JPH06277579A - レシプロ塗装装置 - Google Patents
レシプロ塗装装置Info
- Publication number
- JPH06277579A JPH06277579A JP7364893A JP7364893A JPH06277579A JP H06277579 A JPH06277579 A JP H06277579A JP 7364893 A JP7364893 A JP 7364893A JP 7364893 A JP7364893 A JP 7364893A JP H06277579 A JPH06277579 A JP H06277579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reciprocating
- sliders
- coating
- lifting frame
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Spray Control Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被塗装物の形状変化に応じて昇降する昇降フ
レームに沿って塗装機を取り付けたスライダを往復運動
させたときに、その上方に設けたプレナムチャンバから
塗装室内に給気される空調空気の気流が乱されたり、あ
るいはスライダの反転時に生ずる衝撃で被塗装物の表面
にゴミや埃が降り落ちたり、昇降フレームの支持機構に
ガタツキや傷みが生ずることを防止する。 【構成】 各々1台の塗装機8しか取り付けない小型軽
量なスライダ5,6が昇降フレーム1の長手方向に沿っ
て複数並設されると共に、それら各スライダ5,6が所
要間隔を保って等速で往復運動するように制御される。
レームに沿って塗装機を取り付けたスライダを往復運動
させたときに、その上方に設けたプレナムチャンバから
塗装室内に給気される空調空気の気流が乱されたり、あ
るいはスライダの反転時に生ずる衝撃で被塗装物の表面
にゴミや埃が降り落ちたり、昇降フレームの支持機構に
ガタツキや傷みが生ずることを防止する。 【構成】 各々1台の塗装機8しか取り付けない小型軽
量なスライダ5,6が昇降フレーム1の長手方向に沿っ
て複数並設されると共に、それら各スライダ5,6が所
要間隔を保って等速で往復運動するように制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベアによって所定
の速度で搬送される自動車ボディの前面からその上面及
び後面にかけて連続的に塗装する場合などに用いるレシ
プロ塗装装置に関する。
の速度で搬送される自動車ボディの前面からその上面及
び後面にかけて連続的に塗装する場合などに用いるレシ
プロ塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の塗装装置は、被塗装物の搬送路
と直交してその上方に配された昇降フレームを被塗装物
の形状変化に応じて昇降させることにより、その昇降フ
レームの長手方向に沿って所要間隔で並設された2〜4
台の各塗装機と被塗装物の塗装面との間に一定の塗装距
離を保たせると同時に、塗膜にスケや厚塗りを生じさせ
ないために各塗装機を被塗装物の搬送路と直交する方向
に沿って一体的に往復運動させるようになっている。
と直交してその上方に配された昇降フレームを被塗装物
の形状変化に応じて昇降させることにより、その昇降フ
レームの長手方向に沿って所要間隔で並設された2〜4
台の各塗装機と被塗装物の塗装面との間に一定の塗装距
離を保たせると同時に、塗膜にスケや厚塗りを生じさせ
ないために各塗装機を被塗装物の搬送路と直交する方向
に沿って一体的に往復運動させるようになっている。
【0003】塗装機を往復運動させる手段は、昇降フレ
ームの長手方向に沿って摺動自在に設けたスライダに所
定間隔で複数台の塗装機を並設し、そのスライダを昇降
フレームに搭載したチェーンスプロケット機構やねじ送
り機構、あるいはクランク機構などのレシプロ機構で往
復運動させる方式(特開昭60−232268号公報の
第1図、特開昭63−88072号公報の第3図)が一
般的であるが、最近では、スライダを設けずに、昇降フ
レームの両端を左右に振り子運動するリンクで吊ってそ
の昇降フレーム全体を被塗装物の搬送路と直交する方向
に揺動させることにより塗装機を往復運動させる新方式
(特開昭63−88072号公報)も用いられている。
ームの長手方向に沿って摺動自在に設けたスライダに所
定間隔で複数台の塗装機を並設し、そのスライダを昇降
フレームに搭載したチェーンスプロケット機構やねじ送
り機構、あるいはクランク機構などのレシプロ機構で往
復運動させる方式(特開昭60−232268号公報の
第1図、特開昭63−88072号公報の第3図)が一
般的であるが、最近では、スライダを設けずに、昇降フ
レームの両端を左右に振り子運動するリンクで吊ってそ
の昇降フレーム全体を被塗装物の搬送路と直交する方向
に揺動させることにより塗装機を往復運動させる新方式
(特開昭63−88072号公報)も用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
スライダ方式は、複数台の塗装機を所定間隔で並設して
往復運動するスライダが非常に大型で重量も嵩むので、
そのスライダにより塗装室の上方に設けたプレナムチャ
ンバから給気される空調空気の気流が乱されて、塗料ミ
ストの舞い上がりを生じたり、あるいは、スライダの運
動方向が反転する際に生ずる衝撃で、そのスライダや昇
降フレームの表面に付着したゴミや埃などが被塗装物の
塗装面に降り落ちて塗膜不良を生じたり、昇降フレーム
の支持機構などにガタツキや傷みが生ずるおそれがあっ
た。
スライダ方式は、複数台の塗装機を所定間隔で並設して
往復運動するスライダが非常に大型で重量も嵩むので、
そのスライダにより塗装室の上方に設けたプレナムチャ
ンバから給気される空調空気の気流が乱されて、塗料ミ
ストの舞い上がりを生じたり、あるいは、スライダの運
動方向が反転する際に生ずる衝撃で、そのスライダや昇
降フレームの表面に付着したゴミや埃などが被塗装物の
塗装面に降り落ちて塗膜不良を生じたり、昇降フレーム
の支持機構などにガタツキや傷みが生ずるおそれがあっ
た。
【0005】また、後者のリンク方式は、昇降フレーム
に所定間隔で並設された各塗装機が夫々円弧状の軌跡を
描くように往復運動して、各塗装機と被塗装物の塗装面
との間の塗装距離が連続的に変化するため、メタリック
塗料のように色艶が微妙な塗料を使用すると、各塗装機
の塗料噴霧パターンが重なり合う部分に色目の違いを生
ずるおそれがあった。
に所定間隔で並設された各塗装機が夫々円弧状の軌跡を
描くように往復運動して、各塗装機と被塗装物の塗装面
との間の塗装距離が連続的に変化するため、メタリック
塗料のように色艶が微妙な塗料を使用すると、各塗装機
の塗料噴霧パターンが重なり合う部分に色目の違いを生
ずるおそれがあった。
【0006】そこで本発明は、メタリック塗料の塗装を
行っても色目の違いを生ずるおそれのないスライダ方式
のレシプロ塗装装置に関して、昇降フレームに沿って往
復運動するスライダがプレナムチャンバから塗装室内に
給気される空調空気の気流を乱したり、また,そのスラ
イダが反転する時の衝撃でゴミや埃が落下したり、昇降
フレームの支持機構などにガタツキや傷みが生じたりし
ないようにすることを技術的課題としている。
行っても色目の違いを生ずるおそれのないスライダ方式
のレシプロ塗装装置に関して、昇降フレームに沿って往
復運動するスライダがプレナムチャンバから塗装室内に
給気される空調空気の気流を乱したり、また,そのスラ
イダが反転する時の衝撃でゴミや埃が落下したり、昇降
フレームの支持機構などにガタツキや傷みが生じたりし
ないようにすることを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、所定の速度で搬送される被塗装物の形状
変化に応じて昇降する昇降フレームに、塗装機が取り付
けられたスライダを昇降フレームの長手方向に沿って往
復運動させるレシプロ機構が搭載されたレシプロ塗装装
置において、夫々に各1台の塗装機を取り付けた複数の
スライダが、昇降フレームの長手方向に並設されると共
に、それら各スライダを個別に往復運動させる複数のレ
シプロ機構が昇降フレームに搭載され、各スライダを所
要間隔を保って等速で往復運動させるように前記各レシ
プロ機構を駆動制御する制御装置が設けられていること
を特徴とする。
に、本発明は、所定の速度で搬送される被塗装物の形状
変化に応じて昇降する昇降フレームに、塗装機が取り付
けられたスライダを昇降フレームの長手方向に沿って往
復運動させるレシプロ機構が搭載されたレシプロ塗装装
置において、夫々に各1台の塗装機を取り付けた複数の
スライダが、昇降フレームの長手方向に並設されると共
に、それら各スライダを個別に往復運動させる複数のレ
シプロ機構が昇降フレームに搭載され、各スライダを所
要間隔を保って等速で往復運動させるように前記各レシ
プロ機構を駆動制御する制御装置が設けられていること
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、昇降フレームに複数のスライ
ダが並設されて、その夫々に各1台の塗装機を取り付け
るので、個々のスライダは従来よりも著しく簡易小型化
することができ、塗装機を含めたスライダ全体の重量も
従来に比べて大幅に軽量化できる。したがって、塗装室
内に導入される空調空気の気流を乱して塗料ミストの舞
い上がりを生ずるおそれはなく、また、スライダ反転時
の衝撃が非常に小さいのでゴミや埃が落下したり、昇降
フレームの支持機構などを傷める心配もない。また、夫
々に塗装機を取り付けた各スライダは、所要間隔を保っ
て等速で往復運動するように制御されるので、塗りムラ
を生ずるおそれもないし、スライダ間の間隔も塗装機の
噴霧パターン径や被塗装物の塗幅などに応じて自由に可
変調節できる。
ダが並設されて、その夫々に各1台の塗装機を取り付け
るので、個々のスライダは従来よりも著しく簡易小型化
することができ、塗装機を含めたスライダ全体の重量も
従来に比べて大幅に軽量化できる。したがって、塗装室
内に導入される空調空気の気流を乱して塗料ミストの舞
い上がりを生ずるおそれはなく、また、スライダ反転時
の衝撃が非常に小さいのでゴミや埃が落下したり、昇降
フレームの支持機構などを傷める心配もない。また、夫
々に塗装機を取り付けた各スライダは、所要間隔を保っ
て等速で往復運動するように制御されるので、塗りムラ
を生ずるおそれもないし、スライダ間の間隔も塗装機の
噴霧パターン径や被塗装物の塗幅などに応じて自由に可
変調節できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明によるレシプロ塗装装置の一例を示す
正面図、図2はその平面図である。
る。図1は本発明によるレシプロ塗装装置の一例を示す
正面図、図2はその平面図である。
【0010】図中、1は、コンベアにより所定の速度で
搬送される被塗装物2の搬送路と直交する方向に沿って
その上方に配される昇降フレームであって、その両端側
が被塗装物2の搬送路を挟んで両側に設けた支柱3及び
3に沿って昇降する昇降架台4及び4に支持されて被塗
装物2の形状変化に応じて昇降せられるようになってい
る。5及び6は、昇降フレーム1の長手方向に沿って配
設された一つの摺動レール7上を走行するスライダであ
って、その夫々に各1台の塗装機8が取り付けられてい
る。
搬送される被塗装物2の搬送路と直交する方向に沿って
その上方に配される昇降フレームであって、その両端側
が被塗装物2の搬送路を挟んで両側に設けた支柱3及び
3に沿って昇降する昇降架台4及び4に支持されて被塗
装物2の形状変化に応じて昇降せられるようになってい
る。5及び6は、昇降フレーム1の長手方向に沿って配
設された一つの摺動レール7上を走行するスライダであ
って、その夫々に各1台の塗装機8が取り付けられてい
る。
【0011】また、9及び10は、各スライダ5及び6
を摺動レール7に沿って個別に往復運動させるレシプロ
機構であって、夫々がモータ11によって回転駆動され
る原動スプロケット12と従動スプロケット13との間
にチェーン14を平行掛けしたチェーンスプロケット機
構で構成されている。なお、レシプロ機構9及び10
は、夫々その全体が摺動レール7の前面側と後面側に沿
って配設されると共に、原動スプロケット12と従動ス
プロケット13が昇降フレーム1の左右両端側に配され
ている。15は、各レシプロ機構9及び10のモータ1
1を同時に起動させて等速回転させることにより、各ス
ライダ5及び6を所定間隔を保って等速で往復運動させ
たり、あるいは一方のモータ11を正逆方向に回転させ
て各スライダ5及び6に取り付けられた塗装機8及び8
間の間隔を変更調節する制御信号を出力する制御装置で
ある。
を摺動レール7に沿って個別に往復運動させるレシプロ
機構であって、夫々がモータ11によって回転駆動され
る原動スプロケット12と従動スプロケット13との間
にチェーン14を平行掛けしたチェーンスプロケット機
構で構成されている。なお、レシプロ機構9及び10
は、夫々その全体が摺動レール7の前面側と後面側に沿
って配設されると共に、原動スプロケット12と従動ス
プロケット13が昇降フレーム1の左右両端側に配され
ている。15は、各レシプロ機構9及び10のモータ1
1を同時に起動させて等速回転させることにより、各ス
ライダ5及び6を所定間隔を保って等速で往復運動させ
たり、あるいは一方のモータ11を正逆方向に回転させ
て各スライダ5及び6に取り付けられた塗装機8及び8
間の間隔を変更調節する制御信号を出力する制御装置で
ある。
【0012】しかして、塗装の際には、各1台の塗装機
8を取り付けたスライダ5及び6が昇降フレーム1の摺
動レール7上を所定間隔を保って往復走行し、被塗装物
2の塗装面に均一な塗膜が形成される。また、各1台の
塗装機8を取り付けるスライダ5及び6は、塗装機8と
同程度の幅しかない小型軽量なものにできるから、塗装
室の天井部に設けたプレナムチャンバから導入される空
調空気の気流を乱して塗料ミストの舞い上がりを生じさ
せるおそれも少ないし、往復走行の反転時に生ずる衝撃
も非常に小さくなるので昇降フレーム1に付着したゴミ
や埃が被塗装物2の塗装面に落下したり、その昇降フレ
ーム1の支持機構にガタツキや傷みを生じさせるおそれ
もない。
8を取り付けたスライダ5及び6が昇降フレーム1の摺
動レール7上を所定間隔を保って往復走行し、被塗装物
2の塗装面に均一な塗膜が形成される。また、各1台の
塗装機8を取り付けるスライダ5及び6は、塗装機8と
同程度の幅しかない小型軽量なものにできるから、塗装
室の天井部に設けたプレナムチャンバから導入される空
調空気の気流を乱して塗料ミストの舞い上がりを生じさ
せるおそれも少ないし、往復走行の反転時に生ずる衝撃
も非常に小さくなるので昇降フレーム1に付着したゴミ
や埃が被塗装物2の塗装面に落下したり、その昇降フレ
ーム1の支持機構にガタツキや傷みを生じさせるおそれ
もない。
【0013】更に、各スライダ5及び6が従来のものよ
り著しく小型軽量化され、しかも、各スライダには塗装
機が1台のみしか取り付けられないので、昇降フレーム
1に搭載するレシプロ機構9及び10はモータ11の容
量も小さい簡易小型化なもので済み、昇降フレーム1全
体も軽量化される。また、各レシプロ機構9及び10
が、一つの摺動レール7に沿ってその前後両側に振り分
けて設けられると共に、嵩張りのある原動スプロケット
12と従動スプロケット13が昇降フレーム1の左右両
端側に配され、その昇降フレーム1の左右両端側から中
央部にかけて原動スプロケット12と従動スプロケット
13との間に平行掛けしたチェーン14又はベルトだけ
が配されるようにすれば、昇降フレーム1全体を図2の
如く厚みのないスリムな形状にすることができるので、
被塗装物2の上方で空調空気の気流が乱されて塗料ミス
トの舞い上がりを生ずるおそれが極めて少なくなる。な
お、実施例では、各スライダを往復運動させるレシプロ
機構としてチェーンスプロケット機構を用いているが、
これに限らず、ねじ送り機構などを用いても良い。
り著しく小型軽量化され、しかも、各スライダには塗装
機が1台のみしか取り付けられないので、昇降フレーム
1に搭載するレシプロ機構9及び10はモータ11の容
量も小さい簡易小型化なもので済み、昇降フレーム1全
体も軽量化される。また、各レシプロ機構9及び10
が、一つの摺動レール7に沿ってその前後両側に振り分
けて設けられると共に、嵩張りのある原動スプロケット
12と従動スプロケット13が昇降フレーム1の左右両
端側に配され、その昇降フレーム1の左右両端側から中
央部にかけて原動スプロケット12と従動スプロケット
13との間に平行掛けしたチェーン14又はベルトだけ
が配されるようにすれば、昇降フレーム1全体を図2の
如く厚みのないスリムな形状にすることができるので、
被塗装物2の上方で空調空気の気流が乱されて塗料ミス
トの舞い上がりを生ずるおそれが極めて少なくなる。な
お、実施例では、各スライダを往復運動させるレシプロ
機構としてチェーンスプロケット機構を用いているが、
これに限らず、ねじ送り機構などを用いても良い。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、塗
装機を取り付けたスライダが昇降フレームに沿って往復
運動することによって、その上方から塗装室内に導入さ
れる空調空気の気流が乱されて塗料ミストの舞い上がり
を生ずるというおそれがなくなり、また、そのスライダ
が反転する時の衝撃でゴミや埃が落下したり、昇降フレ
ームの支持機構などにガタツキや傷みが生じたりするお
それもなくなるという大変優れた効果がある。
装機を取り付けたスライダが昇降フレームに沿って往復
運動することによって、その上方から塗装室内に導入さ
れる空調空気の気流が乱されて塗料ミストの舞い上がり
を生ずるというおそれがなくなり、また、そのスライダ
が反転する時の衝撃でゴミや埃が落下したり、昇降フレ
ームの支持機構などにガタツキや傷みが生じたりするお
それもなくなるという大変優れた効果がある。
【図1】本発明によるレシプロ塗装装置の一例を示す正
面図。
面図。
【図2】レシプロ塗装装置の平面図。
1・・・昇降フレーム 2・・・被塗装物 5・・・スライダ 6・・・スライダ 8・・・塗装機 9・・・レシプロ機構 10・・・レシプロ機構 15・・・制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の速度で搬送される被塗装物の形状
変化に応じて昇降する昇降フレームに、塗装機が取り付
けられたスライダを昇降フレームの長手方向に沿って往
復運動させるレシプロ機構が搭載されたレシプロ塗装装
置において、夫々に各1台の塗装機(8)を取り付けた
複数のスライダ(5,6)が、昇降フレーム(1)の長
手方向に並設されると共に、それら各スライダ(5,
6)を個別に往復運動させる複数のレシプロ機構(9,
10)が昇降フレーム(1)に搭載され、各スライダ
(5,6)を所要間隔を保って等速で往復運動させるよ
うに前記各レシプロ機構(9,10)を駆動制御する制御
装置(15)が設けられていることを特徴とするレシプロ
塗装装置。 - 【請求項2】 前記各レシプロ機構(9,10)が、昇降
フレーム(1)の左右両端側に配した原動スプロケット
(12)と従動スプロケット(13)との間にチェーン(1
4)又はベルトが平行掛けされた機構で成ると共に、前
記各スライダ(5,6)を走行させる一つの摺動レール
(7)に沿ってその前後両側に振り分けて設けられた請
求項1記載のレシプロ塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5073648A JP3054290B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | レシプロ塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5073648A JP3054290B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | レシプロ塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06277579A true JPH06277579A (ja) | 1994-10-04 |
JP3054290B2 JP3054290B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=13524322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5073648A Expired - Fee Related JP3054290B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | レシプロ塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3054290B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7100622B2 (en) * | 2002-11-25 | 2006-09-05 | Mac & Mac Hydrodemolition Inc. | Pipe scarifier |
CN109530633A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-29 | 苏州勤美达精密机械有限公司 | 一种水套芯泡涂装置 |
JP2020015271A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 株式会社北関東工業 | コンクリート製品型枠用離型剤噴霧装置 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5073648A patent/JP3054290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7100622B2 (en) * | 2002-11-25 | 2006-09-05 | Mac & Mac Hydrodemolition Inc. | Pipe scarifier |
JP2020015271A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 株式会社北関東工業 | コンクリート製品型枠用離型剤噴霧装置 |
CN109530633A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-29 | 苏州勤美达精密机械有限公司 | 一种水套芯泡涂装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3054290B2 (ja) | 2000-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4931322A (en) | Method and apparatus for painting object | |
US4864965A (en) | Automatic painting apparatus | |
KR100944904B1 (ko) | 선체 도장 장치 | |
US9656284B2 (en) | Coating system | |
JPH06277579A (ja) | レシプロ塗装装置 | |
JPH08506270A (ja) | 噴霧塗装器具 | |
EP0192617B1 (en) | Continuous-cycle painting booth, inclusive of the drying step | |
KR101675249B1 (ko) | 도장용 스프레이 건 왕복 이동장치 | |
US20200290818A1 (en) | Conveyor device | |
EP0191556B1 (en) | Spraying apparatus | |
JPH0973993A (ja) | 除電方法及びその装置 | |
US3422794A (en) | Decorative coating machine | |
WO2004026738A1 (ja) | 搬送装置 | |
JPS6388072A (ja) | 自動塗装装置 | |
JPH0482681A (ja) | ロボットシステム | |
CN2143755Y (zh) | 多层式平板自动喷涂干燥设备 | |
JPH0448954A (ja) | 平坦な不定形材料の自動塗装装置 | |
JPH0446849Y2 (ja) | ||
JPS5843258A (ja) | 自動溶射装置 | |
KR20060029133A (ko) | 차체 페인팅 공장용 차체 먼지 제거장치 | |
JPH02172561A (ja) | ワイヤロープ搬送装置 | |
JPH04141262A (ja) | 自動塗装装置 | |
JPH01135557A (ja) | 塗装装置 | |
JPH01242316A (ja) | 搬送装置 | |
JPH1076197A (ja) | 搬送ワークの姿勢制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |