JPH0535706Y2 - - Google Patents

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JPH0535706Y2
JPH0535706Y2 JP1986165373U JP16537386U JPH0535706Y2 JP H0535706 Y2 JPH0535706 Y2 JP H0535706Y2 JP 1986165373 U JP1986165373 U JP 1986165373U JP 16537386 U JP16537386 U JP 16537386U JP H0535706 Y2 JPH0535706 Y2 JP H0535706Y2
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frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は螺旋杆の回動によつて図板支持枠を適
宜の傾斜に設定し得るようにした製図台の傾斜装
置に関する。
〔従来の技術〕
此種の装置は、実公昭61−5137号公報に示すよ
うに、座枠に図板支持枠がリンクを介して傾斜自
在に取り付けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した装置において、図板支持枠を座枠に対
して略平行となるまで倒すと、リンクが座枠に対
して略平行となる。該状態において、図板支持枠
を起立方向に傾斜させようとした場合、図板支持
枠を座枠に対して水平方向にスライドさせること
により、リンクを立ち上がらせようとするもので
あるが、図板支持枠のスライド方向の荷重がリン
クに対してその長手方向と略平行な方向に作用
し、リンクが容易に起立せず、この起立操作力に
大きな力が必要であつた。図板支持枠に上方向に
ばね力を作用しても、このばね力は、リンクがあ
る程度立ち上つた場合には有効であつても、リン
クが平行な場合には、リンクの立ち上りに寄与せ
ず、図板支持枠の座枠に対して水平状態からの立
ち上りに大きな力が必要であつた。本考案は上記
欠陥を除去することを目的とするものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本考案は座枠8に図
板支持枠2を傾斜自在に枢支し、前記座枠8にこ
れの両側部に対して平行に螺旋杆12を回転自在
に支承し、前記座枠8に前記螺旋杆12の長手方
向に沿つて移動自在に移動体24を配設し、該移
動体24を前記螺旋杆12に螺合し、該移動体2
4にリンク32,34の一方を回転自在に連結
し、前記座枠8に断面コ字状の揺動体36の下部
を回動自在に枢支し、前記リンク32,34の引
張方向の変位によつて前記揺動体36が起立方向
に揺動すべく前記揺動体36の枢支部から所定間
隔離れた位置に前記リンク32,34の他方を回
動自在に連結し、前記揺動体36の上部を前記図
板支持枠2にスライド自在に係合したものであ
る。
〔作用〕
上記した構成において、螺旋杆12を回転する
と、その長手方向に沿つて移動体24が移動し、
該移動体24と連動してリンク32,34が移動
する。リンク32,34の移動によつて揺動体3
6は、座枠8に対する回動支点を中心として揺動
し、この揺動体36の揺動に伴つて図板支持枠2
は、座枠8に対する回動支点を中心として回動し
て、座枠8に対する傾斜角度が変化する。揺動体
36が座枠8に対して略水平な状態にあつても、
リンク32,34の揺動体36に対する連結支点
が揺動体36の回動支点より離れているため、リ
ンク32,34の揺動体36に対する回転トルク
発生要素としてのいわゆる半径が充分に形成され
る。そのため、リンク32,34を移動体24の
移動によつて揺動体36を引張る方向に変位させ
て、揺動体36に回転トルクを発生させることに
より、比較的小さな操作力によつて揺動体36を
上方向に揺動させ、図板支持枠2を起立方向に傾
斜させることができる。また、揺動体36が座枠
8に対して水平な状態に近い状態において、図板
支持枠2からの荷重による揺動体36の回転トル
クは、リンク32,34に引張力として伝達さ
れ、リンク32,34は、この引張力に充分に耐
えることができる。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。
2はコ字状の図板支持枠であり、その前方部開
放端上に鉛筆受け部材4の両端が固定されてい
る。前記支持枠2の中央と受け部材4の中央下面
には断面コ字状の補強部材6の両端が固定されて
いる。8は四角形の座枠であり、これの前方両側
部に前記支持枠2の縦杆部2a,2bの前端部が
回動自在に軸10支されている。前記座枠8の前
後の横杆部8a,8bの中央には、補強部材10
の両端が固定されている。前記縦杆部2a,2b
には図板取付金具2c,2dがスライド自在に嵌
挿されている。12は、前記横杆部8aに軸受1
4とダブルナツト16を介して定位置で回転自在
に支承された螺旋杆であり、該螺旋杆12の一端
には、ハンドル18と回転方向に脱着自在に係合
可能なコネクタ20が固定され、該螺旋杆12の
他端は、前記補強部材10に固定されたブラケツ
ト22の軸受穴に回転自在に支承されている。2
4は中央部に形成されたねじ穴が前記螺旋杆24
に螺合する移動体であり、これの両端に軸体2
6,28が固定され、該軸体26,28は、前記
補強部材10の両側立ち上り壁10a,10bに
その長手方向に沿つて形成された長孔30にスラ
イド自在に嵌合している。32,34は板状のリ
ンクであり、これらの一方端の近傍に透設された
穴が前記軸体26,28の外周面に回転自在に嵌
合している。36は断面がコ字状に形成された揺
動体であり、これの両側壁36a,36bの下部
は、前記補強部材10の立ち上り壁10a,10
bに回転自在に軸38,40支されている。前記
リンク32,34の他端間には補強杆42が配置
され、該補強杆42の両端に固定された軸体4
4,46の外周面は、リンク32,34の他端に
形成された穴に回転自在に嵌合し、且つ、軸体4
4,46の外周面は、前記揺動体36の両側壁3
6a,36bの下部に、前記軸38,40支部か
ら所定長さ離れた位置に形成された穴に脱け脱し
ないように回転自在に嵌合している。前記揺動体
36の両側壁36a,36bの上部に回転自在に
軸支されたコロ48,50は、前記補強部材6の
平板部6aの下面と、補強部材6の両側壁6b,
6cに短く形成された水平壁6d間に配置されて
いる。尚、図中、52,54は座枠8を天板等に
固定するためのL型片、56,58及び60,6
2はスペーサーである。
次に本実施例の作用について説明する。
まず、机等の天板(図示省略)の上面に座枠8
を載置し、引掛金具64,66を天板の後端部に
引掛け、且つ、天板の前端面と前端下面にわたつ
てL型片52,54を当接し、モールを締付方向
に回転して座枠8を天板に取り付ける。更に支持
枠8上に製図板(図示省略)を載置し、木ねじ7
0,72によつて製図板を支持枠2に固定する。
ハンドル18をコネクタ20に連結係合し、ハン
ドル18を手動回転させて螺旋杆12を回転する
と、この回転方向に応じて移動体24は、第3図
中、左右方向に移動する。移動体24が第3図
中、右方向に移動すると、リンク32,34が右
方向に移動し、揺動体36は、軸38,40を中
心として第3図中、時計方向に揺動し、この揺動
に伴つて、支持枠2は、軸10を中心として自重
により第3図中、時計方向に揺動する。支持枠2
が第3図中、点線で示す如く、座枠8に対して水
平となるまで倒れた状態において、揺動体36の
回動支点とリンク32,34との連結点とを結ぶ
軸線Lの天板面に対する角度αは略60度となるよ
うに設定されている。該状態において、支持枠2
の荷重は、揺動体36を、第3図中時計方向に回
転させる方向に作用し、これによつてリンク3
2,34は軸体26,28を支点として引張られ
る方向に荷重が作用する。揺動体36が水平な状
態において、ハンドル18を逆回転させると、リ
ンク32,34は、第3図中、左方向に移動し、
このリンク32,34の引張力によつて揺動体3
6は、軸38,40を中心として、第3図中、反
時計方向に回動し、コロ48,50は、補強部材
6を上方向に押し上げる。このコロ48,50の
押し上げ力によつて支持枠2は軸10を中心とし
て第3図中、反時計方向に揺動する。本実施例に
おいて、支持枠2の傾斜の限界は、第3図実線で
示すように、座枠8に対して60度に設定されてい
る。支持枠2が下降して座枠8に接近し、座枠8
に対して平行に近い状態となると、支持枠2の荷
重が揺動体36に強くかかり、揺動体36には、
軸38,40を中心として時計方向に大きな回転
力が発生する。この回転力は、上述したようにリ
ンク32,34に対して、リンク32,34をそ
の長手方向に沿つて引張る方向に作用し、このリ
ンク32,34の引張力によつて揺動体36は設
定角度位置に支持される。
〔効果〕
本考案は上述の如く、支持枠の傾斜を変化させ
るリンクには、支持枠の傾斜が小さいとき、該支
持枠からの荷重が引張力として作用するため、リ
ンクは支持枠からの大きな荷重に対して大きな強
度を保つことができ、しかも、支持枠を支える揺
動体の断面形状をコ字状とすることで剛性を保有
させることができるため、支持枠を強固に傾斜自
在に支持することができ且つ、揺動体が座枠に対
して水平な状態から小さな操作力で揺動体を立ち
上がらせ、図板支持枠の角度を変化させることが
できる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は外観図、第2図は平面図、第3図は側
面図、第4図は外観図である。 2……図板支持枠、4……鉛筆受け部材、2
a,2b……横杆部、2c,2d……取付金具、
6……補強部材、8……座枠、10……補強部
材、8a,8b……横杆部、12……螺旋杆、1
4……軸受、16……ナツト、18……ハンド
ル、20……コネクタ、22……ブラケツト、2
4……移動体、26,28……軸体、30……長
孔、32,34……リンク、36……揺動体、3
6a,36b……側壁、38,40……軸、42
……補強杆、44,46……軸体、48,50…
…コロ、52,54……L型片、56,58,6
0,62……スペーサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座枠8に図板支持枠2を傾斜自在に枢支し、前
    記座枠8にこれの両側部に対して平行に螺旋杆1
    2を回転自在に支承し、前記座枠8に前記螺旋杆
    12の長手方向に沿つて移動自在に移動体24を
    配設し、該移動体24を前記螺旋杆12に螺合
    し、該移動体24にリンク32,34の一方を回
    転自在に連結し前記座枠8に断面コ字状の揺動体
    36の下部を回動自在に枢支し、前記揺動体36
    の上部を前記図板支持枠2にスライド自在に係合
    し、前記揺動体36が前記枢支部を中心として前
    記座枠8の後方に倒れた状態において前記揺動体
    36の自重及び前記図板支持枠2の重量によつて
    前記揺動体36に生じる回転力が前記リンク3
    2,34を引張るように前記揺動体36の枢支部
    から所定間隔離れた位置に前記リンク32,34
    の他方を回動自在に連結したことを特徴とする製
    図台の傾斜装置。
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