JPS5931582Y2 - 包装用容器 - Google Patents
包装用容器Info
- Publication number
- JPS5931582Y2 JPS5931582Y2 JP3918981U JP3918981U JPS5931582Y2 JP S5931582 Y2 JPS5931582 Y2 JP S5931582Y2 JP 3918981 U JP3918981 U JP 3918981U JP 3918981 U JP3918981 U JP 3918981U JP S5931582 Y2 JPS5931582 Y2 JP S5931582Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- drop
- inner lid
- container body
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は例えばクリームとゼリーなどのようにそれぞれ性
質の異なるものをそれぞれを分離した状態で収容するの
に好適な包装用容器に関するものである。
質の異なるものをそれぞれを分離した状態で収容するの
に好適な包装用容器に関するものである。
すなわち、容器本体の開口部フランジに落し込み中蓋の
フランジを重合し、更に落し込み中蓋の上から更に上蓋
体を重合して周辺で三者を接着し、かつ落し込み中蓋の
コーナ一部を浅底に形成してこれにスリット孔を形成し
、このスリット孔と対称的な位置における落し込み蓋と
容器本体同志間のフランジ部分に易剥離部分を形成した
ものであって、それぞれ性質の異なるものを容器本体内
と落し込み中蓋内とにそれぞれ分離した状態で収容し、
之等を一つにまとめて搬送できるようにして、搬送中は
互いにまざり合わないようにシールを完全なものとし、
消費者の手元で開封するとき、上蓋体と中蓋との間に例
えばクリームが容器内のゼリーに向って浅底のスリット
孔から落下してクリームゼリーとして食することができ
るようにしたものである。
フランジを重合し、更に落し込み中蓋の上から更に上蓋
体を重合して周辺で三者を接着し、かつ落し込み中蓋の
コーナ一部を浅底に形成してこれにスリット孔を形成し
、このスリット孔と対称的な位置における落し込み蓋と
容器本体同志間のフランジ部分に易剥離部分を形成した
ものであって、それぞれ性質の異なるものを容器本体内
と落し込み中蓋内とにそれぞれ分離した状態で収容し、
之等を一つにまとめて搬送できるようにして、搬送中は
互いにまざり合わないようにシールを完全なものとし、
消費者の手元で開封するとき、上蓋体と中蓋との間に例
えばクリームが容器内のゼリーに向って浅底のスリット
孔から落下してクリームゼリーとして食することができ
るようにしたものである。
本案のものによれば、消費者の手元に届くまでは落し込
み中蓋と容器のそれぞれに収容されたものが互いにまざ
り合わず、したがって収容されたものの本来の性質を失
うことなく、常時充填時の状態を維持することができて
、変質、変味することなく開封時において始めて両者を
まぜ合わすので新鮮な状態で食品を食することができる
という特徴を有するものである。
み中蓋と容器のそれぞれに収容されたものが互いにまざ
り合わず、したがって収容されたものの本来の性質を失
うことなく、常時充填時の状態を維持することができて
、変質、変味することなく開封時において始めて両者を
まぜ合わすので新鮮な状態で食品を食することができる
という特徴を有するものである。
以下、図面に示す実施例について説明する。
１は全体として四角筒形状のものであって、開口部に行
くにしたがって末広状をなす容器本体で、この開口部フ
ランジ１ａに落し込み中蓋２の７ランジ２ａを重合せし
め、更にこの落し込み中蓋２の上から上蓋３を重合して
之等三者を周辺で接着している。
くにしたがって末広状をなす容器本体で、この開口部フ
ランジ１ａに落し込み中蓋２の７ランジ２ａを重合せし
め、更にこの落し込み中蓋２の上から上蓋３を重合して
之等三者を周辺で接着している。
落し込み中蓋２の１つのコーナ一部は三角形状の浅底２
ｂに形成され、この部分に十字形のスリット孔４が形成
されている。
ｂに形成され、この部分に十字形のスリット孔４が形成
されている。
浅底２ｂと、他の深底２Ｃとの間は傾斜面２ｄで接続さ
れている。
れている。
そしてこの浅底２ｂと対称的な位置における落し込み中
蓋２と容器本体１同志間のフランジ部分１ａ、２ａには
とくに剥離し易い部分が形成されている。
蓋２と容器本体１同志間のフランジ部分１ａ、２ａには
とくに剥離し易い部分が形成されている。
５はその剥離部分を示す。
この易剥離部分を形成するために、他のコーナ一部分の
ようにフランジに丸みをもたせることなく、角張らせて
いる。
ようにフランジに丸みをもたせることなく、角張らせて
いる。
本案の容器は以上の如く構成されているので、容器本体
１内にゼリーを充填し、落し込み中蓋２の深底２Ｃ内に
クリームを充填して之等容器本体１と落し込み中蓋２及
び上蓋３の三者周辺をシールして包装することか゛でき
るものであって、開封時には易剥離部分５の部分を摘ん
で落し込み中蓋２と上蓋３とが接着されたままの状態で
、容器本体１から落し込み中蓋２を剥離して、第４，５
図の如く持ち上げると、落し込み中蓋２と上蓋３とは変
形し、これによって落し込み中蓋２内のクリームは傾斜
面２ｄから浅底２ｂへと押し出され、更にスリット孔４
から容器本体１内のゼリー上に落下する。
１内にゼリーを充填し、落し込み中蓋２の深底２Ｃ内に
クリームを充填して之等容器本体１と落し込み中蓋２及
び上蓋３の三者周辺をシールして包装することか゛でき
るものであって、開封時には易剥離部分５の部分を摘ん
で落し込み中蓋２と上蓋３とが接着されたままの状態で
、容器本体１から落し込み中蓋２を剥離して、第４，５
図の如く持ち上げると、落し込み中蓋２と上蓋３とは変
形し、これによって落し込み中蓋２内のクリームは傾斜
面２ｄから浅底２ｂへと押し出され、更にスリット孔４
から容器本体１内のゼリー上に落下する。
かくして完全にクリームがゼリー上に落下した時点で落
し込み中蓋２と上蓋３とは容器本体１から引き離され、
ゼリーをクリームと共に食することができるようになっ
ている。
し込み中蓋２と上蓋３とは容器本体１から引き離され、
ゼリーをクリームと共に食することができるようになっ
ている。
実施例のものでは四角筒状容器について説明したが、四
角筒状容器でなくともよく、円筒状容器の他任意形状の
ものにも適用できるものであるが、容器本体１、落し込
み中蓋２、上蓋３のフランジ接合部分は例えばポリプロ
ピレン同志とか、あるいはポリエステル同志というよう
に、同材質のプラスチック材料で構成することによりヒ
ートシールの容易なものとすることができ、又この部分
は異種プラスチック材料で構成したり、あるいは粘着剤
層、ホットメルト等を介在させるときには接合の後、剥
離の容易なものとすることができる。
角筒状容器でなくともよく、円筒状容器の他任意形状の
ものにも適用できるものであるが、容器本体１、落し込
み中蓋２、上蓋３のフランジ接合部分は例えばポリプロ
ピレン同志とか、あるいはポリエステル同志というよう
に、同材質のプラスチック材料で構成することによりヒ
ートシールの容易なものとすることができ、又この部分
は異種プラスチック材料で構成したり、あるいは粘着剤
層、ホットメルト等を介在させるときには接合の後、剥
離の容易なものとすることができる。
そこで本案容器本体１はスチロール系プラスチックであ
るクリアレン（登録商標）を、落し込み中蓋２はスチロ
ール系プラスチックフィルム１００〜２００μ厚のもの
を用い、上蓋３はアルミ箔とスチロール系プラスチック
フィルムの積層体を用いる。
るクリアレン（登録商標）を、落し込み中蓋２はスチロ
ール系プラスチックフィルム１００〜２００μ厚のもの
を用い、上蓋３はアルミ箔とスチロール系プラスチック
フィルムの積層体を用いる。
そして製造に当っては第６図に示す如く、先ず容器本体
１を形成するフィルムａを予熱装置６で予熱し、次いで
圧空成形機からなる容器成形装置７の金型で圧空成形し
て容器本体を形成し、次の充填装置８でゼリーを充填す
る。
１を形成するフィルムａを予熱装置６で予熱し、次いで
圧空成形機からなる容器成形装置７の金型で圧空成形し
て容器本体を形成し、次の充填装置８でゼリーを充填す
る。
中蓋フィルムｂは圧空成形機からなる成形装置９で成形
され、次いで穴あけ装置１０でスリット孔が形成されて
前記充填装置８を経た容器本体上に被嵌され、中蓋２上
にクリームが充填装置１１で充填される。
され、次いで穴あけ装置１０でスリット孔が形成されて
前記充填装置８を経た容器本体上に被嵌され、中蓋２上
にクリームが充填装置１１で充填される。
そして上蓋フィルムＣが上方から供給されてシール装置
１２でフランジ部分がシールされ、次の打抜装置１３で
個包装に打抜かれ、打抜かれたスクラップフィルムは捲
取られるようになっている。
１２でフランジ部分がシールされ、次の打抜装置１３で
個包装に打抜かれ、打抜かれたスクラップフィルムは捲
取られるようになっている。
なお第６図中１４．１５，１６．１７はリール、１８は
送り装置、１９は案内ロールである。
送り装置、１９は案内ロールである。
落し込み中蓋２のスリット孔４は全体がフラットな底部
分にあけると輸送途上容器本体内に落下し易い。
分にあけると輸送途上容器本体内に落下し易い。
そこで本案にあっては浅底にスリット孔を形成したもの
であって、具体的にクリームの内容量が約１５ｍ１であ
り（中蓋の約＋）深さ１０ｍ／ｍに対し５ｍ／ｍ以上、
とくに８ｍ／ｍの位置にスリット孔を形成するのが好ま
しい。
であって、具体的にクリームの内容量が約１５ｍ１であ
り（中蓋の約＋）深さ１０ｍ／ｍに対し５ｍ／ｍ以上、
とくに８ｍ／ｍの位置にスリット孔を形成するのが好ま
しい。
本案は以上の如く、容器本体、落し込み中蓋、上蓋の三
者を接合し、しかも落し込み中蓋のコーナ一部には浅底
を形成して、これにスリット孔を形成したので開封以前
においては、落し込み中蓋の深底に充填した内容物と容
器本体内の内容物とが混ざる心配はなく、使用時落し込
み中蓋を容器本体から開封することにより、落し込み中
蓋内の内容物がそのスリット孔から容器本体内に落下し
て始めて混ぜることができるもので、内容物の変質、変
味等を防止できるという特徴がある。
者を接合し、しかも落し込み中蓋のコーナ一部には浅底
を形成して、これにスリット孔を形成したので開封以前
においては、落し込み中蓋の深底に充填した内容物と容
器本体内の内容物とが混ざる心配はなく、使用時落し込
み中蓋を容器本体から開封することにより、落し込み中
蓋内の内容物がそのスリット孔から容器本体内に落下し
て始めて混ぜることができるもので、内容物の変質、変
味等を防止できるという特徴がある。
しかも開封時の上蓋と落し込み中蓋の変形により、内容
物を押し出すことができるので手を汚すことなく、衛生
的に操作しうるもので、変形によって上蓋と落し込み中
蓋との間に圧力がかかつて内容物が押圧されてから浅底
のスリット孔が始めて開かれるので、落し込み中蓋内の
内容物はスリット孔が浅底に形成されていること・相俟
って保存時容器本体内に落下することはないという特徴
がある。
物を押し出すことができるので手を汚すことなく、衛生
的に操作しうるもので、変形によって上蓋と落し込み中
蓋との間に圧力がかかつて内容物が押圧されてから浅底
のスリット孔が始めて開かれるので、落し込み中蓋内の
内容物はスリット孔が浅底に形成されていること・相俟
って保存時容器本体内に落下することはないという特徴
がある。
なお、易剥離部分をスリット孔と対称的な位置に設けれ
ば、その開封動作が直ちに落し込み中蓋内の内容物をス
リット孔に向って押しやる動作につながり、しかも上蓋
は落し込み中蓋に接着されたままなので、落し込み中蓋
内の内容物が外部に散逸しないという特徴もある。
ば、その開封動作が直ちに落し込み中蓋内の内容物をス
リット孔に向って押しやる動作につながり、しかも上蓋
は落し込み中蓋に接着されたままなので、落し込み中蓋
内の内容物が外部に散逸しないという特徴もある。
第１図は本案容器の斜面図、第２図は本案容器の平面図
、第３図は第２図Ａ−Ａ線切断面図、第４．５図は開封
動作を示す説明図、第６図は本案容器の製造装置を示す
説明図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・落し込み中蓋
、３・・・・・・上蓋、２ｂ・・・・・・浅底、４・・
・・・・スリット孔。
、第３図は第２図Ａ−Ａ線切断面図、第４．５図は開封
動作を示す説明図、第６図は本案容器の製造装置を示す
説明図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・落し込み中蓋
、３・・・・・・上蓋、２ｂ・・・・・・浅底、４・・
・・・・スリット孔。
Claims (2)
- （１）容器本体の開口部フランジに落し込み中蓋のフラ
ンジを重合し、更に落し込み中蓋の上から更に上蓋体を
重合して周辺で三者を接着し、かつ落し込み中蓋のコー
ナ一部を浅底に形成してこれにスリット孔を形成した包
装用容器。 - （２）前記スリット孔と対称的な位置における落し込み
中蓋と容器本体同志間のフランジ部分に易剥離部分を形
成してなる実用新案登録請求の範囲第１項記載の包装用
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3918981U JPS5931582Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3918981U JPS5931582Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 | 包装用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57154684U JPS57154684U (ja) | 1982-09-28 |
| JPS5931582Y2 true JPS5931582Y2 (ja) | 1984-09-06 |
Family
ID=29836319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3918981U Expired JPS5931582Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 | 包装用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931582Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012171656A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Nobuo Sato | 納豆容器 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59109678U (ja) * | 1983-01-12 | 1984-07-24 | サントリー株式会社 | 密封容器 |
| EP2580140B1 (en) * | 2010-06-08 | 2016-08-31 | Torus Pak Research And Development S.À.R.L. | Food package lid foil comprising an attached additional food container and method for filling and sealing said additional food container |
| JP6693097B2 (ja) * | 2015-11-25 | 2020-05-13 | 凸版印刷株式会社 | 包装容器 |
-
1981
- 1981-03-20 JP JP3918981U patent/JPS5931582Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012171656A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Nobuo Sato | 納豆容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57154684U (ja) | 1982-09-28 |
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