JPS6323342Y2 - - Google Patents

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JPS6323342Y2
JPS6323342Y2 JP1983095685U JP9568583U JPS6323342Y2 JP S6323342 Y2 JPS6323342 Y2 JP S6323342Y2 JP 1983095685 U JP1983095685 U JP 1983095685U JP 9568583 U JP9568583 U JP 9568583U JP S6323342 Y2 JPS6323342 Y2 JP S6323342Y2
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JP
Japan
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mochi
kagami
opening
container
wrapped
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JP1983095685U
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JPS602661U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鏡餅形状に形成した鏡餅包装用の容器
に関する。
鏡餅の成形を容易にし、かつ長期保存に供する
ために使用されている従来のポリエチレンのよう
な合成樹脂製の鏡餅形状とした包装容器は、概ね
全底面を開口させると共に、周囲にフランジ（突
縁）を外側方に張出すように形成せしめ、上記開
口より該容器内に流動状の餅を充填したのち、上
記フランジと同一外径を有する裏蓋を熱融着させ
て開口底部を密封させるようにしている。（例え
ば特公昭49−26880号、同49−46910号、実公昭53
−8079号、同54−43588号公報参照） このように鏡餅形状とした包装容器の全底面を
開放させることの主目的は、容器内に空洞を生じ
させることなく充分に餅を充填させ易くする必要
から生じたものと考えられるが、折角外形が丸味
をもつた鏡餅形状とされているのに、底面に外方
へ広がるフランジを形成させたのでは、本来底部
外周に円弧状の丸味を必要とする鏡餅としての外
観的なイメージを著しく損ない、商品価値を低下
させているのである。
そこで本考案は、鏡餅形状とされた包装容器の
開口部を、底面の中央に小口径として形成し、こ
の開口部より餅を充填したのち該開口部を底面に
熱融着したシール片によつて密封させるようにし
た容器を実開昭58−116573号公報にて先に提案し
たのであるが、このシール片を（完成した包装鏡
餅を卓上に安定載置させるため）薄膜状に形成す
るとしても、上記容器本体の肉厚は、該本体に、
固有形状を保たせる必要上、かなり厚くされてい
るのであつて、従つて上記のように容器の開口が
わ底面にシール片を加熱接着せしめる際に、かな
りの温度と時間を必要とするのである。
本考案はかかる実情に対処すべくしたもので、
鏡餅形状容器における平坦な底面の中央に設けし
めた開口部の周囲であつてシール片融着用の対接
面に、先端巾を狭小とした小断面形状の多数の隆
起部を形成することにより、シール片の加熱盤に
よる熱融着を迅速かつ適確に行わせるようにした
ものである。
以下これを図の実施例について説明すると、１
は上下二段よりなる大小鏡餅形状に形成させた適
宜厚みよりなる合成樹脂製の容器本体で、平坦状
をなす底面１′の中央には該底面の面積に比して
小径とした円、角任意の開口部２が形成され、３
は開口部２より容器本体１内に搗きたての軟らか
い餅を充填せしめたのち、上記開口部２を密閉す
べく底面１′に対し加熱盤４を圧着させる等して
熱融着させるシール片で、該シール片は容器本体
の厚みより薄くされている。５は開口部２の周囲
であつて、上記シール片３の対接面において外部
へ盛上るように設けしめた隆起部で、この隆起部
は第１〜３図には断面鋸刃状をなす同心状とした
多数の円形体を示したが、これはシール片３を介
して上部より加熱盤４を圧着せしめたとき、平坦
状とした底面に対する場合に比して速やかに隆起
部を融解させてシール片を素早く融着させること
を目的とするものであるので、真円の他、蛇行体
でもよく、その他第４図に示すような多数の不連
続状の突起５′であつても差支えなく、要するに
該隆起部は先端ほど巾が狭小とされていればよい
のである。なお第４図の突起５′は断面山形を呈
するように狭小先端が鋭角ではなく、円弧状をな
しているのである。連続状突起５′で形成しても
よいのである。
本考案によるときは、底面を含めて全体が鏡餅
形状とされ、かつ該底面に小口径の開口部を形成
せしめた容器本体における上記開口部周囲のシー
ル片対接面に、先端ほど巾を狭小とした小断面形
状の多数の隆起部を外部に盛り上がり状に形成せ
しめたので、本体内に餅を充填せしめたのち、底
面開口部を密閉させるシール片の熱融着を、小時
間でもつて能率よくはからせうるとともに、加熱
温度及び圧力を平坦な面ないし先端を扁平広巾と
したシール部に対するよりも小ならしめうること
により、長時間加熱せしめて内部の充填餅を変形
させるような弊害もなくしうるのである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案容器の実施例を示し、第１図はシー
ル片融着前の要部断面図、第２図は容器本体の一
部拡大断面図、第３図は同平面図、第４図は他の
実施例を示す一部平面図である。 １は容器本体、１′は底面、２は開口部、３は
シール片、５は隆起部、５′は突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 平坦ならしめた底面を含めて全体が鏡餅形状
    とされ、かつ該底面中央に小口径の開口部を形
    成せしめた容器本体底面における上記開口部周
    囲のシール片対接面に、先端ほどその巾を狭小
    とした多数の隆起部を形成せしめたことを特徴
    とする包装鏡餅用の包装容器。 (2) 隆起部を多数の円形状ないし蛇行体によつて
    形成したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第１項記載の包装鏡餅用の包装容器。 (3) 隆起部を円周方向に不連続とした多数の突起
    部によつて形成したことを特徴とする包装鏡餅
    用の包装容器。
JP9568583U 1983-06-20 1983-06-20 包装鏡餅用の包装容器 Granted JPS602661U (ja)

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JP9568583U JPS602661U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 包装鏡餅用の包装容器

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JP9568583U JPS602661U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 包装鏡餅用の包装容器

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JPS602661U JPS602661U (ja) 1985-01-10
JPS6323342Y2 true JPS6323342Y2 (ja) 1988-06-27

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JP9568583U Granted JPS602661U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 包装鏡餅用の包装容器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530519B2 (ja) * 1973-06-11 1980-08-11

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636301Y2 (ja) * 1978-08-18 1981-08-26
JPS609170Y2 (ja) * 1979-01-19 1985-04-02 フジッコ株式会社 加工液汁食品の封入トレイ
JPS6010469Y2 (ja) * 1981-06-16 1985-04-10 禎美 伊藤 袋状容器

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530519B2 (ja) * 1973-06-11 1980-08-11

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JPS602661U (ja) 1985-01-10

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