JP3091609B2 - 容器の製造方法 - Google Patents
容器の製造方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
は、簡単な工程であり、食品等の内容物の充填を容易か
つ確実に行える自立性ある容器の製造方法に関するもの
である。
中空筒状体の容器をブロー成形等によって製造すること
は知られているが、注出口が小さいため、特に小型の容
器やペースト状の食品等を内容物とする場合、内容物を
充填しにくいという問題点がある。そこで、反対側の端
部を開放させた広口の開口部とし、注出口を閉塞して広
口の開口部から内容物を充填した後、その端縁を平たく
つぶしてシールすることが行われている。しかし、開口
部を平たくシールするため、平坦な底部がなくなるの
で、立てた状態で陳列したり使用したりすることができ
ず、また内容量の減少を招くという問題点がある。
鑑みなされたもので、簡単な工程であり、内容物の充填
を容易かつ確実に行える自立性のある容器の製造方法を
提供することを目的とする。
の開口した注出口(2)を有する中空筒状体の容器本体
部(1)の他端側に端縁予定部である溝を介して底部
(5)を表裏反対向きに一体的に設けた成形品を成形し
た後、前記端縁予定部を切断して容器本体部と底部とを
分離した後、内容物を充填し、次いで分離された底部を
反転させ、開口した容器本体部の他端側の端縁に接着す
ることを特徴とする容器の製造方法である。
する。図1は成形した容器の斜視図、図2は切断分離し
た底部5を容器本体部1に接着する態様を示す断面図で
ある。
部5とが一体となった成形品を得る。例えば、図1に示
すように、中空筒状体の容器本体部1の一端側には小径
の開口した注出口2を有し、容器本体部1の他端側には
端縁予定部3aに連続させて底部5を表裏反対向きの態
様で一体的に設けて閉塞した成形品をブロー成形等の手
段により得る。底部5を表裏反対向きとは、底部5の内
外面が容器本体部の内外面に対して逆の関係にあること
である。端縁予定部3aは後述する切断線となる部分で
あり、切断が容易に行われるようV字状の溝になってい
る。このように容器本体部1と底部5とを別個に製造す
る必要がなく、一回の成形工程によって得ることができ
る利点を有する。なお、容器に用いる材料は、ポリビニ
ルアルコール層の両面にポリエチレン層を施した熱可塑
性合成樹脂等ヒートシール性のあるものが好適であるが
特に限定されるものではない。
端縁予定部3aに沿って切断して容器本体部1と底部5
とを分離する。底部5を分離することにより、容器本体
部の端縁3が露出し、広口の開口部が表れる。注出口2
をシール部材あるいはキャップ等を用いて閉塞した後、
この広口の開口部から内容物を充填できるので、充填作
業は極めて容易かつ確実に短時間でできる。内容物とし
てペースト状の食品等を充填するのに適している。
例えば容器本体部1を前記のようにポリビニルアルコー
ル層の両面にポリエチレン層を施したものを用いる場合
にはポリプロピレンで構成するというように、容器本体
部1の材質よりも膨張率が小さい材質により構成すると
よい。キャップ11と容器本体部1が同じ膨張率の材質
であると、例えば内容物を充填後ボイル殺菌を行う際に
流動性ある内容物が注出口から滲み出ることがあるが、
キャップ11を容器本体部1の材質よりも膨張率が小さ
い材質で形成することにより、熱膨張率の差によってボ
イル殺菌の際に容器本体部1の注出口2がキャップ11
によって締められるので、内容物の漏出が防止される。
そして、キャップ11を取着する前に注出口2にシール
部材(フイルム等)を貼る必要もなくすることができ、
製品の製造工程を簡略化できる。
に、注出口2の先端部2aに内嵌合する嵌入部12、注
出口2に取着するための雌ねじ13が内周に形成された
連結部14、さらに大きな直径の掴み部15を有してい
る。連結部14により注出口2に螺着されるだけでな
く、嵌入部12が注出口先端部2aに嵌合されるため、
密閉性が確実となっている。さらに、注出口先端部2a
が入り込む部分である、嵌入部12と連結部14との間
隔を注出口先端部2aの肉厚よりも若干小さく形成して
おき、注出口先端部2aに対して外側及び/又は内側か
ら押圧する状態で取着されるようにすれば、注出口にお
ける密閉性がより高められ該部からの内容物の漏れを完
全に防ぐことができる。
離された底部5を反転させて容器本体部1の他端側の端
縁3に接着する。接着はヒートシール等により行うこと
ができる。なお、本実施例では、容器本体部1はその端
縁3に向かってラッパ状に開口しかつフランジ部4が端
縁に形成されているので、ヒートシール等の接着の際に
は図2に示すように、受け台21にセットし易くヒート
トシールもし易いようになっている。そして、フランジ
部4に対応するように底部5の外周には段部6(フラン
ジ部)が設けられており、底部5を反転した後、この段
部6とフランジ部4とを合致させて熱板により両者を接
着して製品が得られる。必要に応じて外装にシュリンク
包装が施され、最終製品として流通する。なお、容器本
体部1の周壁面はその底部に向かって徐々に広がる形状
であるため、内容物充填前の取扱において容器本体部1
の中に順次他の容器本体部1を嵌めて多数積み重ねるこ
とができるので、保管や運搬の際の省スペース化を図る
ことができ、また極めて安定した状態で立てて使用する
ことができる。
で立てることができ、また内容物の充填量も大きくする
ことができる。なお、本実施例では、底部5は三角錐形
状を呈しているが、これは本体部を摘んで内容物をしぼ
り出すときに底部を折れ曲がりやすくしてしぼり出しや
すいようにするための配慮である。平坦な底面であると
折れ曲がりにくいからである。もっとも、例えば周側壁
面を有し底面が平坦な底部を用い、容器本体部に嵌着さ
せて接着する等してもよい。
ば、簡単な工程で、内容物の充填も容易かつ確実にし
て、自立性のある容器を得ることができる。
態様を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一端側に小径の開口した注出口(2)を
有する中空筒状体の容器本体部(1)の他端側に端縁予
定部である溝を介して底部(5)を表裏反対向きに一体
的に設けた成形品を成形した後、前記端縁予定部を切断
して容器本体部と底部とを分離した後、内容物を充填
し、次いで分離された底部を反転させ、開口した容器本
体部の他端側の端縁に接着することを特徴とする容器の
製造方法。 - 【請求項2】 前記端縁予定部に向かって徐々に広がっ
た容器本体部の、該端縁予定部に形成されたフランジ部
を受け台にセットし、このフランジ部に、底部の外周に
形成された段部を接着することを特徴とする請求項1記
載の容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24026793A JP3091609B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24026793A JP3091609B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 容器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0768657A JPH0768657A (ja) | 1995-03-14 |
JP3091609B2 true JP3091609B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=17056957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24026793A Expired - Fee Related JP3091609B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 容器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091609B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4505945B2 (ja) * | 2000-05-16 | 2010-07-21 | 株式会社昭和丸筒 | 回転摩擦溶接方法および被溶接部品、ならびに容器の製造方法、容器本体および容器用キャップ |
EP2093316B1 (en) | 2006-12-15 | 2012-05-23 | INVISTA Technologies S.à.r.l. | Polyurethane elastic yarn and method for production thereof |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP24026793A patent/JP3091609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0768657A (ja) | 1995-03-14 |
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