JPH0536246Y2 - - Google Patents

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JPH0536246Y2
JPH0536246Y2 JP1987014832U JP1483287U JPH0536246Y2 JP H0536246 Y2 JPH0536246 Y2 JP H0536246Y2 JP 1987014832 U JP1987014832 U JP 1987014832U JP 1483287 U JP1483287 U JP 1483287U JP H0536246 Y2 JPH0536246 Y2 JP H0536246Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はロータリスイツチ、可変抵抗器等に使
用される摺動子の摺動子受への取付構造に係る。
〔従来の技術〕
第10図は従来の可変抵抗器の要部断面図であ
る。従来、弾性を有する金属板よりなる摺動子1
を絶縁物より成る摺動子受2に取付けるには、摺
動子受2に取付用突起3を一体に設け、該突起3
に摺動子1の取付孔4を挿通後、先端をかしめて
いた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、該摺動子受2を可変抵抗器に組込ん
だ場合、摺動子1の摺動接片1aは抵抗基板5上
の抵抗体6に弾接しているので、摺動子1は矢印
B方向の反力を受けるが、摺動子1の端部1bは
フリーなので、突起3に応力が集中し、従つて該
突起3が破損して摺動子1が摺動子受2よりはが
れてしまうという欠点があつた。
本考案は上記の如き従来の欠点を解消せんとす
るものであり、本考案の目的は、使用時にはがれ
る心配がなく、確実に取付けすることの出来る摺
動子の取付構造を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の如き目的を達成するために、摺
動子と摺動子受けの何れか一方に突起を他方に該
突起の嵌合する孔を設けて、前記摺動子受けに前
記摺動子を取り付けるとともに、前記摺動子の端
部と係合しうるフツク部を有する立上がり腕を前
記摺動子受けに備えてある摺動子の取付構造にお
いて、前記摺動子は弾性を有する板材よりなり、
その端部に立上がり片を屈曲形成し、この屈曲部
を含むように切溝を形成し、この切溝により前記
立上がり片に橋絡部を形成し、前記立上がり片を
前記フツク部に係止させる際、前記フツク部によ
り前記橋絡部の側面を摺動して係合方向と直交す
る方向に弾性変形させ、係合後、前記橋絡部の上
端を前記フツク部に係止させた構成にしてある。
〔作用〕
本考案の実施例は上述の如き構造を有し、本考
案によれば、摺動子と摺動子受の何れか一方に設
けた突起を他方に設けた孔に嵌合することによつ
て、摺動子は摺動子受の取付面に水平な方向への
移動は阻止される。また、摺動子の立上がり片と
上端と摺動子受に設けた立上り腕のフツク部とは
係合するので、摺動子は摺動子受の取付面に垂直
な方向への脱抜は阻止される。
また、摺動子の端部の立上がり片が摺動子受の
立上がり腕のフツク部に係合しているので、摺動
子が抵抗体から離隔する方向に反力を受けても、
摺動子受のかしめを施した突起に応力が集中する
ことがなく、従つて該突起の破損することはな
い。
更にまた、摺動子の摺動子受への取付けは、摺
動子を摺動子受の上方から弱い力で押圧すればよ
いので、自動機による組込みが容易である。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を添付の図面に基づき説
明する。
第1図〜第9図は本考案の実施例の説明図で、
第1図は摺動子受の平面図、第2図は第1図のA
−A断面図、第3図は摺動子受の斜視図、第4図
は摺動子受の要部拡大斜視図、第5図は摺動子の
斜視図、第6図は摺動子の要部拡大斜視図、第7
図は摺動子が摺動子受に固定された状態の平面
図、第8図イ,ロ,ハは摺動子を摺動子受に取付
ける工程図、第9図は第8図ロの状態の要部斜視
図である。
第3図において11は合成樹脂より成る摺動子
受、12……は該摺動子受11の表面に突設され
た後記する摺動子の取付用の突起、13は同じく
摺動子受11の表面に突設された剛性を有する立
上り腕で、第4図に示す如く先端にフツク部14
を設けている。15は抜き孔、16は図示省略せ
る抵抗基板を取付ける軸である。
第5図において18は弾性金属材により成る摺
動子で端部に切溝18aを有す。19は該切溝1
8aの近傍にて折曲げ形成された弾性を有する立
上り片で、折曲片19aには曲げ加工を施してR
部を形成している。19bは切溝18aによつて
立上り片19の先端に形成された弾性を有する橋
絡部、20は摺動子11の突起12に嵌合する
孔、18bは摺動接片である。
次に、第8図を用いて摺動子を摺動子受1に取
付ける工程について説明する。
先づ第8図イに示す如く、摺動子18の孔20
を摺動子受11の突起12に対向せしめ、摺動子
18の立上り片19の折曲部19aを摺動子受1
1のフツク部14に対向せしめた状態において治
具を用いて摺動子18を摺動子受11の方向(矢
印方向)に押圧する。
すると、同図ロに示す如く、摺動子18の立上
り片19の折曲片19aと摺動子受11の立上り
腕13のフツク部14とは当接するに至り、やが
て摺動子18の立上り片19の橋絡部19bは第
9図に示す如くC方向に弾性変形する。
摺動子18を更に下方に押圧すると、同図ハに
示す如く摺動子18の孔20に摺動子受11の突
起12が嵌合し、同時に摺動子18の立上り片1
9の橋絡部19bと摺動子受11のフツク部14
との係合が外れて自己の弾性により摺動子18の
立上り片19の橋絡部19bは元の状態に復帰
し、摺動子18の立上り片19の上端が摺動子受
11の立上り腕13のフツク部14に係合する。
而る後に突起12のうちの1つの突起12aの先
端をかしめる。
上記の如き本考案の実施例によれば、摺動子受
11の突起12に摺動子18の孔20を嵌合する
ことによつて、摺動子18は摺動子受11の取付
面に水平な方向への移動は阻止され、また、摺動
子18の立上り片19の上端と摺動子受11に設
けた立上り腕13の先端に設けたフツク部14と
は係合するので、摺動子18は摺動子受11の取
付面に垂直な方向への脱抜は阻止される。
また、摺動子18の立上り片19の上端は、摺
動子受11の立上り腕13のフツク部14に係合
しているので、摺動子受11を可変抵抗器に組込
んだ状態において摺動子18が抵抗面と反対方向
の反力を受けても、摺動子受11のかしめを施し
た突起12aに応力が集中することがなく、従つ
て、該突起12aの破損することはない。
上記の理由によつて摺動子18は摺動子受11
に確実に固定される。また、摺動子18の端部に
切溝18aを設けて立上り片19を折り曲げ形成
しているので、立上り片19がフツク部14に当
接した際、第9図に示す如く橋絡部19bがC方
向に容易に弾性変形し、従つて取付け時に大きな
力を要せず、取付けも容易である。その上、立上
り片19は折曲部19aに曲げ加工を施してR部
を形成しているので、所謂リブ効果で補強されて
変形しにくい。
更にまた、摺動子18の取付けは、摺動子受1
1の上方から弱い力で押圧するのみでよいので、
自動機による生産が容易である。
なお、摺動子18に突起を設け、摺動子受11
に該突起に嵌合する孔を設けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、摺動子の取付けの際、フツク
部により橋絡部はその板厚方向に弾性変形される
ので、摺動子受の上方から弱い力で押圧すれば取
り付けでき、自動機による生産が容易である。
また、取り付け後は、橋絡部の上端がフツク部
に突き当たつた状態で係合するので、摺動子の摺
動子受の取付面に垂直な方向への脱抜は阻止さ
れ、従つて摺動子は摺動子受に確実に固定され
る。
また、摺動子と摺動子受の何れか一方に設けた
突起を他方に設けた孔に嵌合することによつて、
摺動子は摺動子受の取付面に水平な方向への移動
は阻止される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案の実施例の説明図で、
第1図は摺動子受の平面図、第2図は第1図のA
−A断面図、第3図は摺動子受の斜視図、第4図
は摺動子受の要部拡大斜視図、第5図は摺動子の
斜視図、第6図は摺動子の要部拡大斜視図、第7
図は摺動子が摺動子受に固定された状態の平面
図、第8図イ,ロ,ハは摺動子を摺動子受に取付
ける工程図、第9図は第8図ロの状態における要
部斜視図、第10図は従来例の可変抵抗器の要部
断面図である。 11……摺動子受、12……突起、13……立
上り腕、14……フツク部、18……摺動子、1
8a……切溝、19……立上り片、19a……折
曲部、19b……橋絡部、20……孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 摺動子と摺動子受けの何れか一方に突起を他方
    に該突起の嵌合する孔を設けて、前記摺動子受け
    に前記摺動子を取り付けるとともに、前記摺動子
    の端部と係合しうるフツク部を有する立上がり腕
    を前記摺動子受けに備えてなる摺動子の取付構造
    において、 前記摺動子は弾性を有する板材よりなり、その
    端部に立上がり片を屈曲形成し、この屈曲部を含
    むように切溝を形成し、この切溝により前記立上
    がり片に橋絡部を形成し、 前記立上がり片を前記フツク部に係止させる
    際、前記フツク部により前記橋絡部の側面を摺動
    して係合方向と直交する方向に弾性変形させ、係
    合後、前記橋絡部の上端を前記フツク部に係止さ
    せたことを特徴とする摺動子の取付構造。
JP1987014832U 1987-02-05 1987-02-05 Expired - Lifetime JPH0536246Y2 (ja)

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JPS63124706U JPS63124706U (ja) 1988-08-15
JPH0536246Y2 true JPH0536246Y2 (ja) 1993-09-14

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ID=30805193

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JPS63124706U (ja) 1988-08-15

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