JP2003319243A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2003319243A
JP2003319243A JP2002120161A JP2002120161A JP2003319243A JP 2003319243 A JP2003319243 A JP 2003319243A JP 2002120161 A JP2002120161 A JP 2002120161A JP 2002120161 A JP2002120161 A JP 2002120161A JP 2003319243 A JP2003319243 A JP 2003319243A
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small vertical
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学機器に補助グリップを取り付けて使用す
ると、光学機器の機能を妨げることを防止できて、使い
勝手も向上できるようにする。 【解決手段】 電子カメラ本体10の三脚ネジ穴12に
補助グリップ14の取付ねじ20又は三脚15の雄ねじ
17が締結されたときに電子カメラ10を自動的に撮影
モードにセットし、すぐさま電子カメラ10で撮影を可
能として、使用者が電子カメラ10を撮影モードに切り
換えるスイッチを手動で切り換え操作する手間を省く。
これと共に、電子カメラ10の三脚ネジ穴12から補助
グリップ14の取付ねじ20又は三脚15の雄ねじ17
を取り外したときに電子カメラ10を自動的に再生モー
ドにセットし、使用者が電子カメラ10を再生モードに
切り換えるスイッチを手動で切り換え操作をする手間を
省いて、電子カメラ10の使い勝手を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、補助グリップを
取り付けた状態で使用するのに好適で、使い勝手が良好
である電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、手に持って操作可能ないわゆる
電子カメラ(デジタルカメラ)が広く使われている。
【0003】このような電子カメラ(デジタルカメラ)
には、その本体の背面に、例えば液晶ディスプレイ(L
CD)で構成された画像表示部(モニタ)が設けられて
いるものがある。
【0004】このような電子カメラでは、撮影済みの画
像をモニタに写してどのように写っているかをすぐにそ
の場で確認できるようにするため撮影済みで半導体メモ
リであるメモリカードに保存されている画像を表示する
機能(いわゆる再生モード)と、被写体を撮影する際
に、実際に得られる画像や、その色合いを事前に確認可
能とするために被写体画像を撮影に先だって事前に確認
する機能(いわゆる撮影モード)との2通りの機能を備
えるのが普通である。
【0005】通常、電子カメラは、これらの撮影モード
と再生モードとを切り換えるためのモード切換スイッチ
を備え、このモード切換スイッチによって撮影者が撮影
モードと再生モードとの2つのモードの何れかを選択し
て設定した状態で電子カメラを使用するようになってい
る。
【0006】ところが、銀塩カメラを扱いなれた使用者
にとっては、銀塩カメラには基本的に撮影モードしかな
いため、このモード切り換えにはなじみがなく、電子カ
メラが再生モードにセットされていることに気が付かず
に、シャッターボタンを押してシャッターチャンスを逃
したり、撮影モード下で画像を表示しようとして、操作
を誤って撮影画像を消去したりという誤操作をし易いの
で、その操作性を向上することが求められていた。
【0007】そこで従来では、撮影モードと再生モード
との切り換え操作を自動化して操作性を向上する電子カ
メラ(デジタルカメラ)が、特願2000−62034
号(特開2000−251538号公報)に提案されて
いる。
【0008】このデジタルカメラは、フォーカス操作部
材の操作、ズーム操作部材の操作、絞り操作部材の操
作、シャッター速度操作部材の操作、ゲイン操作部材の
操作、ホワイトバランス操作部材の操作、フラッシュ操
作部材の操作、録音操作部材の操作、撮影者がファイン
ダーを覗いたこと、セルフ撮影設定部材の操作、プログ
ラム設定部材の操作、表示手段切換部材の操作、シャッ
ターボタンの操作、書き込み可能な記憶媒体の装着部へ
の装着、撮影用プログラムの検出によって、デジタルカ
メラを自動的に撮影モードへ移行させる。
【0009】また、レンズ保護部材がレンズを覆ってい
ること、表示操作部材の操作、音声再生操作部材の操
作、書き込み不可能な記憶媒体の装着部への装着、再生
用プログラムの検出によって、デジタルカメラを自動的
に再生モードへ移行させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来提案
されているデジタルカメラでは、使用者がデジタルカメ
ラの各部材等をそれぞれ操作したときに、各部材等にそ
れぞれ対応した撮影モード又は再生モードへ自動的に移
行させることになる。
【0011】このため従来提案されているデジタルカメ
ラでは、このデジタルカメラを三脚に固定し又はデジタ
ルカメラに補助グリップを装着して撮影の準備を整えた
状態にしただけでは、デジタルカメラが自動的に撮影モ
ードに切り換えられることは無い。さらに、従来提案さ
れているデジタルカメラでは、このデジタルカメラから
三脚を取り外し又は補助グリップを取り外して、デジタ
ルカメラを撮影済みの画像を見る準備を整えた状態にし
ただけではデジタルカメラが自動的に再生モードに切り
換えられることは無い。
【0012】またデジタルカメラを三脚に固定し又はデ
ジタルカメラに補助グリップを装着して撮影の準備を整
えた状態を保持していたい場合でも、使用者がデジタル
カメラの各部材等に触る毎に撮影モード又は再生モード
へ自動的に移行されることになり、無駄な動作が増え、
使用者にとっては返って煩わしくなることがある。
【0013】また近年、手に持って操作可能な光学機器
である電子カメラでは、例えば縦型にして小型軽量化を
図ると共に、その使い勝手を改善したものの開発が急が
れている。
【0014】このような小型縦型のカメラでは、カメラ
本体が小型化するのに伴ないカメラ本体を手で持つ部分
の面積が狭くなり、使用者が、撮影時にレリーズボタン
を操作する動作を行う時に、カメラ本体を動かないよう
に確実に保持することが難しく、いわゆる手ブレ(シャ
ッタが作動している時にカメラが動いてしまって画像が
はっきり写らなかったときの現象)を起こし易くなると
いう問題がある。
【0015】本発明は上記事実に鑑み、補助グリップを
取り付けて使用すると、光学機器の機能を妨げることを
防止できて、使い勝手も向上できる電子カメラを新たに
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の電子カメラは、
第1に、三脚ネジ穴を有する電子カメラ本体において、
三脚ネジ穴に、補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ね
じが締結されたときに電子カメラを自動的に撮影モード
状態にし、三脚ネジ穴から、補助グリップの取付ねじ又
は三脚の雄ねじが外されたときに電子カメラを自動的に
再生モード状態にすることを特徴とする。
【0017】上述のように構成することにより、電子カ
メラ本体に補助グリップ又は三脚を取り付ける場合には
使用者が電子カメラをすぐに撮影に使用することになる
ことが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴に補助グ
リップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが締結されたときに
電子カメラを自動的に撮影モードにセットし、すぐさま
電子カメラを使用可能として、使用者が電子カメラを撮
影モードに切り換えるスイッチを手動で切り換え操作す
る手間を省き、電子カメラの使い勝手を向上できる。
【0018】これと共に、電子カメラ本体から補助グリ
ップ又は三脚を取り外す場合には、使用者が電子カメラ
の使用を止めて、電子カメラの画像表示部で撮影した画
像を見ることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴
から補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじを取り外
したときに電子カメラを自動的に再生モードにセット
し、使用者が電子カメラを再生モードに切り換えるスイ
ッチを手動で切り換え操作する手間を省いて、電子カメ
ラの使い勝手を向上できる。
【0019】また、小型縦型の電子カメラ本体に補助グ
リップを取り付けて用いる場合には、補助グリップの握
り部材を片手で把持して小型縦型の電子カメラ本体が揺
れ動かないように確実に保持できる。よって、小型縦型
の電子カメラであっても、その機能を的確に発揮させる
ことができる。
【0020】第2に、小型縦型の電子カメラ本体に設け
た三脚ネジ穴と、三脚ネジ穴の近傍に配置され、検出ピ
ンを三脚ネジ穴内へ伸縮可能に延出する検出スイッチ
と、三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄
ねじが締結されて検出ピンが押し込まれる操作をされた
ことを検出スイッチが検知したときに電子カメラを自動
的に撮影モード状態に切り換え、三脚ネジ穴から補助グ
リップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが外されて検出ピン
が引き出されたことを検出スイッチが検知したときに電
子カメラを自動的に再生モード状態に切り換える手段
と、を有することを特徴とする。
【0021】上述のように構成することにより、電子カ
メラ本体に補助グリップ又は三脚を取り付ける場合に
は、使用者が電子カメラをすぐに撮影に使用することに
なることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴に補
助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじを螺挿する動作
によって検出ピンが押し込まれる操作をされたことを検
出スイッチが検知したときに、電子カメラを自動的に撮
影モードに切り換え、すぐさま電子カメラを使用して撮
影可能とし、使用者が電子カメラを撮影モードに切り換
えるスイッチを手動で切り換え操作する手間を省き、電
子カメラの使い勝手を向上できる。
【0022】これと共に、電子カメラ本体から補助グリ
ップ又は三脚を取り外す場合には、使用者が電子カメラ
の使用を止めて、電子カメラの画像表示部で撮影した画
像を見ることが多いため、電子カメラ本体の三脚ネジ穴
から補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄ねじを取り外
す動作によって検出ピンが引き出される動作をしたこと
を検出スイッチが検知したときに、電子カメラを自動的
に再生モードに切り換え、使用者が電子カメラを再生モ
ードに切り換えるスイッチを手動で切り換え操作する手
間を省いて、電子カメラの使い勝手を向上できる。
【0023】また、小型縦型の電子カメラ本体に補助グ
リップを取り付けて用いる場合には、補助グリップの握
り部材を片手で把持して小型縦型の電子カメラ本体が揺
れ動かないように確実に保持できる。よって、小型縦型
の電子カメラであっても、その機能を的確に発揮させる
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の電子カメラに関する実施
の形態について、以下に図面を参照しながら説明する。
本実施の形態に係わる電子カメラは、図1乃至図6に示
すように、小型縦型のカメラとして構成する。
【0025】この小型縦型のカメラ本体10は、経験則
上カメラ機器本体を手で扱うときに扱い難くなる指標の
大きさ以下と考えられる、縦(高さ)80mm以下の縦
長な矩形状に形成する。
【0026】この小型縦型のカメラ本体10には、その
底部中央にJIS規格の三脚ネジ穴12を配置する。こ
の小型縦型のカメラ本体10は、手ブレ防止のため、そ
の三脚ネジ穴12に三脚15の台部に設置した雄ねじ1
7を螺挿することによって三脚15に固定した状態にし
て撮影の作業を行えるようにする。
【0027】これと共に、小型縦型のカメラ本体10
は、手ブレ防止のため、その三脚ネジ穴12に補助グリ
ップ14に設置した雄ねじである取付ねじ20を螺挿す
ることによって補助グリップ14を装着した状態で、使
用可能とする。
【0028】また小型縦型のカメラ本体10の三脚ネジ
穴12には、補助グリップ14又は三脚15が取り付け
られているか否かを検出するための検出手段を装着す
る。
【0029】図5及び図6に示すように、検出手段は、
三脚ネジ穴12のネジ穴底部から所定長さ突出するよう
に付勢されると共に伸縮可能(出没可能)に装着された
検出ピン34を有する検出スイッチ36で構成する。
【0030】この検出手段は、図5に示すように、三脚
ネジ穴12内に取付ねじ20又は雄ねじ17が螺挿され
ていないため検出スイッチ36の検出ピン34が三脚ネ
ジ穴12内に所定長さ突出している状態のとき(例えば
検出スイッチ36の0FF動作のとき)に、小型縦型の
カメラ本体10に補助グリップ14又は三脚15が取り
付けられていないことを検出する。
【0031】なお、この小型縦型のカメラ本体10から
補助グリップ14又は三脚15が取り外されている状態
では、小型縦型のカメラ本体10が多少揺れ動いても不
都合を生じない、小型縦型のカメラ本体10を再生モー
ドで使用することが多い。
【0032】また検出手段は、図6に示すように、三脚
ネジ穴12内に取付ねじ20又は雄ねじ17が所定深さ
位置まで螺挿されているために、検出スイッチ36の検
出ピン34が三脚ネジ穴12内から所定長さ押し出され
ている状態のとき(例えば検出スイッチ36のON動作
のとき)に、小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ
14又は三脚15が取り付けられていることを検出す
る。
【0033】なお、この小型縦型のカメラ本体10に補
助グリップ14又は三脚15を取り外けている状態で
は、小型縦型のカメラ本体10が揺れ動かないように保
持可能となっているから、小型縦型のカメラ本体10の
撮影モードで使用することが多い。
【0034】小型縦型のカメラ本体10では、三脚ネジ
穴12部分に検出スイッチ36を装着して構成した検出
手段の検出結果に基づいて、小型縦型のカメラ本体10
の図示しない中央処理装置(CPU)により、撮影モー
ドと再生モードとの切り換え制御動作を自動的に実行す
るよう構成する。
【0035】このため検出スイッチ36は、その検出出
力を小型縦型のカメラ本体10における図示しない中央
処理装置(CPU)へ伝達するよう構成する。そして、
検出スイッチ36は、その検出ピン34が三脚ネジ穴1
2の外へ押し出されている状態のとき(検出スイッチ3
6のON動作のとき)に、小型縦型のカメラ本体10に
補助グリップ14又は三脚15が取り付けられているこ
とを検出した出力信号を中央処理装置へ伝達する。
【0036】すると、中央処理装置では、小型縦型のカ
メラ本体10に補助グリップ14又は三脚15が取り付
けられていることを検出した検出信号に基づいて、小型
縦型のカメラ本体10の各機能を撮影動作可能な撮影モ
ード状態に切り換える制御をする。
【0037】この撮影モードは、小型縦型のカメラ本体
10が備えた操作モードの一つで、撮影に関する処理を
行うモードである。
【0038】また検出スイッチ36は、その検出ピン3
4が、図5に示すように、三脚ネジ穴12内に所定長さ
突出している状態のとき(検出スイッチ36の0FF動
作のとき)に、小型縦型のカメラ本体10に補助グリッ
プ14又は三脚15が取り付けられていないことを検出
した出力信号を中央処理装置へ伝達する。
【0039】すると、中央処理装置では、小型縦型のカ
メラ本体10に補助グリップ14又は三脚15が取り付
けられていないことを検出した検出信号に基づいて、小
型縦型のカメラ本体10の各機能を再生動作可能な再生
モード状態に切り換える制御をする。
【0040】この再生モードは、小型縦型のカメラ本体
10が備えた操作モードの一つで、図示しない記憶部の
半導体メモリであるメモリカード等に記録された撮影画
像をモニタに再生表示するといった撮影済み画像に関す
る処理を行うモードである。
【0041】なお、小型縦型のカメラ本体10には、マ
ニュアル操作用の撮影モード又は再生モードへの切換ス
イッチを別途設けておき、使用者の手動操作で撮影モー
ド又は再生モードへの切り換え操作を可能にする。
【0042】この小型縦型のカメラ本体10では、前述
した再生モードのときに、図示しない中央処理装置によ
り半導体メモリであるメモリカード等の記憶部内からコ
マ番号の最も大きな(直近に撮影された)画像データま
たは指定された画像データを読み出し、データ伸張等の
信号処理を施した後、後述する画像表示部32(モニ
タ)に撮影済み画像を表示する。また、再生モードにお
いて、音声再生や各種画像処理等のメニュー操作に応じ
て中央処理装置は、音声再生や画像処理等、メニューに
応じた所定の処理を実行する。
【0043】次に、小型縦型のカメラ本体10の再生モ
ードにおける処理手順および各種操作の一例について説
明する。
【0044】この小型縦型のカメラ本体10では、再生
モードに移行すると、図示しないが例えば、初期状態と
してコマ番号が最大の画像データが表示された記録画像
表示画面が表示される。この画面では、「サムネイル」
と「設定」の選択項目が表示される。この画面では、ス
イッチを押して「サムネイル」の項目を選択するとサム
ネイル一覧画面に移行する。なお、記録画像表示画面に
おいて表示した画像に音声データが付随している場合に
は、その旨のアイコンが表示される。
【0045】このサムネイル一覧画面には、各スイッチ
の操作に対応して「戻る」と「削除」の選択項目が表示
される。このサムネイル一覧画面では、ボタンの操作に
より、コマ番号の大きな画像を選択し、又はコマ番号の
小さな画像を選択することができる。そしてサムネイル
一覧画面では、所望の画像を選択した状態でスイッチ操
作により「戻る」の項目を選択すると、選択されたコマ
番号の画像が表示された記録画像表示画面に移行する。
またサムネイル一覧画面では、スイッチ操作により「削
除」の項目を選択すると選択されたコマ番号の画像デー
タが削除され、サムネイル一覧画面が継続する。
【0046】また、記録画像表示画面では、スイッチ操
作により「設定」の項目を選択すると再生モード設定画
面に移行する。
【0047】この再生モード設定画面には、スイッチ操
作によって「実行」と「戻る」の選択項目が表示される
とともに、音声の再生、彩度の強調処理、カードのフォ
ーマット、エッジの強調処理等の各種処理に対するメニ
ュー項目の一覧が表示される。この画面では、各ボタン
の操作により、1つ上のメニュー項目を選択可能とし、
又は1つ下のメニュー項目を選択可能とする。
【0048】再生モード設定画面では、所望のメニュー
項目を選択した状態でスイッチ操作により「実行」の項
目を選択すると、メニュー項目に対応する処理が実行さ
れる。その際、再生モード設定画面は、処理毎に異なる
内容を表示する処理実行画面に移行し、処理が終了する
と再生モード設定画面に移行する。
【0049】この再生モード設定画面では、スイッチ操
作により「戻る」の項目を選択すると記録画像表示画面
に戻る。
【0050】なお、再生モード設定画面における再生モ
ードメニューにおいては、彩度の強調処理、エッジの強
調処理といった画像処理を実行可能にしても良く、この
画像処理の後に記録画像表示画面に戻ると、撮影済み画
像に対してその画像処理を施した画像が表示される。こ
れにより、表示される画像は、その画像処理の前後で変
化する。
【0051】また、この小型縦型のカメラ本体10で
は、その撮影モードのときに、図示しないCCD(Ch
arge Coupled Device)によって後
述する撮像レンズ装置28から入射する光により画像デ
ータが常時得られている。
【0052】小型縦型のカメラ本体10の中央処理装置
は、撮影モードにおいて、後述するレリーズボタン26
(シャッターボタン)により撮影が指示されると、撮影
指示後に画像メモリに取り込まれた画像から、例えばサ
ムネイル画像と圧縮画像とを生成し、撮影画像に関する
タグ情報等の情報とともに両画像をメモリカード等の記
憶部に記憶する動作を実行する。なお、この小型縦型の
カメラ本体10では、撮影モードにおいて、アフタービ
ュー表示中等に録音ボタンを押すと録音ボタン押下中だ
けマイクを通じて音声を記録することができ、その際、
中央処理装置が音声データを半導体メモリであるメモリ
カードに記録するとともに、撮影された画像データに対
するタグ情報のうちの一つとして、その音声データに対
するリンク情報を記憶する。
【0053】小型縦型のカメラ本体10の撮影モードで
は、プレビュー画像をモニタ(例えばLCD又はEVF
の選択されたものであっても良い)に表示する。そし
て、使用者(撮影者)は、撮影モードにある小型縦型の
カメラ本体10における操作スイッチおよび選択ボタン
等の操作による撮影モード設定、フォーカス操作、絞り
操作、ズーム操作等を行った後、通常の撮影処理を行
う。
【0054】ここで、通常の撮影処理とは、例えば以下
のような処理である。まず、レリーズボタン26が半押
しされると、小型縦型のカメラ本体10では、撮影モー
ド設定に従った、合焦、露出調整、WB調整等が行われ
る。
【0055】次いで小型縦型のカメラ本体10では、レ
リーズボタン26が全押しされると、それにより画像メ
モリに撮影画像が蓄えられ、所定時間のアフタービュー
表示を行い、その間に撮影者が録音ボタンを押すと音声
が記録され、さらに撮影者の保存操作があればそれらの
データが半導体メモリであるメモリカードに記録され、
撮影処理が完了される。
【0056】図1、図2及び図4に示すように、小型縦
型のカメラ本体10に取り付ける補助グリップ14は、
小型縦型のカメラ本体10底部に固定する支持板16の
一端部に、握り部材18の上端部を軸着した一体の部材
(アタッチメント)として構成する。
【0057】この補助グリップ14の支持板16は、小
型縦型のカメラ本体10の底部に適合した矩形の板状に
形成し、その中央部には、三脚ネジ穴12に螺挿可能な
雄ねじである取付ねじ20を、回動自在にかつ抜け落ち
ないように装着する。
【0058】さらに、支持板16には、その一端部にヒ
ンジ部22を設ける。このヒンジ部22には、軸ピン2
4を介して握り部材18の上端部を軸着する。これによ
り、補助グリップ14は、その支持板16と握り部材1
8とを軸着するヒンジ部22で回動して図1に示すよう
に鉤形(逆L字形)に開いた使用状態にし、又は支持板
16と握り部材18とを図2に示すように合わせるよう
に閉じた一文字状の収納状態にできるように構成する。
【0059】なお、補助グリップ14は、その使用状態
の姿勢と収納状態との姿勢をそれぞれ保持すると共に解
除可能なように、簡易ロック機構(クリック機構等)を
設ける。
【0060】また握り部材18には、使用者が片方の手
でしっかりと握って持ち易いようにするための凹凸を形
成する。
【0061】このように構成した補助グリップ14は、
その取付ねじ20を三脚ネジ穴12に螺挿して図4に示
すように小型縦型のカメラ本体10に一体に取り付けて
使用状態としたときに、カメラ本体10の一方の側部
に、補助グリップ14の握り部材18の外側部が滑らか
に連なるように構成する(例えば、面一となるように構
成する)。
【0062】このように構成することにより、使用者
は、補助グリップ14の握り部材18を握ると、図4に
示すように、握り部材18を握った手の人差し指側がカ
メラ本体10の一方の側部に無理無く触る状態となる。
【0063】図1、図3及び図4に示すように、小型縦
型のカメラ本体10における、握り部材18を握った手
の人差し指側が触るカメラ本体10の一方の側部には、
握り部材18を握った手の人差し指が操作し易い位置に
操作ボタンであるレリーズボタン(いわゆるシャッタボ
タン)26を配置する。
【0064】この小型縦型のカメラ本体10における一
方の側部に設置する操作ボタンであるレリーズボタン2
6の配置位置は、図1、図3及び図4に実線で示すよう
に小型縦型のカメラ本体10の図で上部に配置しても良
いし、図1及び図3に想像線で示すように小型縦型のカ
メラ本体10の図で下部に配置しても良い。また図示し
ないが、カメラ本体10の一方の側部における中間部に
設置しても良い。
【0065】なお、この小型縦型のカメラ本体10で
は、レリーズボタン26の代わりに、その他種々の機能
用の操作ボタンを配置して構成しても良い。
【0066】この図1、図3及び図4に図示する小型縦
型のカメラ本体10は、被写体像を表わす映像信号をデ
ィジタル画像データに変換し、かつデータ圧縮したのち
にの半導体メモリ(内蔵メモリ、例えば、カメラ内蔵の
フラッシュメモリ、または着脱自在なメモリカード)に
記憶するディジタル・スチル・カメラとして構成する。
【0067】この小型縦型のカメラ本体10における一
方の側部に前述したように設置したレリーズボタン26
は、いわゆる2段ストローク・タイプのものとして構成
する。
【0068】すなわちレリーズボタン26は、図示しな
い第1と第2のスイッチを有し、レリーズボタン26の
第1段階の押下で第1スイッチがオンとなり,このオン
信号に応答して撮影準備をするために合焦動作等の各種
動作が開始し、レリーズボタン26がさらに押し込まれ
て第2段階に達すると第2スイッチがオンとなり,この
オン信号に応答して撮影動作が開始されるよう構成す
る。
【0069】また、小型縦型のカメラ本体10の前面に
は,撮像レンズ装置28、ストロボ発光部30、図示し
ないが必要に応じて、ファインダ、測距窓等の遮光され
ると機能できないものが装着されている。
【0070】これら撮像レンズ装置28、ストロボ発光
部30等の遮光されると機能できないものは、図4に示
すように小型縦型のカメラ本体10の前面部における握
り部材18を握った手の各指が置かれ難い場所へ配置す
る。これにより、使用者が小型縦型のカメラ本体10を
保持するため握り部材18を把持した際に、撮像レンズ
装置28又はストロボ発光部30等の遮光されると機能
できないものが、手で隠されることが無いようにする。
【0071】この小型縦型のカメラ本体10の背面に
は、画像表示部(モニタ)32を設ける。この画像表示
部32は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)で構成
する。
【0072】また小型縦型のカメラ本体10の背面に
は、図示しないが、主電源スイッチ、テレ・ワイド設定
ボタン、ストロボ強制撮影設定ボタン、時刻設定ボタ
ン、再生モード設定ボタン、圧縮率設定ボタン等の各種
操作ボタンを配置する。
【0073】そして、画像表示部32は、図3に示すよ
うに小型縦型のカメラ本体10の背面部における握り部
材18を握った手の各指が置かれ難い、図に向かって上
部に配置する。これにより、使用者が小型縦型のカメラ
本体10を保持するため握り部材18を把持した際に、
画像表示部32が手で隠されることが無いようにでき
る。
【0074】また、小型縦型のカメラ本体10の背面に
配置する、図示しない主電源スイッチ、テレ・ワイド設
定ボタン、ストロボ強制撮影設定ボタン、時刻設定ボタ
ン、再生モード設定ボタン、圧縮率設定ボタン等の各種
操作ボタンは、それぞれ必要に応じて、小型縦型のカメ
ラ本体10における、握り部材18を握った手の例えば
親指又はその他の指が操作し易い位置に配置する。
【0075】この小型縦型のカメラ本体10の内部に
は、撮像レンズ装置28の後方に図示しないCCD(撮
像素子)を配設し、撮像レンズ装置28を通してCCD
の受光面に結像した被写体像を、CCDにおいて光電変
換し、画像信号として順次読み出すように構成する。
【0076】この画像信号は、信号処理部に伝達され
て、ゲイン調整、A/D変換、輝度/色差信号信号生
成、及びガンマ補正等の信号処理をされてから画像表示
部32に導かれる。そして、画像表示部32上に撮影画
像が表示される。
【0077】また、小型縦型のカメラ本体10は、自動
露出調整(AE)機能及びオートフォーカス(AF)機
能を具備しており、使用者が小型縦型のカメラ本体10
の撮像レンズ装置28を被写体に向けるだけで、最適な
露出調整及びピント合わせが自動的に行われるように構
成する。
【0078】そしてこのとき画像表示部32に映し出さ
れる画像(プレビュー動画)を見ながら構図を決定し、
レリーズボタン26を押圧すると、画像表示部32の画
像が静止(フリーズ)し、レリーズボタン26の押圧時
にCCDから読み出された画像信号が所定の処理を経て
内蔵メモリ、例えば、カメラ内蔵のフラッシュメモリ、
または着脱自在なメモリカード等の記録部に記録され
る。そして、かかる記録処理が完了すると、フリーズを
解除して動画又は間欠画表示の状態に戻る。
【0079】また、小型縦型のカメラ本体10は、再生
モードを有し、記録部に記録されている画像データを読
み出してその画像を画像表示部32上に表示したり、或
いは、図示しないパーソナルコンピュータ(パソコン)
等の外部機器から通信機能や入出力端子(不図示)を介
して画像データを受入し、その画像を画像表示部32
(モニタ)上に表示可能に構成する。
【0080】次に、上述のように構成された本実施の形
態に係る小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ14
を取り付けるものの作用及び使用方法について説明す
る。
【0081】このカメラ本体10は、縦(高さ)80m
m以下の小型縦型に構成されており、その底部にJIS
規格の三脚ネジ穴12が配置されている。
【0082】このような小型縦型のカメラ本体10は、
これを使用する場合に、補助グリップ14を装着すると
便利である。このため、小型縦型のカメラ本体10に
は、その三脚ネジ穴12に補助グリップ14の取付ねじ
20を螺挿して補助グリップ14を取り付けた状態で使
用する。
【0083】この小型縦型のカメラ本体10では、前述
したように補助グリップ14を取り付ける操作を行う
と、自動的に小型縦型のカメラ本体10が撮影モードに
切り換えられて、小型縦型のカメラ本体10が撮影動作
可能な状態にセットされる。
【0084】補助グリップ14が取り付けられ、撮影モ
ードとされた小型縦型のカメラ本体10で撮影を行う場
合には、使用者(撮影者)は、片手(図4では右手)で
握り部材18を握り、例えば人差し指又は親指等を使っ
てレリーズボタン26を押す操作を行うことにより、撮
影する。この撮影操作の際には、使用者が握り部材18
を握ってしっかりと小型縦型のカメラ本体10を微動だ
にしないように安定して保持できるので、手ブレを起こ
さないようにできる。なお、小型縦型のカメラ本体10
は、これを三脚に固定して撮影する場合も手ブレを防止
できることは勿論である。
【0085】また、握り部材18が小型縦型のカメラ本
体10のレリーズボタン26を設けた側面に面一で連続
しているので、握り部材18を握った手の人差し指又は
親指等をレリーズボタン26側へ容易に伸ばして、楽な
姿勢で操作ができる。
【0086】この撮影の際に使用者は、片手で小型縦型
のカメラ本体10の握り部材18を保持し、撮影時に画
像表示部32を見て構図の全体を確認しながら適切なタ
イミングでレリーズボタン26を押す操作を行えるの
で、迅速に撮影を行ったり、気軽に撮影を楽しむことが
できる。
【0087】次に、小型縦型のカメラ本体10から補助
グリップ14を取り外す操作を行うと、自動的に小型縦
型のカメラ本体10が再生モードに切り換えられるの
で、前述したように、小型縦型のカメラ本体10で撮影
済みの画像を見る等の操作を行える。
【0088】なお、小型縦型のカメラ本体10は、いか
なる種類の電子カメラ,例えば,固体電子撮像素子(C
CD等)を用い,この固体電子撮像素子から出力される
被写体像を表わす映像信号を磁気的または電子的に固定
する(フロッピィ・ディスクに記録するまたはメモリに
記憶する)スチル・ビデオ・カメラであっても良い。
【0089】
【発明の効果】本発明の電子カメラは、第1に、電子カ
メラ本体の三脚ネジ穴に、補助グリップの取付ねじ又は
三脚の雄ねじが締結されたときに電子カメラの主電源を
自動的にON状態にし、三脚ネジ穴から、補助グリップ
の取付ねじ又は三脚の雄ねじが外されたときに電子カメ
ラの主電源を自動的に0FF状態にするように構成す
る。
【0090】これにより、電子カメラ本体に補助グリッ
プ又は三脚を取り付ける場合には、使用者が電子カメラ
をすぐに使用することになることが多いため、電子カメ
ラ本体の三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚
の雄ねじが締結されたときに電子カメラの主電源を自動
的にON状態にセットし、すぐさま電子カメラを使用可
能として、使用者が電子カメラの主電源スイッチを手動
で切り換え操作する手間を省き、電子カメラの使い勝手
を向上できるという効果がある。
【0091】これと共に、電子カメラ本体から補助グリ
ップ又は三脚を取り外す場合には、使用者が電子カメラ
の使用を止めることになることが多いため、電子カメラ
本体の三脚ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は三脚
の雄ねじを取り外したときに電子カメラの主電源を自動
的に0FF状態にセットし、使用者が電子カメラの主電
源スイッチを手動で切り換え操作する手間を省き、主電
源スイッチの切り忘れを防止して、電子カメラの使い勝
手を向上できるという効果がある。
【0092】第2に、電子カメラ本体を、縦80mm以
下の小型縦型な矩形状に形成する。
【0093】これにより、この小型縦型の電子カメラ本
体が、経験則上電子カメラ本体を手で扱うときに扱い難
くなる指標の大きさ以下であっても、その使い勝手を良
好にすることができるという効果がある。
【0094】また、小型縦型の電子カメラ本体に補助グ
リップを取り付けて用いる場合には、補助グリップの握
り部材を片手で把持して小型縦型の電子カメラ本体が揺
れ動かないように確実に保持できる。よって、小型縦型
の電子カメラであっても、その機能を的確に発揮させる
ことができるという効果がある。
【0095】さらに、補助グリップの握り部材を片手で
把持した状態で、この把持している手の指を使って小型
縦型の電子カメラ本体における操作ボタンを操作すれ
ば、小型縦型の電子カメラ本体に設置した操作ボタンを
操作する動作によって電子カメラ本体が揺れ動いて不都
合を生じないようにし、電子カメラの使い勝手をより良
好にできるという効果がある。
【0096】加えて、小型縦型の電子カメラ本体が小型
縦型であっても、握り部材を把持して小型縦型の電子カ
メラ本体を保持できるので、電子カメラ本体を保持する
動作によって小型縦型の電子カメラ本体に配置したレン
ズや光学的な機能を有する機器に対して機能を損なわせ
ることを防止できるという効果がある。
【0097】第3に、小型縦型の電子カメラにおける三
脚ネジ穴の近傍に検出ピンを三脚ネジ穴内へ伸縮可能に
延出する検出スイッチを配置し、三脚ネジ穴に補助グリ
ップの取付ねじ又は三脚の雄ねじが締結されて検出ピン
が押し込まれる操作をされたことを検出スイッチが検知
したときに電子カメラの主電源を自動的にON状態に切
り換え、三脚ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は三
脚の雄ねじが外されて検出ピンが引き出されたことを検
出スイッチが検知したときに電子カメラの主電源を自動
的に0FF状態に切り換える手段を設ける。
【0098】これにより、電子カメラ本体に補助グリッ
プ又は三脚を取り付ける場合には、使用者が電子カメラ
をすぐに使用することになることが多いため、電子カメ
ラ本体の三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚
の雄ねじを螺挿する動作によって検出ピンが押し込まれ
る操作をされたことを検出スイッチが検知したときに、
電子カメラの主電源を自動的にON状態に切り換え、す
ぐさま電子カメラを使用可能として、使用者が電子カメ
ラの主電源スイッチを手動で切り換え操作する手間を省
き、電子カメラの使い勝手を向上できるという効果があ
る。
【0099】これと共に、電子カメラ本体から補助グリ
ップ又は三脚を取り外す場合には、使用者が電子カメラ
の使用を止めることになることが多いため、電子カメラ
本体の三脚ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は三脚
の雄ねじを取り外す動作によって検出ピンが引き出され
る動作をしたことを検出スイッチが検知したときに、電
子カメラの主電源を自動的に0FF状態に切り換え、使
用者が電子カメラの主電源スイッチを手動で切り換え操
作する手間を省き、主電源スイッチの切り忘れを防止し
て、電子カメラの使い勝手を向上できるという効果があ
る。
【0100】また、小型縦型の電子カメラ本体に補助グ
リップを取り付けて用いる場合には、補助グリップの握
り部材を片手で把持して小型縦型の電子カメラ本体が揺
れ動かないように確実に保持できる。よって、小型縦型
の電子カメラであっても、その機能を的確に発揮させる
ことができるという効果がある。
【0101】さらに、補助グリップの握り部材を片手で
把持した状態で、この把持している手の指を使って小型
縦型の電子カメラ本体における操作ボタンを操作すれ
ば、小型縦型の電子カメラ本体に設置した操作ボタンを
操作する動作によって電子カメラ本体が揺れ動いて不都
合を生じないようにし、電子カメラの使い勝手をより良
好にできるという効果がある。
【0102】加えて、小型縦型の電子カメラ本体が小型
縦型であっても、握り部材を把持して小型縦型の電子カ
メラ本体を保持できるので、電子カメラ本体を保持する
動作によって小型縦型の電子カメラ本体に配置したレン
ズや光学的な機能を有する機器に対して機能を損なわせ
ることを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係
る小型縦型のカメラ本体と、これに取り付け可能な補助
グリップ及び三脚を示す概略斜視図である。
【図2】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係
る小型縦型のカメラ本体に取り付け可能な補助グリップ
を取り出して収納状態にした所を示す概略斜視図であ
る。
【図3】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係
る小型縦型のカメラ本体を取り出してモニタを設けた背
面を示す概略斜視図である。
【図4】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係
る小型縦型のカメラ本体に補助グリップを取り付けて使
用している状態を示す概略斜視図である。
【図5】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係
る小型縦型のカメラ本体の三脚ネジ穴部分に装着した検
出手段である検出スイッチ部分の0FF状態を示す概略
縦断面図である。
【図6】 本発明の電子カメラに関する実施の形態に係
る小型縦型のカメラ本体の三脚ネジ穴部分に装着した検
出手段である検出スイッチ部分のON状態を示す概略縦
断面図である。
【符号の説明】
10 小型縦型のカメラ本体 12 三脚ネジ穴 14 補助グリップ 15 三脚 16 支持板 17 雄ねじ 18 握り部材 20 取付ねじ 34 検出ピン 36 検出スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三脚ネジ穴を有する電子カメラ本体にお
    いて、 前記三脚ネジ穴に、補助グリップの取付ねじ又は三脚の
    雄ねじが締結されたときに前記電子カメラを自動的に撮
    影モード状態にし、前記三脚ネジ穴から、補助グリップ
    の取付ねじ又は前記三脚の雄ねじが外されたときに前記
    電子カメラを自動的に再生モード状態にすることを特徴
    とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 小型縦型の電子カメラ本体に設けた三脚
    ネジ穴と、 前記三脚ネジ穴の近傍に配置され、検出ピンを前記三脚
    ネジ穴内へ伸縮可能に延出する検出スイッチと、 前記三脚ネジ穴に補助グリップの取付ねじ又は三脚の雄
    ねじが締結されて前記検出ピンが押し込まれる操作をさ
    れたことを前記検出スイッチが検知したときに前記電子
    カメラを自動的に撮影モード状態に切り換え、前記三脚
    ネジ穴から補助グリップの取付ねじ又は前記三脚の雄ね
    じが外されて前記検出ピンが引き出されたことを前記検
    出スイッチが検知したときに前記電子カメラを自動的に
    再生モード状態に切り換える手段と、 を有することを特徴とする小型縦型の電子カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006074585A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Nikon Corp 携帯電話機用載置台
JP2006180089A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Olympus Corp デジタルカメラおよび検索システム
JP2007300353A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Fujifilm Corp 撮像装置

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