JPS6116110Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6116110Y2
JPS6116110Y2 JP2228878U JP2228878U JPS6116110Y2 JP S6116110 Y2 JPS6116110 Y2 JP S6116110Y2 JP 2228878 U JP2228878 U JP 2228878U JP 2228878 U JP2228878 U JP 2228878U JP S6116110 Y2 JPS6116110 Y2 JP S6116110Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
sealing
mold
heat
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP2228878U
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English (en)
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JPS55503U (ja
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、密封容器用ヒートシール金型、特
に、食品等の液状物を入れる密封容器の蓋となる
熱可塑性樹脂フイルム等と容器とのヒートシール
に有用な金型に関するものである。
一般に、熱可塑性樹脂の成型容器を密封するた
めの蓋材である熱可塑性樹脂フイルムや接着剤を
塗布したアルミ箔等のヒートシールは、容器上に
これらを重ねて上から加熱した金型で圧着するこ
とによつて行なわれている。
このようなヒートシールによる容器の密封は、
操作が簡単で作業性が良いという利点を有する。
しかし、第4図に示される如く従来の密封容器用
ヒートシール金型1′のヒート部2′は、比較的幅
の狭い単一の環状突起であるため、液状物、例え
ばプリン原液等を入れた容器5′を密封する場
合、容器5′上縁のシール部6′にこの原液が付着
しているとシールが不完全になり、内容物が漏れ
る危険がある。これを防止するため0.5〜3mm幅
の環状の凹又は凸部を容器の縁に設け、前記の如
き液状物が容器5′のシール部6′に流れ出ないよ
うにすることも考えられるが、完全に防止するこ
とが困難であるばかりか、蓋材4′であるフイル
ム外縁はシールされないので、めくれ上つてここ
に異物がたまつたりする欠点があり、外観上、衛
生上等に問題があつた。
本考案者はこれらの欠点を解消するためいろい
ろ研究した結果本考案を案出したものである。即
ち本考案は、密封容器用ヒートシール金型のヒー
ト部として複数の環状突起を設け、その最外部の
環状凸起の上面の幅を他のものの1.5〜5倍とす
ることにより容器のシール部と蓋材との間に液状
物が存在していても支障なく完全にシールされ、
蓋材外縁部のマクレ上り等も全く生じない金型を
提供するものである。
すなわち、本考案は容器の上縁部であるシール
部と相対するように複数の環状突起からなるヒー
ト部を有し、かつ最外のヒート部上面の幅は、容
器端部までヒート部がくるように形成され、か
つ、他のものに対し1.5倍〜5倍であることを特
徴とする密封容器用ヒートシール金型を提供する
ものである。以下図面に従つて本考案の実施例を
説明する。
第1図は、本考案の一実施例の金型の断面図、
第2図は、その底面図、第3図は、本考案に係る
金型の使用状態を示す概略図、第4図は、従来の
金型の使用状態を示す概略図である。
第1図及び第2図に示す金型1は、同心に設け
られた環状の凸起から成形されたヒート部2,3
を有している。ヒート部2,3の大きさ及び形状
は、第3図に示すように容器5の上縁部であるシ
ール部6と相対するように形成されている。ま
た、このヒート部2,3は、上面を平らにしてお
くと接触面積が広く都合がよい。さらにヒート部
2,3を形成する環状凸起上面の幅は、内側のも
のに対し、外側のものが1.5〜5倍程度が本考案
の目的を達成するのに適している。実用的には2
〜3倍程度で十分である。また、最外のヒート部
3を他のヒート部2より広くすることにより、密
着強度を十分とすることができ運送等の移動時に
たとえ容器5と蓋材4との剥離が多少生じても未
シール部までの距離があるので、液漏れを防ぐこ
とができる。さらに単発または連続ヒートシール
機でヒートシールを行う場合、ヒートシール後蓋
材4シールより分離する必要があり、トリミング
の際液だれのある未シール部での切断や該未シー
ル部液漏れへの異物混入による不衛生性及び切断
不良を防ぐことができる。また、この環状突起
は、図に示されるように2本に限定されるもので
はなく、本考案の金型を使用して例えばポリスチ
レン製の熱可塑性樹脂容器5を接着剤塗布したア
ルミ箔をヒートシールして密閉するには、その容
器5の上にアルミ箔からなる蓋材4をのせて、上
より金型1を熱可塑性樹脂容器5のシール温度に
加熱して押圧すればよい。
このようにすれば容器5の上縁部であるシール
部6と蓋材4であるアルミ箔とが密着して密封さ
れる。この時シール部6に液状物例えばプリン原
液等が付着していても複数個のヒート部2及び3
によつて完全に密着する。本考案の金型1は、特
に容器5のシール部6の端部が最外のヒート部3
によつてカバーされるので蓋材4の外縁まで完全
にシールされるため、ここがまくれ上ることがな
い。従つて、本考案の金型を使用した密封容器
は、仕上りが美しく、極めて衛生的である。
以上説明したように本考案の金型は、合成樹脂
容器をアルミ箔や合成樹脂フイルムをヒートシー
ルして密封するのに非常に有用であり、多量生産
においても完全に接合し、しかも美感は勿論衛生
上においても優れたものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す金型の断面図
第2図はその底面図、第3図はその使用状態を示
す概略図、第4図は従来の金型の使用状態を示す
概略図である。 1……金型、2,3……ヒート部、4……蓋
材、5……容器、6……シール部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器の上縁部であるシール部と相対するように
    複数の環状突起からなるヒート部を有し、かつ最
    外のヒート部上面の幅は、容器端部までヒート部
    がくるように形成され、かつ、他のものに対し
    1.5倍〜5倍であることを特徴とする密封容器用
    ヒートシール金型。
JP2228878U 1978-02-24 1978-02-24 Expired JPS6116110Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2228878U JPS6116110Y2 (ja) 1978-02-24 1978-02-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2228878U JPS6116110Y2 (ja) 1978-02-24 1978-02-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55503U JPS55503U (ja) 1980-01-05
JPS6116110Y2 true JPS6116110Y2 (ja) 1986-05-19

Family

ID=28856769

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JP2228878U Expired JPS6116110Y2 (ja) 1978-02-24 1978-02-24

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JP (1) JPS6116110Y2 (ja)

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JPS55503U (ja) 1980-01-05

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