JPH0535018A - 反転パスを備える画像形成装置 - Google Patents

反転パスを備える画像形成装置

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JPH0535018A
JPH0535018A JP3193184A JP19318491A JPH0535018A JP H0535018 A JPH0535018 A JP H0535018A JP 3193184 A JP3193184 A JP 3193184A JP 19318491 A JP19318491 A JP 19318491A JP H0535018 A JPH0535018 A JP H0535018A
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JP
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sheet
path
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JP3193184A
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Hironobu Saitou
裕伸 斉藤
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易構成で排紙部において、反転排紙、ジャ
ム処理用仕分け排紙を行なう。 【構成】 反転部に紙を引き込む反転フラッパー14と
両面再給紙ユニット42へ紙をガイドする両面反転フラ
ッパー15の間に、複数の外排紙ローラへそれぞれ紙を
ガイドする反転排紙ガイドを個別に設け、反転ローラ1
2によりスイッチバック給紙することにより、それぞれ
反転排紙し仕分けして排出することにより、ジャム処理
時に無効紙だけを第2トレイに排出させること、また、
複数のトレイを簡易ソーターとして利用することもでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反転パスを備える画像
形成装置、詳細には、例えば、定着後の排紙ユニット部
に於て転写紙の表面、裏面を反転させ複数のトレイ上に
仕分けして排出させるよう構成した画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】昨今の画像形成装置は、ユーザーの利便
性を向上させるために原稿処理装置や後処理装置などが
装備され、ユーザーが原稿をセットしてスタートボタン
を押すだけで自動的にコピーを行い、ソーティングしス
テイプルされて出てくるような画像形成装置もある。こ
のような場合、原稿処理装置にセットされた原稿は一枚
ずつ分離して原稿読み取り部に送られる訳であるが、こ
の時、重ねられた原稿を下の方から分離する場合は、コ
ピーした転写紙をコピー面を上にして順次重ねて行けば
(フェイスアップ)、原稿通りの順番でコピーができあ
がるが、原稿を上の方から分離する場合は、転写紙の表
面と裏面を反転させて重ね合わせ(フェイスダウン)な
ければ原稿通りの順番でコピーを仕上げることができな
い。また、CFF(コンピューターフォーマットシー
ト)を後端頁からコピーする場合は、コピーした転写紙
をコピー面を上にして順次重ねて行けば(フェイスアッ
プ)、原稿通りの順番でコピーができあがるが、先頭ペ
ージからコピーする場合も転写紙の表面と裏面を反転さ
せて重ね合わせ(フェイスダウン)なければ原稿通りの
順番でコピーを仕上げることができない。よって昨今の
画像形成装置には上記の理由により、最終段排紙ユニッ
ト部に於いて転写紙の表面と裏面を反転させる機能が必
要不可決のものとなっている。
【0003】従来、この種の画像形成装置は、現像剤を
転写紙上に定着させる定着器の下流側に配置された両面
再給紙ユニット部へ転写紙の表面と裏面を反転させて給
紙する両面反転ユニット部とは別に、最終段排紙部へと
通ずる反転排紙ユニット部を設けて転写紙の表面、裏面
を反転させ排出させる構成を取っていた。
【0004】また、コピー動作に紙づまりが生じた場合
は、機械の動作を停止させ紙づまり処理を行う訳である
が、昨今はユーザーの紙づまり処理の負荷を軽減するた
め、紙づまりした紙で排出可能な紙の内でコピー紙とし
て使用可能な紙(有効紙)と、使用不可能な紙(無効
紙)を分け、有効紙は通常状態で排紙し、無効紙は別の
紙パスを通し紙づまり処理トレイに排出するよう構成し
た物もある。
【0005】また、コピー紙を部ごとに仕分ける為に後
処理装置として複数のビンを持ち仕分けを行うソータ
ー、または、簡易な構成の物としてトレイ自身が前後に
首を振りコピー紙を部ごとに仕分ける首振りトレイなど
がある。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では排紙反転機能の為に両面反転ユニット部の
他に反転排紙ユニット部を、紙づまり処理のためには別
の紙パス構成及びトレイを設けなければならないため、
装置が大型化してしまい省スペース化の弊害となる。ま
た、構成部品も多くなり、コピー紙後処理を行うために
はソーター等を設置しなければならずコストも高くなっ
てしまうという欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段(及び作用)】本発明によ
れば、例えば、現像剤を転写紙上に定着させる定着器の
下流側に配置された両面再給紙ユニット部へ転写紙の表
裏面を反転させて送る両面反転ユニットを含み、該両面
反転ユニットは、反転フラッパーにより転写紙を両面反
転部へと導入し、一方向には通過可能で、逆方向には同
じ転写紙経路は通過不可能となり別の転写紙経路を通さ
せるような両面反転フラッパーを転写紙が抜けた後、反
転給紙ローラの回転を逆転させ転写紙をスイッチバック
給紙し、両面反転フラッパーを経て両面再給紙ユニット
へと給紙する事により転写紙の表面と裏面を反転させ給
紙するよう構成されており、反転排紙機構はその両面反
転ユニット部の両面反転部以前の反転フラッパーと両面
反転フラッパーの間の転写紙経路ガイド途中に、一方向
には通過可能で、逆方向には同じ転写紙経路は通過不可
能となり別の経路を通させるよう切り換え可能な反転排
紙フラッパーを少なくとも1つ設け、2つの反転排紙フ
ラッパーを設けた場合は、転写紙の後端が前記反転排紙
第1フラッパーを抜けた直後、反転給紙ローラを正転時
よりも速く逆回転させ転写紙を反転排紙第1フラッパー
により概V字型にスイッチバック給紙し、前記概V字型
の中間位置に配置され、反転フラッパー部から反転排紙
フラッパー部へ転写紙を送り、さらに、反転排紙時に反
転排紙第1フラッパー部から最終段排紙部へ転写紙を送
る搬送ローラに転写紙が挟持搬送された時、反転給紙ロ
ーラの駆動力を遮断しそれ以降は排送ローラの搬送力の
みで転写紙を給紙し、反転排紙ガイドを通って最終段排
紙部へと転写紙を給紙し第1の外排紙ローラによって機
外に排出(反転排紙)される。次に紙づまり処理をする
時は、有効紙と判断された紙は片面排紙の場合は通常の
片面紙パスを通して排出し、反転排紙の場合は上記例の
ように反転排紙第1フラッパーを介して反転排紙する。
ついで、無効紙は、転写紙を機外に排出する第2の外排
紙ローラへ転写紙をガイドする反転排紙第1フラッパー
の下方に配置された反転排紙第2フラッパーにより同様
に機外に反転排紙される。また、上記例は、反転排紙を
行う場合1部目を反転排紙第1フラッパーによって反転
排紙し、2部目を反転排紙第2フラッパーによって反転
排紙すれば2つのトレイを簡易2連ソーターのように使
用する事もできる。
【0008】よって上記のように構成すれば、別に反転
排紙ユニットを構成する事なく両面反転ユニット部に於
いて転写紙の表面、裏面を反転させ最終段排紙部へ送
り、転写紙を機外に排出(反転排紙)する事、紙づまり
処理用に別紙パス構成を設ける事もなく有効紙と無効紙
を仕分けし別トレイに排出する事、2つのトレイを簡易
2連ソーターのように利用する事が可能となった。
【0009】
【実施例】図1〜図4は本発明の第1の実施例を示す定
着器、及び排紙ユニットの構成を示す図である。図1は
転写紙Sが反転部に引き込まれている図。図2は反転給
紙ローラが逆回転して転写紙がスイッチバック給紙さ
れ、反転排紙フラッパーを介して反転排紙部に給紙され
ている図。図3は反転給紙ローラの駆動が遮断され、転
写紙Sが反転排紙ローラによって搬送されている図。図
4は転写紙が両面再給紙ユニットへ給紙されている様子
を表している図。
【0010】1、2は転写紙Pを挟持搬送して現像剤を
転写紙P上に定着させる定着ローラ、加圧ローラ、3は
転写紙Pを定着ローラの所定位置に導くための入口ガイ
ド、4は定着ローラに所定の熱量を与えるハロゲンヒー
ター、5、6は転写紙Pを定着ローラ1、加圧ローラ2
から分離するための上分離爪、下分離爪、7、8は紙ガ
イド、9は搬送ローラに挟持力を付与するための突き当
てコロ、10、11、13、12はそれぞれ転写紙Pを
搬送する常時同じ回転方向に同じ搬送速度を持って定常
回転している搬送ローラ、反転排紙ローラ、外排紙ロー
ラ、及び正転時は定常回転、逆回転時は増速して回転し
ている反転給紙ローラ、14、15は転写紙Pの通紙経
路を変更する反転フラッパー、両面反転ガイド、16は
紙ガイド、17、19は紙センサー、18は紙センサー
を兼用する両面反転フラッパー、20、21、22は紙
センサーの動作を検知するフォトセンサー、23、2
4、25は両面再給紙ユニットへ転写紙Pをガイドする
紙ガイド、26、27は転写紙Pを反転排紙させ最終排
紙部にガイドする反転排紙ガイド、28は一方向には通
過可能で、逆方向には同じ転写紙経路は通過不可能とな
って別の転写紙P経路を通させるような可撓性シートよ
り成る反転排紙フラッパー、Pは転写紙である。
【0011】入口ガイド3により定着ローラ1の所定の
位置に給紙された転写紙Pは、ハロゲンヒーター4によ
り所定温度に加熱された定着ローラ1と加圧ローラ2と
により挟持搬送され、転写紙P上の現像剤は転写紙P上
に定着される。上分離爪6により定着ローラ1より分離
剥離された転写紙Pは、図1に示すように搬送ローラ1
0、反転フラッパー14により反転部に送られ、反転排
紙ローラ11により可撓性のシート反転排紙フラッパー
28を押し込んでさらに送り込まれる。そして、転写紙
Pの後端が両面反転フラッパー18を抜けた事をフォト
センサー21により検知し、反転給紙ローラ12は逆回
転し転写紙Pはスイッチバック給紙され、図4に示すよ
うになる。この時、両面再給紙ユニットの搬送速度は反
転給紙ローラ12の搬送速度と同じに設定されているた
め、転写紙Pは反転給紙ローラ12の搬送力により両面
再給紙ユニットへと送られる。
【0012】次に反転排紙の場合も同様に、転写紙Pが
反転部に送られると、ついで、転写紙Pの後端が紙セン
サー17を通過したのをフォトセンサー20により検知
する事により、転写紙Pの後端が反転排紙フラッパー2
8を抜けるのに要する秒時後、反転給紙ローラ12を逆
回転させ、図2に示したように、転写紙Pを反転排紙フ
ラッパー28を介して反転排紙部へスイッチバック給紙
する。この時、反転給紙ローラ12の回転数は正転時よ
りもα%増速されている。ついで、転写紙Pが紙センサ
ー19に到達し、反転排紙ローラ11に挟持搬送される
ようになると、図3に示したように反転給紙ローラ12
の駆動力は遮断され、転写紙Pは反転排紙ローラ11の
搬送力だけにより搬送されるようになり、最終段排紙部
の外排紙ローラ13へと送られ機外へと排出される。
【0013】以上のようにして転写紙Pの表面と裏面が
反転され排出(反転排紙)されるが、この時、転写紙P
が連続して給紙されている場合は、反転排紙している転
写紙Pと次の転写紙Pが反転部内ですれ違う場合があ
る。これは、転写紙P間の距離を大きくとれば解決され
るものであるが、しかし、紙間の距離を大きくとると単
位時間あたりのコピー処理枚数が減少してしまい生産性
が低くなってしまう。そのため上記実施例では、反転給
紙ローラ12の逆回転時の回転数をα%増速して反転排
紙ローラ11に達するまでの時間を短くし、それ以降の
搬送力は反転排紙ローラ11の搬送力のみで行う事によ
り紙間距離を大きくする事無しに次の紙とすれ違いを小
さくしている。また、反転給紙ローラ12の駆動力は図
示していない電磁クラッチを介して伝達されているた
め、反転給紙ローラ12の駆動力は電磁クラッチをOF
Fする事により遮断され、反転排紙ローラ11により転
写紙Pを搬送する際の負荷には成らない。それ故、反転
排紙ローラ11により転写紙Pはスムーズに搬送され
る。
【0014】(他の実施例)次に反転排紙部で連続して
反転される転写紙同士の連れ違いをさらに小さくする為
の他の実施例に就いて述べる。
【0015】図5〜図6は本発明の第2の実施例を示す
定着器、及び排紙ユニットの構成を示す図である。図5
は転写紙が反転部に引き込まれている図、図6は反転給
紙ローラが逆回転して転写紙がスイッチバック給紙され
て反転排紙フラッパーを介して反転排紙部に給紙されて
いる図である。
【0016】第1の実施例の構成と違っている構成を説
明すると、29は反転給紙ローラ12が逆回転したとき
と同じ搬送速度(定常正回転よりα%増速)を持つ反転
排紙第2ローラ、30は片面排紙時、搬送ローラ10、
反転排紙ローラ11と同じ搬送速度を持ち、反転排紙時
は、反転排紙第2ローラ29と同じ搬送速度を持つ速度
可変の外排紙ローラである。
【0017】第1の実施例と同様図5に示したように、
転写紙Pが反転部に送られると、ついで、転写紙Pの後
端が紙センサー17を通過したのをフォトセンサー20
により検知して転写紙Pの後端が反転排紙フラッパー2
8を抜けた事を予想し、反転給紙ローラ12を逆回転さ
せ、図6に示したように、転写紙Pを反転排紙フラッパ
ー28を介して反転排紙部へスイッチバック給紙する。
この時、反転給紙ローラ12の回転数は正転時よりもα
%増速されている。ついで転写紙Pが反転排紙第2ロー
ラ29に到達し、転写紙Pは反転給紙ローラ12及び反
転排紙第2ローラ29に挟持搬送されるようになり、さ
らに外排紙ローラ30へと送られて機外に排出される。
この時、搬送速度は全てα%増速されている為、反転給
紙ローラ12は途中で駆動を解除する事なく搬送を続
け、転写紙Pの後端が反転給紙ローラ12を抜けた後も
反転排紙第2ローラ29によってα%増速された搬送速
度で搬送する事ができる為、第1の実施例に対しさらに
速い速度で反転排紙を行う事ができる。よって、さらに
転写紙P間の距離を縮めても反転排紙を行う事ができる
ので、さらに生産性をあげる事ができる。
【0018】(他の実施例)次に2つの反転排紙フラッ
パーを構成し、紙づまり処理及び簡易2連ソーターとし
て利用される場合の他の第3の実施例に就いて述べる。
【0019】図7〜図8は本発明の第3の実施例を示す
定着器、及び排紙ユニットの構成を示す図である。図7
は転写紙が反転部に引き込まれている図、図8は反転給
紙ローラが逆回転して転写紙がスイッチバック給紙され
て反転排紙第2フラッパーを介して第2外排紙ローラに
給紙されている図である。
【0020】第1の実施例と構成が違っているのは、反
転排紙第1フラッパー28の下方に反転排紙第2フラッ
パー31、反転排紙第2ガイド32、反転給紙ローラ1
2の反転時と同じ搬送速度て定常回転している外排紙第
2ローラ33、及び外排紙第2ローラ33に挟持力を付
与する突き当てコロ9が追加されているところである。
尚、外排紙ローラに続くトレイは省略している。
【0021】まず、紙づまり処理する場合で反転排紙で
有効紙を排出する場合及び、2つのトレイを簡易2連ソ
ータとして使用し、1部目を反転排紙する場合は、反転
排紙第2フラッパーは図7に示したように、紙ガイド2
6の内側に位置し、転写紙Pの排出動作は第1の実施例
で述べたように動作し、外排紙第1ローラ13によって
機外に排出される。
【0022】ついで、無効紙を排出する場合及び、2部
目を反転排紙する場合は、転写紙Pは図7に示したよう
に反転部に引き込まれ、転写紙Pの後端が紙センサー1
7を通過したのをフォトセンサー20により検知する事
により転写紙P後端が反転排紙第2フラッパー31を抜
けた事を予想し、その時反転給紙ローラ12を逆回転さ
せると同時に反転排紙第2フラッパー31は揺動し図8
に示したようになり、転写紙Pを反転排紙第2フラッパ
ー31、反転排紙ガイド32を介して外排紙第2ローラ
へとスイッチバック給紙される。この時、反転給紙ロー
ラ12、外排紙第2ローラ33の回転数は正転時よりも
α%増速されており次の転写紙Pが近づいてくる前に機
外に反転排紙される。
【0023】以上の動作により転写紙Pはそれぞれ仕分
けされてトレイ上に排出される。よってユーザーが紙づ
まり処理を行う場合は、第2トレイ上に排出された転写
紙Pを処理すればよく、処理が簡単である。また、ソー
ターユニットを付加する事なく2連ソーターとして使用
する事ができる。
【0024】上記実施例では、反転排紙フラッパーが2
つの場合について述べたが、3つの場合も同様であり3
連ソーターとして利用できる事は明白である。
【0025】図9において、詳細に説明すれば、40、
41は各々トレイ、42は両面再給紙ユニットの中間ト
レー、43は同じく再給送ローラ、44は同じくガイ
ド、50は同じくストッパーである。そのほか、45は
ガイドで、カセットから給送されたシートをレジストロ
ーラ46に案内する。47は感光ドラム、48は転写電
極、49はガイドである。
【0026】図9において、片面がコピーされたシート
は、1点鎖線状態にある中間トレイ42、42a上に積
載され、先端をストッパ50で抑止される。所定枚数の
シートが積載されると、中間トレイ42の先端部42a
が上昇してシートをローラ43に押圧する。再給紙信号
によりローラ43が回転するとシートを1枚ずつ分離し
て再給送する。
【0027】以上説明したように、本発明の実施例によ
れば、両面反転ユニット部の両面反転部以前の反転フラ
ッパーと両面反転フラッパーの間の転写紙経路ガイド途
中に、一方向には通過可能で、逆方向には同じ転写紙経
路は通過不可能となり別の経路を通させるような反転排
紙第1フラッパーを設け、転写紙の後端が前記反転排紙
第1フラッパーを抜けた直後、反転給紙ローラを正転時
よりも速く逆回転させ転写紙をスイッチバック給紙し、
反転排紙第1フラッパー及び反転排紙第1フラッパーに
続く反転排紙ガイド部途中に配置された紙センサーで転
写紙を検知した後、反転給紙ローラの駆動力を電磁クラ
ッチをOFFする事により負荷を与える事なく遮断する
事ができ、それ以降は反転排紙ローラの搬送力のみで転
写紙を給紙し、反転排紙ガイドを通って最終段排紙部へ
と転写紙を給紙し第1の外排紙ローラにより機外に排出
するよう構成したことにより、紙間の距離を大きくする
事無しに生産性を維持しつつ反転排紙を行える事がで
き、また、紙づまり処理をする時は、有効紙と判断され
た紙は片面排紙の場合は通常の片面紙パスを通して排出
し、反転排紙の場合は上記例のように反転排紙第1フラ
ッパーを介して反転排紙する。ついで、無効紙は、転写
紙を機外に排出する第2の外排紙ローラへ転写紙をガイ
ドする反転排紙第1フラッパーの下方に配置された反転
排紙第2フラッパーにより同様に機外に反転排紙され
る。
【0028】また、上記例で、反転排紙を行う場合1部
目を反転排紙第1フラッパーによって反転排紙し、2部
目を反転排紙第2フラッパーによって反転排紙すれば2
つのトレイを簡易2連ソーターのように利用する事もで
きる。
【0029】よって反転排紙部ユニット、紙づまり処理
紙パス構成、ソーターユニットを別に構成する必要がな
い事から装置をコンパクトに構成し、また、両面反転ユ
ニット構成部品に対し最少の構成部品を追加するだけで
コストを上げることもなく両面反転ユニット部に於いて
転写紙の表面、裏面を反転させ最終段排紙部へ送り、機
外へと排出(反転排紙)させる事、紙づまり処理の為に
有効紙と無効紙を仕分けして排出する事及び、複数のト
レイを簡易ソーターとして利用することができた。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る反転パスを備える画像形成
装置は上述の通り構成であるので、種々の状態でシート
を排出させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の転写紙が反転部に引き込まれて
いる様子を示す図。
【図2】第1の実施例の反転給紙ローラが逆回転して転
写紙がスイッチバック給紙され反転排紙フラッパーを介
して反転排紙部に給紙されている様子を示す図。
【図3】第1の実施例の反転給紙ローラの駆動が遮断さ
れ転写紙が反転排紙ローラによって搬送されている様子
を示す図。
【図4】第1の実施例の転写紙が両面再給紙ユニットへ
給紙されている様子を示す図。
【図5】第2の実施例の転写紙が反転部に引き込まれて
いる様子を示す図。
【図6】第2の実施例の反転給紙ローラが逆回転して転
写紙がスイッチバック給紙され反転排紙フラッパーを介
して反転排紙部に給紙されている様子を示す図。
【図7】第3の実施例の転写紙が反転部に引き込まれて
いる様子を示す図。
【図8】反転給紙ローラが逆回転して転写紙がスイッチ
バック給紙され反転排紙第2フラッパーを介して第2外
排紙ローラに給紙されている図。
【図9】画像形成装置の全体を示す図。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 17、19 紙センサー 18 紙センサーを兼用する両面反転フラッパー 11 反転排紙ローラ 12 反転給紙ローラ 13 外排紙ローラ 26、27 反転排紙紙ガイド 28 反転排紙フラッパー 29 反転排紙第2ローラ 30 外排紙ローラ 31 反転排紙第2フラッパー 32 反転排紙第2紙ガイド 33 外排紙第2ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部と、 画像形成後のシートを排出トレイへ導く排出パスと、 上記排出パスと分岐しているシート反転パスと、 上記シート反転パスとスイッチバック形式で分岐してい
    るシート再給送パスと、 上記シート再給送パスにより導かれるシートを上記画像
    形成部へ送る両面再給紙ユニットと、 上記シート反転パスとスイッチバック形式で分岐してい
    てシートを上記排出パスへ導く反転排出パスと、 上記シート反転パスに設けられていて、正逆回転し、逆
    転によるシート送り速度が、上記反転排出パス中におけ
    るシート送り速度よりも速い搬送手段と、を有する、反
    転パスを備える画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成部と、 画像形成後のシートを第1の排出トレイへ導く排出パス
    と、 上記排出パスと分岐しているシート反転パスと、 上記シート反転パスとスイッチバック形式で分岐してい
    るシート再給送パスと、 上記シート再給送パスにより導かれるシートを上記画像
    形成部へ送る両面再給紙ユニットと、 上記シート反転パスとスイッチバック形式で分岐してい
    てシートを上記排出パスへ導く反転排出パスと、 上記反転排出パスの中途で分岐していてシートを第2の
    排出トレイへ導く排出パスと、を有する、反転パスを備
    える画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成部と、 画像形成後のシートを第1の排出トレイへ導く排出パス
    と、 上記排出パスと分岐しているシート反転パスと、 上記シート反転パスとスイッチバック形式で分岐してい
    てシートを上記排出パスへ導く反転排出パスと、 上記反転排出パスの中途で分岐していてシートを第2の
    排出トレイへ導く排出パスと、を有する、反転パスを備
    える画像形成装置。
JP3193184A 1991-08-01 1991-08-01 反転パスを備える画像形成装置 Pending JPH0535018A (ja)

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JP3193184A JPH0535018A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 反転パスを備える画像形成装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0859289A2 (en) * 1997-02-14 1998-08-19 Fujitsu Limited A sheet stacker for preventing missing pages and a printer using the sheet stacker
JP2008139407A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2008304751A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Canon Inc 画像形成装置
JP2009203073A (ja) * 2008-01-28 2009-09-10 Ricoh Co Ltd 反転両面ユニット及び画像形成装置
CN112573253A (zh) * 2019-09-30 2021-03-30 理想科学工业株式会社 印刷介质翻转装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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