JPH02225257A - カール除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形
成装置に係わり、詳しくは画像形成済シートをシート端
部な所定距離ずつずらして中間トレイに積載する画像形
成装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、画像形成済のシートを、シート端部を所定距離ず
つずらして中間トレイに積載する画像形成装置（以下複
写機）が知られており、第６図はこの種の複写機１ａを
示している。複写機１ａは、機体２に着脱自在に装着さ
れたカセット３及び原稿を積載するプラテン２ａを備え
ており、上記カセット３はこれに収納されているシート
Ｓを給紙する給紙ローラ５を有している。

上記給紙ローラ５の下流にはレジストローラ対６か、さ
らにその下流には複写部７がそれぞれ配設されている。

複写部７の下流方向には、加熱口−ラ対を有する定着器
９、フラッパ１０、搬送ローラ対１１及びフラッパ１２
等がそれぞれ配設されており、このフラッパ１２の下流
にはシートＳを機体２外に排出する排紙ローラ１３等が
それぞれ配設されている。上記フラッパ１２に分岐され
てシートＳの表裏を反転する反転経路１５が配設されて
おり、この反転経路１５には反転ローラ対１６が配設さ
れている。

一方、前記フラッパ１０に分岐されて再搬送経路１７か
配設されており、この再搬送経路１７には、中間トレイ
１９、搬送ローラ対２０、搬送ベルト２１、シート端セ
ンサ２２及び再給紙ローラ対２３がそれぞれ配設されて
いる。前記複写部７は感光トラム２５を有していて、そ
の周囲には、−成帯電器２６、現像器２７、転写帯電器
２９及びクリーナ３０か配設されている。

いま、複写機１ａにおいて片面複写でフェースアップモ
ードによる複写を行なう場合、不図示のスタートキーが
押されると、給紙ローラ５が回転してシートＳをカセッ
ト３から給送する。このシートｓは、レジストローラ対
６により複写部７の感光ドラム２５の画像と同期して搬
送され、転写帯電器２９により前記画像が画像が転写さ
れる。

次に上記シートＳは、定着器９により画像を転写され、
フラッパ１０により搬送ローラ対１１へ案内される。こ
の搬送ローラ対１１により搬送されたシートＳは、フラ
ッパ１２により排紙ローラ１３へ案内されて機体２外へ
排出される。

また、片面複写でフェースダウンモードで複写を行なう
場合には、前述作用と同様にして画像を転写されたシー
トＳは、フラッパ１２により反転経路１５へ案内され、
この反転経路１５により表裏を反転た後、排紙ローラ１
３により機体２外に排出される。

次に、両面複写でシートＳの第１面を下向きにしてシー
トＳを機体２外に排出させる場合、前述作用と同様の作
用により第１面に画像が転写されたシートＳは、フラッ
パ１０により再搬送経路１７へ搬送されて、中間トレイ
１９上に積載される。上記シートＳは、低速度又は所定
時間たけ回転する搬送ローラ対２０により搬送ベルト２
１へ搬送される。同様の動作の反復により、シートＳは
先端を所定距離ずつずらして搬送ベルト２１上へ順次積
載され、最先のシートＳが再給紙ローラ２３に達したと
き、又はシートＳの先端がシート端センサ２２により検
知されてから所定時間後に起動する再給紙ローラ２３に
より、レジストローラ対６へ再給紙される再給紙される
。

再給紙された上記シートＳは、前述と同様の作用により
第２面に画像か形成され、第１面を下向きにして排紙ロ
ーラ１３により機体２外へ排出される。以下、同様にし
て、所定距離ずつ回転する搬送ベルト２１により、シー
トＳは再給紙ローラ２３へ搬送されてから再給紙され、
前述と同様にして第２面に画像が形成されて、第１面を
下向きにして機体２外に排出される。

一方、両面複写でシートＳの第１面を上向きにしてシー
トＳを排出する場合、前述同様の作用により第１面及び
第２面に画像を複写されたシートＳは、フラッパ１２に
より反転経路１５へ案内され、反転経路１５において表
裏を反転されて第１面を上向きにした状態で排紙ローラ
１３により機体２外に排出される。

（ハ）発明が解決しようとする課題 上述した複写機１ａでは、定着器９により画像を定着さ
れたシートＳは、定着ローラによる加圧作用によりシー
トＳ自体にカールが発生する。このカールしたシートＳ
が第１面コピーである場合には、機体２の排出口から排
出されたシートＳが、複写機１ａに接続されているシー
ト後処理装置（例えばソータ、フィニッシャ等）に搬送
される途中でガイド板等に引っ掛かってジャムを生じた
り、あるいはジャムを生じないまでもガイド板への偏位
こすりにより斜行を起こして、後処理装置でのシート積
載不良となる虞れがある。

また、両面・多重用バスを構成している再搬送経路１７
、中間トレイ１９、搬送ベルト２１等へ搬送された第１
面コピー済のシートＳは、上記トラブル（ジャム及び斜
行等）の他に、第２面コピー時において前記カールによ
りシートＳ上の画素が抜ける現象（以下転写抜けという
）や、第２面転写後のシートＳが感光ドラム２５から剥
離されずにクリーナ３０の方へ突っ込んでジャムる減少
（分離不良現象）等を引き起こす。これらの不良現象は
、装置の機能停止を生じると共に使用者に不快感を起こ
したり装置の信頼性の著しい低下等を招くことになる。

このようなシートＳのカールは、上述の定着後のシート
Ｓのみに生ずるものではなく、装置の設置場所の環境及
びカセット３でのシートＳの積載状態によっても引き起
こされるものであって、シートＳを取り扱う種々の装置
では、甚だ厄介な現象となっている。

このようなシートＳのカール防止あるいは除去手段とし
て、例えば一方が弾性体で他方が剛体からなるローラ対
をシートパス上に適宜の位置に配設し、カールしたシー
トＳを上記ローラ対間に通過させてカールを除去するも
のが知られている。

しかしながら、上記のような従来のカール除去手段では
、シートＳを上記ローラ対間に一度通過させるものであ
るから、シートＳのカール除去には僅かばかりの効果し
か得られず、前述したカールによるトラブルを解消する
には至ってないのが現状である。

そこで、本発明は、両面・多重複写及び反転経路を有す
る画像形成装置において、この画像形成装置に元来具備
されている正逆回転を行うローラ対に、カール除去機能
を付与させることにより、カールしたシートのカール除
去作用を確実に行い得るようにしたカール除去装置を提
供することを目的とするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は上述事情に鑑みなされたものであって、例えば
第１図及び第２図を参照して示すと、画像形成済のシー
ト（Ｓ）を両面又は多重画像形成すべく画像形成手段（
７）へ再搬送する再搬送経路（４１）と、該再搬送経路
（４１）中に配設された中間トレイ（１９）と、該中間
トレイ（１９）に積載されるシート（Ｓ）の先端を所定
距離ずつずらして最下位のシート（Ｓ）を最先にして挟
持する第１の搬送手段（４５）と、前記画像形成済のシ
ート（Ｓ）を画像面が形成されている第１面を上にして
前記中間トレイ（１９）に搬送する第２の搬送手段と、
を備え、かつ機体（２）のシート排出部に原稿搬送装置
又はシート後処理装置（３２）を接続し得る画像形成装
置（１）において、前記第１の搬送手段（４５）及び／
又は第２の搬送手段（４０）は、正逆回転自在の第１の
搬送部材（４５ａ及び／又は４０ａ）とこれに圧接して
正逆回転する第２の搬送部材（４５及び／又は４０ｂ）
とを具備し、かつ、前記第１の搬送部材（４５ａ、４０
ａ）が剛体であって第２の搬送部材（４５ｂ、４０ｂ）
が硬度３０°以下の弾性体から構成されていることを特
徴とする。

（ネ）作用 以上構成に基づき、画像形成済のカールしたシートＳが
多重複写される場合には、シートＳは再搬送経路４１か
ら中間トレイ１９に搬送され、第１の搬送手段４５の正
逆回転により複数回カール除去される。また、カールし
たシートＳが両面複写される場合には、シートＳは第２
の搬送手段（４０）の正逆回転により複数回カール除去
された後、中間トレイ１９へ搬送される。

なお、上述（）内の符合は、参照のために示すものであ
って、本発明の構成を同等限定するものではない。

（へ）実施例 以下、図面に基づいて本発明の位置実施例を説明する。

な３、第６図に示すものと同しものは、同一符合で示し
てその説明は省略する。

第１図において、複写機１には原稿搬送装置３１及びソ
ータ（シート後処理装置）３２が付設されている。上記
原稿搬送装置３１は、原稿Ｍを積載する原稿トレイ３３
を有し、上記ソータ３２はシートＳを収納する多数のビ
ン３５を備えている。

機体２内の定着器９の下流には、搬送ローラ対３６、シ
ートセンサ３７及びフラッパ３９等が順次配設されてお
り、さらに上記フラッパ３９の下流には、正逆方向に回
転し得る反転ローラ４０（第２の搬送手段）が配設され
ている。上記反転ローラ４０は、第２図に示すように矢
印方向に回転するローラ（第１の搬送部材）４０ａと、
これに圧接して矢印方向に回転するローラ（第２の搬送
部材）とからなっている、上記フラッパ３９に分岐され
て再搬送経路４１が配設されており、この再搬送経路４
１には、搬送ローラ対４２が配設されている。上記再搬
送経路４１には、フラッパ３９の下流側から搬送ローラ
対４２の上流側へ向く反転経路４３が連通している。

上記再搬送経路４１の下流側に配設された前述の中間ト
レイ１９には、不図示のステップモータにより正逆方向
に回転し得るステップローラ対（第１の搬送手段）４５
が配設されている。このステップローラ対４５は、第２
図に示すように矢印方向に回転するローラ（第１の搬送
部材）４５ａと、これに圧接して矢印方向に回転するロ
ーラ（第２の搬送部材）４５ｂとからなり、かつ上記一
方のローラ４５ａは剛体であって、他方のローラ４５ｂ
は硬度が略３０°以下の弾性体から構成されている０両
ローラ４５ａ、４５ｂのニップ部には、ローラ４５ｂの
周面が凹状をなすように変形しており、上向きに凸状を
なしてカールしているシートＳがローラ４５ａ、４５ｂ
間に通過されると、出てきたシートＳは上記カールが除
去される作用を受ける。このシートＳを逆方向に移動さ
せて再び上記ローラ４５ａ、４５ｂ間に通過させると上
記カールは更に除去されていく。

更に、複写機１は制御部４７を有している。この制御部
４７には、機体２の上部に配設された光反射式の識別セ
ンサ４９の信号が入力されており、この識別センサ４９
は、前記原稿搬送装置３１の原稿トレイ３３に積載され
る原稿Ｍがフェースアップかフェースダウンかを識別す
るものである。上記制御部４７には、機体２上部に配設
された光反射式の識別センサ５０の信号が入力されてお
り、この識別センサ５０は、原稿トレイ３３から給送さ
れる原稿Ｍが上絵紙か下絵紙かを検知するものである。

更に、制御部４７には、前記ソータ３２ヘシートＳをフ
ェースアップで排出するかフェースダウンで排出するか
を識別する光反射式の識別センサ５１からの信号が入力
されるようになっており、また制御部４７の出力部には
、前記ステップローラ対４５のステップモータ（図示路
）が接続されている。

次に、上述の様に構成されている装置の作用について説
明する。給紙ローラ５が回転を開始することにより、カ
セット３からシートＳが給送され、このシートＳはレジ
ストローラ対６により複写部７の感光ドラム２５の画像
と同期して搬送され、転写帯電器２９により感光ドラム
２５上の画像が転写される。更に、上記シートＳは、定
着器９により画像を定着され、フラッパ１０により搬送
ローラ対３６へ案内される。このシートＳは、搬送ロー
ラ対３６によりフラッパ３９へ搬送され、このフラッパ
３９により排紙ローラ１３へ案内されて、排紙ローラ１
３により機体２外へと排出されてソータ３２のビン３５
上へ画像面を上向きにした状態で収納される。同様の作
用により、シートＳは、ビン３５上へ画像面を上向きに
し、かつ上から若いページ順に順次積載される。

また、両面複写を行なう場合には、前述と同様の作用に
より画像を転写されたシートＳは、フラッパ３９により
反転リーラ４０（第２の搬送手段）へ案内され、第１図
においてＡ方向に回転する反転ローラ４０に挟持されて
排紙ローラ１３へ向けて搬送される。そして、シートＳ
の後端がフラッパ３９を通過したことを図示しないセン
サが検知すると、この積載からの信号を受信する制御部
４７は、反転ローラ４０をＢ方向に反転させてシートＳ
を反転経路４３へ搬送する。

それから、シートＳは搬送ローラ対４２に挟持されてス
テップローラ対４５へ搬送され、第３図においてＤ方向
に回転するステップローラ対４５の一方のローラ（第１
の搬送部材）４５ａと他方のローラ（第２の搬送部材）
４５ｂとに挟持されて、シート後端が搬送ローラ対４２
を通過して中間トレイ１９に落下するのに充分な所定距
離（Ｅ）だけ搬送される。その後、ステップローラ対４
５は、Ｃ方向に所定ステップ数だけ回転し、これにより
シートＳは第３図に示すように先端をステップローラ対
４５のニップから所定距離（ρ）だけ突き出した状態と
なる。同様の作用により、先端を所定距離（Ｉ２）ずつ
ずらして所望枚数のシートＳが第４図に示すようにステ
ップローラ対４５により重畳して挟持される。

上述のように、シートＳがステップローラ対４５の両ロ
ーラ４５ａ、４５ｂの正逆回転によりそのニップ間を反
復して通過することにより、シートＳに形成されている
カールは確実に上記される。

次に、シートＳを中間トレイ１９から再給紙する場合を
、第５図のフローチャートに沿って説明する。

プラテン２ａに載置されている原稿Ｍは、原稿トレイ３
３に載置されている原稿Ｍの最上部へ排出され、この原
稿トレイ３３に積載されている原稿Ｍのうち最下位すな
わち最終ページより１ページ若い原稿Ｍが原稿搬送装置
３１によりプラテン２ａへ搬送されて載置される。そし
て、制御部４７は、ステップローラ対４５を第４図にお
いて正転すなわちＣ方向へ回転して、シートＳを再給紙
ローラ２３へ向けて搬送する（Ｓｌ）。上記シートＳの
先端がシート端センサ２２に検知され（Ｓ２）、所定時
間（ΔＴ１）経過後すなわちシートＳの先端が再給紙ロ
ーラ２３に噛み込まれるのに充分な時間経過後、ステッ
プローラ対４５は停止する（Ｓ３）。

なお、ステップローラ対４５の各ローラ４５ａ、４５ｂ
の直径を同径のｄとし、その回転速度をＲ、シートＳの
長さをし、ステップローラ対４５から再給紙ローラ２３
までの距離をＦ、シート端センサ２２の検知位置から再
給紙ローラ２３までの距離をＧとすると１ 、Ｔ、＝Ｌ−（Ｆ−Ｇ） π◆ｄφＲ と表わされる。

更に、シートＳは再給紙ローラ２３によりレジストロー
ラ対６へ再給紙され、前述と同様の作用により白紙面に
原稿Ｍの画像を複写されてソータ３２のビン３５へ最終
ページ面を下向きに収納される。その後、制御部４７は
、シート端センサ２２がＯＮか否かを判断しくＳ４）、
ＯＮ状態であると判断した場合に、ステップローラ対４
５を逆転すなわちＤ方向へ回転しくＳＳ）、シート端セ
ンサ２２がＯＦＦすると（Ｓ６）、ステップローラ対４
５を停止し、前述（Ｓｌ）以後の作用を行なう。なお、
前述（Ｓｌ）から（Ｓ７）までの作用は、２枚目以降の
シートＳでは１枚先のシートＳの２回目の複写動作中に
実施され、２回目の複写処理時間を短縮している。

このようにして、両面・多重複写用の正逆回転を行なう
ステップローラ対４５の両ローラ４５ａ（第１の搬送部
材）、ローラ（第２の搬送部材）４５ｂ間に、画像形成
済のカールしているシートＳを複数回通過させることに
より、従来カール除去用のローラ間を１回だけ通過させ
てカール除去を行なっていた方法に比べて、カール除去
作用がより確実に行なわれる。

なお、上記実施例では、中間トレイ１９側のステップロ
ーラ対４５にカール除去の機能を付与させた場合につい
て述べたか５シートＳをカール除去機能を第１図におけ
る正逆回転する反転ローラ４０に付与することもでき、
反転ローラ４０の各ローラ４０ａ、４０ｂは、前記ステ
ップローラ対４５と同様に一方ローラ４０ａが剛体から
、他方のローラ４０ｂが弾性体からそれぞれ構成される
。この反転ローラ４０により、シートＳは反転ローラ４
０間を２回挟持させて搬送させてカール除去を行なうこ
とができる。さらに、第１面のみのコピー終了後にシー
トＳを排出させる際にも、シートＳは従来と同様のカー
ル除去効果を期待することができる。

また、上記実施例では、カール除去を行なう第１の搬送
手段としてのステップローラ対４５が、両ローラ（第１
及び第２の搬送部材）４５ａ、４５ｂ対からなる場合に
ついて述べたが、上記第１の搬送部材及び第２の搬送部
材としては、剛体と弾性体との組み合わせにより、ニッ
プ部が上向きあるいは下向きに変形されているものであ
るならば、ベルトとローラ又はベルトとベルトとの組み
合わせにより構成することができる。さらに、カール除
去を行なう搬送手段の一方の弾性体を、硬度３０°以下
の材質を使用したが、この弾性体の正逆回転の動作回数
を増加させることにより、上記材質硬度はより高いもの
であっても、同様のカール除去作用を期待できる。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、正逆回転する搬送
手段（ステップローラ対４５及び／又は反転ローラ４０
）の一方の搬送部材（４５ａ及び／又は４０ａを剛体で
、他方の搬送部材（４５ｂ及び／又は４０ｂ）を弾性体
でそれぞれ構成して、カールしたシート（Ｓ）を上記搬
送手段（４５及び／又は４０）により複数回カール除去
作用を行なうことかできるので、シート（Ｓ）を従来の
カール除去ローラに１回だけ通過させていたカール除去
作用に比べてシート（Ｓ）のカール除去効果を著しく高
めることかできる。

また、本発明によれば、両面・多重を行なう画像形成装
置に搭載されている第１の搬送手段（ステップローラ対
４５）及び／又は第２の搬送手段（反転ローラ４０）に
カール除去機能を兼用させたので、特別のカール除去装
置を配設する必要がなくて、省スペースされた信頼性の
高いカール除去装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されている画像形成装置５図は前
記画像形成装置の作用を示すフローチャート、第６図は
従来の画像形成装置の一例を示す縦断側面図である。 １・・・画像形成装置（複写機） Ｓ・・・シート　　　１９・・・中間トレイ３２・・・
シート後処理装置（ソータ）４０・・・第２の搬送手段
（反転ローラ４０）２・・・機体、 ４１・・・再搬送経路 （ステップローラ対） 送部材（剛体ローラ） 送部材（弾性体ローラ〉 ４５・・・第１の搬送手段 ４５ａ・・・第１の搬 ４５ｂ・・・第２の搬 出Ｉ１１人　　キャノン株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、画像形成済のシートを両面又は多重画像形成すべく
   画像形成手段へ再搬送する再搬送経路と、該再搬送経路
   中に配設された中間トレイと、該中間トレイに積載され
   るシートの先端を所定距離ずつずらして最下位のシート
   を最先にして挟持する第１の搬送手段と、前記画像形成
   済のシートを画像面が形成されている第１面を上にして
   前記中間トレイに搬送する第２の搬送手段と、を備え、
   かつ機体シート排出部に原稿搬送装置及びシート後処理
   装置を接続し得る画像形成装置において、 前記第１の搬送手段及び／又は第２の搬送 手段は、正逆回転自在の第１の搬送部材とこれに圧接し
   て正逆回転する第２の搬送部材とを具備し、かつ、前記
   第１の搬送部材が剛体であって第２の搬送部材が硬度３
   ０°以下の弾性体から構成されていることを特徴とする
   カール除去装置。