JPH0535617Y2 - - Google Patents

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JPH0535617Y2
JPH0535617Y2 JP11210185U JP11210185U JPH0535617Y2 JP H0535617 Y2 JPH0535617 Y2 JP H0535617Y2 JP 11210185 U JP11210185 U JP 11210185U JP 11210185 U JP11210185 U JP 11210185U JP H0535617 Y2 JPH0535617 Y2 JP H0535617Y2
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amplifier
resistor
deviation
gain
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JP11210185U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は各種の計測器或いは音声増幅器等と
して利用することができる増幅器に関する。
「従来技術」 第3図に従来の増幅器を示す。図中1は演算増
幅器を示し、その増幅率をGとするる。入力端子
2に与える入力信号の電圧をVio、出力端子3の
出力電圧をVput、入力抵抗4の抵抗値をR1、帰還
抵抗5の抵抗体をR2、演算増幅1の入力端子間
に与えられる入力電圧をeとして場合、 e・G=−Vput ……(1) (Vio−e)/R1=(e−Vput)/R2 ……(2) (2)式を(1)式に代入すると、 (Vio+Vput)/R1 =−(Vput/G+Vput)/R2,R2Vio+R2
Vput/G=−R1Vput(1+1/G) Vput/Vio=−R2/R1(1/1+β/G)……(3) ただしβ=R1+R2/R1 (3)式より明らかなように入力端子1と出力端子
3の間の利得A=Vput/VioはR2/R1により変化
させることができる。つまり入力端子2と出力端
子3の間の利得は主に入力抵抗4の抵抗値R1
帰還抵抗器5の抵抗値R2の比で決められる。従
つて例えば入力抵抗4の抵抗値を適宜に変更する
ことによつて利得Aの値を所望の値に設定するこ
とができる。
「考案が解決しようとする問題点」 第3図に示した増幅器において入力端子2と出
力端子3の間の利得Aを変化させた場合、(3)式か
ら明らかなように抵抗値R1とR2の何れを変化さ
せてもβの値が変化する。このβの値の変化は周
波数特性の変化として現われる。
つまり第4図に示すように利得A=Vput/Vio
の値を大きくするために入力抵抗4の抵抗値R1
を小さくしていくと利得Aの周波数特性の折点が
123のように変化し、利得の変化と共に周
波数特性も変わつてしまう不都合がある。このた
め例えば利得を所望の値となるようにR2/R1
設定したとすると、その設定に対応して周波数特
性が変化する。このために利得の調整を行なつた
後に周波数特性も調整しなくてはならなくなる不
都合がある。
この考案は利得を変えても周波数特性が変化し
ない可変利得増幅器を提供しようとするものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 この考案では第1抵抗器と第2抵抗器に発生す
る電圧信号の偏差量を増幅する偏差増幅器と、第
1抵抗器に入力信号を与える第1バツフア増幅器
と、第2抵抗器に偏差増幅器の出力信号を与える
第2バツフア増幅器とによつて構成するものであ
る。
この考案の構成によれば第1バツフア増幅器を
通じて入力信号が第1抵抗器に与えられる。この
第1抵抗器に与えられた入力信号は偏差増幅器に
よつて増幅されて出力されると共に、その出力信
号が第2バツフア増幅器を介して第2抵抗器に与
えられる。
この結果偏差増幅器は第1抵抗器に発生した入
力信号と、第2抵抗器に与えられた自己の出力信
号との間の偏差をとり出して増幅することにな
る。
よつて第1抵抗器と第2抵抗器の抵抗値の比を
変えることにより偏差増幅器に入力される入力信
号の偏差量を変えることができる。偏差増幅器に
入力される偏差量を変えることにより偏差増幅器
の出力信号の値を変えることができる。
このことは偏差増幅器の見かけ上の利得を変え
たことになる。この利得の変化は偏差増幅器に与
える入力信号の偏差量を変えた結果変化したもの
であるため周波数特性に影響を与えることはな
い。よつて利得を変えても周波数特性が変化する
ことのない増幅器を提供できる。
「実施例」 第1図にこの考案の一実施例を示す。第1図に
おいて11は入力端子、12は出力端子、13は
偏差増幅器をそれぞれ示す。
偏差増幅器13の非反転入力端子と共通電位点
間に第1抵抗器14を接続し、反転入力端子と共
通電位点間に第2抵抗器15を接続する。
入力端子11と偏差増幅器13の非反転入力端
子との間に第1バツフア増幅器16を接続し、更
に出力端子12と偏差増幅器13の反転入力端子
の間に第2バツフア増幅器17を接続する。
これら第1バツフア増幅器16と第2バツフア
増幅器17としては電圧−電流変換器を用いるこ
とができる。
ここで入力端子11に入力される入力信号を
Vio、第1バツフア増幅器16の増幅器G1、第2
バツフア増幅器17の増幅率をG2、偏差増幅器
13の増幅率をG3、出力端子12の出力信号を
Vput、第1抵抗器14の抵抗値をR1、第2抵抗器
15の抵抗値をR2、第2抵抗器14に発生する
電圧信号をV1、第2抵抗器15に発生する電圧
信号をV2とした場合、 V1=Vio・G1・R1 ……(4) V2=Vput・G2・R2 ……(5) (V1−V2)G3=Vput ……(6) (6)式に(4),(5)式を代入すると、 (Vio・G1・R1−Vput・G2・R2)G3=Vput Vput/Vio=R1/R2×1/G2/G1+1/G1・G3・R2 ここでG1=G2とすると、 Vput/Vio=R1/R2×1/1+1/G1・G3・R2……(7) (7)式から明らかなように第1抵抗器14の抵抗
値R1を変化させると利得A=Vput/Vioを変化さ
せることができる。
利得AはR1だけで変化し、1/G1・G3・R2
値は変化しない。よつて周波数特性が変わること
なく利得Aだけを変化させることができる。
因みにG1・R2=1とすれば Vput/Vio=R1/R2×1/1+1/G3 となる。
G3=A/1+τ3+S(Aは偏差増幅器13のオー プンループ時の増幅率、τ3は偏差増幅器13の周
波数特性の上限周波数を決める時定数、Sは演算
子)とすれば、Vput/Vioは抵抗値R1の変化に対
し第2図に示すように変化する。第2図に示す周
波数特性曲線AはR1=R2の状態を示す。第1抵
抗器14の抵抗値R1を大きくしていくと利得A
=Vput/VioはB,C,Dの値に順次大きくなる。
このとき各周波数特性曲線A,B,C,Dにおい
て各折点周波数は偏差増幅器13の増幅率G3
含まれる時定数τ3によつて決まる周波数に固定さ
れる。
「考案の作用効果」 上述したようにこの考案によれば偏差増幅器1
3に与える入力信号の偏差量を変えることによつ
て入力端子11と出力端子12の間の見かけ上の
利得Aを変化させるように動作する。この結果周
波数特性が変わることなく利得だけを変化させる
ことができる増幅器を得ることができる。
従つて所望の利得を得るべく第1抵抗器14の
抵抗値R1を適当値に設定しても周波数特性が変
化することがないため、周波数特性の調整をやり
なおす必要はない。よつて各種の機器に利用した
場合調整作業を大幅に簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す接続図、第
2図はこの考案による増幅器の動作を説明するた
めのグラフ、第3図は従来の増幅器を説明するた
めの接続図、第4図は従来の増幅器の利得と周波
数特性の関係を説明するためのグラフである。 11……入力端子、12……出力端子、13…
…偏差増幅器、14……第1抵抗器、15……第
2抵抗器、16……第1バツフア増幅器、17…
…第2バツフア増幅器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 第1抵抗器と第2抵抗器に発生する電圧信号
    の偏差量を増幅する偏差増幅器と、 B 上記第1抵抗器に入力信号を与える第1バツ
    フア増幅器と、 C 上記第2抵抗器に上記偏差増幅器の出力信号
    を与える第2バツフア増幅器と、 から成る増幅器。
JP11210185U 1985-07-22 1985-07-22 Expired - Lifetime JPH0535617Y2 (ja)

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JP11210185U JPH0535617Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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JP11210185U JPH0535617Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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Publication Number Publication Date
JPS6219814U JPS6219814U (ja) 1987-02-05
JPH0535617Y2 true JPH0535617Y2 (ja) 1993-09-09

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