JPH0536284B2 - - Google Patents

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JPH0536284B2
JPH0536284B2 JP61132715A JP13271586A JPH0536284B2 JP H0536284 B2 JPH0536284 B2 JP H0536284B2 JP 61132715 A JP61132715 A JP 61132715A JP 13271586 A JP13271586 A JP 13271586A JP H0536284 B2 JPH0536284 B2 JP H0536284B2
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JP
Japan
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heat
annular flange
peripheral edge
lid
sealing
Prior art date
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JP61132715A
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English (en)
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JPS635A (ja
Inventor
Masaomi Ikeda
Toshiaki Yamada
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP61132715A priority Critical patent/JPS635A/ja
Publication of JPS635A publication Critical patent/JPS635A/ja
Publication of JPH0536284B2 publication Critical patent/JPH0536284B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水羊かん、プリン、ゼリー等の食品
に用いられる包装容器のヒートシール方法、特に
容器本体の開口部にヒートシールされた蓋材の外
周縁部がめくれるのを確実に防止し得るものに関
する。
(従来の技術) 従来のこの種容器の構造及びそのヒートシール
方法としては、例えば第4図に示すようなものが
ある。第4図において、1は包装容器を構成する
プラスチツク製の容器本体で、この容器本体1は
有底胴部10の頂部外周縁に環状のフランジ11
を一体的に設けて成り、胴部10とフランジ11
の接合部はR形状に湾曲12せしめられている。
2は該容器本体1の開口部にヒートシール等の加
熱手段によつて加熱接合されるプラスチツク製の
蓋材で、充填内容物を気密に保持するものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来例の上記したヒートシール
方法にあつては、第4図に概略的に示されるよう
に、受台33′の支持面33a′と加熱板38′の接
合面38a′は相互に平坦面より構成されているこ
とから、物理的に完全な平行度を出し難く、環状
フランジ11の全幅Wにわたつて蓋材2に対し均
一な加圧力を付与することができなくて、ややも
すると蓋材2の外周縁部に対する加圧力が不足勝
ちとなつて、シール完了後に、外周縁部のめくれ
Gを生じるといつた問題点があつた。
而して、蓋材2の外周縁部にめくれGを生じる
と、製品の外観を損なつて商品価値を低下させる
ばかりでなく、ボイル殺菌又はレトルト殺菌時に
めくれGの隙間に水が混入して残留すると、該残
留部にかびが発生したり、或いは残留水が腐敗し
て悪臭を伴なう等種々の不都合を招来していた。
そこで、本発明は、従来例の上記した問題点を
解決するためになされたもので、その目的とする
処は、容器本体の環状フランジと接触する蓋材の
接合面のうちの内周縁部だけでなく、その外周縁
部も環状フランジに確実に加熱接合することによ
つて、シール完了後における蓋材の外周縁部のめ
くれを未然に防止することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明は、所
定の圧力の下で容器本体の環状フランジに蓋材を
加熱接合する包装容器のヒートシール方法におい
て、上記環状フランジと接触する蓋材の接合面の
うちの内周縁部のみを環状フランジに加熱接合す
る第一ヒートシール工程と、環状フランジと接触
する蓋材の接合面の全面を環状フランジに接合さ
せながら、蓋材の接合面のうちの外周縁部が最大
となつて内周縁部側に向かつて漸次小さくなるよ
うな加圧を加えて加熱接合を行う第二ヒートシー
ル工程によつて構成されている。
(作用) 上記の構成を有する本発明においては、第一の
ヒートシール工程で、容器本体の環状フランジと
接触する蓋材の接合面のうちの内周縁部は該環状
フランジと確実に加熱接合される。次に、第二ヒ
ートシール工程では、蓋材の接合面のうちの内周
縁部に対する加圧力より外周縁部に対する加圧力
を相対的に高めて、蓋材の加熱接合を行なうもの
であるから、蓋材の内周縁部は二重に加熱接合さ
れるばかりでなく、蓋材の外周縁部もその接触面
圧の増加、特に外周縁部に最大加圧力が加わるよ
うに加圧するので、蓋材の外周縁部が環状フラン
ジに確実に加熱接合される。
(実施例) 以下に、本発明に係る包装容器のヒートシール
方法を図示の実施例に基づいて説明すると、第1
図には本発明に実施される包装容器の充填・シー
ル装置が示されており、また第2図は第1のヒー
トシール工程を示し、さらに第3図は第二のヒー
トシール工程を示している。1は包装容器を構成
するプラスチツク製の容器本体で、この容器本体
1は有底胴部10の頂部外周縁に環状のフランジ
11を一体的に設けて成り、胴部10とフランジ
11の接合部はR形状に湾曲12せしめられてい
る。2は該容器本体1の開口部にヒートシール等
の加熱手段によつて加熱接合されるプラスチツク
製の蓋材で、充填内容物を気密に保持するもので
ある。31は装置本体30の内部に第一次側と第
二次側に設けられたスプロケツトで、この両スプ
ロケツト31,31には間欠移動する無端状のチ
エーン32が巻掛けられていて、該チエーン32
の外周には受台33が所定のピツチを設けて複数
取付けられている。34は装置本体30の第一次
側に設けられたカツプ供給部で、このカツプ供給
部34からチエーン上の各受台33内へ前述の容
器本体が適宜供給されるようになつており、次い
で各受台33内の容器本体は次の充填工程35に
よつてその内部へ内容物を充填される。
内容物の充填が完了すると、容器本体の開口部
にはリール36から供給されるプラスチツク製の
蓋材37が被覆され、この蓋材は第一ステーシヨ
ンと第二ステーシヨンを順次通過することによ
り、両ステーシヨンの加熱板38,39によつて
加圧されながら、容器本体のプラスチツク製の環
状フランジ上に2段階にヒートシールされる。更
に2段階のヒートシールを行なわれた蓋材は次の
冷却プレス工程40で冷却された後に、最終のト
リミング工程41で所定の寸法に打抜かれて、最
終製品の包装容器となる。
ところで、本発明に係る包装容器のヒートシー
ル方法においては、第一ヒートシール工程におけ
る加熱板38は、その接合面38aに突堤38b
を一体的に備えており、該突堤38bの幅W1
容器本体1の環状フランジ11と接触する蓋材2
の接合面の幅より小さく形成されており、しかも
該突堤38bは蓋材2の接合面のうちの内周縁部
と対応している(第2図参照)。従つて、蓋材2
の内周縁部は、受台33の支持面33a上におい
て、加熱板38bの突堤38によつて加圧されな
がら熱せられ、その際接触面圧を飛躍的に高めら
れるため、容器本体の環状フランジ11と蓋材2
の内周縁部とは確実に加熱接合される。
次に第二ヒートシール工程における加熱板39
の接合面39aは、容器本体1を保持する受台3
3の支持面33aに対し所定の角度θ(0.5゜〜5゜)
で傾斜し、その傾斜方向は支持面33aに対して
接合面39aの外縁部がより近接する方向となつ
ている(第3図参照)。従つて、受台33の支持
面33aに対して加熱板39の接合面39aを圧
接せしめると、該支持面33aと接合面39a間
に挾持された状態で介在する環状フランジ11上
の蓋材2は、加熱板39によつて加圧されながら
熱せられる。この場合において、加熱板39の接
合面39aは外縁近接方向へ傾斜せしめられてい
ることから、環状フランジ11と接触する蓋材2
の接合面のうちの内周縁部に対する加圧力より外
周縁部に対する加圧力の方が相対的に高められて
いる。すなわち、蓋材の接合面のうちの外周縁部
が最大となつて内周縁部側に向かつて漸次小さく
なるような加圧力が作用しているので、蓋材2の
内周縁部は二重に加熱接合されるばかりでなく、
蓋材2の外周縁部もその接触面圧の増加によつて
環状フランジ11に確実に加熱接合される。
さらに、本発明に係る包装容器のヒートシール
方法においては、容器本体1は受台33の嵌合凹
所33b内に保持されるが、上記嵌合凹所33b
を囲む受台の内周上縁部33cは、受台の当該内
周上縁部33cと対応する容器本体外周の湾曲部
12の曲率半径より大きい曲率半径の湾曲面によ
つて構成されている。従つて、第一や第二のヒー
トシール工程で受台33に対して加熱板38,3
9が閉じられた場合において、受台の内周上縁部
13cの曲率が容器外周の湾曲部12の曲率より
大きくなつているので、上記内周上縁部33cと
湾曲部12とは相互に干渉することがなく、従つ
て、受台の支持面33a上に容器本体の環状フラ
ンジ11を左右に傾けることなく水平に載置し得
るので、蓋材のシール精度を向上させられる。ま
た、前記内周上縁部33cと湾曲部12が相互に
干渉することがなければ、容器本体1の外周を傷
付けたり、或いはクラツクが発生することもない
ので、この種包装容器の寿命、耐久性を向上させ
られる。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用よりなるものであ
るから、第2ヒートシール行程において、蓋材の
接合面のうちの外周縁に最大圧力が加わるように
しているので、外周縁部を環状フランジに確実に
加熱接合することができ、シール完了後における
蓋材外周縁部のめくれを未然に防止し得る。
また、第一ヒートシール行程と第二ヒートシー
ル行程において蓋材の接合面の内周縁部が二重に
加圧加熱されるのでシールが確実になる。従つ
て、商品の外観品質を向上させられるばかりでな
く、かびや悪臭の発生を一掃できる等種々の効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明に係る包装容器のヒ
ートシール方法の一実施例を示すもので、第1図
は本発明に実施する包装容器の充填・シール装置
の概略断面図、第2図は第1図A部の要部拡大
図、第3図は第1図B部の要部拡大図、第4図は
従来例を示す断面図である。 符号の説明、1……容器本体、2……蓋材、1
0……胴部、11……環状フランジ、12……湾
曲部、33……受台、33a……支持面、33b
……嵌合凹所、33c……内周上縁部、38……
加熱板、38a……接合面、38b……突堤(突
出部)、39……加熱部、39a……傾斜接合面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の圧力の下で容器本体の環状フランジに
    蓋材を加熱接合する包装容器のヒートシール方法
    において、 上記環状フランジと接触する蓋材の接合面のう
    ちの内周縁部のみを環状フランジに加熱接合する
    第一ヒートシール行程と、 環状フランジと接触する蓋材の接合面の全面を
    環状フランジに接合させながら、蓋材の接合面の
    うちの外周縁部が最大となつて内周縁部側に向か
    つて漸次小さくなるような加圧力を加えて加熱接
    合を行う第二ヒートシール行程と、から成ること
    を特徴とする包装容器のヒートシール方法。
JP61132715A 1986-06-10 1986-06-10 包装容器のヒ−トシ−ル方法 Granted JPS635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61132715A JPS635A (ja) 1986-06-10 1986-06-10 包装容器のヒ−トシ−ル方法

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JP61132715A JPS635A (ja) 1986-06-10 1986-06-10 包装容器のヒ−トシ−ル方法

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Publication Number Publication Date
JPS635A JPS635A (ja) 1988-01-05
JPH0536284B2 true JPH0536284B2 (ja) 1993-05-28

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ID=15087885

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JP61132715A Granted JPS635A (ja) 1986-06-10 1986-06-10 包装容器のヒ−トシ−ル方法

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1214835A (en) * 1982-12-28 1986-12-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric resonator
JP2987591B2 (ja) * 1989-01-19 1999-12-06 株式会社大生機械 カップ包装装置
KR100675757B1 (ko) 2005-09-28 2007-02-02 강두이 용기 밀봉방법 및 이에 따른 밀봉장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5519803A (en) * 1978-07-04 1980-02-12 Toshiba Corp Semiconductor device

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JPS635A (ja) 1988-01-05

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