JP2001005085A - カメラの表示装置 - Google Patents

カメラの表示装置

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JP2001005085A
JP2001005085A JP11178423A JP17842399A JP2001005085A JP 2001005085 A JP2001005085 A JP 2001005085A JP 11178423 A JP11178423 A JP 11178423A JP 17842399 A JP17842399 A JP 17842399A JP 2001005085 A JP2001005085 A JP 2001005085A
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寿宏 浜村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源投入時に特別な表示ができるカメラの表示
装置を提供する。 【構成】透光性を有する絵文字124a〜124hが形
成されたモード盤123と、モード盤123の周囲を回
転して、指標127がいずれかの絵文字を指し示す位置
で停止するベゼル125と、モード盤123の背面から
絵文字124a〜124hを照明するピクチャーモード
表示LED51a〜51hを備え、CPU11は、メイ
ンスイッチSWMがオンされたときに、指標127が特
定の絵文字124aまたは124hを指し示す位置で停
止していることを条件に、ピクチャーモード表示LED
51a〜51hを順番に点灯させ、全てを点灯させた後
に点灯した順番に消灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、カメラの表示装置、特に
カメラの電源投入時の表示に特徴を有する表示装置に関
する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】近年のカメラは、カメラ
の機能を表示するLED、LCDなどの表示装置を備え
ている。カメラの電源投入後、設定されている機能、例
えば露出モードなどがこの表示装置に表示される。しか
し、従来の表示装置は、電源投入後、通常表示態様によ
る表示が始まるが、通常表示態様だけでは、露出モード
など、撮影に重要な機能について何が設定されているか
否かなどを使用者が容易に認識できる表示態様による表
示をすることがなかった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、電源投入時に特別な表示がで
きるカメラの表示装置を提供することを目的とする。
【0004】
【発明の概要】この目的を達成する本発明は、電気的駆
動によって任意の表示態様で表示する表示手段を備えた
カメラにおいて、カメラの電源がオンされたときは、該
電源がオン状態にあるときの表示態様とは異なる特定の
表示態様で前記表示手段に表示させる表示制御手段を備
えたこと、に特徴を有する。この構成によれば、使用者
に電源がオンしたことを明確に知らせることができると
ともに、所望の情報を知らせる表示態様とすることがで
きる。複数の絵文字が表示された表示部材と、前記表示
部材に対して移動自在に形成され、停止位置で前記複数
の絵文字の一つを指し示す指標を備えた操作部材とを備
え、表示手段は、操作部材の指標によって指し示された
絵文字を照明する照明手段を備え、表示制御手段は、こ
の各照明手段を異なる表示態様で点灯制御する。絵文字
の中の特定の絵文字は、前記操作部材の指標によって指
し示されたときに他の複数の絵文字に対応するモードの
中から所定の条件を満足するモードを自動選択する自動
選択モードを表示する。ここでカメラの電源がオン状態
のときに前記照明制御手段は、前記操作部材の指標によ
って特定の絵文字が指し示されたときに該特定の絵文字
と前記自動選択したモードに対応する他の絵文字の照明
手段を点灯させ、操作部材の指標によって特定の絵文字
以外の絵文字が指し示されたときには、該指し示された
絵文字の照明手段を点灯させ、電源がオンしたときに照
明制御手段は、操作部材の指標によって特定の絵文字が
指し示されているときのみ、照明手段を順に点灯させ、
全てを点灯させた後に、点灯させた順に消灯させるパタ
ーン表示、または各照明手段を所定の順序で点灯、消灯
させる。所定の順序は、各照明手段をランダムに点灯、
消灯させるランダム表示の選択を可能にする。所定の順
序で点灯、消灯させる表示態様は、前記各照明手段を順
に点灯させ、全てを点灯させた後に、点灯させた順に消
灯させるパターン表示と、前記各照明手段をランダムに
点灯、消灯させるランダム表示とから選択する選択手段
を備えることができる。さらに本発明は、前記絵文字の
中の特定の絵文字が、前記操作部材の指標によって指し
示されたときに他の複数の絵文字に対応するモードの中
から所定の条件を満足するモードを自動選択する自動選
択モードを表示していて、カメラの電源がオン状態のと
きに前記照明制御手段は、前記操作部材の指標によって
特定の絵文字が指し示されているときに該特定の絵文字
と前記自動選択したモードに対応する他の絵文字の照明
手段を点灯させ、前記操作部材の指標によって前記特定
の絵文字以外の絵文字が指し示されているときには該指
し示された絵文字の照明手段を点灯させ、前記電源がオ
ンしたときに前記照明制御手段は、前記操作部材の指標
によって前記特定の絵文字が指し示されているときの
み、前記各照明手段を電源オン状態のときとは異なる表
示態様で点灯制御することができる。この構成によれ
ば、電源オン時に異なる表示態様で点灯制御されたとき
には、特定の絵文字に対応する自動選択モードが選択さ
れていることを容易に知らせることができる。電源オン
時に異なる表示態様で点灯制御するのは、使用者に注意
を促したいモード、機能が選択されているときとするの
が望ましい。また本発明は、電源オン時に前記特定態様
で表示させるかさせないかの設定を可能とし、表示させ
るときは規則的か不規則かを設定できる構成にすれば、
使用者の好み、使用環境に応じた表示が可能になる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明を説明
する。図1は、本発明を適用したAF(自動焦点)一眼
レフカメラのカメラボディの実施の形態の外観を示す斜
視図である。カメラボディ101の上飾り板103上に
は、カメラボディ101に向かって左側にレリーズボタ
ン105が設けられ、その後方にメインスイッチボタン
107、撮影枚数、シャッタ速度、絞り値などの撮影情
報を表示する外部LCD109が設けられ、ほぼ中央の
ペンタ部には内蔵フラッシュ装置の発光部111が設け
られ、その後方にアクセサリーシュー113が設けられ
ている。発光部111は、詳細は図示しないが、反射
傘、クセノン管およびフレネルレンズを備えた発光部筐
体がペンタプリズム上部にポップアップ機構によって支
持されていて、このポップアップ機構により、図1の収
納位置と、ペンタプリズム上方であって、発光部面が被
写体方向を向くポップアップ位置(発光位置)とに移動
可能である。なお、ポップアップ機構は、発光部111
を常時ポップアップ方向に移動付勢するばね部材と、発
光部111が収納位置に移動したときにばね部材の付勢
力に抗して発光部111を収納位置に係止する係止機構
を備えている。
【0006】さらに上飾り板103の右側には、複数の
露出モードの中から一つのプログラムモードを選択操作
する操作手段としてモードダイヤル121が設けられて
いる。カメラボディ101の正面には、撮影レンズを装
着するボディマウント115、装着された撮影レンズ6
1のレンズCPU63との間で通信を実行してレンズ情
報、例えば開放絞り値、焦点距離などの情報を入力する
ボディ接点群117が設けられている。
【0007】モードダイヤル121は、上飾り板103
に対して固定された、複数の絵文字が表示された円形の
モード盤(表示板)123と、そのモード盤123の外
周に回転自在に装着されたベゼル125を備えている。
このベゼル125には指標127が設けられていて、こ
の指標127は、モード盤123の表面に設けられた絵
文字群123a、123bの一つを指し示す位置で停止
するように形成されていて、指標127が指し示す絵文
字に対応するモードが選択される。一方の絵文字群12
3aは半透明に形成されていて、指標127で指し示さ
れた絵文字を、モード盤123の背面(ボディ内側)か
ら発光素子によって照明し、光らせることに特徴を有す
る。他方の絵文字群123bは照明を有していない。一
方の絵文字群123aは、両端の絵文字がオートピクチ
ャモード(自動選択撮影モード)、発光禁止オートピク
チャモード(発光禁止自動選択撮影モード)を表示し、
その間の絵文字が標準モード、人物モード、風景モー
ド、近接モードおよび動体モードおよび夜景モードを表
示している。
【0008】このカメラボディ101の制御系の構成に
ついて、図2および図3に示したブロック図を参照して
より詳細に説明する。カメラボディ101は、カメラの
動作を統括的に制御するCPU11を備えている。CP
U11は、カメラの機能に関するプログラム等が書き込
まれたROMおよび各種パラメータ、レンズ情報などを
一時的に記憶するRAMを内蔵している。さらにCPU
11には、撮影枚数や、各種書き換え可能なパラメー
タ、モードを書き込むEEPROM39が接続されている。C
PU11には、カメラボディ101のバッテリ室(図示
せず)に装填されたバッテリ13の電圧が電圧レギュレ
ータ15を介して定電圧として供給される。CPU11
は、電圧レギュレータ15から供給された定電圧によっ
て発振子17を作動させ、発振子17から出力されるク
ロックパルスに同期して動作する。
【0009】CPU11には、スイッチ手段として、メ
インスイッチSWM、測光スイッチSWS、レリーズス
イッチSWR、強制ポップアップスイッチSWPu、ポ
ップアップ検知スイッチSWPud、ベゼル125に連
動するモードダイヤルスイッチSWModが接続されて
いる。
【0010】メインスイッチSWMはメインスイッチボ
タン107に連動するスイッチであって、スイッチボタ
ン107がオン操作されてメインスイッチSWMがオン
するとCPU11が起動する。そしてCPU11は、周
辺部材に電力供給するとともに、操作されたスイッチに
応じた処理を開始する。
【0011】測光スイッチSWSおよびレリーズスイッ
チSWRはそれぞれレリーズボタン105に連動し、レ
リーズボタン105の半押し、全押しでそれぞれオンす
るスイッチである。測光スイッチSWSがオンするとC
PU11は、測光用IC41から測光信号を入力して被
写体輝度を求め、選択された露出モードで最適なシャッ
タ速度および絞り値を算出するAE演算を実行し、さら
に位相差方式のAF用CCD33から被写体像のビデオ
信号を入力してデフォーカス量を演算し、モータドライ
バIC27を介してAFモータ29を駆動して、撮影レ
ンズ61の焦点調節レンズ群Lを合焦位置まで移動させ
るAF処理を実行する。AFモータ29の回転は、ジョ
イント30を介して撮影レンズ61のジョイント66に
伝達され、このジョイント66を介して焦点調節機構6
7を駆動して焦点調節レンズ群Lを合焦位置に移動させ
る。焦点調節レンズ群Lの移動量は、AFモータ29の
回転に連動してAFパルスを出力するAF用フォトイン
タラプタ31のパルス数として求め、AF用フォトイン
タラプタ31が出力するAFパルス数によってAFモー
タ29の駆動量を制御する。なお、測光用IC41はい
わゆる分割測光センサを備えていて、撮影範囲を複数の
エリアに分割して各測光エリア毎に分割測光ができる。
【0012】レリーズスイッチSWRがオンするとCP
U11は、ミラーをアップさせるとともに、AE演算で
設定した絞り値に基づいて絞り制御回路37を作動させ
て撮影レンズ61の絞りを絞り込み、シャッタ速度に基
づいてシャッタ回路35を作動させて露出する。露出が
終了すると、モータドライバIC19を介してメカチャ
ージモーター21を作動させて、ミラーをダウンさせ、
シャッタ機構の先幕、後幕走行ばねをチャージさせる。
さらにCPU11は、モータドライバIC23を介して
フィルムモータ25を作動させてフィルムを1コマ分巻
き上げる。
【0013】強制ポップアップスイッチSWPuは、カ
メラボディ101の発光部111近傍に設けられた強制
ポップアップボタン(図示せず)に連動するスイッチで
ある。強制ポップアップスイッチSWPuがオンすると
CPU11は、スイッチングトランジスタTr1をオンし
てポップアップマグネットPuMgに通電し、発光部1
11を係止している係止機構の係止を解除させる。する
と発光部111は、不図示のばね部材の付勢力によって
発光位置までポップアップする。CPU11は、発光部
111が発光位置までポップアップしたときにオンする
ポップアップ検知スイッチSWPudを介して、発光部
111が発光位置までポップアップしたことを検知す
る。ポップアップ検知スイッチSWPudは、発光部1
11がポップアップ位置から収納位置方向に移動してい
るときはオフする。
【0014】また、本発明の実施の形態は、CPU11
が測光用IC41から得た被写体輝度データ、フィルム
ISO感度データ等に基づいて被写体が低輝度であると判
断したときは、ポップアップマグネットPuMgに通電
して発光部111をポップアップさせて露光時に自動発
光させることができる。なお、アクセサリーシュー11
3に外部フラッシュ71が装着されているときは、発光
部111をポップアップさせると発光部111が外部フ
ラッシュ71に衝突する可能性があるので発光部111
はポップアップさせずに、外部フラッシュ71を内蔵フ
ラッシュ同様に発光制御する。
【0015】モードダイヤルスイッチSWModは、ベ
ゼル125の回転停止位置に応じてオン/オフする、4
ビットのコードスイッチであって、CPU11は、その
オン/オフの組合せでベゼル125の停止位置、つまり
ベゼル125の指標127が指し示す一つの絵文字群1
23a、123bの絵文字に対応するモード、機能また
はパラメータを選択する。
【0016】CPU11には、撮影情報など、撮影に必
要な情報を表示する表示手段として、外部LCD109
およびファインダ内LCD45が接続されている。CP
U11は、メインスイッチボタン107と連動するメイ
ンスイッチSWMがオフした状態では、ファインダ内L
CD45には何も表示せず、外部LCD109には撮影
前に必要な情報を表示する。撮影前に必要な情報とは、
例えば、フィルムが装填されているか否か、装填されて
いないときはその旨、装填されているときは正常に巻き
上げられているか否か、ローディング中はローディング
状態、正常に巻き上げているときは撮影枚数、撮影終了
して巻き戻しているときはその巻き戻し状態、巻き戻し
が完了したときは巻き戻し完了状態があり、それぞれの
状態に応じた表示をする。メインスイッチSWMがオン
した状態では、外部LCD109には撮影枚数の他、選
択されたシャッタ速度、モードなどを表示し、ファイン
ダ内LCD45には、測光スイッチSWSが半押しされ
るまで、またはモードダイヤル121が操作され、AE
演算処理が実行されるまで何も表示しない。AE演算処
理後は、外部LCD109およびファインダ内LCD4
5に演算された最適シャッタ速度、絞り値など撮影に有
用な情報を表示する。
【0017】ファインダ内LCD45は、その液晶パネ
ルが表示した情報を照明する照明手段として緑色LED
47aおよび赤色LED47bを備えている。CPU1
1は、通常の撮影状態では緑色LED47aをオンする
が、使用者に警告した方がよいとき、例えばシャッタ速
度が手ブレ限界速度よりも遅いときなど、所定の警告時
には赤色LED47bの方をオンして赤色表示し、照明
色の変化によって使用者に注意を促す。
【0018】さらにCPU11には、モードダイヤル1
21の絵文字を光らせる照明手段としてのピクチャーモ
ード表示LED51(ピクチャーモード表示LED51
a〜51h)を独立して駆動するトランジスタTrが接
続されている。本発明の実施の形態では、メインスイッ
チSWMがオンしたときや、ベゼル125によっていず
れかのプログラムモードが選択されたときなどに、それ
ぞれ対応する形態でトランジスタTrをオンして各ピク
チャーモード表示LED51a〜51hを点灯して選択
された撮影モードを表示する。
【0019】カメラボディ101にレンズCPU63を
備えた撮影レンズ61が装着されているときは、CPU
11はレンズCPU63との間でレンズデータ通信を実
行し、焦点距離、撮影レンズ61がズームレンズの場合
は現在の焦点距離、撮影距離(焦点調節レンズ群Lの位
置)、開放絞り値などのレンズデータを入力する。レン
ズCPU63は、焦点距離コード板64を介して焦点距
離を検知し、距離コード板65を介して撮影距離(焦点
調節レンズ群Lの位置)を検知し、カメラボディ101
のCPU11に通信する。
【0020】『モードダイヤル121の構成』モードダ
イヤル121の構成について、図4、図5、図6および
図7を参照してより詳細に説明する。図4の(A)、
(B)、(C)は、モードダイヤル121を構成する主
要部品の正面(平面)図、図5はモードダイヤル121
の分解斜視図、図6はカメラボディ101に搭載された
モードダイヤル121をほぼ中央で横方向に縦断してカ
メラボディ後方から見た断面図、図7はカメラボディ1
01に搭載されたモードダイヤル121をほぼ中央で前
後方向に縦断してカメラボディ横方向から見た断面図で
ある。
【0021】モード盤123の表面には、光る絵文字群
123aとして絵文字(アイコン)124a〜124h
が形成され、光らない絵文字群123bとして絵文字1
24i〜124mが形成されている。絵文字モード盤1
23は、半透明、例えば乳白色の合成樹脂盤で形成し、
表面に黒塗装を施し、レーザ加工によって黒塗装をとば
して光が通る絵文字124a〜124hをほぼ同心円上
に沿って所定間隔で、ほぼ半分の領域に形成してある。
モード盤123の表面にはさらに、絵文字124a〜1
24hの下部に、黒塗装の上に印刷によって光を透過し
ない絵文字124i〜124mをほぼ同心円上に沿って
所定間隔で形成してある。本実施例では、8個のプログ
ラム露出モードを透光性の絵文字124a〜124hで
表示し、5個のシャッタ優先モード、絞り優先モード、
マニュアル露出モード、ISO感度設定モードおよび合焦
音有り/無し設定モードを遮光性の絵文字124i〜1
24mで表示するように形成されている。絵文字124
a〜124hは、両端の絵文字124a、124hが発
光禁止オートピクチャモード(発光禁止自動選択撮影モ
ード)、オートピクチャモード(自動選択撮影モード)
を表示し、その間の絵文字124b〜124gがそれぞ
れ、夜景モード、動体モード、近接モード、風景モー
ド、人物モードおよび標準モードを表示している。ま
た、絵文字124hは、オートピクチャーモードを識別
するAUTO/PICTの白抜き文字124h1が透光性部分で
形成され、これを囲む枠124h2が印刷によって形成
されている。なお、オートピクチャーモードとは、CP
U11がレンズCPU63から入力したレンズデータに
基づき所定の演算を行い自動的にピクチャーモード(プ
ログラム露出モード)を設定するモードである。
【0022】一方、ベゼル125は、その指標127が
各絵文字124a〜124mを指し示す位置で停止でき
るクリックストップ機構が設けられている。そしてこの
ベゼル125が指し示す絵文字124a〜124mに対
応するモードが選択されるように、ベゼル125に連動
するモードダイヤルスイッチSWModが設けられてい
る。
【0023】ここで、オートピクチャモードは、動体モ
ード、近接モード、風景モード、人物モードおよび標準
モードの中から所定条件に適合したプログラム露出モー
ドを選択するモードであり、このオートピクチャモード
によって選択されたプログラム露出モードでは、被写体
低輝度時などの場合には内蔵フラッシュ53を自動発光
させる。発光禁止オートピクチャモードは、プログラム
露出モードの選択に関してはオートピクチャーモードと
同一のモードであるが、選択したプログラム露出モード
において内蔵フラッシュのオートポップアップ、自動発
光、外部ストロボの自動発光を禁止する点が相違するモ
ードである。
【0024】モード盤123は、絵文字124a〜12
4hを照明する発光素子としてのLED51a〜51h
を保持するLED盤135の表面に固定される(図6、
7)参照)。LED盤135には、各絵文字124a〜
124hに対向する位置にピット135a〜135hが
形成されていて、各ピット135a〜135h内に、フ
レキシブルプリント基板137上に直付けされたLED
51a〜51hが配置されている。フレキシブルプリン
ト基板137はLED盤135の背面に固定され、リー
ド部がカメラボディ101内に引き回され、制御回路
(CPU11)に接続されている。なお、LED盤13
5の背面にはLED盤135の軸穴135iを共通軸穴
とする軸部136が一体に形成されている。
【0025】さらにLED盤135には、軸穴135i
から、ピット135a〜135hを有さない領域に広が
る扇形のクリックばね収容穴135jが形成されていて
いる。このクリックばね収容穴135jに、ベゼル12
5のクリックストップ機構を構成する、クリックばね
(板ばね)131が収納され、クリックばね131の一
端部が軸部136の上端面にねじ161によって固定さ
れている(図7参照)。クリックばね131の一端部に
は一対の位置決め穴131bが形成され、クリックばね
収容穴135j内に位置する軸部136の端面にはこれ
らの位置決め穴131bが嵌合する一対の位置決めピン
136aが突設されている。位置決め穴131bを位置
決めピン136aに嵌合させることで、クリックばね1
31の位置決めおよび固定を容易にしている。このよう
に本実施例では、LED盤135のピット135a〜1
35hを有さない領域にクリックばね131の装着を可
能にしたので、モード表示LED51とクリックばね1
31を略同一平面に位置させることが可能になり、省ス
ペースを図ることが可能になった。
【0026】ベゼル125は、中心に軸穴126aを有
する底部126を備えた有底の円筒状に形成されてい
る。そして底部126の上面に、複数のクリック穴12
5aが同一円周上に所定間隔で形成されている。このク
リック穴125aと、クリックばね131に形成された
クリックボール穴131aとの間に、クリックボール1
33が装着される(図7参照)。
【0027】底部126の下面には、ベゼル125の外
径よりも細い細軸部126bが突出形成されている。こ
の細軸部126bとベゼル125の底面周縁部とで形成
される段部が、上飾り板103に形成された装着穴10
3aに回動自在に嵌合される(図6、7参照)。装着穴
103aからボディ内に臨む細軸部126bの下端面に
は、抜け止め用のベゼル親板141およびブラシ143
が、カメラボディ101内方から細軸部126bの下端
面にねじ込まれるねじ165によって固定される。ベゼ
ル125は、ベゼル親板141によって上飾り板103
から抜け止めされた状態で、装着穴103aの中心を軸
心として自在に回転する。
【0028】ベゼル125の下方には、上面にコード板
149が固定されたコード板台149が固定される。コ
ード板台149の上面にはコード部148が固定されて
いて、このコード部148を、ベゼル125に固定され
たブラシ143の接触片143a、143bが弾性的に
接触し、ベゼル125が回転すると摺接する。
【0029】そしてベゼル125内に、カメラボディ1
01外側から、環状の絶縁スペーサ139を介してLE
D盤135が装着される(図6、7参照)。したがっ
て、いずれかのクリック穴125aにクリックボール1
33を乗せた状態で、クリックばね131のクリックボ
ール穴131aからクリックボール133を見ながら位
置合わせし、クリックばね131を固定したLED盤1
35の軸部136を軸穴126aに挿入できるので、ク
リックばね131およびクリックボール133の装着作
業が容易になった。しかも、クリックばね131の付勢
力は、ベゼル125とLED盤135とを離反させる方
向、つまり、ベゼル125を上飾り板103に押えつけ
る方向に働くので、ベゼル125と上飾り板103との
隙間が開き難く、ガタも防止される。
【0030】LED盤135は、上飾り板103に対す
る位置決めがされた後、軸部136の端面136aにボ
ディの内方からコード板台149の穴149aを貫通し
てねじ込まれたねじ163によって、コード板台149
に固定される(図6参照)。
【0031】モード盤123には、背面中央に軸部12
3cが一定に形成されている。モード盤123は、カメ
ラボディ101の外方から、この軸部123cをLED
盤135の軸穴135iを貫通させてLED盤135上
に、絵文字124a〜124hとピクチャーモード表示
LED51a〜51hとが位置決めされた状態で乗せら
れる。そして、LED盤135の軸筒136端面を貫通
してモード盤123の軸部123cにねじ167がねじ
込まれ、このねじ167によってモード盤123がLE
D盤135に対して固定される。
【0032】以上の構成により、ベゼル135は、カメ
ラボディ101の構造部材である上飾り板103に対し
てコード板台149を介して固定されたモード盤123
およびLED盤135の周囲を回転する。ここで、コー
ド板台149の上面にはコード板147が固定されてい
る。このコード板147は、同心円状のコード部148
を備えていて、このコード部148上を、ブラシ143
の接触片143a、143bが摺接する。接触片143
a、143bは中心角で約90度離反されている。コー
ド部148は、3種類の異なる半径の導通部分を有し、
これらが円周方向に所定間隔、所定の中心角範囲で分割
されている。接触片143a、143bは、それぞれ異
なる半径上に位置する3個の接触片を備えている。コー
ド部148の一つは共通グランドであって、この共通グ
ランドと他の4個のコード部とを接触片143a、14
3bによって導通させることで、4ビットの信号を形成
している。つまり、コード部148の複数の導通部を接
触片143a、143bによって導通させてコード部1
48の各コードに電位差を発生させ、コード部148の
電位差の組合せで接触片143a、143bの位置、つ
まりLED盤135の停止位置を検知できるように形成
してある。本実施例では、ブラシ143とコード部14
8とで4ビットのモードダイヤルスイッチSWModを
構成している。なお、クリックばね131、クリックボ
ール133およびクリック穴125aからなるクリック
ストップ機構は、指標127が絵文字124a〜124
mのいずれかを指し示す位置にクリックストップするよ
うに形成され、かつそれぞれのクリックストップ位置に
おいてコード部148が異なる組合せの4ビット信号を
生成するように形成されている。CPU11は、この4
ビット信号を検知して、対応するピクチャーモード表示
LED51a〜51hを点灯させる。このコード部14
8およびブラシ143が、モードダイヤルスイッチSW
Modを構成している。
【0033】以上は、露出モードを選択することを主要
機能とするモードダイヤル121の一例であるが、本発
明は、シャッタ速度をマニュアル設定するいわゆるシャ
ッタダイヤルに適用することができる。その表示の一実
施例を図8に示した。この実施例ではモード表示盤12
3′上に、シャッタ速度の逆数のシャッタ速度群124
sを透光性部として形成し、シャッタ速度オート、フラ
ッシュ(X接点)同調速度Xおよびバルブの文字群12
4tを印刷によって形成してある。ベゼル125′の指
標127′をシャッタ速度群124sの数字に合わせる
と、指標127′で指し示された数字のバックライト
(LED)が点灯して数字が明るく光り、または浮き上
がって見えるように構成されている。指標127′を文
字群124tのシャッタ速度オートに合わせると、シャ
ッタ速度群124sの数字のバックライトのうちCPU
11によりAE演算結果に基づいて設定されたものが点
灯して設定されたシャッタ速度を視認することができ
る。
【0034】また、図示実施例では表示部材としてのモ
ード盤123の周囲を操作部材としてのベゼル125が
回転する構成であるが、本発明はこれに限定されず、例
えばベゼルの125の外側を囲むように絵文字124a
〜124mを設けてもよい。また、光る絵文字群123
a(絵文字124a〜124h)はそれぞれ、LEDの
射出面に直接描いてもよい。さらに、照明手段はLED
に限定されない。
【0035】モードダイヤル121を備えた一眼レフカ
メラ(カメラボディ101)の動作について、図9から
図13に示したフローチャートを参照してより詳細に説
明する。これらのフローチャートは、CPU11が、内
蔵ROMに書き込まれたプログラムによって制御する処
理である。
【0036】『メイン処理』図9は、カメラボディ10
1のメイン処理であって、バッテリが装填されていると
きの処理である。バッテリ室にバッテリ13が装填さ
れ、バッテリ蓋が閉じられると、CPU11は各入出力
ポート、内蔵RAMなどを初期化し(S11)、各入出
力ポートに接続された周辺回路を初期化し(S13)、
基準タイマをスタートさせる(S15)。以上の処理
は、バッテリが装填されたときに入るが、バッテリが装
填されている状態では、以下の処理を繰り返す。
【0037】まず、250ms(ミリ秒)インターバルタイ
マをスタートさせ(S17)、各スイッチのオン/オフ
状態を入力してメインスイッチSWMがオンしているか
どうかをチェックする(S19、S21)。250msイン
ターバルタイマは、メインスイッチSWMがオンしたか
どうかをCPU11が定期的にチェックする周期を設定
するタイマである。
【0038】メインスイッチSWMがオフしているとき
は(S21;N)、外部LCD109に電源オフ時の表
示をし、ピクチャーモード表示LED51を消灯させる
(S23、S25)。そして250ms経過するのを待ち
(S27)、経過したら(S27;Y)、S17に戻っ
て再び250msインターバルタイマをスタートさせてS1
9〜S27の処理を繰り返す。以上のS17〜S27の
処理を、メインスイッチSWMがオフしている間繰り返
す。
【0039】メインスイッチSWMがオンすると(S2
1;Y)、前回メインスイッチSWMがオフしていたか
どうかをチェックし(S29)、前回オフしていたら、
つまりメインスイッチSWMがオンされて1回目の処理
のときは、ピクチャーモード表示LED51の点灯によ
るオープニング表示処理を実行する(S29;Y、S3
1)。オープニング表示処理は、詳細は後述するが、ピ
クチャーモード表示LED51の各LED51a〜51
hを所定のアルゴリズムで順番に点灯させ、消灯する
(最後にベゼル125で選択されているプログラムモー
ドに対応するピクチャーモード表示LED51のみを点
灯させる)表示処理である。メインスイッチSWMが前
回オフしていなければオープニング表示処理をスキップ
してS33に進む(S29;N、S33)。
【0040】S33のステップでは、内蔵フラッシュポ
ップアップ処理を実行する。内蔵フラッシュポップアッ
プ処理とは、ここでは、強制ポップアップスイッチSW
PuがオンしていればポップアップトランジスタTr1を
オンしてポップアップマグネットPuMgに通電し、内
蔵フラッシュ53の発光部111をポップアップさせる
処理である。
【0041】ポップアップ検知スイッチSWPudがオ
ンしていたら、つまり発光部111がポップアップして
いたら、内蔵フラッシュ充電処理を実行してS39に進
み(S35;Y、S37、S39)、ポップアップ検知
スイッチSWPudがオンしていなければ充電処理をス
キップしてS39に進む(S35;N、S39)。
【0042】S39のステップでは、電源オン時のLC
D表示処理を実行する。電源オン時のLCD表示処理で
は、外部LCD109には、設定されたシャッタ速度な
どの撮影に有用な情報を表示し、ファインダ内LCD4
5には何も表示しない。
【0043】そして、測光スイッチSWS、レリーズス
イッチSWRがオンしているかどうかをチェックする
(S41、S43)。いずれのスイッチもオンしていな
ければ(S41;N、S43;N)、モードダイヤルス
イッチSWModの状態が変化したかどうかをチェック
し(S45)、変化していなければS27に戻る(S4
5;N、S27)。
【0044】測光スイッチSWSまたはレリーズスイッ
チSWRがオンしているか、若しくはモードダイヤルス
イッチSWModの状態が変化していれば、S49に進
む(S41;Y、S49、またはS43;Y、S49、
若しくはS45;Y、S49)。
【0045】S49のステップでは、測光タイマ設定処
理を実行する。この測光タイマ設定処理は、250msイ
ンターバルタイマよりも短いインターバルでスイッチチ
ェック処理などを実行しながらレリーズスイッチSWR
がオンするのを待ち、所定回数スイッチチェック処理を
実行してもレリーズスイッチSWRがオンしないときに
S17のステップに戻るための、インターバルタイマお
よびチェック回数を設定する処理である。本実施例のイ
ンターバルタイマは125msインターバルタイマであ
り、チェック回数は80回であり、チェック回数はカウ
ンター(COUNTER)にセットされる。
【0046】測光タイマ設定処理を実行したら(S4
9)、125msインターバルタイマをスタートさせる
(S51)。そして、各スイッチのオン/オフ状態を入
力してメインスイッチSWMがオンしているかどうかを
チェックする(S53、S55)。メインスイッチSW
Mがオフしているときは、S89に抜けて発光禁止フラ
グをクリアし、ファインダ内LCDバックライトを消灯
し(S91)、ピクチャーモード表示LED51を消灯
して(S93)、S17に戻る。メインスイッチSWM
がオンしているときは、以下の処理を実行する。
【0047】まず、撮影レンズ61から、開放F値、現
在の焦点距離、内蔵フラッシュケラレ情報などのレンズ
データを入力する(S57)。測光IC41から測光値
(被写体輝度Bv)を入力し(S59)、設定絞り値を
入力する(S61)。設定絞り値は、撮影レンズ61の
絞り環によって設定された絞り値を、絞り値検出ボリュ
ーム43の抵抗値から検出する。撮影レンズ61の絞り
環がオート(A)位置の場合は、絞り値検出ボリューム
43の抵抗値の情報は用いず、次のステップS63で実
行されるAE演算処理において絞り値Avを演算する。
【0048】次に、AE演算処理によってシャッタ速度
Tvおよび絞り値Avを演算する(S63)。AE演算
処理では、詳細は後述するが、測光値、フィルム感度、
露出補正値に基づいて、選択された露出モードに応じた
アルゴリズムによって適正なシャッタ速度Tv、絞り値
Avを演算し、設定する。
【0049】設定したシャッタ速度Tvおよび絞り値A
vに基づいて、内蔵フラッシュポップアップ処理を実行
する(S65)。内蔵フラッシュポップアップ処理は、
内蔵フラッシュ53の発光部111をポップアップする
かどうか判断し、ポップアップする場合はポップアップ
マグネットPuMgに通電して発光部111をポップア
ップさせる処理である。次に内蔵フラッシュ53の発光
部111がポップアップしたかどうかをチェックし(S
67)、ポップアップしていれば内蔵フラッシュ53に
充電処理を実行させてS71に進み(S67;Y、S6
9、S71)、ポップアップしていなければ充電処理を
スキップしてS71に進む(S67;N、S71)。
【0050】S71のステップでは、ファインダ内LC
D45、外部LCD109の表示処理を実行する。この
LCD表示処理では、外部LCD109には、設定され
たシャッタ速度などの撮影に有用な情報を表示し、ファ
インダ内LCD45には、合焦状態、設定されたシャッ
タ速度や、手ブレ警告、フラッシュ発光モードなど、使
用者がファインダを介して被写体を観察しているときに
有用な情報を表示する。
【0051】そして、ファインダ内LCDバックライト
点灯処理を実行する(S73)。この点灯処理では、詳
細は後述するが、通常の撮影条件のときは緑色LED4
7aを点灯し、手ブレ警告、合焦できないときなど、警
告を要するときは赤色LED47bを点灯する。さら
に、ピクチャーモード表示点灯処理を実行する(S7
5)。この表示点灯処理では、詳細は後述するが、オー
トピクチャーモード(自動選択モード)、または発光禁
止オートピクチャーモード(発光禁止自動選択モード)
が選択されていた場合に、S63のAE演算処理で選択
されたプログラムモードに対応するピクチャーモード表
示LED51を点灯する処理である。
【0052】点灯処理が終了すると、CCD33を駆動
して被写体像のビデオ信号を入力してAFモータ29の
駆動方向および駆動量を求めてAFモータ29を駆動
し、撮影レンズ61の焦点調節レンズ群Lを合焦位置ま
で移動させるAF処理を実行する(S77)。
【0053】次に、レリーズスイッチSWRがオンして
いるかどうかをチェックし(S79)、オンしていれば
レリーズ処理を実行してS49に戻る(S79;Y、S
95、S49)。レリーズスイッチSWRがオンしてい
なければ(S79;N)、125ms経過したかどうか
(125msインターバルタイマがタイムアップしたかど
うか)をチェックし(S81)、125ms経過するのを
待つ。125ms経過したら(S81;Y)、カウンター
(COUNTER)が0になったかどうかをチェックし(S8
3)、0になっていなければカウンターを1デクリメン
トしてS53に戻る(S83;N、S85、S53)。
つまり、メインスイッチSWMがオンでレリーズスイッ
チSWRがオフの間は、初期値80のカウンターの値が
0になるまでS53〜S85の処理を80回繰り返すの
である。なお、80回繰り返すと、10秒(125(ms)×8
0=10(sec.))経過する。
【0054】カウンターの値が0になったら(S83;
Y)、測光スイッチSWSがオンしているかどうかをチ
ェックし(S87)、測光スイッチSWSがオンしてい
たらS53に戻る(S87;Y)。つまり、10秒経過
しても、測光スイッチSWSがオンの間は、S53〜S
83、S87、S53の処理を繰り返すのである。測光
スイッチSWSがオンしていなかったら(S87;
N)、発光禁止フラグをクリアし(S89)、ファイン
ダ内LCDバックライトを消灯し(S91)、ピクチャ
ーモード表示LED51を消灯してS17に戻る(S9
3、S17)。ピクチャーモード表示LED51の消灯
とは、オートピクチャーモードまたは発光禁止オートピ
クチャーモードを選択している場合に、AE演算処理
(S63)で選択され、ピクチャーモード表示点灯処理
(S75)で点灯したプログラム露出モードに対応する
ピクチャーモード表示LED51を消灯する処理であ
る。
【0055】『オープニング表示処理』メイン処理(図
9)のS31のステップで実行されるオープニング表示
処理について、図10に示したフローチャートを参照し
てより詳細に説明する。本実施の形態のオープニング表
示処理は、メインスイッチSWMがオンされたときに、
モードダイヤル121によっていずれかのピクチャーモ
ードの絵文字が選択されているときに、ピクチャーモー
ド表示LED51a〜51hを一定のパターンで順番に
規則的に、あるいはランダム(不規則)に点灯し、消灯
させる処理である。パターンで点灯させるかランダムに
点灯させるか、あるいは点灯させないかは、使用者が所
定の操作をして選択し、選択結果をEEPROM39に書き込
む構成が望ましい。また、本実施例では、パターン表示
の場合は、ピクチャーモード表示LED51a〜51h
を所定時間間隔で順番に点灯し、全部点灯したら所定時
間待って、点灯した順番に所定時間間隔で順番に消灯
し、最後にベゼル125で選択されているプログラム露
出モードに対応するピクチャーモード表示LED51a
〜51hを点灯させることに特徴を有する。なお、本実
施例では、ベゼル125によってプログラム露出モード
以外のモード、例えばシャッタ優先露出モード、絞り優
先露出モード、マニュアル露出モード、またはISO感
度設定モード、合焦音有り/無し設定モードが選択され
ているときはなにも点灯させない。
【0056】オープニング表示処理に入ると、まず、レ
ンズ判別OKかどうか、つまり装着された撮影レンズが
CPUを搭載したピクチャーモード選択可能なレンズか
どうかをチェックする(S101)、レンズ判別OKで
なければそのままリターンし(S101;N)、レンズ
判別OKであればピクチャーモードのいずれかが選択さ
れているかどうかをチェックする(S101;Y、S1
03)。ピクチャーモードが選択されていなければその
ままリターンし(103;N)、ピクチャーモードが選
択されているときは、オープン表示有りか否かをチェッ
クする(S103;Y、S105)。オープン表示有り
でなければそのままリターンし(S105;N)、オー
プン表示有りであればパターン表示か否かをチェックす
る(S105;Y、S107)。パターン表示が選択さ
れていればパターン表示を実行するS111に進み(S
107;Y、S111)、パターン表示が選択されてい
なければランダム表示なのでランダム表示を実行するS
151に進む(S107;N、S151)。
【0057】パターン表示が選択されている場合は(S
107;Y)、50msインターバルタイマをスタートさ
せ、変数nに0をセットする(S111、S113)。
50msインターバルタイマは、ピクチャーモード表示L
ED51を点灯、消灯させる時間間隔の基準単位となる
タイマであり、変数nは、ピクチャーモード表示LED
51を点灯させる点灯データを指定する値である。変数
nの値と点灯データと点灯データの内容、つまり点灯さ
せるピクチャーモード表示LED51との関係を表にし
て、表1に示した。本実施例では、nは0〜23まで2
4個設定され、点灯データは15個設定されている。表
1において、黒丸は点灯することを示している。なおこ
の表のデータは、予めEEPROM39に書き込まれていて、
CPU11は、変数nに対応する点灯データ(アドレ
ス)のデータを読み込む。本実施例の各点灯データは8
ビットからなり、各位の1ビットデータがピクチャーモ
ード表示LED51a〜51hのオン/オフを指示して
いる。
【0058】
【表1】
【0059】次に、各スイッチのオン/オフ状態を入力
し(S115)、スイッチ変化があったかどうかをチェ
ックし(S117)、スイッチ変化がなければn番目の
データをEEPROM39から読み込んで、このデータに基づ
いてピクチャーモード表示LED51を点灯させる(S
119)。そして50ms経過したかどうかをチェック
し、50ms経過していなければS115に戻る(S12
1;N、S115)。50ms経過する前にスイッチ変化
があったときはS137に飛んで、ピクチャモード表示
LED51をすべて消灯させてリターンする(S11
7;Y、S137)。
【0060】50ms経過したときは、変数nを1インク
リメントし、nが点灯テーブルで設定された個数を越え
たかどうかをチェックする(S121;Y、S123、
S125)。変数nがテーブル個数以下のときはS11
5に戻る(S125;N)。そして、S119のステッ
プで、変数nに対応する点灯データを39から読み込ん
でその点灯データに基づいてピクチャーモード表示LE
D51を点灯させる。以上のS115〜S125の処理
を繰り返して、ピクチャーモード表示LED51aから
51hまで50ms間隔で順番に点灯させる。そして、ピ
クチャーモード表示LED51の全ての点灯を、50ms
×10=500ms維持してから、今度は点灯させた順に
50ms間隔で消灯させる。なお、点灯間隔、全点灯時
間、消灯間隔はこの時間に限定されず、点灯、消灯させ
る順番もこの逆でもよい。
【0061】変数nが点灯テーブル個数よりも大きくな
ったら、モードダイヤルスイッチSWModにより現在
選択されているモードに対応するピクチャーモード表示
LED51を点灯させ(S125;Y、S127)、1
secタイマをスタートさせる(S129)。そして、各
スイッチのオン/オフ状態を入力し(S131)、スイ
ッチ変化があったかどうかをチェックし(S133)、
スイッチ変化がなければ1秒経過したかどうかをチェッ
クして1秒経過していなければS131に戻る(S13
3;N、S135;N、S131)。スイッチ変化があ
ったとき(S133;Y)、または1秒経過したとき
(S135;Y)はS137に進み、全てのピクチャー
モード表示LED51を消灯させてリターンする(S1
37)。
【0062】以上の101〜S137の処理によって、
ピクチャーモード表示LED51のピクチャーモード表
示LED51a〜51hが51aから順番(図1、図4
において右回り)に50ms経過毎に1個づつ点灯し、全
て点灯した状態を500ms維持し、その後ピクチャーモ
ード表示LED51aから順番に50ms経過毎に1個づ
つ消灯する。そして、全て消灯したら、モードダイヤル
121で選択されたプログラム露出モードに対応するピ
クチャーモード表示LED51を1秒間点灯した後に消
灯する。これにより、使用者は、電源がオンしたことを
視覚的に知ることができ、また設定されているモードを
視認しやすい。
【0063】次に、ランダムにピクチャーモード表示L
ED51を点灯させ、消灯させるランダム表示が選択さ
れている場合(S107;N)の処理について、表2を
参照して説明する。この表示形態は、ピクチャーモード
表示LED51aから51hの1個を所定時間間隔でラ
ンダムに点灯させることに特徴を有する。本実施例で
は、ピクチャーモード表示LED51a〜51hの個数
に対応させて0〜7の8個の点灯データを設定し、設定
した点灯データを予めEEPROM39に書き込んである。そ
して、0〜7までの数字の中から1個の数字を所定の乱
数生成アルゴリズムで生成して、生成した乱数の点灯デ
ータをEEPROM39から読み込んで対応するピクチャーモ
ード表示LED51を点灯させる構成である。変数nの
値と点灯データと点灯データの内容、つまり点灯させる
ピクチャーモード表示LED51との関係を表2に示し
た。
【0064】
【表2】
【0065】このオープニング処理に入ると、50msイ
ンターバルタイマをスタートさせ、変数nに40をセッ
トする(S151、S153)。次に、基準タイマのタ
イマ値に基づいて、0〜7の数字の中から1個の数字を
所定の乱数生成アルゴリズムによって生成する(S15
5)。そして、生成した乱数に対応する点灯データをEE
PROM39から読み込んで、対応するピクチャーモード表
示LED51を点灯させ、各スイッチのオン/オフ状態
を入力して、スイッチ変化があったかどうかをチェック
する(S157、S159、S161)。スイッチ変化
がなければ、50ms経過したかどうかをチェックし、5
0ms経過していなければS159に戻る(S161;
N、S163;N、S159)。スイッチ変化があった
ときはS177に飛んで、全ピクチャーモード表示LE
D51を消灯させてリターンする(S161;Y、S1
77)。
【0066】50ms経過したときは、変数nを1デクリ
メントし(S163;Y、S165)、変数nが0にな
ったかどうかをチェックし、0になっていなければS1
55に戻り、基準タイマのタイマ値に基づいて0〜7の
数字の中から1個の乱数を生成し、生成した乱数に対応
する点灯データをEEPROM39から読み込んで、対応する
ピクチャーモード表示LED51を点灯させる(S15
7)処理を繰り返す(S167;N、S155〜S16
7)。
【0067】変数nが0になったら、つまりピクチャー
モード表示LED51a〜51hの1個をランダムに5
0ms単位で点灯させる処理を40回繰り返したら、1se
cタイマをスタートさせる(S167;Y、S16
9)。そして、1秒経過したら全てのピクチャーモード
表示LED51を消灯させてリターンする(S175;
Y、S177)。つまり、最後のS157で点灯させた
ピクチャーモード表示LED51の点灯を1秒間維持し
た後これを消灯させる。なお、1secタイマスタート後
1秒経過する前にスイッチ変化があったときは(S17
1;S173;Y)、直ちに全てのピクチャーモード表
示LED51を消灯させてリターンする(S173;
Y、S177)。
【0068】このランダムオープニング表示処理によれ
ば、メインスイッチSWMをオンする毎に、ピクチャー
モード表示LED51がランダムに1個ずつ点灯/消灯
を繰り返して、電源がオンしたことを視覚的に使用者に
知らせることができる。
【0069】『AE演算処理』メイン処理(図9)のS
63のステップで実行されるAE演算処理について、図
11を参照してより詳細に説明する。このAE演算処理
に入るとまず、手ぶれ速以下フラグ等AE演算処理に関
係するフラグをすべてクリアする(S301)。CPU
11は、レンズCPU63との間で、所定のレンズ通信
をステップS57で実行しており、開放絞り値、最小絞
り値等のレンズデータを用いて補正を行う(S30
3)。次に、測光IC41から入力した測光信号に基づ
いて、各測光エリア毎に被写体輝度を算出し(S30
5)、分割測光アルゴリズムによって露出値Lv´を算
出する(S307)。そして、フィルム感度Sv、露出
補正値Xv、露出値Lv´に基づいて、制御用露出値L
vを算出する(S309)。
【0070】そして、詳細は後述するが、モードダイヤ
ル121によって選択された露出モードを設定するオー
トピクチャー設定処理を実行する(S311)。さら
に、内蔵フラッシュ53のケラレ情報および外部フラッ
シュ71のケラレ情報と、装着された撮影レンズ情報と
に基づいて、それぞれフラッシュ光がレンズ鏡筒によっ
てケラレるかどうかを判定する(S313)。ここでケ
ラレとは、フラッシュ光の一部が、装着されたレンズ鏡
筒により遮られてしまい、撮影画面の中央下部にフラッ
シュ光が届かず、レンズ鏡筒の影が出てしまうことをい
う。本実施の形態では、このような失敗を防ぐために、
外部フラッシュ71、内蔵フラッシュ53についてケラ
レを生じると判定したときは、外付ケラレ、内ケラレが
有る旨をCPU11の内蔵RAMに設定し、後述の自動
発光判断処理において、フラッシュを発光させないよう
にする。
【0071】次に、自動発光判断処理を実行する(S3
15)。詳細は後述するが、自動発光判断処理において
オートフラッシュ発光許可フラグがセットされると、プ
ログラム演算処理においてCPU11が所定条件に基づ
いてフラッシュを発光させるか否か判断して、フラッシ
ュを発光させると判断したときには、レリーズ処理(S
95)の際に内蔵フラッシュ53または外部フラッシュ
71を発光させる。
【0072】オートフラッシュ発光許可フラグがセット
されていないときは、フラッシュを発光させない定常光
プログラム演算を実行してシャッタ速度および絞り値を
求め(S317;N、S321)、オートフラッシュ発
光許可フラグがセットされているときは、所定の条件を
満たしたときにフラッシュを発光させるフラッシュプロ
グラム演算処理を実行して適正シャッタ速度および絞り
値を求め(S317;Y、S319)、手ぶれ速以下判
定処理を実行する。
【0073】手ぶれ速以下判定処理では、定常光プログ
ラム演算処理またはフラッシュプログラム演算処理で求
めたシャッタ速度が手ぶれ限界速度より遅いかどうかを
判定する。シャッタ速度が手ぶれ限界速度より遅い場合
には、S73のファインダ内LCDバックライト点灯処
理で赤色LED47bを点灯させる。
【0074】『オートピクチャー設定処理』AE演算処
理(図11)のS311のステップで実行されるオート
ピクチャー設定処理について、図12に示したフローチ
ャートを参照して詳細に説明する。この処理は、モード
ダイヤルスイッチSWModによってオートピクチャー
モードまたは発光禁止オートピクチャーモードが選択さ
れている場合に、撮影距離、撮影倍率、および動体検知
情報に基づいて、人物モード、風景モード、近接モー
ド、動体モードおよびそれ以外の標準モードの中から最
適なプログラムモード(プログラムライン)を選択する
処理である。なお、ここで、撮影距離は、メイン処理
(図9)のS53のレンズデータ入力処理で得た撮影レ
ンズ61の焦点調節レンズ群L位置から求めた値、撮影
倍率は撮影レンズ61の焦点距離および撮影距離(焦点
調節レンズ群Lの位置)から求めた値である。
【0075】本実施例の撮影レンズ61は、焦点調節レ
ンズ群Lの位置を、最短撮影位置から無限遠撮影位置ま
での間を複数の領域に分割して検出し、カメラボディ1
01のCPU11に出力し、CPU11は、入力した領
域を至近距離領域から無限遠領域までの8個の距離コー
ド(dvcode)0〜7に変換するなお、dvcod
eはコード板147、148の構成から以下のように設
定されている。 距離コード 7 近 6 ・ 4 ・ 5 ・ 1 ・ 0 ・ 2 ・ 3 無限遠
【0076】動体検知情報は、メイン処理(図9)のS
77のAF処理において、CCD33を介して検出した
被写体のデフォーカス量に基づいて演算した合焦位置ま
で焦点調節レンズ群Lを移動しても合焦しない状態が複
数回連続したときに被写体が移動していると判定する情
報である。本実施例では、被写体輝度、撮影距離、撮影
倍率を、アペックスシステム値であるBv、Dv、Mv
値に変換して処理している。
【0077】オートピクチャー設定処理に入ると、ま
ず、オートピクチャーモードまたは発光禁止オートピク
チャーモードのいずれかが選択されているかどうかをチ
ェックする(S401)。いずれも選択されていなけれ
ばリターンする(S401;N)。いずれかが選択され
ていたら(S401;Y)、まず、ピクトモードに標準
モードを選択する0を設定する(S403)。本実施例
では、標準モード、人物モード、風景モード、近接モー
ドおよび動体モードそれぞれにピクトモード(pict
mode)0、1、2、3、4を割り振ってある。
【0078】次に、装着された撮影レンズがレンズCP
Uを備えたレンズ(オートピクチャーモードに対応した
レンズ)であるかどうかをチェックし(S405)、レ
ンズCPUを備えていないレンズであればピクトモード
は標準モードを選択する0のままリターンする(S40
5;N)。レンズCPUを備えたレンズであれば(S4
05;Y)、レンズデータ入力処理で入力したレンズデ
ータに基づいて、撮影倍率Mv、距離コード(dvco
de)を算出する(S407)。なお、撮影倍率Mv
は、log2(撮影距離/焦点距離)によって求まる値
である。
【0079】そして、距離コード(dvcode)が7
かどうか(S409)、つまり最短撮影距離領域に焦点
調節レンズ群Lが位置しているかどうかをチェックし、
最短撮影距離領域に位置していたらピクトモード(pi
ctmode)に近接撮影モードを選択する3を設定し
てリターンする(S409;Y、S411)。
【0080】dvcodeが7でなければ(S409;
N)、撮影倍率Mvが4未満であるかどうかをチェック
し(S413)、4未満でなければ(S413;N)、
動体検知しているかどうかをチェックし(S415)、
動体である旨を検知していれば(S415;Y)動体モ
ードが許可されているかどうかをチェックし(S41
7)、許可されていればピクトモード(pictmod
e)に動体モードを選択する4を設定してリターンする
(S417;Y、S419)。
【0081】撮影倍率Mvが4未満であるか(S41
3;Y)、動体検知していなければ(S415;N)、
dvcodeが3かどうか(S421)、つまり被写体
が無限遠領域に位置しているかどうかをチェックする。
そして、距離コード(dvcode)が3であれば、ピ
クトモード(pictmode)に風景モードを選択す
る2を設定してリターンする(S421;Y、S42
3)。
【0082】距離コード(dvcode)が3でなけれ
ば(S421;N)、撮影倍率Mvが6以上であるかど
うかをチェックし(S425)、6以上であれば距離コ
ード(dvcode)が2であるかどうかをチェックす
る(S425;Y、S427)。距離コード(dvco
de)2は、無限遠領域の一つ手前の遠距離領域であ
る。距離コード(dvcode)2であればピクトモー
ド(pictmode)に風景モードを選択する2を設
定してリターンし(S427;Y、S429)、距離コ
ード(dvcode)2でなければピクトモードは標準
モードを選択する0のままリターンする(S427;
N)。
【0083】撮影倍率Mvが6を越えていなければ(S
425;N)、撮影倍率Mvが4以上6以下であるかど
うかをチェックし(S431)、撮影倍率Mvがこの範
囲内にあればピクトモード(pictmode)に人物
モードを選択する1を設定してリターンし(S431;
Y、S433)、この範囲内になければピクトモードは
標準モードを選択する0のままリターンする(S43
1;N)。
【0084】以上の処理によって、撮影条件に応じて標
準モード、近接モード、動体モード、風景モード、人物
モードおよびそれ以外の標準モードのいずれかのプログ
ラム露出モード(ピクトモード)が選択される。なお、
各モードのアルゴリズム、プログラム線図は図示しない
が、標準モードに対して、動体モードではシャッタ速度
を高速化するなどの特徴を有する。そして、選択された
ピクトモード(pictmode)によって、S321
の定常光プログラム演算またはS319のフラッシュプ
ログラム演算処理がなされ、適正なシャッタ速度および
絞り値が設定される。
【0085】『ピクチャーモード表示点灯処理』メイン
処理(図9)のS75のステップで実行されるピクチャ
ーモード表示点灯処理について、図13に示したフロー
チャートを参照してより詳細に説明する。この処理は、
ベゼル125(ピクチャーモードスイッチ)で選択され
たプログラム露出モードがオートピクチャーモード、発
光禁止オートピクチャーモード、標準モード、人物モー
ド、風景モード、近接モード、動体モード、夜景モード
のいずれかであればそれぞれ対応するピクチャーモード
表示LED51h、51a、51g、51f、51e、
51d、51c、51bを点灯させる。さらにオートピ
クチャーまたは発光禁止オートピクチャーが選択されて
いる場合は、オートピクチャー選択モードで選択された
プログラム露出モードに対応するピクチャーモード表示
LED51を点灯させることに特徴を有する。なお、絞
り優先露出モード、シャッタ速度優先露出モード、マニ
ュアル露出モードのいずれかが選択された場合は、本実
施例では点灯させない。また、本実施の形態では、発光
禁止オートピクチャーモード表示LED51aと、オー
トピクチャーモード表示LED51hと、他の表示LE
D51b〜51gとは、異なる発光色のLEDを使用し
て識別性を向上させている。特に発光禁止オートピクチ
ャーモード表示LED51aは、発光禁止である旨を警
告する色、例えば赤色が適していて、オートピクチャー
モード表示LED51hは緑色、オートピクチャーモー
ドで選択されない夜景モード表示LED51bは橙色、
他の表示LED51c〜51gは黄色、などの色が適し
ているが、この配色に限定されない。
【0086】ピクチャーモード表示点灯処理に入ると、
モードダイヤルスイッチSWModによって選択されて
いるモードがオートピクチャーモード、発光禁止オート
ピクチャーモード、標準モード、人物モード、風景モー
ド、近接モード、動体モード、夜景モードのいずれであ
るかを順番にチェックする(S501、S505、S5
11、S515、S519、S523、S527、S5
31)。
【0087】オートピクチャーモードが選択されている
ときはオートピクチャーモード表示LED51hを点灯
させ(S501;Y、S503)、さらにAE演算結果
によって選択されたピクチャーモード(プログラム露出
モード)を選択し(S509)、選択したピクチャーモ
ードに対応するピクチャーモード表示LED51c〜5
1gを点灯させてリターンする(S513、S517、
S525、S529、S533)。
【0088】同様に発光禁止オートピクチャーモードが
選択されているときは発光禁止オートピクチャーモード
表示LED51aを点灯させ(S505;Y、S50
7)、さらにAE演算結果によって選択されたピクチャ
ーモード(プログラム露出モード)を選択し(S50
9)、選択したピクチャーモードに対応するLED51
c〜51gを点灯させてリターンする(S513、S5
17、S525、S529、S533)。
【0089】以上の処理によって、オートピクチャーモ
ード、または発光禁止オートピクチャーモードが選択さ
れている場合は、オートピクチャーモード表示LED5
1hまたは発光禁止オートピクチャーモード表示LED
51aと、実際に選択されたプログラム露出モードを示
すLED51c〜51gの2個のLEDが点灯するの
で、使用者は自動選択されたプログラム露出モードを絵
文字124a、124c〜124hの点灯状態によって
知ることができる。
【0090】また、オートピクチャーモードまたは発光
禁止オートピクチャーモードが選択されていなくベゼル
125により標準モードが選択されている場合は標準モ
ード表示LED51gを点灯させてリターンし(S51
1;Y、S513)、人物モードが選択されているとき
は人物モード表示LED51fを点灯させてリターンし
(S515;Y、S517)、風景モードが選択されて
いるときは風景モード表示LED51eを点灯させてリ
ターンし(S519;Y、S525)、近接モードが選
択されているときは近接モード表示LED51dを点灯
させてリターンし(S523;Y、S533)、動体モ
ードが選択されているときは動体モード表示LED51
cを点灯させてリターンし(S527;Y、S52
9)、夜景モードが選択されているときは夜景モード表
示LED51bを点灯させてリターンし(S531;Y
535)、以上のモードのいずれも選択されていないと
きは全てのモード表示LED51a〜51hを消灯させ
てリターンする(S531;N、S537)。
【0091】オープニング表示をさせるかさせないか、
オープニング表示させるときはパターン(規則的)表示
させるかランダム(不規則)表示させるかを切り換える
オープニング表示切換処理について、図14に示したフ
ローチャートを参照して説明する。このオープニング表
示切換処理は、メイン処理(図9)のS11のステップ
で実行されるCPU初期化処理の一つである。つまり、
バッテリ13が装着され毎に1回実行され、オープニン
グ表示有り/無し、またはパターン表示/ランダム表示
を切り換えるトグル処理である。
【0092】オープニング表示切換処理に入ると、ベゼ
ル125の指標127が合焦音有/無設定位置(絵文字
124mを指し示す位置)にある否か、つまりモードダ
イヤル121によって合焦音有/無設定モードが選択さ
れているか否かをチェックする(S1101)。ベゼル
125が合焦音有/無設定位置にあれば、現設定が、表
示有りかどうかをチェックし(S1101;Y、S11
03)、表示有りが設定されていたら設定を表示無しに
変更し(S1103;Y、S1105)、表示有りが設
定されていなければ、つまり表示無しが設定されていた
ら設定を表示有りに変更してリターンする(S110
3;N、S1107)。
【0093】ベゼル125の指標127が合焦音有/無
設定位置(絵文字124mを指し示す位置)になければ
(S1109;N)、指標127がISO設定位置(絵
文字124lを指し示す位置)にあるかどうか、つまり
モードダイヤル121によってISO設定モードが選択
されているかどうかをチェックし(S1101;N、S
1109)、ISO設定位置になければそのままリター
ンする(S1109;Y)。ISO設定位置にあれば、
現設定がパターン表示であるかどうかをチェックし(S
1109;Y、S1111)、パターン設定であれば設
定をランダム設定に変更してリターンし(S1111;
Y、S1113)、パターン設定でなければ、つまりラ
ンダム設定であればパターン設定に変更してリターンす
る(S1111;N、S1115)。
【0094】以上の通りこのオープニング表示切換処理
によれば、モードダイヤル121を合焦音有/無設定絵
文字124m選択位置に回してバッテリ13を抜き差し
すると、その度にオープニング表示有り、オープニング
表示無しが切り替わり、モードダイヤル121をISO
設定絵文字124l選択位置に回してバッテリ13を抜
き差しすると、その度にパターン表示とランダム表示と
が切り換わる。オープニング表示有りまたはオープニン
グ表示無し、およびパターン表示またはランダム表示の
設定はそれぞれ所定のフラグとして設定することが可能
であり、本実施例ではこれらのフラグをEEPROM39の所
定アドレスに書き込み、所定の処理時に読み込んで使用
する。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明によ
れば、カメラの電源がオンされたときには、電源がオン
状態のときとは異なる特有の表示態様で表示手段を駆動
するので、使用者に電源がオンしたことを明確に知らせ
ることができるとともに、その表示態様に応じて所望の
情報を知らせることができ、さらに視覚的に使用者が楽
しむことができる。また、本発明は、複数の絵文字が表
示された表示部材と、指標が指し示す絵文字に対応する
モード、機能などを選択する操作部材と、操作部材の指
標によって指し示された絵文字を照明する照明手段を備
え、照明手段を、電源がオンされたときには特有の表示
態様で点灯制御させることができるので、使用者は電源
がオンしたことを容易に知ることができる。さらに本発
明は、使用者に注意を促したいモード、機能が選択され
ているときに電源オン時に異なる表示態様で点灯制御で
きるので、モード選択ミスや選択したモード誤認による
撮影の失敗を予防できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した一眼レフカメラのカメラボ
ディの一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 同一眼レフカメラの制御系の回路構成の一実
施例をブロックで示す図である。
【図3】 同一眼レフカメラに撮影レンズを装着した状
態の主要構成部材をブロックで模式的に示す図である。
【図4】 同カメラボディに搭載されたモードダイヤル
の一実施例の主要構成部品を分解して(A)、(B)、
(C)に示す正面(平面)図である。
【図5】 同モードダイヤルの分解斜視図である。
【図6】 同カメラボディに装着されたモードダイヤル
をほぼ中央で横方向に縦断してカメラボディ後方から見
た断面図である。
【図7】 同カメラボディに搭載されたモードダイヤル
をほぼ中央で前後方向に縦断してカメラボディ横方向か
ら見た断面図である。
【図8】 本発明をシャッタダイヤルに適用した実施例
を示すシャッタダイヤルの正面(平面)図である。
【図9】 同一眼レフカメラのカメラ動作に関するメイ
ン処理の一実施例をフローチャートで示す図である。
【図10】 同一眼レフカメラのオープニング表示処理
をフローチャートで示す図である。
【図11】 同一眼レフカメラのAE演算処理をフロー
チャートで示す図である。
【図12】 同一眼レフカメラのオートピクチャー設定
処理をフローチャートで示す図である。
【図13】 同一眼レフカメラのピクチャーモード表示
点灯処理をフローチャートで示す図である。
【図14】 同一眼レフカメラのオープニング表示切換
処理をフローチャートで示す図である。
【符号の説明】
11 CPU 15 電圧レギュレータ 17 発振子 19 23 27 モータドライバIC 21 メカチャージモータ 25 フィルムモータ 29 AFモータ 31 AF用フォトインタラプタ 33 CCD 35 シャッタ回路 37 絞り制御回路 39 EEPROM 41 測光用IC 45 ファインダ内LCD 47a 緑色LED 47b 赤色LED 51 ピクチャーモード表示LED 51a〜51h ピクチャーモード表示LED 53 内蔵フラッシュ 63 レンズCPU 101 カメラボディ 103 上飾り板 105 レリーズボタン 107 メインスイッチボタン 109 外部LCD 111 発光部(外飾枠) 113 アクセサリーシュー 115 ボディマウント 117 ボディ接点群 121 モードダイヤル 123 モード盤(表示板) 124a〜124h 絵文字 124i〜124 m絵文字 125 ベゼル 135 LED盤 135a〜135h ピット SWM メインスイッチ SWS 測光スイッチ SWR レリーズスイッチ SWPu 強制ポップアップスイッチ SWPud ポップアップ検知スイッチ SWMod モードダイアルスイッチ PuMg ポップアップマグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 宏之 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H102 AA51 AB01 BA03 BB03 BB26

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的駆動によって任意の表示態様で表
    示する表示手段を備えたカメラにおいて、カメラの電源
    がオンしたときは、該電源がオン状態にあるときの表示
    態様とは異なる特定の表示態様で前記表示手段に表示さ
    せる表示制御手段を備えたこと、を特徴とするカメラの
    表示装置。
  2. 【請求項2】 電気的駆動によって任意の表示態様で表
    示する表示手段を備えたカメラにおいて、カメラの電源
    がオンしたときは、電源オンから所定時間、該電源がオ
    ン状態にあるときの表示態様とは異なる特定の表示態様
    で前記表示手段に表示させる表示制御手段を備えたこ
    と、を特徴とするカメラの表示装置。
  3. 【請求項3】 前記カメラは、複数の絵文字が表示され
    た表示部材と、前記表示部材に対して移動自在に形成さ
    れ、停止位置で前記複数の絵文字の一つを指し示す指標
    を備えた操作部材とを備え、前記表示手段は、前記操作
    部材の指標によって指し示された絵文字を照明する照明
    手段を備え、前記表示制御手段は、この各照明手段を異
    なる表示態様で点灯制御する請求項1記載のカメラの表
    示装置。
  4. 【請求項4】 前記カメラは、前記指標によって指し示
    された絵文字に対応する機能またはモードを選択し、選
    択した機能またはモードによって動作する制御手段を備
    え、前記表示制御手段は、前記カメラの電源がオン状態
    にあるときは前記指標によって指し示された絵文字の照
    明手段を点灯させる請求項2記載のカメラの表示装置。
  5. 【請求項5】 前記照明制御手段は、前記カメラの電源
    がオン状態にあるときには前記操作部材の指標によって
    指し示された絵文字に対応する照明手段を点灯させ、前
    記電源がオンしたときには、前記各照明手段を規則的ま
    たは不規則に点灯、消灯させる請求項2または3記載の
    カメラの表示装置。
  6. 【請求項6】 前記絵文字の中の特定の絵文字は、前記
    操作部材の指標によって指し示されたときに他の複数の
    絵文字に対応するモードの中から所定の条件を満足する
    モードを自動選択する自動選択モードまたは自動選択し
    たモードにおいてフラッシュの発光を禁止する発光禁止
    自動選択モードを表示していて、カメラの電源がオン状
    態のときに前記照明制御手段は、前記操作部材の指標に
    よって前記特定の絵文字が指し示されているときに該特
    定の絵文字と前記自動選択したモードに対応する他の絵
    文字の照明手段を点灯させ、前記操作部材の指標によっ
    て前記特定の絵文字以外の絵文字が指し示されていると
    きには該指し示された絵文字の照明手段を点灯させ、前
    記電源がオンしたときに前記照明制御手段は、前記操作
    部材の指標によって前記特定の絵文字が指し示されてい
    るときのみ、前記各照明手段を所定の順序で点灯、消灯
    させる請求項2から4のいずれか一項記載のカメラの表
    示装置。
  7. 【請求項7】 前記各照明手段を規則的に点灯、消灯さ
    せる表示態様は、前記各照明手段を順に点灯させ、全て
    を点灯させた後に、点灯させた順に消灯させるパターン
    表示である請求項2から5のいずれか一項記載のカメラ
    の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記各照明手段を不規則に点灯、消灯さ
    せる表示態様は、前記各照明手段を1個ずつランダムに
    点灯、消灯させるランダム表示である請求項2から5の
    いずれか一項記載のカメラの表示装置。
  9. 【請求項9】 前記電源がオンされたときに特定の表示
    態様で前記表示手段に表示させるか否かを設定する手段
    を備えた請求項2から7のいずれか一項記載のカメラの
    表示装置。
  10. 【請求項10】 前記電源がオンされたときに前記照明
    制御手段に実行させる前記各照明手段の点灯態様を、前
    記規則的か不規則かから設定できる表示設定手段を備え
    ている請求項2から8のいずれか一項記載のカメラの表
    示装置。
  11. 【請求項11】 前記操作部材の指標が前記第一の絵文
    字を指し示す位置にあるときにカメラにバッテリが装填
    されると、前記電源がオンされたときに特定の表示態様
    で前記表示手段に表示させるか表示させないかを切り換
    える請求項2から9のいずれか一項記載のカメラの表示
    装置。
  12. 【請求項12】 前記操作部材の指標が前記第二の絵
    文字を指し示す位置にあるときにカメラにバッテリが装
    填されると、前記電源がオンされたときに前記照明制御
    手段が前記照明手段を規則的に点灯制御させるか不規則
    に点灯制御させるかを切り換える請求項2から10のい
    ずれか一項記載のカメラの表示装置。
  13. 【請求項13】 複数の絵文字が表示された表示部材
    と、 前記表示部材に対して移動自在に形成され、停止位置で
    前記複数の絵文字の一つを指し示す指標を備えた操作部
    材と、前記操作部材の指標によって指し示された絵文字
    を照明する照明手段と、カメラの電源がオンしたとき
    は、所定時間、該電源がオン状態にあるときの表示態様
    とは異なる特定の表示態様で前記照明手段を点灯させる
    表示制御手段とを備えたことを特徴とするカメラの表示
    装置。
  14. 【請求項14】 前記表示制御手段は、前記所定時間経
    過前に全照明手段を点灯させた後、所定時間経過後、前
    記操作部材の指標によって指し示された絵文字に対応す
    る照明手段を点灯させる請求項12記載のカメラの表示
    装置。
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