JPH05346810A - プログラマブルコントローラの出力異常処理方式 - Google Patents

プログラマブルコントローラの出力異常処理方式

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JPH05346810A
JPH05346810A JP26235391A JP26235391A JPH05346810A JP H05346810 A JPH05346810 A JP H05346810A JP 26235391 A JP26235391 A JP 26235391A JP 26235391 A JP26235391 A JP 26235391A JP H05346810 A JPH05346810 A JP H05346810A
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JP
Japan
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output
transmission
module
abnormality
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP26235391A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Fukuda
力 福田
Ikuo Furuya
郁男 古谷
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シリアルまたはパラレル伝送方式を利用した
プログラマブルコントローラのリモートI/Oシステム
において、中央局(1)からリモートI/O局(2)に
伝送異常時の固定出力パターンを伝送する手段と、リモ
ートI/O局(2)の伝送モジュール(20)内に伝送
異常が発生している間、出力モジュールへ出力するため
の固定出力データパターンを保持する手段(28)と、
伝送異常時の出力処理選択の手段(24)とを備え、伝
送異常時に固定出力が選択されている場合に、リモート
I/O局(2)の伝送モジュール(20)内で伝送異常
を検出すると、予め設定された固定出力データを出力モ
ジュールに出力する。 【効果】 伝送異常時およびI/Oバスの出力動作異常
時において、各出力モジュール毎に希望する出力の状態
を任意に設定できるため、そのための特別な外付けの回
路が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルまたはパラレ
ル伝送を利用したプログラマブルコントローラのリモー
トI/O局または出力モジュールの出力異常処理方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5にリモートI/Oシステムの構成を
示す。リモートI/Oシステムは中央局1とリモートI
/O局2から構成され、リモートI/O伝送路3によっ
てネットワークが構成されている。中央局1は電源,C
PU,伝送モジュールから構成されている。またリモー
トI/O局2は電源,伝送モジュール20,アナログ入
力AI,アナログ出力AO,ディジタル入力DI,ディ
ジタル出力DO等から構成されている。以下、従来の技
術を図6,7,8,9を使用して説明する。図6はリモ
ートI/O局2の伝送モジュール20のソフトウエア構
成および入出力モジュールの構成を示し、送信処理プロ
グラム21、受信処理プログラム22、入力処理プログ
ラム23、出力処理プログラム24、送信バッファ2
5、受信バッファ26および入出力割付テーブル27か
らなる。図7は中央局1からデータを受信する受信バッ
ファ26の構成を示し、リモートI/O伝送局2の各伝
送モジュール20毎にディジタル出力DO、アナログ出
力AOからなる。図8は入出力割付テーブル27の構成
を示し、出力処理プログラム24および入力処理プログ
ラム23が必要とする各モジュール毎の入出力割付に関
する情報が含まれている。図9は従来の出力処理プログ
ラムのフローチャートを示す。出力処理プログラムは最
初に中央局からの出力データの受信完了を調べ、受信完
了なら、予め受信した入出力割付テーブルにしたがって
受信バッファの内容を出力する。出力完了後、入力動作
を実行するために入力処理プログラムを起動する。受信
完了でないなら、伝送異常を調べ、伝送異常で出力保持
が選択されてなければ出力オフとして、予め受信した入
出力割付テーブルにしたがって全ての出力をオフ状態に
すべく出力処理を実行する。伝送異常でない場合および
伝送異常でかつ出力保持が選択されている場合、伝送異
常の直前の状態を保持すべく特に処理は行わない。一
方、図10に従来のディジタル出力モジュールの回路を
示す。入出力装置はデータラッチ回路51、アドレスデ
コーダ回路52、出力動作監視タイマ回路53およびレ
ベル変換回路54から構成される。図10の回路では、
I/Oバスに出力された入出力アドレスはアドレスデコ
ーダ回路52により本モジュールに出力されたものであ
るかどうかを判定し、そうであればデータ書き込み信号
WRと判定出力の論理積をクロック信号としてデータバ
ス上の出力データをラッチ回路51に保持する。ラッチ
回路51の出力はレベル変換回路54により各種出力信
号レベルに変換して出力される。プログラマブルコント
ローラの動作が正常で一定周期で出力が実行されている
場合には、上記の動作を実行するが、プログラマブルコ
ントローラの動作が異常で一定周期で出力が実行されな
い場合には、出力監視タイマ53が働いてラッチ回路5
1の出力をクリアし、レベル変換回路54の出力はオフ
状態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6に示された従来技
術では、伝送異常時の処理として全出力保持と全出力オ
フしかなかったために、各出力毎に独立して伝送異常時
の状態を決めることができなかった。このため異常時に
あるディジタル出力はオフ状態にし、ある出力はオン状
態にするためには出力モジュールの外部の回路で対応す
るしかなかった。また図10に示された従来技術では、
I/Oバスの出力動作異常時の出力は、処理として全出
力オフしかなかったために、各出力毎に独立してプログ
ラマブルコントローラの出力異常時の状態を決めること
ができなかった。このため異常時にあるディジタル出力
はオフ状態にし、ある出力はオン状態にするためには出
力モジュールの外部の回路で対応するしかなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の第1の発明は、シリアルまたはパラレル伝送
方式を利用したプログラマブルコントローラのリモート
I/Oシステムにおいて、中央局からリモートI/O局
に伝送異常時の固定出力パターンを伝送する手段と、リ
モートI/O局の伝送モジュール内に伝送異常が発生し
ている間、出力モジュールへ出力するための固定出力デ
ータパターンを保持する手段と、伝送異常時の出力処理
選択の手段とを備え、伝送異常時に固定出力が選択され
ている場合に、予め設定された固定出力データを出力モ
ジュールに出力するものである。また本願の第2の発明
は、プログラマブルコントローラの入出力装置におい
て、I/Oバスの出力動作異常時、固定出力パターンを
発生させる手段と、出力異常時の出力動作選択の手段と
を備え、出力異常時に固定出力が選択されている場合
に、予め設定された固定出力データを出力モジュールに
出力するものである。
【0005】
【作用】本願の第1の発明では、異常が発生する前に予
め中央局からリモートI/O局に伝送異常時の固定出力
データを伝送しておき、リモートI/O局の伝送モジュ
ール内で伝送異常を検出すると、伝送異常時の出力処理
選択が固定出力に選択されておれば固定出力データを出
力モジュールに出力する。本願の第2の発明では、出力
モジュールの内部に固定出力パターン設定回路を内蔵さ
せ、出力動作監視タイマが出力動作異常を検出すると、
異常時の出力選択が固定出力に選択されておれば固定出
力パターンを出力する。これにより、伝送異常時におい
て外部に異常時の保持回路を組むことなく任意の出力状
態を作ることが可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を図1,図2,
図3を参照して説明する。図1は本願の第1の発明に係
るリモートI/O局のソフトウエア構成および入出力モ
ジュールを示し、図6に示した従来の構成にくらべて伝
送異常時固定出力データテーブル28が追加されてい
る。図2は故障が発生する前に予め中央局1から受信し
ておく異常時固定出力データの構成を示し、出力処理プ
ログラム24が伝送異常時に必要とする各出力モジュー
ル毎の固定出力データが格納されている。図3は出力処
理プログラム24のフローチャートを示し、図9の従来
の処理方法にくらべ伝送異常の固定出力データの出力処
理が追加されている。次に、図3のフローチャートを使
用して説明する。中央局からの出力データの受信完了処
理は従来と同じである。受信完了でないなら伝送異常を
調べ、伝送異常で固定データ出力が選択されているな
ら、すべての出力モジュールについて、予め受信してお
いた異常時の固定出力データを出力する。伝送異常で固
定データ出力が選択されていない場合についての処理は
従来と同じである。図4は本願の第2の発明に係る出力
モジュールの回路構成を示し、図10の従来の構成にく
らべて異常時固定出力パターン発生回路55と異常時出
力パターン選択回路(SWSEL)56と出力データ選
択回路57が追加されている。固定出力パターン発生回
路55には出力動作異常が発生する前に固定出力データ
を設定しておく。動作ラッチ回路51のラッチ動作まで
は従来と同じである。出力監視タイマ53が出力動作異
常を検出すると、ラッチ回路51の出力はクリアされる
が異常時出力パターン選択回路56が固定出力に設定し
てあれば出力データ選択回路57の出力は固定出力パタ
ーン発生回路55の出力データが選択されるので出力モ
ジュールの出力としては固定データが出力される。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば伝送
異常時およびI/Oバスの出力動作異常時において、各
出力モジュール毎に希望する出力の状態を任意に設定で
きるため、そのための特別な外付けの回路が不要とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の第1の発明に係るリモートI/O局の
ソフトウエア構成および入出力モジュールの構成を示す
ブロック図である。
【図2】 異常時固定出力データの構成を示す説明図で
ある。
【図3】 本発明の出力処理のフローチャートである。
【図4】 本願の第2の発明に係る出力モジュールの構
成を示す回路図である。
【図5】 一般的なリモートI/Oシステムの構成図で
ある。
【図6】 従来のリモートI/O局のソフトウエア構成
および入出力モジュールの構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 従来の受信バッファの構成を示す説明図であ
る。
【図8】 従来の入出力割付テーブルの構成を示す説明
図である。
【図9】 従来の出力処理のフローチャートである。
【図10】 従来の出力モジュールの構成を示す回路図
である。
【符号の説明】
1 中央局、2 リモートI/O局、3 リモートI/
O伝送路、20 伝送モジュール、21 送信処理プロ
グラム、22 受信処理プログラム、23 入力処理プ
ログラム、24 出力処理プログラム、25 送信バッ
ファ、26 受信バッファ、27 入出力割付テーブ
ル、28 伝送異常時固定出力データテーブル、51
データラッチ回路、52 アドレスデコーダ回路、53
出力動作監視タイマ回路、54 レベル変換回路、5
5 異常時固定出力パターン発生回路、56 異常時出
力パターン選択回路、57 出力データ選択回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルまたはパラレル伝送方式を利用
    したプログラマブルコントローラのリモートI/Oシス
    テムにおいて、中央局からリモートI/O局に伝送異常
    時の固定出力パターンを伝送する手段と、リモートI/
    O局の伝送モジュール内に伝送異常が発生している間、
    出力モジュールへ出力するための固定出力データパター
    ンを保持する手段と、伝送異常時の出力処理選択の手段
    とを備え、伝送異常時に固定出力が選択されている場合
    に、予め設定された固定出力データを出力モジュールに
    出力することを特徴とするプログラマブルコントローラ
    の出力異常処理方式。
  2. 【請求項2】 プログラマブルコントローラの入出力装
    置において、I/Oバスの出力動作異常時、固定出力パ
    ターンを発生させる手段と、出力異常時の出力動作選択
    の手段とを備え、出力異常時に固定出力が選択されてい
    る場合に、予め設定された固定出力データを出力モジュ
    ールに出力することを特徴とするプログラマブルコント
    ローラの出力異常処理方式。
JP26235391A 1991-10-09 1991-10-09 プログラマブルコントローラの出力異常処理方式 Pending JPH05346810A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10289007A (ja) * 1997-04-11 1998-10-27 Mitsubishi Electric Corp プログラマブルコントローラにおける入出力データ伝達制御方法およびプログラマブルコントローラ
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JP2016099879A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 株式会社日立製作所 制御コントローラおよびその制御方法

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