に示すトランジスタP3の基板に前記トランジスタP1
0のソースを接続したものである。この回路の動作は図
39(b)と同様である。図42(a)(b)は、それ
ぞれ図8(a)(b)に示すトランジスタN3、P3の
基板に前記トランジスタN10、P10のソースを接続
したものである。図43(a)(b)は、それぞれ図9
(a)(b)に示すトランジスタN3、P3の基板に前
記トランジスタN10、P10のソースを接続したもの
である。
【0095】図44(a)(b)は、それぞれ図10
(a)(b)に示すトランジスタN3、P3の基板に前
記トランジスタN10、P10のソースを接続したもの
である。
【0096】図42乃至図44において、ノード1nと
ノード30nおよびノード1pとノード30pの電位の
関係は、図39に示す回路と同様であり、トランジスタ
N10、P10の動作は、基本的に図39に示す回路と
同様である。尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
【0097】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
簡単な回路構成により、出力ノードに接続されるトラン
ジスタを同一導電形とした場合においても、所望のレベ
ルの出力電圧を得ることが可能な出力回路を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す回路図。
【図2】この発明の第2の実施例を示す回路図。
【図3】この発明の第3の実施例を示すものであり、図
1に示す回路を変形した回路図。
【図4】この発明の第3の実施例を示すものであり、図
2に示す回路を変形した回路図。
【図5】図1、図2に示す回路の基本概念を示す回路
図。
【図6】図5(a)に示すスイッチ素子をNチャネルM
OSトランジスタによって構成した回路図。
【図7】図5(b)に示すスイッチ素子をトランジスタ
N3、スイッチ素子N5をPチャネルMOSトランジス
タP3、P5によって構成した回路図。
【図8】図3、図4に示す回路の基本概念を示す回路
図。
【図9】図9(a)は、図8(a)に示すスイッチ素子
SW1、SW2をNチャネルMOSトランジスタN5、
N6によって構成した回路図、図9(b)は、図8
(b)に示すスイッチ素子SW1、SW2をPチャネル
MOSトランジスタP5、P6によって構成した回路
図。
【図10】図9(a)(b)を図4に対応して変形した
回路図。
【図11】図11(a)(b)は、それぞれ図9
(a)、図10(a)を変形した回路図。
【図12】図12(a)は、図11(a)(b)に示す
回路を反転回路とする場合の入力回路図、図12(b)
は、図11(a)(b)に示す回路を非反転回路とする
場合の入力回路図。
【図13】図13(a)は、図11(a)(b)に示す
回路を反転トライステート回路とする場合の入力回路
図、図13(b)は、図11(a)(b)に示す回路を
非反転トライステート回路とする場合の入力回路図。
【図14】図14(a)は、図13(a)に示すオア回
路131を省略するための回路図、図14(b)は、図
13(b)に示すオア回路135を省略するための回路
図。
【図15】図11(a)(b)に示す回路を反転トライ
ステート回路とする場合の入力回路の他の例を示す回路
図。
【図16】図11(a)(b)に示す回路をアナログ非
反転回路とする場合の入力回路図。
【図17】図17は、図11(a)(b)を変形した回
路図。
【図18】図18(a)は、図17(a)(b)に示す
回路を反転回路とする場合の入力回路図、図18(b)
は、図17(a)(b)に示す回路を反転回路とする場
合の入力回路図。
【図19】図17(a)(b)に示す回路を非反転トラ
イステート回路とする場合の入力回路。
【図20】図20(a)(b)は、それぞれ図19
(a)に示すアンド回路191を省略するための回路
図。
【図21】図17(a)(b)に示す回路をアナログ反
転回路とする場合の入力回路図。
【図22】図17(a)(b)に示す回路の一部を示す
ものであり、出力ノードOT1の出力電圧の立ち上がり
を高速化するための回路図。
【図23】図23(a)(b)は、それぞれ図9
(a)、図10(a)に示す回路を、クロック信号によ
って動作制御するようにした回路図。
【図24】図24(a)(b)は、それぞれ図23に示
す回路をクロック信号によって制御するための入力回路
図。
【図25】図25(a)(b)は、それぞれ図11に示
す回路をPチャネルMOSトランジスタによって構成し
【図26】図26(a)は、図25(a)(b)に示す
回路を反転回路とする場合の入力回路図、図26(b)
は、図25(a)(b)に示す回路を非反転回路とする
場合の入力回路図。
【図27】図27(a)は、図25(a)(b)に示す
回路を反転トライステート回路とする場合の入力回路
図、図27(b)は、図25(a)(b)に示す回路を
非反転トライステート回路とする場合の入力回路図。
【図28】図28(a)は、図27(a)に示すアンド
回路272を省略するための回路図、図28(b)は、
図27(b)に示すアンド回路276を省略するための
回路
【図29】図25(a)(b)に示す回路を反転トライ
ステート回路とする場合の他の入力回路図。
【図30】図25(a)(b)に示す回路をアナログ非
反転回路とする場合の入力回路図。
【図31】図31(a)(b)は、それぞれ図17
(a)(b)をPチャネルMOSトランジスタによって
構成した回路図。
【図32】図32(a)は、図31(a)(b)に示す
回路を反転回路とする場合の入力回路図、図32(b)
は、図31(a)(b)に示す回路を反転回路とする場
合の入力回路図。
【図33】図31(a)(b)に示す回路を非反転トラ
イステート回路とする場合の入力回路図。
【図34】図34(a)(b)は、それぞれ図33に示
すオア回路334を省略するための回路図。
【図35】図31(a)(b)に示す回路をアナログ反
転回路とする場合の入力回路図。
【図36】図36(a)(b)は、それぞれ図9
(b)、図10(b)に示す回路を、クロック信号によ
って動作制御するための回路図。
【図37】図36に示す回路をクロック信号によって制
御するための入力回路図。
【図38】図31の出力電圧の立ち下がりを早くするた
めの回路図。
【図39】図39(a)(b)は、それぞれ図5を改良
した実施例を示す回路図。
【図40】図40(a)は、図6(a)に示す回路に、
図39(a)に示すトランジスタN10を接続した回路
図、図40(b)は、図6(b)に示す回路に、図39
(a)に示すトランジスタN10を接続した回路図。
【図41】図41(a)(b)は、それぞれ図7(a)
(b)に示すトランジスタP3の基板に前記トランジス
タP10のソースを接続した回路図。
【図42】図42(a)(b)は、それぞれ図8(a)
(b)に示すトランジスタN3、P3の基板に前記トラ
ンジスタN10、P10のソースを接続した
【図43】図43(a)(b)は、それぞれ図9(a)
(b)に示すトランジスタN3、P3の基板に前記トラ
ンジスタN10、P10のソースを接続した回路図。
【図44】図44(a)(b)は、それぞれ図10
(a)(b)に示すトランジスタN3、P3の基板に前
記トランジスタN10、P10のソースを接続した回路
図。
【図45】従来の出力回路の一例を示す回路図。
【図46】従来の出力回路の一例を示す回路図。
【符号の説明】
N3〜N10…NチャネルMOSトランジスタ、P3〜
P10…PチャネルMOSトランジスタ、IN1…入力
ノード、OT1…出力ノード、IV1…インバータ回
路。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源および第2の電源の相互間に
    電流通路が直列接続され、入力信号に応じて交互に導通
    される同一導電型の第1、第2のトランジスタと、 これらトランジスタの相互接続点に接続された出力端子
    と、 電流通路の一端が前記出力端子に接続され、他端が前記
    第1のトランジスタのバックゲートに接続された第3の
    トランジスタと、 を具備したことを特徴とする出力回路。
  2. 【請求項2】 前記第3のトランジスタのゲートは、一
    定の電位に接続されていることを特徴とする請求項1記
    載の出力回路。
  3. 【請求項3】 前記第3のトランジスタのゲートには、
    入力信号が供給されることを特徴とする請求項1記載の
    出力回路。
  4. 【請求項4】 前記第3のトランジスタのバックゲート
    は、前記第1のトランジスタのバックゲートに接続され
    ていることを特徴とする請求項2または3記載の出力回
    路。
  5. 【請求項5】 第1の電源および第2の電源の相互間に
    電流通路が直列接続され入力信号に応じて交互に導通さ
    れる同一導電型の第1、第2のトランジスタと、 これらトランジスタの相互接続点に接続された出力端子
    と、 電流通路の一端が前記出力端子に接続され、他端が前記
    第1のトランジスタのバックゲートに接続された第3の
    トランジスタと、 電流通路が前記第1のトランジスタのバックゲートと一
    定電位との間に接続され、前記入力信号に応じて導通さ
    れる第4のトランジスタと、 を具備したことを特徴とする出力回路。
  6. 【請求項6】 前記第3のトランジスタのゲートは、一
    定電位に接続されていることを特徴とする請求項5記載
    の出力回路。
  7. 【請求項7】 前記第3のトランジスタのゲートには、
    入力信号が供給されることを特徴とする請求項5または
    6記載の出力回路。
  8. 【請求項8】 前記第3のトランジスタのバックゲート
    は、前記第1のトランジスタのバックゲートに接続され
    ていることを特徴とする請求項5記載の出力回路。
  9. 【請求項9】 前記第4のトランジスタのバックゲート
    は、前記一定電位に接続されていることを特徴とする請
    求項5記載の出力回路。
  10. 【請求項10】 電流通路の一端が第1の電位に接続さ
    れ、第1の入力信号に応じて導通される第1導電型の第
    1のトランジスタと、 電流通路の一端が前記第1のトランジスタの電流通路の
    他端に接続され、電流通路の他端が前記出力端子に接続
    され、ゲートが前記第1の電位に接続された第2導電型
    の第2のトランジスタと、 電流通路の一端が前記出力端子に接続され、他端が第2
    の電位に接続され、第2の入力信号に応じて導通される
    第2導電型の第3のトランジスタと、 電流通路の一端が前記第2のトランジスタのバックゲー
    トに接続され、他端が前記出力端子に接続され、第3の
    入力信号に応じて導通される第2導電型の第4のトラン
    ジスタと、 電流通路の一端が前記第2のトランジスタのバックゲー
    トに接続され、他端が前記第2の電位に接続され、第4
    の入力信号に応じて導通される第2導電型の第5のトラ
    ンジスタと、 を具備したことを特徴とする出力回路。
  11. 【請求項11】 前記第4のトランジスタのバックゲー
    トは、前記第2の電位に接続されていることを特徴とす
    る請求項10記載の出力回路。
  12. 【請求項12】 前記第4のトランジスタのバックゲー
    トは、前記出力端子に接続されていることを特徴とする
    請求項10記載の出力回路。
  13. 【請求項13】 電流通路の一端が第1の電位に接続さ
    れ、他端が出力端子に接続され、第1の入力信号に応じ
    て前記出力端子に電圧を供給する第1の絶縁ゲートトラ
    ンジスタと、 電流通路の一端が前記出力端子に接続され、他端が前記
    第1の絶縁ゲートトランジスタのバックゲートに接続さ
    れ、第2の入力信号に応じて導通されるスイッチ素子
    と、 電流通路の一端が前記第1の絶縁ゲートトランジスタの
    バックゲートに接続され、他端が前記第1の電位より高
    い第2の電位に接続され、第2の入力信号に応じて前記
    第1の絶縁ゲートトランジスタをバイポーラ動作させる
    第2の絶縁ゲートトランジスタと、を具備したことを特
    徴とする出力回路。
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