JPH1076197A - 搬送ワークの姿勢制御装置 - Google Patents

搬送ワークの姿勢制御装置

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Publication number
JPH1076197A
JPH1076197A JP23540596A JP23540596A JPH1076197A JP H1076197 A JPH1076197 A JP H1076197A JP 23540596 A JP23540596 A JP 23540596A JP 23540596 A JP23540596 A JP 23540596A JP H1076197 A JPH1076197 A JP H1076197A
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JP
Japan
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work
posture control
works
brackets
attitude control
Prior art date
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Pending
Application number
JP23540596A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Nagase
辰雄 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKENSHA KK
SEIKENSHIYA KK
Original Assignee
SEIKENSHA KK
SEIKENSHIYA KK
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Publication date
Application filed by SEIKENSHA KK, SEIKENSHIYA KK filed Critical SEIKENSHA KK
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Publication of JPH1076197A publication Critical patent/JPH1076197A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送チェーンによってワークを搬送しなが
ら、その姿勢を自由に制御できる装置を得る 【構成】 一対の搬送チェーン(20)に互いに対向さ
せて軸受ユニット(26)を設け、この各軸受ユニット
に回動自在に揺動ブラケット(28)を支持し、対向す
る一対の揺動ブラケット(28)を、軸受ユニットから
偏心した位置でワーク保持軸(29)で接続し、各揺動
ブラケットには、軸受ユニットに関して互いに反対側に
位置させてそれぞれ一対の姿勢制御ローラ(32、3
3)を設ける。一方、搬送チェーンの搬送経路には、こ
の一対の姿勢制御ローラに択一して係合して揺動ブラケ
ットを軸受ユニットを中心に回動させる姿勢制御ガイド
(34、35)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、搬送チェーンによって搬送され
るワークの姿勢を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】例えば、回転軸を持た
ない異形ワークを塗装する場合には、スプレーガンによ
り塗料を噴射しながら、ワークのスプレーガンに対する
姿勢を変化させる必要がある。しかしながら従来、異形
ワークを搬送しながらその姿勢を変化させる装置は知ら
れておらず、このためワークの姿勢は変化させることな
く、複数のスプレーガンの方向を変化させたり、手作業
で異形ワークあるいはスプレーガンの方向を変化させて
いたのが実情であった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、搬送チェーンによってワーク
を搬送しながら、その姿勢を自由に制御できる装置を得
ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明の搬送ワークの姿勢制御装置は、
一対の搬送チェーン;この一対の搬送チェーンに互いに
対向させて設けた軸受ユニット;この各軸受ユニットに
回動自在に支持した揺動ブラケット;一対の搬送チェー
ン間で互いに対向する一対の揺動ブラケットを、軸受ユ
ニットから偏心した位置で互いに接続する、ワーク保持
部を有するワーク保持軸;各揺動ブラケットに軸受ユニ
ットに関して互いに反対側に位置させてそれぞれ設けた
一対の姿勢制御ローラ;及びこの一対の姿勢制御ローラ
に択一して係合して揺動ブラケットを軸受ユニットを中
心に回動させる、搬送チェーンの搬送経路に沿って設け
られた姿勢制御ガイド;を備えたことを特徴としてい
る。軸受ユニットは、搬送チェーンのローラ軸と同軸に
設けることが好ましい。
【0005】
【発明の実施形態】この実施形態は、異形ワーク(ダブ
ルエルボパイプ)Wを塗装する装置に本発明を適用した
ものである。この塗装装置は、図1に示すように、ワー
クWの着脱ステージ11、塗装ステージ12、及び乾燥
焼付ステージ13とを有し、これらの各ステージの間
を、左右一対の無端搬送チェーン20に保持されたワー
クが間欠移動するものである。搬送チェーン20は、大
小のスプロケットホイル21間に巻回され、うち一つの
原動スプロケットホイル21Dは、駆動モータ22によ
って回転駆動される。塗装ステージ12には、スプレー
機構15が備えられている。
【0006】一対の搬送チェーン20はそれぞれ、図3
に示すように、多数のチェーンセグメント20aをロー
ラ軸20bで接続した周知の構造を持っている。この搬
送チェーン20は、その搬送経路に沿って機枠24上に
固定したガイドレール25によって案内される。
【0007】一対の搬送チェーン20には、互いに対向
するローラ軸20bに同軸に、軸受ユニット26が支持
されている。この軸受ユニット26は、回転軸27を回
転自在に支持したもので、この回転軸27に揺動ブラケ
ット28の中心部が固定されている。すなわち、揺動ブ
ラケット28はその長手方向の中心部を中心に揺動自在
である。
【0008】そして左右の搬送チェーン20で対をなす
揺動ブラケット28には、その回転軸27からの偏心位
置、長手方向の一端部間に、ワーク保持軸29が固定さ
れている。このワーク保持軸29には、所定間隔で、ワ
ーク保持軸29と直交するワーク保持突起30が突設さ
れており、ワークWは、このワーク保持突起30に支持
される。ワーク保持軸29とワーク保持突起30は、揺
動ブラケット28の偏心部に設けられているため、揺動
ブラケット28は、ワーク保持軸29とワーク保持突起
30(及びワークW)の自重により、外力を加えない状
態では、常にワーク保持軸29が下方に来る位置に回動
する。また、ワークWは、平面的に見てワーク保持軸2
9とはオーバラップしない位置に常時位置する。
【0009】各揺動ブラケット28の外面には、回転軸
27を中心としてその両側に、一対の姿勢制御ローラ3
2、33が回転自在に支持されている。一方、スプレー
機構15内には、この姿勢制御ローラ32、33と係合
して、揺動ブラケット28を回転軸27を中心に回動さ
せる姿勢制御ガイド34、35が設けられている。この
実施形態では、姿勢制御ガイド34は、揺動ブラケット
28を、ワーク保持軸29、ワーク保持突起30及びワ
ークWの重量に抗して、回転軸27を中心に図4の反時
計回りに回動させてその姿勢を維持するガイドとして用
いられ、姿勢制御ガイド35は逆に、揺動ブラケット2
8を回転軸27を中心に図4の時計回りに回動させてそ
の姿勢を維持するガイドとして用いられている。
【0010】すなわち上記構成の本装置は、着脱ステー
ジ11において、ワーク保持軸29の各ワーク保持突起
30にワークWをセットすると、連続送りされる搬送チ
ェーン20によりやがて塗装ステージ12に至る。揺動
ブラケット28は、ワーク保持軸29、ワーク保持突起
30及びワークWの自重により、回転軸27を中心に回
動し、図4の右端の状態、つまり揺動ブラケット28が
縦位置をなし、ワークWが揺動ブラケット28の下方に
位置する状態で塗装ステージ12に入る。塗装ステージ
12に入ると、やがて、揺動ブラケット28は、その下
方の姿勢制御ローラ33が姿勢制御ガイド34の導入傾
斜部34aに当接係合し、搬送チェーン20の移送に伴
い反時計方向に回動していく。姿勢制御ガイド34の平
板部34bでは、揺動ブラケット28がほぼ水平な状態
を保持し、この状態において、スプレー機構15のスプ
レーガン16によってワークWがその一面、例えば表面
側から塗装される。スプレーガン16は、搬送チェーン
20の移動中に図4の紙面と垂直な方向(図2の左右方
向)に一回往復動する。
【0011】かくして、表面の塗装を終えたワークW
は、搬送チェーン20の連続送りに従って、姿勢制御ガ
イド34の復帰傾斜部34cに至って、時計方向に回動
し、姿勢制御ガイド34から離れると自由状態に戻る。
さらに搬送チェーン20の送りが進むと、今度は揺動ブ
ラケット28は、その上方の姿勢制御ローラ32が姿勢
制御ガイド35の導入傾斜部35aに当接係合し、搬送
チェーン20の移送に伴い時計方向に回動していく。姿
勢制御ガイド35の平板部35bでは、揺動ブラケット
28がほぼ水平な状態を保持し、この状態において、ス
プレー機構15のスプレーガン16によってワークWが
その裏面側から塗装される。スプレーガン16は、搬送
チェーン20の移動中に図4の紙面と垂直な方向(図2
の左右方向)に一回往復動する。
【0012】このようにして、表裏の塗装を終えたワー
クWは、搬送チェーン20の間欠送りに従って、姿勢制
御ガイド35の復帰傾斜部35cに至り、反時計方向に
回動して自由状態に戻る。この後、搬送チェーン20は
乾燥焼付ステージ13に至って、ワークWに付着した塗
料が乾燥焼付され、完成品が着脱ステージ11で取り出
される。
【0013】上記実施形態では、対をなす揺動ブラケッ
ト28の一端部のみをワーク保持軸29で接続したが、
ワークの形状によっては、揺動ブラケット28の両端部
をワーク保持軸29で接続し、各ワーク保持軸29に適
宜ワーク保持部を設けることができる。また、本発明
は、特に回転軸を持たない異形ワークの塗装に用いて好
適であるが、回転軸を持つワークの塗装に適用すること
を妨げるものではない。さらに、上記実施形態では、本
発明を塗装装置に適用したが、本発明は、ワークの姿勢
を変化させる装置一般に適用可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、搬送チェーンによって
ワークを搬送しながら、その姿勢を自由に制御すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搬送ワークの姿勢制御装置を適用
した塗装装置の全体を示す正面図である。
【図2】図1の塗装ステージにおける断面図である。
【図3】同要部の斜視図である。
【図4】本発明による搬送ワークの姿勢制御装置の動作
例を示す正面図である。
【符号の説明】
W ワーク 11 着脱ステージ 12 塗装ステージ 13 乾燥焼付ステージ 15 スプレー機構 16 スプレーガン 20 搬送チェーン 20a チェーンセグメント 20b ローラ軸 21 スプロケットホイル 26 軸受ユニット 27 回転軸 28 揺動ブラケット 29 ワーク保持軸 30 ワーク保持突起 32 33 姿勢制御ローラ 34 35 姿勢制御ガイド 34a 35a 導入傾斜部 34b 35b 平板部 34c 35c 復帰傾斜部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の搬送チェーン;この一対の搬送チ
    ェーンに互いに対向させて設けた軸受ユニット;この各
    軸受ユニットに回動自在に支持した揺動ブラケット;一
    対の搬送チェーン間で互いに対向する一対の揺動ブラケ
    ットを、上記軸受ユニットから偏心した位置で互いに接
    続する、ワーク保持部を有するワーク保持軸;各揺動ブ
    ラケットに上記軸受ユニットに関して互いに反対側に位
    置させてそれぞれ設けた一対の姿勢制御ローラ;及びこ
    の一対の姿勢制御ローラに択一して係合して上記揺動ブ
    ラケットを軸受ユニットを中心に回動させる、搬送チェ
    ーンの搬送経路に沿って設けられた姿勢制御ガイド;を
    備えたことを特徴とする搬送ワークの姿勢制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、軸受ユニットは、搬
    送チェーンのローラ軸と同軸に設けられている搬送ワー
    クの姿勢制御装置。
JP23540596A 1996-09-05 1996-09-05 搬送ワークの姿勢制御装置 Pending JPH1076197A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23540596A JPH1076197A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 搬送ワークの姿勢制御装置

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JP23540596A JPH1076197A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 搬送ワークの姿勢制御装置

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JPH1076197A true JPH1076197A (ja) 1998-03-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103084291A (zh) * 2013-02-20 2013-05-08 上海市机电设计研究院有限公司 汽车制动盘机器人自动喷涂生产线高精度输送系统
CN111318419A (zh) * 2020-02-29 2020-06-23 张良芹 一种采用聚氨酯密封胶快速填充密封玻璃门窗的方法

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