JP3930370B2 - 電子カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、補助グリップを取り付けた状態で使用するのに好適で、使い勝手が良好である電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、手に持って操作可能ないわゆる電子カメラ(デジタルカメラ)が広く使われている。
【0003】
このような電子カメラ(デジタルカメラ)には、その本体の背面に、例えば液晶ディスプレイ(LCD)で構成された画像表示部(モニタ)が設けられているものがある。
【0004】
このような電子カメラでは、撮影済みの画像をモニタに写してどのように写っているかをすぐにその場で確認できるようにするため撮影済みで半導体メモリであるメモリカードに保存されている画像を表示する機能(いわゆる再生モード)と、被写体を撮影する際に、実際に得られる画像や、その色合いを事前に確認可能とするために被写体画像を撮影に先だって事前に確認する機能(いわゆる撮影モード)との2通りの機能を備えるのが普通である。
【0005】
通常、電子カメラは、これらの撮影モードと再生モードとを切り換えるためのモード切換スイッチを備え、このモード切換スイッチによって撮影者が撮影モードと再生モードとの2つのモードの何れかを選択して設定した状態で電子カメラを使用するようになっている。
【0006】
ところが、銀塩カメラを扱いなれた使用者にとっては、銀塩カメラには基本的に撮影モードしかないため、このモード切り換えにはなじみがなく、電子カメラが再生モードにセットされていることに気が付かずに、シャッターボタンを押してシャッターチャンスを逃したり、撮影モード下で画像を表示しようとして、操作を誤って撮影画像を消去したりという誤操作をし易いので、その操作性を向上することが求められていた。
【0007】
そこで従来では、撮影モードと再生モードとの切り換え操作を自動化して操作性を向上する電子カメラ(デジタルカメラ)が、特願2000−62034号(特開2000−251538号公報)に提案されている。
【0008】
このデジタルカメラは、フォーカス操作部材の操作、ズーム操作部材の操作、絞り操作部材の操作、シャッター速度操作部材の操作、ゲイン操作部材の操作、ホワイトバランス操作部材の操作、フラッシュ操作部材の操作、録音操作部材の操作、撮影者がファインダーを覗いたこと、セルフ撮影設定部材の操作、プログラム設定部材の操作、表示手段切換部材の操作、シャッターボタンの操作、書き込み可能な記憶媒体の装着部への装着、撮影用プログラムの検出によって、デジタルカメラを自動的に撮影モードへ移行させる。
【0009】
また、レンズ保護部材がレンズを覆っていること、表示操作部材の操作、音声再生操作部材の操作、書き込み不可能な記憶媒体の装着部への装着、再生用プログラムの検出によって、デジタルカメラを自動的に再生モードへ移行させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来提案されているデジタルカメラでは、使用者がデジタルカメラの各部材等をそれぞれ操作したときに、各部材等にそれぞれ対応した撮影モード又は再生モードへ自動的に移行させることになる。
【0011】
このため従来提案されているデジタルカメラでは、このデジタルカメラを三脚に固定し又はデジタルカメラに補助グリップを装着して撮影の準備を整えた状態にしただけでは、デジタルカメラが自動的に撮影モードに切り換えられることは無い。さらに、従来提案されているデジタルカメラでは、このデジタルカメラから三脚を取り外し又は補助グリップを取り外して、デジタルカメラを撮影済みの画像を見る準備を整えた状態にしただけではデジタルカメラが自動的に再生モードに切り換えられることは無い。
【0012】
またデジタルカメラを三脚に固定し又はデジタルカメラに補助グリップを装着して撮影の準備を整えた状態を保持していたい場合でも、使用者がデジタルカメラの各部材等に触る毎に撮影モード又は再生モードへ自動的に移行されることになり、無駄な動作が増え、使用者にとっては返って煩わしくなることがある。
【0013】
また近年、手に持って操作可能な光学機器である電子カメラでは、例えば縦型にして小型軽量化を図ると共に、その使い勝手を改善したものの開発が急がれている。
【0014】
このような小型縦型のカメラでは、カメラ本体が小型化するのに伴ないカメラ本体を手で持つ部分の面積が狭くなり、使用者が、撮影時にレリーズボタンを操作する動作を行う時に、カメラ本体を動かないように確実に保持することが難しく、いわゆる手ブレ(シャッタが作動している時にカメラが動いてしまって画像がはっきり写らなかったときの現象)を起こし易くなるという問題がある。
【0015】
本発明は上記事実に鑑み、補助グリップを取り付けて使用すると、光学機器の機能を妨げることを防止できて、使い勝手も向上できる電子カメラを新たに提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子カメラは、第1に、三脚ネジ穴を有する電子カメラ本体において、三脚ネジ穴に、補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが締結されたときに電子カメラを自動的に撮影モード状態にし、三脚ネジ穴から、補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが外されたときに電子カメラを自動的に再生モード状態にすることを特徴とする。
【0017】
上述のように構成することにより、電子カメラ本体に補助グリップ又は三脚を取り付ける場合には使用者が電子カメラをすぐに撮影に使用することになることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが締結されたときに電子カメラを自動的に撮影モードにセットし、すぐさま電子カメラを使用可能として、使用者が電子カメラを撮影モードに切り換えるスイッチを手動で切り換え操作する手間を省き、電子カメラの使い勝手を向上できる。
【0018】
これと共に、電子カメラ本体から補助グリップ又は三脚を取り外す場合には、使用者が電子カメラの使用を止めて、電子カメラの画像表示部で撮影した画像を見ることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじを取り外したときに電子カメラを自動的に再生モードにセットし、使用者が電子カメラを再生モードに切り換えるスイッチを手動で切り換え操作する手間を省いて、電子カメラの使い勝手を向上できる。
【0019】
また、小型縦型の電子カメラ本体に補助グリップを取り付けて用いる場合には、補助グリップの握り部材を片手で把持して小型縦型の電子カメラ本体が揺れ動かないように確実に保持できる。よって、小型縦型の電子カメラであっても、その機能を的確に発揮させることができる。
【0020】
第2に、小型縦型の電子カメラ本体に設けた三脚ネジ穴と、三脚ネジ穴の近傍に配置され、検出ピンを三脚ネジ穴内へ伸縮可能に延出する検出スイッチと、三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが締結されて検出ピンが押し込まれる操作をされたことを検出スイッチが検知したときに電子カメラを自動的に撮影モード状態に切り換え、三脚ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが外されて検出ピンが引き出されたことを検出スイッチが検知したときに電子カメラを自動的に再生モード状態に切り換える手段と、を有することを特徴とする。
【0021】
上述のように構成することにより、電子カメラ本体に補助グリップ又は三脚を取り付ける場合には、使用者が電子カメラをすぐに撮影に使用することになることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじを螺挿する動作によって検出ピンが押し込まれる操作をされたことを検出スイッチが検知したときに、電子カメラを自動的に撮影モードに切り換え、すぐさま電子カメラを使用して撮影可能とし、使用者が電子カメラを撮影モードに切り換えるスイッチを手動で切り換え操作する手間を省き、電子カメラの使い勝手を向上できる。
【0022】
これと共に、電子カメラ本体から補助グリップ又は三脚を取り外す場合には、使用者が電子カメラの使用を止めて、電子カメラの画像表示部で撮影した画像を見ることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじを取り外す動作によって検出ピンが引き出される動作をしたことを検出スイッチが検知したときに、電子カメラを自動的に再生モードに切り換え、使用者が電子カメラを再生モードに切り換えるスイッチを手動で切り換え操作する手間を省いて、電子カメラの使い勝手を向上できる。
【0023】
また、小型縦型の電子カメラ本体に補助グリップを取り付けて用いる場合には、補助グリップの握り部材を片手で把持して小型縦型の電子カメラ本体が揺れ動かないように確実に保持できる。よって、小型縦型の電子カメラであっても、その機能を的確に発揮させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の電子カメラに関する実施の形態について、以下に図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係わる電子カメラは、図1乃至図6に示すように、小型縦型のカメラとして構成する。
【0025】
この小型縦型のカメラ本体10は、経験則上カメラ機器本体を手で扱うときに扱い難くなる指標の大きさ以下と考えられる、縦(高さ)80mm以下の縦長な矩形状に形成する。
【0026】
この小型縦型のカメラ本体10には、その底部中央にJIS規格の三脚ネジ穴12を配置する。この小型縦型のカメラ本体10は、手ブレ防止のため、その三脚ネジ穴12に三脚15の台部に設置した雄ねじ17を螺挿することによって三脚15に固定した状態にして撮影の作業を行えるようにする。
【0027】
これと共に、小型縦型のカメラ本体10は、手ブレ防止のため、その三脚ネジ穴12に補助グリップ14に設置した雄ねじである取付ねじ20を螺挿することによって補助グリップ14を装着した状態で、使用可能とする。
【0028】
また小型縦型のカメラ本体10の三脚ネジ穴12には、補助グリップ14又は三脚15が取り付けられているか否かを検出するための検出手段を装着する。
【0029】
図5及び図6に示すように、検出手段は、三脚ネジ穴12のネジ穴底部から所定長さ突出するように付勢されると共に伸縮可能(出没可能)に装着された検出ピン34を有する検出スイッチ36で構成する。
【0030】
この検出手段は、図5に示すように、三脚ネジ穴12内に取付ねじ20又は雄ねじ17が螺挿されていないため検出スイッチ36の検出ピン34が三脚ネジ穴12内に所定長さ突出している状態のとき(例えば検出スイッチ36の0FF動作のとき)に、小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ14又は三脚15が取り付けられていないことを検出する。
【0031】
なお、この小型縦型のカメラ本体10から補助グリップ14又は三脚15が取り外されている状態では、小型縦型のカメラ本体10が多少揺れ動いても不都合を生じない、小型縦型のカメラ本体10を再生モードで使用することが多い。
【0032】
また検出手段は、図6に示すように、三脚ネジ穴12内に取付ねじ20又は雄ねじ17が所定深さ位置まで螺挿されているために、検出スイッチ36の検出ピン34が三脚ネジ穴12内から所定長さ押し出されている状態のとき(例えば検出スイッチ36のON動作のとき)に、小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ14又は三脚15が取り付けられていることを検出する。
【0033】
なお、この小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ14又は三脚15を取り外けている状態では、小型縦型のカメラ本体10が揺れ動かないように保持可能となっているから、小型縦型のカメラ本体10の撮影モードで使用することが多い。
【0034】
小型縦型のカメラ本体10では、三脚ネジ穴12部分に検出スイッチ36を装着して構成した検出手段の検出結果に基づいて、小型縦型のカメラ本体10の図示しない中央処理装置(CPU)により、撮影モードと再生モードとの切り換え制御動作を自動的に実行するよう構成する。
【0035】
このため検出スイッチ36は、その検出出力を小型縦型のカメラ本体10における図示しない中央処理装置(CPU)へ伝達するよう構成する。そして、検出スイッチ36は、その検出ピン34が三脚ネジ穴12の外へ押し出されている状態のとき(検出スイッチ36のON動作のとき)に、小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ14又は三脚15が取り付けられていることを検出した出力信号を中央処理装置へ伝達する。
【0036】
すると、中央処理装置では、小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ14又は三脚15が取り付けられていることを検出した検出信号に基づいて、小型縦型のカメラ本体10の各機能を撮影動作可能な撮影モード状態に切り換える制御をする。
【0037】
この撮影モードは、小型縦型のカメラ本体10が備えた操作モードの一つで、撮影に関する処理を行うモードである。
【0038】
また検出スイッチ36は、その検出ピン34が、図5に示すように、三脚ネジ穴12内に所定長さ突出している状態のとき(検出スイッチ36の0FF動作のとき)に、小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ14又は三脚15が取り付けられていないことを検出した出力信号を中央処理装置へ伝達する。
【0039】
すると、中央処理装置では、小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ14又は三脚15が取り付けられていないことを検出した検出信号に基づいて、小型縦型のカメラ本体10の各機能を再生動作可能な再生モード状態に切り換える制御をする。
【0040】
この再生モードは、小型縦型のカメラ本体10が備えた操作モードの一つで、図示しない記憶部の半導体メモリであるメモリカード等に記録された撮影画像をモニタに再生表示するといった撮影済み画像に関する処理を行うモードである。
【0041】
なお、小型縦型のカメラ本体10には、マニュアル操作用の撮影モード又は再生モードへの切換スイッチを別途設けておき、使用者の手動操作で撮影モード又は再生モードへの切り換え操作を可能にする。
【0042】
この小型縦型のカメラ本体10では、前述した再生モードのときに、図示しない中央処理装置により半導体メモリであるメモリカード等の記憶部内からコマ番号の最も大きな(直近に撮影された)画像データまたは指定された画像データを読み出し、データ伸張等の信号処理を施した後、後述する画像表示部32(モニタ)に撮影済み画像を表示する。また、再生モードにおいて、音声再生や各種画像処理等のメニュー操作に応じて中央処理装置は、音声再生や画像処理等、メニューに応じた所定の処理を実行する。
【0043】
次に、小型縦型のカメラ本体10の再生モードにおける処理手順および各種操作の一例について説明する。
【0044】
この小型縦型のカメラ本体10では、再生モードに移行すると、図示しないが例えば、初期状態としてコマ番号が最大の画像データが表示された記録画像表示画面が表示される。この画面では、「サムネイル」と「設定」の選択項目が表示される。この画面では、スイッチを押して「サムネイル」の項目を選択するとサムネイル一覧画面に移行する。なお、記録画像表示画面において表示した画像に音声データが付随している場合には、その旨のアイコンが表示される。
【0045】
このサムネイル一覧画面には、各スイッチの操作に対応して「戻る」と「削除」の選択項目が表示される。このサムネイル一覧画面では、ボタンの操作により、コマ番号の大きな画像を選択し、又はコマ番号の小さな画像を選択することができる。そしてサムネイル一覧画面では、所望の画像を選択した状態でスイッチ操作により「戻る」の項目を選択すると、選択されたコマ番号の画像が表示された記録画像表示画面に移行する。またサムネイル一覧画面では、スイッチ操作により「削除」の項目を選択すると選択されたコマ番号の画像データが削除され、サムネイル一覧画面が継続する。
【0046】
また、記録画像表示画面では、スイッチ操作により「設定」の項目を選択すると再生モード設定画面に移行する。
【0047】
この再生モード設定画面には、スイッチ操作によって「実行」と「戻る」の選択項目が表示されるとともに、音声の再生、彩度の強調処理、カードのフォーマット、エッジの強調処理等の各種処理に対するメニュー項目の一覧が表示される。この画面では、各ボタンの操作により、1つ上のメニュー項目を選択可能とし、又は1つ下のメニュー項目を選択可能とする。
【0048】
再生モード設定画面では、所望のメニュー項目を選択した状態でスイッチ操作により「実行」の項目を選択すると、メニュー項目に対応する処理が実行される。その際、再生モード設定画面は、処理毎に異なる内容を表示する処理実行画面に移行し、処理が終了すると再生モード設定画面に移行する。
【0049】
この再生モード設定画面では、スイッチ操作により「戻る」の項目を選択すると記録画像表示画面に戻る。
【0050】
なお、再生モード設定画面における再生モードメニューにおいては、彩度の強調処理、エッジの強調処理といった画像処理を実行可能にしても良く、この画像処理の後に記録画像表示画面に戻ると、撮影済み画像に対してその画像処理を施した画像が表示される。これにより、表示される画像は、その画像処理の前後で変化する。
【0051】
また、この小型縦型のカメラ本体10では、その撮影モードのときに、図示しないCCD(Charge Coupled Device)によって後述する撮像レンズ装置28から入射する光により画像データが常時得られている。
【0052】
小型縦型のカメラ本体10の中央処理装置は、撮影モードにおいて、後述するレリーズボタン26(シャッターボタン)により撮影が指示されると、撮影指示後に画像メモリに取り込まれた画像から、例えばサムネイル画像と圧縮画像とを生成し、撮影画像に関するタグ情報等の情報とともに両画像をメモリカード等の記憶部に記憶する動作を実行する。なお、この小型縦型のカメラ本体10では、撮影モードにおいて、アフタービュー表示中等に録音ボタンを押すと録音ボタン押下中だけマイクを通じて音声を記録することができ、その際、中央処理装置が音声データを半導体メモリであるメモリカードに記録するとともに、撮影された画像データに対するタグ情報のうちの一つとして、その音声データに対するリンク情報を記憶する。
【0053】
小型縦型のカメラ本体10の撮影モードでは、プレビュー画像をモニタ(例えばLCD又はEVFの選択されたものであっても良い)に表示する。そして、使用者(撮影者)は、撮影モードにある小型縦型のカメラ本体10における操作スイッチおよび選択ボタン等の操作による撮影モード設定、フォーカス操作、絞り操作、ズーム操作等を行った後、通常の撮影処理を行う。
【0054】
ここで、通常の撮影処理とは、例えば以下のような処理である。まず、レリーズボタン26が半押しされると、小型縦型のカメラ本体10では、撮影モード設定に従った、合焦、露出調整、WB調整等が行われる。
【0055】
次いで小型縦型のカメラ本体10では、レリーズボタン26が全押しされると、それにより画像メモリに撮影画像が蓄えられ、所定時間のアフタービュー表示を行い、その間に撮影者が録音ボタンを押すと音声が記録され、さらに撮影者の保存操作があればそれらのデータが半導体メモリであるメモリカードに記録され、撮影処理が完了される。
【0056】
図1、図2及び図4に示すように、小型縦型のカメラ本体10に取り付ける補助グリップ14は、小型縦型のカメラ本体10底部に固定する支持板16の一端部に、握り部材18の上端部を軸着した一体の部材(アタッチメント)として構成する。
【0057】
この補助グリップ14の支持板16は、小型縦型のカメラ本体10の底部に適合した矩形の板状に形成し、その中央部には、三脚ネジ穴12に螺挿可能な雄ねじである取付ねじ20を、回動自在にかつ抜け落ちないように装着する。
【0058】
さらに、支持板16には、その一端部にヒンジ部22を設ける。このヒンジ部22には、軸ピン24を介して握り部材18の上端部を軸着する。これにより、補助グリップ14は、その支持板16と握り部材18とを軸着するヒンジ部22で回動して図1に示すように鉤形(逆L字形)に開いた使用状態にし、又は支持板16と握り部材18とを図2に示すように合わせるように閉じた一文字状の収納状態にできるように構成する。
【0059】
なお、補助グリップ14は、その使用状態の姿勢と収納状態との姿勢をそれぞれ保持すると共に解除可能なように、簡易ロック機構(クリック機構等)を設ける。
【0060】
また握り部材18には、使用者が片方の手でしっかりと握って持ち易いようにするための凹凸を形成する。
【0061】
このように構成した補助グリップ14は、その取付ねじ20を三脚ネジ穴12に螺挿して図4に示すように小型縦型のカメラ本体10に一体に取り付けて使用状態としたときに、カメラ本体10の一方の側部に、補助グリップ14の握り部材18の外側部が滑らかに連なるように構成する(例えば、面一となるように構成する)。
【0062】
このように構成することにより、使用者は、補助グリップ14の握り部材18を握ると、図4に示すように、握り部材18を握った手の人差し指側がカメラ本体10の一方の側部に無理無く触る状態となる。
【0063】
図1、図3及び図4に示すように、小型縦型のカメラ本体10における、握り部材18を握った手の人差し指側が触るカメラ本体10の一方の側部には、握り部材18を握った手の人差し指が操作し易い位置に操作ボタンであるレリーズボタン(いわゆるシャッタボタン)26を配置する。
【0064】
この小型縦型のカメラ本体10における一方の側部に設置する操作ボタンであるレリーズボタン26の配置位置は、図1、図3及び図4に実線で示すように小型縦型のカメラ本体10の図で上部に配置しても良いし、図1及び図3に想像線で示すように小型縦型のカメラ本体10の図で下部に配置しても良い。また図示しないが、カメラ本体10の一方の側部における中間部に設置しても良い。
【0065】
なお、この小型縦型のカメラ本体10では、レリーズボタン26の代わりに、その他種々の機能用の操作ボタンを配置して構成しても良い。
【0066】
この図1、図3及び図4に図示する小型縦型のカメラ本体10は、被写体像を表わす映像信号をディジタル画像データに変換し、かつデータ圧縮したのちにの半導体メモリ(内蔵メモリ、例えば、カメラ内蔵のフラッシュメモリ、または着脱自在なメモリカード)に記憶するディジタル・スチル・カメラとして構成する。
【0067】
この小型縦型のカメラ本体10における一方の側部に前述したように設置したレリーズボタン26は、いわゆる2段ストローク・タイプのものとして構成する。
【0068】
すなわちレリーズボタン26は、図示しない第1と第2のスイッチを有し、レリーズボタン26の第1段階の押下で第1スイッチがオンとなり,このオン信号に応答して撮影準備をするために合焦動作等の各種動作が開始し、レリーズボタン26がさらに押し込まれて第2段階に達すると第2スイッチがオンとなり,このオン信号に応答して撮影動作が開始されるよう構成する。
【0069】
また、小型縦型のカメラ本体10の前面には,撮像レンズ装置28、ストロボ発光部30、図示しないが必要に応じて、ファインダ、測距窓等の遮光されると機能できないものが装着されている。
【0070】
これら撮像レンズ装置28、ストロボ発光部30等の遮光されると機能できないものは、図4に示すように小型縦型のカメラ本体10の前面部における握り部材18を握った手の各指が置かれ難い場所へ配置する。これにより、使用者が小型縦型のカメラ本体10を保持するため握り部材18を把持した際に、撮像レンズ装置28又はストロボ発光部30等の遮光されると機能できないものが、手で隠されることが無いようにする。
【0071】
この小型縦型のカメラ本体10の背面には、画像表示部(モニタ)32を設ける。この画像表示部32は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)で構成する。
【0072】
また小型縦型のカメラ本体10の背面には、図示しないが、主電源スイッチ、テレ・ワイド設定ボタン、ストロボ強制撮影設定ボタン、時刻設定ボタン、再生モード設定ボタン、圧縮率設定ボタン等の各種操作ボタンを配置する。
【0073】
そして、画像表示部32は、図3に示すように小型縦型のカメラ本体10の背面部における握り部材18を握った手の各指が置かれ難い、図に向かって上部に配置する。これにより、使用者が小型縦型のカメラ本体10を保持するため握り部材18を把持した際に、画像表示部32が手で隠されることが無いようにできる。
【0074】
また、小型縦型のカメラ本体10の背面に配置する、図示しない主電源スイッチ、テレ・ワイド設定ボタン、ストロボ強制撮影設定ボタン、時刻設定ボタン、再生モード設定ボタン、圧縮率設定ボタン等の各種操作ボタンは、それぞれ必要に応じて、小型縦型のカメラ本体10における、握り部材18を握った手の例えば親指又はその他の指が操作し易い位置に配置する。
【0075】
この小型縦型のカメラ本体10の内部には、撮像レンズ装置28の後方に図示しないCCD(撮像素子)を配設し、撮像レンズ装置28を通してCCDの受光面に結像した被写体像を、CCDにおいて光電変換し、画像信号として順次読み出すように構成する。
【0076】
この画像信号は、信号処理部に伝達されて、ゲイン調整、A/D変換、輝度/色差信号信号生成、及びガンマ補正等の信号処理をされてから画像表示部32に導かれる。そして、画像表示部32上に撮影画像が表示される。
【0077】
また、小型縦型のカメラ本体10は、自動露出調整(AE)機能及びオートフォーカス(AF)機能を具備しており、使用者が小型縦型のカメラ本体10の撮像レンズ装置28を被写体に向けるだけで、最適な露出調整及びピント合わせが自動的に行われるように構成する。
【0078】
そしてこのとき画像表示部32に映し出される画像(プレビュー動画)を見ながら構図を決定し、レリーズボタン26を押圧すると、画像表示部32の画像が静止(フリーズ)し、レリーズボタン26の押圧時にCCDから読み出された画像信号が所定の処理を経て内蔵メモリ、例えば、カメラ内蔵のフラッシュメモリ、または着脱自在なメモリカード等の記録部に記録される。そして、かかる記録処理が完了すると、フリーズを解除して動画又は間欠画表示の状態に戻る。
【0079】
また、小型縦型のカメラ本体10は、再生モードを有し、記録部に記録されている画像データを読み出してその画像を画像表示部32上に表示したり、或いは、図示しないパーソナルコンピュータ(パソコン)等の外部機器から通信機能や入出力端子(不図示)を介して画像データを受入し、その画像を画像表示部32(モニタ)上に表示可能に構成する。
【0080】
次に、上述のように構成された本実施の形態に係る小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ14を取り付けるものの作用及び使用方法について説明する。
【0081】
このカメラ本体10は、縦(高さ)80mm以下の小型縦型に構成されており、その底部にJIS規格の三脚ネジ穴12が配置されている。
【0082】
このような小型縦型のカメラ本体10は、これを使用する場合に、補助グリップ14を装着すると便利である。このため、小型縦型のカメラ本体10には、その三脚ネジ穴12に補助グリップ14の取付ねじ20を螺挿して補助グリップ14を取り付けた状態で使用する。
【0083】
この小型縦型のカメラ本体10では、前述したように補助グリップ14を取り付ける操作を行うと、自動的に小型縦型のカメラ本体10が撮影モードに切り換えられて、小型縦型のカメラ本体10が撮影動作可能な状態にセットされる。
【0084】
補助グリップ14が取り付けられ、撮影モードとされた小型縦型のカメラ本体10で撮影を行う場合には、使用者(撮影者)は、片手(図4では右手)で握り部材18を握り、例えば人差し指又は親指等を使ってレリーズボタン26を押す操作を行うことにより、撮影する。この撮影操作の際には、使用者が握り部材18を握ってしっかりと小型縦型のカメラ本体10を微動だにしないように安定して保持できるので、手ブレを起こさないようにできる。なお、小型縦型のカメラ本体10は、これを三脚に固定して撮影する場合も手ブレを防止できることは勿論である。
【0085】
また、握り部材18が小型縦型のカメラ本体10のレリーズボタン26を設けた側面に面一で連続しているので、握り部材18を握った手の人差し指又は親指等をレリーズボタン26側へ容易に伸ばして、楽な姿勢で操作ができる。
【0086】
この撮影の際に使用者は、片手で小型縦型のカメラ本体10の握り部材18を保持し、撮影時に画像表示部32を見て構図の全体を確認しながら適切なタイミングでレリーズボタン26を押す操作を行えるので、迅速に撮影を行ったり、気軽に撮影を楽しむことができる。
【0087】
次に、小型縦型のカメラ本体10から補助グリップ14を取り外す操作を行うと、自動的に小型縦型のカメラ本体10が再生モードに切り換えられるので、前述したように、小型縦型のカメラ本体10で撮影済みの画像を見る等の操作を行える。
【0088】
なお、小型縦型のカメラ本体10は、いかなる種類の電子カメラ,例えば,固体電子撮像素子(CCD等)を用い,この固体電子撮像素子から出力される被写体像を表わす映像信号を磁気的または電子的に固定する(フロッピィ・ディスクに記録するまたはメモリに記憶する)スチル・ビデオ・カメラであっても良い。
【0089】
【発明の効果】
本発明の電子カメラは、第1に、電子カメラ本体の三脚ネジ穴に、補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが締結されたときに電子カメラの主電源を自動的にON状態にし、三脚ネジ穴から、補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが外されたときに電子カメラの主電源を自動的に0FF状態にするように構成する。
【0090】
これにより、電子カメラ本体に補助グリップ又は三脚を取り付ける場合には、使用者が電子カメラをすぐに使用することになることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが締結されたときに電子カメラの主電源を自動的にON状態にセットし、すぐさま電子カメラを使用可能として、使用者が電子カメラの主電源スイッチを手動で切り換え操作する手間を省き、電子カメラの使い勝手を向上できるという効果がある。
【0091】
これと共に、電子カメラ本体から補助グリップ又は三脚を取り外す場合には、使用者が電子カメラの使用を止めることになることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじを取り外したときに電子カメラの主電源を自動的に0FF状態にセットし、使用者が電子カメラの主電源スイッチを手動で切り換え操作する手間を省き、主電源スイッチの切り忘れを防止して、電子カメラの使い勝手を向上できるという効果がある。
【0092】
第2に、電子カメラ本体を、縦80mm以下の小型縦型な矩形状に形成する。
【0093】
これにより、この小型縦型の電子カメラ本体が、経験則上電子カメラ本体を手で扱うときに扱い難くなる指標の大きさ以下であっても、その使い勝手を良好にすることができるという効果がある。
【0094】
また、小型縦型の電子カメラ本体に補助グリップを取り付けて用いる場合には、補助グリップの握り部材を片手で把持して小型縦型の電子カメラ本体が揺れ動かないように確実に保持できる。よって、小型縦型の電子カメラであっても、その機能を的確に発揮させることができるという効果がある。
【0095】
さらに、補助グリップの握り部材を片手で把持した状態で、この把持している手の指を使って小型縦型の電子カメラ本体における操作ボタンを操作すれば、小型縦型の電子カメラ本体に設置した操作ボタンを操作する動作によって電子カメラ本体が揺れ動いて不都合を生じないようにし、電子カメラの使い勝手をより良好にできるという効果がある。
【0096】
加えて、小型縦型の電子カメラ本体が小型縦型であっても、握り部材を把持して小型縦型の電子カメラ本体を保持できるので、電子カメラ本体を保持する動作によって小型縦型の電子カメラ本体に配置したレンズや光学的な機能を有する機器に対して機能を損なわせることを防止できるという効果がある。
【0097】
第3に、小型縦型の電子カメラにおける三脚ネジ穴の近傍に検出ピンを三脚ネジ穴内へ伸縮可能に延出する検出スイッチを配置し、三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが締結されて検出ピンが押し込まれる操作をされたことを検出スイッチが検知したときに電子カメラの主電源を自動的にON状態に切り換え、三脚ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが外されて検出ピンが引き出されたことを検出スイッチが検知したときに電子カメラの主電源を自動的に0FF状態に切り換える手段を設ける。
【0098】
これにより、電子カメラ本体に補助グリップ又は三脚を取り付ける場合には、使用者が電子カメラをすぐに使用することになることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじを螺挿する動作によって検出ピンが押し込まれる操作をされたことを検出スイッチが検知したときに、電子カメラの主電源を自動的にON状態に切り換え、すぐさま電子カメラを使用可能として、使用者が電子カメラの主電源スイッチを手動で切り換え操作する手間を省き、電子カメラの使い勝手を向上できるという効果がある。
【0099】
これと共に、電子カメラ本体から補助グリップ又は三脚を取り外す場合には、使用者が電子カメラの使用を止めることになることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじを取り外す動作によって検出ピンが引き出される動作をしたことを検出スイッチが検知したときに、電子カメラの主電源を自動的に0FF状態に切り換え、使用者が電子カメラの主電源スイッチを手動で切り換え操作する手間を省き、主電源スイッチの切り忘れを防止して、電子カメラの使い勝手を向上できるという効果がある。
【0100】
また、小型縦型の電子カメラ本体に補助グリップを取り付けて用いる場合には、補助グリップの握り部材を片手で把持して小型縦型の電子カメラ本体が揺れ動かないように確実に保持できる。よって、小型縦型の電子カメラであっても、その機能を的確に発揮させることができるという効果がある。
【0101】
さらに、補助グリップの握り部材を片手で把持した状態で、この把持している手の指を使って小型縦型の電子カメラ本体における操作ボタンを操作すれば、小型縦型の電子カメラ本体に設置した操作ボタンを操作する動作によって電子カメラ本体が揺れ動いて不都合を生じないようにし、電子カメラの使い勝手をより良好にできるという効果がある。
【0102】
加えて、小型縦型の電子カメラ本体が小型縦型であっても、握り部材を把持して小型縦型の電子カメラ本体を保持できるので、電子カメラ本体を保持する動作によって小型縦型の電子カメラ本体に配置したレンズや光学的な機能を有する機器に対して機能を損なわせることを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係る小型縦型のカメラ本体と、これに取り付け可能な補助グリップ及び三脚を示す概略斜視図である。
【図2】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係る小型縦型のカメラ本体に取り付け可能な補助グリップを取り出して収納状態にした所を示す概略斜視図である。
【図3】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係る小型縦型のカメラ本体を取り出してモニタを設けた背面を示す概略斜視図である。
【図4】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係る小型縦型のカメラ本体に補助グリップを取り付けて使用している状態を示す概略斜視図である。
【図5】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係る小型縦型のカメラ本体の三脚ネジ穴部分に装着した検出手段である検出スイッチ部分の0FF状態を示す概略縦断面図である。
【図6】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係る小型縦型のカメラ本体の三脚ネジ穴部分に装着した検出手段である検出スイッチ部分のON状態を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 小型縦型のカメラ本体
12 三脚ネジ穴
14 補助グリップ
15 三脚
16 支持板
17 雄ねじ
18 握り部材
20 取付ねじ
34 検出ピン
36 検出スイッチ
Claims (2)
- 三脚ネジ穴を有する電子カメラ本体において、
前記三脚ネジ穴に、補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが締結されたときに前記電子カメラを自動的に撮影モード状態にし、前記三脚ネジ穴から、補助グリップの取付ねじ又は前記三脚の雄ねじが外されたときに前記電子カメラを自動的に再生モード状態にすることを特徴とする電子カメラ。 - 小型縦型の電子カメラ本体に設けた三脚ネジ穴と、
前記三脚ネジ穴の近傍に配置され、検出ピンを前記三脚ネジ穴内へ伸縮可能に延出する検出スイッチと、
前記三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが締結されて前記検出ピンが押し込まれる操作をされたことを前記検出スイッチが検知したときに前記電子カメラを自動的に撮影モード状態に切り換え、前記三脚ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は前記三脚の雄ねじが外されて前記検出ピンが引き出されたことを前記検出スイッチが検知したときに前記電子カメラを自動的に再生モード状態に切り換える手段と、
を有することを特徴とする小型縦型の電子カメラ。
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