JPH09230411A - カメラおよびそのモード設定補助装置 - Google Patents

カメラおよびそのモード設定補助装置

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JPH09230411A
JPH09230411A JP8097858A JP9785896A JPH09230411A JP H09230411 A JPH09230411 A JP H09230411A JP 8097858 A JP8097858 A JP 8097858A JP 9785896 A JP9785896 A JP 9785896A JP H09230411 A JPH09230411 A JP H09230411A
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camera
setting
mode setting
auxiliary device
data
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JP8097858A
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Hiroshi Terui
博志 照井
Toshiaki Nakahira
寿昭 中平
Yasushi Yamamoto
靖 山本
Hiroyoshi Awata
浩義 粟田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラに高機能を付加するモード設定補助装
置を付属させ、ユーザーに繁雑な操作をさせずに、双方
向通信を行うことができ、レリーズ時の交信による時間
遅延がないカメラおよびそのモード設定補助装置を得
る。 【解決手段】 カメラA側に、カメラのデータを送信す
る送信手段3と、カメラ内のデータを調整又は設定する
のに使用される信号を受信する受信手段1を設け、各種
のデータが設定可能である設定手段24、設定手段24
で設定されたデータをカメラに送信する送信手段4、カ
メラより送信されたデータを受信する受信手段5を備え
たモード設定補助装置Bを付加し、モード設定補助装置
Bと一体となり双方向通信を可能にし、レリーズ動作又
はカメラの電源オン時に交信を開始するようにする。モ
ード設定補助装置Bを使用したことのないカメラでは交
信をしない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラおよびカメ
ラと一体となりカメラのさまざまな機能を設定するため
のモード設定補助装置に関するもので、カメラとモード
設定補助装置との間で双方向通信を可能にしたものであ
り、一般的な銀塩写真方式のカメラはもとより、電子カ
メラ、ビデオカメラ等にも適用可能なものである
【0002】
【従来の技術】一般に、カメラにおいては、絞り優先撮
影モード、シャッタ優先撮影モード、プログラム撮影モ
ード、マニュアル撮影モード等々の多数の撮影モードに
対応するデータを設定できるようになっている。また、
これらの撮影モードの一部を変更する機能、例えば露出
値を増減するための補助データの設定を行うことができ
る機能を有し、これらを組み合わせて所望の撮影を行う
ことができるようになっている。
【0003】近年、各種カメラ、例えばコンパクトカメ
ラやビデオカメラ等は、ユーザーのニーズに応えるため
に、高機能化、高性能化が進んでいる。一方、カメラの
携帯性も重要な要素であり、さらなる小型化、薄型化が
要求されている。そこで、カメラの高機能化、高性能
化、小型化を達成するために、多数の撮影モードを全て
カメラ本体に組み込み、しかもそれらの補助データの設
定を行うことができるようにしているが、このようなカ
メラでは、高機能化、高性能化を達成できたとしても、
小型化を達成することはできない。
【0004】また、高機能、高性能を望むユーザーは、
一部のマニアックなユーザーであり、その他のユーザー
にとっては高機能、高性能が無用の長物となる可能性も
ある。また、高性能化しようとすると、制御する個々の
電子部品は小さくても、ユーザーとのインターフェイス
が難しくなるというような問題があった。
【0005】従来技術の中には、カメラ本体以外に、カ
メラ本体の持つモードを変更したり、露光条件を変更し
たりするのを有線または無線で行い得るようにした補助
装置が提案されている。この一例として、特開平6−6
7265号公報に記載されている「カメラシステム」が
ある。これは、所定の露出、撮影モード等を設定したカ
メラの周囲環境が通常でない場合、例えば非常に狭い場
所にカメラをセットした場合やカメラに近づけない場合
など、直接カメラ本体を再操作することが容易でないと
きでも、その設定内容を変更したり機能変更を行うこと
ができるようにしたものである。
【0006】詳しくは、カメラをカメラ本体と補助設定
装置(電子手帳)とで構成し、カメラ本体側に、該カメ
ラ本体の有する撮影モードに基づくデータが格納される
第1メモリーと、補助設定装置側から送信される指令デ
ータと変更データが格納される第2メモリーを設けてい
る。この指令データは、カメラ本体側の有する撮影モー
ドを変更するためのもので、変更データは、カメラ本体
の撮影モードの一部を変更するためのものである。
【0007】従って、通常は、カメラ本体の第1メモリ
ーに格納された種々の撮影モードのみで撮影を行うこと
ができるが、特殊な撮影を行おうとするときは、補助設
定装置(電子手帳)をカメラ本体に電気的に接続し、補
助設定装置(電子手帳)側からカメラ本体の第2のメモ
リーへ指令データと変更データを送信する。そして、カ
メラ本体側で当該指令データが補助設定装置側から与え
られたか否かが判別され、指令データが与えられなかっ
たと判別されたときにはカメラ本体の第1メモリーの格
納内容に基づいて撮影を行い、他方、指令データが与え
られたと判別されたときは、補助設定装置の第2のメモ
リーの格納内容に基づいて撮影を行い得るようにしてい
る。
【0008】従って、平生は、カメラ本体のみで撮影を
行うが、特殊な要求があったときには、カメラ本体から
離れた位置におかれる補助設定装置側からの指令で当該
カメラ本体の撮影モードや露出条件を変更して撮影する
ことができる。
【0009】一方、他の例としては、特開昭61−77
826号公報に記載された「カメラ用データ転送システ
ム」がある。これは、カメラ本体と露出補助設定装置と
で構成され、カメラ本体側に、手動設定される露出制御
用データが格納される第1メモリーを設け、露出補助設
定装置側に、上記露出制御用データに基づいて撮影動作
を行うカメラシステムの所定動作を制御するためのデー
タが手動設定される動作制御データを格納する第2のメ
モリーを設け、当該カメラ本体と露出補助設定装置の間
で露出データの通信を光信号の形態で行い、カメラ本体
側からの上記第1メモリーの格納内容を露出補助設定装
置側で光信号の形態で受信し、該受信した信号のデータ
を読み取り、その内容を露出補助設定装置に表示するよ
うにしたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−672
65号公報で提案されているカメラシステムは、モード
を一度設定した後、他のモードに変更したい場合に、例
えば、非常に狭い場所にカメラをセットした場合や、カ
メラの周囲環境が通常でない場合など、直接カメラ本体
を再操作することが困難なときに、遠隔地点から補助設
定装置でそのモード等を変更することができるように構
成したものに過ぎず、カメラ本体側に必要最小限のモー
ド等を設定しているものではなく、従って、カメラ本体
側の機能を減らして、その減らした機能部分を補助設定
装置側に設置するというものではない。
【0011】従って、カメラ本体自体に高機能、高性能
な要素を内蔵させているので、カメラの一般的なユーザ
ーにとっては複雑な操作、知識を要求するものとなり、
使いずらいということのほかに、不必要に大型・高重量
かつ高価なカメラの購入および使用を強いられることに
なる。その反面、上記のように構成されたカメラの場
合、カメラのマニア、専門家にとっては、必要なモード
や機能を具備していないという不満を抱くことになる。
【0012】また、後者の特開昭61−77826号公
報で提案されているカメラ用データ転送システムは、露
出補助設定装置側から光通信手段を介してカメラ本体側
に、例えば撮影動作に先立ってフラッシュ装置を予め発
光させるテスト信号、カメラの露出制御動作を開始させ
る信号、発光準備が完了したか否かを示すデータ信号等
を送信してカメラを制御するように構成しているに過ぎ
ない。特にこの露出補助装置は、フラッシュメータや露
光計を想定したものであることから、そのための一方向
通信システムに他ならない。従って、カメラ側が有する
機能を使って、露出補助装置側で、例えば、測距デー
タ、測光データ等の情報を交換したり、あるいは交換し
た情報を表示する、といったことはできない。
【0013】また、このカメラ用データ転送システム
は、カメラ側の機能や、撮影モードを削減し、その分を
露出補助設定装置側に負担させるというものではないた
め、カメラの小型・軽量化、低価格化にそぐわないもの
となるばかりでなく、一般のユーザーにとってみれば、
複雑な操作と高度の知識を要求するものとなって、使い
にくく、めったに使わない機能も多く、無用の長物とな
る可能性がある。
【0014】さらに、従来のカメラの付属品、例えばリ
モコン等では、リモコンからカメラに対して一方向の制
御しかできず、カメラ側が有する機能を使って、例え
ば、測距データ、測光データ等の情報を相互に交換した
り、あるいは、その情報をリモコン側で表示するといっ
たことはできなかった。
【0015】そこで、カメラのデータを信号により送信
する送信手段と、カメラ内のデータを調整又は設定する
のに使用される信号を受信する受信手段とをカメラ側に
備え、各種のデータが設定可能である設定手段と、上記
データを上記カメラに送信する送信手段と、上記カメラ
より送信された上記カメラのデータに関する信号を受信
する受信手段とを備えたモード設定補助装置を付加し、
このモード設定補助装置と一体となって双方向通信を可
能にした各種機能を備えたカメラが考えられる。かかる
カメラによれば、各種の付加機能を使用する場合はモー
ド設定補助装置を使用することによって、カメラが備え
ている各種の機能をフルに活用することができるし、高
機能を要求しない場合はモード設定補助装置を取り外
す、というような使い分けができるので便利である。
【0016】しかし、このようなカメラでは次の点を考
慮する必要がある。 a.ユーザーに繁雑な操作をさせずに、双方向通信を行
うことができること。 b.モード設定補助装置は小型であること。 c.レリーズ時の交信による時間遅延がないこと。 d.モード設定補助装置を一度も使用したことのないカ
メラでは、モード設定補助装置との交信に必要な時間遅
延や消費電流の増加は無駄なことであるから、かかる時
間遅延や消費電流の増加ないこと。 e.モード設定補助装置が取り付けられまた取り外され
たことを、電源オン時に自動的にカメラが検出し、カメ
ラのモードに反映することで、モード設定の繁雑さがな
くなること。 f.簡単なユーザーインターフェイスであること。
【0017】そこで本発明は、上記a〜fを満足するカ
メラおよびそのモード設定補助装置を提供することを第
1の目的とする。
【0018】本発明の第2の目的は、カメラ本体側には
必要最小限の最大公約数的な撮影モードに応じた主設定
データを格納し、モード設定補助装置には、カメラ本体
の有する撮影モードにない撮影モードおよび/またはカ
メラ本体の有する撮影モードの一部に補正を施すための
補助設定データを格納し、このカメラ本体とモード設定
補助装置との間でデータの双方向通信を効率的に行うよ
うにして、カメラ本体の機能やモードを簡素化し、操作
性の向上と、小型・軽量化、価格の低廉化を実現し、カ
メラ本体とモード設定補助装置とを組み合わせて使用す
ることで、マニアックなユーザーや専門家の要求する高
度な機能を発揮することができるカメラを提供すること
にある。
【0019】本発明の第3の目的は、上記第2の目的を
達成すると共に、カメラ本体とモード設定補助装置を結
合して一体化するに際して、機械的に煩雑に扱われても
故障することがなく、ノイズを拾ったり電気的な不具合
を生じたりすることがないカメラを提供することにあ
る。本発明の第4の目的は、上記第2の目的を達成する
と共に、カメラ本体とモード設定補助装置が一体に取り
付けられた状態においては、カメラ本体に設けられる主
設定データを用いずに、モード設定補助装置によって設
定される補助設定データに関連するデータのみを優先的
に用いることによって、より高度な撮影が可能なカメラ
を提供することにある。
【0020】本発明の第5の目的は、モード設定補助装
置に、カメラ本体の有する撮影モードにない撮影モード
および/またはカメラ本体の有する撮影モードの一部に
補正を施して、カメラ本体のみでは実現することができ
ない高度な撮影を行うことができるモード設定補助装置
を提供することにある。本発明の第6の目的は、上記第
5の目的を達成すると共に、カメラ本体とモード設定補
助装置との間で双方向通信を行うに際して、消費電力を
極力少なくすることができるモード設定補助装置を提供
することにある。
【0021】本発明の第7の目的は、上記第5の目的を
達成すると共に、カメラ本体と一体化するに際し、当該
一体化のためのみの部材を用いて、構造が複雑化するこ
とのないモード設定補助装置を提供することにある。本
発明の第8の目的は、上記第5の目的を達成すると共
に、カメラ本体側から受けたデータを表示することがで
きるモード設定補助装置を提供することにある。本発明
の第9の目的は、上記第8の目的を達成すると共に、カ
メラ本体に結合させたときに、プッシュスイッチ等の設
定動作部材が不用意に操作されることがなく、操作性の
よいモード設定補助装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
前記第1の目的を達成するために、カメラ側に、カメラ
のデータを送信する送信手段と、カメラ内のデータを調
整又は設定するのに使用される信号を受信する受信手段
を設け、各種のデータが設定可能である設定手段、この
設定手段で設定されたデータを上記カメラに送信する送
信手段、上記カメラより送信された上記カメラのデータ
を受信する受信手段を備えたモード設定補助装置を付加
し、このモード設定補助装置と一体となり双方向通信を
可能にした各種機能を備えたカメラであって、レリーズ
動作で交信を開始するようにしたことを特徴とする。請
求項2記載の発明のように、データの送受信に一体型の
フォトインタラプタを使用してもよい。
【0023】請求項3記載の発明は、各種機能を備えた
カメラと一体となって使用され、各種のデータが設定可
能である設定手段と、上記データをカメラに送信する送
信手段と、カメラより送信されたデータを受信する受信
手段とを備え、カメラと双方向通信が可能であるカメラ
のモード設定補助装置であって、カメラからモード設定
補助装置への交信信号は決められた間隔のパルスのみと
し、モード設定補助装置からカメラへの交信信号は特定
の規格のフォーマットで交信することを特徴とする。
【0024】請求項4記載の発明は、カメラ側に、カメ
ラのデータを送信する送信手段と、カメラ内のデータを
調整又は設定するのに使用される信号を受信する受信手
段を設け、各種のデータが設定可能である設定手段、こ
の設定手段で設定されたデータを上記カメラに送信する
送信手段、上記カメラより送信された上記カメラのデー
タを受信する受信手段を備えたモード設定補助装置を付
加し、このモード設定補助装置と一体となり双方向通信
を可能にした各種機能を備えたカメラであって、カメラ
の電源オン時に交信を開始することを特徴とする。
【0025】請求項4記載の発明において、請求項5記
載の発明のように、カメラ購入時等の初期状態では、カ
メラの記憶素子に状態1を記憶させ、カメラの電源オン
時に、モード設定補助装置との交信開始によりモード設
定補助装置から返信があった場合は記憶素子に状態2を
記憶させ、以後のレリーズ動作時には、記憶素子の状態
に応じて、状態1の場合には交信せず、状態2の場合は
交信を行うようにすればよい。また、請求項6記載の発
明のように、カメラ購入時等の初期状態ではカメラの記
憶素子に状態1を記憶させ、カメラの電源オン時に、モ
ード設定補助装置との交信開始によりモード設定補助装
置から返信があった場合は記憶素子に状態2であること
を記憶させ、カメラ動作時に定期的に記憶素子の状態に
応じて、状態1の場合には交信せず、状態2の場合は交
信を行うようにしてもよい。
【0026】請求項7記載の発明は、カメラ側に、カメ
ラのデータを送信する送信手段と、カメラ内のデータを
調整又は設定するのに使用される信号を受信する受信手
段を設け、各種のデータが設定可能である設定手段、こ
の設定手段で設定されたデータを上記カメラに送信する
送信手段、上記カメラより送信された上記カメラのデー
タを受信する受信手段を備えたモード設定補助装置を付
加し、このモード設定補助装置と一体となり双方向通信
を可能にした各種機能を備えたカメラであって、交信時
にモード設定補助装置から返信があった場合はカメラの
表示器にモード設定補助装置との交信がされていること
を知らせる表示が出ることを特徴とする。
【0027】請求項8記載のカメラは、前記第2の目的
を達成するために、各種撮影機能を備えたカメラ本体
と、該カメラ本体に着脱自在に一体となって取り付けら
れて使用されるモード設定補助装置とを備えたカメラで
あって、各種撮影モードのデータを主設定データとして
設定可能である主設定手段と、この主設定手段で設定さ
れた主設定データを上記モード設定補助装置側に送信す
る第1の送信手段と、上記モード設定補助装置が和から
送信される補助設定データを受信する第1の受信手段と
をカメラ本体に設け、各種撮影モードを設定し、または
上記カメラ本体の有する各種撮影モードの設定に補正を
施す補正データを補助設定データとして設定可能である
補助設定手段と、この補助設定手段で設定された補助設
定データをカメラ本体側に送信する第2の送信手段と、
上記カメラ本体側から送信される主設定データを受信す
る第2の受信手段とをモード設定補助装置に設け、上記
カメラ本体と上記モード設定補助装置との間の双方向の
通信を可能となすように構成したことを特徴とする。
【0028】請求項9記載のカメラは、前記第4の目的
を達成するために、カメラ本体とモード設定補助装置が
一体に取り付けられた状態において、モード設定補助装
置の補助設定手段で補助設定データが設定されたとき
に、カメラ本体の有する主設定手段で設定された主設定
データに優先して、上記モード設定補助装置の有する補
助設定手段で設定された補助設定データに基づいて制御
するように構成したことを特徴とする。請求項10記載
のカメラは、前記第3の目的を達成するために、第1の
送信手段と第2の受信手段との間および、第2の送信手
段と第1の受信手段との間でそれぞれ行われるデータ双
方向通信を光信号の送受で行うように構成したことを特
徴とする。
【0029】請求項11記載のカメラは、前記第4の目
的を達成するために、カメラ本体とモード設定補助装置
が一体に取り付けられた状態において、モード設定補助
装置により撮影モードを設定するときには、カメラ本体
に設定された撮影モードにおける補助機能のみモード設
定補助装置により設定可能となるように制御することを
特徴とする。
【0030】請求項12記載のモード設定補助装置は、
各種機能を備えたカメラ本体に着脱自在に一体となって
取り付けられて使用されるモード設定補助装置であっ
て、各種の補助設定データが設定可能である補助設定手
段と、この補助設定手段で設定された補助設定データを
カメラ本体側に送信する送信手段と、カメラ本体側から
送信される主設定データを受信する受信手段とを備え、
カメラ本体とモード設定補助装置との間で双方向の通信
が可能となるように構成したことを特徴とする。請求項
13記載のモード設定補助装置は、前記第4の目的を達
成するために、補助設定手段を、カメラ本体が有しない
撮影モードを設定し得るように構成したことを特徴とす
る。
【0031】請求項14記載のモード設定補助装置は、
前記第6の目的を達成するために、カメラ本体からモー
ド設定補助装置を分離したときから計時を開始し、一定
時間経過後に動作停止信号を出力するタイマー回路と、
このタイマー回路の上記動作停止信号を受けたとき、モ
ード補助設定制御を行う回路部の主機能を停止させて該
モード設定補助装置の消費電力を低減させるためのリセ
ット回路とを備えていることを特徴とする。
【0032】請求項15記載のモード設定補助装置は、
前記第8の目的を達成するために、カメラ本体側の第1
の送信手段から送信される主設定データを第2の受信手
段で受けたときに、その受信データに基づいてデータ表
示する表示手段を備え、カメラ本体とモード設定補助装
置が一体に取り付けられた状態において、上記表示手段
で上記主設定データに基づく情報を表示することを特徴
とする。請求項16記載のモード設定補助装置は、前記
第7の目的を達成するために、各種撮影モードを備えた
カメラ本体の三脚取り付けねじ穴にねじ込み可能な三脚
ネジを有し、カメラ本体に対し上記三脚ネジを介して着
脱自在に装着するための接続部を有することを特徴とす
る。
【0033】請求項17記載のモード設定補助装置は、
前記第9の目的を達成するために、補助設定手段により
各種の補助設定データを設定するための設定操作部材が
一列状に配置されていることを特徴とする。請求項18
記載のモード設定補助装置は、前記第9の目的を達成す
るために、プッシュスイッチ等の設定操作部材を、カメ
ラ本体のグリップ部とは反対側に位置して配設したこと
を特徴とする。
【0034】
【作用】請求項1記載の発明では、カメラ側の送信手段
はカメラのデータを送信し、このデータはモード設定補
助装置の受信手段で受信される。モード設定補助装置
は、設定手段によって各種データを設定することがで
き、設定されたデータは送信手段からカメラに向かって
送信される。このデータはカメラ側の受信手段によって
受信され、この受信データでカメラ内のデータを調整し
または設定する。このようなカメラとモード設定補助装
置との間の双方向通信がレリーズ動作で開始される。
【0035】請求項8記載の発明では、カメラ本体の有
する主設定手段に各種撮影モードのデータを主設定デー
タとして格納し、この格納データを設定補助装置側に第
1の送信手段を用いて送信している。この送信データ
は、モード設定補助装置に設けた第2の受信手段で受信
される。また、モード設定補助装置の有する第2の送信
手段から、各種設定モード、またはカメラ本体の有する
各種撮影モードの設定に補正を施す補正データを補助設
定データとしてカメラ本体側の第1の送信手段に送信す
る。このようにしてカメラ本体とモード設定補助装置と
の間で双方向の通信を行う。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかるカメラおよびそのモード設定補助装置の実施の
形態について説明する。図1はカメラAとモード設定補
助装置Bの制御系統を概略的に示すブロック図で、カメ
ラAとモード設定補助装置Bはそれぞれ光通信のための
発光部と受光部を持っている。図1において、カメラA
側には、カメラの各種制御の主体となるCPU10が設
けられ、CPU10には、記憶手段11、リモコン受信
部1、発光素子3、各種設定スイッチ14、測光手段1
5、測距手段16、レンズ部17、フイルム給送部1
8、LCDからなる表示部19が接続され、これら各部
とCPU10との間で信号がやり取りされるようになっ
ている。上記リモコン受信部1が上記光通信のための受
光手段であり、発光素子3が光通信のための発光手段で
ある。光通信は、例えば赤外線のオン・オフによって行
われる。
【0037】モード設定補助装置B側には、モード設定
補助装置の各種制御の主体となるCPU20が設けら
れ、CPU20には、発光素子4、受光素子5、各種設
定スイッチ24、LCDからなる表示部29が接続さ
れ、これら各部とCPU20との間で信号がやり取りさ
れるようになっている。上記発光素子4が光通信のため
の発光手段あり、受光素子5が光通信のための受光手段
である。カメラ側の発光素子3から出射する光信号を受
光素子5が受信し、モード設定補助装置側の発光素子4
から出射する光信号をカメラ側のリモコン受信部1で受
信する。
【0038】カメラ側のCPU10は、各種設定スイッ
チ14からの各種設定データ、測光手段15からの測光
データ、測距手段16からの測距データ、レンズ部17
からのレンズ位置データ、リモコン受信部1を介してモ
ード設定補助装置Bから入力される各種データに基づ
き、発光素子3をオン・オフ制御し、発光素子3からモ
ード設定補助装置の受光素子5に向けてデータを送信す
る。一方、モード設定補助装置側のCPU20は、各種
設定スイッチ24、受光素子5を介してモード設定補助
装置から入力される各種データに基づき、発光素子4を
オン・オフ制御し、発光素子4からカメラ側のリモコン
受信部1に向けてデータを送信する。
【0039】カメラAとモード設定補助装置Bとの結合
状態の例を図2、図3に示す。図2に示す例は、カメラ
Aの底面にモード設定補助装置Bを結合し、カメラAの
底部に設けた発光素子3とモード設定補助装置Bの上部
に設けた受光素子5とを互いに対向させ、また、モード
設定補助装置Bの上部に設けた発光素子4とカメラAに
設けたライトガイド2の下端面とを対向させ、発光素子
4から出射される光データを、ライトガイド2を介して
カメラA側に設けられたリモコン受信部1に導くように
なっている。モード設定補助装置Bは、カメラの機能を
向上させるために各種の前記設定スイッチ24を有して
いる。また、モード設定補助装置Bは、リモコン操作装
置としても使用することができ、カメラAから離れた位
置で発光素子4を発光させてその光データをカメラAの
リモコン受信部1に入射させることができる。
【0040】図3に示す例は、モード設定補助装置B
に、上記発光素子4と受光素子5を一体にしたのと同等
の機能を有するフォトインタラプタ6を使用したもので
ある。フォトインタラプタは、通常、発光素子と受光素
子との間に遮光板があり、遮光板の侵入、退避を光学的
に検知するものであるが、ここでは遮光板なしの発光素
子と受光素子のみからなるフォトインタラプタ6を使用
する。その他の構成は図2に示す例と同じである。図3
に示す例も、図2に示す例と同様の機能をもっている。
【0041】図5、図6はモード設定補助装置Bの外観
の例を示す。図5、図6において、モード設定補助装置
Bは、内部に前記CPU20を有する水平方向のプリン
ト基板27と、垂直方向のプリント基板28とを有す
る。また、モード設定補助装置Bの背面側には、メイン
スイッチ26、前記各種設定スイッチ24の一部をなす
複数のロータリースイッチ24aと、スイッチ群24b
とを有する。ロータリースイッチ24aは、シャッタに
関する各種設定、例えば、長時間露光、バルブ、インタ
ーバル撮影等の設定を行い、また、露出補正等の設定を
行う。上記スイッチ群24bは、多重露出の設定、マニ
ュアルフォーカスの場合のアップ・ダウン(遠近)の設
定などを行う。モード設定補助装置Bの前面側(図5に
おいて上側)には、カメラからの光データを取り入れて
前記受光素子5に導き、また、前記発光素子4からの光
データをカメラに向かって出射するための通信用窓25
が設けられている。モード設定補助装置Bの背面側には
前記表示部29が設けられている。モード設定補助装置
Bはカメラの三脚穴を利用して装着されるようになって
おり、そのための穴31が設けられ、また、モード設定
補助装置Bをカメラと一体化した状態で三脚に取り付け
るための三脚穴30が設けられている。モード設定補助
装置B内には電池29が内蔵されている。
【0042】図4はカメラのLCD表示部19の例を示
す。LCD表示部19には、モード設定補助装置がカメ
ラに接続されていることを表す表示部41、ストロボモ
ード表示部42、フイルムカウンタ表示部43、バッテ
リーレベル表示部44が設けられている。
【0043】次に、以上説明した実施の形態の動作を図
7ないし図9を参照しながら説明する。図7に示すよう
に、ステップ1でカメラ電源がオンされると、ステップ
2でカメラは初期設定を行う。ステップ3でモード設定
補助装置Bにチェックコマンドを送信する。これは図9
に示すように決められた間隔のパルスのみとすることも
できる。また、モード設定補助装置Bの信号を特定のフ
ォーマット、例えば財団法人家電製品協会(家製協)そ
の他で定めたフォーマットにすることにより、モード設
定補助装置をカメラから外した時も、モード設定補助装
置の送信機能のみを使用して、通常の外部リモコンとし
て使用することもできる。
【0044】次に、ステップ4のモード設定補助装置か
らの返信があったかどうかの判断において、モード設定
補助装置Bからの返信があった場合は、ステップ5で前
記記憶素子11に状態2を記憶し、さらにステップ6で
前記LCD表示部19中の表示部41を駆動してモード
設定補助装置Bが接続されていることを知らせる表示を
する。ステップ7の節電タイマーの判断においてカメラ
が3分間何も操作されない時は、節電のためにステップ
9でLCD表示部19を消灯し、レンズを収納してカメ
ラ動作を停止する。一方、何か操作されてから3分間
は、ステップ8において各種スイッチの読み込み、スト
ロボ充電、LCD表示を行っている。
【0045】ステップ10のレリーズオンの判断でレリ
ーズが押されたことを検知すると、ステップ11で記憶
素子11の状態を判断し、判断の結果状態1のときは、
モード設定補助装置Bが接続されている可能性があるの
で、ステップ12でモード設定補助装置Bにチェックコ
マンドを送信し、モード設定補助装置Bとの交信を開始
する。このとき、上記ステップ11での判断を行わなけ
れば、状態1、状態2に関係なく交信を開始することも
できる。ステップ13のモード設定補助装置Bからの返
信ありかどうかの判断で、返信がなければステップ16
の通常のカメラ動作を行い、ステップ13の判断で返信
があればステップ14でLCD表示部19中の表示部1
9を駆動してカメラAにモード設定補助装置Bが接続さ
れていることを知らせる表示を点灯し、ステップ15で
モード設定補助装置Bからの設定により、カメラの動作
モード等を設定する。そして、ステップ16でそれぞれ
の設定により、測光、測距、レンズ繰り出し、フイルム
1駒給送等の一連の撮影動作を行う。
【0046】以上説明した例では、3分間の節電タイマ
ーが動作中は、カメラ内において各種スイッチ読み込
み、ストロボ充電等を行うのみであったが、この間にモ
ード設定補助装置Bとの間で定期的に交信するようにし
てもよい。図8はその動作を示すもので、図7に示すフ
ローチャートに対してステップ17からステップ22を
追加したものである。そこで、この追加部分について説
明する。
【0047】図8において、3分間の待機状態におい
て、ステップ17で記憶素子11の状態を判断し、状態
1のときはモード設定補助装置Bが接続されている可能
性があるので、定期的な交信を行うために、ステップ1
8で設定した3秒ごとに、ステップ19でモード設定補
助装置Bにチェックコマンドを送信し、ステップ20で
モード設定補助装置Bから返信があるかどうかを判断す
る、というようにモード設定補助装置Bとの間で交信を
行う。図9の下半部は、カメラAとモード設定補助装置
Bとの間の3秒ごとの定期的な交信を波形で示してい
る。この例でも、モード設定補助装置BからカメラAへ
の信号の送信は、特定のフォーマットによって行うよう
になっており、これによってモード設定補助装置Bをリ
モコン操作装置としても使用できるようになっている。
このとき上記ステップ17の判断を行わなければ、状態
1、状態2に関係なく定期的な交信開始を行うこともで
きる。
【0048】上記ステップ20で返信がなければ、ステ
ップ10以下の通常のカメラ動作を行い、返信があれば
ステップ20で記憶素子11に状態2を記憶し、ステッ
プ22でLCD表示部19中の表示部41を駆動してモ
ード設定補助装置Bが接続されていることを知らせる表
示をする。そして、ステップ23で、モード設定補助装
置Bとの交信によって得られた設定値により、カメラA
の動作モード等を設定する。
【0049】次に、本発明の別の実施の形態について図
10ないし図17を参照しながら説明する。図10は別
の実施の形態の外観の概略を示す斜視図であり、図11
は、図10中に示すモード設定補助装置108の背面図
であり、図12は、モード設定補助装置108側の電気
回路を示す回路図であり、図13は、カメラ本体101
側の電気回路を示す回路図である。
【0050】図10において、カメラ本体101は、そ
の前面にグリップ部102と撮影レンズ103とストロ
ボ104を有し、その上面にレリーズ釦105と液晶表
示素子(以下「LCD」という)106を有している。
また、カメラ本体101の底面には、詳細は後述するモ
ード設定補助装置108を規定の位置に位置決めして一
体化するための位置決め穴101A,101Bが形成さ
れると共に、図示しない三脚の雲台に設けられた三脚ネ
ジをねじ込み固定して撮影を行うための三脚ネジ穴10
1Cが形成されている。このようなカメラ本体101
は、撮影者が一般的に行うという想定に基づき、予め設
定された複数の撮影モードと、これらの撮影モードを実
行するための各種のデータ設定を行うことができ、カメ
ラ本体101のみでその撮影モードに基づく撮影を行う
ことができるようになっている。
【0051】すなわち、この複数の撮影モードは、例え
ばAF合焦機能を有するカメラの場合には、合焦状態に
ならないとシャッタレリーズを行うことができない「A
F優先モード」、合焦状態にならなくてもシャッタをレ
リーズすることができる「レリーズ優先モード」、露出
をシャッタ秒時優先で行う「シャッタ優先モード」、絞
り値優先で行う「絞り優先モード」、プログラム露出を
行う「プログラムモード」、ストロボ光をメイン光とし
て撮影を行う「通常ストロボ撮影モード」、逆光時に補
助光としてストロボを発光させる「逆光補正ストロボ撮
影モード」、この他に「セルフタイマ撮影モード」、
「撮影日付写し込みモード」、「標準サイズ/パノラマ
撮影モード」、等々がある。
【0052】また、これらの複数の撮影モードを実行す
るための各種のデータ設定としては、フイルム感度設
定、シャッタ秒時設定、絞り値設定等々があり、自動的
にまたは手動のスイッチによってデータ設定ができるよ
うになっている。従って、カメラ本体101のみを用い
て最大公約数的な撮影者の要求する撮影を行うことがで
きる。これらの撮影モード設定とデータ設定は、後述の
図13中に示す主設定手段133によって行うことがで
きる。
【0053】一方、モード設定補助装置108は、カメ
ラ本体101の底部の輪郭とほぼ同一な輪郭を有する形
状に形成され、その上面には、前述の位置決め穴101
A,101Bのそれぞれに嵌合して回転止め機能を有す
る回転止めボス110と111を有し、モード設定補助
装置108の背面には、図11に示すように電源起動ス
イッチ114、露出補正設定スイッチ115、インター
バル時間設定スイッチ(なお、以下この「設定スイッ
チ」を「SW」と略称する)116、バルブ秒時SW1
17、表示LCD118、アップ駆動SW119、ダウ
ン駆動SW120、多重露出SW121が横一列に配置
されている。
【0054】さて、モード設定補助装置108の有する
電気回路は、図12に示すように電源電池122を有
し、この電源電池122の電力でモード設定補助装置1
08がCPU123の複合的な制御に基づいて所定の動
作を行うようになっている。電源電池122の負極端は
接地され、正極端はCPU123に内蔵された起動回路
123Aに接続されると共にPNP型のトランジスタQ
1のエミッタに接続されている。この起動回路123A
は、電源電池122の正極が接続される正極電源入力端
V+と、該電源電池122の負極が接続される負極電源
入力端V−を有し、また、電源オン、オフの制御を行わ
せるための信号が供給される制御端C1を有し、さら
に、CPU123以外の外部回路に電源供給を行わせる
ための制御端C2を有している。
【0055】そして、この制御端C1には、電源電池1
22の正極端が抵抗R3を介して接続されている。ま
た、制御端C1には、一端が接地された電源起動スイッ
チ114の他端が接続されている。よって、電源起動ス
イッチ114のオンで制御端C1がLレベルとされ、オ
フでHレベルとされることになる。
【0056】制御端C2には、電源電池122の正極が
抵抗R1と抵抗R2の直列回路を介して接続され、この
抵抗R1と抵抗R2の共通接続点がトランジスタQ1の
ベースに接続されている。この制御端C2は、平生は抵
抗R1と抵抗R2の直列回路を介してHレベルとされ、
制御端C1がLレベルとされたときにLレベルとされ
る。従って、トランジスタQ1は、制御端C2がHレベ
ルの時にオフ状態とされ、Lレベルの時にオン状態とさ
れることになる。このようなトランジスタQ1のコレク
タは、リセット回路125とPNP型のトランジスタQ
2のエミッタとPNP型のトランジスタQ3のエミッタ
に接続されている。また、この起動回路123Aは、図
示されない撮影日付等のデート写し込み機能を達成する
ための時計回路等の電源を断つことができない回路への
必要最小限の電源供給を常時行うような制御を行う機能
を有している。
【0057】トランジスタQ2のコレクタは、抵抗R6
を介して接地されると共に復調回路126を介してCP
U123に接続されている。また、トランジスタQ2の
エミッタ・ベース間には抵抗R4が接続され、該ベース
は、抵抗R5とフォトトランジスタP1のコレクタとエ
ミッタとを順次に介して接地されるようになっている。
このフォトトランジスタP1は、第2の受信手段の一部
を構成するもので、後述する図13に示すLED2(第
1の送信手段の一部を構成する)からの送信光を受け、
その信号をトランジスタQ2で増幅して復調回路126
に供給するものである。復調回路126は、フォトトラ
ンジスタP1によって得られた、カメラ本体101側か
らの各種データに基づくシリアル信号を所定ビット数の
パラレル信号に変換する機能と、外光等によるデータ誤
りを防止するために施された変調光を復調する機能を有
している。
【0058】一方、トランジスタQ3のコレクタは、L
ED1のアノードとカソードと抵抗R9とを順次に介し
て接地されている。また、トランジスタQ2のエミッタ
・ベースには抵抗R7が接続され、そのベースは、抵抗
R8と変調回路127を介してCPU123に接続され
ている。このLED1は、第2の送信手段の一部を構成
するもので、後述する図13に示すフォトトランジスタ
P2(第1の受信手段の一部を構成)に送信光を送るも
のである。また、変調回路127は、モード設定補助装
置108側からカメラ本体101側に補助設定データ等
(詳細は後述)を送るに適正な、例えばパラレル信号を
シリアル信号に変換する機能と、外光等によるデータ誤
りを防止するために施す変調を行う機能を有している。
【0059】次に、カメラ本体101の有する電気回路
について図13を用いて説明する。カメラ本体101で
は、その電気回路の電源は、前述のモード設定補助装置
108の有する電源電池122とは別系統に構成されて
いる。そして、カメラ本体101への電源供給を行うた
めの電源電池128の電力でカメラ本体101がCPU
129の複合的な制御に基づいて所定の動作を行うよう
になっている。電源電池128の負極端は接地され、正
極端はCPU129に内蔵された起動回路129Aに接
続されると共にPNP型のトランジスタQ4のエミッタ
に接続されている。
【0060】この起動回路129Aは、電源電池128
の正極が接続される正極電源入力端V+と、該電源電池
128の負極が接続される負極電源入力端V−を有し、
また、電源オン、オフの制御を行わせるための信号が供
給される制御端C3を有し、さらに、CPU129以外
の外部回路に電源供給を行わせるための制御端C4を有
している。そして、この制御端C3には、電源電池12
8の正極端が抵抗R13を介して接続されている。ま
た、制御端C3には、一端が接地された電源起動スイッ
チ130の他端が接続されている。よって、電源起動ス
イッチ130のオンで制御端C3がLレベルとされ、オ
フでHレベルとされることになる。
【0061】制御端C4には、電源電池128の正極端
が抵抗R12の直列回路を介して接続され、この抵抗R
11と抵抗R12の共通接続点がトランジスタQ4のベ
ースに接続されている。この制御端C4は、平生は抵抗
R11と抵抗R12の直列回路を介してHレベルとさ
れ、制御端C4がLレベルとされたときにLレベルとさ
れる。従って、トランジスタQ4は、制御端C4がHレ
ベルの時にオフ状態とされ、Lレベルの時にオン状態と
されることになる。このようなトランジスタQ4のコレ
クタは、リセット回路135とPNP型のトランジスタ
Q5のエミッタとPNP型のトランジスタQ6のエミッ
タに接続されている。
【0062】また、この起動回路129Aは、撮影日時
等のデート写込み機能を達成するための時計回路(図示
せず)等、電源をOFFにできない回路への必要最小限
の電源供給を常時に行うような制御を行う機能を有して
いる。トランジスタQ5のコレクタは、抵抗R16を介
して接地されると共に、復調回路136を介してCPU
129に接続されている。また、トランジスタQ5のエ
ミッタ・ベース間には、抵抗R14が接続され、該ベー
スは、抵抗R15とフォトトランジスタP2のコレクタ
とエミッタとを順次に介して接地されている。このフォ
トトランジスタP2は、第1の受信手段の一部を構成す
るもので、前述のLED1(第2の送信手段の一部を構
成)からの送信光を受け、その信号をトランジスタQ5
で増幅して復調回路136に供給するものである。
【0063】上記復調回路136は、フォトトランジス
タP2によって得られた、モード設定補助装置108側
からの各種データに基づくシリアル信号を所定ビット数
のパラレル信号に変換する機能と、外光等によるデータ
誤りを防止するために施された変調光を復調する機能を
有している。一方、トランジスタQ6のコレクタは、L
ED2のアノードとカソードと抵抗R19とを順次に介
して接地されている。また、トランジスタQ6のエミッ
タ・ベース間には、抵抗R14が接続され、そのベース
は、抵抗R18と変調回路137を介してCPU129
に接続されている。
【0064】このLED2は、第1の送信手段の一部を
構成するもので、前述のフォトトランジスタP1(第2
の受信手段の一部を構成)に送信光を送るものである。
また、変調回路137は、カメラ本体101側からモー
ド設定補助装置108側に主設定データ等(詳細は後
述)を送るに適正な、例えば、パラレル信号を所定のシ
リアル信号に変換する機能と、外光等によるデータ誤り
を防止するために施す変調を行う機能を有している。ま
た、CPU129には、タイマー回路134が接続さ
れ、前述のリセット回路125(図12参照)と同様の
リセット回路135が接続されている。さらに、図10
に示すレリーズ釦105の半押しでオンされる第1レリ
ーズスイッチ105Aとレリーズ釦105をさらに押し
込むことによってオンされる第2レリーズスイッチ10
5Bが接続されている。また、図10に示すLCD10
6もCPU129に接続されている。
【0065】さて、カメラ本体101は、所望の撮影モ
ードで撮影を行うものであり、そのためのAE回路13
8とAF回路139が接続されている。AE回路138
は、フイルム感度と測光値と設定された絞り値等に基づ
いて適正露光値を求めるもので、AF回路139は、被
写体距離を計測して撮影レンズ103(図10参照)を
合焦状態に駆動するための信号を作り出すものである。
そして、所定の撮影を行うための被制御部材131、即
ち、絞り駆動回路131−1、シャッタ駆動回路131
−2、等々の各種の駆動回路がn個で構成されてそれぞ
れがCPU129に接続されている。
【0066】また、主設定手段133は、カメラ本体1
01の有する各種撮影モードのデータを主設定データと
して設定可能とするもので、具体的には、撮影モードス
イッチ等の複数スイッチでなる操作スイッチ群132と
この操作スイッチ群132で設定された主設定データに
関連するデータ(例えばフイルム感度データ)等を設定
するデータ設定部材132Aで構成される。カメラ本体
101の有するフォトトランジスタP2とLED2は、
それぞれが単独の電気部品として構成してもよいが、こ
の場合にはその設置容積が大きくなるので、投受光素子
を組にして形成されるフォトインタラブタを流用して用
いている。また、前述のモード設定補助装置108の有
するフォトトランジスタP1とLED1においても同様
にフォトインタラブタを流用して用いている。
【0067】なお、カメラ本体101においては、LE
D2を送信信号に基づいて発光させたときにはフォトト
ランジスタP2によってその光を受けることになるが、
CPU129の作用によりLED2の動作中にはフォト
トランジスタP2の受光データを受付けないようにされ
ている。逆にモード設定補助装置108においては、L
ED1を送信信号に基づいて発光させたときにはフォト
トランジスタP1によってその光を受けることになる
が、CPU123の作用によりLED1の動作中にはフ
ォトトランジスタP1の受光データを受付けないように
されている。
【0068】以上のように構成されたカメラ本体101
およびモード設定補助装置108における動作を図14
ないし図17に示すフローチャートを用いて説明する。
図14に示すフローチャートは、カメラ本体101側の
動作を中心に記載したもので、カメラ本体101がオフ
状態のときには、先ず、ステップ(以下「ステップ」を
「#」と略記する)1で電源起動スイッチ130がオン
されたか否かが判定される。具体的には、起動回路12
9Aによって、制御端C3のレベルがHレベルであるか
Lレベルであるかを検出するもので、電源起動スイッチ
130がオンの場合には制御端C3がLレベルになりオ
フのときにはHレベルになる。
【0069】よって、#1がNOの場合には、電源起動
スイッチ130がオフであるために#1が再実行され、
YESの場合には電源起動スイッチ130オンであるの
で次の#2に移行する。この#2は、起動回路129A
による電源起動処理、即ち、Hレベルである制御端C4
をLレベルとし、これに伴ってトランジスタQ4をオン
し、CPU123の全部に電源供給がなされると同時に
トランジスタQ5とトランジスタQ6のそれぞれのエミ
ッタに電源供給がなされる。これと同時にリセット回路
135に電源供給がなされ、該リセット回路135から
CPU129にリセット信号が送出されて所定のイニシ
ャライズ動作が行われ、カメラ本体101がスタンバイ
状態にされる。
【0070】次の#3において、リセット回路135に
よる電源処理において電源電池128の電圧チェックが
行われ、所定の値を超えたときにカメラ本体101の正
式動作状態とされ、電池消耗と判定されてたときにはア
ラーム表示をLED106によって行うのに適正な信号
を送出し、LED106に電池消耗なる旨の表示(例え
ば図4に符号44で示すような電池形状を有する絵表示
部を点滅表示)を行うようになっている。そして、#4
では第1レリーズスイッチ105Aがオンされたか否か
が判定され、NOの場合には#3に戻され、YESの場
合には次の#5が実行される。
【0071】即ち、カメラ本体101側からモード設定
補助装置108側にチェックコマンドを送信するもの
で、詳しくは、CPU129等によって生成されたチェ
ックコマンドを変調回路137によって上述のような所
定の変調を施した信号によってトランジスタQ6のベー
ス電位が上記変調信号のHレベルとLレベルに応じてH
レベルとLレベルに変化し、これに伴ってトランジスタ
Q6がオン/オフされる。これは、変調回路137の出
力がLレベルのときにトランジスタQ6がオンで、Hレ
ベルのときにオフとなる。
【0072】このようにトランジスタQ6のオン/オフ
に応じてLED2が発光/非発光の状態となり、該LE
D2の送信光信号は、図10に示すカメラ本体101の
有する投受光窓107とモード設定補助装置108の有
する投受光窓113を順次に介してモード設定補助装置
108側のフォトトランジスタP1に入射される(フォ
トトランジスタP1による受光動作は後述)。このよう
なカメラ本体101からモード設定補助装置108への
送信が行われると同時に、#6でタイマー回路134を
起動し計時がスタートする。そして、次の#7でモード
設定補助装置108からの送信信号があったか否かを検
出する。詳しくは、能動状態にされているフォトトラン
ジスタP2を介してトランジスタQ5で増幅した信号が
復調回路136に入力され、復調とシリアル・パラレル
変換等が施されてCPU129に入力されカメラ本体1
01から送信されたチェックコマンドに応答してなされ
る、モード設定補助装置108からの返信信号の有無が
検出される。
【0073】#7がNO、即ち返信信号なしと判定され
たときには、次の#8において前述の#6によってスタ
ーとされているタイマー回路134がタイムアウトであ
るか否かが検出され、NOの場合には#7が再実行され
る。#8でYESのときには、次の#13でカメラ本体
101の有する設定状態で撮影を行うことになる(レリ
ーズ釦105の第2レリーズスイッチ105Bをオンす
ることによって)。一方、#7でYES、即ちモード設
定補助装置108からの返信信号があったときには、次
の#9でその内容チェックが実行され、次の#10でカ
メラ優先であるか否かが判定され、YESの場合には、
モード設定補助装置108側で設定された補助設定デー
タに優先してカメラ本体101側の有する主設定データ
に基づいて撮影が行われる。#10でNOの場合には、
次の#12でモード設定補助装置108側で設定された
補助設定データに基づいて撮影が行われる。
【0074】次に、モード設定補助装置108側の動作
を図15に示すフローチャートを用いて説明する。図1
5に示すフローチャートは、モード設定補助装置108
側の動作を中心に記載したもので、モード設定補助装置
108がオフ状態のときには、先ず、#14で電源起動
スイッチ114がオンされたか否かが判定される。具体
的には、起動回路123Aによって、制御端C1のレベ
ルがHレベルであるかLレベルであるかを検出するもの
で、電源起動スイッチ114がオンの場合には制御端C
1がLレベルになり、オフのときにはHレベルになる。
【0075】よって、#14がNOの場合には、電源起
動スイッチ114がオフであるために#14が再実行さ
れ、YESの場合には電源起動スイッチ114がオンで
あるので次の#15に移行する。この#15は、起動回
路123Aによる電源起動処理、即ち、Hレベルである
制御端C2をLレベルとし、これに伴ってトランジスタ
Q1をオンし、CPU123の全部に電源供給がなされ
ると同時にトランジスタQ2とトランジスタQ3のそれ
ぞれのエミッタに電源供給がなされる。これと同時にリ
セット回路125に電源供給がなされ、該リセット回路
125からCPU123にリセット信号が送出され、所
定のイニシャライズ動作が行われ、モード設定補助装置
108がスタンバイ状態にされる。
【0076】次の#16において、リセット回路125
による電源処理において電源電池122の電圧チェック
が行われ、所定の値を超えたときにカメラ本体101の
正式動作状態とされ、電池消耗と判定されたときにはア
ラーム表示をLCD106で行うのに適正な信号を送出
し、LCD106に電池消耗なる旨の表示(例えば図4
に符号44で示すような電池形状を有する絵表示を点滅
表示)を行うようになっている。#18においてカメラ
本体101側から送信信号、即ち前述の図14における
#5によるチェックコマンド信号の送信信号があったか
否かが判定される。詳しくは、能動状態にされているフ
ォトトランジスタP1をトランジスタQ2で増幅した信
号が復調回路126に入力され、復調とシリアル・パラ
レル変換等が施されてCPU123に入力され、カメラ
本体101から送信されたチェックコマンド返信信号の
有無が検出される。
【0077】次の#19において補助設定データの内容
チェック、詳しくは、補助設定手段Aを構成する露出補
正SW115、インターバル時間SW116、バブル秒
時SW117、表示LCD118、アップ駆動SW11
9、ダウン駆動SW120、多重露出SWの作動状態が
確認され、これが補助設定データとして#20でカメラ
本体101側に送出される。即ち、CPU123等によ
って生成された補助設定データを変調回路127によっ
て上述のような変調を施した信号により、トランジスタ
Q3のベース電位が該信号のHレベルとLレベルに応じ
てLレベルとHレベルに変化し、これに伴ってトランジ
スタQ3がオン/オフされる。これは、変調回路127
の出力がLレベルのときにトランジスタQ3がオンで、
Hレベルのときにオフとなる。
【0078】このようにトランジスタQ3のオン/オフ
に応じてLED1が発光/非発光の状態となり、該LE
D1の送信光信号は、図10に示すモード設定補助装置
108の有する投受光窓113とカメラ本体101の有
する投受光窓107を順次に介してカメラ本体101側
のフォトトランジスタP2に入射される。一方、#18
でNOの場合には、次の#21でタイマー回路124の
動作時間、例えば3分間に信号があったか否かが判定さ
れ、NOの場合には#17に戻されて再実行され、YE
Sの場合には、次の#22でモード設定補助装置108
がオフ状態にされ、しかる後モード設定補助装置108
が待機状態(スタンバイ状態)にされる。
【0079】前述のようにカメラ本体101の「主設定
データ」とモード設定補助装置108の「補助設定デー
タ」の優先順位について、図16に示すフローチャート
を用いて説明する。#23において行われる露出補正あ
り?で、NOの場合には、#25でカメラ本体101の
AE回路138によって求められているAE結果で露出
値がセットされる。#23でYESの場合には#24で
カメラ本体101のAE回路138によって求められて
いるAEデータをモード設定補助装置108側から送信
された補助設定データで露出補正を施した露出データが
セットされる。
【0080】次の#26において行われるマニュアルフ
ォーカス有り?の判定でNOの場合には、#28でカメ
ラ本体101のAF回路139によって求められている
AF結果で距離値がセットされる。#26でYESの場
合には#27でモード設定補助装置108のアップ駆動
SW119とダウン駆動SW120によって補助設定さ
れる距離データがセットされる。次の#29において
は、多重露出有り?でYESの場合とNOの場合のそれ
ぞれにおいて、#30と#31としてそれぞれのモード
に応じた露出動作が行われる。
【0081】そして、#30の次は図面作成の都合上で
生じた中継点!を介して図17の#32に移行し、フイ
ルム給送がなされないまま、次の#33に移行する。ま
た、図16に示す#31の図面作成の都合上で生じた中
継点”を介して図17の#34に移行してフイルム給送
がなされ、次の#33に移行する。この#33において
はインターバル動作有り?の判定がなされ、NOの場合
には、#36で通常動作にセットされ、#37に移行
し、YESの場合には直接に#35に移行する。
【0082】この#35は、インターバル時間SW11
6のセット内容でインターバル撮影を行うようにセット
する。次の#37で行われるタイムバブル有り?でNO
の場合には、#39で通常動作にセットされステップ完
了とされリターンとされる。#37でYESの場合に
は、次の#38に移行し、バブル秒時SW117の設定
内容にシャッタ秒時がセットされる。このようにして行
われる#24、#27、#29、#35、#38のそれ
ぞれでセットされた補正露出値、マニュアル測距距離
値、多重露出、インターバル、タイムバブルにカメラ本
体101が設定され、これらの設定値および設定モード
で撮影を行うものである。
【0083】このような本発明の実施の形態に係るカメ
ラ装置は、次の(1)ないし(6)に列挙するような効
果がある。 (1)カメラ本体101とモード設定補助装置108と
の間で双方向の通信が可能であるため、カメラ本体10
1に集約されなかったスペック、例えば露出補正、マニ
ュアルフォーカス、インターバル撮影、バブル撮影等々
がモード設定補助装置108側に有する露出補正SW1
15、インターバル時間SW116、バブル秒時SW1
17、LCD118、アップ駆動SW119、ダウン駆
動SW120、多重露出SW121によって設定できる
と共に、カメラ本体101が基本的に有しているAE回
路138やAF回路139のデータを呼び出してモード
設定補助装置108側のLCD118に表示し、この表
示を見ながら自分の意図した撮影を行うことができる。
【0084】(2)モード設定補助装置108にタイマ
ー回路124が設けられているので、カメラ本体101
側からの信号がない場合には自動的に電源断とされるの
で無駄な電力消費が防止できる。 (3)カメラ本体101とモード設定補助装置108の
双方向通信に光を用いているので、多数の電気接続端子
を設けた場合の接片の接触不良や断線等による故障など
の不具合が解消される。 (4)カメラ本体101とモード設定補助装置108を
結合するに際しては、モード設定補助装置108に設け
られた三脚ねじ109とカメラ本体101に設けられた
三脚ねじ穴1Cで結合しているので当該一体化のための
特別の部材を用いる必要がなく、その分構造を複雑化す
ることがない。
【0085】(5)モード設定補助装置108における
補助設定手段Aを構成する露出補正SW115、インタ
ーバル時間SW116、バブル秒時SW、多重露出SW
121等々の操作スイッチが横一列に配置されているた
めに、モード設定補助装置108の厚み寸法を薄くする
ことができ、カメラ本体101にモード設定補助装置1
08を一体化しても違和感を与えない。 (6)モード設定補助装置108における補助設定手段
Aを構成する露出補正SW115、インターバル時間S
W116等々の操作スイッチが、カメラ本体101のグ
リップ部102の反対面に配置されているので、誤って
押操作して予期しない撮影モード等に変更されるという
ことが防止される。
【0086】以上説明した実施の形態では、カメラとモ
ード設定補助装置との間でのデータ信号のやり取りを光
信号によって行うようになっているが、電波を媒体とし
て信号のやり取りを行ってもよい。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、モード設
定補助装置と一体となり双方向通信が可能である各種機
能を備えたカメラにおいて、レリーズ動作でカメラとモ
ード設定補助装置との間で交信を開始するようにしたた
め、ユーザーに繁雑な操作をさせずに双方向通信を行う
ことができる。また、所定の交信手順により、送受信が
同時に行われることがないようにすることにより、請求
項2記載の発明のように、送受信部にフォトインタラプ
タを使用することができ、小型化が可能となる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、カメラから
モード設定補助装置への交信信号は決められた間隔のパ
ルスのみとし、一方、モード設定補助装置からカメラへ
の交信信号は、特定の規格のフォーマットで行うように
したため、カメラのリモコン受信部を共通にしながら、
モード設定補助装置からの信号を受信することができる
ほか、外部リモコンからの信号も受信することができ
る。また、モード設定補助装置をカメラから外したとき
には、モード設定補助装置を外部リモコンとして使用す
ることもできる。さらに、上記のようにカメラのリモコ
ン受信部を、モード設定補助装置からの信号受信と、外
部リモコンからの信号受信とに共通に使用できるので、
カメラの小型化にも寄与する。カメラからモード設定補
助装置への交信信号は決められた間隔のパルスのみとす
ることにより、交信時の時間遅延を最小限に小さくする
ことができる利点もある。
【0089】請求項4記載の発明によれば、カメラの電
源オン時にカメラとモード設定補助装置との間で交信を
開始するようにしたため、ユーザーに繁雑な操作をさせ
ることなく双方向通信を行うことができる。
【0090】請求項5記載の発明によれば、カメラ購入
時等の初期状態ではカメラの記憶素子に状態1と記憶
し、モード設定補助装置との交信開始によりモード設定
補助装置から返信があった場合は記憶素子に状態2と記
憶することにより、過去にモード設定補助装置が装着さ
れたかどうかをカメラが記憶するようにし、状態1の場
合すなわちモード設定補助装置を一度も装着されたこと
のないカメラの場合は、モード設定補助装置との間で交
信を行わないようにしたため、無駄な電力消費がなく、
モード設定補助装置との間で交信するのに要する時間遅
延もない。
【0091】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明と同様の効果を得ることができることに加え
て、カメラ動作時に定期的に記憶素子の状態に応じて、
前記状態1の場合にはモード設定補助装置と交信せず、
状態2の場合は交信を行うようにしたため、状態1の場
合すなわちモード設定補助装置を一度も装着されたこと
のないカメラの場合は、不要な電力消費を防止しなが
ら、モード設定補助装置の着脱を自動的に検知すること
ができる。
【0092】請求項7記載の発明によれば、カメラの表
示部に交信有無の表示を行うようにしたため、モード設
定補助装置が取り付けられているかどうかが、ユーザー
にわかりやすくなる利点がある。
【0093】請求項8記載のカメラ装置によれば、カメ
ラ本体には、必要最小限な最大公約数的な撮影モードに
応じた主設定データを格納し、モード設定補助装置に
は、カメラ本体の有する撮影モードにない撮影モードお
よび/またはカメラ本体の有する撮影モードの一部に補
正を施すための補助設定データを格納し、このカメラ本
体とモード設定補助装置との間でデータの双方向通信を
効率的に行うことができるように構成したので、カメラ
本体の機能が簡素化され、操作性が向上すると共に小型
・軽量化および価格の低廉化を実現でき、またモード設
定補助装置と組合わせた場合には、マニアックなユーザ
ーやプロカメラマンの要求する機能やモードを具有させ
得るカメラ装置を提供することができる。
【0094】また、カメラ本体とモード設定補助装置を
結合して一体化するに際して、機械的に繁雑に扱われて
も故障することがなく、ノイズを拾ったり電気的な不具
合を生じたりすることがない。さらに、カメラ本体とモ
ード設定補助装置が一体に取り付けられた状態において
は、カメラ本体に設けられる主設定データの全てを用い
ずに、モード設定補助装置によって設定される補助設定
データに関連するデータのみを用いることができるた
め、効率的なデータ双方向通信をすることができる。一
方、本発明に係るモード設定補助装置は、カメラ本体と
モード設定補助装置との間で双方向の通信を行うに際し
て無駄な電力消費を極力少なくすることができる。
【0095】また、カメラ本体とモード設定補助装置と
の間で双方向の通信を行うに際して機械的に繁雑に扱わ
れても故障することがなく、ノイズを拾ったり電気的な
不具合を生じたりすることがない。さらに、カメラ本体
とモード設定補助装置に際して、当該一体化のためのみ
の特別部材を用いて構造を複雑化することがない。ま
た、カメラ本体側から受けたデータを表示することがで
きる。また、カメラ本体に結合させたときに、該カメラ
本体の通常操作を行うときに不用意にスイッチ類が操作
され、意図しないモード変更が行われてしまうような不
都合を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカメラおよびそのモード設定補
助装置に用いることができる制御系統の例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に適用可能なカメラとモード設定補助装
置との結合態様の一例を概略的に示す側面図である。
【図3】本発明に適用可能なカメラとモード設定補助装
置との結合態様の別の例を概略的に示す側面図である。
【図4】本発明に適用可能なLCD表示部の例を示す正
面図である。
【図5】本発明に用いられるモード設定補助装置の例を
示す平面図である。
【図6】同上モード設定補助装置の背面図である。
【図7】本発明にかかるカメラおよびそのモード設定補
助装置の動作の例を示すフローチャートである。
【図8】本発明にかかるカメラおよびそのモード設定補
助装置の動作の別の例を示すフローチャートである。
【図9】本発明にかかるカメラおよびそのモード設定補
助装置の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図10】本発明の別の実施の形態にかかるカメラおよ
びそのモード設定補助装置の外観の概略構成を示す分解
斜視図である。
【図11】図10中に示されているモード設定補助装置
の背面図である。
【図12】図10中に示されているモード設定補助装置
の電気回路の概略構成を示すブロック図である。
【図13】図10中に示されているカメラ本体の電気回
路の概略構成を示すブロック図である。
【図14】図10中に示されているカメラ本体の動作を
中心にして示すフローチャートである。
【図15】図10中に示されているモード設定補助装置
の動作を中心にして示すフローチャートである。
【図16】図14および図15中に示されている双方向
通信の優先順位動作の約半分を示すフローチャートであ
る。
【図17】図16に示されている双方向通信の優先順位
動作の残り約半分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A カメラ B モード設定補助装置 1 カメラ側の受信手段 3 カメラ側の送信手段 4 モード設定補助装置側の送信手段 5 モード設定補助装置側の受信手段 14 カメラ側の設定手段 24 モード設定補助装置側の設定手段 101 カメラ本体 101C 三脚穴 102 グリップ部 103 撮影レンズ 104 ストロボ 105 レリーズ釦 106 LCD 108 モード設定補助装置 109 三脚ねじ 114 電源起動スイッチ 115 露出補正スイッチ 116 インターバル時間スイッチ 117 バルブ秒時スイッチ 118 LCD 119 アップ駆動スイッチ 120 ダウン駆動スイッチ 121 多重露出スイッチ 122 電源電池 123 CPU 124 タイマー回路 125 リセット回路 128 電源電池 129 CPU 130 電源起動スイッチ 131 被制御部材 132 操作スイッチ群 133 主設定手段 134 タイマー回路 135 リセット回路 138 AE回路 139 AF回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟田 浩義 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ側には、カメラのデータを送信す
    る送信手段と、カメラ内のデータを調整又は設定するの
    に使用される信号を受信する受信手段が備えられ、 各種のデータが設定可能である設定手段、この設定手段
    で設定されたデータを上記カメラに送信する送信手段、
    上記カメラより送信された上記カメラのデータを受信す
    る受信手段を備えたモード設定補助装置を有し、 このモード設定補助装置と一体となり双方向通信が可能
    である各種機能を備えたカメラであって、 レリーズ動作で交信を開始することを特徴とするカメラ
    およびそのモード設定補助装置。
  2. 【請求項2】 上記送受信に一体型のフォトインタラプ
    タを使用することを特徴とする請求項1記載のカメラの
    モード設定補助装置。
  3. 【請求項3】 各種機能を備えたカメラと一体となって
    使用され、各種のデータが設定可能である設定手段と、
    上記データを上記カメラに送信する送信手段と、上記カ
    メラより送信された上記カメラのデータを受信する受信
    手段とを備え、上記カメラと双方向通信が可能であるカ
    メラのモード設定補助装置であって、カメラからモード
    設定補助装置への交信信号は決められた間隔のパルスの
    みとし、モード設定補助装置からカメラへの交信信号は
    特定の規格のフォーマットで交信することを特徴とする
    カメラのモード設定補助装置。
  4. 【請求項4】 カメラ側には、カメラのデータを送信す
    る送信手段と、カメラ内のデータを調整又は設定するの
    に使用される信号を受信する受信手段が備えられ、 各種のデータが設定可能である設定手段、この設定手段
    で設定されたデータを上記カメラに送信する送信手段、
    上記カメラより送信された上記カメラのデータを受信す
    る受信手段を備えたモード設定補助装置を有し、 このモード設定補助装置と一体となり双方向通信が可能
    である各種機能を備えたカメラであって、 カメラの電源オン時に交信を開始することを特徴とする
    カメラおよびそのモード設定補助装置。
  5. 【請求項5】 カメラ購入時等の初期状態では、カメラ
    の記憶素子に状態1が記憶されており、 カメラの電源オン時に、モード設定補助装置との交信開
    始によりモード設定補助装置から返信があった場合は記
    憶素子に状態2であることが記憶されており、以後のレ
    リーズ動作時には、記憶素子の状態に応じて、状態1の
    場合には交信せず、状態2の場合は交信を行うことを特
    徴とする請求項4記載のカメラおよびそのモード設定補
    助装置。
  6. 【請求項6】 カメラ購入時等の初期状態では、カメラ
    の記憶素子に状態1が記憶されており、 カメラの電源オン時に、モード設定補助装置との交信開
    始によりモード設定補助装置から返信があった場合は記
    憶素子に状態2であることが記憶されており、カメラ動
    作時に定期的に記憶素子の状態に応じて、状態1の場合
    には交信せず、状態2の場合は交信を行うことを特徴と
    する請求項4記載のカメラおよびそのモード設定補助装
    置。
  7. 【請求項7】 カメラ側には、カメラのデータを送信す
    る送信手段と、カメラ内のデータを調整又は設定するの
    に使用される信号を受信する受信手段が備えられ、 各種のデータが設定可能である設定手段、この設定手段
    で設定されたデータを上記カメラに送信する送信手段、
    上記カメラより送信された上記カメラのデータを受信す
    る受信手段を備えたモード設定補助装置を有し、 このモード設定補助装置と一体となり双方向通信が可能
    である各種機能を備えたカメラであって、 交信時にモード設定補助装置から返信があった場合はカ
    メラの表示器にモード設定補助装置との交信がされてい
    ることを知らせる表示が出ることを特徴とするカメラお
    よびそのモード設定補助装置。
  8. 【請求項8】 各種撮影機能を備えたカメラ本体と、該
    カメラ本体に着脱自在に一体となって取り付けられて使
    用されるモード設定補助装置とを備えたカメラであっ
    て、 各種撮影モードのデータを主設定データとして設定可能
    である主設定手段と、この主設定手段で設定された主設
    定データを上記モード設定補助装置側に送信する第1の
    送信手段と、上記モード設定補助装置側から送信される
    補助設定データを受信する第1の受信手段とをカメラ本
    体に設け、 各種撮影モードを設定し、または上記カメラ本体の有す
    る各種撮影モードの設定に補正を施す補正データを補助
    設定データとして設定可能である補助設定手段と、この
    補助設定手段で設定された補助設定データをカメラ本体
    側に送信する第2の送信手段と、上記カメラ本体側から
    送信される主設定データを受信する第2の受信手段とを
    モード設定補助装置に設け、 上記カメラ本体と上記モード設定補助装置との間の双方
    向の通信を可能となすように構成したことを特徴とする
    カメラ。
  9. 【請求項9】 カメラ本体とモード設定補助装置が一体
    に取り付けられた状態において、 モード設定補助装置の補助設定手段で補助設定データが
    設定されたときに、カメラ本体の有する主設定手段で設
    定された主設定データに優先して、上記モード設定補助
    装置の有する補助設定手段で設定された補助設定データ
    に基づいて制御するように構成したことを特徴とする請
    求項8記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 第1の送信手段と第2の受信手段との
    間および、第2の送信手段と第1の受信手段との間でそ
    れぞれ行われるデータ双方向通信を光信号の送受で行う
    ように構成したことを特徴とする請求項8記載のカメ
    ラ。
  11. 【請求項11】 カメラ本体とモード設定補助装置が一
    体に取り付けられた状態において、上記モード設定補助
    装置により撮影モードを設定するときには、上記カメラ
    本体に設定された撮影モードにおける補助機能のみ上記
    モード設定補助装置により設定可能となるように制御す
    ることを特徴とする請求項8記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 各種機能を備えたカメラ本体に着脱自
    在に一体となって取り付けられて使用されるモード設定
    補助装置であって、 各種の補助設定データが設定可能である補助設定手段
    と、この補助設定手段で設定された補助設定データをカ
    メラ本体側に送信する送信手段と、上記カメラ本体側か
    ら送信される主設定データを受信する受信手段とを備
    え、 上記カメラ本体と上記モード設定補助装置との間で双方
    向の通信が可能となるように構成したことを特徴とする
    モード設定補助装置。
  13. 【請求項13】 補助設定手段は、カメラ本体が有しな
    い撮影モードを設定し得るように構成したことを特徴と
    する請求項12記載のモード設定補助装置。
  14. 【請求項14】 カメラ本体からモード設定補助装置を
    分離したときから計時を開始し、一定時間経過後に動作
    停止信号を出力するタイマー回路と、このタイマー回路
    の上記動作停止信号を受けたとき、モード補助設定制御
    を行う回路部の主機能を停止させて該モード設定補助装
    置の消費電力を低減させるためのリセット回路と、を備
    えたことを特徴とする請求項12記載のモード設定補助
    装置。
  15. 【請求項15】 カメラ本体側の第1の送信手段から送
    信される主設定データを第2の受信手段で受けたとき
    に、その受信データに基づいてデータ表示する表示手段
    を備え、 カメラ本体とモード設定補助装置が一体に取り付けられ
    た状態において、上記表示手段で上記主設定データに基
    づく情報を表示することを特徴とする請求項12記載の
    モード設定補助装置。
  16. 【請求項16】 各種撮影モードを備えたカメラ本体の
    三脚取り付けねじ穴にねじ込み可能な三脚ネジを有し、
    カメラ本体に対し上記三脚ネジを介して着脱自在に装着
    するための接続部を有することを特徴とする請求項12
    記載のモード設定補助装置。
  17. 【請求項17】 補助設定手段により各種の補助設定デ
    ータを設定するための設定操作部材が一列状に配置され
    ていることを特徴とする請求項12記載のモード設定補
    助装置。
  18. 【請求項18】 プッシュスイッチ等の設定操作部材
    を、カメラ本体のグリップ部とは反対側に位置して配設
    したことを特徴とする請求項17記載のモード設定補助
    装置。
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