JPH0418231A - 引きはがし用切込みを有する包装容器及び切込み形成装置 - Google Patents

引きはがし用切込みを有する包装容器及び切込み形成装置

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JPH0418231A
JPH0418231A JP2116657A JP11665790A JPH0418231A JP H0418231 A JPH0418231 A JP H0418231A JP 2116657 A JP2116657 A JP 2116657A JP 11665790 A JP11665790 A JP 11665790A JP H0418231 A JPH0418231 A JP H0418231A
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cut
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heating blade
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Tsutsuo Watanabe
渡辺 堤生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、プラスチック容器に品物を充填した後シール
した包装体において、容器からの蓋の分離を容品にする
ために容器に切込みを形成する方法及びその装置に関す
る。
(ロ)従来技術 包装容器のフランジ部に隣接して蓋引き剥がし用の切込
みを形成する方法は従来から種々行われている。そのよ
うな従来の方法としては、実開昭54−113860号
公報に記載されかつ第9図に示されるように、切込みC
を包装容器aのフランジ部すの下部周辺に蓋材dに達し
ないように形成する方法や、実開昭52−159140
号公報に記載されかつ第10図に示されるように、包装
容器りのフランジ部iの上部外周に切込み部jを形成す
る方法等がある。
ところで、前者の方法で切込みを形成した包装容器から
蓋材dの引き剥がす時は、容器フィルムが比較的平で切
断し易い材料で作られている場合にはつまみ部eをつま
んで矢印の方向に折り曲げることによってつまみ部eを
フランジ部すから分離することができ、そのつまみeを
つまんで蓋材を引き剥すことができるが、容器フィルム
が、例えば、ポリプロピレン、ポリエステルなどの単な
る折り曲げで切断できない材料で作られている場合には
フランジ部すからつまみ部Cの分離が困難になる問題が
ある。
また、後者の方法で切込みを形成した場合には、つまみ
部kを単に矢印の方向に折り曲げただけではフランジ部
iからのつまみ部にの分離は困難で、両者の接続部を刃
物で切断しなければならない問題がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする一つの課題は切断できない材
料の容器フィルムを使用した包装容器においてもつまみ
部とフランジ部との分離を容易に行えるようにする切込
みの形成方法を提供することである。
本発明が解決しようとする他の課題は、上記のような切
込みの形成方法を行う装置を提供することである。
(ニ)課題を解決するための手段 本願の一つの発明は、包装容器のフランジ部とそのフラ
ンジ部に続くつまる部との間に切込みを形成する方法に
おいて、該包装容器の上面の該フランジ部と該つまみ部
との間に加熱刃を押圧して包装容器の下面に接続部が残
るようにして■字形の切込みを形成し、該切込みの縁に
該フランジ部及びつまみ部の上面に突出する盛上り部を
形成するように構成されている。
本願の他の発明は、包装容器のフランジ部とそのフラン
ジ部に続くつまみ部との間に切込みを形成する装置にお
いて、ヒータにより加熱されるホルダと、該ホルダに下
向きに取り付けられた加熱刃と、該加熱刃の下側に移動
可能に配置されてかつばねより加熱刃側に弾圧されてい
て該加熱刃と協働して該包装容器に切込みを形成する刃
受けとを備え、該刃受けには該加熱刃と接触しない逃げ
溝を形成して構成されている。
(ホ)作用 上記構成において、包装容器が切込み形成装置の位置に
送られて来るとヒータにより加熱された加熱刃が刃受は
側に移動して包装容器の上面でフランジ部とそれに隣接
するつまみ部との間に切込みを形成する。このとき包装
容器の容器フィルムは刃受けの逃げ溝の作用により完全
に切断されず下面を残して切込みが形成されそれと同時
に切込みの縁に盛上り部が形成される。
(へ)実施例 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
第1図ないし第3酢において本発明による切込み形成装
置が示されている。この切込み形成装置1は、下面に複
数の加熱刃21が取り付けられた加熱刃ホルダ2と、加
熱刃ホルダ2の下方に上下動可能に配置された下型3と
を備えている。
加熱刃ホルダ2の中には複数の電気ヒータ22が設けら
れ、加熱刃ホルダ全体及びその加熱刃ホルダに取り付け
られた加熱刃21を加熱するようになっている。加熱刃
ホルダ2への加熱刃21の取付けは公知の方法で取外し
可能に行なわれる。この加熱刃ホルダ2は装置全体のフ
レーム等に取り付けられ固体されている。下型3には容
器rを受ける複数の穴31と、その穴に隣接する凹部3
2とが形成されている。各凹部32内には刃受け33が
移動可能に配設さればね34により常時上方に弾圧され
ている。刃受け33の上面には加熱刃21の刃先に当接
しない逃げ溝35が形成されている。下型3はシリンダ
4により上下動量されるようになっている。
上記構成の装置において、加熱刃21は予めヒータ22
により容器フィルムrの溶融温度以上の温度に加熱され
ている。そして容器rが形成された容器フィルムfが切
込み形成装置lの位置に到着すると、下型3がシリンダ
4の動作により上昇し、容器rが穴31内に入る。下型
がなおも上昇すると刃受け33が容器フィルムfの下面
に当って下側からそれを加熱刃21側に押圧する。この
ため加熱刃21の先端(下端)が容器フィルムfを溶融
させながらその中にくい込み、はぼ■字形の切込み1を
形成する。このとき刃受け33は加熱刃21の先端の両
側が刃受け33の上面36に当接するまで上昇する。
加熱刃21の先端両側が刃受け33に当るとその部分で
容器フィルムは切断されてしまうが、先端の中央部分は
逃げ溝35の作用により刃受け33の上面36に当らな
い。このため第5図に示されるように切込み1の底の部
分mで容器フィルネはつながっている。またこの切込み
lを形成するとき容器フィルムfを溶融させながら加熱
刃21がそれにくい込んでいくので切込み1の両側で容
器フィルムfの上面には第5図に示されるように溶融し
た容器フィルムが押圧し出され盛上り部mが形成される
上記のように切込みが形成された容器フィルムfの容器
rの中には品物が充填された後カバーフィルムf′がか
ふせられ、容器フィルムfとカバーフィルムf′とは第
6図に示されるように容器0を囲む環状の区域Oと、そ
の区域0と切込み1を挾んで反対側の区域pとで接着シ
ールされる。その後第6図に示さるような輪郭線で打ち
抜かれる。
切込みlの周辺の部分の形状を拡大して断面で示すと第
7図(A)に示されるようになる。上記のようにして打
ち抜かれた容器からカバーフィルムf″を引き剥すとき
は、切込み1を間に挾んで容器rのフランジ部に連続す
るつまみ部tを第7図(A)の矢印の方向に回転させ、
盛上り部dを互いに当てた状態じなおも同方向に回転さ
せると、当った盛上り部を支点として切込みの底すなわ
ち接続部mに張力が作用して接続部mは第7図(B)に
示されるように伸ばされ、限界を越えると破断する。
本発明の方法により切込み1を形成すると盛上り部nが
形成されるので、切続部mが伸ばされ破断するときの回
転角θは、回転の支点と接続部mとの間の距離が大きく
なるため、第8部に示されるように盛上り部のない従来
の場合の回転角θ′に比較して接続部mを伸ばすに必要
な回転角θが小さくて良く、つまみ部を従来の回転角θ
゛まで回転させたとすれば、切込みの底の接続部mをよ
り大きく伸ばすことができるので容易に破断できるよう
になる。
第4回において、他の実施例の装置1aが示されている
。この実施例においては加熱刃21aに対する下型3a
の移動をストッパ5で制限することにより容器フィルム
fの内厚全体にわたって切込みが形成されないようにし
、前記実施例の刃受けは省略している。そしてストッパ
の下端面を上下微調整できるようにして切込みの深さを
調節する。
(ト)効果 本発明によれば次のような効果を奉することができる。
■ 加熱刃を用いたので容器フィルムの切込みが小さな
力でよく、刃の寿命が長くなる。
■ 切込みの両側上面に盛上り部が形成されるので、タ
ブを容器のフランジ部から分離するとき盛上り部の作用
により容易に行える。
■ 従来の分離できなかったフィルムを使用して容器を
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の切込み形成装置の概略断面図、第2図
は第1図の切込み形成装置の部分拡大図、第3図は第2
図の線■−■に沿った断面図、第4図は切込み形成装置
の側面部、第5図は本発明による包装フィルムの切込み
の形成を示す図、第6図は包装容器の上面図、第7図[
A)は本発明の切込み形成方法で形成した切込みの断面
図、第7図CB)はつまみ部の分離動作を示す図、第8
図は従来の方法で形成された切込みを有する包装体にお
けるタブの分離動作を示す図、第9図及び第1O図は従
来の方法で形成された切込みを有する包装体の断面図。 1:切込み形成装置  2:加熱刃ホルダ21:加熱刃
      3:下型 32:凹部       33:刃受け35:逃げ溝 (外4名) 茅 l 凹 第2 圓(A) 第 凹 第 凹 〔r31 第 凹 ?7 凹〔β〕 を 第 田

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、包装容器のフランジ部とそのフランジ部に続くつま
    み部との間に切込みを形成する方法において、該包装容
    器の上面の該フランジ部と該つまみ部との間に加熱刃を
    押圧して包装容器の下面に接続部が残るようにしてほぼ
    V字形の切込みを形成し、該切込みの縁に該フランジ部
    及びつまみ部の上面に突出する盛上り部を形成すること
    を特徴とする包装容器の切込み形成方法。 2、包装容器のフランジ部とそのフランジ部に続くつま
    み部との間に切込みを形成する装置において、ヒータに
    より加熱されるホルダと、該ホルダに下向きに取り付け
    られた加熱刃と、該加熱刃の下側に移動可能に配置され
    かつばねにより加熱刃側に弾圧されていて該加熱刃と協
    働して該包装容器に切込みを形成する刃受けとを備え、
    該刃受けには該加熱刃と接触しない逃げ溝を形成したこ
    とを特徴とする包装容器の切込み形成装置。
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