JPH0938544A - 塗装装置 - Google Patents
塗装装置Info
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- JPH0938544A JPH0938544A JP19446195A JP19446195A JPH0938544A JP H0938544 A JPH0938544 A JP H0938544A JP 19446195 A JP19446195 A JP 19446195A JP 19446195 A JP19446195 A JP 19446195A JP H0938544 A JPH0938544 A JP H0938544A
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- Japan
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- coating
- gun
- coated
- holder
- gun holder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗装装置において、塗装部材の被塗装面に対
して塗装むらが発生してしまう。 【解決手段】 第1塗装ガン32が上下に往復移動して
同時に塗料を噴出することで、デファレンシャルキャリ
アDの一方の側面に対して塗装を施し、反転機構20に
よってデファレンシャルキャリアDを180°反転後、
第2塗装ガン42が上下に往復移動すると共に各移動端
位置で上下に揺動し、同時に塗料を噴出することで、デ
ファレンシャルキャリアDの他方の側面と上面及び下面
に対して塗装を施す。
して塗装むらが発生してしまう。 【解決手段】 第1塗装ガン32が上下に往復移動して
同時に塗料を噴出することで、デファレンシャルキャリ
アDの一方の側面に対して塗装を施し、反転機構20に
よってデファレンシャルキャリアDを180°反転後、
第2塗装ガン42が上下に往復移動すると共に各移動端
位置で上下に揺動し、同時に塗料を噴出することで、デ
ファレンシャルキャリアDの他方の側面と上面及び下面
に対して塗装を施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ラインに沿っ
て搬送される塗装部材の被塗装面に対して塗装ガンから
塗料を噴射することで塗装を行う塗装装置に関する。
て搬送される塗装部材の被塗装面に対して塗装ガンから
塗料を噴射することで塗装を行う塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8にはデファレンシャルキャ
リアを塗装するための従来の塗装装置の概略を示し、図
7に従来の塗装装置の正面視、図8に塗装装置の塗装ガ
ンによる塗装状態を表す概略を示す。
リアを塗装するための従来の塗装装置の概略を示し、図
7に従来の塗装装置の正面視、図8に塗装装置の塗装ガ
ンによる塗装状態を表す概略を示す。
【0003】図7及び図8に示すように、搬送ラインに
沿って設けられた搬送レール101には搬送ハンガ10
2が移動自在に支持されており、この搬送ハンガ102
には一対の吊下げブラケット103によってデファレン
シャルキャリアDが吊り下げられている。一方、搬送ラ
インの側方にはフレーム111が立設され、このフレー
ム111には枢軸112によって塗装アーム113の中
間部が上下に揺動自在に取付けられている。そして、こ
の塗装アーム113の基端部にはエアシリンダ114が
連結される一方、先端部には塗装ガン115が取付けら
れている。
沿って設けられた搬送レール101には搬送ハンガ10
2が移動自在に支持されており、この搬送ハンガ102
には一対の吊下げブラケット103によってデファレン
シャルキャリアDが吊り下げられている。一方、搬送ラ
インの側方にはフレーム111が立設され、このフレー
ム111には枢軸112によって塗装アーム113の中
間部が上下に揺動自在に取付けられている。そして、こ
の塗装アーム113の基端部にはエアシリンダ114が
連結される一方、先端部には塗装ガン115が取付けら
れている。
【0004】従って、デファレンシャルキャリアDは搬
送ハンガ102に吊下げブラケット103を介して保持
されたた状態で、搬送レール101に沿って搬送され
る。このとき、エアシリンダ114を伸縮駆動すると、
塗装アーム113が上下に揺動し、この塗装アーム11
3の先端部に取付けられた塗装ガン115が、搬送移動
するデファレンシャルキャリアDの側方で上下に往復移
動し、同時にこの塗装ガン115から塗料を噴出するこ
とで、デファレンシャルキャリアDの被塗装面に塗装を
施すことができる。
送ハンガ102に吊下げブラケット103を介して保持
されたた状態で、搬送レール101に沿って搬送され
る。このとき、エアシリンダ114を伸縮駆動すると、
塗装アーム113が上下に揺動し、この塗装アーム11
3の先端部に取付けられた塗装ガン115が、搬送移動
するデファレンシャルキャリアDの側方で上下に往復移
動し、同時にこの塗装ガン115から塗料を噴出するこ
とで、デファレンシャルキャリアDの被塗装面に塗装を
施すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デファレン
シャルキャリアDは、図8に示すように、被塗装面とし
て2つの側面と上面及び下面がある。上述した従来の塗
装装置にあっては、塗料を水平方向に噴出する塗装ガン
115を上下に往復移動することで、各被塗装面に塗料
を付着させている。そのため、移動する塗装ガン115
と対向するデファレンシャルキャリアDの側面には噴出
された塗料が十分付着するものの、デファレンシャルキ
ャリアDの上面や下面には噴出された塗料が行き渡ら
ず、塗装むらが発生してしまうという問題があった。
シャルキャリアDは、図8に示すように、被塗装面とし
て2つの側面と上面及び下面がある。上述した従来の塗
装装置にあっては、塗料を水平方向に噴出する塗装ガン
115を上下に往復移動することで、各被塗装面に塗料
を付着させている。そのため、移動する塗装ガン115
と対向するデファレンシャルキャリアDの側面には噴出
された塗料が十分付着するものの、デファレンシャルキ
ャリアDの上面や下面には噴出された塗料が行き渡ら
ず、塗装むらが発生してしまうという問題があった。
【0006】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、塗装不良を防止して塗装部材の品質の安定を図
った塗装装置を提供することを目的とする。
あって、塗装不良を防止して塗装部材の品質の安定を図
った塗装装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の塗装装置は、塗装部材の被塗装面に対して
塗装ガンから塗料を噴射することで塗装を行う塗装装置
において、前記被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動自
在に支持されたガンホルダと、該ガンホルダにこのガン
ホルダの移動方向に揺動自在に装着された塗装ガンと、
前記ガンホルダの往復移動端位置で前記被塗装面の傾斜
に合わせて前記塗装ガンを揺動させる揺動機構とを具え
たことを特徴とするものである。
めの本発明の塗装装置は、塗装部材の被塗装面に対して
塗装ガンから塗料を噴射することで塗装を行う塗装装置
において、前記被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動自
在に支持されたガンホルダと、該ガンホルダにこのガン
ホルダの移動方向に揺動自在に装着された塗装ガンと、
前記ガンホルダの往復移動端位置で前記被塗装面の傾斜
に合わせて前記塗装ガンを揺動させる揺動機構とを具え
たことを特徴とするものである。
【0008】従って、ガンホルダが被塗装面に沿ってほ
ぼ平行に往復移動すると共に、このガンホルダの往復移
動端位置で揺動機構によって被塗装面の傾斜に合わせて
塗装ガンを揺動させ、この塗装ガンの移動と同時に塗料
を噴出することで、塗装部材の被塗装面に対して塗装む
らなく、的確に塗装が行われる。
ぼ平行に往復移動すると共に、このガンホルダの往復移
動端位置で揺動機構によって被塗装面の傾斜に合わせて
塗装ガンを揺動させ、この塗装ガンの移動と同時に塗料
を噴出することで、塗装部材の被塗装面に対して塗装む
らなく、的確に塗装が行われる。
【0009】また、本発明の掘削物の塗装装置は、前記
塗装ガンは付勢部材によって前記ガンホルダの中立姿勢
位置に保持される一方、前記ガンホルダの往復移動端位
置では前記塗装ガンは規制部材に当接することで揺動さ
れ、傾斜した前記被塗装面に対向することを特徴とする
ものである。
塗装ガンは付勢部材によって前記ガンホルダの中立姿勢
位置に保持される一方、前記ガンホルダの往復移動端位
置では前記塗装ガンは規制部材に当接することで揺動さ
れ、傾斜した前記被塗装面に対向することを特徴とする
ものである。
【0010】従って、塗装ガンは中間位置にて付勢部材
によって被塗装面に対向した中立位置に保持され、移動
端位置にて塗装ガンが規制部材に当接して揺動すること
で、傾斜した被塗装面に対向することとなり、この塗装
ガンは常時被塗装面に対向することができる。
によって被塗装面に対向した中立位置に保持され、移動
端位置にて塗装ガンが規制部材に当接して揺動すること
で、傾斜した被塗装面に対向することとなり、この塗装
ガンは常時被塗装面に対向することができる。
【0011】また、本発明の掘削物の塗装装置は、搬送
ラインに沿って移動する塗装部材の被塗装面に対して塗
装ガンから塗料を噴射することで塗装を行う塗装装置に
おいて、前記塗装部材を搬送する搬送機構と、前記搬送
ラインの側方に配設されて前記塗装部材の一方の被塗装
面に塗料を噴射する第1塗装ガンと、該第1塗装ガンに
よって前記塗装部材の一方の被塗装面に塗装された後に
前記塗装部材を反転させる反転機構と、前記搬送ライン
の側方に配設されて該反転機構によって反転された前記
塗装部材の他方の被塗装面に塗料を噴射する第2塗装ガ
ンとを具えたことを特徴とするものである。
ラインに沿って移動する塗装部材の被塗装面に対して塗
装ガンから塗料を噴射することで塗装を行う塗装装置に
おいて、前記塗装部材を搬送する搬送機構と、前記搬送
ラインの側方に配設されて前記塗装部材の一方の被塗装
面に塗料を噴射する第1塗装ガンと、該第1塗装ガンに
よって前記塗装部材の一方の被塗装面に塗装された後に
前記塗装部材を反転させる反転機構と、前記搬送ライン
の側方に配設されて該反転機構によって反転された前記
塗装部材の他方の被塗装面に塗料を噴射する第2塗装ガ
ンとを具えたことを特徴とするものである。
【0012】従って、搬送機構によって塗装部材が搬送
されると、まず、第1塗装ガンから塗装部材の一方の被
塗装面に塗料が噴射されて塗装が行われ、その後、反転
機構によって塗装部材が反転させられ、次に、第2塗装
ガンとから塗装部材の他方の被塗装面に塗料が噴射され
て塗装が行われ、塗装部材の全ての被塗装面に対して塗
装が完了する。
されると、まず、第1塗装ガンから塗装部材の一方の被
塗装面に塗料が噴射されて塗装が行われ、その後、反転
機構によって塗装部材が反転させられ、次に、第2塗装
ガンとから塗装部材の他方の被塗装面に塗料が噴射され
て塗装が行われ、塗装部材の全ての被塗装面に対して塗
装が完了する。
【0013】また、本発明の掘削物の塗装装置は、前記
第1塗装ガンあるいは前記第2塗装ガンのいずれか一方
の塗装ガンは、前記被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移
動自在に支持されたガンホルダに該ガンホルダの移動方
向に揺動自在に装着され、前記ガンホルダの往復移動端
位置で前記被塗装面の傾斜に合わせて揺動可能であるこ
とを特徴とするものである。
第1塗装ガンあるいは前記第2塗装ガンのいずれか一方
の塗装ガンは、前記被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移
動自在に支持されたガンホルダに該ガンホルダの移動方
向に揺動自在に装着され、前記ガンホルダの往復移動端
位置で前記被塗装面の傾斜に合わせて揺動可能であるこ
とを特徴とするものである。
【0014】従って、例えば、第1塗装ガンはガンホル
ダが一方の被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動して同
時に塗料を噴出することで、塗装部材の一方の側面に対
して塗装が施され、また、第2塗装ガンはガンホルダが
他方の被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動すると共に
各移動端位置で被塗装面の傾斜に合わせて揺動し、同時
に塗料を噴出することで、塗装部材の他方の側面と上面
及び下面に対して塗装が施されることとなり、被塗装面
には塗装むらなく、的確に塗装が行われる。
ダが一方の被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動して同
時に塗料を噴出することで、塗装部材の一方の側面に対
して塗装が施され、また、第2塗装ガンはガンホルダが
他方の被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動すると共に
各移動端位置で被塗装面の傾斜に合わせて揺動し、同時
に塗料を噴出することで、塗装部材の他方の側面と上面
及び下面に対して塗装が施されることとなり、被塗装面
には塗装むらなく、的確に塗装が行われる。
【0015】また、本発明の掘削物の塗装装置は、前記
反転機構は、前記搬送ラインに沿って移動自在で且つ水
平旋回自在に保持されると共に前記塗装部材を垂下して
保持可能な塗装用ハンガと、該ハンガの上部に放射状に
設けられた複数の旋回ロッドと、前記搬送ラインに沿っ
て設けられて所定の旋回位置にて前記旋回ロッドに接触
して前記ハンガを所定角度旋回させる旋回金具とを有す
ることを特徴とするものである。
反転機構は、前記搬送ラインに沿って移動自在で且つ水
平旋回自在に保持されると共に前記塗装部材を垂下して
保持可能な塗装用ハンガと、該ハンガの上部に放射状に
設けられた複数の旋回ロッドと、前記搬送ラインに沿っ
て設けられて所定の旋回位置にて前記旋回ロッドに接触
して前記ハンガを所定角度旋回させる旋回金具とを有す
ることを特徴とするものである。
【0016】従って、塗装用ハンガに保持された塗装部
材は搬送ラインに沿って移動自在中に、このハンガの上
部に設けられた複数の旋回ロッドが旋回金具に接触する
ことでこのハンガが所定角度旋回させられることとな
る。
材は搬送ラインに沿って移動自在中に、このハンガの上
部に設けられた複数の旋回ロッドが旋回金具に接触する
ことでこのハンガが所定角度旋回させられることとな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0018】図1に本発明の一実施例に係る塗装装置の
正面視、図2に本実施例の塗装装置の要部側面視、図3
に塗装装置の平面視、図4に塗装ガンによる塗装状態を
表す概略、図5に本実施例の塗装装置が設置された塗装
ラインの正面視、図6に塗装ラインの側面視を示す。
正面視、図2に本実施例の塗装装置の要部側面視、図3
に塗装装置の平面視、図4に塗装ガンによる塗装状態を
表す概略、図5に本実施例の塗装装置が設置された塗装
ラインの正面視、図6に塗装ラインの側面視を示す。
【0019】本実施例の塗装装置において、図5及び図
6に示すように、架台11にはデファレンシャルキャリ
アを搬送しながら塗装するため搬送ラインに沿って搬送
レール12が固設されており、この搬送レール12には
一対のローラ13を介して搬送金具14が移動自在に支
持されており、この搬送金具14には搬送フック15が
水平旋回自在に装着されている。そして、この搬送フッ
ク15には図示しない駆動機構の搬送チェーン16が連
結されている。また、搬送フック15の下部には搬送ハ
ンガ17が吊下げられており、この搬送ハンガ17には
一対の吊下げブラケット18によってデファレンシャル
キャリアDが吊り下げられて保持されている。更に、架
台11には搬送レール12と平行な搬送ガイド19が所
定の搬送範囲A及びCにわたって取付けられており、こ
の搬送範囲AとCの間の搬送範囲Bには反転機構20が
設けられている。この反転機構21は、搬送フック15
に水平に放射方向に設けられた十字形状の旋回ロッド2
1と、架台11に固定されてこの旋回ロッドに当接する
2つの旋回金具22とから構成されている。なお、架台
11の搬送ラインに沿った所定の位置には搬送ハンガ1
7の有無を検出するセンサ23,24が設けられてい
る。
6に示すように、架台11にはデファレンシャルキャリ
アを搬送しながら塗装するため搬送ラインに沿って搬送
レール12が固設されており、この搬送レール12には
一対のローラ13を介して搬送金具14が移動自在に支
持されており、この搬送金具14には搬送フック15が
水平旋回自在に装着されている。そして、この搬送フッ
ク15には図示しない駆動機構の搬送チェーン16が連
結されている。また、搬送フック15の下部には搬送ハ
ンガ17が吊下げられており、この搬送ハンガ17には
一対の吊下げブラケット18によってデファレンシャル
キャリアDが吊り下げられて保持されている。更に、架
台11には搬送レール12と平行な搬送ガイド19が所
定の搬送範囲A及びCにわたって取付けられており、こ
の搬送範囲AとCの間の搬送範囲Bには反転機構20が
設けられている。この反転機構21は、搬送フック15
に水平に放射方向に設けられた十字形状の旋回ロッド2
1と、架台11に固定されてこの旋回ロッドに当接する
2つの旋回金具22とから構成されている。なお、架台
11の搬送ラインに沿った所定の位置には搬送ハンガ1
7の有無を検出するセンサ23,24が設けられてい
る。
【0020】このように構成されたデファレンシャルキ
ャリアDの搬送ラインの側方には搬送方向前後に第1塗
装機構31と第2塗装機構41が配設されている。第1
塗装機構31は上下に往復移動する塗装ガン32を有し
ており、前述した搬送範囲Aにてデファレンシャルキャ
リアDの一方の側面を塗装するものである。第2塗装機
構41は上下に往復移動すると共に上下端位置で揺動自
在な塗装ガン42を有しており、前述した搬送範囲Cに
てデファレンシャルキャリアDの他方の側面と上面及び
下面を塗装するものである。
ャリアDの搬送ラインの側方には搬送方向前後に第1塗
装機構31と第2塗装機構41が配設されている。第1
塗装機構31は上下に往復移動する塗装ガン32を有し
ており、前述した搬送範囲Aにてデファレンシャルキャ
リアDの一方の側面を塗装するものである。第2塗装機
構41は上下に往復移動すると共に上下端位置で揺動自
在な塗装ガン42を有しており、前述した搬送範囲Cに
てデファレンシャルキャリアDの他方の側面と上面及び
下面を塗装するものである。
【0021】ここで、第2塗装機構41について説明す
る。図1乃至図3に示すように、搬送ライン(搬送レー
ル12)と直交する方向に沿って床面敷設された一対の
レール43には一対のローラ44を介してフレーム45
が移動自在となっており、このフレーム45の上部には
軸受46によって塗装アーム47の中間部に固定された
回動軸48が回動自在に取付けられている。そして、フ
レーム43にはエアシリンダ49の本体が枢着されてお
り、このエアシリンダ49の駆動ロッド50の先端部が
この塗装アーム47の基端部に連結されている。一方、
塗装アーム47の先端部には揺動自在な塗装ガン42が
装着されており、エアシリンダ49を伸縮駆動させるこ
とで、塗装アーム47を往復回動させ、先端部に装着さ
れた塗装ガン42を上下に往復移動させることができ
る。
る。図1乃至図3に示すように、搬送ライン(搬送レー
ル12)と直交する方向に沿って床面敷設された一対の
レール43には一対のローラ44を介してフレーム45
が移動自在となっており、このフレーム45の上部には
軸受46によって塗装アーム47の中間部に固定された
回動軸48が回動自在に取付けられている。そして、フ
レーム43にはエアシリンダ49の本体が枢着されてお
り、このエアシリンダ49の駆動ロッド50の先端部が
この塗装アーム47の基端部に連結されている。一方、
塗装アーム47の先端部には揺動自在な塗装ガン42が
装着されており、エアシリンダ49を伸縮駆動させるこ
とで、塗装アーム47を往復回動させ、先端部に装着さ
れた塗装ガン42を上下に往復移動させることができ
る。
【0022】即ち、塗装アーム47の先端部にはブラケ
ット51によって軸受体52が固定されており、この軸
受体52には回転体53が回転自在に支持されている。
そして、この回転体53に一体の支持ロッド54が固定
され、この支持ロッド54にガンホルダ55を介して塗
装ガン42が取付けられている。また、回転体53には
スプリング掛止部56が固定される一方、軸受体52に
は上下方向に沿う取付ブラケット57が固定され、この
取付ブラケット57の上下端部には回動片58,59が
枢着されており、スプリング掛止部56と各回動片5
8,59の一端との間にはそれぞれ中立スプリング6
0,61が張設されている。なお、この各回動片58,
59は取付ブラケット57のストッパ62,63によっ
て一方方向への回動位置が規制されており、また、他端
に小スプリング64,65が装着されており、中立スプ
リング60,61縮小時のたれを防止している。
ット51によって軸受体52が固定されており、この軸
受体52には回転体53が回転自在に支持されている。
そして、この回転体53に一体の支持ロッド54が固定
され、この支持ロッド54にガンホルダ55を介して塗
装ガン42が取付けられている。また、回転体53には
スプリング掛止部56が固定される一方、軸受体52に
は上下方向に沿う取付ブラケット57が固定され、この
取付ブラケット57の上下端部には回動片58,59が
枢着されており、スプリング掛止部56と各回動片5
8,59の一端との間にはそれぞれ中立スプリング6
0,61が張設されている。なお、この各回動片58,
59は取付ブラケット57のストッパ62,63によっ
て一方方向への回動位置が規制されており、また、他端
に小スプリング64,65が装着されており、中立スプ
リング60,61縮小時のたれを防止している。
【0023】また、回転体53には支持ロッド54と直
交する方向に延びるガンストッパ66が固定されてい
る。一方、フレーム45には塗装アーム47の回動範囲
に対向して取付板67が固定されており、この取付板6
7の上部及び下部にはそれぞれ規制片68,69が取付
けられている。この各規制片68,69はガンストッパ
66が当接して回転体53を回動させることで、塗装ガ
ン42の向きを変えるためのものであり、ボルト及び長
孔によってその取付位置を調整できるようになってい
る。更に、取付板67には塗装アーム47の基端部側に
当接して回動量を規制するストッパ70,71及び検知
スイッチ72,73が取付けられている。
交する方向に延びるガンストッパ66が固定されてい
る。一方、フレーム45には塗装アーム47の回動範囲
に対向して取付板67が固定されており、この取付板6
7の上部及び下部にはそれぞれ規制片68,69が取付
けられている。この各規制片68,69はガンストッパ
66が当接して回転体53を回動させることで、塗装ガ
ン42の向きを変えるためのものであり、ボルト及び長
孔によってその取付位置を調整できるようになってい
る。更に、取付板67には塗装アーム47の基端部側に
当接して回動量を規制するストッパ70,71及び検知
スイッチ72,73が取付けられている。
【0024】なお、前述した第1塗装機構31は第2塗
装機構41とほぼ同様の構成となっているが、塗装ガン
32は回動自在に支持された塗装アームの先端部の固定
されており、塗装アームの回動動作によって上下に往復
移動するだけである。
装機構41とほぼ同様の構成となっているが、塗装ガン
32は回動自在に支持された塗装アームの先端部の固定
されており、塗装アームの回動動作によって上下に往復
移動するだけである。
【0025】ここで、上述した本実施例の塗装装置によ
るデファレンシャルキャリアDの塗装作業について説明
する。
るデファレンシャルキャリアDの塗装作業について説明
する。
【0026】図5に示すように、デファレンシャルキャ
リアDは吊下げブラケット18によって搬送ハンガ17
に吊下げ保持され、この搬送ハンガ17は搬送フック1
5は係止され、搬送金具14と共に搬送レール12に沿
って搬送される。このとき、搬送範囲Aでは、搬送ハン
ガ17が搬送ガイド19によって旋回不能にガイドされ
ており、図4に示すように、第1塗装機構31を作動
し、塗装ガン32を上下に往復移動させることで、デフ
ァレンシャルキャリアDの一方の側面Daに対して塗料
を噴出して塗装することができる。
リアDは吊下げブラケット18によって搬送ハンガ17
に吊下げ保持され、この搬送ハンガ17は搬送フック1
5は係止され、搬送金具14と共に搬送レール12に沿
って搬送される。このとき、搬送範囲Aでは、搬送ハン
ガ17が搬送ガイド19によって旋回不能にガイドされ
ており、図4に示すように、第1塗装機構31を作動
し、塗装ガン32を上下に往復移動させることで、デフ
ァレンシャルキャリアDの一方の側面Daに対して塗料
を噴出して塗装することができる。
【0027】そして、図5に示すように、デファレンシ
ャルキャリアDを保持した搬送ハンガ17が搬送範囲B
に至ると、搬送ガイド19によるガイドがなくなり、反
転機構21によって搬送ハンガ17及びデファレンシャ
ルキャリアDを180°水平旋回して反転する。即ち、
搬送範囲Bにて、搬送ハンガ17を係止した搬送フック
15の各旋回ロッド21が2つの旋回金具22に順に当
接し、且つ、回転させられることで、搬送フック15及
び搬送ハンガ17が回転し、デファレンシャルキャリア
Dは180°水平旋回することとなる。そして、デファ
レンシャルキャリアDが反転すると、搬送ハンガ17は
搬送範囲Cに至り、搬送ガイド19によって旋回不能に
ガイドされて搬送される。
ャルキャリアDを保持した搬送ハンガ17が搬送範囲B
に至ると、搬送ガイド19によるガイドがなくなり、反
転機構21によって搬送ハンガ17及びデファレンシャ
ルキャリアDを180°水平旋回して反転する。即ち、
搬送範囲Bにて、搬送ハンガ17を係止した搬送フック
15の各旋回ロッド21が2つの旋回金具22に順に当
接し、且つ、回転させられることで、搬送フック15及
び搬送ハンガ17が回転し、デファレンシャルキャリア
Dは180°水平旋回することとなる。そして、デファ
レンシャルキャリアDが反転すると、搬送ハンガ17は
搬送範囲Cに至り、搬送ガイド19によって旋回不能に
ガイドされて搬送される。
【0028】すると、この搬送範囲Cでは、第2塗装機
構41を作動し、塗装ガン42を上下に往復移動させる
と共に移動端位置で揺動させることで、デファレンシャ
ルキャリアDの他方の側面DbとDc上面、下面Ddに
対して塗料を噴出して塗装する。
構41を作動し、塗装ガン42を上下に往復移動させる
と共に移動端位置で揺動させることで、デファレンシャ
ルキャリアDの他方の側面DbとDc上面、下面Ddに
対して塗料を噴出して塗装する。
【0029】即ち、図1及び図4に示すように、エアシ
リンダ49を駆動して駆動ロッド50を伸縮駆動させる
と、塗装アーム47が回動軸48を中心に往復回動し、
この塗装アーム47の先端部に装着された塗装ガン42
が上下に往復移動することとなる。このとき、中間位置
では、塗装ガン42が2つの中立スプリング60,61
によってほぼ水平に保持され、デファレンシャルキャリ
アDの他方の側面Dbに対して塗料を噴出する。また、
上端位置では、塗装ガン42はガンストッパ66が規制
片68に当接することで下方に揺動され、デファレンシ
ャルキャリアDの上面Dcに対して塗料を噴出する。更
に、下端位置では、塗装ガン42はガンストッパ66が
規制片69に当接することで上方に揺動され、デファレ
ンシャルキャリアDの下面Ddに対して塗料を噴出す
る。このように塗装ガン42は上下に往復移動時に、デ
ファレンシャルキャリアDの他方の側面Dbと上面Dc
及び下面Ddに対して塗料を噴出して塗装する。
リンダ49を駆動して駆動ロッド50を伸縮駆動させる
と、塗装アーム47が回動軸48を中心に往復回動し、
この塗装アーム47の先端部に装着された塗装ガン42
が上下に往復移動することとなる。このとき、中間位置
では、塗装ガン42が2つの中立スプリング60,61
によってほぼ水平に保持され、デファレンシャルキャリ
アDの他方の側面Dbに対して塗料を噴出する。また、
上端位置では、塗装ガン42はガンストッパ66が規制
片68に当接することで下方に揺動され、デファレンシ
ャルキャリアDの上面Dcに対して塗料を噴出する。更
に、下端位置では、塗装ガン42はガンストッパ66が
規制片69に当接することで上方に揺動され、デファレ
ンシャルキャリアDの下面Ddに対して塗料を噴出す
る。このように塗装ガン42は上下に往復移動時に、デ
ファレンシャルキャリアDの他方の側面Dbと上面Dc
及び下面Ddに対して塗料を噴出して塗装する。
【0030】なお、塗装ガン42の上下揺動時に中立ス
プリング60,61の一方が伸び、他方が縮んで弛むこ
ととなるが、小スプリング64,65によって各回動片
58,59が回動することで、その弛みが吸収されるこ
ととなる。
プリング60,61の一方が伸び、他方が縮んで弛むこ
ととなるが、小スプリング64,65によって各回動片
58,59が回動することで、その弛みが吸収されるこ
ととなる。
【0031】このように本実施例の塗装装置にあって
は、第1塗装機構31の塗装ガン32がデファレンシャ
ルキャリアDの一側面Daに沿って上下に往復移動して
同時に塗料を噴出することで、この一側面Daに塗装が
施され、反転機構20によってデファレンシャルキャリ
アDを180°反転させた後に、第2塗装機構41の塗
装ガン42がデファレンシャルキャリアDの他側面Db
に沿って上下に往復移動すると共に各移動端位置で上方
あるいは下方に揺動し、同時に塗料を噴出することで、
この他側面Dbと上面dc及び下面Ddに塗装が施され
ることとなり、デファレンシャルキャリアDは全面むら
なく塗装が行われる。
は、第1塗装機構31の塗装ガン32がデファレンシャ
ルキャリアDの一側面Daに沿って上下に往復移動して
同時に塗料を噴出することで、この一側面Daに塗装が
施され、反転機構20によってデファレンシャルキャリ
アDを180°反転させた後に、第2塗装機構41の塗
装ガン42がデファレンシャルキャリアDの他側面Db
に沿って上下に往復移動すると共に各移動端位置で上方
あるいは下方に揺動し、同時に塗料を噴出することで、
この他側面Dbと上面dc及び下面Ddに塗装が施され
ることとなり、デファレンシャルキャリアDは全面むら
なく塗装が行われる。
【0032】なお、上述の実施例において、塗装アーム
47をエアシリンダ49によって往復回動して塗装ガン
42を上下に往復移動自在としたが、エアシリンダ49
に限らず、モータとカム機構を用いてもよく、また、塗
装アーム47を用いずに塗装ガン42をレール等によっ
て直接上下に往復移動自在としてもよい。
47をエアシリンダ49によって往復回動して塗装ガン
42を上下に往復移動自在としたが、エアシリンダ49
に限らず、モータとカム機構を用いてもよく、また、塗
装アーム47を用いずに塗装ガン42をレール等によっ
て直接上下に往復移動自在としてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明の塗装装置によれば、ガンホルダを塗装部材
の被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動自在に支持し、
このガンホルダに塗装ガンをその移動方向に揺動自在に
装着し、揺動機構によってガンホルダの往復移動端位置
で被塗装面の傾斜に合わせて塗装ガンを揺動させるよう
にしたので、ガンホルダが往復移動すると共にその往復
移動端位置で塗装ガンが揺動して塗料を噴出すること
で、塗装部材の被塗装面に対して塗装むらなく、的確に
塗装を行うことができ、塗装不良を防止して塗装部材の
品質の安定を図ることができる。
うに本発明の塗装装置によれば、ガンホルダを塗装部材
の被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動自在に支持し、
このガンホルダに塗装ガンをその移動方向に揺動自在に
装着し、揺動機構によってガンホルダの往復移動端位置
で被塗装面の傾斜に合わせて塗装ガンを揺動させるよう
にしたので、ガンホルダが往復移動すると共にその往復
移動端位置で塗装ガンが揺動して塗料を噴出すること
で、塗装部材の被塗装面に対して塗装むらなく、的確に
塗装を行うことができ、塗装不良を防止して塗装部材の
品質の安定を図ることができる。
【0034】また、本発明の塗装装置によれば、塗装ガ
ンを付勢部材によってガンホルダの中立姿勢位置に保持
する一方、ガンホルダの往復移動端位置では規制部材に
当接して揺動することで傾斜した被塗装面に対向するよ
うにしたので、塗装ガンは中間位置でも、移動端位置で
も、常時、被塗装面に対向することとなり、この塗装ガ
ンによって被塗装面に的確に塗装を行うことができる。
ンを付勢部材によってガンホルダの中立姿勢位置に保持
する一方、ガンホルダの往復移動端位置では規制部材に
当接して揺動することで傾斜した被塗装面に対向するよ
うにしたので、塗装ガンは中間位置でも、移動端位置で
も、常時、被塗装面に対向することとなり、この塗装ガ
ンによって被塗装面に的確に塗装を行うことができる。
【0035】また、本発明の掘削物の塗装装置によれ
ば、塗装部材を搬送する搬送機構と搬送ラインの側方に
配設されて塗装部材の一方の被塗装面に塗料を噴射する
第1塗装ガンとこの第1塗装ガンによって塗装された塗
装部材を反転させる反転機構とこの反転機構によって反
転された塗装部材の他方の被塗装面に塗料を噴射する第
2塗装ガンとを設けたので、第1塗装ガンによって塗装
部材の一方の被塗装面に塗装を行い、反転後に第2塗装
ガンによって他方の被塗装面に塗装を行うこととなり、
塗装部材の全ての被塗装面に対して効率よく塗装を行う
ことができる。
ば、塗装部材を搬送する搬送機構と搬送ラインの側方に
配設されて塗装部材の一方の被塗装面に塗料を噴射する
第1塗装ガンとこの第1塗装ガンによって塗装された塗
装部材を反転させる反転機構とこの反転機構によって反
転された塗装部材の他方の被塗装面に塗料を噴射する第
2塗装ガンとを設けたので、第1塗装ガンによって塗装
部材の一方の被塗装面に塗装を行い、反転後に第2塗装
ガンによって他方の被塗装面に塗装を行うこととなり、
塗装部材の全ての被塗装面に対して効率よく塗装を行う
ことができる。
【0036】また、本発明の掘削物の塗装装置によれ
ば、第1塗装ガンあるいは第2塗装ガンのいずれか一方
の塗装ガンを、被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動自
在に支持されたガンホルダに揺動自在に装着し、このガ
ンホルダの往復移動端位置で被塗装面の傾斜に合わせて
揺動可能としたので、例えば、第1塗装ガンによって塗
装部材の一側面に対して塗装を施し、第2塗装ガンによ
って塗装部材の他側面と上面及び下面に対して塗装を施
すこととなり、被塗装面にむらなく的確に塗装を行うこ
とができる。
ば、第1塗装ガンあるいは第2塗装ガンのいずれか一方
の塗装ガンを、被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動自
在に支持されたガンホルダに揺動自在に装着し、このガ
ンホルダの往復移動端位置で被塗装面の傾斜に合わせて
揺動可能としたので、例えば、第1塗装ガンによって塗
装部材の一側面に対して塗装を施し、第2塗装ガンによ
って塗装部材の他側面と上面及び下面に対して塗装を施
すこととなり、被塗装面にむらなく的確に塗装を行うこ
とができる。
【0037】また、本発明の掘削物の塗装装置によれ
ば、反転機構を、搬送ラインに沿って移動自在で且つ水
平旋回自在に保持されると共に塗装部材を垂下して保持
可能な塗装用ハンガとこのハンガの上部に放射状に設け
られた複数の旋回ロッドと搬送ラインに沿って設けられ
て所定の旋回位置にて旋回ロッドに接触してハンガを所
定角度旋回させる旋回金具とで構成したので、塗装用ハ
ンガに保持された塗装部材をその搬送中に所定角度旋回
して反転させることができ、構造の簡素化を図ることが
できる。
ば、反転機構を、搬送ラインに沿って移動自在で且つ水
平旋回自在に保持されると共に塗装部材を垂下して保持
可能な塗装用ハンガとこのハンガの上部に放射状に設け
られた複数の旋回ロッドと搬送ラインに沿って設けられ
て所定の旋回位置にて旋回ロッドに接触してハンガを所
定角度旋回させる旋回金具とで構成したので、塗装用ハ
ンガに保持された塗装部材をその搬送中に所定角度旋回
して反転させることができ、構造の簡素化を図ることが
できる。
【図1】本発明の一実施例に係る塗装装置の正面図であ
る。
る。
【図2】本実施例の塗装装置の要部側面図である。
【図3】本実施例の塗装装置の平面図である。
【図4】塗装ガンによる塗装状態を表す概略図である。
【図5】本実施例の塗装装置が設置された塗装ラインの
正面図である。
正面図である。
【図6】塗装ラインの側面図である。
【図7】デファレンシャルキャリアを塗装するための従
来の塗装装置の正面図である。
来の塗装装置の正面図である。
【図8】従来の塗装装置の塗装ガンによる塗装状態を表
す概略図である。
す概略図である。
17 搬送ハンガ 20 反転機構 21 旋回ロッド 22 旋回金具 31 第1塗装機構 32 塗装ガン 41 第2塗装機構 42 塗装ガン 45 フレーム 47 塗装アーム 49 エアシリンダ 53 回転体 55 ガンホルダ 60,61 中立スプリング 66 ガンストッパ 68,69 規制片 D デファレンシャルキャリア
Claims (5)
- 【請求項1】 塗装部材の被塗装面に対して塗装ガンか
ら塗料を噴射することで塗装を行う塗装装置において、
前記被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移動自在に支持さ
れたガンホルダと、該ガンホルダにこのガンホルダの移
動方向に揺動自在に装着された塗装ガンと、前記ガンホ
ルダの往復移動端位置で前記被塗装面の傾斜に合わせて
前記塗装ガンを揺動させる揺動機構とを具えたことを特
徴とする塗装装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の塗装装置において、前記
塗装ガンは付勢部材によって前記ガンホルダの中立姿勢
位置に保持される一方、前記ガンホルダの往復移動端位
置では前記塗装ガンは規制部材に当接することで揺動さ
れ、傾斜した前記被塗装面に対向することを特徴とする
塗装装置。 - 【請求項3】 搬送ラインに沿って移動する塗装部材の
被塗装面に対して塗装ガンから塗料を噴射することで塗
装を行う塗装装置において、前記塗装部材を搬送する搬
送機構と、前記搬送ラインの側方に配設されて前記塗装
部材の一方の被塗装面に塗料を噴射する第1塗装ガン
と、該第1塗装ガンによって前記塗装部材の一方の被塗
装面に塗装された後に前記塗装部材を反転させる反転機
構と、前記搬送ラインの側方に配設されて該反転機構に
よって反転された前記塗装部材の他方の被塗装面に塗料
を噴射する第2塗装ガンとを具えたことを特徴とする塗
装装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の塗装装置において、前記
第1塗装ガンあるいは前記第2塗装ガンのいずれか一方
の塗装ガンは、前記被塗装面に沿ってほぼ平行に往復移
動自在に支持されたガンホルダに該ガンホルダの移動方
向に揺動自在に装着され、前記ガンホルダの往復移動端
位置で前記被塗装面の傾斜に合わせて揺動可能であるこ
とを特徴とする塗装装置。 - 【請求項5】 請求項3記載の塗装装置において、前記
反転機構は、前記搬送ラインに沿って移動自在で且つ水
平旋回自在に保持されると共に前記塗装部材を垂下して
保持可能な塗装用ハンガと、該ハンガの上部に放射状に
設けられた複数の旋回ロッドと、前記搬送ラインに沿っ
て設けられて所定の旋回位置にて前記旋回ロッドに接触
して前記ハンガを所定角度旋回させる旋回金具とを有す
ることを特徴とする塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19446195A JPH0938544A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19446195A JPH0938544A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0938544A true JPH0938544A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16324954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19446195A Pending JPH0938544A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0938544A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005505A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Ihi Corp | 筒体の塗装装置及び塗装方法 |
JP2018080001A (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-24 | いすゞ自動車株式会社 | ワーク吊具 |
CN108568368A (zh) * | 2017-03-08 | 2018-09-25 | 埃皮斯托利奥有限责任公司 | 喷涂单元 |
CN111672671A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-09-18 | 刘宗文 | 一种用于陶瓷杯喷绘波浪花纹的装置 |
CN114381697A (zh) * | 2022-01-10 | 2022-04-22 | 昆山市杰尔电子科技股份有限公司 | 一种笔记本壳体新一代可防止指纹干扰的af镀膜设备 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP19446195A patent/JPH0938544A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005505A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Ihi Corp | 筒体の塗装装置及び塗装方法 |
JP2018080001A (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-24 | いすゞ自動車株式会社 | ワーク吊具 |
CN108568368A (zh) * | 2017-03-08 | 2018-09-25 | 埃皮斯托利奥有限责任公司 | 喷涂单元 |
CN108568368B (zh) * | 2017-03-08 | 2022-09-20 | 埃皮斯托利奥有限责任公司 | 喷涂单元 |
CN111672671A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-09-18 | 刘宗文 | 一种用于陶瓷杯喷绘波浪花纹的装置 |
CN111672671B (zh) * | 2020-06-22 | 2021-06-29 | 陈玲佳 | 一种用于陶瓷杯喷绘波浪花纹的装置 |
CN114381697A (zh) * | 2022-01-10 | 2022-04-22 | 昆山市杰尔电子科技股份有限公司 | 一种笔记本壳体新一代可防止指纹干扰的af镀膜设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020122 |