JP2004201104A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】グリップセンサ12によるグリップ部の保持状態の検知、装着検知センサ222dによるリモートレリーズ装置223の端子の装着状態の検知、および、全体制御部211による遠隔操作可能状態の検知に基づき、全体制御部211が被写体の撮影や記憶画像の再生の準備がなされている操作準備状態を検出する。そして、全体制御部211は、接眼検知センサ22によりEVF20へのユーザーの瞳の近接が検知されるとEVF20に画像表示を行い、EVF20へのユーザーの瞳の近接が検知されないと背面LCD10に画像表示を行うように制御する。また、全体制御部211は、操作準備状態が検出されない際には、背面LCD10およびEVF20のいずれにも画像表示しないように制御する。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置において画像を表示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示器等の表示装置を備えたデジタルカメラでは、写す範囲と構図とを決定するフレーミングをユーザーが行う際に、被写体に係るリアルタイムの画像(以下、「ライブビュー画像」と称する)を表示装置に表示させる。
【0003】
そして、一般的には、ユーザーによるスイッチ操作により表示装置の表示をON/OFFするため、不必要な時にスイッチがONのままにされる場合があり、この場合には余分な電力を消費することになる。
【0004】
このような問題に対して、特許文献1では、瞳を近接させてライブビュー画像の表示を見ることができる表示装置(ビューファインダー)が設けられ、接眼センサによる表示装置近傍への接眼が検出され、かつ、グリップを握る等の撮影準備動作が検出された場合にのみ、ビューファインダーへの画像表示を行うことによって、省電力化と操作性の向上とを図った電子カメラが提案されている。
【0005】
このような技術に関する先行技術文献としては、以下のようなものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開平2−179076号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年のデジタルカメラにおいては、表示装置として、ビューファインダーが設けられるとともに、筐体の背面側に瞳を近接させずともライブビュー画像の表示を見ることができる表示装置が設けられている場合が多く、ユーザーは、フレーミング等を行う際に、複数個の表示装置を適宜使い分けることになる。
【0008】
このように、フレーミング等を行う際に複数個の表示装置を適宜使い分けることができるデジタルカメラに対しては、特許文献1において提案されている電子カメラのように、単に表示装置への接眼が検出され、かつ、グリップを握る等の操作準備動作が検出された場合にのみ、表示装置への画像の表示を行う技術を適用したのでは、操作上不都合を生じることが想定され、非常に使い勝手が悪い。例えば、ユーザーがビューファインダーによってではなく、筐体背面側の表示装置によって被写体に係る画像を視認したい場合等にも、接眼時のみ画像が表示されるのでは、ユーザーの意図に反し、非常に使い勝手が悪い。
【0009】
このような問題は、フレーミングを行う場合のみに限られず、記憶画像を表示させる場合等、撮像装置の表示装置に画像を表示させる場合一般に共通する問題である。
【0010】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーの意図に沿った画像表示を行いつつ、画像表示に起因する消費電力を低減することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、ユーザーが接眼して表示画像の観察を行う第1の表示手段と、前記第1の表示手段とは別に設けられた第2の表示手段と、を含む表示手段を有する撮像装置であって、前記撮像装置について、被写体の撮影および記憶画像の再生のうち少なくとも一方の操作準備がなされている操作準備状態と、被写体の撮影および記憶画像の再生のいずれの操作準備もなされていない非操作準備状態とのいずれの状態にあるかを検出する検出手段と、前記第1の表示手段にユーザーの瞳が近接されている接眼状態と前記第1の表示手段にユーザーの瞳が近接されていない非接眼状態とのいずれの状態にあるかを検知する接眼検知手段と、前記検出手段によって前記操作準備状態を検出した場合に、前記接眼検知手段による前記接眼状態の検知に応じて前記第1の表示手段に前記被写体に係る画像および前記記憶画像のうち少なくとも一方を表示させ、前記接眼検知手段による前記非接眼状態の検知に応じて前記第2の表示手段に前記被写体に係る画像および前記記憶画像のうち少なくとも一方を表示させるように制御する表示制御手段とを備える。
【0012】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記表示制御手段が、前記検出手段による前記操作準備状態の検出から所定時間の経過前までは前記表示手段に前記被写体に係る画像および前記記憶画像を表示させず、前記検出手段による前記操作準備状態の検出から前記所定時間の経過後において、前記接眼検知手段による前記接眼状態の検知に応じて前記第1の表示手段に前記被写体に係る画像および前記記憶画像のうち少なくとも一方を表示させ、前記接眼検知手段による前記非接眼状態の検知に応じて前記第2の表示手段に前記被写体に係る画像および前記記憶画像のうち少なくとも一方を表示させるように制御する。
【0013】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の撮像装置であって、前記表示制御手段が、前記検出手段による前記非操作準備状態の検出に応じて、前記表示手段における前記被写体に係る画像および前記記憶画像のいずれの表示をも禁止するように制御する。
【0014】
また、請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の撮像装置であって、前記検出手段が、ユーザーおよび所定の付属部品のうち少なくとも一方が前記撮像装置と協働可能に存在している存在状態および不存在状態のいずれの状態にあるかを検知する存在検知手段を備え、前記存在検知手段による存在状態および不存在状態の検知に基づいて、それぞれ前記操作準備状態および前記非操作準備状態が検出される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
<(1)撮像装置の概要>
図1、図2、図3および図4は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の要部構成を示す図であり、図1は正面図、図2は上面図、図3は背面図、図4は側面図に相当する。これらの図は必ずしも三角図法に則っているものではなく、撮像装置1の要部構成を概念的に例示することを主眼としている。なお、本実施形態に係る撮像装置1は、例えば、デジタルカメラの一種であるデジタルスチルカメラ等に相当する。
【0017】
図1および図2に示すように、撮像装置1は、複数のレンズ群を含む撮影レンズ(以下、単に「レンズ」とも称する)30を含む撮像部3を備えている。また、撮像装置1の正面上部には、撮像装置1とは別個の付属部品の一つである携帯リモコン装置50から発せられる信号を受信する信号受信部11が設けられている。
【0018】
携帯リモコン装置50にはシャッタースタートボタン51(以下、単に「シャッターボタン」と称する)が備えられている。撮像装置1は携帯リモコン装置50から発せられる信号に応じた撮影動作を実施する状態(以下、「遠隔操作可能状態」と称する)と実施しない状態(以下、「遠隔操作不能状態」と称する)に設定されることが可能である。撮像装置1から離隔した場所において、ユーザーがシャッターボタン51を押下すると、携帯リモコン装置50から撮影指示を示す信号が撮像装置1に向けて発せられる。このとき撮像装置1が遠隔操作可能状態にあれば、信号受信部11がこの信号を受信することによって、撮像装置1が撮影動作を行う。つまり、ここでは、携帯リモコン装置50が、撮像装置1から離隔した場所より撮像装置1を操作可能な手段(第1の遠隔操作手段)として機能する。
【0019】
さらに、撮像装置1の正面左部には、ユーザーが撮像装置1を保持するためのグリップ部5が設けられている。そして、グリップ部5には、ユーザーがグリップ部5を保持(把持)している状態(以下、「保持状態」と称する)と保持(把持)していない状態(以下、「非保持状態」と称する)とのいずれの状態にあるかを検知するグリップセンサ12が設けられている。グリップセンサ12は、ユーザーによるグリップ部5の保持状態および非保持状態のいずれの状態にあるかを検知することによって、それぞれユーザーが撮像装置1と協働可能に存在している状態(以下、「存在状態」と称する)、およびユーザーが撮像装置1と協働可能には存在していない状態(以下、「不存在状態」と称する)を検知する。
【0020】
なお、グリップセンサ12は、例えば、グリップ部5上に離隔して配置される二本の導電性を有する金属板12a,12bを備えて構成される。グリップセンサ12は、ユーザーの指が二本の金属板12a,12bの双方に接触した場合に生じる指内の導通を利用して電圧等の変化を検知する。そして、グリップセンサ12は、ユーザーの指と金属板12a,12bとが接触した状態(接触状態)と、接触していない状態(非接触状態)とのいずれの状態にあるかを検知し、ユーザーの存在状態/不存在状態を検知する。言い換えれば、グリップセンサ12は、外部からのユーザーの指と撮像装置1の特定部分である金属板12a,12bとの接触状態および非接触状態のいずれの状態にあるかを検知することによって、ユーザーの存在状態/不存在状態を検知する。
【0021】
また、図2に示すように、撮影レンズ30は、ズーム機能を有しており、ズームリング33を回転させること等により、撮影倍率の変更を行うことができる。さらに、撮像装置1の上面にはシャッタースタートボタン9(以下、単に「シャッターボタン」と称する)が設けられている。
【0022】
また、撮像装置1の上面には、「電源OFF」と「撮影モード」と「再生モード」と「通信モード」とを切替設定するモード切替ダイヤル14が設けられている。撮影モードは、撮影により被写体の画像データを得るモードであり、再生モードは、メモリカード8等に記憶された記憶画像を再生表示するモードである。また、通信モードは、撮像装置1の側面に設けられるUSB端子226を介して、外部のパーソナルコンピュータ等にデータ転送するモードである。ところで、モード切替ダイヤル14は、上記各種モードの設定ポジションに加えて「電源OFF」のポジションを備えており、電源のON/OFFを切り替える電源スイッチの機能をも果たしている。
【0023】
さらに、撮像装置1の上面には、液晶のデータパネル36がさらに設けられており、このデータパネル36において各種モードの設定状態等が表示される。
【0024】
また、図3に示すように、撮像装置1の背面左方には、被写体に係るリアルタイムの画像(以下、「ライブビュー画像」と称する)の表示及びメモリカード8等に記憶される記憶画像の再生表示等を行なうための液晶ディスプレイ(以下、「背面LCD」と称する)10と電子ビューファインダ(以下、「EVF」と略す)20とが画像を表示する手段として別個に設けられている。なお、EVF20の画面サイズは背面LCD10の画面サイズよりも小さい。
【0025】
この背面LCD10およびEVF20では、カラーで画像表示が行われる。そして、背面LCD10は、ユーザーが瞳を近接させることなく被写体に係る画像やメモリカード8等に記憶される記憶画像を視認・観察するためにこれらの画像を表示する手段として機能する。また、EVF20は、ユーザーが瞳を近接させることによって被写体に係る画像やメモリカード8等に記憶される記憶画像等の表示画像を視認・観察するためにこれらの画像を表示する手段として機能する。なお、本明細書では、EVF20を第1の表示手段とも称し、背面LCD10を第2の表示手段とも称する。
【0026】
また、EVF20は、接眼検知センサ22、およびアイピースフード23とともにファインダユニット4を構成する。そして、接眼検知センサ22は、EVF20に対してユーザーの瞳が近接されている状態(以下、「接眼状態」と称する)とユーザーの瞳が近接されていない状態(以下、「非接眼状態」と称する)とのいずれの状態にあるかを検知する。
【0027】
図4では、ファインダユニット4の概略構成を示している。図4に示すように、接眼検知センサ22は、投光部22aと受光部22bとを備え、EVF20に対して接眼状態にあるときには、投光部22aからの光がユーザの顔等に反射して受光部22bに入射し、それによって接眼状態であることが検知される。また、EVF20に対して非接眼状態にあるときには、投光部22aからの光が受光部22bに入射しないため、それによって非接眼状態であることが検出される。
【0028】
図3に戻って説明を続ける。
【0029】
撮像装置1の背面右方には、カーソルボタン(十字キー)U、D、L、R、および実行ボタン32を含むコントロールボタン35が設けられており、このコントロールボタン35を用いて各種操作が行われる。また、撮像装置1の背面には、メニューボタン37が設けられている。このメニューボタン37が押下されることにより、各種のメニューが背面LCD10等に表示される。
【0030】
また、撮像装置1の背面下方には、リモートレリーズ装置223の接続ケーブル225の端部に設けられた端子225aを装着するための端子装着部220が設けられる。端子装着部220は接続I/F222を備えており、端子225aが端子装着部220に装着されると、端子225aと接続I/F222を介して撮像装置1とリモートレリーズ装置223とが電気的に接続した状態となる。
【0031】
リモートレリーズ装置223は、撮像装置1の付属部品の一つであり、撮像装置1から離隔した場所より撮像装置1を操作可能な手段(第2の遠隔操作手段)として機能し、シャッタースタートボタン224(以下、単に「シャッターボタン」と称する)を備えている。そして、端子装着部220に端子225aが装着された状態において、ユーザーによりシャッターボタン224が押下されると、接続ケーブル225、端子225a、および接続I/F222を介して、リモートレリーズ装置223から撮像装置1に対して撮影指示を示す信号が入力される。
【0032】
また、図3では図示を省略しているが、端子装着部220には、端子225aが装着された状態(以下、「装着状態」と称する)にあるか、または、装着されていない状態(以下、「非装着状態」と称する)にあるのかを検知するための装着検知センサ222dが設けられている。なお、端子装着部220への端子225aの装着状態および非装着状態の検知については、機械的または電気的に検知すること等によって容易に行うことができる。
【0033】
したがって、ここでは、端子装着部220が、リモートレリーズ装置223からの信号を入力する端子225aを装着する部位として機能する。また、装着検知センサ222dが、端子装着部220への端子225aの装着状態および非装着状態のいずれの状態にあるかを検知することによって、それぞれ、リモートレリーズ装置223が撮像装置1と協働可能に存在している状態(存在状態)、およびリモートレリーズ装置223が撮像装置1と協働可能には存在していない状態(不存在状態)を検知する。
【0034】
また、撮像装置1の側面には、メモリカード8を挿入して装着できるメモリスロット81が設けられている。
【0035】
<(2)撮像装置の機能ブロック>
図5は、撮像装置1の機能ブロック図である。同図において、CCD303は、2560×1920画素を有し、撮影レンズ30により結像された被写体の光像を、R(赤),G(緑),B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素信号の信号列からなる信号)に光電変換して出力する。タイミングジェネレータ314は、CCD303の駆動を制御するための各種のタイミングパルスを生成する。
【0036】
撮像部3における露出制御は、レンズ駆動部306による撮影レンズ30の絞りと、CCD303の露光量、すなわち、シャッタスピードに相当するCCD303の電荷蓄積時間を調節して行なわれる。ここで、被写体輝度が低輝度時に適切なシャッタスピードが設定できない場合は、CCD303から出力される画像信号のレベル調整を行なうことにより露光不足による不適正露出が補正される。すなわち、低輝度時は、シャッタスピードと信号処理回路313のゲイン調整とを組み合わせて露出制御が行なわれる。
【0037】
タイミングジェネレータ314は、全体制御部211から送信される基準クロック基づきCCD303の駆動制御信号を生成する。このタイミングジェネレータ314は、例えば積分開始/終了(露出開始/終了)のタイミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信号,垂直同期信号,転送信号等)等のクロック信号を生成し、CCD303に出力する。
【0038】
信号処理回路313は、CCD303から出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ信号処理を施すものである。この信号処理回路313は、CDS(相関二重サンプリング)回路とAGC(オートゲインコントロール)回路とを有し、CDS回路により画像信号のノイズ低減処理を行ない、AGC回路でゲインを調整することにより画像信号のレベル調整を行なう。
【0039】
A/D変換器205は、画像信号の各画素信号を12ビットのデジタル信号に変換するものである。A/D変換器205は、タイミング発生回路から入力されるA/D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信号)を12ビットのデジタル信号に変換する。
【0040】
WB(ホワイトバランス)回路207は、R,G,Bの各色成分の画素データのレベル変換を行なうものである。このWB回路207は、全体制御部211で記憶されるレベル変換テーブルを用いてR,G,Bの各色成分の画素データのレベルを変換する。なお、レベル変換テーブルの各色成分のパラメータ(特性の傾き)は全体制御部211により、オートまたはマニュアルで、記憶画像毎に設定される。γ補正回路208は、画素データの階調を補正するものである。
【0041】
色変換・色補正回路231は、γ補正回路208から入力される画像データに対して、例えばYCrCb系に色空間を変換し、色再現性を向上させる色補正を行うものである。
【0042】
解像度変換回路232は、ライブビュー画像を表示するための撮影(以下、「ライブビュー撮影」と称する)を行う際に、CCD303で取得される画像データを1/8に間引いた画像データ(320×240画素)を生成する。
【0043】
画像メモリ209は、CCD303で取得され、上記の画像処理が施された画像データを記憶するメモリである。画像メモリ209は、少なくとも1フレーム分の記憶容量を有している。すなわち、画像メモリ209は、CCD303の画素数に対応する2560×1920画素分の画素データの記憶容量を少なくとも有し、各画素データが対応する画素位置に記憶されるようになっている。
【0044】
EVF/背面LCD切替部235は、背面LCD10とEVF20との表示切替えを行うものであり、全体制御部211の制御に基づいて、背面LCD10およびEVF20の表示のON/OFFおよび切替えを行う。
【0045】
撮像装置1では、電源の投入後、撮影モードに設定されて撮影待機状態となると、CCD303により1/30(秒)毎に撮像された画像の各画素信号がA/D変換器205〜解像度変換回路232により所定の信号処理を施された後、全体制御部211を介してEVF/LCD切替部235に転送され、背面LCD10やEVF20に表示される(ライブビュー画像の表示)。これにより、ユーザはCCD303で撮像される被写体像を視認・観察することができる。なお、撮影モードにおいては、撮影した画像を撮影直後において確認的に表示する画像(以下、「アフタービュー画像」と称する)として背面LCD10やEVF20に表示することもできる。
【0046】
また、再生モードにおいては、メモリカード8から読み出された画像が全体制御部211で所定の信号処理が施された後、EVF/LCD切替部235に転送され、背面LCD10やEVF20に再生表示される。
【0047】
カードI/F212は、メモリスロット81に装着されるメモリカード8への画像データの書込み及び読出しを行なうためのインターフェースである。このメモリカード8への画像データの読み書きでは、圧縮・伸張部236において例えばJPEG方式で画像の圧縮・伸張が行われる。
【0048】
操作部250は、上述したシャッターボタン9、およびコントロールボタン35等の各種ボタン、レバー等で構成されている。
【0049】
シャッターボタン9は、半押し状態(以下、これを「S1状態」と称する)と押し込んだ状態(以下、これを「S2状態」と称する)とが検出可能な2段階スイッチになっている。撮影待機状態でシャッターボタン9をS1状態にすると、オートフォーカスのためのレンズ駆動を開始し、一般的なオートフォーカス動作が行われる。一方、シャッターボタン9をS2状態にすると、CCD303で取得され画像処理が施された画像データが圧縮・伸張部236でデータ圧縮されるとともに、そのサムネイル画像が全体制御部211で生成される。そして、生成された画像データとサムネイル画像データとが、カードI/F212を介してメモリカード8に記憶される。
【0050】
電源280は、撮像装置1全体に電力を供給するためのものであり、例えば、ニッケル水素電池等が使用される。そして、電源280は、操作部250に含まれるモード切替ダイヤル14によって電源OFFの状態から「撮影モード」等の各種モードに設定されると、撮像装置1全体に電力を供給する。
【0051】
データパネル36は、上述したように、各種モードの設定状態等が表示されるものであり、この表示が全体制御部211の制御の下で行われる。
【0052】
接眼検知センサ22は、上述したように、EVF20に対して接眼状態にあるのか、または、非接眼状態にあるのかを検知するセンサであり、検知した結果を全体制御部211に出力する。
【0053】
グリップセンサ12は、上述したように、ユーザーによるグリップ部5の保持状態と非保持状態とのいずれの状態にあるかを検出するセンサであり、検出した結果を全体制御部211に出力する。
【0054】
接続I/F222は、上述したように、リモートレリーズ装置223と撮像装置1とを電気的に接続する部位である。そして、接続I/F222は、リモートレリーズ装置223のシャッターボタン224の押下に応じてリモートレリーズ装置223から出力される撮影指示を示す信号を受信し、さらに、その信号を全体制御部211に送信する。
【0055】
装着検知センサ222dは、上述したように、端子装着部220に端子225aが装着された装着状態にあるのか、または、装着されていない非装着状態にあるのかを検知するためのセンサであり、検知した結果を全体制御部211に出力する。なお、装着検知センサ222dによって装着状態であることが検知されると、リモートレリーズ装置223のシャッターボタン224の押下に応じて撮像動作を行うことのできる状態に設定することができる。
【0056】
信号受信部11は、上述したように、携帯リモコン装置50からの信号を受信する部位であり、例えば、撮像装置1が遠隔操作可能状態に設定されている場合は、携帯リモコン装置50のシャッターボタン51の押下に応じて、携帯リモコン装置50から送信される撮影指示を示す信号を受信する。そして、信号受信部11は、撮影指示を示す信号の受信に応じて、全体制御部211に撮影指示を示す所定の信号を出力する。なお、ユーザーは、メニューボタン37を押下してメニューを背面LCD10に表示させて、操作部250を種々操作することによって、上述した遠隔操作可能状態に設定することができる。そして、全体制御部211が、撮像装置1が遠隔操作可能/不能状態のいずれの状態にあるかを検知する。
【0057】
全体制御部211は、マイクロコンピュータ(CPU)、RAM211aおよびROM211bを有しており、上述したカメラの各部材の駆動を有機的に制御して撮像装置1の動作を統括制御する。全体制御部211は、ROM211b等に格納されるプログラムがCPUに読み込まれることによって、各種機能を実現することができる。
【0058】
全体制御部211は、グリップセンサ12による保持/非保持状態の検知結果、装着検知センサ222dによる装着/非装着状態の検知結果、および全体制御部211における遠隔操作可能/不能状態の検知に基づいて、被写体の撮影または記憶画像の再生の操作準備がなされている状態(以下、「操作準備状態」と称する)と、被写体の撮影および記憶画像の再生のいずれの操作準備もなされていない状態(以下、「操作非準備状態」と称する)とのいずれの状態にあるかを検出する。
【0059】
具体的には、グリップセンサ12による保持状態の検知、装着検知センサ222dによる装着状態の検知、および全体制御部211における遠隔操作可能状態の検知のうち少なくとも一つの検知がなされると、全体制御部211は、操作準備状態を検出する。
【0060】
よって、グリップセンサ12や装着検知センサ222d等が、ユーザーの手やリモートレリーズ装置223等、ユーザーおよび所定の付属部品のうち少なくとも一方が撮像装置1と協働可能に存在している存在/不存在状態のいずれの状態にあるかを検知する手段として機能し、全体制御部211が、グリップセンサ12や装着検知センサ222d等による存在/不存在状態の検知に基づいて、それぞれ操作準備/非準備状態を検出する。
【0061】
なお、通常は、ユーザーが撮影および画像再生等の操作を行うためには、背面LCD10若しくはEVF20に表示される画像を見ながら操作するため、ユーザーはグリップ部5を握って操作するものと考えられる。よって、通常は、グリップセンサ12による保持状態の検知に基づいて、操作準備状態を検出するだけで、被写体の撮影および記憶画像の再生の操作準備がなされている状態を確実に検出することができる。しかし、グリップセンサ12によって保持状態が検知されなければ操作準備状態として検出しないのでは、ユーザーがリモートレリーズ装置223等を用いることによって撮像装置1に触れることなく撮像装置1を操作する際には、操作準備状態として検出されることがなく、後述する画像表示の制御において不都合が生じることとなる。そこで、ここでは、装着検知センサ222dによる装着状態の検知や全体制御部211における遠隔操作可能状態等の検知に基づいても、全体制御部211が操作準備状態を検出するようにしている。
【0062】
また、全体制御部211は、操作準備/非準備状態の検出結果と、接眼検知センサ22による接眼/非接眼状態の検知結果とに基づいて、背面LCD10とEVF20へのライブビューの表示動作を制御するための信号をEVF/LCD切替部235に出力する機能を有する。全体制御部211の制御に基づく背面LCD10およびEVF20への画像表示動作については、後程さらに詳述する。
【0063】
なお、全体制御部211は、オートフォーカス動作を制御する機能、被写体に係る測光動作を行う機能、およびシャッターボタン9,51,224の押下に応じて撮影動作を行う機能等の種々の機能を有する。
【0064】
<(3)画像の表示動作>
図6は、撮像装置1における画像の表示動作を示すフローチャートである。本動作は、全体制御部211の制御によって実行される。また、図7は、撮像装置1における画像の表示動作を説明するための図であり、上から順に「操作準備状態の検出」、「接眼状態または非接眼状態の検知」、および「背面LCD10またはEVF20への画像表示」を示すタイミングチャートとなっている。以下では、図7を参照しつつ図6のフローチャートを説明する。
【0065】
まず、ユーザーがモード切替ダイヤル14を操作することにより「電源OFF」から「撮影モード」等の各種モードに設定されると、電源280より撮像装置1の全体に電力が供給されて、撮像装置1が起動し、画像の表示動作の制御を開始すべくステップS1に進む。
【0066】
ステップS1では、各センサ、すなわち、グリップセンサ12、および装着検知センサ222dの検知状態を確認するとともに、遠隔操作可能状態の設定を確認し、ステップS2に進む。
【0067】
ステップS2では、グリップ部5が保持状態であるか否かについて判別する。ここでは、ステップS1においてグリップセンサ12によってグリップ部5が保持状態と検知されていれば、ステップS7に進み、非保持状態と検知されていれば、ステップS3に進む。
【0068】
ステップS3では、リモートレリーズ装置223の接続ケーブル225の端子225aが端子装着部220に対して装着状態にあるか否かについて判別する。ここでは、ステップS1において装着検知センサ222dによって端子225aが装着状態と検知されていれば、ステップS7に進み、非装着状態と検知されていれば、ステップS4に進む。
【0069】
ステップS4では、携帯リモコン装置50からの信号に応じた動作を実施する遠隔操作可能状態に設定されているか否かについて判別する。ここでは、ステップS1において遠隔操作可能状態が設定されていると確認されていれば、ステップS7に進み、非遠隔操作可能状態が設定されていると確認されていれば、ステップS5に進む。
【0070】
ステップS5では、被写体の撮影や撮影画像の再生のいずれの操作も準備されていない操作非準備状態であると判定し、ステップS6に進む。
【0071】
ステップS6では、背面LCD10およびEVF20の双方をOFF状態として、ステップS12に進む。
【0072】
ステップS7では、被写体の撮影または撮影画像の再生の操作準備がなされている操作準備状態であると判定し、ステップS8に進む。
【0073】
ステップS8では、接眼検知センサ22によって接眼/非接眼状態を検知し、ステップS9に進む。このステップS8における接眼検知センサ22による検知のタイミングは、図7に示すように、ステップS7において操作準備状態が判定されてから時間t1秒後となる。つまり、ステップS7における操作準備状態の検出後、所定時間(t1秒)が経過した後に、ステップS8における接眼検知センサ22による検知を行う。
【0074】
ステップS9では、ステップS8における検知結果に基づいて、接眼状態にあるか否かを判別する。ここでは、ステップS8において、接眼状態が検知されていれば、ステップS10に進み、非接眼状態が検知されていれば、ステップS11に進む。
【0075】
ステップS10では、背面LCD10をOFF状態とし、EVF20をON状態として、EVF20に画像を表示し、ステップS12に進む。なお、ここでは、撮影モードに設定されていれば、ライブビュー画像やアフタービュー画像がEVF20に表示され、また、再生モードに設定されていれば、メモリカード8等に格納される記憶画像がEVF20に再生表示される。このとき、ユーザーは、EVF20に表示される画像を見ながら、撮影や再生操作をすることができる。
【0076】
ステップS11では、背面LCD10をON状態とし、EVF20をOFF状態として、背面LCD10に画像を表示し、ステップS12に進む。なお、ここでは、撮影モードに設定されていれば、ライブビュー画像やアフタービュー画像が背面LCD10に表示され、また、再生モードに設定されていれば、メモリカード8等に格納される記憶画像が背面LCD10に再生表示される。このとき、ユーザーは、背面LCD10に表示される画像を見ながら、撮影や再生操作をすることができる。
【0077】
このように、ステップS10およびステップS11では、全体制御部211による操作準備状態の検出に応じて、全体制御部211が、被写体に係る画像またはメモリカード8等に記憶される記憶画像を背面LCD10またはEVF20に表示するように制御する。そして、このとき、全体制御部211が、全体制御部211自身によって操作準備状態を検出した場合に、接眼検知センサ22による接眼状態の検知に応じてEVF20に被写体に係る画像またはメモリカード8等に記憶される記憶画像を表示させ、接眼検知センサ22による非接眼状態の検知に応じて背面LCD10に被写体に係る画像またはメモリカード8等に記憶される記憶画像を表示させるように制御する。
【0078】
また、ステップS10およびステップS11における画像の表示タイミングは、図7に示すように、ステップS7において操作準備状態が検出されてから約時間t1秒後となる。つまり、ここでは、全体制御部211が、全体制御部211自身による操作準備状態の検出から所定時間t1秒の経過前までは背面LCD10やEVF20に画像を表示させず、所定時間t1秒の経過後において、接眼検知センサ22による接眼状態の検知に応じてEVF20に画像を表示させ、接眼検知センサ22による非接眼状態の検知に応じて背面LCD10に画像を表示させるように制御する。
【0079】
このように、操作準備状態の検出から所定時間t1秒の経過後において、EVF20へのユーザーの瞳の近接の有無の検知に応じて背面LCD10またはEVF20へ画像を表示する。したがって、被写体を撮影する際等において、ユーザーが撮像装置1を保持してEVF20等を見るまでには、若干のタイムラグがあるという実状に適した自然な操作感が得られる。また、このとき、EVF20等における画像表示時間を短縮することができるため、省電力化を達成することもできる。
【0080】
ステップS12では、現在のモードを確認し、ステップS13に進む。ここでは、モード切替ダイヤル14によって切替設定されるモードを確認し、「電源OFF」か又は「撮影モード」等のその他のモードに設定されているか否かを確認する。
【0081】
ステップS13では、電源がOFF状態に設定されているか否かを判別する。ここでは、ステップS12において電源がOFF状態に設定されていると確認された場合は、ステップS14に進み、ステップS12において「撮影モード」等の「電源OFF」以外のモードに設定されていると確認された場合は、ステップS1に戻る。
【0082】
ステップS14では、電源がOFFとなったため、背面LCD10およびEVF20の双方をOFF状態として、画像の表示動作の制御を終了する。
【0083】
一方、ステップS1に戻った場合、ステップS1からステップS13までの処理を繰り返される。そして、グリップ部5の保持/非保持状態、端子装着部220への端子225aの装着/非装着状態、遠隔操作可能/不能状態の設定、およびEVF20への接眼/非接眼状態の変化に伴って、背面LCD10およびEVF20への画像表示を切り替えつつ、画像の表示動作の制御が行われる。
【0084】
例えば、端子装着部220に対して端子225aが非装着状態にあり、遠隔操作不能状態に設定されている場合、ユーザーがグリップ部5から手を離すことによって、グリップ部5が保持状態から非保持状態へ変化したときには、ユーザーが撮像装置1の操作を中止したと考えられる。よって、このときは、全体制御部211はグリップセンサ12による非保持状態の検知に基づいて非準備状態を検出し、接眼検知センサ22の検知状態に拘わらず、背面LCD10およびEVF20をOFF状態として、画像表示を行わないように制御する。
【0085】
つまり、全体制御部211が、全体制御部211自身による操作非準備状態の検出に応じて、背面LCD10およびEVF20における被写体に係る画像、およびメモリカード8等に記憶される記憶画像のいずれの表示をも禁止するように制御する。すなわち、被写体の撮影や記憶画像の再生の操作準備がなされていない状態になると、背面LCD10やEVF20への画像表示を禁止する。その結果、不必要な電力消費をさらに低減することができる。
【0086】
また例えばグリップ部5が保持状態のままで非接眼状態にあることが検知された場合には、ユーザーがEVF20の使用を中止して背面LCD10を使おうとしているものと判断し、背面LCD10をONに、EVF20をOFFにする。
【0087】
以上のように、本実施形態に係る撮像装置1においては、全体制御部211の制御の下で、被写体の撮影や記憶画像の再生の操作準備がなされている操作準備状態の検出に応じて、背面LCD10やEVF20に画像を表示する。よって、的確にユーザーの表示手段の使用状況を把握することができるため、画像表示が不要な時には表示手段の電源をOFF状態とすることにより省電力化を図ることができる。その結果、ユーザーの意図に沿った画像表示を行いつつ、画像表示に起因する消費電力を低減することができる。そして、特に、ユーザーによるフレーミングの実施等を阻害することなく、画像表示に起因する消費電力を低減することができる。
【0088】
また、操作準備状態を検出した場合に、EVF20へのユーザーの瞳の近接が検知されるとEVF20に画像表示を行い、EVF20へのユーザーの瞳の近接が検知されないときは背面LCD10に画像表示を行う。その結果、ユーザーの意図に沿った画像表示を行うことにより、撮像装置1の使い勝手を良くすることができる。特に、ユーザーによるフレーミングの状態に応じて、適切なライブビュー画像の表示を行うことができるため、フレーミング時の使い勝手を良くすることができる。
【0089】
また、ユーザーやリモートレリーズ装置223の存在状態および不存在状態のいずれの状態にあるかを検出することによって、操作準備状態を検出する。よって、ユーザーが撮像装置1を構える動作や遠隔操作可能な状況の設定等に応じて、操作準備状態であることを迅速かつ正確に検出することができる。その結果、画像表示の有無を迅速かつ正確に切り替えることができるため、確実に省電力化を図ることができる。
【0090】
さらに、全体制御部211において、遠隔操作可能な携帯リモコン装置50からの信号に応じて動作する遠隔操作可能状態と動作しない遠隔操作不能状態とを検知することによって、それぞれ操作準備状態と操作非準備状態とを検出する。その結果、遠隔操作可能な状態の設定に応じて、画像表示の有無を迅速かつ正確に切り替えることができるため、確実に省電力化を図ることができる。
【0091】
<(4)変形例>
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
【0092】
◎例えば、上述した実施形態では、グリップセンサ12による保持/非保持状態の検知、装着検知センサ222dによる装着/非装着状態の検知、および全体制御部211による遠隔操作可能/不能状態の検知に基づいて、全体制御部211が操作準備/非準備状態を検出したが、これに限られるものではなく、例えば、撮像装置1に、当該撮像装置1の姿勢を固定するための三脚を装着するための三脚ネジ穴部を設け、さらに、撮像装置1に三脚が装着された状態(三脚装着状態)および三脚が装着されていない状態(三脚不装着状態)のいずれの状態にあるかを検知するセンサ(三脚装着検知センサ)を三脚ネジ穴部内に設け、三脚装着検知センサによる三脚装着状態および三脚不装着状態の検知に基づいて、全体制御部211がそれぞれ操作準備/非準備状態を検出するようにしても良い。
【0093】
このような構成とすることによって、ユーザーが三脚を使用する際は、ユーザーがグリップ部5等を保持せずに背面LCD10等に表示される画像を確認して操作を行う場合もあるが、このような場合にも、背面LCD10およびEVF20のいずれかユーザーの所望する一方に画像を表示することができる。その結果、上述した実施形態と同様に、画像表示に起因する消費電力を低減することができる。
【0094】
◎また、上述した実施形態では、モード切替ダイヤル14が、撮像装置1の電源のON/OFFを切り替える電源スイッチの機能を有していたが、これに限られるものではなく、例えば、グリップセンサ12によって、ユーザーによるグリップ部5の保持状態および非保持状態のいずれの状態にあるかを検知し、それぞれ、撮像装置1を電源ONの状態および電源OFFの状態とするようにしても良い。このような構成とすることによって、不必要な時に撮像装置1の電源がONの状態のままとなることを防ぐことができるため、さらなる省電力化を図ることができる。
【0095】
◎また、上述した実施形態では、装着検知センサ222dが、端子装着部220への端子225aの装着状態および非装着状態のいずれの状態にあるかを検知することによって、それぞれ、付属部品の一つであるリモートレリーズ装置223の存在状態および不存在状態を検知したが、これに限られるものではなく、例えば、端子225aと接続I/F222とが接触した状態(接触状態)、および端子225aと接続I/F222とが接触していない状態(非接触状態)のいずれの状態にあるかを検知することによって、それぞれ付属部品の一つであるリモートレリーズ装置223の存在状態および不存在状態を検知するようなものであっても良い。
【0096】
◎また、上述した実施形態では、グリップセンサ12や装着検知センサ222dによって、ユーザーおよび所定の付属部品のうち少なくとも一方の存在状態および不存在状態のいずれの状態にあるかを検知したが、これに限られるものではなく、例えば、体温を検知することによってユーザーの存在状態を検知したり、非接触センサ等によってユーザーや所定の付属部品の存在状態および不存在状態のいずれの状態にあるかを検知するようにしたものであっても良い。
【0097】
◎また、上述した実施形態では、被写体に係る画像またはメモリカード8等に記憶される記憶画像を背面LCD10やEVF20に表示したが、これに限られるものではなく、例えば、撮影モードにおいて、被写体に係るライブビュー画像と、メモリカード8に記憶される記憶画像とを同時に背面LCD10やEVF20に表示するようにしても良い。すなわち、ライブビュー画像と記憶画像とからなる2画面を同時に背面LCD10やEVF20に表示するようにしても良い。このような構成とすることによって、既に撮影した記憶画像とライブビュー画像とを比較しながらフレーミングを実施することができ、撮影の失敗を減少させることができる。さらに、ライブビュー画像と記憶画像とを同時に表示することによって、画像表示時間の短縮に寄与するため、画像表示に起因する電力消費量を低減することができるとともに、迅速な操作を可能とすることもできる。
【0098】
◎また、上述した実施形態では、ユーザーが瞳を近接させることなく表示画像を視認・観察するための表示手段として、背面LCD10を例に挙げて説明したが、これに限られるものではなく、例えば、開閉式や回転式の液晶表示部等、ユーザーが瞳を近接させることなく画像を視認・観察することができる表示手段であれば良い。
【0099】
◎また、上述した実施形態では、操作部250を種々操作することによって、遠隔操作可能状態に設定し、全体制御部211が遠隔操作可能状態を検知することによって操作準備状態を検出したが、これに限られるものではなく、例えば、携帯リモコン装置50にグリップセンサ12と同様なセンサを設け、そのセンサによって、ユーザーにより携帯リモコン装置50が保持された状態(保持状態)と保持されていない状態(非保持状態)とのいずれの状態にあるかを検知し、そして、保持状態の検知に基づいて携帯リモコン装置50から発せられる信号が信号受信部11を介して全体制御部211に入力されることで、全体制御部211がそれぞれ操作準備状態と操作非準備状態とを検出するようにしても良い。つまり、携帯リモコン装置50のユーザーによる保持/非保持状態に基づいて、全体制御部211がそれぞれ操作準備/非準備状態のいずれの状態にあるかを検出するようにしても良い。
【0100】
また、例えば、携帯リモコン装置50の保持状態および非保持状態を、それぞれ携帯リモコン装置50をユーザーが操作する状態(操作状態)および操作しない状態(非操作状態)とみなして、携帯リモコン装置50がユーザーによる操作状態および非操作状態のいずれの状態にあるかを検知することによって、全体制御部211がそれぞれ操作準備状態および操作非準備状態を検出するようにしても良い。このような構成とすることによっても、画像表示の有無を迅速かつ正確に切り替えることができるため、確実に省電力化を図ることができる。
【0101】
◎上述した具体的実施形態には以下の構成を有する発明が含まれている。
【0102】
(1) 請求項4に記載の撮像装置であって、前記ユーザーが前記撮像装置を保持するための保持部をさらに備え、前記存在検知手段が、前記ユーザーによる前記保持部の保持状態および非保持状態のいずれの状態にあるかを検知することによって、それぞれ前記ユーザーの存在状態および不存在状態を検知する手段を含む撮像装置。
【0103】
(1)の発明によれば、ユーザーによる撮像装置の保持状態を検知することによって、ユーザーの存在状態を検知することにより、ユーザーが撮像装置を保持する動作に応じて、画像表示の有無を迅速かつ正確に切り替えることができるため、確実に省電力化を図ることができる。
【0104】
(2) 請求項1から請求項4、および(1)のいずれかに記載の撮像装置であって、前記撮像装置から離隔した場所より前記撮像装置を操作可能な第1の遠隔操作手段からの信号に応じた動作を前記撮像装置が実施する遠隔操作可能状態、および前記信号に応じた動作を前記撮像装置が実施しない遠隔操作不能状態のいずれの状態にあるかを検知する状態検知手段をさらに備え、前記検出手段が、前記状態検知手段による前記遠隔操作可能状態および前記遠隔操作不能状態の検知に基づいて、それぞれ前記操作準備状態および前記非操作準備状態を検出する手段を含む撮像装置。
【0105】
(2)の発明によれば、遠隔操作可能な装置からの信号に応じた動作を実施する状態と実施しない状態とのいずれの状態にあるかを検知することによって、それぞれ被写体の撮影や記憶画像の再生の操作準備がなされている状態と操作準備がなされていない状態とを検出するため、遠隔操作可能な状態の設定に応じて、画像表示の有無を迅速かつ正確に切り替えることができるため、確実に省電力化を図ることができる。
【0106】
(3) 請求項4または(1)に記載の撮像装置であって、前記撮像装置から離隔した場所より前記撮像装置を操作可能な第2の遠隔操作手段からの信号を入力する端子を装着する装着部をさらに備え、前記所定の付属部品が、前記第2の遠隔操作手段を含み、前記存在検知手段が、前記装着部への前記端子の装着状態および非装着状態のいずれの状態にあるかを検知することによって、それぞれ前記所定の付属部品の存在状態および不存在状態を検知する手段を含む撮像装置。
【0107】
(3)の発明によれば、遠隔操作可能な装置からの信号を入力する端子が撮像装置へ装着されたことを検知することによって、所定の付属部品を検知するため、遠隔操作可能な状況設定に応じて、画像表示の有無を迅速かつ正確に切り替えることができるため、確実に省電力化を図ることができる。
【0108】
(4) 請求項1から請求項4、および(1)から(3)のいずれかに記載の撮像装置であって、前記検出手段が、前記撮像装置から離隔した場所より前記撮像装置を操作可能な第1の遠隔操作手段のユーザーによる操作状態および非操作状態のいずれの状態にあるかを検知することによって、それぞれ前記操作準備状態および前記非操作準備状態を検出する手段を含む撮像装置。
【0109】
(4)の発明によれば、遠隔操作可能な装置がユーザーによって操作される状態にあるか否かに基づいて、被写体の撮影や記憶画像の再生の操作準備がなされている状態と操作準備がなされていない状態とのいずれの状態にあるかを検出するため、画像表示の有無を迅速かつ正確に切り替えることができるため、確実に省電力化を図ることができる。
【0110】
(5) 請求項1から請求項4、および(1)から(4)のいずれかに記載の撮像装置であって、前記検出手段が、前記撮像装置から離隔した場所より前記撮像装置を操作可能な第1の遠隔操作手段のユーザーによる保持状態および非保持状態のいずれの状態にあるかを検知することによって、それぞれ前記操作準備状態および前記非操作準備状態を検出する手段を含む撮像装置。
【0111】
(5)の発明によれば、遠隔操作可能な装置がユーザーによって保持されているか否かに基づいて、被写体の撮影や記憶画像の再生の操作準備がなされている状態と操作準備がなされていない状態とのいずれの状態にあるかを検出するため、画像表示の有無を迅速かつ正確に切り替えることができるため、確実に省電力化を図ることができる。
【0112】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、被写体の撮影や記憶画像の再生の準備がなされている操作状態を検出した場合に、ユーザーが接眼して表示画像の観察を行う第1の表示手段へのユーザーの瞳の近接が検知されると第1の表示手段に画像表示を行い、第1の表示手段へのユーザーの瞳の近接が検知されないときは第1の表示手段とは別に設けられた第2の表示手段に画像表示を行うため、ユーザーの意図に沿った画像表示を行いつつ、画像表示に起因する消費電力を低減することができるとともに、使い勝手を良くすることができる。特に、ユーザーによるフレーミングの状態に応じて、適切なライブビュー画像の表示を行うことができるため、フレーミング時の使い勝手を良くすることができる。
【0113】
また、請求項2の発明によれば、被写体の撮影や記憶画像の再生の操作準備がなされている状態の検出から所定時間の経過前までは画像表示をせず、被写体の撮影や記憶画像の再生の操作準備がなされている状態の検出から所定時間の経過後において、第1の表示手段へのユーザーの瞳の近接に応じて第1または第2の表示手段へ画像表示を行うため、撮像装置を保持等して表示手段を見るまでには、若干のタイムラグがあるという実状に適した自然な操作感が得られるとともに省電力化を達成することができる。
【0114】
また、請求項3の発明によれば、被写体の撮影や記憶画像の再生の操作準備がなされていない状態の検出に応じて、画像表示を禁止するため、不必要な電力消費をさらに低減することができる。
【0115】
また、請求項4の発明によれば、ユーザーや所定の付属部品と撮像装置とが協働可能に存在している状態および協働可能に存在していない状態のいずれの状態にあるかを検知することによって、被写体の撮影や記憶画像の再生の操作準備がなされている状態や操作準備がなされていない状態を検出するため、被写体の撮影や記憶画像の再生の操作準備がなされている状態や操作準備がなされていない状態を迅速かつ正確に検出することができるため、不必要な電力消費のさらなる低減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る撮像装置の要部構成を示す正面図である。
【図2】撮像装置の要部構成を示す上面図である。
【図3】撮像装置の要部構成を示す背面図である。
【図4】撮像装置の要部構成を示す側面図と接眼検知センサの機能とを示す図である。
【図5】撮像装置の機能ブロック図である。
【図6】撮像装置における画像の表示動作を示すフローチャートである。
【図7】撮像装置における画像の表示動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 撮像装置
5 グリップ部(保持部)
10 背面LCD(第2の表示手段)
12 グリップセンサ(検出手段)
20 EVF(第1の表示手段)
22 接眼検知センサ(接眼検知手段)
50 携帯リモコン装置(第1の遠隔操作手段)
211 全体制御部(検出手段、表示制御手段、状態検知手段)
220 端子装着部(装着部)
222d 装着検知センサ(検出手段)
223 リモートレリーズ装置(第2の遠隔操作手段)
Claims (4)
- ユーザーが接眼して表示画像の観察を行う第1の表示手段と、前記第1の表示手段とは別に設けられた第2の表示手段と、を含む表示手段を有する撮像装置であって、
前記撮像装置について、被写体の撮影および記憶画像の再生のうち少なくとも一方の操作準備がなされている操作準備状態と、被写体の撮影および記憶画像の再生のいずれの操作準備もなされていない非操作準備状態とのいずれの状態にあるかを検出する検出手段と、
前記第1の表示手段にユーザーの瞳が近接されている接眼状態と前記第1の表示手段にユーザーの瞳が近接されていない非接眼状態とのいずれの状態にあるかを検知する接眼検知手段と、
前記検出手段によって前記操作準備状態を検出した場合に、前記接眼検知手段による前記接眼状態の検知に応じて前記第1の表示手段に前記被写体に係る画像および前記記憶画像のうち少なくとも一方を表示させ、前記接眼検知手段による前記非接眼状態の検知に応じて前記第2の表示手段に前記被写体に係る画像および前記記憶画像のうち少なくとも一方を表示させるように制御する表示制御手段と、
を備える撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置であって、
前記表示制御手段が、
前記検出手段による前記操作準備状態の検出から所定時間の経過前までは前記表示手段に前記被写体に係る画像および前記記憶画像を表示させず、前記検出手段による前記操作準備状態の検出から前記所定時間の経過後において、前記接眼検知手段による前記接眼状態の検知に応じて前記第1の表示手段に前記被写体に係る画像および前記記憶画像のうち少なくとも一方を表示させ、前記接眼検知手段による前記非接眼状態の検知に応じて前記第2の表示手段に前記被写体に係る画像および前記記憶画像のうち少なくとも一方を表示させるように制御する撮像装置。 - 請求項1または請求項2に記載の撮像装置であって、
前記表示制御手段が、
前記検出手段による前記非操作準備状態の検出に応じて、前記表示手段における前記被写体に係る画像および前記記憶画像のいずれの表示をも禁止するように制御する撮像装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の撮像装置であって、
前記検出手段が、
ユーザーおよび所定の付属部品のうち少なくとも一方が前記撮像装置と協働可能に存在している存在状態および不存在状態のいずれの状態にあるかを検知する存在検知手段を備え、
前記存在検知手段による存在状態および不存在状態の検知に基づいて、それぞれ前記操作準備状態および前記非操作準備状態が検出される撮像装置。
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