JP2582927B2 - 引きはがし用切込みを有する包装容器及び切込み形成装置 - Google Patents
引きはがし用切込みを有する包装容器及び切込み形成装置Info
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- JP2582927B2 JP2582927B2 JP2116657A JP11665790A JP2582927B2 JP 2582927 B2 JP2582927 B2 JP 2582927B2 JP 2116657 A JP2116657 A JP 2116657A JP 11665790 A JP11665790 A JP 11665790A JP 2582927 B2 JP2582927 B2 JP 2582927B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、引きはがし用切込みを有する包装容器及び
その切込みを形成する装置に関し、更に詳細には容器の
フランジ部とつまみ部との間に形成されている引きはが
し用切込みの両側の上縁に盛上がり部を形成して、その
盛上がり部を利用してフランジ部からつまみ部の切り離
しを容易にした包装容器及びそのような切込みを形成す
る装置に関する。
その切込みを形成する装置に関し、更に詳細には容器の
フランジ部とつまみ部との間に形成されている引きはが
し用切込みの両側の上縁に盛上がり部を形成して、その
盛上がり部を利用してフランジ部からつまみ部の切り離
しを容易にした包装容器及びそのような切込みを形成す
る装置に関する。
従来技術 包装容器のフランジ部に隣接して蓋引きはがし用の切
込みを形成した容器は従来からある。このような従来の
容器としては、実開昭54−113860号公報に記載されかつ
第9図に示されるように、切込みcを包装容器aのフラ
ンジ部bの下部周辺に蓋材dに達しないように形成した
ものや、実開昭52−159140号公報に記載されかつ第10図
に示されるように、包装容器hのフランジ部iの上部外
周に切込み部jを形成したもの等がある。
込みを形成した容器は従来からある。このような従来の
容器としては、実開昭54−113860号公報に記載されかつ
第9図に示されるように、切込みcを包装容器aのフラ
ンジ部bの下部周辺に蓋材dに達しないように形成した
ものや、実開昭52−159140号公報に記載されかつ第10図
に示されるように、包装容器hのフランジ部iの上部外
周に切込み部jを形成したもの等がある。
ところで、前者の包装容器から蓋材dを引きはがす時
は、容器フィルムが比較的手で切断し易い材料で作られ
ている場合にはつまみ部eをフランジ部bから分離する
ことができ、そのつまみeをつまんで蓋材を引きはがす
ことができるが、容器フィルムが、例えばポリプロピレ
ン、ポリエステルなどの単なる折り曲げで切断できない
材料で作られている場合にはフランジ部bからつまみ部
cを分離することが困難になる問題がある。
は、容器フィルムが比較的手で切断し易い材料で作られ
ている場合にはつまみ部eをフランジ部bから分離する
ことができ、そのつまみeをつまんで蓋材を引きはがす
ことができるが、容器フィルムが、例えばポリプロピレ
ン、ポリエステルなどの単なる折り曲げで切断できない
材料で作られている場合にはフランジ部bからつまみ部
cを分離することが困難になる問題がある。
また、後者の包装容器では、つまみ部を単に矢印の方
向に折り曲げただけではフランジ部iからつまみ部を分
離することは困難で、両者の接続部を刃物で切断しなけ
ればならない問題がある。
向に折り曲げただけではフランジ部iからつまみ部を分
離することは困難で、両者の接続部を刃物で切断しなけ
ればならない問題がある。
発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする課題は、フランジ部とつま
み部との間に形成された引きはがし用切込みを有する包
装容器において、その切込みの上縁に盛上がり部を形成
してその盛上がり部をつまみ部の回動支点として利用す
ることによって、切断しにくい材料の容器フィルムを使
用した包装容器においても、フランジ部からのつまみ部
の分離を容易にできるようにすることである。
み部との間に形成された引きはがし用切込みを有する包
装容器において、その切込みの上縁に盛上がり部を形成
してその盛上がり部をつまみ部の回動支点として利用す
ることによって、切断しにくい材料の容器フィルムを使
用した包装容器においても、フランジ部からのつまみ部
の分離を容易にできるようにすることである。
本発明が解決しようとする他の課題は、上記のような
切込みを包装容器に形成するための装置を提供すること
である。
切込みを包装容器に形成するための装置を提供すること
である。
課題を解決するための手段 本願の一つの発明は、可撓性に富んだ合成樹脂材料で
造られた容器本体の開口部の周囲にフランジ部を有し、
そのフランジ部の外周の一部につまみ部が配置され、該
フランジ部と該つまみ部との間にはフランジ部の上面か
ら下面に切り込む引きはがし用切込みが形成され、該フ
ランジ部及びつまみ部の上面にカバーフィルムが接着さ
れ、該フランジ部と該つまみ部とが該切込みの底の接続
部を介して接続している包装容器において、該切込みを
ほぼ直線状にかつ接続部が引きちぎり可能な厚さになる
ように形成し、切込みの上縁には容器本体の上面に突出
する盛上がり部を形成して該つまみ部を該容器本体に関
して折り曲げたとき該盛上がり部が互いに当接して該つ
まみ部の回動支点とできるようにして該つまみ部を回動
した時の該接続部の伸び量を増大させ、それによって該
接続部の引きちぎり破断を容易にして該接続部を引きち
ぎって該引きはがし用切込みの部分で該フランジ部から
のカバーフィルムの引きはがしを開始する構成を有する
ように構成されている。
造られた容器本体の開口部の周囲にフランジ部を有し、
そのフランジ部の外周の一部につまみ部が配置され、該
フランジ部と該つまみ部との間にはフランジ部の上面か
ら下面に切り込む引きはがし用切込みが形成され、該フ
ランジ部及びつまみ部の上面にカバーフィルムが接着さ
れ、該フランジ部と該つまみ部とが該切込みの底の接続
部を介して接続している包装容器において、該切込みを
ほぼ直線状にかつ接続部が引きちぎり可能な厚さになる
ように形成し、切込みの上縁には容器本体の上面に突出
する盛上がり部を形成して該つまみ部を該容器本体に関
して折り曲げたとき該盛上がり部が互いに当接して該つ
まみ部の回動支点とできるようにして該つまみ部を回動
した時の該接続部の伸び量を増大させ、それによって該
接続部の引きちぎり破断を容易にして該接続部を引きち
ぎって該引きはがし用切込みの部分で該フランジ部から
のカバーフィルムの引きはがしを開始する構成を有する
ように構成されている。
本願の他の発明は、ヒータにより加熱されるホルダ
と、該ホルダに下向きに取り付けられた加熱刃と、該ホ
ルダの下方に上下動可能に配置された下型とを備え、該
加熱刃により包装容器のフランジ部とそのフランジ部の
外周に続くつまみ部との間に切込みを形成する切込み形
成装置において、該下型には該加熱刃の下側に該加熱刃
と協働して該包装容器に切込みを形成する刃受けを配置
して該刃受けをばねにより加熱刃側に弾圧し、該刃受け
には該加熱刃と接触しない逃げ溝を形成して構成されて
いる。
と、該ホルダに下向きに取り付けられた加熱刃と、該ホ
ルダの下方に上下動可能に配置された下型とを備え、該
加熱刃により包装容器のフランジ部とそのフランジ部の
外周に続くつまみ部との間に切込みを形成する切込み形
成装置において、該下型には該加熱刃の下側に該加熱刃
と協働して該包装容器に切込みを形成する刃受けを配置
して該刃受けをばねにより加熱刃側に弾圧し、該刃受け
には該加熱刃と接触しない逃げ溝を形成して構成されて
いる。
作 用 上記構成の包装容器において、容器本体内に品物が充
填された後、カバーフィルムが包装容器の上に被せら
れ、容器フィルムとカバーフィルムとはフランジの全周
に亙って及びつまみ部の一部で接合される。つみ部を容
器本体及びそれと一体になったフランジ部から分離する
とき、つまみ部をフランジ部に関して切込みの部分で折
り曲げて切込みの縁に形成された盛上がり部を互いに接
触させる。盛上がり部を接触した後更につまみ部をフラ
ンジ部に関してその接触点を中心として回動させると、
切込みの底の接続部が破断されてつまみ部がフランジ部
から切り離される。したがって、つまみ部をつまんで容
器本体からカバーフィルムを容易に引きはがせる。
填された後、カバーフィルムが包装容器の上に被せら
れ、容器フィルムとカバーフィルムとはフランジの全周
に亙って及びつまみ部の一部で接合される。つみ部を容
器本体及びそれと一体になったフランジ部から分離する
とき、つまみ部をフランジ部に関して切込みの部分で折
り曲げて切込みの縁に形成された盛上がり部を互いに接
触させる。盛上がり部を接触した後更につまみ部をフラ
ンジ部に関してその接触点を中心として回動させると、
切込みの底の接続部が破断されてつまみ部がフランジ部
から切り離される。したがって、つまみ部をつまんで容
器本体からカバーフィルムを容易に引きはがせる。
また、上記構成の切込み形成装置において、包装容器
が下型上の所定の位置に到着すると下型が上昇する。す
ると刃受けもそれと同時に上昇し容器容器の容器フイル
ムを刃受けで加熱刃に向かって押す。すると容器フィル
ムには加熱刃によって切込みが形成されると共にその容
器フィルムが溶解して切込みの上縁に盛上がり部が形成
される。刃受けが加熱刃に当接すると刃受けの移動は停
止するが、刃受けには逃げ溝が形成されていないため、
この部分で容器フィルムは切断されず、フランジ部とつ
まみ部とはこの切断されていない接続部を介して接続さ
れている。
が下型上の所定の位置に到着すると下型が上昇する。す
ると刃受けもそれと同時に上昇し容器容器の容器フイル
ムを刃受けで加熱刃に向かって押す。すると容器フィル
ムには加熱刃によって切込みが形成されると共にその容
器フィルムが溶解して切込みの上縁に盛上がり部が形成
される。刃受けが加熱刃に当接すると刃受けの移動は停
止するが、刃受けには逃げ溝が形成されていないため、
この部分で容器フィルムは切断されず、フランジ部とつ
まみ部とはこの切断されていない接続部を介して接続さ
れている。
実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
る。
第1図ないし第3図において、本発明による包装容器
の切込みを形成する切込み形成装置が示されている。こ
の切込み形成装置1は、下面に複数の加熱刃21が取り付
けられた加熱ホルダ2と、加熱刃ホルダ2の下方に上下
動可能に配置された下型3とを備えている。
の切込みを形成する切込み形成装置が示されている。こ
の切込み形成装置1は、下面に複数の加熱刃21が取り付
けられた加熱ホルダ2と、加熱刃ホルダ2の下方に上下
動可能に配置された下型3とを備えている。
加熱刃ホルダ2の中には複数の電気ヒータ22が設けら
れ、加熱刃ホルダ全体及びその加熱刃ホルダに取り付け
られた加熱刃21を加熱するようになっている。加熱刃ホ
ルダ2への加熱刃21の取り付けは公知の方法で取り外し
可能に行われる。この加熱刃ホルダ2は装置全体のフレ
ーム等に取り付けられ固定されている。下型には容器本
体rを受ける複数の穴31と、その穴に隣接する凹部32と
が形成されている。各凹部32内には刃受け33が移動可能
に配置されていてばね34により常時上方に弾圧されてい
る。刃浮け33の上面には加熱刃21の刃先に当接しない逃
げ溝35が形成されている。下型3はシリンダ4により上
下動されるようになっている。
れ、加熱刃ホルダ全体及びその加熱刃ホルダに取り付け
られた加熱刃21を加熱するようになっている。加熱刃ホ
ルダ2への加熱刃21の取り付けは公知の方法で取り外し
可能に行われる。この加熱刃ホルダ2は装置全体のフレ
ーム等に取り付けられ固定されている。下型には容器本
体rを受ける複数の穴31と、その穴に隣接する凹部32と
が形成されている。各凹部32内には刃受け33が移動可能
に配置されていてばね34により常時上方に弾圧されてい
る。刃浮け33の上面には加熱刃21の刃先に当接しない逃
げ溝35が形成されている。下型3はシリンダ4により上
下動されるようになっている。
上記構成の装置において、加熱刃21は予めヒータ22に
より容器フィルムfの溶融温度以上の温度に加熱されて
いる。そして容器本体rが形成された容器フィルムが切
込み形成装置1の位置に到着すると、下型3がシリンダ
4の動作により上昇し、容器本体rが穴31内に入る。下
型がなおも上昇すると刃受け33が容器フィルムfの下面
に当たって下側からそれを加熱刃21側に押圧する。この
ため、加熱刃21の先端(下端)が容器フィルムfを溶融
させながらその中に食い込み、ほぼV字形の切込み1を
形成する。このとき刃受け33は加熱刃21の先端の両側が
刃受け33の上面36に当接するまで上昇する。加熱刃21の
先端両側が刃受け33に当たるとその部分で容器フィルム
は切断されてしまうが、先端の中央部分は逃げ溝35の作
用により刃受け33の上面36に当たらない。このため第5
図に示されるように、切込み1の底の接続部mでように
フィルムはつながっている。またこの切込み1を形成す
るとき容器フィルムfを溶融させながら加熱刃21がそれ
に食い込んでいくので切込み1の両上縁で容器フィルム
fの上面には第5図に示されるように溶融した容器フィ
ルムが押し出され盛上がり部nが形成される。
より容器フィルムfの溶融温度以上の温度に加熱されて
いる。そして容器本体rが形成された容器フィルムが切
込み形成装置1の位置に到着すると、下型3がシリンダ
4の動作により上昇し、容器本体rが穴31内に入る。下
型がなおも上昇すると刃受け33が容器フィルムfの下面
に当たって下側からそれを加熱刃21側に押圧する。この
ため、加熱刃21の先端(下端)が容器フィルムfを溶融
させながらその中に食い込み、ほぼV字形の切込み1を
形成する。このとき刃受け33は加熱刃21の先端の両側が
刃受け33の上面36に当接するまで上昇する。加熱刃21の
先端両側が刃受け33に当たるとその部分で容器フィルム
は切断されてしまうが、先端の中央部分は逃げ溝35の作
用により刃受け33の上面36に当たらない。このため第5
図に示されるように、切込み1の底の接続部mでように
フィルムはつながっている。またこの切込み1を形成す
るとき容器フィルムfを溶融させながら加熱刃21がそれ
に食い込んでいくので切込み1の両上縁で容器フィルム
fの上面には第5図に示されるように溶融した容器フィ
ルムが押し出され盛上がり部nが形成される。
上記のように切込みが形成された容器フィルムfの容
器本体rの中には品物が充填された後カバーフィルム
f′が被せられ、容器フィルムfとカバーフィルムf′
とは第6図に示されるように容器本体rの開口部を囲む
環状のフランジ上の区域oと、その区域oと切込み1を
間に挟んで反対側の区域pとで接着シールされる。その
後第6図に示されるような輪郭線で打ち抜かれる。打ち
抜かれた後の、包装容器体上の区域pのある部分がつま
み部tとなる。
器本体rの中には品物が充填された後カバーフィルム
f′が被せられ、容器フィルムfとカバーフィルムf′
とは第6図に示されるように容器本体rの開口部を囲む
環状のフランジ上の区域oと、その区域oと切込み1を
間に挟んで反対側の区域pとで接着シールされる。その
後第6図に示されるような輪郭線で打ち抜かれる。打ち
抜かれた後の、包装容器体上の区域pのある部分がつま
み部tとなる。
切込み1の周辺の部分の形状を拡大して断面で示すと
第7図[A]に示されるようになる。上記のようにして
打ち抜かれた容器からカバーフィルムf′を引きはがす
ときは、切込み1を間に挟んで容器本体rと一体のフラ
ンジ部を連続するつまみ部tを第7図[A]の矢印の方
向に回転させ、盛上がり部n互いに当てた状態でなおも
同方向に回転させると、当たった盛上がり部を支点とし
て切込みの底すなわち接続部mに張力が作用して接続部
mは第7図[B]に示されるように伸ばされ、限界を越
えると破断する。
第7図[A]に示されるようになる。上記のようにして
打ち抜かれた容器からカバーフィルムf′を引きはがす
ときは、切込み1を間に挟んで容器本体rと一体のフラ
ンジ部を連続するつまみ部tを第7図[A]の矢印の方
向に回転させ、盛上がり部n互いに当てた状態でなおも
同方向に回転させると、当たった盛上がり部を支点とし
て切込みの底すなわち接続部mに張力が作用して接続部
mは第7図[B]に示されるように伸ばされ、限界を越
えると破断する。
切込み1が形成された包装容器を使用すれば、盛上が
り部nが形成されるので、接続部mが伸ばされ破断する
ときの回転角θは、回転の支点と接続部mとの間の距離
が大きくなるため、第8図に示されるように盛上がり部
のない従来の場合の回転角θ′に比較して接続部mを伸
ばすのに必要な回転角θが小さく良く、つまみ部を従来
の回転角θ′まで回転させたとすれば、切込みの底の接
続部mをより大きく伸ばすことができるので容易に破断
できるようになる。
り部nが形成されるので、接続部mが伸ばされ破断する
ときの回転角θは、回転の支点と接続部mとの間の距離
が大きくなるため、第8図に示されるように盛上がり部
のない従来の場合の回転角θ′に比較して接続部mを伸
ばすのに必要な回転角θが小さく良く、つまみ部を従来
の回転角θ′まで回転させたとすれば、切込みの底の接
続部mをより大きく伸ばすことができるので容易に破断
できるようになる。
第4図において、切込み形成装置の別の例が示されて
いる。この例の装置1aにおいては、加熱刃21aに対する
下型3aの移動をストッパ5で制限することにより容器フ
ィルムfの肉厚全体に亙って切込みが形成されないよう
にし、前記実施例の刃受けは省略している。そしてスト
ッパの下端面を上下微調整できるようにして切込みの深
さを調節する。
いる。この例の装置1aにおいては、加熱刃21aに対する
下型3aの移動をストッパ5で制限することにより容器フ
ィルムfの肉厚全体に亙って切込みが形成されないよう
にし、前記実施例の刃受けは省略している。そしてスト
ッパの下端面を上下微調整できるようにして切込みの深
さを調節する。
効 果 本発明によれば次のような効果を奏することが可能で
ある。
ある。
切込みの両側の上面に形成される盛上がり部を支点
としつまみ部を容器のフランジ部に関して回動させるよ
うにしたためフランジ部とつまみ部との接続部の破断を
容易に行える。
としつまみ部を容器のフランジ部に関して回動させるよ
うにしたためフランジ部とつまみ部との接続部の破断を
容易に行える。
従来の破断しにくいフィルムを容器フィルムとして
使用できる。
使用できる。
第1図は本発明による包装容器の切込みを形成する切込
み形成装置の概略断面図、第2図は第1図の切込み形成
装置の部分拡大図、第3図は第2図の線III−IIIに沿っ
た断面図、第4図は切込み形成装置の側面図、第5図は
切込みの形成する状態を示す図、第6図は本発明の包装
容器を使用した包装体の上面図、第7図[A]は図6の
包装体の切込み部分を示す部分拡大断面図、第7図
[B]はつまみ部の分離動作を示す図、第8図は従来の
方法で形成された切込みを有する包装体におけるタブの
分離動作を示す図、第9図及び第10図は従来の切込みを
有する包装体の断面図である。 r:容器本体、l:切込み m:接続部、n:盛上がり部 t:つまみ部、1:切込み形成装置 2:ホルダ、21:加熱刃 3:下型、33:刃受け 35:逃げ溝
み形成装置の概略断面図、第2図は第1図の切込み形成
装置の部分拡大図、第3図は第2図の線III−IIIに沿っ
た断面図、第4図は切込み形成装置の側面図、第5図は
切込みの形成する状態を示す図、第6図は本発明の包装
容器を使用した包装体の上面図、第7図[A]は図6の
包装体の切込み部分を示す部分拡大断面図、第7図
[B]はつまみ部の分離動作を示す図、第8図は従来の
方法で形成された切込みを有する包装体におけるタブの
分離動作を示す図、第9図及び第10図は従来の切込みを
有する包装体の断面図である。 r:容器本体、l:切込み m:接続部、n:盛上がり部 t:つまみ部、1:切込み形成装置 2:ホルダ、21:加熱刃 3:下型、33:刃受け 35:逃げ溝
Claims (2)
- 【請求項1】可撓性に富んだ合成樹脂材料で造られた容
器本体の開口部の周囲にフランジ部を有し、そのフラン
ジ部の外周の一部につまみ部が配置され、該フランジ部
と該つまみ部との間にはフランジ部の上面から下面に切
り込む引きはがし用切込みが形成され、該フランジ部及
びつまみ部の上面にカバーフィルムが接着され、該フラ
ンジ部と該つまみ部とが該切込みの底の接続部を介して
接続している包装容器において、該切込みをほぼ直線状
にかつ接続部が引きちぎり可能な厚さになるように形成
し、切込みの上縁には容器本体の上面に突出する盛上が
り部を形成して該つまみ部を該容器本体に関して折り曲
げたとき該盛上がり部が互いに当接して該つまみ部の回
動支点とできるようにして該つまみ部を回動し時の該接
続部の伸び量を増大させ、それによって該接続部の引き
ちぎり破断を容易にして該接続部を引きちぎって該引き
はがし用切込みの部分で該フランジ部からのカバーフィ
ルムの引きはがしを開始する構成を有することを特徴と
する引きはがし用切込みを有する包装容器。 - 【請求項2】ヒータにより加熱されるホルダと、該ホル
ダに下向きに取り付けられた加熱刃と、該ホルダの下方
に上下動可能に配置された下型とを備え、該加熱刃によ
り包装容器のフランジ部とそのフランジ部の外周に続く
つまみ部との間に切込みを形成する切込み形成装置にお
いて、該下型には該加熱刃の下側に該加熱刃と協働して
該包装容器に切込みを形成する刃受けを配置して該刃受
けをばねにより加熱刃側に弾圧し、該刃受けには該加熱
刃と接触しない逃げ溝を形成したことを特徴とする包装
容器の切込み形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2116657A JP2582927B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 引きはがし用切込みを有する包装容器及び切込み形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2116657A JP2582927B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 引きはがし用切込みを有する包装容器及び切込み形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0418231A JPH0418231A (ja) | 1992-01-22 |
JP2582927B2 true JP2582927B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=14692667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2116657A Expired - Fee Related JP2582927B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 引きはがし用切込みを有する包装容器及び切込み形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582927B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3700869B2 (ja) * | 1995-09-30 | 2005-09-28 | マスプロ電工株式会社 | 分岐器 |
EP1146386A1 (en) * | 2000-04-14 | 2001-10-17 | International Business Machines Corporation | Free-space non-blocking switch |
US8792753B2 (en) * | 2011-06-30 | 2014-07-29 | General Electric Company | Method and system for a fiber optic sensor |
TWI504547B (zh) * | 2013-01-31 | 2015-10-21 | Chan Li Machinery Co Ltd | The tearing line forming mechanism of the packaging paper of the extracted paper product |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752029Y2 (ja) * | 1974-09-06 | 1982-11-12 | ||
JPS56167427A (en) * | 1980-05-30 | 1981-12-23 | Tokan Kogyo Co Ltd | Cover body of thermoplastic synthetic resin and its manufacture |
JPS571070A (en) * | 1980-05-31 | 1982-01-06 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Sealed vessel |
JPS5741122U (ja) * | 1980-08-21 | 1982-03-05 | ||
JPS5780458U (ja) * | 1980-10-31 | 1982-05-18 | ||
JPH0350045Y2 (ja) * | 1985-08-08 | 1991-10-25 | ||
JPH0720004Y2 (ja) * | 1988-11-17 | 1995-05-10 | 昭和アルミニウム株式会社 | 食品包装用容器の鍔部の切り目形成装置 |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP2116657A patent/JP2582927B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0418231A (ja) | 1992-01-22 |
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