JPH08107651A - 電動機取付台 - Google Patents
電動機取付台Info
- Publication number
- JPH08107651A JPH08107651A JP26458294A JP26458294A JPH08107651A JP H08107651 A JPH08107651 A JP H08107651A JP 26458294 A JP26458294 A JP 26458294A JP 26458294 A JP26458294 A JP 26458294A JP H08107651 A JPH08107651 A JP H08107651A
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- JP
- Japan
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- electric motor
- fixed
- plate
- base portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】載置した電動機の上下位置を容易に且つ電動機
の作動中においても調整可能な取付台を提供する。 【構成】ベース部1とこれに傾動可能に一端を枢着せし
めた傾動板2とからなるものにおいて、ベース部を横断
する方向においてベース部に回動自在に枢着せしめた枢
着3に作用杆4と応動杆5とを一定角度をなさしめて夫
々一端を固着し、前記枢軸と直角をなす方向において定
位置にて進退不能に回転するようにベース部に頸部を支
承せしめた頭部付螺軸6に螺着した駆動ナット7に前記
作用杆4の他端を枢支せしめ、応動杆5の他端は傾動板
に揺動自在に一端を軸支したリンク板8の他端に回動自
在に軸着せしめてなる。更にベース部1と傾動板2の間
に架着され緊締手段によって両者に着脱自在に固着可能
な固定板9を付加してもよい。
の作動中においても調整可能な取付台を提供する。 【構成】ベース部1とこれに傾動可能に一端を枢着せし
めた傾動板2とからなるものにおいて、ベース部を横断
する方向においてベース部に回動自在に枢着せしめた枢
着3に作用杆4と応動杆5とを一定角度をなさしめて夫
々一端を固着し、前記枢軸と直角をなす方向において定
位置にて進退不能に回転するようにベース部に頸部を支
承せしめた頭部付螺軸6に螺着した駆動ナット7に前記
作用杆4の他端を枢支せしめ、応動杆5の他端は傾動板
に揺動自在に一端を軸支したリンク板8の他端に回動自
在に軸着せしめてなる。更にベース部1と傾動板2の間
に架着され緊締手段によって両者に着脱自在に固着可能
な固定板9を付加してもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は各種装置内において電
動機が取り付けられる取付台の改良に関するものであ
る。
動機が取り付けられる取付台の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種機械装置内において電動機は機台に
直接取り付けられる外、専用の取付台に取り付けた上、
機台に取り付けられることも多く行われているものであ
る。電動機においてはこれにプーリーが取り付けられ、
対応作動輪との間にベルトがかけられたうえ作動するの
が通常であるが、このベルトがけに際しては当初のセッ
ティングにおいても張力やセッティング位置の微調整を
要する外、使用中のベルトやプーリーの磨耗による張力
減退に対する再調整や取り替え作業がたびたび必要とな
るものである。
直接取り付けられる外、専用の取付台に取り付けた上、
機台に取り付けられることも多く行われているものであ
る。電動機においてはこれにプーリーが取り付けられ、
対応作動輪との間にベルトがかけられたうえ作動するの
が通常であるが、このベルトがけに際しては当初のセッ
ティングにおいても張力やセッティング位置の微調整を
要する外、使用中のベルトやプーリーの磨耗による張力
減退に対する再調整や取り替え作業がたびたび必要とな
るものである。
【0003】これらの作業を容易化するため、専用の電
動機取付台においては種々の工夫がなされているもので
あるが、これらは前後方向の調整を目的とするものがほ
とんどであって、上下方向の調整を目的とするものには
満足なものがない。
動機取付台においては種々の工夫がなされているもので
あるが、これらは前後方向の調整を目的とするものがほ
とんどであって、上下方向の調整を目的とするものには
満足なものがない。
【0004】即ち、機械装置においては電動機と作動対
応輪を上下に設置したものも珍しくないが、この場合前
記の調整を行うためには電動機を上下に微移動させる必
要がある。この目的を果たすものとして、ヒンジ式に基
台部とモーター台部とを螺着した形式のものの基台にボ
ルトを立てこれに螺着した2個のナット間にモーター台
部を挾持せしめ、このナットの上下にてモーター台部の
傾斜角を変更できるものが実施されているものである。
応輪を上下に設置したものも珍しくないが、この場合前
記の調整を行うためには電動機を上下に微移動させる必
要がある。この目的を果たすものとして、ヒンジ式に基
台部とモーター台部とを螺着した形式のものの基台にボ
ルトを立てこれに螺着した2個のナット間にモーター台
部を挾持せしめ、このナットの上下にてモーター台部の
傾斜角を変更できるものが実施されているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この形
式のものは作業手順が極めて面倒で、時間を要する上、
左右は別々に調整しなければならないものであるが、こ
れを均等に調整することは至難であり、電動機が前後に
傾いた状態となりやすい。また電動機を作動させながら
調整することは事実上無理であり、作動状態における負
荷のかかった状態での最適位置を決定することはできな
いものである。
式のものは作業手順が極めて面倒で、時間を要する上、
左右は別々に調整しなければならないものであるが、こ
れを均等に調整することは至難であり、電動機が前後に
傾いた状態となりやすい。また電動機を作動させながら
調整することは事実上無理であり、作動状態における負
荷のかかった状態での最適位置を決定することはできな
いものである。
【0006】本発明は、これら従来品の欠点を除き、そ
れに載置せしめた電動機の上下位置を極めて容易に微調
整することが可能であり、その際電動機の前後方向に傾
きを生じることがなく、また電動機の作動中においても
調整可能な電動機取付台を提供することを目的とするも
のである。
れに載置せしめた電動機の上下位置を極めて容易に微調
整することが可能であり、その際電動機の前後方向に傾
きを生じることがなく、また電動機の作動中においても
調整可能な電動機取付台を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電動機取付台は
任意箇所に固定可能な足部を有するベース部1と、これ
に傾動可能に一端を枢着せしめ上面に電動機を載置固定
するようになした傾動板2とからなる電動機取付台にお
いて、前記ベース部を横断する方向においてベース部に
回動自在に枢着せしめた枢軸3を設け、該枢軸に作用杆
4と応動杆5とを一定角度をなさしめて夫々一端を固着
するように設け、前記枢軸と直角をなす方向において定
位置にて進退不能に回転するようにベース部1に頸部を
支承した頭部付螺軸6に螺着した駆動ナット7に前記作
用杆4の他端を枢支せしめ、応動杆5の他端は前記傾動
板2に揺動自在に一端を軸支したリンク板8の他端に回
動自在に軸着せしめた構成とすることによりその目的を
達成しようとするものである。
任意箇所に固定可能な足部を有するベース部1と、これ
に傾動可能に一端を枢着せしめ上面に電動機を載置固定
するようになした傾動板2とからなる電動機取付台にお
いて、前記ベース部を横断する方向においてベース部に
回動自在に枢着せしめた枢軸3を設け、該枢軸に作用杆
4と応動杆5とを一定角度をなさしめて夫々一端を固着
するように設け、前記枢軸と直角をなす方向において定
位置にて進退不能に回転するようにベース部1に頸部を
支承した頭部付螺軸6に螺着した駆動ナット7に前記作
用杆4の他端を枢支せしめ、応動杆5の他端は前記傾動
板2に揺動自在に一端を軸支したリンク板8の他端に回
動自在に軸着せしめた構成とすることによりその目的を
達成しようとするものである。
【0008】更に、必要に応じて作用杆4を駆動ナット
7の両側より挾持するごとく一対設けると共に、一対の
応動杆5の夫々を枢軸3の両端付近に配置して設けるこ
とにより発明の目的をより一層効果的ならしめることが
できるものであり、また、ベース部1と傾動板2の間に
架設され、緊締手段によって両者に着脱自在に固着可能
な固定板9を付加することにより、その作動より安定な
らしめることができるものである。
7の両側より挾持するごとく一対設けると共に、一対の
応動杆5の夫々を枢軸3の両端付近に配置して設けるこ
とにより発明の目的をより一層効果的ならしめることが
できるものであり、また、ベース部1と傾動板2の間に
架設され、緊締手段によって両者に着脱自在に固着可能
な固定板9を付加することにより、その作動より安定な
らしめることができるものである。
【0009】
【作用】本発明の電動機取付台においては、図6の如く
その傾動板2上に電動機Mを載置固定した上、ベース部
1の足部を各種機械装置の対応作動輪の上下いずれかの
位置において機台に固定せしめ、電動機Mに装着したプ
ーリーPと対応作動輪との間にベルトBをかけ作動せし
めるものである。
その傾動板2上に電動機Mを載置固定した上、ベース部
1の足部を各種機械装置の対応作動輪の上下いずれかの
位置において機台に固定せしめ、電動機Mに装着したプ
ーリーPと対応作動輪との間にベルトBをかけ作動せし
めるものである。
【0010】而して今、この取付台の頭部付螺軸6をい
ずれかの方向に回転をさせはじめると、この頭部付螺軸
はベース部1に進退不能にその頸部を支承されているか
ら、その螺軸は進退することなく、その回転力は螺軸に
螺合した駆動ナット7に伝達される。そしてこの駆動ナ
ットには枢軸3に一端を固着した作用杆4の他端が枢支
されているから駆動ナット7は回転することを阻止さ
れ、螺軸の軸方向に進行又は退行する運動をはじめるも
のである。
ずれかの方向に回転をさせはじめると、この頭部付螺軸
はベース部1に進退不能にその頸部を支承されているか
ら、その螺軸は進退することなく、その回転力は螺軸に
螺合した駆動ナット7に伝達される。そしてこの駆動ナ
ットには枢軸3に一端を固着した作用杆4の他端が枢支
されているから駆動ナット7は回転することを阻止さ
れ、螺軸の軸方向に進行又は退行する運動をはじめるも
のである。
【0011】この進退運動はこれに枢支された作用杆4
に直ちに伝達され、作用杆4は枢軸3を軸中心とする回
転運動をはじめるものであるが、この作用杆4は枢軸3
に固着されているから、この回転運動はすなわち枢軸3
の回転運動となるものであり、更に枢軸3に一端を固着
された応動杆5の回転運動につながるものである。
に直ちに伝達され、作用杆4は枢軸3を軸中心とする回
転運動をはじめるものであるが、この作用杆4は枢軸3
に固着されているから、この回転運動はすなわち枢軸3
の回転運動となるものであり、更に枢軸3に一端を固着
された応動杆5の回転運動につながるものである。
【0012】この回転運動は更にこれに一端を軸着され
たリンク板8に伝達されるが、このリンク板の他端は傾
動板2に揺動自在に軸支されており、傾動板2の一端は
ベース部1に枢着されているから、結局リンク板8が回
転しつつ上下する運動に変換される。この上下運動につ
れて傾動板2に上下運動が伝えられることになるが、こ
の傾動板2は前記のごとく一端をベース部に枢着されて
いるから、最終的にはその傾斜度合を変える運動に変換
されることになるものである。
たリンク板8に伝達されるが、このリンク板の他端は傾
動板2に揺動自在に軸支されており、傾動板2の一端は
ベース部1に枢着されているから、結局リンク板8が回
転しつつ上下する運動に変換される。この上下運動につ
れて傾動板2に上下運動が伝えられることになるが、こ
の傾動板2は前記のごとく一端をベース部に枢着されて
いるから、最終的にはその傾斜度合を変える運動に変換
されることになるものである。
【0013】この傾斜度合の大小は前記のごとく電動機
と対応作動輪を上下位置関係にセットした場合には電動
機と対応作動輪との距離関係の大小にほかならないか
ら、結局この変換動作により電動機と対応作動輪の距離
の調整を行うことが可能となるものである。
と対応作動輪を上下位置関係にセットした場合には電動
機と対応作動輪との距離関係の大小にほかならないか
ら、結局この変換動作により電動機と対応作動輪の距離
の調整を行うことが可能となるものである。
【0014】以上のごとく、本発明の電動機取付台にお
いては、その頭部付螺軸6の回転によりその傾動板2に
載置した電動機と上下位置にある対応作動輪の距離を変
更することが可能となるものであり、張設したベルトの
張り具合の調整が極めて容易にできるようになるもので
あるが、この変更動作の起元を螺軸の回転によるものと
したことにより微細な調整を可能とせしめるものであ
り、また電動機の作動中においても、操作することを可
能とせしめるものである。
いては、その頭部付螺軸6の回転によりその傾動板2に
載置した電動機と上下位置にある対応作動輪の距離を変
更することが可能となるものであり、張設したベルトの
張り具合の調整が極めて容易にできるようになるもので
あるが、この変更動作の起元を螺軸の回転によるものと
したことにより微細な調整を可能とせしめるものであ
り、また電動機の作動中においても、操作することを可
能とせしめるものである。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面に示すものに基き詳述
する。取付台本体は2本のL型アングル1a,1bと2本の
コ字型アングル1c,1dを組み合わせ互いに溶接せしめて
構成し、L型アングルの両端附近に取付孔14を穿設した
ベース部1と、このL型アングルの一端間に貫通した貫
通ボルト10に一端を貫通し、このボルト軸まわりに回動
自在に枢着せしめた傾動板2とからなり、該傾動板の上
面板には四隅附近に固定ボルト11を装備し、電動機を載
置固定し得るようになしてある。
する。取付台本体は2本のL型アングル1a,1bと2本の
コ字型アングル1c,1dを組み合わせ互いに溶接せしめて
構成し、L型アングルの両端附近に取付孔14を穿設した
ベース部1と、このL型アングルの一端間に貫通した貫
通ボルト10に一端を貫通し、このボルト軸まわりに回動
自在に枢着せしめた傾動板2とからなり、該傾動板の上
面板には四隅附近に固定ボルト11を装備し、電動機を載
置固定し得るようになしてある。
【0016】前記L型アングルの中間部附近において両
方のL型アングル1a,1b間に合致する枢軸3を支軸3aを
以って回動自在に枢着せしめ、該枢軸にはその中央付近
に一対の作用杆4,4を、その両端部付近に一対の応動
杆5,5の夫々一端を固着せしめてなり、この作用杆と
応動杆とは枢着3の軸芯を中心として約50度程度の角度
をなすように設置せしめてある。
方のL型アングル1a,1b間に合致する枢軸3を支軸3aを
以って回動自在に枢着せしめ、該枢軸にはその中央付近
に一対の作用杆4,4を、その両端部付近に一対の応動
杆5,5の夫々一端を固着せしめてなり、この作用杆と
応動杆とは枢着3の軸芯を中心として約50度程度の角度
をなすように設置せしめてある。
【0017】更にベース部1において貫通ボルト10と反
対側に位置するコ字形アングル1c上には1対の座板12a
,12b を立設し、この間にブロック基座13を回動自在
に軸支せしめ、これに頭部付螺軸6を枢軸3とは直角を
なす方向において外方より貫挿し、その頸部をブロック
基座13に保持せしめ、これがこの定位置にて進退せずに
回転するように固着せしめてある。
対側に位置するコ字形アングル1c上には1対の座板12a
,12b を立設し、この間にブロック基座13を回動自在
に軸支せしめ、これに頭部付螺軸6を枢軸3とは直角を
なす方向において外方より貫挿し、その頸部をブロック
基座13に保持せしめ、これがこの定位置にて進退せずに
回転するように固着せしめてある。
【0018】この頭部付螺軸6には枢動ナット7を螺着
してあり、これには前記作用杆4,4の他端がその両側
より挾持するように枢支されている。また前記応動杆
5,5の他端は傾動板2に固着した支板15に揺動自在に
一端を軸支した一対からなるリンク板8,8の他端にて
挾持されるように回動自在に軸着せしめてなる。
してあり、これには前記作用杆4,4の他端がその両側
より挾持するように枢支されている。また前記応動杆
5,5の他端は傾動板2に固着した支板15に揺動自在に
一端を軸支した一対からなるリンク板8,8の他端にて
挾持されるように回動自在に軸着せしめてなる。
【0019】なお、ベース部1と傾動板2において貫通
ボルト10による枢着側と反対側の端部附近の側面に夫々
ネジ孔16,17を設け、固定板9をボルト18,19にて着脱
自在に固着し得るようになしてある。
ボルト10による枢着側と反対側の端部附近の側面に夫々
ネジ孔16,17を設け、固定板9をボルト18,19にて着脱
自在に固着し得るようになしてある。
【0020】以上の実施例においては作用杆4と応動杆
5を夫々一対づつ設けてなるものであるが、この構成に
こだわる必要はなく、夫々1個づつの構成となしてもよ
く、この際は応動杆5は枢軸3の中央部附近に固着せし
めることが作動安定性上好ましい。また作用杆4と応動
杆5の構成角度は40〜80度程度とすることか作動力を効
果的に伝達する意味で好ましいのものであるが、設計の
都合によっては、これをいかように定めるかは全く任意
である。
5を夫々一対づつ設けてなるものであるが、この構成に
こだわる必要はなく、夫々1個づつの構成となしてもよ
く、この際は応動杆5は枢軸3の中央部附近に固着せし
めることが作動安定性上好ましい。また作用杆4と応動
杆5の構成角度は40〜80度程度とすることか作動力を効
果的に伝達する意味で好ましいのものであるが、設計の
都合によっては、これをいかように定めるかは全く任意
である。
【0021】
【発明の効果】本発明の電動機取付台は請求項1の構成
とすることにより、これに載置固定した電動機の上下位
置を1本の頭部付螺軸の回転のみによって電動機に前後
の傾きを生ずることなく、極めて微細に変更することが
可能となり、電動機軸のプーリーと対応作動輪の間にか
けたベルトの張り具合を稼働中の摩耗による変動に応じ
て容易に微調整することが可能となるものであり、この
微調整は電動機の作動中においても可能であるから、実
負荷のかかった状態での最適位置を容易に決定すること
ができ、最高の作動状態を出現せしめ得るものである。
とすることにより、これに載置固定した電動機の上下位
置を1本の頭部付螺軸の回転のみによって電動機に前後
の傾きを生ずることなく、極めて微細に変更することが
可能となり、電動機軸のプーリーと対応作動輪の間にか
けたベルトの張り具合を稼働中の摩耗による変動に応じ
て容易に微調整することが可能となるものであり、この
微調整は電動機の作動中においても可能であるから、実
負荷のかかった状態での最適位置を容易に決定すること
ができ、最高の作動状態を出現せしめ得るものである。
【0022】また傾動板を大きく傾斜せしめることによ
りベルトを容易に取り外し得る状態となるから、ベルト
及びプーリーの交換作業も電動機を台座から取り外する
ことなく容易に行うことができるものである。
りベルトを容易に取り外し得る状態となるから、ベルト
及びプーリーの交換作業も電動機を台座から取り外する
ことなく容易に行うことができるものである。
【0023】更に本発明は請求項2の構成とすることに
より螺軸6に螺合した駆動ナット7の駆動力を左右バラ
ンス良く枢軸3に伝達し得ると共に、枢軸3の駆動力を
両側においてバランスよく傾動板2に伝達することが可
能となり、傾動板2への上下動力が前後バランスよく均
一に伝えられるから、その動作が極めて円滑に行われる
上、傾動板は前後均等に支持されるから、その前後方向
において傾きを生じ難くなり、電動機を前後に傾かせる
ことなく支持できるようになるものである。
より螺軸6に螺合した駆動ナット7の駆動力を左右バラ
ンス良く枢軸3に伝達し得ると共に、枢軸3の駆動力を
両側においてバランスよく傾動板2に伝達することが可
能となり、傾動板2への上下動力が前後バランスよく均
一に伝えられるから、その動作が極めて円滑に行われる
上、傾動板は前後均等に支持されるから、その前後方向
において傾きを生じ難くなり、電動機を前後に傾かせる
ことなく支持できるようになるものである。
【0024】更に、本発明は請求項3の構成とすること
により、傾動板2の最適位置を完全に固定することが可
能となり、電動機の良好な作動状態を安定に保持し得る
ようになるものである。
により、傾動板2の最適位置を完全に固定することが可
能となり、電動機の良好な作動状態を安定に保持し得る
ようになるものである。
【図1】本発明の一実施例を一部を破断して示す斜視
図、
図、
【図2】傾動板を水平状態にして示す側面図、
【図3】傾動板を上昇状態として、固定板を付加して示
す側面図、
す側面図、
【図4】傾動板を下降状態にて示す断面図、
【図5】傾動板を上昇状態にして示す断面図、
【図6】電動機の取り付け状態を示す側面図である。
1…ベース部、 2…傾動板、 3…枢軸、 4…作用
杆、 5…応動杆、6…頭部付螺軸、 7…枢動ナッ
ト、 8…リンク板、 9…固定板。
杆、 5…応動杆、6…頭部付螺軸、 7…枢動ナッ
ト、 8…リンク板、 9…固定板。
Claims (3)
- 【請求項1】任意箇所に固定可能な足部を有するベース
部1と、これに傾動可能に一端を枢着せしめ上面に電動
機を載置固定するようになした傾動板2とからなる電動
機取付台において、前記ベース部を横断する方向におい
てベース部に回動自在に枢着せしめた枢軸3を設け、該
枢軸に作用杆4と応動杆5とを一定角度をなさしめて夫
々一端を固着するように設け、前記枢軸と直角をなす方
向において定位置にて進退不能に回転するようにベース
部1に頸部を支承した頭部付螺軸6に螺着した駆動ナッ
ト7に前記作用杆4の他端を枢支せしめ、応動杆5の他
端は前記傾動板2に揺動自在に一端を軸支したリンク板
8の他端に回動自在に軸着せしめ、前記頭部付螺軸6の
回転による駆動ナット7の進退によって傾動板2の傾斜
角度を変更可能となしたことを特徴とする電動機取付
台。 - 【請求項2】作用杆4を駆動ナット7の両側より挾持す
るごとく一対設けると共に、一対の応動杆5の夫々を枢
軸3の両端付近に配置して設けたことを特徴とする請求
項1記載の電動機取付台。 - 【請求項3】ベース部1と傾動板2の間に架設され、緊
締手段によって両者に着脱自在に固着可能な固定板9に
て両者の位置関係を固定し得るようになしたことを特徴
とする請求項1又は2記載の電動機取付台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26458294A JPH08107651A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 電動機取付台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26458294A JPH08107651A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 電動機取付台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08107651A true JPH08107651A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17405300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26458294A Pending JPH08107651A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 電動機取付台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08107651A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1302603C (zh) * | 2005-04-18 | 2007-02-28 | 陈硕 | 可调电机架 |
CN102678856A (zh) * | 2012-05-30 | 2012-09-19 | 常林股份有限公司 | 带、链传动张紧装置总成 |
CN107756200A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-03-06 | 江门市江海区杰能机电科技有限公司 | 砂带磨床的电机固定结构 |
CN108808965A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-11-13 | 安徽杰特电气有限公司 | 可调节电机角度的支撑座 |
CN108808935A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-11-13 | 安徽杰特电气有限公司 | 多功能电机支撑座 |
CN116436200A (zh) * | 2023-05-08 | 2023-07-14 | 青岛力久电机科技有限公司 | 一种便捷式永磁变频同步电动机 |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP26458294A patent/JPH08107651A/ja active Pending
Cited By (6)
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