JPH1031251A - カメラおよびカメラ用アクセサリ - Google Patents
カメラおよびカメラ用アクセサリInfo
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- JPH1031251A JPH1031251A JP8184632A JP18463296A JPH1031251A JP H1031251 A JPH1031251 A JP H1031251A JP 8184632 A JP8184632 A JP 8184632A JP 18463296 A JP18463296 A JP 18463296A JP H1031251 A JPH1031251 A JP H1031251A
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- Japan
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- camera
- accessory
- flash device
- camera body
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カメラを縦位置で構えて撮影を行なう場合で
あっても、閃光装置の発光によって被写体の周りに好ま
しくない影を生じることがないようにする。 【解決手段】 カメラ本体1のペンタプリズム部2に設
けた横位置撮影用の閃光装置3とは別に、縦位置撮影用
として専用の配光特性をもつ閃光装置10を、カメラ本
体に着脱自在に設けたカメラ用アクセサリ7の縦位置撮
影用のグリップ部8のグリップしない部分に配置する。
そして、各閃光装置を、カメラ本体側、アクセサリ側に
設けたレリーズ釦6,9の押圧によって発光させる。こ
こで、アクセサリ側の閃光装置を、カメラを縦位置で構
えた姿勢での上下方向の配光角が、左右方向の配光角に
等しいか、あるいは大きくなるように設定する。
あっても、閃光装置の発光によって被写体の周りに好ま
しくない影を生じることがないようにする。 【解決手段】 カメラ本体1のペンタプリズム部2に設
けた横位置撮影用の閃光装置3とは別に、縦位置撮影用
として専用の配光特性をもつ閃光装置10を、カメラ本
体に着脱自在に設けたカメラ用アクセサリ7の縦位置撮
影用のグリップ部8のグリップしない部分に配置する。
そして、各閃光装置を、カメラ本体側、アクセサリ側に
設けたレリーズ釦6,9の押圧によって発光させる。こ
こで、アクセサリ側の閃光装置を、カメラを縦位置で構
えた姿勢での上下方向の配光角が、左右方向の配光角に
等しいか、あるいは大きくなるように設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子閃光装置(以
下、閃光装置という)による閃光撮影が可能なカメラお
よびこれに付設するカメラ用アクセサリに関する。
下、閃光装置という)による閃光撮影が可能なカメラお
よびこれに付設するカメラ用アクセサリに関する。
【0002】
【従来の技術】一眼レフカメラのようなスチルカメラで
は、たとえば夜間や室内での閃光撮影を行なうための閃
光装置を、内蔵型としてカメラ本体内に組込んだもの、
またはアクセサリによる別体型として着脱自在に構成し
たものがある。この種の閃光撮影が可能なカメラにおい
て、たとえば前者の内蔵型のものとして、図10に示す
ように、カメラ本体1のペンタプリズム部2に、いわゆ
るホップアップ式の閃光装置3を組込んだ構造のものが
知られている。
は、たとえば夜間や室内での閃光撮影を行なうための閃
光装置を、内蔵型としてカメラ本体内に組込んだもの、
またはアクセサリによる別体型として着脱自在に構成し
たものがある。この種の閃光撮影が可能なカメラにおい
て、たとえば前者の内蔵型のものとして、図10に示す
ように、カメラ本体1のペンタプリズム部2に、いわゆ
るホップアップ式の閃光装置3を組込んだ構造のものが
知られている。
【0003】この図10での従来のカメラでは、使用時
には図10に示すように閃光装置3をペンタプリズム部
2の収納位置から引き出し、また不使用時には収納位置
に収納するように構成している。ここで、このような閃
光装置3をペンタプリズム部2の上部に設けた理由は、
カメラ本体1を横長状態で構え、いわゆる横位置撮影を
行なう際に、閃光によって生じる被写体の影が撮影レン
ズを通して記録媒体であるフィルムに写り難くするため
である。また、図中4は撮影レンズを保持しカメラ本体
1の前面部中央から突出するように設けたレンズ鏡筒、
5はカメラ本体1の前面部右側に設けられこのカメラ本
体1を横位置撮影を行なう姿勢で構えたときに撮影者が
右手で把持する横位置撮影用のグリップ部、6はこのグ
リップ部5の上端部に設けられカメラ内機能を撮影動作
状態とするレリーズ釦である。
には図10に示すように閃光装置3をペンタプリズム部
2の収納位置から引き出し、また不使用時には収納位置
に収納するように構成している。ここで、このような閃
光装置3をペンタプリズム部2の上部に設けた理由は、
カメラ本体1を横長状態で構え、いわゆる横位置撮影を
行なう際に、閃光によって生じる被写体の影が撮影レン
ズを通して記録媒体であるフィルムに写り難くするため
である。また、図中4は撮影レンズを保持しカメラ本体
1の前面部中央から突出するように設けたレンズ鏡筒、
5はカメラ本体1の前面部右側に設けられこのカメラ本
体1を横位置撮影を行なう姿勢で構えたときに撮影者が
右手で把持する横位置撮影用のグリップ部、6はこのグ
リップ部5の上端部に設けられカメラ内機能を撮影動作
状態とするレリーズ釦である。
【0004】図中7はカメラ本体1の底面部に着脱自在
に付設されるカメラ用アクセサリで、このアクセサリ7
は、たとえばバッテリ電源またはモータドライブ装置を
組込むユニットとして利用される。さらに、このアクセ
サリ7には、図10に示すように、カメラ本体1を縦長
に構え、いわゆる縦位置撮影を行なう際に撮影者が右手
で把持する縦位置撮影用のグリップ部8が設けられると
ともに、このアクセサリ7におけるグリップ部8の上端
部、すなわち前記横位置撮影用グリップ部5側の側端部
には、カメラを縦位置撮影のために構えたときにカメラ
内機構を撮影動作状態とする縦位置撮影用のレリーズ釦
9が設けられている。
に付設されるカメラ用アクセサリで、このアクセサリ7
は、たとえばバッテリ電源またはモータドライブ装置を
組込むユニットとして利用される。さらに、このアクセ
サリ7には、図10に示すように、カメラ本体1を縦長
に構え、いわゆる縦位置撮影を行なう際に撮影者が右手
で把持する縦位置撮影用のグリップ部8が設けられると
ともに、このアクセサリ7におけるグリップ部8の上端
部、すなわち前記横位置撮影用グリップ部5側の側端部
には、カメラを縦位置撮影のために構えたときにカメラ
内機構を撮影動作状態とする縦位置撮影用のレリーズ釦
9が設けられている。
【0005】一般にスチルカメラでの撮影画像のサイズ
は、横幅に対して縦方向の高さが小さい長方形である。
そして、このようなカメラでは、一般には長方形の画像
の長辺を上方に位置させた横長に構えて、いわゆる横位
置撮影を行なう。また、撮影目的や被写体像の向き、撮
影者の好みによっては、カメラを横位置撮影時の姿勢か
ら略直角の向きに回動させ、長方形の画像の短辺を上方
に位置させた縦長に構え直して、いわゆる縦位置撮影を
行なうこともある。
は、横幅に対して縦方向の高さが小さい長方形である。
そして、このようなカメラでは、一般には長方形の画像
の長辺を上方に位置させた横長に構えて、いわゆる横位
置撮影を行なう。また、撮影目的や被写体像の向き、撮
影者の好みによっては、カメラを横位置撮影時の姿勢か
ら略直角の向きに回動させ、長方形の画像の短辺を上方
に位置させた縦長に構え直して、いわゆる縦位置撮影を
行なうこともある。
【0006】このようなカメラにおいて、たとえばカメ
ラ本体1を縦長に構え、ファインダ接眼窓3を覗いた状
態で縦位置撮影を行なう場合に、カメラ本体1の正面か
ら見て左側の側部に設けた横位置撮影用のレリーズ釦6
のみでレリーズ操作を行なおうとすると、カメラ本体1
の持ち方が不自然となり、また操作し難く疲れるばかり
でなく、手振れの原因にもなる。
ラ本体1を縦長に構え、ファインダ接眼窓3を覗いた状
態で縦位置撮影を行なう場合に、カメラ本体1の正面か
ら見て左側の側部に設けた横位置撮影用のレリーズ釦6
のみでレリーズ操作を行なおうとすると、カメラ本体1
の持ち方が不自然となり、また操作し難く疲れるばかり
でなく、手振れの原因にもなる。
【0007】このため、上述したカメラによれば、カメ
ラ本体1を横位置で構えても、また縦位置で構えても、
レリーズ釦の押圧操作をカメラ本体1の上端側部分で行
なえるように、横位置撮影用のレリーズ釦6と共に、縦
位置撮影用の第2のレリーズ釦9を付設することが、上
述した図10を始めとして、たとえば特開昭57−12
8328号公報、特開平6−75282号公報等により
提案されている。
ラ本体1を横位置で構えても、また縦位置で構えても、
レリーズ釦の押圧操作をカメラ本体1の上端側部分で行
なえるように、横位置撮影用のレリーズ釦6と共に、縦
位置撮影用の第2のレリーズ釦9を付設することが、上
述した図10を始めとして、たとえば特開昭57−12
8328号公報、特開平6−75282号公報等により
提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した構造
による従来のカメラでは、カメラ本体1のペンタプリズ
ム部2に搭載したホップアップ式の閃光装置3を収納位
置から引き出して使用する際に、以下のような不具合を
生じている。すなわち、閃光装置3を、図10に示すよ
うに引き出した状態でカメラ本体1を縦位置撮影を行な
う姿勢で構えると、閃光装置3は撮影レンズの真横に位
置することになる。この状態で撮影を行なう場合、レン
ズ鏡筒4の撮影レンズを通しての被写体Hを含む撮影範
囲は、図11においてLで示すようになる。一方、前記
閃光装置3から被写体Hに対して照射される閃光の範囲
は図中Pで示すようになる。
による従来のカメラでは、カメラ本体1のペンタプリズ
ム部2に搭載したホップアップ式の閃光装置3を収納位
置から引き出して使用する際に、以下のような不具合を
生じている。すなわち、閃光装置3を、図10に示すよ
うに引き出した状態でカメラ本体1を縦位置撮影を行な
う姿勢で構えると、閃光装置3は撮影レンズの真横に位
置することになる。この状態で撮影を行なう場合、レン
ズ鏡筒4の撮影レンズを通しての被写体Hを含む撮影範
囲は、図11においてLで示すようになる。一方、前記
閃光装置3から被写体Hに対して照射される閃光の範囲
は図中Pで示すようになる。
【0009】このような状態で閃光撮影を行なうと、図
11に示すように閃光によって生じる被写体Hの影Sの
うちの図中SPで示す部分が、撮影レンズを通してフィ
ルムに写し込まれてしまい、でき上がった撮影画像にお
いて、被写体Hの一側に影(SP)が入り、見難くなる
という欠点がある。このような問題は、撮影レンズによ
る撮影範囲Lと閃光装置3による閃光範囲Pとの配置の
ずれによる。勿論、このような配置のずれは、カメラを
横位置で構えたときにも生じるが、縦位置で構えたとき
に問題となる影SP部分が被写体Hの下方にあるため、
問題とはならない。
11に示すように閃光によって生じる被写体Hの影Sの
うちの図中SPで示す部分が、撮影レンズを通してフィ
ルムに写し込まれてしまい、でき上がった撮影画像にお
いて、被写体Hの一側に影(SP)が入り、見難くなる
という欠点がある。このような問題は、撮影レンズによ
る撮影範囲Lと閃光装置3による閃光範囲Pとの配置の
ずれによる。勿論、このような配置のずれは、カメラを
横位置で構えたときにも生じるが、縦位置で構えたとき
に問題となる影SP部分が被写体Hの下方にあるため、
問題とはならない。
【0010】このようなカメラ本体1を縦位置で構えた
ときに見える影SPによる問題を解決するために、たと
えば特開平5−341360号公報、実開昭62−14
2041号公報、実開昭63−62828号公報、実開
平4−35124号公報等に示すように、カメラ本体1
の底面部にあるねじ穴や側面部に設けたねじ穴、あるい
はペンタプリズム部にあるアクセサリ取付け金具に取り
付ける等の様々なアクセサリが提案されている。
ときに見える影SPによる問題を解決するために、たと
えば特開平5−341360号公報、実開昭62−14
2041号公報、実開昭63−62828号公報、実開
平4−35124号公報等に示すように、カメラ本体1
の底面部にあるねじ穴や側面部に設けたねじ穴、あるい
はペンタプリズム部にあるアクセサリ取付け金具に取り
付ける等の様々なアクセサリが提案されている。
【0011】しかし、これらのアクセサリは、たとえば
外付け式の縦位置撮影用グリップと併用できないために
カメラ本体を縦位置で構える際に問題を生じたり、また
カメラ本体の上述したアクセサリ取付部位に電気接点が
ないために、コードとターミナルを用いてカメラ本体の
接点との接続を要するという煩わしさがある。また、上
述したような閃光装置は、その照射角度が、フィルムに
合わせて長方形の配光特性を有するものであって、使用
するレンズの画角によっては、カメラを横位置、縦位置
で構えて撮影を行なう際に、画角全体を照明しきれない
等の不具合もあった。
外付け式の縦位置撮影用グリップと併用できないために
カメラ本体を縦位置で構える際に問題を生じたり、また
カメラ本体の上述したアクセサリ取付部位に電気接点が
ないために、コードとターミナルを用いてカメラ本体の
接点との接続を要するという煩わしさがある。また、上
述したような閃光装置は、その照射角度が、フィルムに
合わせて長方形の配光特性を有するものであって、使用
するレンズの画角によっては、カメラを横位置、縦位置
で構えて撮影を行なう際に、画角全体を照明しきれない
等の不具合もあった。
【0012】また、たとえば実開昭61−11144号
公報、実開昭61−198941号公報等には、カメラ
本体1のグリップ部に縦位置撮影用の閃光装置または電
気接点付きアクセサリ取付け金具を有するカメラも提案
されている。しかし、これら従来のものは、カメラを横
位置で構えて撮影する場合に、縦位置撮影用の閃光装置
を取り外したりする必要があり、煩雑となるばかりでな
く、カメラ本体を把持する力のかかる位置に、アクセサ
リ取付金具として通電部材や鈎形の組付け部材が配置さ
れるため、カメラを把持する際に不安定であり、操作性
の面で好ましくない。
公報、実開昭61−198941号公報等には、カメラ
本体1のグリップ部に縦位置撮影用の閃光装置または電
気接点付きアクセサリ取付け金具を有するカメラも提案
されている。しかし、これら従来のものは、カメラを横
位置で構えて撮影する場合に、縦位置撮影用の閃光装置
を取り外したりする必要があり、煩雑となるばかりでな
く、カメラ本体を把持する力のかかる位置に、アクセサ
リ取付金具として通電部材や鈎形の組付け部材が配置さ
れるため、カメラを把持する際に不安定であり、操作性
の面で好ましくない。
【0013】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、カメラ本体を縦位置撮影の姿勢で構え、閃光
撮影を行なう場合にあっても、従来問題であった閃光に
よる被写体の側部にでき易い影をなくすことができ、し
かもカメラを横位置、縦位置撮影を行なうために構える
際の取り扱いも容易に行なえる閃光装置を有するカメラ
およびカメラ用アクセサリを得ることを目的としてい
る。
のであり、カメラ本体を縦位置撮影の姿勢で構え、閃光
撮影を行なう場合にあっても、従来問題であった閃光に
よる被写体の側部にでき易い影をなくすことができ、し
かもカメラを横位置、縦位置撮影を行なうために構える
際の取り扱いも容易に行なえる閃光装置を有するカメラ
およびカメラ用アクセサリを得ることを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係るカメラおよびカメラ用アクセサリ
は、カメラ本体に撮影者が横位置撮影時に把持する第1
のグリップ部と、その一端に配置したレリーズ釦を含む
第1のスイッチ群と、カメラを横位置で構えたときにレ
ンズ鏡筒の上方に位置する第1の閃光装置とを設け、こ
のカメラ本体の一部またはこれに付設されるカメラ用ア
クセサリに撮影者が縦位置撮影時に把持する第2のグリ
ップ部と、その一端に配置したレリーズ釦を含む第2の
スイッチ群と、カメラを縦位置で構えたときにレンズ鏡
筒の上方に位置する第2の閃光装置とを設け、さらにこ
の第2の閃光装置を第1のグリップ部を延長した方向に
配置し、かつ第2のグリップ部、第2のスイッチ群を、
カメラを縦位置で構えたときに、この第2の閃光装置よ
りも下側に位置させるように構成している。
ために本発明に係るカメラおよびカメラ用アクセサリ
は、カメラ本体に撮影者が横位置撮影時に把持する第1
のグリップ部と、その一端に配置したレリーズ釦を含む
第1のスイッチ群と、カメラを横位置で構えたときにレ
ンズ鏡筒の上方に位置する第1の閃光装置とを設け、こ
のカメラ本体の一部またはこれに付設されるカメラ用ア
クセサリに撮影者が縦位置撮影時に把持する第2のグリ
ップ部と、その一端に配置したレリーズ釦を含む第2の
スイッチ群と、カメラを縦位置で構えたときにレンズ鏡
筒の上方に位置する第2の閃光装置とを設け、さらにこ
の第2の閃光装置を第1のグリップ部を延長した方向に
配置し、かつ第2のグリップ部、第2のスイッチ群を、
カメラを縦位置で構えたときに、この第2の閃光装置よ
りも下側に位置させるように構成している。
【0015】ここで、本発明によれば、各閃光装置を、
それぞれのレリーズ釦の押圧により発光させるか、ある
いは一方のレリーズ操作で同時に略等しい光量で発光さ
せるようにし、さらに第2の閃光装置を、第2のグリッ
プ部に沿う方向の配光角が、撮影レンズの光軸と前記第
2のグリップ部に沿う方向とに、共に垂直な方向の配光
角に等しいか、あるいは大きくなるように設定してい
る。
それぞれのレリーズ釦の押圧により発光させるか、ある
いは一方のレリーズ操作で同時に略等しい光量で発光さ
せるようにし、さらに第2の閃光装置を、第2のグリッ
プ部に沿う方向の配光角が、撮影レンズの光軸と前記第
2のグリップ部に沿う方向とに、共に垂直な方向の配光
角に等しいか、あるいは大きくなるように設定してい
る。
【0016】また、本発明によれば、カメラ本体の底面
部に着脱自在に設け第2のグリップ部、第2のスイッチ
群を有するアクセサリに、縦位置撮影用の閃光装置を有
する第2のアクセサリを着脱自在に設け、さらにこの第
2のアクセサリに設けた閃光装置を、カメラを縦位置で
構えたときに、撮影レンズの略真上に位置させ、この姿
勢での上下方向の配光角が、左右方向の配光角に等しい
か、あるいは大きくなるように設定している。
部に着脱自在に設け第2のグリップ部、第2のスイッチ
群を有するアクセサリに、縦位置撮影用の閃光装置を有
する第2のアクセサリを着脱自在に設け、さらにこの第
2のアクセサリに設けた閃光装置を、カメラを縦位置で
構えたときに、撮影レンズの略真上に位置させ、この姿
勢での上下方向の配光角が、左右方向の配光角に等しい
か、あるいは大きくなるように設定している。
【0017】このような本発明によれば、カメラ本体側
の横位置撮影用としての第1の閃光装置とは別に、縦位
置撮影用として専用の配光特性をもつ第2の閃光装置
を、カメラ本体またはカメラ用アクセサリの縦位置撮影
用グリップ部であってグリップしない部分に配置し、こ
の第2の閃光装置を、カメラ本体内での閃光装置用制御
装置に電気的に接続することにより、カメラを横位置で
構えた場合に前記横位置撮影用である第1の閃光装置を
用いる場合と同様の使い勝手で撮影が行えるようにして
いる。
の横位置撮影用としての第1の閃光装置とは別に、縦位
置撮影用として専用の配光特性をもつ第2の閃光装置
を、カメラ本体またはカメラ用アクセサリの縦位置撮影
用グリップ部であってグリップしない部分に配置し、こ
の第2の閃光装置を、カメラ本体内での閃光装置用制御
装置に電気的に接続することにより、カメラを横位置で
構えた場合に前記横位置撮影用である第1の閃光装置を
用いる場合と同様の使い勝手で撮影が行えるようにして
いる。
【0018】さらに、本発明によれば、カメラ本体また
はカメラ用アクセサリの一部に横位置撮影用、縦位置撮
影用のレリーズ釦を備え、第1、第2の閃光装置のうち
のいずれを使用するかを、押圧操作するレリーズ釦によ
って判断するようにし、いずれの閃光装置が発光するか
を明確にし予期しない閃光装置が発光することによる不
具合を未然に防止することができるようにしている。
はカメラ用アクセサリの一部に横位置撮影用、縦位置撮
影用のレリーズ釦を備え、第1、第2の閃光装置のうち
のいずれを使用するかを、押圧操作するレリーズ釦によ
って判断するようにし、いずれの閃光装置が発光するか
を明確にし予期しない閃光装置が発光することによる不
具合を未然に防止することができるようにしている。
【0019】そして、本発明によれば、カメラを縦位置
で構えた場合にも、専用の閃光装置の発光によって、被
写体の周りに好ましくない影が生じることを防止するこ
とができる。すなわち、本発明によれば、撮影時におい
てカメラが横位置、縦位置のいずれの構え方であって
も、これに応じていずれかの閃光装置が選択的に閃光す
るように制御することができる。
で構えた場合にも、専用の閃光装置の発光によって、被
写体の周りに好ましくない影が生じることを防止するこ
とができる。すなわち、本発明によれば、撮影時におい
てカメラが横位置、縦位置のいずれの構え方であって
も、これに応じていずれかの閃光装置が選択的に閃光す
るように制御することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は本発明に係るカ
メラおよびカメラ用アクセサリの一つの実施の形態を示
すものであり、これらの図において、前述した図10お
よび図11と同一または相当する部分には同一番号を付
して詳細な説明は省略する。ここで、図1はカメラを縦
位置撮影の姿勢とし、記録媒体であるフィルムの短辺を
上にした状態で構えた場合を示す。
メラおよびカメラ用アクセサリの一つの実施の形態を示
すものであり、これらの図において、前述した図10お
よび図11と同一または相当する部分には同一番号を付
して詳細な説明は省略する。ここで、図1はカメラを縦
位置撮影の姿勢とし、記録媒体であるフィルムの短辺を
上にした状態で構えた場合を示す。
【0021】これらの図において、符号10はカメラ本
体1の底部に着脱自在に設けたカメラ用アクセサリ7に
搭載した縦位置撮影時に使用される第2の閃光装置であ
る。この第2の閃光装置10は、アクセサリ7をカメラ
本体1に一体的に付設した場合に、カメラ本体1の横位
置撮影用グリップ部5に連続する側端部分に設けられて
いる。また、このアクセサリ7において、第2の閃光装
置10の下側には凹部11が凹設され、さらにその下方
に前記縦位置撮影用グリップ部8が設けられている。そ
して、この縦位置撮影用グリップ部8の凹部11内に臨
む側壁部に前記縦位置撮影用のレリーズ釦9が設けられ
ている。
体1の底部に着脱自在に設けたカメラ用アクセサリ7に
搭載した縦位置撮影時に使用される第2の閃光装置であ
る。この第2の閃光装置10は、アクセサリ7をカメラ
本体1に一体的に付設した場合に、カメラ本体1の横位
置撮影用グリップ部5に連続する側端部分に設けられて
いる。また、このアクセサリ7において、第2の閃光装
置10の下側には凹部11が凹設され、さらにその下方
に前記縦位置撮影用グリップ部8が設けられている。そ
して、この縦位置撮影用グリップ部8の凹部11内に臨
む側壁部に前記縦位置撮影用のレリーズ釦9が設けられ
ている。
【0022】ここで、上述したアクセサリ7側の縦位置
撮影用グリップ部8およびレリーズ釦9は、カメラ本体
1を縦位置撮影時の姿勢として把持する際に、横位置撮
影時に把持したときの横位置撮影用グリップ部5および
レリーズ釦6と略等しい位置関係となる位置に設けられ
ている。すなわち、横位置撮影用グリップ部5およびレ
リーズ釦6は、カメラ本体1において、レンズ鏡筒4の
撮影レンズやファインダ接眼窓(図2に符号13で示
す)と一定の関係で配置されており、特にファインダ接
眼窓13を覗いた状態で、カメラ本体1を略90度回動
し縦位置撮影時の姿勢で構えたときに同じ位置関係を得
られるように配置するとよい。なお、縦位置撮影用レリ
ーズ釦9は、横位置撮影用レリーズ釦6と同じ形状、同
じ重さで形成され、押圧操作時に同じ操作感が得られる
ようにしている。
撮影用グリップ部8およびレリーズ釦9は、カメラ本体
1を縦位置撮影時の姿勢として把持する際に、横位置撮
影時に把持したときの横位置撮影用グリップ部5および
レリーズ釦6と略等しい位置関係となる位置に設けられ
ている。すなわち、横位置撮影用グリップ部5およびレ
リーズ釦6は、カメラ本体1において、レンズ鏡筒4の
撮影レンズやファインダ接眼窓(図2に符号13で示
す)と一定の関係で配置されており、特にファインダ接
眼窓13を覗いた状態で、カメラ本体1を略90度回動
し縦位置撮影時の姿勢で構えたときに同じ位置関係を得
られるように配置するとよい。なお、縦位置撮影用レリ
ーズ釦9は、横位置撮影用レリーズ釦6と同じ形状、同
じ重さで形成され、押圧操作時に同じ操作感が得られる
ようにしている。
【0023】このような構成によれば、撮影者は、カメ
ラ本体1を縦位置撮影時の姿勢で構えた場合のレリーズ
釦9を用いるとともに、カメラ本体1を横位置撮影時の
姿勢で構えた場合のレリーズ釦6を用いることによっ
て、カメラを横位置でも縦位置でも構えたときに、カメ
ラ本体1のグリップ部5あるいは8を撮影者が右手で保
持することによってカメラ本体1を安定して把持するこ
とができ、カメラ本体1の構え方が略同じとなる。ま
た、これらのグリップ部5,8に設けたレリーズ釦6,
9を操作するにあたって、違和感がなく、略同様な操作
感をもって操作することができる。
ラ本体1を縦位置撮影時の姿勢で構えた場合のレリーズ
釦9を用いるとともに、カメラ本体1を横位置撮影時の
姿勢で構えた場合のレリーズ釦6を用いることによっ
て、カメラを横位置でも縦位置でも構えたときに、カメ
ラ本体1のグリップ部5あるいは8を撮影者が右手で保
持することによってカメラ本体1を安定して把持するこ
とができ、カメラ本体1の構え方が略同じとなる。ま
た、これらのグリップ部5,8に設けたレリーズ釦6,
9を操作するにあたって、違和感がなく、略同様な操作
感をもって操作することができる。
【0024】ここで、この実施の形態でのアクセサリ7
は、カメラ本体1に装着したときに一体感のある形状で
形成するとよい。また、上述した縦位置撮影用のレリー
ズ釦9やグリップ部8は、カメラ本体1を横位置で構え
た場合と同様の感覚でファインダを覗けるように、縦位
置で構えた時に、ファインダ接眼窓よりも多少下側に位
置するように配置している。
は、カメラ本体1に装着したときに一体感のある形状で
形成するとよい。また、上述した縦位置撮影用のレリー
ズ釦9やグリップ部8は、カメラ本体1を横位置で構え
た場合と同様の感覚でファインダを覗けるように、縦位
置で構えた時に、ファインダ接眼窓よりも多少下側に位
置するように配置している。
【0025】さらに、上述したアクセサリ7における第
2の閃光装置10は、カメラ本体1を縦位置で構えた場
合に、図1に示すように左側上部に位置している。そし
て、この位置に第2の閃光装置10を配置することによ
って、縦位置撮影時に、撮影レンズの右上部分から閃光
を照射することになり、前述した図11による従来のよ
うな被写体Hの影SPを写し込むことを避けることがで
きる。
2の閃光装置10は、カメラ本体1を縦位置で構えた場
合に、図1に示すように左側上部に位置している。そし
て、この位置に第2の閃光装置10を配置することによ
って、縦位置撮影時に、撮影レンズの右上部分から閃光
を照射することになり、前述した図11による従来のよ
うな被写体Hの影SPを写し込むことを避けることがで
きる。
【0026】なお、閃光装置は、本来は撮影時に撮影レ
ンズの光軸の真上に位置するように配置することが望ま
しい。しかし、縦位置でカメラを構えた場合には、横位
置で構えた場合に撮影者の握力を最も受けるグリップ部
5が撮影レンズの真上に位置する。そして、このグリッ
プ部5の部分に、構造上比較的弱く、高電圧がかかる閃
光装置を配置することは好ましくない。このため、この
実施の形態では、図1に示す位置に第2の閃光装置10
を配置しており、適切な配置関係であると言える。
ンズの光軸の真上に位置するように配置することが望ま
しい。しかし、縦位置でカメラを構えた場合には、横位
置で構えた場合に撮影者の握力を最も受けるグリップ部
5が撮影レンズの真上に位置する。そして、このグリッ
プ部5の部分に、構造上比較的弱く、高電圧がかかる閃
光装置を配置することは好ましくない。このため、この
実施の形態では、図1に示す位置に第2の閃光装置10
を配置しており、適切な配置関係であると言える。
【0027】また、上述した第2の閃光装置10は、カ
メラ本体1を縦位置で構えた場合の閃光装置であるの
で、その照射角は、縦位置で構えた場合に上下に長いよ
うに設計されている。さらに、この第2の閃光装置10
は、アクセサリ7の内部に設けた堅い部材(図示せず)
によって保護され、カメラ本体1を、図1における左側
を下にして置いた場合でも、この第2の閃光装置10に
無理な力がかからないように設計されている。
メラ本体1を縦位置で構えた場合の閃光装置であるの
で、その照射角は、縦位置で構えた場合に上下に長いよ
うに設計されている。さらに、この第2の閃光装置10
は、アクセサリ7の内部に設けた堅い部材(図示せず)
によって保護され、カメラ本体1を、図1における左側
を下にして置いた場合でも、この第2の閃光装置10に
無理な力がかからないように設計されている。
【0028】ここで、図2中符号7aはアクセサリ7の
底面部に設けた三脚取付け用ねじ穴である。また、上述
したアクセサリ7は、たとえば図3に示すように、カメ
ラ本体1の底面部に設けられている三脚取付け用ねじ穴
14に螺合する着脱用ねじ15で着脱自在に付設され
る。
底面部に設けた三脚取付け用ねじ穴である。また、上述
したアクセサリ7は、たとえば図3に示すように、カメ
ラ本体1の底面部に設けられている三脚取付け用ねじ穴
14に螺合する着脱用ねじ15で着脱自在に付設され
る。
【0029】さらに、このアクセサリ7の組付け面とカ
メラ本体1の底面部との一部には、アクセサリ7側のレ
リーズ釦9、その他の入力手段、第2の閃光装置10
を、カメラ本体1内に設けられ撮影動作を制御するCP
Uとの信号伝達を行なう第1および第2の通信手段1
6,17、第3および第4の通信手段18,19が設け
られ、アクセサリ7の組付け時に電気的に接続されるよ
うに構成されている。
メラ本体1の底面部との一部には、アクセサリ7側のレ
リーズ釦9、その他の入力手段、第2の閃光装置10
を、カメラ本体1内に設けられ撮影動作を制御するCP
Uとの信号伝達を行なう第1および第2の通信手段1
6,17、第3および第4の通信手段18,19が設け
られ、アクセサリ7の組付け時に電気的に接続されるよ
うに構成されている。
【0030】ここで、このようなアクセサリ7とカメラ
本体1とにおいて電気的に接続される主な手段として
は、図4に例示したようなものが考えられる。しかし、
これに限定されないことは勿論である。なお、この図4
中前述した図1ないし図3で付したものに相当する部分
には同一番号を付している。
本体1とにおいて電気的に接続される主な手段として
は、図4に例示したようなものが考えられる。しかし、
これに限定されないことは勿論である。なお、この図4
中前述した図1ないし図3で付したものに相当する部分
には同一番号を付している。
【0031】また、この実施の形態では、横位置でカメ
ラ本体1を構えた場合に指が第2の閃光装置10の上に
かかった場合の対策として、横位置撮影用レリーズ釦6
を用いてレリーズ操作した場合には、カメラを横位置で
使用しているとみなして、閃光装置3を発光するように
構成している。一方、第2のレリーズ釦9を用いてレリ
ーズ操作した場合には、カメラを縦位置で使用している
とみなして、第2の閃光装置10を発光するようにして
いる。このようにすれば、第2の閃光装置10の前面に
指が掛かったままで閃光を照射することを防ぐことが可
能となる。
ラ本体1を構えた場合に指が第2の閃光装置10の上に
かかった場合の対策として、横位置撮影用レリーズ釦6
を用いてレリーズ操作した場合には、カメラを横位置で
使用しているとみなして、閃光装置3を発光するように
構成している。一方、第2のレリーズ釦9を用いてレリ
ーズ操作した場合には、カメラを縦位置で使用している
とみなして、第2の閃光装置10を発光するようにして
いる。このようにすれば、第2の閃光装置10の前面に
指が掛かったままで閃光を照射することを防ぐことが可
能となる。
【0032】さらに、前記第2の閃光装置10の前面に
タッチセンサを設け、横位置撮影用のグリップ部5の下
端には、凹凸を設ける等の対策を講じて、撮影者に注意
を喚起すればよい。また、上述した第2の閃光装置10
に、図示しないが閃光照射の選択スイッチを設置し、撮
影者が、この選択スイッチをオン・オフすることによっ
てこの閃光装置10の使用、不使用を選択できるように
構成するとよい。
タッチセンサを設け、横位置撮影用のグリップ部5の下
端には、凹凸を設ける等の対策を講じて、撮影者に注意
を喚起すればよい。また、上述した第2の閃光装置10
に、図示しないが閃光照射の選択スイッチを設置し、撮
影者が、この選択スイッチをオン・オフすることによっ
てこの閃光装置10の使用、不使用を選択できるように
構成するとよい。
【0033】また、この実施の形態における第2の閃光
装置10は、閃光装置3のようにポップアップしない
が、閃光装置と撮影レンズとの光軸が離れている方がよ
いことから、ポップアップ式構造で構成してもよい。こ
の場合は、ポップアップ機構が、前記閃光照射の選択ス
イッチを兼ねる構成とするとよい。また、この第2の閃
光装置10にポップアップ機構を採用すれば、横位置撮
影時に発光部に指を掛けることを防止することができ
る。
装置10は、閃光装置3のようにポップアップしない
が、閃光装置と撮影レンズとの光軸が離れている方がよ
いことから、ポップアップ式構造で構成してもよい。こ
の場合は、ポップアップ機構が、前記閃光照射の選択ス
イッチを兼ねる構成とするとよい。また、この第2の閃
光装置10にポップアップ機構を採用すれば、横位置撮
影時に発光部に指を掛けることを防止することができ
る。
【0034】図5および図6はこの実施の形態における
フローチャートである。ここで、図5は、横位置撮影用
レリーズ釦6を用いてレリーズ操作した場合を、図6は
縦位置撮影用レリーズ釦9を用いてレリーズ操作した場
合である。図5において、カメラが横位置で構えられ、
横位置撮影用のレリーズ釦6が操作されると、#201
ではカメラ本体1のペンタプリズム部2上に設けた閃光
装置3がポップアップされているかを判定し、ポップア
ップされていれば#202へ進み、ポップアップされて
いなければ#204へ進む。
フローチャートである。ここで、図5は、横位置撮影用
レリーズ釦6を用いてレリーズ操作した場合を、図6は
縦位置撮影用レリーズ釦9を用いてレリーズ操作した場
合である。図5において、カメラが横位置で構えられ、
横位置撮影用のレリーズ釦6が操作されると、#201
ではカメラ本体1のペンタプリズム部2上に設けた閃光
装置3がポップアップされているかを判定し、ポップア
ップされていれば#202へ進み、ポップアップされて
いなければ#204へ進む。
【0035】#202では、シャッタを駆動して露光を
開始し、#203へ進む。そして、#203ではシャッ
タが全開する等、撮影動作が所要の状態に至った時に閃
光を照射し、撮影を終了する。一方、#204では、シ
ャッタを駆動して露光を開始し、撮影を終了する。
開始し、#203へ進む。そして、#203ではシャッ
タが全開する等、撮影動作が所要の状態に至った時に閃
光を照射し、撮影を終了する。一方、#204では、シ
ャッタを駆動して露光を開始し、撮影を終了する。
【0036】また、図6においては、カメラを縦位置で
構え、縦位置撮影用の第2のレリーズ釦9をレリーズ操
作した場合にルーチンがスタートし、#301では第2
の閃光装置10の閃光照射が許可されているか否かを判
定し、許可されていれば#302へ進み、許可されてい
なければ#304へ進む。#302では、シャッタを駆
動して露光を開始し、#303へ進む。この#303で
は、シャッタが全開する等、撮影動作が所要の状態に至
った時に閃光を照射し、撮影を終了する。一方、#30
4では、シャッタを駆動して露光を開始し、撮影を終了
する。
構え、縦位置撮影用の第2のレリーズ釦9をレリーズ操
作した場合にルーチンがスタートし、#301では第2
の閃光装置10の閃光照射が許可されているか否かを判
定し、許可されていれば#302へ進み、許可されてい
なければ#304へ進む。#302では、シャッタを駆
動して露光を開始し、#303へ進む。この#303で
は、シャッタが全開する等、撮影動作が所要の状態に至
った時に閃光を照射し、撮影を終了する。一方、#30
4では、シャッタを駆動して露光を開始し、撮影を終了
する。
【0037】なお、この実施の形態では、第1の閃光装
置3の閃光照射はそのポップアップ状況で、第2の閃光
装置10の閃光照射はその選択スイッチによって判断し
たが、周囲の輝度情報から閃光照射の可否を決定しても
よい。
置3の閃光照射はそのポップアップ状況で、第2の閃光
装置10の閃光照射はその選択スイッチによって判断し
たが、周囲の輝度情報から閃光照射の可否を決定しても
よい。
【0038】また、この実施の形態におけるアクセサリ
7には、縦位置撮影用のレリーズ釦9のみを設けた場合
を図示したが、他のスイッチ、たとえばシャッタ速度を
調節するダイヤルなどを配置すれば、縦位置撮影時の操
作性をより一層向上させることができる。さらに、アク
セサリ7に、アクセサリ取付け金具を付設すれば、発光
量の大きい閃光装置を縦位置専用に取付けることが可能
になる。
7には、縦位置撮影用のレリーズ釦9のみを設けた場合
を図示したが、他のスイッチ、たとえばシャッタ速度を
調節するダイヤルなどを配置すれば、縦位置撮影時の操
作性をより一層向上させることができる。さらに、アク
セサリ7に、アクセサリ取付け金具を付設すれば、発光
量の大きい閃光装置を縦位置専用に取付けることが可能
になる。
【0039】図7は本発明における第2の実施の形態を
示し、この図において、前述した図1〜図3等と同一ま
たは相当する部分には同一番号を付して説明は省略す
る。同図において、符号20は縦位置撮影用としての第
2の閃光装置であり、前述した図1の部材10に対応す
る。この第2の閃光装置20は、図7に示すように、カ
メラを縦位置で構えたときの使用時に、カメラ本体1に
着脱可能なアクセサリ7のグリップ部8の上部に位置す
る凹部11の側方に突出するように引き出され、発光可
能な状態とされる。また、不使用時にはこの凹部11部
分に設けた回転軸部21を中心として回動し、前記アク
セサリ7の上部で前記カメラ本体1の横位置撮影用グリ
ップ部5に連続するグリップ部22内に収納されるよう
に構成されている。
示し、この図において、前述した図1〜図3等と同一ま
たは相当する部分には同一番号を付して説明は省略す
る。同図において、符号20は縦位置撮影用としての第
2の閃光装置であり、前述した図1の部材10に対応す
る。この第2の閃光装置20は、図7に示すように、カ
メラを縦位置で構えたときの使用時に、カメラ本体1に
着脱可能なアクセサリ7のグリップ部8の上部に位置す
る凹部11の側方に突出するように引き出され、発光可
能な状態とされる。また、不使用時にはこの凹部11部
分に設けた回転軸部21を中心として回動し、前記アク
セサリ7の上部で前記カメラ本体1の横位置撮影用グリ
ップ部5に連続するグリップ部22内に収納されるよう
に構成されている。
【0040】ここで、この第2の閃光装置20は、横位
置撮影用レリーズ釦6を操作する横位置撮影時に発光す
る閃光装置3と撮影レンズの光軸に対して略点対称な位
置に配置されている。そして、縦位置撮影用レリーズ釦
9を操作する縦位置撮影時に、閃光装置3と同時に発光
するように設計されている。
置撮影用レリーズ釦6を操作する横位置撮影時に発光す
る閃光装置3と撮影レンズの光軸に対して略点対称な位
置に配置されている。そして、縦位置撮影用レリーズ釦
9を操作する縦位置撮影時に、閃光装置3と同時に発光
するように設計されている。
【0041】このようにすれば、図8に示すように、被
写体Hの両側から同時に略等しい光量で被写体Hを照明
することによって、領域A、領域Bに生じる被写体Hの
影を目立たないようにし、生じる影を領域Sに限定する
ことができる。この領域Sは、被写体Hの後ろ側であ
り、この領域Sは、被写体Hによって記録媒体であるフ
ィルムには写りにくい。すなわち、この実施の形態にお
いても、上述した第1の実施の形態と同様の目的を達成
することができる。
写体Hの両側から同時に略等しい光量で被写体Hを照明
することによって、領域A、領域Bに生じる被写体Hの
影を目立たないようにし、生じる影を領域Sに限定する
ことができる。この領域Sは、被写体Hの後ろ側であ
り、この領域Sは、被写体Hによって記録媒体であるフ
ィルムには写りにくい。すなわち、この実施の形態にお
いても、上述した第1の実施の形態と同様の目的を達成
することができる。
【0042】なお、この実施の形態では、第2の閃光装
置20を回転してアクセサリ7の収納位置から発光位置
に移動した場合を示したが、これには限らず、閃光装置
3のようにポップアップ式にしてもよいし、また閃光装
置自体は移動せず、スイッチ等を用いて、発光、非発光
を判断するようにしてもよい。さらに、この実施の形態
では、第2の閃光装置20を、グリップ部8と干渉しな
いように、第1の閃光装置3と完全な点対称となる位置
には配置しなかったが、完全に点対称となる位置に配置
するように設計することもできる。
置20を回転してアクセサリ7の収納位置から発光位置
に移動した場合を示したが、これには限らず、閃光装置
3のようにポップアップ式にしてもよいし、また閃光装
置自体は移動せず、スイッチ等を用いて、発光、非発光
を判断するようにしてもよい。さらに、この実施の形態
では、第2の閃光装置20を、グリップ部8と干渉しな
いように、第1の閃光装置3と完全な点対称となる位置
には配置しなかったが、完全に点対称となる位置に配置
するように設計することもできる。
【0043】また、第2の閃光装置20での最大発光量
は、第1の閃光装置3での最大発光量と同じである必要
はなく、実際に発光する時に、同じ位の発光量に制御す
ればよい。この場合には、さらに強い光量が必要な場合
にも、第2の閃光装置20をもっていない場合に比べ
て、影の出方を和らげることができる。
は、第1の閃光装置3での最大発光量と同じである必要
はなく、実際に発光する時に、同じ位の発光量に制御す
ればよい。この場合には、さらに強い光量が必要な場合
にも、第2の閃光装置20をもっていない場合に比べ
て、影の出方を和らげることができる。
【0044】なお、この実施の形態での制御は、上述し
た第1の実施の形態での図6のフローチャートにおい
て、#301を「閃光装置3および閃光装置20REA
DY?」、#303を「閃光装置20および閃光装置3
発光」と書き替えればよい。
た第1の実施の形態での図6のフローチャートにおい
て、#301を「閃光装置3および閃光装置20REA
DY?」、#303を「閃光装置20および閃光装置3
発光」と書き替えればよい。
【0045】図9は本発明の第3の実施の形態を示す。
この実施の形態では、第1の実施の形態のアクセサリ7
における第2の閃光装置10の代わりに、アクセサリ7
の縦位置で構えたときの上端部25の上面に、電気接点
を有するアクセサリ取付け金具26を設けた点が異なっ
ている。このアクセサリ取付け金具26に取付け可能な
第2のアクセサリ28が、縦位置使用時に発光する第2
の閃光装置27を有する。この第2の閃光装置27は、
カメラ本体1を縦位置で構えた場合に撮影レンズの略真
上に来るように設計されている。
この実施の形態では、第1の実施の形態のアクセサリ7
における第2の閃光装置10の代わりに、アクセサリ7
の縦位置で構えたときの上端部25の上面に、電気接点
を有するアクセサリ取付け金具26を設けた点が異なっ
ている。このアクセサリ取付け金具26に取付け可能な
第2のアクセサリ28が、縦位置使用時に発光する第2
の閃光装置27を有する。この第2の閃光装置27は、
カメラ本体1を縦位置で構えた場合に撮影レンズの略真
上に来るように設計されている。
【0046】上述した第2のアクセサリ28をアクセサ
リ7に接続した場合には、第1の実施の形態のアクセサ
リ7と全く同様の動作をする。すなわち、横位置使用時
には、第1の閃光装置3が発光し、縦位置使用時には、
第2の閃光装置27が発光する。ここで、第2のアクセ
サリ28は、カメラ本体1の横位置撮影用グリップ部5
を使用する場合に干渉しないように、適当な長さの脚2
9を介して設けている。また、第2のアクセサリ28
は、アクセサリ取付け金具26に取付けた場合に、長方
形のフィルム画角を照明するような配光特性になってお
り、図示しないカメラ本体1のペンタプリズム部2の上
などに配置されるアクセサリ取付け金具に取付ける場合
は、図中28aで示す軸部を中心として、第2の閃光装
置27を90度回転して用いることになる。
リ7に接続した場合には、第1の実施の形態のアクセサ
リ7と全く同様の動作をする。すなわち、横位置使用時
には、第1の閃光装置3が発光し、縦位置使用時には、
第2の閃光装置27が発光する。ここで、第2のアクセ
サリ28は、カメラ本体1の横位置撮影用グリップ部5
を使用する場合に干渉しないように、適当な長さの脚2
9を介して設けている。また、第2のアクセサリ28
は、アクセサリ取付け金具26に取付けた場合に、長方
形のフィルム画角を照明するような配光特性になってお
り、図示しないカメラ本体1のペンタプリズム部2の上
などに配置されるアクセサリ取付け金具に取付ける場合
は、図中28aで示す軸部を中心として、第2の閃光装
置27を90度回転して用いることになる。
【0047】なお、本発明は上述した実施の形態での構
造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変
更してもよい。たとえば上述した第1、第2、第3の実
施の形態では、カメラを縦位置撮影姿勢で構えた際のレ
リーズ釦9、その他の機能設定ダイヤルのような操作部
材、さらには縦位置撮影時のグリップ部8を、カメラ本
体1の底面部に着脱可能に付設したカメラ用バッテリ電
源、モータドライブ装置等が内蔵されるカメラ用アクセ
サリ7に設けた場合を説明したが、本発明はこれに限定
されず、カメラ本体1として一体に形成した部分に設け
てもよい。
造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変
更してもよい。たとえば上述した第1、第2、第3の実
施の形態では、カメラを縦位置撮影姿勢で構えた際のレ
リーズ釦9、その他の機能設定ダイヤルのような操作部
材、さらには縦位置撮影時のグリップ部8を、カメラ本
体1の底面部に着脱可能に付設したカメラ用バッテリ電
源、モータドライブ装置等が内蔵されるカメラ用アクセ
サリ7に設けた場合を説明したが、本発明はこれに限定
されず、カメラ本体1として一体に形成した部分に設け
てもよい。
【0048】さらに、上述した実施の形態では、アクセ
サリ7として、レリーズ釦9を縦位置撮影時の操作性を
考慮した位置に設け、その下側部分を縦位置撮影用のグ
リップ部8としているが、これに限らず、適宜に変形例
を採用してもよい。
サリ7として、レリーズ釦9を縦位置撮影時の操作性を
考慮した位置に設け、その下側部分を縦位置撮影用のグ
リップ部8としているが、これに限らず、適宜に変形例
を採用してもよい。
【0049】なお、上述したように横位置撮影用と共に
縦位置撮影用としてレリーズ釦6,9を有する構造で
は、不用意にレリーズ操作が行われないように、各レリ
ーズ釦6,9に、レリーズ操作防止機構、ロック機構等
を備えるようにすればよい。これにより、無駄な撮影を
省くことができる。このようなレリーズ釦6,9の選択
的な切換えは手動切換え操作に限らず、適宜の電気的、
機械的な自動切換え手段によって行なうようにしてもよ
い。すなわち、カメラを横位置、縦位置の撮影姿勢で構
えたときにいずれか一方のみがオンするように構成して
もよい。
縦位置撮影用としてレリーズ釦6,9を有する構造で
は、不用意にレリーズ操作が行われないように、各レリ
ーズ釦6,9に、レリーズ操作防止機構、ロック機構等
を備えるようにすればよい。これにより、無駄な撮影を
省くことができる。このようなレリーズ釦6,9の選択
的な切換えは手動切換え操作に限らず、適宜の電気的、
機械的な自動切換え手段によって行なうようにしてもよ
い。すなわち、カメラを横位置、縦位置の撮影姿勢で構
えたときにいずれか一方のみがオンするように構成して
もよい。
【0050】
【実施例】スチルカメラとは一眼レフカメラであって、
そのペンタプリズム部2の上部に横位置撮影用の閃光装
置3がポップアップ式により設けられている。また、カ
メラ用アクセサリ7は、カメラ本体1の一部に着脱自在
に装着可能であって、これを外してもカメラとしては機
能するカメラ用付属品であり、たとえばカメラ用バッテ
リ電源、あるいはモータドライブ装置を内蔵しているア
クセサリユニットである。
そのペンタプリズム部2の上部に横位置撮影用の閃光装
置3がポップアップ式により設けられている。また、カ
メラ用アクセサリ7は、カメラ本体1の一部に着脱自在
に装着可能であって、これを外してもカメラとしては機
能するカメラ用付属品であり、たとえばカメラ用バッテ
リ電源、あるいはモータドライブ装置を内蔵しているア
クセサリユニットである。
【0051】さらに、カメラのカメラ本体1とアクセサ
リ7のユニットとは、広く知られているコネクタ手段に
より機械的、電気的に接続される。また、縦位置撮影時
に操作する第2のレリーズ釦9を、カメラ本体1の底面
部に着脱自在に付設するカメラ用アクセサリ7に設けて
いる。
リ7のユニットとは、広く知られているコネクタ手段に
より機械的、電気的に接続される。また、縦位置撮影時
に操作する第2のレリーズ釦9を、カメラ本体1の底面
部に着脱自在に付設するカメラ用アクセサリ7に設けて
いる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
およびカメラ用アクセサリによれば、カメラ本体に撮影
者が横位置撮影時に把持する第1のグリップ部と、その
一端に配置したレリーズ釦を含む第1のスイッチ群と、
カメラを横位置で構えたときにレンズ鏡筒の上方に位置
する第1の閃光装置とを設け、このカメラ本体の一部ま
たはこれに付設されるカメラ用アクセサリに撮影者が縦
位置撮影時に把持する第2のグリップ部と、その一端に
配置したレリーズ釦を含む第2のスイッチ群と、カメラ
を縦位置で構えたときにレンズ鏡筒の上方に位置する第
2の閃光装置とを設け、さらにこの第2の閃光装置を第
1のグリップ部を延長した方向に配置し、かつ第2のグ
リップ部、第2のスイッチ群を、カメラを縦位置で構え
たときに、この第2の閃光装置よりも下側に位置させる
ように構成したので、以下に述べる優れた効果を奏す
る。
およびカメラ用アクセサリによれば、カメラ本体に撮影
者が横位置撮影時に把持する第1のグリップ部と、その
一端に配置したレリーズ釦を含む第1のスイッチ群と、
カメラを横位置で構えたときにレンズ鏡筒の上方に位置
する第1の閃光装置とを設け、このカメラ本体の一部ま
たはこれに付設されるカメラ用アクセサリに撮影者が縦
位置撮影時に把持する第2のグリップ部と、その一端に
配置したレリーズ釦を含む第2のスイッチ群と、カメラ
を縦位置で構えたときにレンズ鏡筒の上方に位置する第
2の閃光装置とを設け、さらにこの第2の閃光装置を第
1のグリップ部を延長した方向に配置し、かつ第2のグ
リップ部、第2のスイッチ群を、カメラを縦位置で構え
たときに、この第2の閃光装置よりも下側に位置させる
ように構成したので、以下に述べる優れた効果を奏す
る。
【0053】すなわち、本発明によれば、カメラ本体の
ペンタプリズム部に設けた横位置撮影用としての第1の
閃光装置とは別に、縦位置撮影用として専用の配光特性
をもつ第2の閃光装置を、カメラ本体またはカメラ用ア
クセサリの縦位置撮影用グリップ部であってグリップし
ない部分に配置し、この第2の閃光装置を、カメラ本体
内での閃光装置用制御装置に電気的に接続することによ
り、カメラを横位置で構えた場合に前記横位置撮影用で
ある第1の閃光装置を用いる場合と同様の使い勝手で撮
影が行えるようにしたので、カメラを縦位置撮影の姿勢
で構え、閃光撮影を行なう場合にあっても、従来問題で
あった閃光による被写体の側部にでき易い好ましくない
影をなくすことができ、しかもカメラを横位置、縦位置
撮影を行なうために構える際の取り扱いも容易に行なえ
る。
ペンタプリズム部に設けた横位置撮影用としての第1の
閃光装置とは別に、縦位置撮影用として専用の配光特性
をもつ第2の閃光装置を、カメラ本体またはカメラ用ア
クセサリの縦位置撮影用グリップ部であってグリップし
ない部分に配置し、この第2の閃光装置を、カメラ本体
内での閃光装置用制御装置に電気的に接続することによ
り、カメラを横位置で構えた場合に前記横位置撮影用で
ある第1の閃光装置を用いる場合と同様の使い勝手で撮
影が行えるようにしたので、カメラを縦位置撮影の姿勢
で構え、閃光撮影を行なう場合にあっても、従来問題で
あった閃光による被写体の側部にでき易い好ましくない
影をなくすことができ、しかもカメラを横位置、縦位置
撮影を行なうために構える際の取り扱いも容易に行なえ
る。
【0054】さらに、本発明によれば、カメラ本体また
はカメラ用アクセサリの一部に横位置撮影用、縦位置撮
影用のレリーズ釦を備え、第1、第2の閃光装置のうち
のいずれを使用するかを、押圧操作するレリーズ釦によ
って判断するようにし、いずれの閃光装置が発光するか
を明確にするようにしているので、予期しない閃光装置
の発光を未然に防止することができる。
はカメラ用アクセサリの一部に横位置撮影用、縦位置撮
影用のレリーズ釦を備え、第1、第2の閃光装置のうち
のいずれを使用するかを、押圧操作するレリーズ釦によ
って判断するようにし、いずれの閃光装置が発光するか
を明確にするようにしているので、予期しない閃光装置
の発光を未然に防止することができる。
【0055】また、本発明によれば、カメラ本体の底面
部に着脱自在に設け第2のグリップ部、第2のスイッチ
群を有するアクセサリに、縦位置撮影用の閃光装置を有
する第2のアクセサリを着脱自在に設け、さらにこの第
2のアクセサリに設けた閃光装置を、カメラを縦位置で
構えたときに、撮影レンズの略真上に位置させ、この姿
勢での上下方向の配光角が、左右方向の配光角に等しい
か、あるいは大きくなるように設定することにより、上
述したと同様の作用効果を発揮することができる。
部に着脱自在に設け第2のグリップ部、第2のスイッチ
群を有するアクセサリに、縦位置撮影用の閃光装置を有
する第2のアクセサリを着脱自在に設け、さらにこの第
2のアクセサリに設けた閃光装置を、カメラを縦位置で
構えたときに、撮影レンズの略真上に位置させ、この姿
勢での上下方向の配光角が、左右方向の配光角に等しい
か、あるいは大きくなるように設定することにより、上
述したと同様の作用効果を発揮することができる。
【図1】 本発明に係るカメラおよびカメラ用アクセサ
リの一つの実施の形態を示し、カメラを縦位置で構えた
ときの正面図である。
リの一つの実施の形態を示し、カメラを縦位置で構えた
ときの正面図である。
【図2】 (a),(b),(c)は図1に示したカメ
ラおよびカメラ用アクセサリの正面図、その底面図、
(a)の側面図である。
ラおよびカメラ用アクセサリの正面図、その底面図、
(a)の側面図である。
【図3】 図1に示すカメラとカメラ用アクセサリとを
分解した正面図である。
分解した正面図である。
【図4】 図1に示すカメラとカメラ用アクセサリとの
内部に配置される電気系部品を示す説明図である。
内部に配置される電気系部品を示す説明図である。
【図5】 横位置撮影用レリーズ釦を操作した場合のカ
メラの撮影動作を示すフローチャートである。
メラの撮影動作を示すフローチャートである。
【図6】 縦位置撮影用レリーズ釦を操作した場合のカ
メラの撮影動作を示すフローチャートである。
メラの撮影動作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の第2の実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図8】 図7によるカメラとカメラ用アクセサリを用
いた場合の閃光撮影時の状態を示す図である。
いた場合の閃光撮影時の状態を示す図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図10】 従来のカメラおよびカメラ用アクセサリの
一例を示す正面図である。
一例を示す正面図である。
【図11】 従来のカメラを縦位置で閃光撮影を行った
場合の不具合を説明するための説明図である。
場合の不具合を説明するための説明図である。
1…カメラ本体、2…ペンタプリズム部、3…横位置撮
影用(第1)の閃光装置、4…レンズ鏡筒、5…横位置
撮影用グリップ部、6…横位置撮影用(第1)のレリー
ズ釦、7…カメラ用アクセサリ、8…縦位置撮影用グリ
ップ部、9…縦位置撮影用(第2)のレリーズ釦、10
…縦位置撮影用(第2)の閃光装置、11…凹部、13
…ファインダ接眼窓、14…カメラ本体底面部の三脚取
付け用ねじ穴、15…ねじ、16〜19…第1ないし第
4の通信手段、20…第2の閃光装置、21…回転軸
部、22…グリップ部、25…アクセサリ上端部、26
…アクセサリ取付け金具、27…第2の閃光装置、28
…第2のアクセサリ、29…脚、H…被写体、S…影。
影用(第1)の閃光装置、4…レンズ鏡筒、5…横位置
撮影用グリップ部、6…横位置撮影用(第1)のレリー
ズ釦、7…カメラ用アクセサリ、8…縦位置撮影用グリ
ップ部、9…縦位置撮影用(第2)のレリーズ釦、10
…縦位置撮影用(第2)の閃光装置、11…凹部、13
…ファインダ接眼窓、14…カメラ本体底面部の三脚取
付け用ねじ穴、15…ねじ、16〜19…第1ないし第
4の通信手段、20…第2の閃光装置、21…回転軸
部、22…グリップ部、25…アクセサリ上端部、26
…アクセサリ取付け金具、27…第2の閃光装置、28
…第2のアクセサリ、29…脚、H…被写体、S…影。
Claims (16)
- 【請求項1】 カメラ本体を横方向またはこれとは略直
角な縦方向に構えることにより横位置撮影、縦位置撮影
を行なうカメラにおいて、 撮影者が横位置撮影を行なう際に把持する第1のグリッ
プ部と、 この第1のグリップ部の一端に配置した少なくともレリ
ーズ釦を含む第1のスイッチ群と、 カメラ本体を横位置撮影を行なうように構えたときにレ
ンズ鏡筒の上方に位置する第1の閃光装置と、 撮影者が縦位置撮影を行なう際に把持する第2のグリッ
プ部と、 この第2のグリップ部の一端に配置した少なくともレリ
ーズ釦を含む第2のスイッチ群と、 カメラ本体を縦位置撮影を行なうように構えたときにレ
ンズ鏡筒の上方に位置する第2の閃光装置とを備え、 この第2の閃光装置を前記第1のグリップ部を延長した
方向に配置し、 かつ前記第2のグリップ部と第2のスイッチ群とを、カ
メラ本体を縦位置撮影を行なうように構えたときに、こ
の第2の閃光装置の発光部よりも下側に位置するように
配置したことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 請求項1記載のカメラにおいて、 第1の閃光装置を第1のレリーズ釦の押圧操作により発
信されるレリーズ信号によって発光させ、 第2の閃光装置を第2のレリーズ釦の押圧操作により発
信されるレリーズ信号によって発光させることを特徴と
するカメラ。 - 【請求項3】 請求項1記載のカメラにおいて、 第2のレリーズ釦の押圧操作により発信されるレリーズ
信号によって、第1、第2の閃光装置を発光させること
を特徴とするカメラ。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
のカメラにおいて、 第2の閃光装置を、第2のグリップ部に沿う方向の配光
角が、撮影レンズの光軸と前記第2のグリップ部に沿う
方向とに、共に垂直な方向の配光角に等しいか、あるい
は大きくなるように設定したことを特徴とするカメラ。 - 【請求項5】 カメラ本体を横方向またはこれとは略直
角な縦方向に構えることにより横位置撮影、縦位置撮影
を行なうカメラにおいて、 カメラ本体の底面部に着脱自在に付設されるアクセサリ
を備え、 このアクセサリに、撮影者が縦位置撮影を行なう際に把
持するグリップ部と、このグリップ部の一端に配置した
少なくともレリーズ釦を含むスイッチ群と、前記カメラ
本体を縦位置撮影を行なうように構えたときにレンズ鏡
筒の上方に位置する閃光装置とを設けるとともに、 前記アクセサリのカメラ本体との組付け部に、前記スイ
ッチ群への入力信号を前記カメラ本体に送受信する第1
の通信手段と、前記閃光装置を制御する制御信号を前記
カメラ本体との間で送受信する第2の通信手段と、前記
カメラ本体との間を着脱自在に連結する着脱手段とを付
設したことを特徴とするカメラ用アクセサリ。 - 【請求項6】 請求項5記載のカメラ用アクセサリを着
脱自在に組付けるカメラにおいて、 カメラ本体に、アクセサリ側の第1の通信手段、第2の
通信手段と信号の送受を行なう第3、第4の通信手段を
設けるとともに、 このカメラ本体に、前記アクセサリとの間を着脱自在に
連結する着脱手段を付設したことを特徴とするカメラ。 - 【請求項7】 請求項5または請求項6記載のカメラ用
アクセサリを着脱自在に組付けるカメラにおいて、 カメラ本体に、撮影者が横位置撮影を行なう際に把持す
るグリップ部と、このグリップ部の一端に配置した少な
くともレリーズ釦を含むスイッチ群と、カメラ本体を横
位置撮影を行なうように構えたときにレンズ鏡筒の上方
に位置する閃光装置とを設けたことを特徴とするカメ
ラ。 - 【請求項8】 請求項7記載のカメラにおいて、 カメラ本体の底面部に着脱自在に設けるアクセサリを備
え、 このアクセサリに設ける縦位置撮影用の閃光装置の発光
部を、カメラ本体側の横位置撮影を行なう際のグリップ
部の延長した方向に位置させるように設けたことを特徴
とするカメラ用アクセサリ。 - 【請求項9】 請求項8記載のカメラ用アクセサリにお
いて、 カメラ本体の底面部に着脱自在に設けるアクセサリを備
え、 このアクセサリのグリップ部とこのグリップ部の一端に
設置されるレリーズ釦を含むスイッチ群を、前記アクセ
サリを取付け可能なカメラ本体に取付けた場合に、縦位
置撮影用閃光装置の発光部よりも下方に位置させて設け
たことを特徴とするカメラ用アクセサリ。 - 【請求項10】 請求項8記載のカメラ用アクセサリを
着脱自在に設けたカメラにおいて、 カメラ本体側の閃光装置を、カメラ本体側のレリーズ釦
の押圧操作により発信されるレリーズ信号によって発光
させ、 かつアクセサリ側の閃光装置を、アクセサリ側のレリー
ズ釦の押圧操作により発信されるレリーズ信号によって
発光させることを特徴とするカメラ。 - 【請求項11】 請求項8記載のカメラ用アクセサリを
着脱自在に設けたカメラにおいて、 アクセサリ側のレリーズ釦の押圧操作により発信される
レリーズ信号によって、カメラ本体側の閃光装置とアク
セサリ側の閃光装置とをともに発光させることを特徴と
するカメラ。 - 【請求項12】 請求項11記載のカメラにおいて、 カメラ本体側の閃光装置とアクセサリ側の閃光装置と
を、アクセサリ側のレリーズ釦を押圧操作し、同時に略
等しい光量で発光させることを特徴とするカメラ。 - 【請求項13】 請求項10記載のカメラにおいて、 カメラ本体に付設されるアクセサリ側の閃光装置を、カ
メラ本体側のグリップ部に沿う方向の配光角が、撮影レ
ンズの光軸と前記カメラ本体側のグリップ部に沿う方向
とに、共に垂直な方向の配光角に等しいか、あるいは大
きくなるように設定したことを特徴とするカメラ用アク
セサリ。 - 【請求項14】 請求項5記載のカメラ用アクセサリに
おいて、 カメラ本体側と送受信する第1、第2の通信手段を有す
るアクセサリに、縦位置撮影用の閃光装置を設けた第2
のアクセサリを着脱自在に設け、 かつこれら第1、第2のアクセサリ間に、両部材を着脱
する着脱手段と両部材間での制御信号を送受信する通信
手段とを設けたことを特徴とするカメラ用アクセサリ。 - 【請求項15】 請求項14記載のカメラ用アクセサリ
において、 第2のアクセサリに設けた閃光装置を、第1のアクセサ
リに設けたレリーズ釦の押圧操作によって発光させるこ
とを特徴とするカメラ用アクセサリ。 - 【請求項16】 請求項14記載のカメラ用アクセサリ
において、 第2のアクセサリに設けた閃光装置を、カメラを縦位置
で構えたときに、撮影レンズの略真上に位置させ、この
姿勢での上下方向の配光角が、左右方向の配光角に等し
いか、あるいは大きくなるように設定したことを特徴と
するカメラ用アクセサリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184632A JPH1031251A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | カメラおよびカメラ用アクセサリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184632A JPH1031251A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | カメラおよびカメラ用アクセサリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1031251A true JPH1031251A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16156635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8184632A Pending JPH1031251A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | カメラおよびカメラ用アクセサリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1031251A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004117952A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-04-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | カメラ用アクセサリ |
JP2006126290A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Olympus Corp | カメラシステム |
US7597490B2 (en) | 2000-04-24 | 2009-10-06 | Ricoh Company, Ltd. | Camera and a portable apparatus having a flat body |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP8184632A patent/JPH1031251A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7597490B2 (en) | 2000-04-24 | 2009-10-06 | Ricoh Company, Ltd. | Camera and a portable apparatus having a flat body |
JP2004117952A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-04-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | カメラ用アクセサリ |
JP2006126290A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Olympus Corp | カメラシステム |
JP4541103B2 (ja) * | 2004-10-26 | 2010-09-08 | オリンパス株式会社 | カメラシステム |
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