JPS6018824Y2 - チヨ−クコイル - Google Patents
チヨ−クコイルInfo
- Publication number
- JPS6018824Y2 JPS6018824Y2 JP12135481U JP12135481U JPS6018824Y2 JP S6018824 Y2 JPS6018824 Y2 JP S6018824Y2 JP 12135481 U JP12135481 U JP 12135481U JP 12135481 U JP12135481 U JP 12135481U JP S6018824 Y2 JPS6018824 Y2 JP S6018824Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- coil
- partition plate
- exterior case
- insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は環状磁心を用いたチョークコイルに関し、特に
外装用ケースの構造に関する。
外装用ケースの構造に関する。
環状磁心に複数の巻線を施す場合、軸線方向に二分割し
た環状絶縁ケースあるいはケース本体と蓋板からなる絶
縁ケースで環状磁心の全面を覆い、絶縁ケースの中空部
に軸方向に平行な仕切板を設けて中空部を径方向に分割
することにより巻線を分割している。
た環状絶縁ケースあるいはケース本体と蓋板からなる絶
縁ケースで環状磁心の全面を覆い、絶縁ケースの中空部
に軸方向に平行な仕切板を設けて中空部を径方向に分割
することにより巻線を分割している。
このようなチョークコイルを外装用ケースの外表面に設
けられた表示に巻線のリード端を対応させて位置決めし
て外装用ケースに収納するようにしている。
けられた表示に巻線のリード端を対応させて位置決めし
て外装用ケースに収納するようにしている。
しかし表示と対応させる作業が面倒であり、コイルの位
置決めが一定でないため巻線のリード端の引回しが一定
せず、外装用ケース内でコイルが上下左右に動くなど作
業工数、信頼性について問題があった。
置決めが一定でないため巻線のリード端の引回しが一定
せず、外装用ケース内でコイルが上下左右に動くなど作
業工数、信頼性について問題があった。
本考案はこれらの欠点を解消しようとするもので、外装
用ケースへのコイルの組込作業が容易であり、外装用ケ
ース内でのコイルの動きを抑制できるチョークコイルを
提供することを目的とする。
用ケースへのコイルの組込作業が容易であり、外装用ケ
ース内でのコイルの動きを抑制できるチョークコイルを
提供することを目的とする。
本考案は環状磁心の中空部を径方向に等分割している仕
切板を備えた絶縁ケースを用いたコイルを収納する外装
用ケースとして、有底円筒体であって内底面に前記絶縁
ケースの仕切板を挟装状態に係止する1組の突片が設け
られ、内周面には仕切板の両端に対応する位置に張出部
材が設けられている絶縁性の外装用ケースを使用し、ま
たこの外装用ケースの開口を閉塞する蓋部材として、板
部材であって周縁に前記張出部材が嵌合可能な切欠きが
設けられ、下面には前記巻線に対応すべき位置に多数の
フィン状部材が垂設されている蓋部材を使用することを
特徴とする。
切板を備えた絶縁ケースを用いたコイルを収納する外装
用ケースとして、有底円筒体であって内底面に前記絶縁
ケースの仕切板を挟装状態に係止する1組の突片が設け
られ、内周面には仕切板の両端に対応する位置に張出部
材が設けられている絶縁性の外装用ケースを使用し、ま
たこの外装用ケースの開口を閉塞する蓋部材として、板
部材であって周縁に前記張出部材が嵌合可能な切欠きが
設けられ、下面には前記巻線に対応すべき位置に多数の
フィン状部材が垂設されている蓋部材を使用することを
特徴とする。
以下、実施例について説明する。
第1図は本考案の一実施例の外装用ケース本体及び蓋部
材を示す斜視図である。
材を示す斜視図である。
第2図は公知の絶縁ケースを用いたコイルの外観図であ
る。
る。
第2図において、絶縁ケースは環状の絶縁ケース1と蓋
板2とからなる。
板2とからなる。
絶縁ケース1は、内筒11と外筒12の間に底を有し、
しかも内筒12の中空部を径方向に等分割していると共
に内筒12の端面から所要長突出し、かつ底面側におい
ては外筒外周面まで延在している仕切板13を一体的に
設けたものである。
しかも内筒12の中空部を径方向に等分割していると共
に内筒12の端面から所要長突出し、かつ底面側におい
ては外筒外周面まで延在している仕切板13を一体的に
設けたものである。
蓋板2は、内筒11を外筒12の間の開口を塞ぐ環状の
板部材で、上面には仕切板13の突出部分側端への嵌合
溝をもつ凸部21が設けられている。
板部材で、上面には仕切板13の突出部分側端への嵌合
溝をもつ凸部21が設けられている。
第2図はこのような絶縁ケース1内に環状コアを収納し
蓋板2で塞いだ後、仕切板13で分割された空間を通し
て巻線3.4を分割して施したコイルである。
蓋板2で塞いだ後、仕切板13で分割された空間を通し
て巻線3.4を分割して施したコイルである。
第1図はこのコイルを収納する絶縁性外装用ケースであ
る。
る。
この外装用ケース5は、底面中央部に仕切板13の下部
を遊嵌できる一対の突片51が設けられている。
を遊嵌できる一対の突片51が設けられている。
また内周面には突片51の間隙に臨む互に対向する位置
に、コイルの突片21の外周面を含む絶縁ケースの巻線
を施されない外周面に当接可能に径方向への張出部材5
2が設けられている。
に、コイルの突片21の外周面を含む絶縁ケースの巻線
を施されない外周面に当接可能に径方向への張出部材5
2が設けられている。
更に第1図のA−A線断面である第3図に示したように
、ケース5の口縁部には、係合突部53付の段部54が
設けられ蓋部材6を挟持することができるようにしてい
る。
、ケース5の口縁部には、係合突部53付の段部54が
設けられ蓋部材6を挟持することができるようにしてい
る。
蓋部材6は、周縁の張出部材52に対応する位置に切欠
き61が設けられている。
き61が設けられている。
また第1図のB−B線断面として第4図に示したように
上面にはスタンドオフ用の4個の突起62と、巻線3,
4のリード端を引出すための貫通孔を有しかつ突起62
の高さより低い円錐台状突起63の4個が設けられ、下
面には弾性質のフィン状部材64が巻線3,4に対応す
る位置に適当な間隔をおいて垂設されている。
上面にはスタンドオフ用の4個の突起62と、巻線3,
4のリード端を引出すための貫通孔を有しかつ突起62
の高さより低い円錐台状突起63の4個が設けられ、下
面には弾性質のフィン状部材64が巻線3,4に対応す
る位置に適当な間隔をおいて垂設されている。
このような構成の外装用ケースであるから、第2図に示
すコイルを凸部21と張出部材52とを対応させて外装
用ケース5に装入するだけで位置決めができると同時に
、張出部材52によりコイルの径方向への動きを阻止腰
突片51と仕切板13との係合によりコイルの円周方向
への動きを阻止することができる。
すコイルを凸部21と張出部材52とを対応させて外装
用ケース5に装入するだけで位置決めができると同時に
、張出部材52によりコイルの径方向への動きを阻止腰
突片51と仕切板13との係合によりコイルの円周方向
への動きを阻止することができる。
また蓋部材6は切欠き61と張出部材52とを対応させ
、巻線のリード端を突起63の貫通孔に通した後外装用
ケース5の段部54まで圧入することによって装着する
ことができ、係合突部53と段部54とで挾持される。
、巻線のリード端を突起63の貫通孔に通した後外装用
ケース5の段部54まで圧入することによって装着する
ことができ、係合突部53と段部54とで挾持される。
この状態ではフィン状部材64がコイルの巻線部分に弾
接することによってコイルの軸方向への動きと蓋部材6
のがたつきを抑制することができる。
接することによってコイルの軸方向への動きと蓋部材6
のがたつきを抑制することができる。
なお外装用ケースの底面には蓋部材6の突起63に対応
するように表示が設けられる。
するように表示が設けられる。
以上述べたように本考案は簡単な構成でコイルを正確か
つ容易に外装用ケースに組込むことができ、またケース
内でのコイルの動きを阻止できるうえ、安価かつ高信頼
性のプリント基板取付用のチョークコイルを提供できる
有益な考案である。
つ容易に外装用ケースに組込むことができ、またケース
内でのコイルの動きを阻止できるうえ、安価かつ高信頼
性のプリント基板取付用のチョークコイルを提供できる
有益な考案である。
第1図は本考案のチョークコイルに用いられる外装用ケ
ースの一実施例を示す分解斜視図、第2図は公知の絶縁
ケースを用いたコイルの従来例を示す外観図、第3図は
第1図における外装用ケースのA−A線断面図、第4図
は第1図における蓋部材のB−B線断面図である。 図中、1・・・・・・絶縁ケース、13・・・・・・仕
切板、2・・・・・・蓋板、3,4・・・・・・巻線、
5・・・・・・外装用ケース、6・・・・・・蓋部材、
64・・・・・・フィン状部材。
ースの一実施例を示す分解斜視図、第2図は公知の絶縁
ケースを用いたコイルの従来例を示す外観図、第3図は
第1図における外装用ケースのA−A線断面図、第4図
は第1図における蓋部材のB−B線断面図である。 図中、1・・・・・・絶縁ケース、13・・・・・・仕
切板、2・・・・・・蓋板、3,4・・・・・・巻線、
5・・・・・・外装用ケース、6・・・・・・蓋部材、
64・・・・・・フィン状部材。
Claims (1)
- 環状磁心の中空部を径方向に等分割する仕切板を備えた
環状絶縁ケースに環状磁心が収納され該ケースの上から
巻線が施されているコイルと、該コイルを収納している
有底円筒ケースであって、内底面に前記仕切板を係止す
る1組の突片が設けられ、内周面には前記仕切板の両端
に対応する位置に前記ケースの外周面に当接可能な張出
部材が設けられている絶縁性外装用ケースと、該外装用
ケースの開口を閉塞している絶縁性板部材であってその
周縁に前記張出部材が嵌合可能な切欠きを設けてあり、
下面には前記外装用ケース内の前記巻線に対向する位置
に多数のフィン状部材を垂設しである蓋部材とからなり
、前記コイルの巻線のリード端は前記蓋部材に設けられ
た貫通孔を通して導出して威るチョークコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12135481U JPS6018824Y2 (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | チヨ−クコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12135481U JPS6018824Y2 (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | チヨ−クコイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5827922U JPS5827922U (ja) | 1983-02-23 |
JPS6018824Y2 true JPS6018824Y2 (ja) | 1985-06-07 |
Family
ID=29915290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12135481U Expired JPS6018824Y2 (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | チヨ−クコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018824Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006016554A1 (ja) * | 2004-08-10 | 2008-05-01 | 株式会社タムラ製作所 | リアクトル |
JP5300692B2 (ja) * | 2009-11-09 | 2013-09-25 | Necトーキン株式会社 | インダクタ用樹脂成型ケースおよびノイズ除去装置 |
-
1981
- 1981-08-18 JP JP12135481U patent/JPS6018824Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5827922U (ja) | 1983-02-23 |
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