JPH0244973Y2 - - Google Patents

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JPH0244973Y2
JPH0244973Y2 JP18585584U JP18585584U JPH0244973Y2 JP H0244973 Y2 JPH0244973 Y2 JP H0244973Y2 JP 18585584 U JP18585584 U JP 18585584U JP 18585584 U JP18585584 U JP 18585584U JP H0244973 Y2 JPH0244973 Y2 JP H0244973Y2
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JP
Japan
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container
upper edge
sealing
formwork
frame
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JP18585584U
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JPS61100512U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野) 本考案は、熱可塑性材料からなる鍔付のカツプ
型容器に熱接着性の蓋をヒートシールするための
型枠(金型)の改良、殊にヒートシール後の蓋の
剥離操作を容易ならしめるための型枠に関する。
(従来技術) 主として金属箔・プラスチツクフイルム積層体
からなる蓋によりヒートシールされたカツプ型の
容器は、今日、即席食品類などの包装用容器とし
て広く市場に出回つている。この種容器の口上縁
部には、厚生省告示20号に基ずく熱封緘強度試験
法に定められた強度水準を満足させるため、一般
に環状のシール用リブが設けられており、このリ
ブ部分においてシール用積層蓋部材との強固な熱
接着が行なわれている。この熱接着に際しては、
添付第10図に示されるような金属製の型枠が使
用されているが、この公知の型枠によれば、上記
リブ部分の全周について均一な熱接着が行なわれ
る。従つて、用時蓋部材を剥がそうとする際、逆
に剥離が困難となり、使用者を困惑させることが
多く、この欠点は、特に強固な接着強度を要求さ
れる加熱滅菌済み包装体の場合著しい。この欠点
を幾分とも改善せんがため、上のリブの一部に鈍
角状の突出部(烏口)を設ける提案もあるが、こ
の場合でも開封の困難性は依然として残つてい
る。
(目的) 本考案は、熱可塑性プラスチツクから作られた
カツプ型容器における上記問題を解決し、用時蓋
部材を剥離するのが容易であるカツプ型容器のシ
ール手段を提供するのを目的とする。
(構成) 本考案は、以上の目的を達成するため、シール
されるべきフランジ付熱可塑性容器の胴部の外形
に略々等しい内形と該容器のフランジ部の下面を
支持するに足る上縁幅とを有する枠状体におい
て、該枠状体が、その上縁面に内側から外側にか
けて略々放射状の方向に伸びる小凹凸を備えてい
ることを特徴とする。
第1図は、以上の構成に係る枠状体(シール用
型枠)の一例の平面図、第2図は、同じくその線
X−Xに沿う部分断面図、第3図は、同じくその
斜視図である。
本考案の型枠1は、鉄等の丈夫な金属材料を用
い被シール熱可塑性容器Cの胴部Cbの外形(一
点鎖線にて示される)に相当する内形を持つ枠状
に作られる。従つて、本型枠の内形は、被シール
容器の外形に応じて円筒状、角柱状、截頭四角錐
状、截頭円錐状、截頭楕円錐状、その他様々であ
る。
以上の型枠の上縁部2は、少なくとも被シール
容器Cのフランジ部Cfの下面幅と同等又はそれ
以上の幅を持つ。そしてこの上縁部には、本型枠
の内側から外側へ向けて略々放射状に伸びる小凹
凸(3a及び3b)が刻設される。因に、ここに
使用した「放射状」という用語の意味は、そこま
で厳密に考えられるべきではなく、事実上、該上
縁部を横切る方向を包含する。さらに凹部3aと
凸部3bとの高低差は、通常0.5mm以内、好まし
くは0.1〜0.2mmである。
(作用) 第4図は、以上の型枠を用いてシール作業を行
う状態を、第5図及び第6図は、第4図のシール
作業により得られるシール状態を夫々模型的に示
す。
内容食品4を充填された容器Cは、型枠1の上
縁2上に載せられ、蓋材5を被せられた後、ヒー
タ7入り熱盤6により矢印へ押圧される。この
際、図の左側の凸部3bの直上部の蓋材5と、そ
の下面に位置する容器CのリブCrは、該凸部の
頂面と熱盤6の下面との間で強く圧縮され、この
結果第5図に示すように、該リブ部分にて幅の広
い強固な接着状態が得られる。
以上に反して、図の右側の凹部3aの直上部の
蓋材5と、その下面に位置する容器CのリブCr
は、該凹部の底面と熱盤6の下面との間で弱く圧
縮され、この結果第6図に示すように、該リブ部
分にて幅の狭い軟弱な接着状態が得られる。この
接着面の状態を模型的に示すと、大体第7図のよ
うであつて、略々数珠状の接着面が形成されてい
る。従つて、この考案に基づくシール用型枠を用
いて製造された簡易包装体は、相対的に強いシー
ル部と弱いシール部とが交互に連続している結果
として、全体として充分な強度を有するに拘わら
ず蓋材の剥離が非常に容易であるという特色を示
す。
(変形) 本考案に係る型枠における上縁部の凹凸の形状
は、あながち前記の形状に限られるものではな
い。
前記第2図に対応する第8図に示した例は、凹
凸が正弦曲線状の波形を有する例であるが、この
場合も実質的に前例のものと同様の効果を期待で
きる。さらに、第9図に示したものは、凸部と凹
部幅が相違する例であるが、この場合の効果も第
7図までのものと殆ど同様であつて、このような
変形は接着強度及び/又は剥離性を任意に調節し
たい場合有利である。
(効果) 本考案は、以上説明したように、自体極めて簡
単な構成でありながら、シールヒート包装体にお
ける蓋の開封を容易ならしめると共に、開封の際
誤つて蓋部材を破損させる恐れをなくすから、使
用者に対し多大の便益を与える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案型枠の一例の平面図、第2図
は、同じくその線X−Xに沿う部分断面図、第3
図は、同じくその斜視図、第4図は、第3図の型
枠を用いてシール作業を行う状態を、第5図及び
第6図は、第4図のシール作業により得らるシー
ル状態を夫々模型的に示す縦断面図、第7図は、
以上のシール作業にて得られる接着面の状態を示
す模型的な平面図、第8図及び第9図は、夫々別
個の変形例を示す第2図と同様の断面図、第10
図は、公知の型枠の斜視図である。各図中の主要
な符号の意味は、以下の通り:− 1:本案型枠、r:公知型枠、2:1,rの上
縁部、3:2面の凹凸、;4:内容食品、5:カ
ツプ型容器の蓋材;6:熱盤、7:6内のヒー
タ;C:カツプ型、容器(Cb:Cの胴部、Cf:
Cのフランジ部、Cr:Cのシール用リブ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールされるべきフランジ付熱可塑性容器の胴
    部の外形に略々等しい内形と該容器のフランジ部
    の下面を支持するに足る上縁幅とを有する枠状体
    において、該枠状体が、この上縁面に内側から外
    側にかけて略々放射状の方向に伸びる小凹凸を備
    えていることを特徴とするシール用型枠。
JP18585584U 1984-12-06 1984-12-06 Expired JPH0244973Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18585584U JPH0244973Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

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JP18585584U JPH0244973Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

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Publication Number Publication Date
JPS61100512U JPS61100512U (ja) 1986-06-27
JPH0244973Y2 true JPH0244973Y2 (ja) 1990-11-29

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ID=30743316

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JP18585584U Expired JPH0244973Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

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