JPH0258623B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、複写装置、レーザビームプリンタ等
の画像形成装置に係り、詳しくは同一の転写シー
トに多重画像形成または両面画像形成を行い得る
ように構成された画像形成装置に関する。

(ロ) 従来の技術 近時、複写装置等の画像形成装置（以下、複写
装置という）として、第５図に示すような装置が
本出願人によつて案出されている。該複写装置１
は、複写部（画像形成部）２を内蔵する複写装置
本体３を有しており、該装置本体３は原稿載置台
５、光源６、レンズ系７、２個のカセツト９ａ，
９ｂ等を備えており、かつ装置本体３の略中心部
に円筒状の感光体１０等から成る上記複写部２が
配設されている。そして、上記感光体１０の周辺
近傍には、それぞれ異なる色のトナーを内蔵した
２個の現像器１１ａ，１１ｂ、クリーナ１２及び
一次帯電器１３、そして搬送ローラ１７ａ，１７
ｂ，１７ｃを有する搬送装置１７の先端部分に設
置されている転写用帯電器１５及び分離帯電器１
６が配設されている。また、カセツト９ａ，９ｂ
部分には給紙ローラ１９ａ，１９ｂが配設され、
それぞれ搬送ローラ対２０ａ，２０ｂ、経路２１
ａ，２１ｂを介して転写シートＳがレジストロー
ラ対２２に案内されるようになつていると共に、
装置本体３の下方に配設されたシート搬送部２３
を介して多重複写または両面複写される転写シー
トが上記レジストローラ対２２に案内されるよう
になつている。また、上記搬送装置１７の後端部
分には定着器（定着部）２５が配設されており、
更に、該定着器２５の後側には第１の排出ローラ
対２６が転写シートを通常第２の排出ローラ対２
７を介して機外のトレイ等に排出すべく配設され
ている。そして、上記第１の排出ローラ対２６と
第２の排出ローラ対２７との間には第６図に詳示
するようにソレノイド２８によつて揺動されるフ
ラツパ２９および補助フラツパ３０が配設されて
いて、通常第１の排出ローラ２６から排出された
転写シートは実線位置のフラツパ２９の上側に沿
つて搬送され、その搬送力で補助フラツパ３０を
矢印方向に揺動させそれに基づいて検知アーム３
１によりセンサ３２を作動させ転写シートの通過
を検知しつつ、正転する第２の排出ローラ対２７
によつて機外に排出されるようになつている。ま
た、両面複写に際しては、転写シートは途中まで
は上記通常時と同様に第２の排出ローラ対２７の
正転によつて部分的に機外に排出されるが、転写
シートの後端が上記補助フラツパ３０を離れた時
点で上記検知アーム３１およびセンサ３２の作動
により第２の排出ローラ対２７が逆転作動され、
転写シートはそれにより第５図において補助フラ
ツパ３０およびフラツパ２９の左側部にガイドさ
れて経路３３へと導入されるようになつている。
従つて、両面複写時、上記第２の排出ローラ対２
７、フラッパ２９、補助フラツパ３０、検知アー
ム３１、センサ３２そして経路３３によつて転写
シートが再給送されるようになつている。更にま
た、シートの同一面に画像を重ねて複写する多重
複写に際しては、フラツパ２９がソレノイド２８
の付勢により第５図で点線で示され第６図で一点
鎖線で示される位置に切換えられ、第１の排出ロ
ーラ対２６から排出された転写シートは第５図に
おいてフラツパ２９の右側部のガイド作用により
経路３３へ導入されるようになつている。従つ
て、多重複写時、上記第１の排出ローラ対２６、
フラツパ２９そして経路３３によつて転写シート
が再給送されるようになつている。そして、経路
３３へ導入された転写シートは、搬送ローラ対３
５，３６そして転写シートの横方向の一側端を基
準位置に揃える横レジスト手段３７を有するシー
ト搬送部２３を介して、前記レジストローラ対２
２に案内されるようになつている。

以上のように、上記複写装置１では、同一の転
写シートＳに多重複写または両面複写を行う際
に、画像形成部２および定着部２５を経て搬出さ
れてきた転写済シートを、フラツパ２９等による
シート再給送手段およびシート搬送部２３を介し
て再び画像形成部２へと導入するようになつてい
る。

(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、上記複写装置１では、転写シート１
枚のみに多重複写等を行う場合には、極めて能率
的に複写作業を行い得るものの、複数の原稿を多
重複写した転写シートを複数枚作成するような場
合、あるいは両面複写を複数枚作成するような場
合には、一枚の複写物を作成するごとにいちいち
複数の原稿を原稿載置台５に載置し直さなければ
ならず、そのため極めて能率が悪くなるという欠
点があつた。そこで、上記欠点を解消すべく、上
記複写装置１のシート搬送路２３に中間トレイ装
置を付設し、原稿載置台５に載置された一つの原
稿に対応する同一の画像を形成した複数枚の転写
シートをシート再給送手段から一旦中間トレイ装
置のトレイ上へ全て集積した後に改めてシート搬
送部を介して画像形成部２へ導入するようにした
画像形成装置が開発されたが、このものでは、多
重複写等された同一内容の複写物即ち転写シート
を多数枚得るには非常に能率が向上するが、転写
シート一枚のみに多重複写等を行う場合にも転写
シートが同様に一旦中間トレイ装置を経由した後
に画像形成部２へと導入されるため、待ち時間が
長くなり、能率が低下するという不都合があつ
た。

そこで、本出願人は、特開昭58−111955号公報
に示すように、反転パス及び中間トレイの外に、
中間トレイとは別のシート搬送路を備え、複数枚
の両面コピーに際しては中間トレイを用い、１枚
の両面コピーに対しては別のシート搬送路を経由
する画像形成装置を案出した。

しかし、該画像形成装置は、片面コピー及び両
面コピーのみで、１枚の面に重ねてコピーする多
重コピーを行うことができない。更に、上記中間
トレイは、シートをその搬送方向先端を揃えるよ
うに収納し、かつ該シートの先端から順次再給送
するように構成されているので、中間トレイにシ
ートを収納するに際し、例えばB5のように短か
いサイズのシートは中間トレイの先端近くまで搬
送する必要があり、またB4のように長いサイズ
のシートに対しては中間トレイの先端から離れた
位置にて搬送すれば足り、各サイズに対して異な
る搬送路を必要とする等、構造が複雑で面倒にな
つてしまう。

(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的と
するものであつて、例えば第１図を参照して示す
と、同一のシートに複数回画像形成すべく、画像
形成部２を経て搬出されてきた画像形成済みシー
トを、再び画像形成部２へと導入するように構成
された画像形成装置３９において、 両面１枚コピー時、又は、多重１枚コピー時
に、該画像形成部を経て搬送されてきた一面コピ
ー済みシートを該画像形成部へ導くシート再搬送
手段２３と、 両面複数枚コピー時、又は、多重複数枚コピー
時に、該画像形成部を経て搬送されてきた一面コ
ピー済みシートを搬送方向端を揃えて積載して収
納するトレイ５３と、、この後端側を先端として
再び該画像形成部へ向かうべく１枚づつ給送する
給送手段５６，５７と、この給送されたシートを
該シート再搬送手段２３へ導く、上方へわん曲し
ている第２の反転搬送路５９と、を備えるシート
積載給送手段４０と、 シートを該シート再搬送手段２３又は該シート
積載給送手段４０へ導く位置に変位可能な第２の
シート搬送切換手段４３と、 該シート再搬送手段２３および該シート積載給
送手段４０よりも上流側に設けられていて、該両
面１枚コピー時、又は、該多重複数枚コピー時
に、該画像形成部２を経て搬送されてきた一面コ
ピー済みシートの表裏を反転させずに該第２のシ
ート搬送切換手段４３へ導くスイツチバツク搬送
路２７と、 該シート再搬送手段２３および該シート積載給
送手段４０よりも上流側に設けられていて、該多
重１枚コピー時、又は、該両面複数枚コピー時
に、該画像形成部を経て搬送されてきた一面コピ
ー済みシートの表裏を反転させて該第２のシート
搬送切換手段４３へ導く、下方へわん曲している
第１の反転搬送路３３と、 該スイツチバツツク搬送路２７又該第１の反転
搬送路３３へシートを導く位置に変位可能な第１
のシート搬送切換手段２９と、 を有することを特徴とする。

(ホ) 作用 上述構成に基づき、一面コピー済みシートを１
枚のみ多重コピーする場合、第１のシート搬送切
換手段２９を第１の反転搬送路３３側へ切換える
と共に第２のシート搬送切換手段４３をシート再
搬送手段２３側に切換える。この状態では、画像
形成部２にて一面にコピーされたシートは、第１
の反転搬送路３３及びシート再搬送手段２３を介
して再び画像形成部２に搬送され、該コピーされ
ているシート一面に重ねてコピーされる。

一面コピー済みシートを１枚のみ両面コピーす
る場合、第１のシート切換手段２９をスイツチバ
ツク搬送路２７側へ切換えると共に第２のシート
搬送切換手段４３をシート再搬送手段２３側に保
持する。この状態では、画像形成部２にて一面に
コピーされたシートは、スイツチバツク搬送路２
７、第１の反転搬送路３３及びシート再搬送手段
２３を介して再び画像形成部２に搬送され、シー
トの他面にコピーされる。

一面コピー済みシートを複数枚多重コピーする
場合、第１のシート切換手段２９をスイツチバツ
ク搬送路２７間に切換えると共に第２のシート搬
送切換手段４３をシート積載給送手段４０側に切
換える。この状態では、一面にコピーされたシー
トは、スイツチバツク搬送路２７、第１の反転搬
送路３３を介してトレイ５３に送られ、該トレイ
５３上にその搬送方向後端を揃えて複数枚収納さ
れる。その後、該トレイ５３上の複数枚のシート
は、後端側を先端として１枚づつ再給送され、第
２の反転搬送路５９及びシート再搬送手段２３を
介して再び画像形成部２に搬送されて、コピー済
みの面に重ねてコピーされる。

一面コピー済みシートを複数枚両面コピーする
場合、第１のシート搬送切換手段２９を第１の反
転搬送路３３側に切換えると共に第２の搬送切換
手段４３をシート積載給送手段４０側に保持す
る。この状態では、一面にコピーされたシート
は、第１の反転搬送路３３を介してトレイ５３に
送られ、トレイ上にその搬送方向後端を揃えて複
数枚収納される。その後同様に、該トレイ５３上
の複数枚のシートは、後端側を先端として１枚づ
つ再給送され、第２の反転搬送路５９及びシート
再搬送手段２３を介して再び画像形成部２に搬送
されて、シートの他面にコピーされる。

なお、上述カツコ内の符号は、理解を容易にす
るため図面と対照するものであるが、何等構成を
限定するものではない。

(ヘ) 実施例 以下、図面に沿つて、本発明を具体化した実施
例について説明する。

第１図は、前述した複写装置１の下部に中間ト
レイ装置４０を付設した型の複写装置３９を示す
概略構成図であるが、中間トレイ装置４０以外の
構成部分は先に第５図および第６図によつて説明
した複写装置１と略同一構造であるので、以下、
主として中間トレイ装置４０について説明を行
う。

中間トレイ装置４０は、前述した複写装置１の
装置本体３下部に適宜手段で固定し得るように構
成された装置本体４１を有しており、該装置本体
４１の内部上方には、フラツパ２９等からなるシ
ート再給送手段から、下方にわん曲して第１の反
転搬送路を構成する経路３３を経て搬送されてく
る転写シートを円滑に受け入れ得るように、中間
トレイ導入経路４２が設けられており、該導入経
路４２の上記経路３３に対向する入口部分に転写
シート切換手段４３が配設されるようになつてい
る。該転写シート切換手段４３は、第２図および
第３図に詳示するように、装置本体４１の前後側
板４５，４６間に回転自在に支持された軸４７上
に一体的に固着された複数のフラツパ部片４９，
４９…を有しており、同じく軸４７の一端部に固
設されたアーム部材５０をソレノイド５１で揺動
することにより、第１図および第３図に示すよう
に、経路３３から搬送されてきた転写シートをシ
ート搬送路２３へ導く実線で示す第１の切換位置
と、経路３３から搬送されてきた転写シートを中
間トレイ導入経路４２へ導く点線で示す第２の切
換位置とに、フラツパ部片４９，４９…を切換作
動するように構成されている。そして、上記中間
トレイ導入経路４２の出口部分には排出ローラ対
５２が設けられ、導入経路４２に導入されてきた
転写シートを確実に中間トレイ５３上に排出する
ようになつている。また、中間トレイ５３の上方
には、第２図に詳示されているように、側板４
５，４６に形成した長孔に折曲案内部５５により
上下方向移動自在に案内されている軸を図示外の
ソレノイドにより上下方向に移動し得るように配
置し、かつ該軸には中間トレイ５３上に集積され
た転写シートを中間トレイ５３から再給送するた
めのシート給送ローラ５６が配設されており、更
に、該シート給送ローラ５６によつて給送された
転写シートを確実にシート搬送路２３へ搬送、案
内するために搬送ローラ対５７および中間トレイ
導出経路５９が設けられている。

前記中間トレイ５３は、導入経路４２から導入
されるシートの後端が揃えられるようになつてお
り、かつ再給送時、該シートの後端側が先端とな
つて搬送ローラ対５７から、上方にわん曲して第
２の反転搬送路を構成する導出経路５９に導かれ
る。

本実施例のものは以上の構成からなるので、転
写シート一枚のみに多重複写を行う場合、第４図
に示すように、複写枚数セツトボタン６０により
複写枚数を１にセツトし、かつ多重複写モード選
択６１ボタンを押圧すると、複写装置３９に内蔵
されている制御装置６２により、ソレノイド２８
が励磁されてフラツパ２９が第１図で点線で示
し、第６図で一点鎖線で示す位置に切換えられ
る。また、この時ソレノイド５１は励磁されず、
転写シート切換手段４３のフラツパ部片４９、…
は第１図および第３図に実線で示す切換位置とな
る。この状態で複写開始ボタンを押圧操作する
と、カセツト９ａあるいは９ｂから供給された転
写シートＳは複写部２へと搬送され、該複写部２
においてトナー像が転写された後定着部２５を経
て排出ローラ対２６の搬送作用によりフラツパ２
９の右側を通り、経路３３、そして第１図で矢印
Ａで示すようにシート搬送部２３を経て、再び複
写部２へと導入される。

次に、転写シート一枚のみに両面複写を行う場
合、複写枚数セツトボタン６０によより複写枚数
を１にセツトし、両面複写モード選択ボタン６３
を押圧すると、この場合、ソレノイド２８および
ソレノイド５１は共に励磁されず、フラツパ２９
は第１図および第６図で実線で示す切換位置とな
り、また、フラツパ部片４９、…も第１図および
第３図にて実線で示す切換位置となる。従つて、
この状態で複写を開始すると、排出ローラ対２６
によつて排出された転写済シートはフラツパ２９
の上部を通過した後、センサ３２からの信号に基
づき排出ローラ２７、補助フラツパ３０等による
スイツチバツク搬送作用を受け、更に経路３３、
シート搬送路２３を経て再び複写部２へと導入さ
れる。

次で、複数枚の転写シートに同一画像内容の多
重複写を行う場合、複写枚数セツトボタン６０に
より複写枚数を所望複数枚にセツトし、多重複写
モード選択ボタン６１を押圧すると、この場合、
前記した一枚のみに多重複写する場合と相異し
て、ソレノイド２８は励磁されず、フラツパ２９
は第１図および第６図で実線で示す切換状態とな
り、またソレノイド５１が励磁されて転写シート
切換手段４３のフラツパ部片４９は第１図および
第３図に点線で示す切換位置となる。この状態で
複写を開始すると、転写済シートは一枚のみを両
面複写する場合と同様にフラツパ２９等のシート
再給送手段によるスイツチバツク搬送作用を受け
た後、経路３３、そして第１図で矢印Ｂで示すよ
うに中間トレイ導入経路４２を経て、中間トレイ
５３上に転写画像が上を向くように集積される。
そして、第１回目の複写が全て完了した時点で、
必要に応じて原稿載置台５に多重複写される他の
原稿を載置した後、再び複写を開始すると、今ま
で上方に待機していたシート給送ローラ５６が中
間トレイ５３の転写シート上に下降接触され、同
時にソレノイド５１が消勢されてフラツパ部片４
９が実線位置に復帰され、、シート給送ローラ５
６の回転により中間トレイ５３上の転写シートは
順次搬送ローラ５７、導出経路５９そしてシート
搬送部２３を経て再び複写部２へと導入される。

更に、複数の転写シートに両面複写を行う場
合、複写枚数セツトボタン６０により複写枚数を
所望複数枚にセツトし、両面複写モード選択ボタ
ン６３を押圧すると、この場合も一枚のみ両面複
写する場合と相異して、ソレノイド２８が励磁さ
れ、フラツパ２９は第１図で点線で示し、第６図
で一点鎖線で示した切換状態となる。以下、中間
トレイ５３上に転写シートが転写画像を下向きに
集積される以外は上述した複数枚多重複写と同様
に作動するので、説明を省略する。

(ト) 発明の効果 本発明に係る画像形成装置は、画像形成部を経
て搬送されてきたシートを該画像形成部へ導くシ
ート再搬送手段と、該画像形成部を経て搬送され
てきたシートを積載して収納し、再び該画像形成
部へ向かうべく給送するシート積載給送手段と、
シートを該シート再搬送手段又は該シート積載給
送手段へ導く位置に変位可能なシート搬送切換手
段と、を有するので、画像が形成されるシートの
枚数に応じて適当な搬送路を選択できる。その結
果、画像形成作業が迅速かつ能率的に行え、事務
能率の向上に大いに貢献し得る。

また、第１のシート搬送切換手段、第２のシー
ト搬送切換手段、スイツチバツク搬送路、第１の
反転搬送路及び第２の反転搬送路を有するので、
１枚の両面又は多重コピー時と複数枚の両面又は
多重コピー時と異なる搬送路を選択するものであ
りながら、両面コピーに限らず、多重コピーをも
行うことができる。

更に、シート積載給送手段のトレイは、一面コ
ピー済シートを搬送方向を後端を揃えて積載し、
かつ給送手段が、該後端側を先端として該トレイ
上のシートを１枚づつ給送するので、上記トレイ
にシートを導入するに際し、シートサイズに関係
なく１個のの導入経路で足り、構造が簡単になる
と共に信頼性を向上し得る。

更に、中間トレイのシート導入側に再給送手段
を設ければよいので、シートサイズが長くなつて
も中間トレイに収納できる。すなわち、シートサ
イズがきわめて長いものであつてもシート導入側
の反対側はシートが貫通できるような孔を形成し
ておくだけで良いためである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像形成装置の概略構成
図、第２図は中間トレイ装置の要部側面図、第３
図は転写シート切換手段を示す斜視図、第４図は
制御ブロツク図である。そして、第５図は本発明
のベースとなる画像形成装置の概略構成図、第６
図はそのシート再給送手段の要部を示す斜視図で
ある。 １，３９……画像形成装置（複写装置）、２…
…画像形成部（複写部）、２３……シート再搬送
手段（シート搬送路）、２７……スイツチバツク
搬送路（シート再給送手段）、２９……第１のシ
ート搬送切換手段（フラツパ）、３３……第１の
反転搬送路（経路）、４０……シート積載給送手
段（中間トレイ装置）、４３……第２のシート搬
送切換手段（転写シート切換手段）、５３……
（中間）トレイ、５６，５７……給送手段（シー
ト給送ローラ、搬送ローラ対）、５９……第２の
反転搬送路（中間トレイ導出経路）、Ｓ……転写
シート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 同一のシートに複数回画像形成すべく、画像
   形成部を経て搬出されてきた画像形成済みシート
   を、再び画像形成部へと導入するように構成され
   た画像形成装置において、 両面１枚コピー時、又は、多重１枚コピー時
   に、該画像形成部を経て搬送されてきた一面コピ
   ー済みシートを該画像形成部へ導くシート再搬送
   手段と、 両面複数枚コピー時、又は、多重複数枚コピー
   時に、該画像形成部を経て搬送されてきた一面コ
   ピー済みシートを搬送方向後端を揃えて積載して
   収納するトレイと、この後端側を先端として再び
   該画像形成部へ向かうべく１枚づつ給送する給送
   手段と、この給送されたシートを該シート再搬送
   手段へ導く、上方へわん曲している第２の反転搬
   送路と、を備えるシート積載給送手段と、 シートを該シート再搬送手段又は該シート積載
   給送手段へ導く位置に変位可能な第２のシート搬
   送切換手段と、 該シート再搬送手段および該シート積載給送手
   段よりも上流側に設けられていて、該両面１枚コ
   ピー時、又は、該多重複数枚コピー時に、該画像
   形成部を経て搬送されてきた一面コピー済みシー
   トの表裏を反転させずに該第２のシート搬送切換
   手段へ導くスイツチバツク搬送路と、 該シート再搬送手段および該シート積載給送手
   段よりも上流側に設けられていて、該多重１枚コ
   ピー時、又は、該両面複数枚コピー時に、該画像
   形成部を経て搬送されてきた一面コピー済みシー
   トの表裏を反転させて該第２のシート搬送切換手
   段へ導く、下方へわん曲している第１の反転搬送
   路と、 該スイツチバツク搬送路又該第１の反転搬送路
   へシートを導く位置に変位可能な第１のシート搬
   送切換手段と、 を有する画像形成装置。