JPH0536980U - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

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JPH0536980U
JPH0536980U JP9377791U JP9377791U JPH0536980U JP H0536980 U JPH0536980 U JP H0536980U JP 9377791 U JP9377791 U JP 9377791U JP 9377791 U JP9377791 U JP 9377791U JP H0536980 U JPH0536980 U JP H0536980U
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power
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JP9377791U
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Inventor
忠弘 吉田
正利 伊藤
幸司 飯田
Original Assignee
ミノルタカメラ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アイスタ−トによる電源ON/OFF制御機能
を有するが、特別のモ−ドにおいてはアイスタ−トによ
らない電源ON/OFF制御を可能にする。 【構成】本考案のカメラ装置は、メイン電源スイッチ1
4と、アイスタ−トON/OFFスイッチ16と、接眼
検知を行なうアイスタ−ト回路1と、前記メイン電源ス
イッチ14及びアイスタ−トON/OFFスイッチ16
がONのとき前記アイスタ−ト回路1を動作させて該ア
イスタ−ト回路1の出力に基いてカメラの所定箇所の電
源の制御を行ない、前記アイスタ−トON/OFFスイ
ッチ16がOFFのときは前記メイン電源スイッチ14
による前記箇所の電源制御を行なうようになすシステム
コントロ−ラ9と、を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はファインダを備えた一体型ビデオカメラ等のカメラ装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来ビデオカメラ全体の電源コントロ−ルはメイン電源スイッチのON/OF Fによるものや、メイン電源スイッチとシリ−ズにつながったパワ−セイブスイ ッチのON/OFFにより行なうものが主流であった。実開昭62−34865 号にはファインダを覗くことによりカメラ全体の電源ON/OFFを行なわせる ものが示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、メイン電源やパワ−セイブスイッチは、あくまでも撮影者自身 が操作する必要があり、操作を忘れる事態がしばしば発生し、電池の消耗や地面 撮り等の誤動作があった。また、接眼検知(ファインダを覗いたことを検知)に て電源をON/OFFするものにおいては、セルフ撮影やインタ−バル撮影、リ モ−トコントロ−ル撮影等について何ら配慮されていない。そのためファインダ を覗かないで行なうこれらの撮影については接眼検知機能が働くことにより電源 がOFFとなってしまい、撮影ができなくなるという虞があった。 本考案はこのような問題を解決したアイスタ−ト機能付きのカメラ装置を提供 することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本考案のカメラ装置は、メイン電源スイッチと、ア イスタ−トON/OFFスイッチと、接眼検知を行なうアイスタ−ト回路と、前 記メイン電源スイッチ及びアイスタ−トON/OFFスイッチがONのとき前記 アイスタ−ト回路を動作させて該アイスタ−ト回路の出力に基いてカメラの所定 箇所の電源の制御を行ない、前記アイスタ−トON/OFFスイッチがOFFの ときは前記メイン電源スイッチによる前記箇所の電源制御を行なうようになす制 御手段と、を備える。
【0005】
【作用】
このような構成によると、ファインダを覗いていないときは撮影の意思がない ものとしてカメラ装置の全体又はその一部の電源を自動的にOFFとするので、 節電効果を上げることができる。そして、ファインダを覗かないで撮影するよう な特定の撮影モ−ド、例えばリモ−トコントロ−ル撮影においては、アイスタ− トON/OFFスイッチをOFFに設定しておけば、アイスタ−ト(接眼検知に よる電源制御)は働かないので、カメラの電源がOFFになってしまう(従って 撮影不良になってしまう)という不具合は生じない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。 まず、図1は本実施例の主な回路構成を示している。同図において、1はカメ ラ本体2に組み込まれたアイスタート回路であり、赤外線を発光するLED(発 光ダイオード)を駆動するLED駆動回路3、LEDから投光された赤外光が物 体(人間)100により反射されてSPD(シリコンフォトダイオ−ド)に入光 されたときのSPDの電流変化を増幅器7を通して入力し物体100がビューフ ァインダを覗いたことを検知する検知回路4、検知結果を判別する判別回路5、 この判別回路5の出力に従ってカメラ本体2の電源を制御するためのパワーコン トロール信号を発生するカメラ制御信号発生回路6及びLED駆動回路3や検知 回路4、判別回路5にタイミング信号を与えるタイミング信号発生回路8を有す るマイクロコンピュータ(以下「制御マイコン」という)17等から成っている 。SPD(シリコンフォトダイオード)は赤外光が当たると、その光電流値が変 化する。コンデンサCは、この変化分を増幅器7へ結合する。
【0007】 アイスタート回路1が動作するか、しないかの制御はカメラ本体2のシステム コントロ−ラ9からのENB信号によって行われる。ENB信号が”L”の時は 、制御マイコン17は増幅器7及びSPDの電源であるVccの供給をOFFす ると共に、LEDの駆動、パワーコントロール信号の出力等すべてOFFする。 また、アイスタート制御マイコン17自体の動作モードも待機モードとなり、ア イスタート回路全体が低消費電流モードとなる。
【0008】 ENB信号が”H”の時はアイスタート回路1が動作する。この時、アイスタ ート制御マイコン17はまず、増幅器7及びSPDの電源VccをONする。そ して、一定のタイミングに従ってLED駆動信号を発生させる。この駆動信号は 図6(a)に示す如く一定の時間幅をもったパルス信号で、その発光パルス時間 幅は100μs程度に設定している。LEDが発光し、発光側に人間の顔等の物 体100があると、その反射光がSPDに入射し、SPDの光電流に変化が生じ る。もし物体がない場合は、反射光がないためSPDの光電流に変化は生じない 。SPDの光電流は交流結合されて増幅器7で増幅される。増幅器7の出力波形 は通常時”L”で、LEDの反射光がある時”H”となる。図6(b)(c)に LEDの発光タイミングに対する増幅器7の出力波形を示す。同図(b)は物体 がないとき、(c)は物体があるときの出力波形である。
【0009】 増幅器7の出力信号は制御マイコン17の入力ポートを介して検知回路4に入 力される。次に、検知回路4の出力に基づいて判別回路5は所定の誤検知防止動 作を行っている。これは図6(b)(c)に示すように、増幅器7の出力には物 体があるときも、ないときもランダムにノイズNが乗っていて、このノイズNに よて誤検出が生じる可能性があるからである。
【0010】 図7にアイスタートの動作タイムチャートを示す。 図7において、まずENB信号が”L”の時であるが、このときはシステムコ ントローラ9がアイスタート回路1の動作を必要としない時である。よってこの 時、アイスタ−ト回路1はLED駆動、パワーコントロール信号の”H”出力等 の動作を一切行なわない。従ってLED駆動信号はOFFで、パワーコントロー ル信号は”L”である。この時カメラ本体2の電源はカメラ本体2のシステムコ ントローラ9で管理し、アイスタート回路1の出力信号(パワーコントロール信 号)に影響されない。
【0011】 次に、ENB信号が”H”になると、アイスタート回路1が動作する。まず、 アイスタート制御マイコン17はENB信号の”H”を受けると、50〜100 msに1回の割合で約100μs間LED駆動信号をLED駆動回路3から出力 する。そしてこの時の増幅器7の出力信号を入力し、ビューファインダ10の近 くに物体(人間の顔)があるか、ないのかを判別する。”無”と判別した時はパ ワーコントロール信号”L”を出力し、”有”と判別した時は”H”を出力する 。そして”H”から”L”に出力を変える時は実際に”無”を判別してから一定 のパワーホールド時間経過後に行っている。
【0012】 アイスタート回路1からシステムコントローラ9へ与えられるパワーコントロ ール信号は”L”の時は、カメラ各部の電源のOFFを指令し、”H”の時は電 源のONを指令する。
【0013】 カメラ本体2にはカメラ全体の制御を司るシステムコントローラ9、ビューフ ァインダ10、撮像部11、外部表示・操作部12、VTR部13等が設けられ ているとともに、スイッチ類としてメイン電源スイッチ14、パワーセイブスイ ッチ15、アイスタートON/OFFスイッチ16等が設けられている。前記シ ステムコントローラ9はマイクロコンピュータで構成されている。このシステム コントローラ9からはアイスタート回路1へENB(駆動)信号が与えられる。 システムコントローラ9は現在のカメラの動作モード及びアイスタートON/O FFスイッチ16の状態に応じて、ENB信号の内容(ハイレベル”H”又はロ −レベル”L”)を決定する。
【0014】 カメラ本体2のシステムコントローラ9はENB信号”H”を出力している時 はアイスタート回路1から出力されるパワーコントロール信号に従ってカメラ各 部の電源をコントロールする。パワーコントロール信号が”L”の時は電源をO FFし、パワーコントロール信号が”H”の時は電源をONする。
【0015】 ここでいうカメラ各部とはVTR部13、外部表示・操作部12、撮像部11 、ビューファインダ10等である。そしてアイスタート回路1からのパワーコン トロール信号に従って電源のON/OFF制御を行う箇所として カメラ全体(即ち、ビュ−ファインダ10、撮像部11、外部表示・ 操作部12、VTR部13) ビューファインダ部のみ 外部表示及び操作部を除く各部 ビューファインダ部とVTR部 等の仕様が考えられる。次に、これらの各仕様の目的等について述べる。
【0016】 カメラ全体の電源をON/OFF制御する仕様 これが最も基本的な仕様であり、不要な電力消費をなくし、電池の持続時間を 延ばすという目的に対しての達成度も高い。ただこの場合、使用者がファインダ に目を近づけてからビューファインダ10に画像が出画されるまでに1〜2秒程 度の時間を要することや、またファインダ10から目をはなしてキー操作を行い たい時にアイスタートON/OFFスイッチ16をOFFにしないとキー操作途 中で電源が切れてしまう等の不都合がある。なお、この不都合に関してはフルオ ートスイッチをOFFにした時にアイスタートもOFFにし、キー操作途中は電 源をホールドするという案や、キー操作の度にパワーホールドを延長させるとい う方法もある。
【0017】 ビューファインダ部のみの電源をON/OFF制御する仕様 この仕様は、ビューファインダ10に目を近づけていない時は例外なくファイ ンダについては動作させる必要がないという考えからきている。不都合等の欠点 もない代わりに不要な電力消費もなくし、電池の持続時間を延ばすという目的に 対する効果も少ない。(案に比べて約1/10程度)
【0018】 外部表示及び操作部を除く各部の電源をON/OFF制御する仕様 この仕様はの欠点の1つであるビューファインダ10から目をはなしてキー を操作する時の不都合(キー操作途中で電源がOFFする)をなくしたものであ る。即ち、LCD等の外部表示及び操作部についてはアイスタートに関係なく電 源スイッチがONの時は動作させ、他の部分(撮像部、VTR部、ビューファイ ンダ部等)についてはアイスタートにて電源の制御を行うものである。
【0019】 この仕様ではに比べれば電池の持続時間をのばす効果は少ないが、カメラ全 体の消費電力に占める外部表示及び操作部の消費電力の割合は大体10%以下で あるため、かなりに近い効果が得られる。また、の欠点の1つも解消できる ので、総合的には一番望ましい仕様といえる。
【0020】 ビューファインダ部とVTR部の電源をON/OFF制御する仕様 これはのビューファインダ部だけでは電池の持続時間をのばす効果が少ない のでVTR部の電源制御も加えた仕様である。ビデオカメラにおいて、撮像部と VTR部の消費電力比は概ね1:1位であるから、この仕様は電池の持続時間の 効果としては、の半分位となる。即ち、ファインダ10から目を離した時で も撮像部11の電源が入っている分だけ、より効果が少ない。VTR部13 の電源ON時の立ち上がり時間は実仕様上は問題ないものである。
【0021】 システムコントローラ9には上述した通りアイスタートON/OFFスイッチ 16が接続されているが、これは使用者の意思によりいつでもアイスタート機能 を無効にする意図からである。アイスタートON/OFFスイッチ16を”OF F”位置にするとアイスタート機能は動作せず、従来のカメラと同様の仕様とな る。この場合は、カメラ本体側のメイン電源スイッチ14やパワーセイブスイッ チ15によりカメラ全体の電源がコントロールされる。
【0022】 アイスタートON/OFFスイッチ16は、例えばリモートコントロール使用 時等ファインダ10に目をつけないでカメラを操作する時にはOFF位置にする のが望ましい。即ち、リモ−トコントロ−ルに依らない通常撮影時においてはア イスタートON/OFFスイッチ16は”ON”位置で問題ないが、リモートコ ントロール使用時等はファインダに目を近づけないで操作するものであるから、 アイスタ−ト機能が必要でないとともにアイスタート回路1が何らかの事由によ り不所望に動作してパワ−コントロ−ル信号が”L”となると、カメラ電源はO FFのままとなり不都合を生じるからである。従って、このようなリモ−トコン トロ−ル時はアイスタートON/OFFスイッチ16を予め”OFF”位置にし て、ファインダに目を近づけなくてもカメラの電源が入り、操作できるようにし ておく。
【0023】 尚、アイスタートON/OFFスイッチ16は独立したスイッチとして構成し てもよいが、例えばカメラ部の操作スイッチの一つであるフルオートスイッチと 兼用してもよい。即ち、フルオートスイッチがON(フルオートモード)の時は アイスタートもONであり、フルオートスイッチがOFFの時はアイスタートも OFFとするものである。この考えはフルオートモードの時は撮影時に各種操作 釦を操作することがない(しても無効)が、フルオートモード以外では釦を操作 することがあり、この操作時はファインダ10から目を離す場合が多く、アイス タートにより電源が切れると、不都合となるためである。
【0024】 フルオートモード以外の時にアイスタートによりカメラ全体の電源をON/O FF制御する場合、従来よりカメラに設けられているメイン電源スイッチ14、 パワーセイブスイッチ15とアイスタートON/OFFスイッチ16の構成、配 置について4つの形態(イ)〜(ニ)を図5に示す。
【0025】 ここで、メイン電源スイッチ14は3ポジションのスライド式スイッチでCA M(カメラモード)、OFF、VTR(再生モード)の3ポジションとなってい る。カメラとして使用する時は”CAM”位置にする。パワーセイブスイッチ1 5はカメラモードの時にメイン電源スイッチ14をOFFさせなくても、電源を OFFすることができるスイッチで、撮影の合間等に電池の消費を防ぐために用 いる。機能的にはメイン電源スイッチ14と同じものであるが、撮影時に操作が できるよう録画ON/OFFスイッチの外周部に配置され、右手親指で操作でき るものである。
【0026】 次に(イ)〜(ニ)のそれぞれの形態について説明する。 まず、(イ)の形態は従来からあるメイン電源スイッチ、パワーセイブスイッ チはそのままにし、アイスタートON/OFFスイッチを独立して設けたもので ある。この構成では従来のスイッチ構成に変更がないため、アイスタート機能を 有するカメラと、有しないカメラの部品の共通化に有利である。
【0027】 (ロ)の形態はパワーセイブスイッチとアイスタートON/OFFスイッチを 同じ位置に配置し、操作性を良くしたものである。従来のパワーセイブスイッチ の位置にパワーセイブスイッチとアイスタートON/OFFスイッチを1つにし て、3ポジションスイッチとしたものである。 メイン電源スイッチ14が”CAM”(カメラモード)位置の時、P.SAV E(パワーセイブ)位置ではカメラ全体の電源はOFFとなる。AUTO(オー ト)位置はいわゆるアイスタートON位置であり、この時接眼の有無によりカメ ラ全体の電源のON/OFF制御が行われる。 NORMAL(ノーマル)位置はアイスタートOFF位置で、この時は接眼の 有無に関係なく電源はONとなる。
【0028】 形態(ハ)及び形態(ニ)はパワーセイブスイッチを廃止したものである。パ ワーセイブスイッチを廃止する理由はアイスタート機能により、自動的にパワー セイブが行えるからである。形態(ハ)は、従来のパワーセイブスイッチの位置 にアイスタートON/OFFスイッチを配置したもので、形態(ニ)は、パワー セイブスイッチをなくし、アイスタートON/OFFスイッチは独立に別の位置 に設けたものである。
【0029】 次に、図2、図3は上記図1の回路を収納する機構をカメラの外観で示してい る。これらの図において、ビューファインダ10は後方から見てカメラ本体2の 左上部に設けられており、このビューファインダ10には接眼ユニット21が着 脱自在に取り付けられている。また接眼ユニット21の下方の部分10aには図 4に示す如きアイスタートユニット25がビュ−ファインダ10のカバ−10’ 内に内蔵されていて、そのアイスタートON/OFFスイッチ16の操作部材1 6Aが操作可能に部分10aから露出している。
【0030】 アイスタ−トユニット25は上記LED、SPDを収めたセンサホルダー22 と前記アイスタートON/OFFスイッチ16を搭載した回路基板26と、カメ ラ本体2の回路と接続するためのコード付きコネクタ27とから構成されている 。23はLEDからの赤外光の投光窓であり、24は外部からの光がSPDに届 くように受光する受光窓である。
【0031】 図3において、28は録画ON/OFF用の操作部材であり、その外周には図 1に示すパワーセイブスイッチ15が設けられている。
【0032】 図14は前記ビュ−ファインダ10の回転と接眼ユニット21の着脱構造を示 した図である。図示しないが、ビュ−ファインダ10は、そのカバ−に設けた回 転軸によりカメラ本体2に対して回転可能になっている。この場合、回転角は0 〜90°でよい。接眼ユニット21はレンズホルダ30に設けた突起部31がカ メラ本体2側に設けた接眼部取付ブッシュ32の凹部33をガイドとして着脱自 在に設けられている。尚、この凹部33は一部の幅を狭くし、ロックも兼ねてい る。アイフ−ド34はアイフ−ド取付部材35の外側から押し込まれており、ア イフ−ド34の弾性力で保持されていて、強制的な着脱が可能となっている。
【0033】 図2〜図4では、前述した通りアイスタ−トユニット25はビュ−ファインダ 10のカバ−10’内に配設されているが、図15、図16では接眼ユニット2 1内に配設されている。 図15は接眼ユニット21の中心より下の部分を断面している。アイスタ−ト ユニット25は接眼ユニット21内に設けられており、このアイスタ−トユニッ ト25は視度調整リング29内を通るように配されたフレキシブルプリント基板 36を介してレンズホルダ37内に設けられた電気接片38と接続されている。 電気接片38は接眼ユニット21を図16に示すビュ−ファインダ10に取り付 けたとき、そのビュ−ファインダ側に設けられている電気接片39と接触する。 これによってコネクタ27とアイスタ−トユニット25が電気的に接続され、ア イスタ−トユニット25はコネクタ27を通してカメラ本体2側の回路と結合さ れる。
【0034】 次に、図17と図18はアイスタ−トシステムをカメラの他の用途に用いた例 を示している。ここで、図17は撮影レンズのレンズキャップの開閉に適用した ものであり、図18はマイクロフォン(マイク)の収納/引出しに適用したもの である。
【0035】 まず、図17において、40、41は撮影レンズに取り付けたレンズキャップ である。該レンズキャップ40、41は図示しないが、撮影レンズの固定部分に 取付ピン42、43でそれぞれ回転可能に軸支されている。47、48はこれも 前記レンズキャップ40、41に設けた長窓であり、外周にギアを設けた回転リ ング44に植設した連結ピン45、46と嵌合している。回転リング44も図示 しない撮影レンズの固定部材に回転可能に取り付けられている。50は駆動モ− タであり、その出力軸には連結ギア49が固着されており、更に該連結ギア49 は前記回転リング44の外周ギア部に連結している。9は図1に示すシステムコ ントロ−ラであり、アイスタ−ト回路1からの信号を受け、モ−タ駆動回路51 を通して駆動モ−タ50の制御を行なう。
【0036】 かかる構成において、アイスタ−ト回路1からの検出信号がシステムコントロ −ラ9に入ると、駆動モ−タ50に駆動信号が与えられてモ−タ50が回転する 。これに伴い連結ギア49を介して回転リング44が回転する。回転リング44 が回転すると、該回転リング44上に植設した連結ピン45、46が同時に回転 する。この回転により、レンズキャップ40、41は、その長穴部47、48が 駆動され、取付ピン42、43を回転中心として開閉を行なう。
【0037】 図17では回転リング44の反時計回りでレンズキャップを開き、逆回転でレ ンズキャップを閉じる動作となる。これによりアイスタ−トの検知と同時にレン ズキャップの開閉が行なわれる。ファインダ10に目を近づけたときにはレンズ キャップを開き、目を離したときには(一定のホ−ルド時間の後)レンズキャッ プを閉じる。
【0038】 次に、アイスタ−トシステムをビデオカメラのマイクの収納引出しに適用した 図18において、60はマイクユニットであり、マイクユニット取付台61に取 り付けられている。該マイクユニット取付台61はマイクユニット60の取付部 と反対側にギア部を設けてあり、回転軸62で図示しないカメラ本体に回転自在 に取り付けられる。該マイクユニット取付台61のギア部はモ−タ50の出力軸 に固着した連結ギア49と噛み合っている。システムコントロ−ラ9はアイスタ −ト回路1からの信号を受け、モ−タ駆動回路51を通してモ−タ50の制御を 行なう。
【0039】 アイスタ−ト回路1からの検出信号がシステムコントロ−ラに入ると、駆動モ −タ50に駆動信号が与えられてモ−タ50が回転する。これに従い、連結ギア 49を介してマイクユニット取付台61が回転軸62を中心に回転をし、マイク ユニット60の位置を変える。ファインダ10に目を近づけたときには電源がO Nし、図示の状態となり、ファインダ10から目を離したときには一定のホ−ル ド時間の後、マイクユニット60が右又は左に回転した状態となる。
【0040】 図8、図9はアイスタート制御マイコン17による制御動作のフローチャート を示しており、そのうち図8はENB信号が”H”のときの割り込みルーチンで あり、図9はそのルーチンにおけるアイスタート(接眼)検知のサブルーチンを 示している。
【0041】 図8のルーチンが呼び出されると、まずステップ#5で、前回の接眼検知の出 力を示すフラグ2を0にセットする。このフラグ2は0のとき前回の接眼検知無 しを示し、1のとき前回の接眼検知有りを示す。次に、ステップ#10に進み、 入力されるENB信号の電圧レベルを判定する。そして、ENB信号が”L”で あれば、ステップ#15でLEDをOFFとし、続いてステップ#20でパワー コントロール信号として”L”を出力した後、ステップ#25でクロックを停止 し、ストップ状態となる。
【0042】 前記ステップ#10でENB信号が”H”であればステップ#30に進んで接 眼検知のサブルーチンを実行する。このサブル−チンではLED発行の前、中、 後の3回検知出力の判定を行なうようになっている。このサブルーチンが呼び出 されると、制御マイコン17は図9のステップ#200でLEDをOFFとして から、ステップ#205で検知出力の電圧レベルを判定する。ここで検知出力が ”H”であると判定した場合はステップ#210で50μsタイマーをスタート させた後、ステップ#205へ戻る。ステップ#205で検知出力が”L”と判 定すると、ステップ#215へ進んでLEDをONし、続いてステップ#220 で50μsタイマーをスタートさせる。
【0043】 しかる後、ステップ#225で検知出力のレベルを再度判定する。ここで、検 知出力が”H”であれば、ステップ#235へ進んで現在の接眼検知出力を示す フラグ1を1にセットし、ステップ#240へ進む。フラグ1は1のとき、現在 の検知出力が有ることを示し、0のとき無いことを示す。
【0044】 前記ステップ#225で検知出力が”L”であれば、それを示すべく次のステ ップ#230でフラグ1を0にセットした後、ステップ#240へ進む。ステッ プ#240では再び50μsタイマーをスタートさせる。
【0045】 次に、ステップ#245でLEDをOFFし、50μsタイマーをスタートさ せた(ステップ#250)後、ステップ#255で接眼検知出力の電圧レベルを 判定する。ここで、接眼検知出力が”L”であれば図8のメインルーチンへリタ ーンし、”H”であればステップ#210へ進んで50μsタイマーをスタート させた後、ステップ#205へ進む。
【0046】 上記接眼検知のサブルーチンを実行し終ると、図8のステップ#30からステ ップ#35へ進んで、フラグ1の状態を判定する。フラグ1が1(現在の検知出 力が有る)の場合は、ステップ#40でフラグ2の状態を判定する。ここでフラ グ2が1のとき、即ち前回の検知出力がある場合は、ステップ#65へ進んでパ ワーコントロール信号として”H”を出力するとともにステップ#70でパワー ホールドカウンタをクリアし、更にステップ#75で125msタイマーをスタ ートさせた後、ステップ#10へ戻る。このル−チンの最初の実行では、ステッ プ#5でフラグ2=0と設定されているので、ステップ#40でフラグ2が1と 判定されることはない。ステップ#でフラグ2=1と判定されるのは、ステップ #60を経た後のル−チン実行における場合である。
【0047】 ステップ#45で5msタイマーをスタートさせ、ステップ#50で上述した 図9の接眼検知のサブルーチンを実行した後、ステップ#55でフラグ1を判定 する。ここでフラグ1が0であれば(即ち、現在の接眼検知出力が無ければ)、 ステップ#10へ戻り、フラグ1が1であればステップ#60でフラグ2を1に セットした後、ステップ#65以降へ進む。
【0048】 前記ステップ#35でフラグ1が0のときは、ステップ#80でフラグ2を判 定する。ここでフラグ2が1であれば、ステップ#85で5msタイマーをON させるとともに、ステップ#90で接眼検知のサブルーチンを実行した後、ステ ップ#95でフラグ1を判定し、フラグ1が1であればステップ#10へ戻るが 、フラグ1が0で有れば、ステップ#100でフラグ2を0にした後、ステップ #65〜#75を経てステップ#10へ戻る。
【0049】 上記ステップ#80でフラグ2が0のときはステップ#105へ進み、パワー コントロール信号のレベルを判定する。ここで、該信号のレベルが”H”であれ ばステップ#110でパワーホールドカウンタを1だけインクリメントした後、 ステップ#115へ進み、パワーホールドカウンタが所定値Nになったか否か判 定し、Nになっていればステップ#120でパワーコントロール信号を”L”に してステップ#75へ進む。前記ステップ#105でパワーコントロール信号が ”L”のときや、ステップ#115でパワーホールドカウンタがNに達していな いときもステップ#75へ進む。
【0050】 上記フロ−チャ−トにおいてはノイズNによる誤検知を防ぐため、制御マイコ ン17の判別回路5はLEDの発光タイミングの前、中、後の3回(ステップ# 205、#225、#255)増幅器7の出力をチェックし、発光前−”無”、 発光中−”有”、発光後−”無”の信号を入力した時のみ物体”有”と判別する (即ち図9の検知サブル−チンを抜けるときフラグ1が1になっている)。また 発光前−”無”、発光中−”無”、発光後−”無”の信号を入力した時は物体” 無”と判別する(即ち検知サブル−チンを抜けるときフラグ1が0となっている 。
【0051】 前記2つのパターン以外の信号を入力した時はノイズによるものと判断し、無効 とする(即ち検知サブル−チンを抜けず、ステップ#205やステップ#255 からステップ#210を介しステップ#205へ戻ってしまう)。そして、再度 一定時間後LEDを発光し、検知動作を行う。また、物体”無”から物体”有” に変化した時(図8のステップ#35→#80→#105→#75を経て再度# 35でフラグ1=1となったとき)はさらに誤動作防止のため再度チェックし( ステップ#50及び#55)、再び物体”有”と判別した時のみ正式に物体”有 ”と判別し、パワーコントロール信号を”H”出力とする(ステップ#65)。
【0052】 同様に物体”有”から物体”無”に変化した時(ステップ#35でフラグ1=1 で、ステップ#55で0のとき;又はステップ#35でフラグ1=1で、ステッ プ#80でフラグ2=1のとき)も再度チェックし(ステップ#30;又はステ ップ#90、#95)、再び物体”無”と判別した時のみ正式に物体”無”と判 別する。ただし、このとき物体”無”と判別した時はすぐにパワーコントロール 信号を”L”出力することはせず(即ちステップ55から#10へ戻って#35 でフラグ1=0のときステップ#105〜#115へ進み、又はステップ#95 で0のとき、ステップ#100を経てステップ#65へ進み、ステップ#65〜 #75から#10→#30→#35→#80→#105→#110→#115と 進み、すぐに”L”としない)、物体”無”が数秒間(3〜8秒位)続いた時点 でパワーコントロール信号を”L”出力にする(ステップ#120)。この数秒 間をパワーホールド時間と呼んでいる。パワーホールド時間が必要な理由は次の 通りである。
【0053】 即ち、使用者がビューファインダ10を覗いている時はアイスタート回路1に より当然カメラ全体の電源がONし、ファインダ10に映像が出力され、使用者 はこの映像を見ている。しかし、時々ビューファインダ10から目を離すことは 珍しいことではなく、一時的に目が疲れた時や、周囲の状況を確かめたい時等に はその可能性が大である。これらの時に、ビューファインダ10から目を離すた びに、カメラの電源をOFFしていると、再び目を近づけた時、ビューファイン ダ10がOFFしているため、1テンポ遅れて(約1秒位)ビューファインダ1 0に映像が出力される。この現象は使用者に不快感を与える虞があり、避けるべ きである。そこで、1〜2秒間目を離した位ではカメラの電源をOFFさせない ようにしているのである。
【0054】 次に、図10〜図13はそれぞれ上述した〜の各仕様におけるカメラ本体 2のシステムコントローラ9による制御動作フローを示しており、そのうち図1 0は全体の電源をアイスタート制御する場合である。
【0055】 図10のルーチンが呼び出されると、まずステップ#300で3ポジションの メイン電源スイッチ14の状態を判定する。その結果、、メイン電源スイッチ1 4がOFFであると判定したときは、ステップ#325でENB信号を”L”と し、ステップ#335でレンズキャップを閉じ、ステップ#335でマイクを自 動収納し、更にステップ#340でカメラ部とVTR部の各電源をOFFとした 後、クロックを停止しストップ状態に入る(ステップ#345)。
【0056】 前記ステップ#300でメイン電源スイッチ14がONで且つVTRモードの ポジションのときはステップ#305、#310、#315で、メイン電源スイ ッチ14がOFFのときと同様に、ENB信号を”L”とし、レンズキャップを 閉じ、マイクを自動収納する。しかし、ステップ#320でカメラ部の電源はO FFするが、VTR部の電源はON状態としてステップ#300へ戻る。
【0057】 前記ステップ#300でメイン電源スイッチ14がONで且つカメラモードの ポジションにあるときは、ステップ#350で録画中か否か判定し、録画中でな ければ次のステップ#355でセルフ撮影/インターバル撮影モードであるか否 か判定する。前記ステップ#350で録画中である場合、又はステップ#355 でセルフ撮影/インターバル撮影モードのときはステップ#405でENB信号 を”L”にし、ステップ#410で録画ポーズのタイマーをリセットした後、ス テップ#300へ戻る。
【0058】 ステップ#355でセルフ撮影/インターバル撮影モードでないときは、ステ ップ#360へ進んでENB信号を”H”とする。続いて、ステップ#365で 録画ポーズであるか否か判定し、ここで録画ポーズでなければステップ#370 で全体(即ちビュ−ファインダ10、撮像部11、外部表示・操作部12、VT R部13)の電源をOFFとした後、ステップ#375でパワーコントロール信 号を判定する。そして、パワーコントロール信号が”L”であれば直接ステップ #300へ戻り、”H”であればステップ#380〜#400で、全体の電源を ONにするとともに、レンズキャップを開き、マイクを動作位置へセットし、録 画ポーズとし、且つ録画ポーズタイマーをリセットした後、ステップ#300へ 戻る。
【0059】 前記ステップ#365で録画ポーズのときはステップ#415へ進んで録画ポ ーズタイマーカウンタを1だけインクリメントし、次いでステップ#420で録 画ポーズタイマーカウンタがオーバーフロー(5分以上経過)したか否か判定す る。オーバーフローしていればステップ#325へ戻り、オーバーフローしてい なければ次のステップ#425へ進んでパワーコントロール信号を判定する。こ こで、パワーコントロール信号が”H”であればステップ#300へ戻り、”L ”であればステップ#430でレンズキャップを閉じるとともに、ステップ#4 35でマイクを収納し、且つステップ#440でカメラ部とVTR部の各電源を OFFとし、ステップ#300へ戻る。
【0060】 次に、図11は、ビューファインダ部のみの電源をアイスタート制御する仕 様に基づいたフローチャートである。まずステップ#500でメイン電源スイッ チ14がONか否か判定し、OFFであればステップ#505へ進んでENB信 号を”L”とし、次いで、ステップ#510でカメラ部とVTR部及びビューフ ァインダ部の電源をOFFとした後、ステップ#515でクロックを停止してス トップ状態に入る。
【0061】 前記ステップ#500でメイン電源スイッチ14がONのときは、ステップ# 520でENB信号を”H”とし、更にステップ#525でカメラ部とVTR部 の各電源をONとした後、ステップ#530で録画ポーズか否か判定し、録画ポ ーズでなければステップ#535で録画ポーズタイマーをリセットしてステップ #550へ進む。ステップ#530で録画ポーズであればステップ#540で録 画ポーズタイマーカウントを1だけインクリメントしてからステップ#545で 録画ポーズタイマーカウンタがオーバーフローしたか否か判定し、オーバーフロ ーしていれば上述したステップ#505へ進み、オーバーフローしていなければ ステップ#550へ進む。
【0062】 ステップ#550では、パワーコントロール信号を判定する。ここでパワーコ ントロール信号が”L”のときはステップ#555でビューファインダ部の電源 をOFFにしてからステップ#500へ戻り、”H”のときはステップ#560 でビューファインダ部の電源をONにしてからステップ#500へ戻る。
【0063】 図12は、外部表示と操作部を除く各部の電源をアイスタート制御する仕様 によるフローチャートである。まず、ステップ#600でメイン電源スイッチ1 4の状態を判定し、OFFであればENB信号を”L”にするとともに、全体の 電源をOFFにした後、クロックを停止してストップ状態にはいる(ステップ# 605〜#615)。
【0064】 ステップ#600でメイン電源スイッチ14がONでVTRモードのポジショ ンにあればステップ#620でENB信号を”L”にするとともに、ステップ# 625でカメラ部の電源のみOFFで他の部分の電源はONとした後、ステップ #600へ戻る。
【0065】 前記ステップ#600でメイン電源スイッチ14がONでカメラモードのポジ ションにあればステップ#630で外部表示と操作部12の電源をONにしてか ら、ステップ#635で録画中か否か判定する。そして、録画中でなければステ ップ#640でセルフ撮影/インターバル撮影モード中か否か判定する。前記ス テップ#635で録画中であるとき、又は前記ステップ#640でセルフ撮影/ インターバル撮影モード中であるときはステップ#645でENB信号を”L” にするとともに、ステップ#650で録画ポーズタイマーをリセットしてからス テップ#600へ戻る。
【0066】 前記ステップ#640でセルフ撮影/インターバル撮影モード中でなければ、 ステップ#655でENB信号を”H”にしてから、ステップ#660で録画ポ ーズか否か判定する。そして録画ポーズでなければステップ#665で外部表示 と操作部以外の電源をOFFとする。
【0067】 しかる後、ステップ#670でパワーコントロール信号を判定し、これが”L ”であればステップ#600へ戻り、”H”であればステップ#675で外部表 示と操作部以外の電源をONするとともに、ステップ#680で録画ポーズを設 定し、且つステップ#685で録画ポーズタイマーをリセットしてからステップ #600へ戻る。
【0068】 前記ステップ#660で録画ポーズのときはステップ#690へ進んで録画ポ ーズタイマーカウンタを1だけインクリメントしてからステップ#695で録画 タイマーカウンタがオーバーフローしたか否か判定する。オーバーフローしてい ればステップ#605へ進み、オーバーフローしていなければステップ#700 へ進んでパワーコントロール信号を判定する。ここで、パワーコントロール信号 が”H”であればステップ#600へ直接戻り、”L”であればステップ#70 5で外部表示と操作部以外の電源をOFFにした後、ステップ#600へ戻る。
【0069】 次に図13は、ビューファインダ部とVTR部の電源をアイスタート制御す る仕様でのフローチャートである。まず、ステップ#800でメイン電源スイッ チ14の状態を判定する。その結果、メイン電源スイッチ14がOFFであれば 、ステップ#805でENB信号を”L”にするとともに、ステップ#810で レンズキャップを閉じ、ステップ#815でマイクを収納し、ステップ#820 で全体の電源をOFFにしてからステップ#825でクロックを停止してストッ プ状態に入る。
【0070】 前記ステップ#800でメイン電源スイッチ14がONでVTRモードのポジ ションにあるときは、ステップ#830でENB信号を”H”とし、ステップ# 835でレンズキャップを閉じ、ステップ#840でマイクを収納し、更にステ ップ#845でカメラ部の電源のみOFFでVTR部の電源をONにしてからス テップ#850でパワーコントロール信号を判定する。ここで、パワーコントロ ール信号が”H”のときはビューファインダの電源をONにした後、ステップ# 800へ戻り、”L”のときはビューファインダの電源をOFFにした後、ステ ップ#800へ戻る。
【0071】 前記ステップ#800でメイン電源スイッチ14がONでカメラモードのとき はステップ#865でENB信号を”H”にし、次いでステップ#870で録画 中か否か判定する。録画中でなければステップ#875へ進んでセルフ撮影/イ ンターバル撮影モード中か否か判定する。そして、前記ステップ#870で録画 中のとき、ステップ#875でセルフ撮影/インターバル撮影モード中であると きは、いずれもステップ#850へ戻る。
【0072】 前記ステップ#875でセルフ撮影/インターバル撮影モード中でなければス テップ#880へ進み録画ポーズか否か判定する。ここで録画ポーズでなければ ステップ#885でビュ−ファインダ10とVTR部13の電源をOFFとして から、ステップ#890へ進む。ステップ#890ではパワーコントロール信号 を判別し、これが”L”であればステップ#800へ戻り、”H”であればステ ップ#895〜#905でビュ−ファインダ10とVTR部13の電源をONす るとともに、レンズキャップを開き、マイクを動作位置にセットする。しかる後 、ステップ#915で録画ポーズを設定し、且つステップ#920で録画ポーズ タイマーをリセットしてからステップ#800へ戻る。
【0073】 前記ステップ#800で録画ポーズであれば、ステップ#925で録画ポーズ タイマーカウンタを1だけインクリメントした後、ステップ#930で録画ポー ズタイマーカウンタがオーバーフローしているか否か判定し、オーバーフローし ていればステップ#805へ戻り、オーバーフローしていなければステップ#9 35でパワーコントロール信号を判定する。そして、パワーコントロール信号が ”H”であればステップ#800へ進み、”L”であればステップ#940でビ ューファインダ部とVTR部の電源をOFFとしてから、ステップ#945でレ ンズキャップを閉じ、ステップ#950でマイクを収納する。そして、その後ス テップ#800へ戻る。
【0074】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ファインダを覗いていないときはカメラ 装置の全体又はその一部の電源を自動的にOFFとするので、節電効果を上げる ことができる。そして、ファインダを覗かないで撮影するような特定の撮影モ− ド、例えばリモ−トコントロ−ル撮影においては、アイスタ−トON/OFFス イッチをOFFに設定しておけば、アイスタ−ト(接眼検知による電源制御)は 働かないので、カメラの電源がOFFになってしまう(従って撮影不良になって しまう)という不都合を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を実施したビデオ一体型カメラの要部
ブロック図。
【図2】 その側面から見た外観図。
【図3】 その背面から見た外観図。
【図4】 本実施例におけるアイスタ−トユニットの斜
視図。
【図5】 本実施例のスイッチの構成例を比較して示す
図。
【図6】 本実施例におけるアイスタ−ト回路の動作説
明用の波形図。
【図7】 本実施例のアイスタ−ト動作を示す波形図。
【図8】 本実施例におけるアイスタ−ト回路の動作フ
ロ−チャ−ト。
【図9】 その一部のサブル−チンを示すフロ−チャ−
ト。
【図10】 本実施例における全体の電源制御のフロ−
チャ−ト。
【図11】 同じくビュ−ファインダの電源のみを制御
するフロ−チャ−ト。
【図12】 同じく外部表示・操作部の電源を制御する
フロ−チャ−ト。
【図13】 同じくビュ−ファインダとVTR部の電源
を制御するフロ−チャ−ト
【図14】 本実施例におけるビュ−ファインダの取付
構造を示す図。
【図15】 本考案の他の実施例における接眼ユニット
の一部断面した側面図。
【図16】 その接眼ユニットに連結するビュ−ファイ
ンダの要部断面図。
【図17】 本実施例におけるレンズキャップの開閉機
構を示す図。
【図18】 本実施例におけるマイクの位置可変機構を
示す図。
【符号の説明】
1 アイスタ−ト回路 2 カメラ本体 4 検知回路 5 判別回路 6 カメラ制御信号発生回路 9 システムコントロ−ラ 10 ビュ−ファインダ 11 撮像部 12 外部表示・操作部 13 VTR部 14 メイン電源スイッチ 16 アイスタ−トON/OFFスイッチ 17 アイスタ−ト制御マイコン 21 接眼ユニット 23 アイフ−ド 25 アイスタ−トユニット 28 録画ON/OFFスイッチ 29 視度調整リング 36 フレキシブルプリント配線基板 37 レンズホルダ 38、39 電気接片 40、41 レンズキャップ 50 駆動モ−タ 60 マイクユニット 61 マイクユニット取付台 62 回転軸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メイン電源スイッチと、 アイスタ−トON/OFFスイッチと、 接眼検知を行なうアイスタ−ト回路と、 前記メイン電源スイッチ及びアイスタ−トON/OFF
    スイッチがONのとき前記アイスタ−ト回路を動作させ
    て該アイスタ−ト回路の出力に基いてカメラの所定箇所
    の電源の制御を行ない、前記アイスタ−トON/OFF
    スイッチがOFFのときは前記メイン電源スイッチによ
    る前記箇所の電源制御を行なうようになす制御手段と、 を備えるカメラ装置。
  2. 【請求項2】前記アイスタ−ト回路の出力に基いて電源
    が制御される箇所はカメラの全体の部分であることを特
    徴とする請求項1に記載のカメラ装置。
  3. 【請求項3】前記アイスタ−ト回路の出力に基いて電源
    が制御される箇所はカメラの特定の部分であることを特
    徴とする請求項1に記載のカメラ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09224176A (ja) * 1996-02-16 1997-08-26 Sony Corp 画像表示装置
KR100406607B1 (ko) * 1995-12-29 2004-03-18 삼성테크윈 주식회사 카메라의파인더조명자동발광장치및그방법
JP2013162415A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Olympus Imaging Corp 撮像装置及び撮像方法
KR101443123B1 (ko) * 2012-12-20 2014-09-26 국방과학연구소 절전 기능을 가지는 사격통제장치 및 절전 제어방법

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