JPH0536906A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Publication number
JPH0536906A
JPH0536906A JP3190487A JP19048791A JPH0536906A JP H0536906 A JPH0536906 A JP H0536906A JP 3190487 A JP3190487 A JP 3190487A JP 19048791 A JP19048791 A JP 19048791A JP H0536906 A JPH0536906 A JP H0536906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
circuit
current
semiconductor integrated
integrated circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3190487A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Yamada
泰正 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP3190487A priority Critical patent/JPH0536906A/ja
Publication of JPH0536906A publication Critical patent/JPH0536906A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】大電流を流すトランジスタは、充放電のたびに
Vcc,GNDを揺らしてしまう為、トランジスタの応
答スピードを遅らさずにVcc,GNDの揺れをなく
す。 【構成】P型トランジスタ16及びN型トランジスタ1
7のソース側に能力の異なるトランジスタ18,19及
び20,21を並列に付け、能力の小さいトランジスタ
18及び20の方を早めに動作させ、一定の遅延度能力
の大きいトランジスタ19,21を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特に大電流を流すことが出来るMOSトランジスタから
なる出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の出力回路の回路図である。
【0003】図3において、本出力回路は、電源5とG
ND12との間に、抵抗6,Pチャネル(ch)トラン
ジスタ3,Nchトランジスタ4,抵抗11の直列体を
接続し、トランジスタ3のゲートを入力端子1に、トラ
ンジスタ4のゲートを入力端子2にそれぞれ接続し、内
部接点8を出力端子9に接続する。出力端子9には、負
荷容量13が負荷されている。
【0004】図4は図3の回路の動作状態を示す特性図
である。
【0005】図4のうち、(a)は出力レベルが高→低
の時、(b)は出力レベルが低→高の時の特性である。
【0006】図3の従来回路は、入力端子1及び2の入
力信号レベルにより2つの動作状態があるため分けて説
明する。
【0007】(1)入力端子1が低(Low)レベル
(以下‘L’と略す)、入力端子2がLowレベル(以
下‘L’と略す)の場合。
【0008】この場合、Pchトランジスタ3はON状
態、Nchトランジスタ4はOFF状態となり、電源5
から電流が出力端子9に向って流れるが、抵抗6を介し
ているために、負荷容量13に充電するまでに時間がか
かり、出力端子9は、ゆっくり高レベルになる。
【0009】(2)入力端子が高(High)レベル
(以下‘H’と略す)、入力端子2が‘H’の場合。
【0010】この場合は、Pchトランジスタ3はOF
F状態、Nchトランジスタ4はON状態となり、負荷
容量13から放電電流が接地(GND)12に向って流
れるが、この場合も前記(1)と同様に抵抗11を介し
ており、負荷容量13を放電するまでに時間がかかり、
出力端子9は、ゆっくりと‘L’になる。
【0011】以上、2つの動作状態について説明した
が、Pchトランジスタ3及びNchトランジスタ4が
各々ON状態になる時に抵抗6又は、11を介すること
で充放電電流をゆっくり行なわせ、Vccから急激に大
電流を流したり、GNDに急激に大電流を流すことを防
ぎ、GND,Vccを揺れない様に対策している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述した図3の従来回
路は、大電流を流すトランジスタのソース側に抵抗を入
れることで、Vcc又はGNDの揺れを防ぐ対策を取っ
ているが、負荷容量13の充放電電流を全体的にゆっく
り流す為、当然前記トランジスタの動作スピードが遅れ
るという欠点がある。
【0013】本発明の目的は、前記欠点を解決し、トラ
ンジスタの動作スピードを速くした半導体集積回路を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
の構成は、入力信号が高レベルから低レベルまたは低レ
ベルから高レベルに移行する過渡期のうち前半にゆっく
り電流を流し、後半に急激に電流を流すように、半導体
スイッチを設け、前記過渡期の時間を短縮したことを特
徴とする。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例の半導体集積回路を
示す回路図である。図2は図1の出力動作を示す特性図
である。
【0016】図1において、本実施例の半導体集積回路
は、Pchトランジスタ16,18,19と、Nchト
ランジスタ17,20,21と、入力端子14,15
と、ディレイ回路23,24と、2入力OR回路22
と、2入力AND回路25と、出力端子27とを備え、
負荷容量26が出力端子27に付加されている。
【0017】次に本実施例が従来例と異なる点につい
て、図1,図2を参照して説明する。
【0018】本実施例についても、従来例の説明と同様
に、2つの動作について説明する。
【0019】(1)入力端子14が‘L’,出力端子1
5が‘L’の場合。
【0020】この場合、Pchトランジスタ18及び1
6はON状態となり、負荷容量26に充電を開始する
が、Pchトランジスタ18はPchトランジスタ16
より能力の小さいトランジスタを使用するため、電流供
給が少なく、ゆっくり負荷容量26に充電する。この
間、出力端子27のレベルは、図2の(b)に示すよう
に、ゆっくりと‘H’レベルに向う。ここで、Pchト
ランジスタ19はOFF状態であるが、2入力OR回路
22の1つの入力レベルは‘L’,もう片方はディレイ
回路23によりT1だけ遅れて‘L’になり、2入力O
R回路22は‘L’を出力し、Pchトランジスタ19
がON状態に変化する。Pchトランジスタ19は、能
力が大きいために、負荷容量26の充電時間は、速くな
る。又出力端子27のレベルは、(b)に示すように、
T1の遅れ後急激に‘H’に向うため、スピードの遅れ
は少ない。又電流に関しも〔T1+T2〕間で充電され
るため、急激に大電流を流さなくてすみ、Vccの揺れ
も防ぐことができる。
【0021】(2)入力端子14が‘H’,入力端子1
5が‘H’の場合。
【0022】これについては、(a)に示すように、前
記(1)と同様の変化を行う回路がNchトランジスタ
17,20,21になり、出力端子27のレベルが
‘H’から‘L’に変化する違いだけであるため説明を
省略する。
【0023】以上、本実施例は、スピード遅れの原因と
なる従来の回路の欠点を除去するために、大電流を流す
トランジスタのソース側に半導体スイッチ回路を付け、
電流を流す時間を2つの領域に分け、前半にゆっくり電
流を流し、後半は急激に電流を流すことでスピード遅れ
を防ぐ半導体回路を有している。
【0024】即ち、大電流を流すことのできるMOSト
ランジスタの電源側又は、GND側接地点(以下、ソー
ス側と称す)において、前記MOSトランジスタから流
れる電流を半導体スイッチ回路を用い、電流の流れる時
間を2つの時間域に分けることにより、流れる電流量を
調整可能にした。
【0025】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明は、大電流を
流すトランジスタのソース側に半導体スイッチ回路を付
け、電流の充放電時間を2つの時間域に分けることによ
り、従来回路の欠点であったスピード遅れを小さくでき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体集積回路を示す回路
図である。
【図2】(a),(b)はいずれも図1の半導体集積回
路の出力の特性図である。
【図3】従来例の半導体集積回路の回路図である。
【図4】(a),(b)はいずれも従来例の半導体集積
回路の出力の特性図である。
【符号の説明】
1,2,14,15 入力端子 3,16,18,19 Pchトランジスタ 4,17,20,21 Nchトランジスタ 5,28 電源 12,29 GND 6,11 抵抗 7,8,10 内部接点 9,27 出力端子 13,26 負荷容量 22 2入力OR回路 25 2入力AND回路 23,24 ディレイ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0175 19/017 6959−5J 6959−5J H03K 19/00 101 F

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力信号が高レベルから低レベルまたは
    低レベルから高レベルに移行する過渡期のうち前半にゆ
    っくり電流を流し、後半に急激に電流を流すように、半
    導体スイッチを設け、前記過渡期の時間を短縮したこと
    を特徴とする半導体集積回路。
JP3190487A 1991-07-31 1991-07-31 半導体集積回路 Pending JPH0536906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3190487A JPH0536906A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3190487A JPH0536906A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 半導体集積回路

Publications (1)

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JPH0536906A true JPH0536906A (ja) 1993-02-12

Family

ID=16258917

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JP3190487A Pending JPH0536906A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 半導体集積回路

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JP (1) JPH0536906A (ja)

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