JPS5832285Y2 - 電気部品の取付装置 - Google Patents
電気部品の取付装置Info
- Publication number
- JPS5832285Y2 JPS5832285Y2 JP1978024836U JP2483678U JPS5832285Y2 JP S5832285 Y2 JPS5832285 Y2 JP S5832285Y2 JP 1978024836 U JP1978024836 U JP 1978024836U JP 2483678 U JP2483678 U JP 2483678U JP S5832285 Y2 JPS5832285 Y2 JP S5832285Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical component
- voltage
- mounting
- voltage switch
- component mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気部品の取付装置に係わる。
例えば輸出用のラジオ受信機などに於ては電圧切換器が
キャビネット内に取付けられ、この電圧切換器はその都
度外部よりドライバー等によって指定された電圧に切換
えられる。
キャビネット内に取付けられ、この電圧切換器はその都
度外部よりドライバー等によって指定された電圧に切換
えられる。
かかる電圧切換器は外圧が加えられるのでその取付けは
強固でなければならない。
強固でなければならない。
従来、このような電圧切換器の取付けは、第1図又は第
2図に示すような手段で行なわれていた。
2図に示すような手段で行なわれていた。
すなわち、第1図においては、キャビネット1内に之と
一体の支持部2を設け、電圧切換器3をキャビネット1
の窓孔4に臨む如くして支持部2上に配し、電圧切換器
3と支持部2とをビス5にて締付合体している。
一体の支持部2を設け、電圧切換器3をキャビネット1
の窓孔4に臨む如くして支持部2上に配し、電圧切換器
3と支持部2とをビス5にて締付合体している。
又第2図においては、キャビネット1内の対の支持部2
に近接して夫々遊端か支持部上端に対向する如く折曲し
た弾性リブ6を設け、電圧切換器3を両弾性リブ6を押
し開き乍ら支持部2上に挿入配置し電圧切換器3を支持
部2と弾性リブ6とによって弾性的に挟持固定するよう
になしている。
に近接して夫々遊端か支持部上端に対向する如く折曲し
た弾性リブ6を設け、電圧切換器3を両弾性リブ6を押
し開き乍ら支持部2上に挿入配置し電圧切換器3を支持
部2と弾性リブ6とによって弾性的に挟持固定するよう
になしている。
しかしながら第1図の場合はビス止めであるために電圧
切換器を強固に固定することができるが、ビス等の締付
部品を別に必要とするので、取付作業が煩雑であった。
切換器を強固に固定することができるが、ビス等の締付
部品を別に必要とするので、取付作業が煩雑であった。
一方、第2図の場合は、第1図の如きビス5等のような
別部品を用いずに電圧切換器の固定が出来るので作業性
の点から有利であるが、弾性リブ6が電圧切換器に加わ
る外力に対して確実な強度をもたせにくいこと、弾性リ
ブ6の占める空間が大きいこと等の欠点があった。
別部品を用いずに電圧切換器の固定が出来るので作業性
の点から有利であるが、弾性リブ6が電圧切換器に加わ
る外力に対して確実な強度をもたせにくいこと、弾性リ
ブ6の占める空間が大きいこと等の欠点があった。
本考案は、上述の点に鑑み、空間占有率を小さくしビス
等の別部品を用いずに固定できると同時に、外圧に対し
ても強固であるような電気部品の取付装置を提供するも
のである。
等の別部品を用いずに固定できると同時に、外圧に対し
ても強固であるような電気部品の取付装置を提供するも
のである。
以下、図面を用いて本考案による電気部品の取付装置の
一例を上述の電圧切換器の取付装置に適用した場合につ
き説明する。
一例を上述の電圧切換器の取付装置に適用した場合につ
き説明する。
第3図は、取付けるべき電圧切換器3を示すもので、之
は通常のように下面に各電圧に対応した端子7が導出さ
れ、上面に回動自在の切換子8が設けられて成る。
は通常のように下面に各電圧に対応した端子7が導出さ
れ、上面に回動自在の切換子8が設けられて成る。
この電圧切換器3の外側には相対向する位置に取付部9
A及び9Bが一体に設けられる。
A及び9Bが一体に設けられる。
本考案においては、第4図及び第5図に示すように、電
圧切換器3を取付けるべき合成樹脂よりなる基体、例え
ばキャビネット1の一部を構成し且つ電圧切換器3の切
換子8が外部に臨む窓孔4を設けた基板1A内に、互い
対をなす固定の突体10及び弾性変形可能な起上体11
を基板1Aと一体成形にて設ける。
圧切換器3を取付けるべき合成樹脂よりなる基体、例え
ばキャビネット1の一部を構成し且つ電圧切換器3の切
換子8が外部に臨む窓孔4を設けた基板1A内に、互い
対をなす固定の突体10及び弾性変形可能な起上体11
を基板1Aと一体成形にて設ける。
この場合、突体10と起上体11は、電圧切換器3の取
付部9A、9Bに対応して窓孔4を挾んで相対向する位
置に夫々設けるようになす。
付部9A、9Bに対応して窓孔4を挾んで相対向する位
置に夫々設けるようになす。
突体10は、基板IAの板面より突出し、側面板10A
、IOB及び一方の側面板10Bとの間で断面り字状の
フック部を形成すべき上面板10Cを基板IAから所定
の間隔に形成したものである。
、IOB及び一方の側面板10Bとの間で断面り字状の
フック部を形成すべき上面板10Cを基板IAから所定
の間隔に形成したものである。
この突体10は合成樹脂にて一体成形されるも、それ自
体は外圧によって弾性的に変形しないように強固に形成
する。
体は外圧によって弾性的に変形しないように強固に形成
する。
起上体11は、突体10の側面板10Aの反対側に近接
して設けるもので、基板1Aの一部を切り欠き全体が基
板1Aの板面より上方に傾斜する如く弾性偏倚した舌片
状に形成し且っ遊端に段部12を形成して構成し得る。
して設けるもので、基板1Aの一部を切り欠き全体が基
板1Aの板面より上方に傾斜する如く弾性偏倚した舌片
状に形成し且っ遊端に段部12を形成して構成し得る。
ここで、後述にて明らかとなるが、起上体11の先端の
段部12における段壁12Aは所謂突き出し部として作
用し、また段部12の落ち込んだ下面13は電圧切換器
3の取付部9A又は9Bに当接して之を押し上げる押圧
部として作用する。
段部12における段壁12Aは所謂突き出し部として作
用し、また段部12の落ち込んだ下面13は電圧切換器
3の取付部9A又は9Bに当接して之を押し上げる押圧
部として作用する。
そして、本例においては窓孔4を挾んで、左右に設けた
夫々の突体10及び起上体11は互に点対称となる如き
配置関係をもって形成する。
夫々の突体10及び起上体11は互に点対称となる如き
配置関係をもって形成する。
かかる構成の取付装置に電圧切換器3を取付けるには、
先づ電圧切換器3を第4図の点線位置にくるように基板
1A上に載置し、即ち切換子8が透孔4に臨み且つ両数
打部9A及び9Bが起上部11より離れた位置に載置し
、次いで電圧切換器3を透孔4を中心に基板1Aに押し
付けながら矢印A方向に回転させる。
先づ電圧切換器3を第4図の点線位置にくるように基板
1A上に載置し、即ち切換子8が透孔4に臨み且つ両数
打部9A及び9Bが起上部11より離れた位置に載置し
、次いで電圧切換器3を透孔4を中心に基板1Aに押し
付けながら矢印A方向に回転させる。
この回転で電圧切換器3の取付部9A及び9Bは、夫々
対応する起上体11の面上に沿って移動し、起上体11
を弾力に抗して押し下げながら夫々の突体10内に入り
込む(第6図及び第7図参照)。
対応する起上体11の面上に沿って移動し、起上体11
を弾力に抗して押し下げながら夫々の突体10内に入り
込む(第6図及び第7図参照)。
取付部9A及び9Bが夫々突体10内に入り込んだ時点
で、取付部9A及び9Bの一側部が突体10の側面板1
0Aに当接し、それ以上の回転が阻止され、同時に起上
体11において、取付部9A及び9Bが段部12の下面
13に落ち込み、その段壁12Aが取付部9A及び9B
の他側に突き当る。
で、取付部9A及び9Bの一側部が突体10の側面板1
0Aに当接し、それ以上の回転が阻止され、同時に起上
体11において、取付部9A及び9Bが段部12の下面
13に落ち込み、その段壁12Aが取付部9A及び9B
の他側に突き当る。
取付部9A及び9Bは夫々突体10の側面板10Aと起
上体11の段壁12Aとに挾持されて基板1Aの面に沿
う水平方向の位置規制がなされる。
上体11の段壁12Aとに挾持されて基板1Aの面に沿
う水平方向の位置規制がなされる。
また、取付部9A及び9Bは、夫々起上体11の弾性力
により突体10のフック部の上面板10Cと起上体11
の下面13とによって弾性的に挾持され取付部9A及び
9Bの垂直方向のがたつきが阻止される。
により突体10のフック部の上面板10Cと起上体11
の下面13とによって弾性的に挾持され取付部9A及び
9Bの垂直方向のがたつきが阻止される。
さらに両突体10の側面板10Bによって取付部9A及
び9Bの先端が挾持され、両数打部9A及び9Bの延長
方向の移動が阻止され、電圧切換器3が強固に固定され
る。
び9Bの先端が挾持され、両数打部9A及び9Bの延長
方向の移動が阻止され、電圧切換器3が強固に固定され
る。
上述せる如く本考案によれば、ビス等の別部品を用いる
ことなく、単に取付けるべき電圧切換器3を回転し乍ら
装着するのみで確実に且つ強固に固定することが出来る
。
ことなく、単に取付けるべき電圧切換器3を回転し乍ら
装着するのみで確実に且つ強固に固定することが出来る
。
本案取付装置では、突体10が強固に形成されているの
で、電圧置換器3の取付後、その切換子8を回転して所
定の電圧に切換える際に外圧が与えられても、千切に耐
えられるものである。
で、電圧置換器3の取付後、その切換子8を回転して所
定の電圧に切換える際に外圧が与えられても、千切に耐
えられるものである。
又、突体10及び起上体11の占める空間が少ないので
小型機器の取付装置に適用して好適である。
小型機器の取付装置に適用して好適である。
尚、上例では突体10の側面板10 A、10 Bと上
面板10Cとを一体に設け、且つ起上体11も一体に形
成したが、その他、例えば第8図及び第9図に示すよう
に突体10においては側面板10Aと、側面板10B及
び上面板10Cとを分離して設けるようになし、又起上
体11においては2分割しその一方14の面を高く、他
方15の面を低くなるように形成することも可能である
。
面板10Cとを一体に設け、且つ起上体11も一体に形
成したが、その他、例えば第8図及び第9図に示すよう
に突体10においては側面板10Aと、側面板10B及
び上面板10Cとを分離して設けるようになし、又起上
体11においては2分割しその一方14の面を高く、他
方15の面を低くなるように形成することも可能である
。
又、上例ではキャビネット1の内面に突体10及び起上
体11を設けたが、その他、例えばシャーシ基板等に設
けてもよい。
体11を設けたが、その他、例えばシャーシ基板等に設
けてもよい。
さらに上例においては電圧切換器の取付けに適用したが
、電圧切換器に限らず、他の一般の電気部品の取付けに
も適用できる。
、電圧切換器に限らず、他の一般の電気部品の取付けに
も適用できる。
第1図及び第2図は夫々従来の電気部品の取付装置の例
を示す断面図、第3図は本考案に適用する電圧切換器の
斜視図、第4図及び第5図は本考案の取付装置の一例を
示す斜視図及びその断面図、第6図及び第7図はその動
作の説明に供する平面図及び要部の断面図、第8図及び
第9図は本考案の他の例を示す要部の斜視図及びそのA
A′線上の断面図である。 1Aは合成樹脂の基板、3は電圧切換器、9A、9Bは
取付部、10は突体、11は起上体である。
を示す断面図、第3図は本考案に適用する電圧切換器の
斜視図、第4図及び第5図は本考案の取付装置の一例を
示す斜視図及びその断面図、第6図及び第7図はその動
作の説明に供する平面図及び要部の断面図、第8図及び
第9図は本考案の他の例を示す要部の斜視図及びそのA
A′線上の断面図である。 1Aは合成樹脂の基板、3は電圧切換器、9A、9Bは
取付部、10は突体、11は起上体である。
Claims (1)
- 合成樹脂により突体と弾性変形可能な起上体とを基板と
一体成形により設け、上記突体と起上体の段壁とで電気
部品の水平方向の位置規制をし、更に断面り字状のフッ
ク部と該フック部との間で電気部品の垂直方向面を挟持
する下面を起上体の上面より低い位置に起上体と一体成
形して戒る電気部品の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978024836U JPS5832285Y2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 電気部品の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978024836U JPS5832285Y2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 電気部品の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54128156U JPS54128156U (ja) | 1979-09-06 |
JPS5832285Y2 true JPS5832285Y2 (ja) | 1983-07-18 |
Family
ID=28864065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978024836U Expired JPS5832285Y2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 電気部品の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832285Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936937Y2 (ja) * | 1980-09-02 | 1984-10-12 | 岩崎通信機株式会社 | 部品取付構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4820326U (ja) * | 1971-07-20 | 1973-03-08 |
-
1978
- 1978-02-28 JP JP1978024836U patent/JPS5832285Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4820326U (ja) * | 1971-07-20 | 1973-03-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54128156U (ja) | 1979-09-06 |
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