JPH0535030B2 - - Google Patents

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JPH0535030B2
JPH0535030B2 JP61229927A JP22992786A JPH0535030B2 JP H0535030 B2 JPH0535030 B2 JP H0535030B2 JP 61229927 A JP61229927 A JP 61229927A JP 22992786 A JP22992786 A JP 22992786A JP H0535030 B2 JPH0535030 B2 JP H0535030B2
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JP
Japan
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coated
conveyance path
coating
links
lifting frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61229927A
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English (en)
Other versions
JPS6388072A (ja
Inventor
Mitsutaka Morya
Takenobu Yoshida
Hajime Takeuchi
Koji Oota
Naoki Yamada
Shogo Ooishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS6388072A publication Critical patent/JPS6388072A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンベア等によつて所定速度で搬送
される被塗物の上面を、被塗物の形状に合わせて
昇降せられる昇降フレームに取り付けた複数台の
塗装機で塗装するように成された自動塗装装置に
関する。
〔従来技術とその問題点〕
この種の自動塗装装置は、第3図に示すように
所定速度で搬送される被塗物30の形状に応じて
昇降される昇降フレーム31が被塗物30の搬送
路と直交して水平に配設され、当該昇降フレーム
31に沿つて水平方向に所定のストロークで往復
運動せられるスライダ32が設けられると共に、
当該スライダ32には複数台の塗装機33A及び
33Bが所定間隔で取り付けられている。
そして、各塗装機33A,33Bの霧化ヘツド
34を夫々被塗物30の塗装面に対して一定の塗
装距離で対向させるように、昇降フレーム31を
被塗物30の形状及び搬送速度に合わせて昇降さ
せると共に、当該昇降フレーム31に設けたスラ
イダ32により、塗装機33A,33Bを被塗物
30の塗装面に沿つて水平に往復運動させるよう
にしている。
しかしながら、このようにスライダ32を往復
運動させた場合には、第4図に示すように当該ス
ライダ32が往路と復路の反転位置R,Lで一旦
停止するから、当該反転位置R,Lにある塗装面
30aの両端部分が他の部分よりも厚塗されて、
塗装ムラやタレなどを生じ、塗装品質を著しく損
なうという欠点があつた。
これは、スライダ32によつて往復運動せられ
る各塗装機33A,33Bの霧化ヘツド34が、
被塗物30の塗装面30aに対して常に一定の距
離にあり、各霧化ヘツド34の噴霧パターン径P
が被塗物30の塗装面30aの両端部分と他の部
分とにおいて全く同一であるから、スライダ32
が一旦停止する反転位置R,L側で厚塗り部を生
ずることとなるのである。
また、スライダ32を昇降フレーム31に沿つ
て往復運動させると、当該昇降フレーム31の表
面に付着して乾燥した塗料などのゴミや埃等が被
塗物30の塗装面30a上に落下して塗膜不良を
生ずることがあつた。
更に、スライダ32を昇降フレーム31に沿つ
て往復運動させると共に、昇降フレーム31上を
往復運動するスライダ32に対して塗装機33
A,33Bを取り付ける構造が非常に複雑とな
り、保守点検も困難であるという欠点があつた。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、昇降フレームに取り付けられ
て往復運動する複数台の塗装機が反転する際に被
塗物の塗装面が厚く塗り重ねられて塗装ムラを生
ずることがないと共に、各塗装機を被塗物の塗装
面に沿つて往復運動させる際に昇降フレームから
塗装面にゴミや埃が落下して塗膜不良を生ずるお
それがなく、しかも各塗装機を往復運動させるよ
うに取り付ける構造を著しく簡略化できる自動塗
装装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
この目的を達成するために、本発明は、被塗物
の搬送路と直交する方向に沿つて複数台の塗装機
を所定間隔で取り付いた昇降フレームが、被塗物
の搬送路を挟んでその左右両側で両端を支持され
て、被塗物の形状に応じて昇降せられる自動塗装
装置において、前記昇降フレームが、被塗物の搬
送路と直交する方向に振子連動する一対のリンク
の下端に左右両端を支持されて水平に吊設され、
前記昇降フレームと前記各リンクとで平行リンク
が形成されると共に、前記平行リンクを構成する
一方のリンクを振子運動させて前記昇降フレーム
を前記搬送路と直交する方向に沿つて往復運動す
るように揺動させるクランク駆動装置が搬送路か
ら逸れた位置に設けられていることを特徴とす
る。
〔発明の作用〕
本発明によれば、複数台の塗装機を所定間隔で
取り付けた昇降フレーム自体が、これを水平に吊
設する平行リンクの振子運動により被塗物の塗装
面に沿つて往復運動するように揺動せられるか
ら、従来のように塗装機を取り付けて往復運動す
るスライダが不要になると共に、昇降フレームか
らゴミや埃が落下するおそれが少なくなる。
また、振子運動する平行リンクに水平に吊設さ
れて往復運動せられる昇降フレームは、水平状態
を保つたままで反転位置に近いほど被塗物の塗装
面から離間するよう揺動されるから、当該昇降フ
レームに取り付けられた各塗装機の噴霧パターン
径が前記反転位置に近いほど大きくなつて塗料の
塗着密度が粗になり反転位置にある被塗物の塗装
面が厚く塗り重なることが防止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。
第1図は本発明により自動塗装装置の一例を概
略的に示す正面図、第2図はその動作を示す説明
図である。
図中、1は被塗物2の搬送路に直交して水平に
配されると共に、被塗物2の形状及び搬送速度に
応じて昇降せられる昇降フレームであつて、当該
昇降フレーム1には複数台の塗装機3A,3Bが
所定間隔で取り付けられている。
また、昇降フレーム1は、その両端が被塗物2
の搬送路と直交する方向に振子運動せられる平行
リンクを形成する一対のリンク4A,4Bの下端
に連結されて水平に吊設されている。
一方のリンク4Bには、当該リンク4Bをクラ
ンク駆動させるクランク駆動装置5のコネクチン
グロツド6が連結され、当該クランク駆動装置5
は、搬送路から逸れた位置に設けられている。
しかして、コンベア等によつて所定の速度で搬
送される被塗物2の上面を塗装する場合には、図
示は省略するが、昇降駆動装置によつて昇降フレ
ーム1を被塗物2の形状及び搬送速度に応じて一
定の軌跡に沿つて昇降させると同時に、第1図に
示すようにクランク駆動装置5を作動させて、ク
ランク駆動によりリンク4A,4Bを振子運動さ
せる。
これにより、リンク4A,4Bに吊設された昇
降フレーム1が被塗物2の塗装面2a(上面)に
沿つて往復運動するように揺動される。
このとき、昇降フレーム1は、当該昇降フレー
ム1とリンク4A,4Bとで形成されるリンク機
構によつて、その反転位置R,Lに近いほど被塗
物2の塗装面2aから遠ざかるように水平移動さ
れる。
したがつて、当該昇降フレーム1に所定間隔で
取り付けられた各塗装機3A,3Bの霧化ヘツド
7も、被塗物2の塗装面2aに正対した状態で、
反転位置R,Lに近付くほど塗装面2aから遠ざ
かるように往復運動する。
このため、各塗装機3A,3Bの噴霧パターン
径は、第2図に示すように、反射位置R,Lに遠
い塗装面2aの中心側で小さく(噴霧パターン径
P)、反転位置R,Lに近い塗装面2aの両端側
に近くなるに従つて漸次大きくなる(噴霧パター
ンP′)。したがつて、反転位置R,Lに近いほど
単位面積あたりの塗料の塗着量が漸次少なくなつ
ていくから、各反転位置R,Lで塗料が厚く塗り
重ねられることがなく、塗装ムラやタレの発生が
確実に防止される。また、上記のごとく、反転位
置R,Lに近くなるに従つて各塗装機3A,3B
の霧化ヘツド7が塗装面2aから遠ざかつても、
遠ざかるにつれて各塗装機3A,3Bの噴霧パタ
ーン径が漸次大きくなつて、互いの噴霧パターン
が常に重なり合うから、スケなどの塗膜不良を生
ずることもない。
また、塗装機3A,3Bを取り付けた昇降フレ
ーム1自体が往復運動するから、従来のように塗
装機を取り付けたスライダを昇降フレームに設け
る必要がないと共に、そのスライダの往復運動に
よつて昇降フレームからゴミや埃が落下すること
も勿論無くなる。したがつて、この種の自動塗装
装置の構造が極めて簡略化されて設備費が低減さ
れ且つ保守点検も容易になると同時に、ブツ発生
による塗膜不良も確実に防止して塗装品質を著し
く高めることができる。
なお、塗装機3A,3Bは、エア霧化式、静電
霧化式等の任意の塗装機を所要数使用することが
できる。
また、昇降フレーム1は、スライダ等を設ける
必要がないから、頑丈な金属で成形する場合に限
らず、プラスチツク等で成形する場合であつても
良く、したがつて従来よりも著しく軽量化させて
その昇降駆動装置等を小型化することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、昇降フレ
ームに沿つて塗装機を往復運動させるスライダが
不要になるから、装置全体の構造が簡略化されて
設備費が低減され且つ保守点検が容易になると共
に、昇降フレームからゴミや埃が落下してブツ発
生による塗膜不良を生ずることもないという優れ
た効果を有する。
また、往復運動する塗装機の反転位置で被塗物
の塗装面が厚く塗り重ねられて塗装ムラ等を生ず
ることもないという特に優れた効果もあり、塗装
品質が従来よりも著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動塗装装置の一例を概
略的に示す正面図、第2図はその動作の説明図、
第3図は従来装置の概略を示す正面図、第4図は
その問題点を示す説明図である。 符号の説明、1……昇降フレーム、2……被塗
物、2a……塗装面、3A,3B……塗装機、4
A,4B……リンク、5……クランク駆動装置、
6……コネクチングロツド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被塗物の搬送路と直交する方向に沿つて複数
    台の塗装機を所定間隔で取り付けた昇降フレーム
    が、被塗物の搬送路を挟んでその左右両側で両端
    を支持されて、被塗物の形状に応じて昇降せられ
    る自動塗装装置において、前記昇降フレーム1
    が、被塗物2の搬送路と直交する方向に振子運動
    する一対のリンク4A,4Bの下端に左右両端を
    支持されて水平に吊設され、前記昇降フレーム1
    と前記各リンク4A,4Bとで平行リンクが形成
    されると共に、前記平行リンクを構成する一方の
    リンク4Bを振子運動させて前記昇降フレーム1
    を前記搬送路と直交する方向に沿つて往復運動す
    るように揺動させるクランク駆動装置5が前記搬
    送路から逸れた位置に設けられていることを特徴
    とする自動塗装装置。
JP22992786A 1986-09-30 1986-09-30 自動塗装装置 Granted JPS6388072A (ja)

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JP22992786A JPS6388072A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 自動塗装装置

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JP22992786A JPS6388072A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 自動塗装装置

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JPS6388072A JPS6388072A (ja) 1988-04-19
JPH0535030B2 true JPH0535030B2 (ja) 1993-05-25

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JP22992786A Granted JPS6388072A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 自動塗装装置

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0429875Y2 (ja) * 1987-01-26 1992-07-20
JPH0446849Y2 (ja) * 1987-10-30 1992-11-05
JP2547817B2 (ja) * 1988-04-26 1996-10-23 株式会社大氣社 自動塗装装置及び自動車ボディー用自動塗装装置
JPH02241566A (ja) * 1989-03-13 1990-09-26 Honda Motor Co Ltd 塗装装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811058A (ja) * 1981-07-13 1983-01-21 Wako Kasei Kogyo Kk 自動塗装機

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JPS61143669U (ja) * 1985-02-23 1986-09-04

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JPS5811058A (ja) * 1981-07-13 1983-01-21 Wako Kasei Kogyo Kk 自動塗装機

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JPS6388072A (ja) 1988-04-19

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