JPH0350045Y2 - - Google Patents

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JPH0350045Y2
JPH0350045Y2 JP1985122063U JP12206385U JPH0350045Y2 JP H0350045 Y2 JPH0350045 Y2 JP H0350045Y2 JP 1985122063 U JP1985122063 U JP 1985122063U JP 12206385 U JP12206385 U JP 12206385U JP H0350045 Y2 JPH0350045 Y2 JP H0350045Y2
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JP
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seal
container
brim
flat surface
layer
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JP1985122063U
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JPS6231061U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は玉子とうふ若しくは茶わんむし容器の
包装シール形態に関するものである。
(従来技術) 玉子とうふは玉子を主成分に水及び凝固剤等を
混合しただし汁を所定の容器に充填しており、充
填後は腐敗を墨防止するため完全密封方式が採用
されている。従来は一般に第6図に示すごときポ
リ容器に充填され、入口先端部1は熱で完全溶着
密封されているため、冷蔵庫内であれば相当期間
腐敗することなく保存が可能である。そして食卓
に供する際には該容器の切目溝2から容器ごと包
丁で切断して内部の玉子とうふを取り出している
が、上記切目溝2が設けられているものの、ポリ
容器ごとの切断は行いにくく、特に用いる包丁が
小さい場合には不便である。
(本考案が解決しようとする問題点) このように、従来の玉子とうふ容器は密封度は
いいものの、該容器内の玉子とうふの取り出しが
面倒である。本考案は1つにはこの問題の解決を
目的として考案されたもので、極めて簡単に玉子
とうふを該容器から取り出すことが出来、しかも
容器の密封度も念頭において包装容器のシール形
態の提供であり、他には玉子とうふと同様に非常
に腐敗しやすい茶わんむしの容器シールをも対象
としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案では玉子とうふが容器から手軽に取り出
し得るため、オープン容器を用い、該容器の上蓋
としてシールを用いている。したがつて、上蓋と
してのシールを剥がして逆様にすることで容器内
から玉子とうふは所定の皿上に落ちる訳である
が、上記シール形態は菓子類等に用いられている
方式では完全密封をすることが出来ず、問題であ
る。前記のごとく玉子とうふは非常に腐敗し易い
食品であり、僅かでも該シールによる密封度が不
完全であれば腐敗してしまい、2〜3日の保存も
不可能となつてしまう。逆に密封が重要なあまり
必要以上のシールを行つたのでは使用に際し該シ
ールの剥がしに不便をきたすことになり、本考案
のシール形態に要求される条件は確実に密封さ
れ、しかも容易に剥がされることが必要である。
よつて、ここでは該シールの材質を特に限定しな
いが、容器と密着する側には接着層を設け、中央
にはポリプロピレン等、容器本体の材質によつて
も異なるがシール層を、外表面側にはサイロン層
を設け、これら3層を密封・一体化したシールを
用いている。しかも、該シールを容器上端のツバ
上面に密着・加熱して第1次シールを行い、さら
にその後、平面状態にて行つたシール上から、該
ツバとともにV溝等の成形により第2次シールを
行つている。又、シール外周の一部には小さな凸
状の取手片を形成し、完全密封されたシールの剥
がしを容易化している。
以下、本考案に係る包装シール形態の1実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施例) 第1図、第2図は本考案に係る玉子とうふや茶
わんむし容器の包装シールの1形態を示したもの
で、容器3は本体11、脚12及びツバ13から
成り、該容器3内部には玉子とうふ14が入つて
おり、上面には上蓋としてシール15がツバ13
に密着している。ところで本体11はその断面を
逆台形となし、シール15を剥がして容器3を逆
向きにすることで玉子とうふ14は容易に該容器
3から取り出し可能となり、又、底16の一部に
は玉子とうふ14が容器3から抜け出る際の真空
圧を解消するための空気孔用の開口片(図示な
し)を形成している。又、ツバ13は本体11上
端部に外径を多少大きくして設けられ、シール1
5との密封性を図るため平坦面17を形成してお
り、該シール15はその断面拡大図を第3図に示
すごとく3層をもつて形成している。すなわち、
ツバ13の平坦面17と密着する側に接着層18
を、上側にはナイロン層19を、中央にはシール
層20をもつて構成され、該シール層20は材質
を限定しないポリプロピレン等の材質が用いら
れ、互いに密着一体化したシール15を構成して
いる。そして、該シール15の外周部にはツバ1
3外周辺より大きく突出した取手片21が突出
し、該取手片21を摘んで密着したシール15の
剥がしを図つている。
ところで、以下該シール18をもつて容器3の
ツバ13平坦面17上にシールする方法を説明す
るに(第4図、第5図参照)、一枚のシール15
はだし汁が充填された容器3の該平坦面17上に
載せられ加熱された金具(図示なし)で上方から
押圧され、該シール15は平坦面17全域でもつ
て密着する。一般の食品であればこの第1次シー
ルをもつて十分であるが、本考案では該1次シー
ルの後、第2次シール加工を施す訳で、該2次シ
ールは例えば第5図に示すごとくシールされた平
坦面17全周にわたつてV溝22を形成する。勿
論、該V溝22のシール方法も加熱されたV状金
具をシール15が付着されている平坦面17に押
圧することで行うが、該V溝22の交差角の大き
さ、深さは任意であり、比較的小さなV溝22を
2本並設する場合もあり得る。
以上述べたように、本考案に係る包装シール形
態は容器のツバ13に平面をもつてシール15を
密着し、その後密着した該シール15の上面から
平坦面17にV溝を形成して2次シールをなした
もので、次の効果を得ることが出来る。
(効果) (1) 本考案に係る玉子とうふ等の容器は上蓋とし
てシール15を密着したオープン型容器であ
り、容器3のツバ13に密着しているシール1
5を剥がすことで、容易に玉子とうふであれば
皿上に取り付すことが出来、茶わんむしであれ
ばそのまま食すことが出来、従来の容器に比べ
非常に便利である。
(2) 又、このように該容器3はシールの密着によ
る密封を行行つている訳であるが、ツバ13の
平坦面17に密着する第1次シールの後、シー
ルした該平坦面17にV溝22を形成する第2
次シールを行つていることでシール15は平坦
面と一体化し、該容器3は完全にシールされ非
常に腐敗しやすい玉子とうふや茶わんむしであ
つてもその保存はある期間可能であり、従来の
容器に比べ劣ることはない。
(3) さらに使用されるシール15はツバ13平坦
面17と密着する側に接着層18を形成してい
るため、該平坦面17に密着し易く、逆に剥が
す際には剥がれ易いシールとなつている。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案に係る玉子とうふ容器
の具体例であり、第1図は中央断面図を、第2図
は平面図を、また第3図はシールの断面拡大図
を、第4図、第5図は容器のツバにシールを行う
方法を、されに第6図は従来の玉子とうふ容器を
それぞれ示している。 3……容器、11……本体、12……脚、13
……ツバ、14……玉子とうふ、15……シー
ル、16……底、17……平坦面、18……接着
層、19……ナイロン層、20……シール層、2
1……取手片、22……V溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に向いてテーパ状に開口している容器であ
    つて、上端面外周にツバを沿設した玉子とうふ若
    しくは茶わんむし容器において、上側にナイロン
    層、中央にシール層、下側に接着層を有し、互い
    に密着一体化した3層構造のシールを上記ツバ平
    坦面に加熱・密着させ、密着したシール上面から
    該ツバの平坦面全周にわたつて、加熱されたV型
    金具の押圧によつてV溝を形成し、該V溝でシー
    ルとツバを一体化した完全密着構造とし、又シー
    ル外周の一部には小さい凸状の取手片を形成した
    ことを特徴とする玉子とうふ等の容器における包
    装シール形態。
JP1985122063U 1985-08-08 1985-08-08 Expired JPH0350045Y2 (ja)

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JP1985122063U JPH0350045Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

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JPS6231061U JPS6231061U (ja) 1987-02-24
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2582927B2 (ja) * 1990-05-02 1997-02-19 シーケーディ株式会社 引きはがし用切込みを有する包装容器及び切込み形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811604A (ja) * 1981-07-14 1983-01-22 鈴木 喜作 包装用プラスチツクフイルムの加熱シ−ル方法

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JPS5620383Y2 (ja) * 1975-12-08 1981-05-14

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