JP4359743B2 - カメラの制御方法及びカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラに係り、特に、音声の入力に応動して撮影動作を実行する機能(音声トリガー撮影機能)を有するカメラの制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラの分野では、カメラが一定時間無操作状態である場合に、カメラ電源を自動的にオフするオートパワーオフ機能や、撮影した画像を記録メディアに書き込む前に液晶モニタ等に表示して目視確認するプレビュー機能が知られている。また、特許2873109号は、音声入力によりレリーズ動作を行うオートレリーズ機能について開示がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、オートパワーオフ機能やプレビュー機能は、カメラ利用者が直接カメラを操作することを前提にした機能であるため、上記のオートレリーズ機能と併用すると、ユーザーの意図に反した動きをする場合がある。例えば、オートレリーズ機能によって音声入力待機状態を継続している状態をカメラが「無操作状態」と判断して自動的にパワーオフしてしまうことが起こり得る。プレビュー機能についても、カメラを離れた場所に置いてオートレリーズ機能による自動撮影を行う場合などには、レリーズ動作を実行する度にプレビュー画像を確認してから記録の可否を入力するという操作が必要になるなど、オートレリーズ機能が中断して、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうことがある。
【0004】
また、特許2873109号に示されたオートレリーズ機能は、周囲の状況(音圧環境)に応じてレリーズ判定の判断基準レベルが自動設定されるため、周囲環境のみでカメラの動作が規定され、ユーザーの意図を反映し難いという欠点がある。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ユーザーに余計な操作を要求することなく、また、カメラの設定状態によらず、ユーザーの意図を反映させて確実に音声トリガー撮影を実施可能なカメラの制御方法及びカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、無操作状態が一定時間継続すると自動的にパワーオフ動作を行うオートパワーオフ機能と、音声の入力に応動して撮影を実行する音声トリガー撮影機能と、マイクから入力された音声情報を記録媒体に記録する機能と、前記記録媒体に記録されている音声データを音声として再生する機能と、を有するカメラにおいて、前記音声トリガー撮影機能による音声入力待ち受け状態では、前記オートパワーオフ機能をOFF状態に制御するとともに、前記マイクからの音声信号の入力経路が録音用の信号入力経路と音声トリガー信号の検出を行う入力経路とに分岐され、この分岐された経路のうち前記録音用の信号入力経路とは異なる系統の入力経路に入力された音声信号から得られるA/D変換値が示す信号レベルと、前記A/D変換値が所定の判定レベルを連続して超えた期間との組合せによってレリーズ許可の可否を決定し、前記A/D変換値が前記所定の判定レベルを連続して超える期間が、予め設定されている規定の期間を超えた場合に、撮影を実行する制御を行うことを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、通常、オートパワーオフ機能が有効に動作する設定(ON設定)の下では、カメラの無操作状態が一定時間継続すると自動的に電源がオフされる。しかし、音声トリガー撮影モードの音声入力待ち受け状態のときは、オートパワーオフ機能を強制的に無効化(OFF状態に設定)する制御を行うため、音声入力待ち受け中にカメラ電源がオフされることはない。この発明は、電子スチルカメラや銀塩カメラなど各種のカメラに適用できる。
【0009】
請求項に記載の発明は、撮影直後当該撮影画像を記録媒体に記録する前に前記撮影画像を画像表示手段に表示して記録の可否を選択可能なプレビュー機能と、音声の入力に応動して撮影を実行する音声トリガー撮影機能と、マイクから入力された音声情報を記録媒体に記録する機能と、前記記録媒体に記録されている音声データを音声として再生する機能と、を有するカメラにおいて、前記音声トリガー撮影機能による撮影モード状態では、前記プレビュー機能をOFF状態に制御するとともに、前記マイクからの音声信号の入力経路が録音用の信号入力経路と音声トリガー信号の検出を行う入力経路とに分岐され、この分岐された前記録音用の信号入力経路とは異なる系統の入力経路に入力された音声信号から得られるA/D変換値が示す信号レベルと、前記A/D変換値が所定の判定レベルを連続して超えた期間との組合せによってレリーズ許可の可否を決定し、前記A/D変換値が前記所定の判定レベルを連続して超える期間が、予め設定されている規定の期間を超えた場合に、撮影を実行する制御を行うことを特徴としている。
【0010】
本発明によれば、通常、プレビュー機能が有効に動作する設定(ON設定)の下で撮影動作を行うと、撮影直後当該撮影画像を記録媒体に記録(保存)する前に撮影画像が画像表示手段に表示され、記録の可否の指示入力待ちとなる。このプレビュー画像表示中に、撮影者が指示入力手段から記録不要を示す指示を入力すると撮影画像の記録処理がキャンセルされる。その一方、プレビュー画像表示中に、撮影者が指示入力手段から記録実行を示す指示を入力すると撮影画像を記録媒体に記録する処理が実施される。
【0011】
しかし、音声トリガー撮影モードのときは、プレビュー機能を強制的に無効化(OFF状態に設定)する制御を行うため、音声トリガー撮影を行った場合には、記録の可否についての指示入力を待たずに、撮影画像の記録処理が実施される。これにより、音声トリガー撮影が実施される度に撮影画像を確認して記録の可否を指示するといった作業が不要となり、中断なく音声トリガー撮影を継続することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、音声の入力に応動して撮影を実行する音声トリガー撮影機能と、マイクから入力された音声情報を記録媒体に記録する機能と、前記記録媒体に記録されている音声データを音声として再生する機能と、を有するカメラにおいて、前記マイクからの音声信号の入力経路が録音用の信号入力経路と音声トリガー信号の検出を行う入力経路とに分岐され、この分岐された経路のうち前記録音用の信号入力経路とは異なる系統の入力経路に入力された音声信号から得られるA/D変換値が示す信号レベルと、前記A/D変換値が所定の判定レベルを連続して超えた期間との組合せによってレリーズ許可の可否を決定し、前記A/D変換値が前記所定の判定レベルを連続して超える期間が、予め設定されている規定の期間を超えた場合に、撮影を実行する制御を行うことを特徴としている。
請求項に記載の態様によれば、前記音声トリガー撮影機能において、入力される音声から撮影実行の可否を決定する音声トリガー検出条件を複数種類準備し、これら複数の音声トリガー検出条件の中から、ユーザーが所望の条件を選択可能に構成したことを特徴としている。
【0016】
音声トリガー検出条件は、音声信号レベルの判定基準値や、前記判定基準値を超える期間などによって規定することができる。レリーズ判定の判断基準となる音声トリガー検出条件をユーザーが自由に選択できるように構成したことにより、ユーザーの意図をトリガー条件に反映させることができる。
【0017】
請求項5乃至8に記載の発明は、上記した各方法発明を具現化するカメラを提供するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るカメラの制御方法及びカメラの好ましい実施の形態について説明する。図1は本発明の実施形態に係るデジタルカメラの外観斜視図、図2はレンズバリアを開けた状態の正面図、図3は背面図である。これらの図面に示したように、カメラ10の前面には、手動で開閉させるレンズバリア11が設けられている。レンズバリア11を閉じた状態では、ファインダー窓14、ストロボ発光部16、ストロボ調光センサ18、マイク19及びセルフタイマーランプ20が露呈し、撮影レンズ12はレンズバリア11によって覆われるようになっている(図2参照)。
【0020】
図1に示したように、カメラ上面には、電源スイッチ22、レリーズボタン24及びストロボ撮影のモードを切り換えるためのストロボボタン26が配設されている。グリップ部27となるカメラ側面と反対側の側面には、スピーカ28、音声/映像出力端子(ラインout 端子)30、音声出力端子を含むリモコン端子31、デジタル(USB)端子32及び電源入力端子33が設けられている。
【0021】
電源スイッチ22は、モード設定スイッチとしての役割を兼ねており、図1上でツマミを右方向(オーディオモード位置)に移動する時にはロックされ、ツマミを左方向に移動する時にはロックされないスライドスイッチで構成される。ツマミを左方向に移動させる毎に「カメラモード」とカメラ内電源をOFFにする「OFFモード」とが交互に設定される。カメラ10はオートパワーオフ機能を有し、無操作状態が所定時間(例えば2分間)継続した場合、電源を自動的にオフするようになっている。オートパワーオフの作動時間(例えば、2分又は5分)、並びにオートパワーオフ機能のON(有効)/OFF(無効)設定については、セットアップメニュー画面からユーザーが設定できるようになっている。オートパワーオフ機能によってパワーオフされた状態から復帰させるには、電源スイッチ22を再操作すればよい。
【0022】
リモコン端子31にはヘッドホン(イヤホン)35付きのリモコン36を接続することができる。リモコン36は、再生/停止ボタン37、送り/戻しボタン38、音量調整ボタン39などのスイッチ部とLCDパネル40を有し、これらスイッチ部が操作されると、操作に応じた指令信号がカメラ10に送られ、指示に対応する処理が行われる。
【0023】
レリーズボタン24は2段階式に構成され、レリーズボタン24を軽く押して止める「半押し(S1 =ON)」の状態で自動ピント合わせ(AF)及び自動露出制御(AE)が作動してAFとAEをロックし、「半押し」から更に押し込む「全押し(S2=ON)」の状態で撮影が実行される。レリーズボタン24は、静止画の記録開始の指示を与える手段であるとともに、動画の録画ボタン(録画スタート/ストップボタン)及びボイスレコーダモード下での録音ボタン(録音スタート/ストップボタン)として兼用される。
【0024】
カメラ底面には、メモリカード(図1中不図示、図4中符号72として記載)のスロットカバーを兼ねた電池カバー42が設けられており、電池カバー42の奥には図示せぬカードスロット及び電池収納室が形成されている。
【0025】
図2に示したように、レンズバリア11を図の左方向にスライドさせて、バリアを開状態にすると、沈胴式の撮影レンズ12が露呈する。なお、レンズバリア11には、滑り止め(指掛かり)用の凸部11Aが形成されている。
【0026】
図3に示したように、カメラ背面には、ファインダー48、モードダイヤル50、十字ボタン52、メニュー/実行キー58、キャンセル/戻るキー60、表示キー62及び液晶モニタ64等が設けられている。モードダイヤル50は、カメラの機能(モード)を変更する手段であり、モードダイヤル50を回動操作することにより、スチル撮影を行う撮影モード、撮影した画像を再生する再生モード、音声付き動画撮影を行うムービーモード又は画像無しの音声記録を行うボイスレコーダモードに設定できる。ムービーモードとボイスレコーダモードの選択ポジションは共通しており、レンズバリア11の開閉状態に応じてムービーモード又はボイスレコーダモードに自動設定される。
【0027】
十字ボタン52は、左、右、上、下の4方向の指示を入力可能な多機能操作部であり、左キー及び右キーは、それぞれ再生モード時に1コマ逆送りボタン、1コマ順送りボタンとして機能し、上キー及び下キーは、再生ズーム機能や撮影時の電子ズーム機能における倍率調整用のズームキーとして用いられる。
【0028】
また、十字ボタン52は、メニュー/実行キー58の押下によって表示されるメニュー画面からメニュー項目を選択したり、各メニューにおける各種設定項目の選択を指示する操作ボタンとして機能する。メニュー/実行キー58は、各モードの通常画面からメニュー画面へ遷移させる時、或いは、選択内容の確定、処理の実行(確認)指示の時などに使用される。キャンセル/戻るキー60は、メニューから選んだ項目の取消(キャンセル)や一つ前の操作状態に戻る時などに使用される。表示キー62は、液晶モニタ64をON/OFF操作したり、再生方法や再生中のコマ番号等の表示/非表示を切り換えるための操作手段である。
【0029】
液晶モニタ64は、撮影時に画角確認用の電子ファインダーとして使用できるとともに、撮影した画像のプレビュー画やカメラ10に装填されたメモリカード72から読み出した再生画像等を表示することができる。また、十字ボタン52を使用したメニューの選択や各メニューにおける各種設定項目の設定も液晶モニタ64の表示画面を用いて行われる。更に、液晶モニタ64には、撮影可能コマ数(動画については撮影可能時間)や再生コマ番号の表示、ストロボ発光の有無、マクロモード表示、記録画質(クオリティー)表示、画素数表示等の情報も表示される。
【0030】
図4は、カメラ10の内部構成を示したブロック図である。同図において、中央処理装置(CPU)70は、本カメラシステムを統括制御する制御部である。CPU70は、電源スイッチ22、モードダイヤル50、レリーズボタン24、その他の操作部61及びリモコン端子31に接続されるリモコン36(図4中不図示)等からの指示信号の入力に基づいてカメラ10内の各回路の動作を制御する。操作部61は、前述した十字ボタン52、メニュー/実行キー58、キャンセル/戻るキー60、表示キー62などの入力操作手段を含むブロックである。
【0031】
ROM81にはCPU70が処理するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されている。RAM83は画像処理領域の他、CPU70が各種の演算処理等を行う作業用領域を有している。カメラ10の電源は、電池65又は電源入力端子33に接続される図示せぬACパワーアダプター等の外部電源を用いることができる。電池65等から供給される電力は、DC/DCコンバータを含む電源回路66によって所要の電圧に変換され、各回路ブロックに電源が供給される。
【0032】
カメラ10には、レンズバリア11の開閉状態を検出する検出スイッチ(以下、「開閉センサ」という。)13が設けられ、該開閉センサ13の検出信号はCPU70に送られる。撮影レンズ12は、1枚又は複数枚のレンズで構成され、単焦点レンズでもよいし、ズームレンズ等の焦点距離可変のものでもよい。撮影レンズ12を通過した光は、図示せぬ絞りによって光量が調節された後、CCDイメージセンサ(以下、CCDという。)74に入射する。CCD74の受光面には、多数のフォトセンサが平面的に配列されており、撮影レンズ12を介してCCD74の受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。なお、CCD74は、シャッターゲートパルスのタイミングによって各フォトセンサの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆる電子シャッター機能を有している。
【0033】
このようにして蓄積された信号電荷は、その信号電荷に応じた電圧信号として順次読み出される。CCD74から順次読み出された電圧信号は、相関二重サンプリング回路(CDS回路)76に加えられ、ここで各画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールドされるともに増幅され、A/D変換器78に加えられる。A/D変換器78は、CDS回路76から順次加えられるR、G、B信号をデジタル信号に変換して画像信号処理回路80に出力する。
【0034】
画像信号処理回路80は、A/D変換器78から加えられる点順次のR、G、B信号を同時式に変換する同時化処理、ホワイトバランス調整、ガンマ補正、輝度/色差信号処理(YC処理)等の所定の画像処理を行う。画像信号処理回路80で処理された画像データはRAM83に格納される。撮影画像を表示出力する場合、RAM83から画像データが読み出され、このデータが内部バス71を介して画像再生処理回路86に転送される。
【0035】
画像再生処理回路86に送られたデータは、画像再生処理回路86及びビデオエンコード回路88を介して表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換された後、液晶モニタ64に出力されるとともに、音声/映像出力端子30に出力される。CCD74から出力される画像信号によってRAM83内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される映像信号が液晶モニタ64に供給されることにより、CCD74を介して入力する画像がリアルタイムに液晶モニタ64に表示される。撮影者は、液晶モニタ64に映し出される画像(スルー画)、或いはファインダー48によって撮影画角を確認できる。
【0036】
モードダイヤル50により撮影モードが設定され、レリーズボタン24が押されると(S2=ON)、撮影開始指示(レリーズON)信号が発せられる。CPU70は、この指示信号の受入に呼応して、記録用の画像データの取り込みを開始する。なお、CPU70は、撮影動作に先立ち、レリーズボタン24の半押し(S1 =ON)に応動して自動焦点調節(AF)制御及び自動露出(AE)制御を行う。すなわち、CPU70はCCD74から得られる画像データに基づいて焦点評価演算やAE演算などの各種演算を行い、その演算結果に基づいてレンズ駆動用モータ45のドライバ46を制御し、撮影レンズ12を合焦位置に移動させる一方、図示せぬアイリス駆動部を制御して絞りを適正絞り値に設定するとともにCCD74の電荷蓄積時間を制御する。また、CPU70は、必要に応じてストロボ発光制御を行う。
【0037】
レリーズボタン24の全押し(S2 =ON)に応動して取り込まれた画像データは、YC処理その他の所定の信号処理を経てRAM83に格納される。CPU70は圧縮伸長処理回路82にコマンドを送り、これにより圧縮伸長処理回路82は、RAM83上に取り込まれた画像データ(輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb)を所定のフォーマット(例えば、JPEG方式) に従って圧縮する。圧縮されたデータは、メディアコントロール回路84を介してメモリカード72に記録される。
【0038】
本例のカメラ10では、画像データを保存する手段として、例えばスマートメディア(Solid-State Floppy Disk Card)が適用される。記録メディアの形態はこれに限定されず、PCカード、コンパクトフラッシュ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、若しくは光学的、又はこれらの組み合わせによる方式に従って読み書き可能な種々の媒体を用いることができる。使用される媒体に応じた信号処理手段とインターフェースが適用される。異種、同種の記録メディアを問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよい。リムーバブルメディアに限らず、カメラ10に内蔵された記録媒体(内部メモリ)であってもよい。
【0039】
カメラ10には撮影後(記録前)に撮影結果を液晶モニタ64に表示して、その撮影画像を記録するか否かをユーザーが選択できるようにした機能(プレビュー機能)が設けられている。ユーザーは、セットアップメニュー画面において、プレビュー機能の有効/無効を指定することができる。プレビュー機能が「有効」の場合、撮影直後に撮影画像が表示され、当該画像の記録を容認する場合は、ユーザーはメニュー/実行キー58を押下して、「記録OK」の指示を入力する。この指示入力に応動して撮影画像がメモリカード72に書き込まれる。また、液晶モニタ64に表示された撮影画像の記録を希望しない場合、ユーザーはキャンセル/戻るキー60を押下して「記録取消」の指示を入力する。この指示入力応動して撮影画像の記録処理が取り消される。
【0040】
このカメラ10は、レリーズボタン24の押下操作に応動して、撮影及び記録の動作を実行するマニュアルレリーズモード(通常の撮影モード)と、レリーズボタン24の押下操作後一定時間経過(例えば、10秒)後に、撮影動作を開始して記録動作を行うセルフタイマー撮影モードと、マイク19から入力する音声信号の状態に応じて撮影→記録動作を実行する音声トリガー撮影モード(以下、パーティーモードという。)と、を有している。セルフタイマー撮影時やパーティーモードの音声入力待ち受け中、CPU70はセルフタイマーランプ20のLEDを点灯させる制御を行う。
【0041】
電源スイッチ22によってカメラモードが設定され、モードダイヤル50によってムービー/ボイスレコーダモードが選択された場合、CPU70は、開閉センサ13からの検出信号に基づいて、ムービーモード又はボイスレコーダモードの何れか一方のモードに自動設定する。すなわち、レンズバリア11が開状態であるときは、撮影を目的としていると判断できるためムービーモードが選択される。他方、レンズバリア11が閉状態であるときは、画像の取り込みはできないが音声の記録は可能であるため、ボイスレコーダモードが選択される。
【0042】
カメラ10がムービーモードに設定されると、音声付きの動画記録が可能となる。レリーズボタン24の押下(S2 =ON)によって録画動作がスタートし、もう一度レリーズボタン24を押下(S1 =ON)すると録画動作が停止する。レリーズボタン24を押下継続している期間、録画動作を行い、押下解除により録画を停止するようにしてもよい。動画データは、例えば、モーションJPEG形式によってメモリカード72に記録される。
【0043】
カメラ10がボイスレコーダモードに設定されると音声記録が可能となる。レリーズボタン24の全押し(S2 =ON)で録音を開始し、その後レリーズボタン24の半押し(S1 =ON)で録音を停止する。これにより、レリーズボタン24の操作音が記録されないようになっている。マイク19を介して入力された音声情報は、音声処理回路90に入力される。音声処理回路90は、入力した音声信号をデジタル信号に変換するとともに、所定のファイル形式(例えば、WAVE形式) に変換する。こうして得られた音声データは、メディアコントロール回路84を介してメモリカード72に記録される。
【0044】
電源スイッチ22によってカメラモードが設定され、モードダイヤル50によって再生モードが選択されると、メモリカード72に記録されている最終コマのファイルがメディアコントロール回路84を介して読み出される。最終コマのファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像ファイルの圧縮データは、圧縮伸長処理回路82を介して非圧縮のYC信号に伸長される。
【0045】
伸長されたYC信号は、画像再生処理回路86及びビデオエンコード回路88を介して表示用の信号に変換され、液晶モニタ64に出力されるとともに、音声/映像出力端子30に出力される。これにより、液晶モニタ64にはメモリカード72に記録されている最終コマのコマ画像が表示され、また、音声/映像出力端子30にテレビ受像機(不図示)が接続されている場合には、テレビ受像機に最終コマのコマ画像が表示される。
【0046】
その後、十字ボタン52の右キーが押されると、順方向にコマ送りされ、左キーが押されると、逆方向にコマ送りされる。そして、コマ送りされたコマ位置の画像ファイルがメモリカード72から読み出され、上記と同様にしてコマ画像が液晶モニタ64に再生される。最終コマのコマ画像が表示されている状態で順方向にコマ送りされると、メモリカード72に記録されている第1コマ目の画像ファイルが読み出され、1コマ目のコマ画像が液晶モニタ64やテレビ受像機その他の画像表示装置に再生される。
【0047】
再生対象ファイルが動画ファイルの場合には、動画の先頭コマが代表画像として表示され、動画再生開始の指示を受け付ける画面になる。また、再生対象ファイルが音声ファイル(ボイスレコーダモードで録音した音声ファイル)の場合には、液晶モニタ64上に音声ファイルであることを示す所定の図像(例えば、マイクがデザインされたビットマップ背景絵)が表示され、音声再生開始の指示を受け付ける画面になる。音声再生開始の指示を入力すると、メモリカード72から音声ファイルが読み出され、音声処理回路90により音声信号に変換された後、スピーカ28又はリモコン端子31に接続されるヘッドホン35を介して音声として出力される。
【0048】
カメラ10のオーディオ再生機能は、メモリカード72に記録されているMP3(MPEG-1 Audio Layer-III)フォーマットなどの音楽ファイルを再生する機能である。音楽ファイルは、パソコンや音楽配信端末等から直接、又はUSB端子32を介してメモリカード72内にダウンロードされているものとする。
【0049】
電源スイッチ22によってオーディオモードが設定され、リモコン端子31にヘッドホン35付きのリモコン36が接続されていると、カメラ内電源がONとなり、オーディオ再生が可能となる。カメラ10がオーディオモードに設定された状態でリモコン36の再生/停止ボタン37が押されると、メディアコントロール回路84を介してメモリカード72から音楽ファイルが読み出される。
【0050】
メモリカード72から読み出された音楽ファイルの圧縮データは、圧縮伸長処理回路82を介して非圧縮の音楽データに伸長される。この伸長された音楽データは、音声処理回路90において音声信号に変換された後、スピーカ28又はリモコン端子31に接続されるヘッドホン35を介して音声として出力される。なお、音声処理回路90における処理内容(ボイスレコーダモードの録音/再生処理、音楽ファイルの再生処理など)は、CPU70からの切換信号に従って切り換えられる。
【0051】
また、カメラ10は、パソコン(PC)その他の外部機器との間でデータの送受信を行うための手段として、USBコントローラ85及びUSB端子32を有している。図示せぬUSBケーブルを用いてカメラ10とパソコン等を接続することにより、両者間でデータの受け渡しが可能になる。
【0052】
カメラ10は、USB接続された場合に、2種類の異なるデバイスクラスの機器として振る舞い得る。すなわち、カメラ10内のメモリカード72を読み書きするカードリーダとして機能するストレージモードと、テレビ会議などに利用できるように撮影中の映像信号をリアルタイムで送出するPCカメラとして機能するPCカメラモードと、を有している。USB接続時のレンズバリア11の状態に応じて、バリア閉状態ならばストレージモードに設定され、バリア開状態ならばPCカメラモードに設定されるように、USB動作モードが自動的に切り換えられる。なお、セットアップメニュー画面からUSB動作モードを指定する態様も可能である。また、通信インターフェースはUSBに限定されず、IEEE1394その他のインターフェースを適用してもよい。
【0053】
次に、カメラ10の音声トリガー撮影機能について説明する。既述の通り、このカメラ10は、マニュアルレリーズモード(通常の撮影モード)と、セルフタイマー撮影モードと、パーティーモードとを有している。ユーザーはこれらモードの中から所望のモードを選択することができる。モード選択方法としては、液晶モニタ64に表示されるメニュー項目を見ながら、十字ボタン52等を操作することにより選択を行う。
【0054】
図5は、液晶モニタ64に表示される撮影メニュー画面の一例である。同図に示した撮影メニュー画面92では、画面下段に、左からストロボ、マクロ、セルフタイマー、ボイスレコーダ、及びセットアップの順に各項目のアイコン94が配列表示される。カメラ10の十字ボタン52を操作して対象項目のアイコン94を選択すると、その項目に関するサブメニューのメニューバルーン(サブメニュー枠)95がポップアップ表示され、メニューバルーン95内に当該項目における具体的な設定内容の選択候補が提示される。ユーザーは、十字ボタン52で設定内容を選択し、メニュー/実行キー58の押下によりその設定内容を確定する。
【0055】
例えば、セルフタイマーのアイコン94を選択すると、サブメニューには、下欄から、セルフタイマーOFF/ON/パーティー1〜4の選択候補が提示される。ただし、カメラ10に装着されるメモリカード72の状態によっては、カード記録ができない状態があり得るので、図6に示す判定処理を行い、同判定処理によってパーティーモード不許可の判定を得た場合には、図7に示すように、パーティー1〜4の選択候補を非表示(又は、選択不能であることを示すグレーアウト表示)にし、パーティーモードを選択できないように制限する。
【0056】
図6に示したパーティーモード遷移判定処理がスタートすると(ステップS100)、まず、記録メディアであるメモリカード72の状態を判別する(ステップS110)。メモリカード未装着状態、若しくはメモリカードの装着向きが間違っている状態の場合は、「NO CARD 」の状態として把握される。また、メモリカード72の接触端子面が汚れて接触不良となっている状態や、メモリーカード72が破壊されている状態、若しくはメモリカード72のフォーマットが異常の場合は「CARD ERROR」の状態として把握される。ステップS110において「NO CARD 」又は「CARD ERROR」の状態であると判定された場合には、パーティーモード不許可との決定を行う(ステップS120)。
【0057】
ステップS110においてメモリカード72が正常であるとの判定を得た場合は、ステップS112に進み、メディアの残容量を判断する。メモリカード72に空き容量がなく、これ以上記録できない状態は「CARD FULL 」の状態として把握される。ステップS112において「CARD FULL 」と判定された場合は、パーティーモード不許可の決定を行う(ステップS120)。ステップS120でパーティーモード不許可の決定を得た場合は、図7に示したように、パーティー1〜4の選択候補が非表示となって選択操作が制限される。
【0058】
他方、図6のステップS112においてメディア残容量が十分にあるとの判定を得た場合は、パーティーモード許可の決定を行う(ステップS114)。ステップS114においてパーティーモード許可の決定を得た場合は、図5に示したように、パーティー1〜4の選択候補が表示され、選択可能になる。図6のステップS114又はステップS120によって、パーティーモードの許否を決定したら、この判定処理のサブルーチンを終了する(ステップS130)。
【0059】
図8は、パーティーモードの各モード(パーティ1〜4)についてのレリーズ許可条件を示す図表である。パーティーモードは、使用環境やユーザーの意図を反映しやすいように、複数種類(本例の場合、パーティー1〜4の4種類)用意されている。パーティーモードによる音声入力の待ち受け中、カメラ10のCPU70は、マイク入力された音声信号の検波出力信号を一定のサンプル時間(数ミリ秒の固定値)間隔ごとに監視しており、検波出力信号が一定の判定基準レベル(「判定レベル」という。)を連続して超えた回数(期間)が所定の回数(「レベル超え期間」という。)以上となった場合に、撮影実行の指示(音声トリガー)として認識し、撮影の実施と撮影画像の書き込み処理を行う。本例の場合、図8に示したように、2種類の判定レベル(Lo/Hi)と、2種類のレベル超え期間( SHORT/LONG)の組合せによって4種類(パーティー1〜4)のレリーズ許可条件を選択することができる。
【0060】
ここで、音声信号によるレリーズ許可の判断方法について説明する。図9は、マイク19からA/D変換入力に至る音声入力部の構成を示すブロック図である。マイク19から入力された音声は、マイクアンプ回路152において増幅された後、検波信号入力経路と、マイク音声信号入力経路との2系統に分岐される。検波信号入力経路は、パーティーモードにおける音声トリガー信号の検出を行う入力経路であり、マイクアンプ回路152の出力は検波回路154に入力される。その一方、マイク音声信号入力経路は、検波回路を通さずに音声信号を入力する経路であって、録音用の音声信号の入力などに利用される。
【0061】
マイクアンプ回路152から出力されるマイク入力信号は、例えば、図10(a)に示すような波形を有している。図9の検波回路154は、入力される音声信号のパルスについて振幅のピーク値を出力する検波(ピークホールドによる包絡線形の検波)を行い、図10(b)に示すような検波出力信号を生成する。
【0062】
図9に示した検波回路154から出力された検波出力信号は、一定の周期でA/D変換され、例えば、0〜255の8ビットデータとして数値化される。この検波データは、検出制御部へと送られ、レリーズ許可の判定に利用される。なお、検出制御部は図4で説明したCPU70が兼ねる。
【0063】
図11は、検波出力信号のA/D変換値に基づいてレリーズ許可の可否を判定する原理を示す図である。既述の通り、検波出力信号は、一定のサンプル時間間隔でA/D変換され、0〜255の8ビットデータとして数値化される。このA/D変換値(信号レベル)と、A/D変換値が所定の判定レベルを連続して超えた回数(期間)の組合せによってレリーズ許可の可否を決定する。
【0064】
例えば、レリーズ許可の条件を規定する第1の判定レベル(判定レベルLo)は、デジタル値で「128」に設定されているものとし、第2の判定レベル(判定レベルHi)は、デジタル値で「170」に設定されているものとする。また、判定レベルを超えた回数を規定する第1のレベル超え期間(レベル超え期間「SHORT 」)は「4回」に設定され、第2のレベル超え期間(レベル超え期間「LONG」)は「6回」に設定されているものとする。もちろん、判定レベルの値や、レベル超え期間の検出回数の設定は本例に限定されず、適宜設計が可能である。
【0065】
「パーティー1」の場合は、判定レベルLo、レベル超え期間SHORT という組合せによってレリーズ許可条件が規定されているので(図8参照)、この場合、検波データについて、所定のサンプル時間間隔で検出される検波値が判定レベルLoを超える期間が4回以上となったときにレリーズ許可条件が成立し、撮影が実行される。同様に、「パーティー4」の場合は、判定レベルHi、レベル超え期間LONGという組合せによってレリーズ許可条件が規定されているので(図8参照)、この場合、検波データについて、所定のサンプル時間間隔で検出される検波値が判定レベルHiを超える期間が6回以上となったときにレリーズ許可条件が成立し、撮影が実行される。
【0066】
次に、上記の如く構成されたカメラ10の動作について説明する。図5に示したセルフタイマー設定メニュー画面において、「セルフタイマーOFF」を選択すると、通常の撮影モード(レリーズボタン24の押下に連動して撮影→記録を実施するマニュアルレリーズモード)に設定される。「セルフタイマーON」を選択した場合はセルフタイマー撮影モードに設定される。「パーティー1」〜「パーティー4」を選択した場合は、それぞれ対応するパーティーモードに設定される。
【0067】
その後、レリーズボタン24が押下されると、図11に示すレリーズボタン処理が行われる。この処理がスタートすると(ステップS200)、まず、撮影モードの判断が行われる(ステップS210)。セルフタイマー撮影モードに設定されている場合は、セルフタイマーのカウントをスタートさせ(ステップS212)、所定のカウント値(例えば10秒)に達したか否かの判定を行う(ステップS214)。ステップS214において、所定カウント値に満たなければタイマーカウントを継続し、所定カウント値に達したらステップS220に進み、撮影処理を実施する。なお、タイマーカウントがスタートすると、セルフタイマーランプ20が5秒間点灯した後点滅に変わり、更に5秒間点滅後に撮影が実行される。
【0068】
ステップS220の撮影処理は、CCD露光→画像信号処理→記録処理など一連の撮影動作を含む処理である。撮影処理(ステップS220)を実施した後は、レリーズボタン24からの入力待機状態に戻る(ステップS230)。
【0069】
ステップS210において、通常の撮影モードに設定されている場合は、ステップS220の撮影処理に進み、レリーズボタン24の押下に応動して直ちに撮影が実行される。また、ステップS210においてパーティーモード(パーティー1〜4)に設定されている場合は、ステップS240に進む。ステップS240では、セットアップ画面で設定してある現在のオートパワーオフ機能に関する設定内容をレジスタAに記憶する処理を行うとともに、オートパワーオフ機能の設定を強制的に「OFF」にセットする。次いで、ステップS242に進み、セットアップ画面で設定してある現在のプレビュー設定の内容をレジスタBに記憶する処理を行うとともに、プレビューの設定を強制的に「OFF」にセットする。こうして、パーティーモード動作中は、オートパワーオフ機能とプレビュー機能をOFF(無効)にする。
【0070】
その後、カメラ前面に設けられているセルフタイマーランプ20のLEDを点灯し、音声信号の入力待ち受け状態であることをユーザーに報知する(ステップS244)とともに、音声検出カウンタをクリアする処理(TM_COUNT =0 にセットする処理)を実施して(ステップS246)、音声待ち受け待機状態に遷移する(ステップS248)。
【0071】
図13は、音声待ち受け処理のフローチャートであり、図14は音声検出周期処理のフローチャートである。音声待ち受け待機状態に遷移すると、図13に示した音声待ち受け処理がスタートするとともに、タイマーで監視している所定のサンプル時間間隔毎に、図14に示した音声検出周期処理の割り込みルーチンを実施する。
【0072】
図13の音声待ち受け処理がスタートすると(ステップS300)、まず、キャンセル/戻るキー60が押されたか否かの判定を行う(ステップS310)。パーティーモードの場合、キャンセル/戻るキー60が押下操作されるまで音声待ち受け状態が維持され、キャンセル/戻るキー60の押下によって音声待ち受け状態が解除される。ステップS310において、キャンセル/戻るキー60が押下されると(YES判定時)、ステップS330に進み、パーティーモードの解除処理が行われ、通常のレリーズボタンの押下待ち状態に復帰する(ステップS332)。パーティーモード解除処理(ステップS330)のサブルーチンについては図16で後述する。
【0073】
図13のステップS310において、キャンセル/戻るキー60が押下されていなければ(NO判定時)、ステップS312に進み、レリーズ許可の可否について判別を行う。この判別は、図14に示す音声検出周期処理においてレリーズ許可のフラグがセットされた否かに基づいて判断される。
【0074】
図13で説明した音声待ち受け中、一定の周期(所定のサンプル時間間隔)で図14の音声検出周期処理がスタートする。この音声検出周期処理がスタートすると(ステップS400)、まず、設定されているパーティーモードの番号が判別される(ステップS410)。「パーティー1」に設定されている場合は、判定レベルを記憶するレジスタTHに「TH=128」をセットするとともに、レベル超え期間を示す音声検出回数を記憶するレジスタTMに「TM=4」をセットする(ステップS421)。
【0075】
同様に、ステップS410において「パーティー2」に設定されている場合は、TH=128、TM=6をセットし(ステップS422)、「パーティー3」の場合はTH=170、TM=4をセットし(ステップS423)、「パーティー4」の場合はTH=170、TM=6をセットする(ステップS424)。
【0076】
こうしてステップS421乃至ステップS424において、パーティーモード番号に合わせて判定レベルの値(TH)とレベル超え期間の値(TM)を設定した後、ステップS430に進む。ステップS430では、マイク入力される音声信号の検波出力信号のA/D変換値と判定レベル(TH)を比較する。ステップS430において、A/D変換値がTH以上であるとの判定を得た場合は、ステップS432に進み、音声検出カウンタの値(TM_COUNT)をインクリメントする処理(TM_COUNT ←TM_COUNT +1) が行われる。その一方、ステップS430においてA/D変換値がTH未満であるとの判定を得た場合は、音声検出カウンタの値(TM_COUNT)を変更せずにステップS434に進む。
【0077】
次いで、ステップS434では、音声検出カウンタの値(TM_COUNT)とレベル超え期間の値(TM)を比較する。比較の結果、音声検出カウンタの値(TM_COUNT)がTM以上である場合は、レリーズ許可のフラグをセットし(ステップS436)、本ルーチンを終了する(ステップS438)。ステップS434において、音声検出カウンタの値(TM_COUNT)がTM未満の場合は、レリーズ許可のフラグをセットすることなく、本ルーチンを終了する(ステップS438)。
【0078】
図14で説明したように、周期的に実施される音声検出周期処理ルーチンの中でレリーズを許可する/許可しないというフラグをセットしており、レリーズ許可のフラグがセットされていなければ、図13のステップS312においてNO判定となる。この場合、撮影の処理に移行できず、ステップS310に戻る。
【0079】
その一方、レリーズ許可のフラグがセットされていたら、「レリーズ許可」の状態なので図13のステップS312においてYES判定となり、撮影の処理に入るべくステップS314に進む。ステップS314では、撮影処理に入る前に音声入力監視タイマーを一時的に停止して、音声入力の監視を中断する。その後、ステップS316の撮影処理を工程に進み、CCD露光動作と撮影画像をメモリカード72への書き込む処理を実行する。
【0080】
撮影処理(ステップS316)による、記録完了後は、パーティーモードを継続するか否かの判定処理を行う(ステップS318)。パーティーモード継続判定処理のサブルーチンを図15に示す。
【0081】
パーティーモード継続処理がスタートすると(ステップS500)、図6で説明したパーティーモード遷移判定ルーチンを実施する(ステップS510)。すなわち、メモリカード72の状態(記憶残量等)を判断して、音声信号の待ち受け状態を継続できるのか否かを決定する。
【0082】
そして、ステップS510の判定に従い、パーティーモード遷移許可の可否について判定を行う(ステップS512)。ステップS512において「許可」の判定を得た場合は、パーティーモードの継続が可能であるとして、ステップS514に進み、セルフタイマーランプ20のLEDを点灯した後、「パーティーモード許可」のフラグをセットする(ステップS516)。
【0083】
その一方、ステップS512において「不許可」の判定を得た場合は、パーティーモードの継続が不可能であるとして、ステップS520に進み、セルフタイマーランプ20のLEDを消灯し、「パーティーモード不許可」のフラグをセットする(ステップS522)。ステップS516又はステップS522の後は、図13に示した音声待ち受け処理のフローチャートに復帰して、ステップS320に進む。
【0084】
図13のステップS320では、上記したパーティーモード継続判定処理の判定結果に基づいて、パーティーモードの継続が可能か否かを判定する。パーティーモードの継続が可能の場合(YES判定時)は、ステップS322に進み、音声検出カウンタをクリアする処理を行った後、音声入力監視タイマーをスタートさせ(ステップS324)、ステップS310に戻る。こうして、再び音声入力待ちの状態となる。
【0085】
ステップS320において、パーティーモードの継続が不可能と判定した場合(NO判定時)は、ステップS330に分岐して、パーティーモード解除処理を実行した後、通常のレリーズボタンの押下待ち状態に復帰する(ステップS332)。
【0086】
図16は、パーティーモード解除処理ルーチンのフローチャートである。同図に示した処理ルーチンがスタートすると(ステップS600)、オートパワーオフの設定内容をレジスタAに記憶している元の設定に戻す処理が行われるとともに(ステップS610)、プレビュー設定についてもレジスタBに記憶している元の設定に戻す処理が行われる(ステップS612)。こうして、パーティーモード下で一時強制的にOFF状態に制御していたオートパワーオフ機能やプレビュー機能の設定が元の状態に戻される。
【0087】
その後、セルフタイマーランプ20のLEDを消灯し、通常の動作状態(レリーズボタンの押下待ち受け状態)に遷移する(ステップS616)。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、音声トリガー撮影モードによる音声入力待ち受け状態のときは、オートパワーオフ機能を強制的にOFF状態に制御するので、見かけ上無操作状態となる音声入力待ち受け中に電源がオフされる事態を回避できる。
【0089】
本発明の他の態様によれば、音声トリガー撮影機能による撮影モード状態のときは、プレビュー機能を強制的にOFF状態に制御するので、音声入力による撮影動作が実施される度に撮影画像を確認して記録の可否を指示するといった操作がが不要となる。
【0090】
また、本発明は、音声トリガー撮影機能において、レリーズ判定の判断基準となる音声トリガー検出条件を複数種類準備し、これら複数の音声トリガー検出条件の中から、ユーザーが所望の条件を選択可能に構成したので、ユーザーの意図をトリガー条件に反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタルカメラの外観斜視図
【図2】図1に示したカメラのレンズバリア開状態を示す正面図
【図3】図1に示したカメラの背面図
【図4】本例のデジタルカメラの内部構成を示すブロック図
【図5】撮影メニュー画面の一例を示す図
【図6】本例のカメラにおけるパーティーモード遷移判定処理の制御手順を示すフローチャート
【図7】パーティーモードへの遷移が不許可となる場合の撮影メニュー画面の例を示す図
【図8】各パーティーモードについてのレリーズ許可条件を示した図表
【図9】本例のカメラにおける音声入力部の構成を示すブロック図
【図10】マイク入力信号とその検波出力信号の一例を示す波形図
【図11】本例のカメラにおける音声トリガー検出方法を示した説明図
【図12】レリーズボタン処理の制御手順を示すフローチャート
【図13】音声待ち受け状態の制御手順を示すフローチャート
【図14】音声検出周期処理の制御手順を示すフローチャート
【図15】パーティーモード継続処理の制御手順を示すフローチャート
【図16】パーティーモード解除処理の制御手順を示すフローチャート
【符号の説明】
10…カメラ、12…撮影レンズ、14…ファインダー窓、19…マイク、20…セルフタイマーランプ、22…電源スイッチ、24…レリーズボタン、28…スピーカ、32…USB端子、50…モードダイヤル、52…十字ボタン、58…メニュー/実行キー、64…液晶モニタ、68…CCD、70…CPU、72…メモリカード、80…画像信号処理回路、90…音声処理回路

Claims (8)

  1. 無操作状態が一定時間継続すると自動的にパワーオフ動作を行うオートパワーオフ機能と、音声の入力に応動して撮影を実行する音声トリガー撮影機能と、マイクから入力された音声情報を記録媒体に記録する機能と、前記記録媒体に記録されている音声データを音声として再生する機能と、を有するカメラにおいて、
    前記音声トリガー撮影機能による音声入力待ち受け状態では、前記オートパワーオフ機能をOFF状態に制御するとともに、
    前記マイクからの音声信号の入力経路が録音用の信号入力経路と音声トリガー信号の検出を行う入力経路とに分岐され、この分岐された経路のうち前記録音用の信号入力経路とは異なる系統の入力経路に入力された音声信号から得られるA/D変換値が示す信号レベルと、前記A/D変換値が所定の判定レベルを連続して超えた期間との組合せによってレリーズ許可の可否を決定し、
    前記A/D変換値が前記所定の判定レベルを連続して超える期間が、予め設定されている規定の期間を超えた場合に、撮影を実行する制御を行うことを特徴とするカメラの制御方法。
  2. 撮影直後当該撮影画像を記録媒体に記録する前に前記撮影画像を画像表示手段に表示して記録の可否を選択可能なプレビュー機能と、音声の入力に応動して撮影を実行する音声トリガー撮影機能と、マイクから入力された音声情報を記録媒体に記録する機能と、前記記録媒体に記録されている音声データを音声として再生する機能と、を有するカメラにおいて、
    前記音声トリガー撮影機能による撮影モード状態では、前記プレビュー機能をOFF状態に制御するとともに、
    前記マイクからの音声信号の入力経路が録音用の信号入力経路と音声トリガー信号の検出を行う入力経路とに分岐され、この分岐された前記録音用の信号入力経路とは異なる系統の入力経路に入力された音声信号から得られるA/D変換値が示す信号レベルと、前記A/D変換値が所定の判定レベルを連続して超えた期間との組合せによってレリーズ許可の可否を決定し、
    前記A/D変換値が前記所定の判定レベルを連続して超える期間が、予め設定されている規定の期間を超えた場合に、撮影を実行する制御を行うことを特徴とするカメラの制御方法。
  3. 音声の入力に応動して撮影を実行する音声トリガー撮影機能と、マイクから入力された音声情報を記録媒体に記録する機能と、前記記録媒体に記録されている音声データを音声として再生する機能と、を有するカメラにおいて、
    前記マイクからの音声信号の入力経路が録音用の信号入力経路と音声トリガー信号の検出を行う入力経路とに分岐され、この分岐された経路のうち前記録音用の信号入力経路とは異なる系統の入力経路に入力された音声信号から得られるA/D変換値が示す信号レベルと、前記A/D変換値が所定の判定レベルを連続して超えた期間との組合せによってレリーズ許可の可否を決定し、
    前記A/D変換値が前記所定の判定レベルを連続して超える期間が、予め設定されている規定の期間を超えた場合に、撮影を実行する制御を行うことを特徴とするカメラの制御方法。
  4. 前記音声トリガー撮影機能において、入力される音声から撮影実行の可否を決定する音声トリガー検出条件を複数種類準備し、これら複数の音声トリガー検出条件の中から、ユーザーが所望の条件を選択可能に構成したことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のカメラの制御方法。
  5. 無操作状態が一定時間継続すると自動的にパワーオフ動作を行うオートパワーオフ機能を実現する電源制御手段と、
    音声を電気信号に変換して取り込むマイクと、
    前記マイクから入力された音声情報を記録媒体に記録する手段と、
    前記記録媒体に記録されている音声データを音声として再生する手段と、
    前記マイクからの音声入力に応動して撮影を実行する音声トリガー撮影機能を実現する撮影制御手段と、
    前記音声トリガー撮影機能による音声入力待ち受け状態では、前記オートパワーオフ機能をOFF状態に制御する制御手段と、を備え、
    前記マイクからの音声信号の入力経路が録音用の信号入力経路と音声トリガー信号の検出を行う入力経路とに分岐されており、この分岐された経路のうち前記録音用の信号入力経路とは異なる系統の入力経路に入力された音声信号から得られるA/D変換値が示す信号レベルと、前記A/D変換値が所定の判定レベルを連続して超えた期間との組合せによってレリーズ許可の可否が決定され、
    前記A/D変換値が前記所定の判定レベルを連続して超える期間が、予め設定されている規定の期間を超えた場合に、撮影を実行する制御が行われることを特徴とするカメラ。
  6. 撮影画像を表示可能な画像表示手段と、
    撮影直後当該撮影画像を記録媒体に記録する前に前記撮影画像を前記画像表示手段に表示して記録の可否を選択させ、指示入力手段から入力される記録実行の指示に応じて前記撮影画像を前記記録媒体に記録する処理を行うプレビュー機能を実現するプレビュー制御手段と、
    音声を電気信号に変換して取り込むマイクと、
    前記マイクから入力された音声情報を記録媒体に記録する手段と、
    前記記録媒体に記録されている音声データを音声として再生する手段と、
    前記マイクからの音声入力に応動して撮影を実行する音声トリガー撮影機能を実現する撮影制御手段と、
    前記音声トリガー撮影機能による音声入力待ち受け状態では、前記プレビュー機能をOFF状態に制御し、前記指示入力手段からの記録実行の指示入力を待たずに前記撮影画像の記録処理を行うように制御する制御手段と、を備え、
    前記マイクからの音声信号の入力経路が録音用の信号入力経路と音声トリガー信号の検出を行う入力経路とに分岐され、この分岐された経路のうち前記録音用の信号入力経路とは異なる系統の入力経路に入力された音声信号から得られるA/D変換値が示す信号レベルと、前記A/D変換値が所定の判定レベルを連続して超えた期間との組合せによってレリーズ許可の可否が決定され、
    前記A/D変換値が前記所定の判定レベルを連続して超える期間が、予め設定されている規定の期間を超えた場合に、撮影を実行する制御が行われることを特徴とするカメラ。
  7. 音声を電気信号に変換して取り込むマイクと、
    前記マイクから入力された音声情報を記録媒体に記録する手段と、
    前記記録媒体に記録されている音声データを音声として再生する手段と、
    前記マイクからの音声入力に応動して撮影を実行する音声トリガー撮影機能を実現する撮影制御手段と、を備え、
    前記マイクからの音声信号の入力経路が録音用の信号入力経路と音声トリガー信号の検出を行う入力経路とに分岐されており、この分岐された経路のうち前記録音用の信号入力経路とは異なる系統の入力経路に入力された音声信号から得られるA/D変換値が示す信号レベルと、前記A/D変換値が所定の判定レベルを連続して超えた期間との組合せによってレリーズ許可の可否が決定され、
    前記A/D変換値が前記所定の判定レベルを連続して超える期間が、予め設定されている規定の期間を超えた場合に、撮影を実行する制御が行われることを特徴とするカメラ。
  8. 前記音声トリガー撮影機能において、入力される音声から撮影実行の可否を決定する音声トリガー検出条件が複数種類用意されており、これら複数の音声トリガー検出条件の中から、ユーザーが所望の条件を選択する選択手段を備えていることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載のカメラ。
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