JPH0536175U - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH0536175U
JPH0536175U JP40071290U JP40071290U JPH0536175U JP H0536175 U JPH0536175 U JP H0536175U JP 40071290 U JP40071290 U JP 40071290U JP 40071290 U JP40071290 U JP 40071290U JP H0536175 U JPH0536175 U JP H0536175U
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JP
Japan
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frame
bobbin
magnetic
solenoid
solenoid valve
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JP40071290U
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English (en)
Inventor
猛美 加藤
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Koganei Corp
Original Assignee
Koganei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気抵抗を減少させ、小形化を図ることので
きるソレノイド部を備えた電磁弁を提供する。 【構成】 外周面に励磁コイル7を巻回したボビン4
と、磁気回路を形成する磁気フレーム15と、ボビン4
の軸孔9内に互いに対向して設けられる固定コラム10
およびプランジャ11とをサイドカバー20内に収納し
てなるソレノイド部1を備えた電磁弁であって、前記磁
気フレーム15は、ボビン4のプランジャ側フランジ5
に対向する第1のフレーム16と、励磁コイル7の外周
面に対向する一対のサイドフレーム部27,28を備え
た第2のフレーム17との組立てにより構成され、前記
一対のサイドフレーム部27,28のうち、少なくとも
一方のサイドフレーム部28の端部に対応したサイドカ
バー20の開口端部30の内壁の位置に、突起部31が
形成されている構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電磁弁に関し、特に、そのソレノイド部に適用して有効な技術に関 する。
【0002】
【従来の技術】
この種のソレノイド部としては、たとえば、以下に示すようなものがある。
【0003】 すなわち、このソレノイド部は、外周面に励磁コイルを巻回したボビンと、磁 気回路を形成する磁気フレームと、ボビンの軸孔内に設けられる固定コラムおよ びプランジャとを備えたものである。
【0004】 そして、磁気フレームは、矩形状に一体加工し、あるいは2個のフレーム部を プレスまたは溶接で矩形状に接続加工したものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記した従来のソレノイド部の構造では、磁気フレームが矩形状に一 体加工し、あるいは2個のフレーム部をプレスまたは溶接で矩形状に接続加工し た構造となっているので、小スペースでは、一体加工あるいは接続加工は容易で なく、このため磁気フレームひいてはソレノイド部の小形化が困難であるという 問題があった。
【0006】 本考案は、前記問題点に着目してなされたもので、その目的は、磁気抵抗を減 少させ、小形化を図ることのできるソレノイド部を備えた電磁弁を提供すること にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の電磁弁の構造は、外周面に励磁コイルを巻回したボビンと、磁気回路 を形成する磁気フレームと、ボビンの軸孔内に互いに対向して設けられる固定コ ラムおよびプランジャとをサイドカバー内に収納してなるソレノイド部を備えた 電磁弁であって、前記磁気フレームは、ボビンのプランジャ側フランジに対向す る第1のフレームと、励磁コイルの外周面に対向する一対のサイドフレーム部を 備えた第2のフレームとの組立てにより構成され、前記一対のサイドフレーム部 のうち、少なくとも一方のサイドフレーム部の端部に対応したサイドカバーの開 口端部内壁の位置に、突起部が形成されている構造としたものである。
【0008】 この場合、前記突起部は、テーパ部を有している構造としたものである。
【0009】
【作用】
前記した本考案の電磁弁によれば、磁気フレームは、ボビンのプランジャ側フ ランジに対向する第1のフレームと、励磁コイルの外周面に対向する一対のサイ ドフレーム部を備えた第2のフレームとの組立てにより構成される構造としたの で、小スペースでの磁気フレームの一体加工あるいは接続加工を不要にし、磁気 フレームひいてはソレノイド部の小形化を図ることができる。
【0010】 また、一対のサイドフレーム部のうち、少なくとも一方のサイドフレーム部の 端部に対応したサイドカバーの開口端部内壁の位置に、突起部が形成されている 構造としたので、組立てに際し、サイドカバー内に磁気フレームなどの部品を容 易に収納できるとともに、第1のフレームの一対のサイドフレーム部と第2のフ レームとの間隙をなくし、磁気抵抗を減少させることができる。
【0011】 さらに、前記突起部はテーパ部を有している構造としたので、組立てに際し、 第1および第2のフレームのサイドカバーへの収納をより円滑にし、組立性を一 層向上させることができる。
【0012】 本考案の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添 付図面から明らかになるであろう。
【0013】
【実施例】
図1は本考案の実施例である電磁弁を示す部分断面図、図2は実施例のソレノ イド部を示す分解斜視図である。
【0014】 実施例における電磁弁は、シングルソレノイド形のもので、ソレノイド部1を 有し、このソレノイド部1には、一側面に電気回路部2が取付けられ、下端面に 主弁部3が同軸状に連結されている。
【0015】 前記ソレノイド部1は、ボビン4を有している。このボビン4は、その下端に プランジャ側フランジ5を、上端に固定コラム側フランジ6をそれぞれ有し、両 フランジ5,6間の外周面に励磁コイル7が巻回され、この励磁コイル7はプラ ンジャ側フランジ5の一側に突設した端子8a,8bに接続されている。
【0016】 前記プランジャ側フランジ5の下端面に軸孔9の開口端部12が突起して形成 され、この開口端部12の周囲に環状の嵌着溝13が形成され、この嵌着溝13 にOリング14が嵌着されている。
【0017】 また、ボビン4は、中心に軸孔9を有し、この軸孔9には、固定コラム10お よびプランジャ11が互いに対向して設けられている。固定コラム10は、上端 部にフランジ23を、外周面に環状の嵌着溝13aをそれぞれ有し、この嵌着溝 13aにOリング14aが嵌着されている。
【0018】 実施例の第1の要旨は、磁気回路を形成する磁気フレーム15を第1および第 2のフレーム16,17との組立てにより構成した点にある。
【0019】 すなわち、第1のフレーム16は、固定コラム側フランジ6に対向して設けら れる矩形状のもので、中心に固定コラム10を通す孔18を有し、角部にアール 状の切欠部19が形成され、この切欠部19はサイドカバー20の取付孔部33 を逃がすようにしたものである。
【0020】 また、第1のフレーム16の表面には、孔18と同心円状の浅いくぼみ22が 形成され、このくぼみ22はこれに固定コラム10のフランジ23を係合させる ことにより、固定コラム10を芯出しできるようにしたものである。
【0021】 前記第2のフレーム17は、U字形状を有し、前記第1のフレーム16とほぼ 同様の形状を有するロアフレーム部29と、その両端部でそれぞれ直角に折曲さ れて上方に延びる第1および第2のサイドフレーム部27,28とからなる。
【0022】 ロアフレーム部29はボビン4のプランジャ側フランジ5に対向し、第1およ び第2のサイドフレーム部27,28は励磁コイル7の外周面に対向し、上端部 間に第1のフレーム16が配置されるようになっている。
【0023】 第1のサイドフレーム部27の下端部の両側辺に、大小の矩形状の切欠部19 a,19bが形成され、この切欠部19a,19bはプランジャ側フランジ5の 一側に突設された端子8a,8bを貫通させるためのものである。
【0024】 実施例の第2の要旨は、第2のサイドフレーム部28の端部に対応したサイド カバー20の開口端部30の内壁の位置に突起部31を形成した点にある。
【0025】 そして、この突起部31は、上下方向に延び、下端にテーパ部32を有してい る。このテーパ部32は下方に行くにしたがって漸次外向きに傾斜する形状とな っている。
【0026】 また、ボビン4の固定コラム側フランジ6の一側に突起部21が形成され、こ の突起部21に対応した第1のサイドフレーム部27の上端部側辺の位置に、凹 部24が形成され、この凹部24に前記突起部21を係止させることにより、磁 気フレーム15の第2のフレーム17にボビン4を仮止めできる構造となってい る。
【0027】 なお、25は弾性を有する座金、26はアッパカバーである。
【0028】 次に、実施例の作用を説明する。
【0029】 前記構成のソレノイド部1を組立てる場合、まず、外周面に励磁コイル7を巻 回したボビン4を使用し、このボビン4のプランジャ側フランジ5を第2のフレ ーム17のロアフレーム部29に対向させ、第1のサイドフレーム部27の切欠 部19a,19bに端子8a,8bを挿入するとともに、軸孔9の開口端部12 をロアフレーム部29の孔18aに挿入する。
【0030】 そして、ボビン4の固定コラム側フランジ6の一側に形成した突起部21を、 第1のサイドフレーム部27の上端部側辺に形成した凹部24に係止させ、第2 のフレーム17にボビン4を仮止めする。
【0031】 次いで、第1および第2のサイドフレーム部27,28の上端部間に第1のフ レーム16を配置し、かつ固定コラム側フランジ6に当接させた状態で、第1の フレーム16の孔18およびボビン4の軸孔9に固定コラム10を挿入し、固定 コラム10のフランジ23を第1のフレーム16のくぼみ22に係合させて芯出 し状態に保持する。
【0032】 そして、仮止め状態にある磁気フレーム15やボビン4などの部品をサイドカ バー20内にそのプランジャ11側の開口端部30aより収納する。
【0033】 最後に、固定コラム10のフランジ23とアッパカバー26との間に座金25 を介在させ、アッパカバー26でサイドカバー20の固定コラム10側の開口端 部30を覆う。
【0034】 このように、ソレノイド部1を組立てることができるが、実施例では、磁気フ レーム15は第1および第2のフレーム16,17との組立てにより構成される 構造としたので、小スペースでの磁気フレーム15の一体加工あるいは接続加工 を不要にし、磁気フレーム15ひいてはソレノイド部1の小形化を図ることがで きる。
【0035】 また、第2のサイドフレーム部28の端部に対応したサイドカバー20の開口 端部30の内壁の位置に、突起部31が形成されている構造としたので、組立て に際し、サイドカバー20内に磁気フレーム15などの部品を容易に収納できる とともに、第2のフレーム17の一対のサイドフレーム部27,28と第1のフ レーム16との間隙をなくし、磁気抵抗を減少させることができる。
【0036】 さらに、前記突起部31は下端にテーパ部32を有している構造としたので、 組立てに際し、第1および第2のフレーム16,17のサイドカバー20への収 納をより円滑にし、組立性を一層向上させることができる。
【0037】 以上、本考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本考案は前記実施例に限 定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは いうまでもない。
【0038】 たとえば、実施例では、一対のサイドフレーム部のうち、一方のサイドフレー ム部の端部に対応したサイドカバーの開口端部内壁の位置に、突起部が形成され ている場合について説明したが、これに限らず、両方のサイドフレーム部の端部 に対応したサイドカバーの開口端部内壁の位置に、突起部をそれぞれ形成するこ とができる。
【0039】 以上の説明では、主として本考案者によってなされた考案をその利用分野であ る空気圧用の電磁弁に適用した場合について説明したが、これに限らず、油圧用 の電磁弁にも広く適用することができる。
【0040】
【考案の効果】
本願において開示される考案のうち、代表的なものによって得られる効果を簡 単に説明すれば、以下のとおりである。
【0041】 (1).磁気フレームは、ボビンのプランジャ側フランジに対向する第1のフレーム と、励磁コイルの外周面に対向する一対のサイドフレーム部を備えた第2のフレ ームとの組立てにより構成される構造としたので、小スペースでの磁気フレーム の一体加工あるいは接続加工を不要にし、磁気フレームひいてはソレノイド部の 小形化を図ることができる。
【0042】 (2).一対のサイドフレーム部のうち、少なくとも一方のサイドフレーム部の端部 に対応したサイドカバーの開口端部内壁の位置に、突起部が形成されている構造 としたので、組立てに際し、サイドカバー内に磁気フレームなどの部品を容易に 収納できるとともに、第1のフレームの一対のサイドフレーム部と第2のフレー ムとの間隙をなくし、磁気抵抗を減少させることができる。
【0043】 (3).突起部はテーパ部を有している構造としたので、組立てに際し、第1および 第2のフレームのサイドカバーへの収納をより円滑にし、組立性を一層向上させ ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である電磁弁を示す部分断面図
である。
【図2】実施例のソレノイド部を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ソレノイド部 2 電気回路部 3 主弁部 4 ボビン 5 プランジャ側フランジ 6 固定コラム側フランジ 7 励磁コイル 8a 端子 8b 端子 9 軸孔 10 固定コラム 11 プランジャ 12 開口端部 13 嵌着溝 13a 嵌着溝 14 Oリング 14a Oリング 15 磁気フレーム 16 第1のフレーム 17 第2のフレーム 18 孔 18a 孔 19 切欠部 19a 切欠部 19b 切欠部 20 サイドカバー 21 突起部 22 くぼみ 23 フランジ 24 凹部 25 座金 26 アッパカバー 27 第1のサイドフレーム部 28 第2のサイドフレーム部 29 ロアフレーム部 30 開口端部 30a 開口端部 31 突起部 32 テーパ部 33 取付孔部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に励磁コイルを巻回したボビン
    と、磁気回路を形成する磁気フレームと、ボビンの軸孔
    内に互いに対向して設けられる固定コラムおよびプラン
    ジャとをサイドカバー内に収納してなるソレノイド部を
    備えた電磁弁であって、前記磁気フレームは、ボビンの
    プランジャ側フランジに対向する第1のフレームと、励
    磁コイルの外周面に対向する一対のサイドフレーム部を
    備えた第2のフレームとの組立てにより構成され、前記
    一対のサイドフレーム部のうち、少なくとも一方のサイ
    ドフレーム部の端部に対応したサイドカバーの開口端部
    内壁の位置に、突起部が形成されていることを特徴とす
    る電磁弁。
  2. 【請求項2】 前記突起部は、テーパ部を有しているこ
    とを特徴とする電磁弁。
JP40071290U 1990-12-17 1990-12-17 電磁弁 Pending JPH0536175U (ja)

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JP40071290U JPH0536175U (ja) 1990-12-17 1990-12-17 電磁弁

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ID=18510594

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JP (1) JPH0536175U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013519051A (ja) * 2010-02-02 2013-05-23 アスコ ジュコマティック エス.アー. パイロット式電磁弁
JP2020070882A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 Smc株式会社 電磁弁

Cited By (2)

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JP2013519051A (ja) * 2010-02-02 2013-05-23 アスコ ジュコマティック エス.アー. パイロット式電磁弁
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