JPH0528076A - シリアルデータ通信装置とマイクロプロセツサ - Google Patents

シリアルデータ通信装置とマイクロプロセツサ

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JPH0528076A
JPH0528076A JP3178018A JP17801891A JPH0528076A JP H0528076 A JPH0528076 A JP H0528076A JP 3178018 A JP3178018 A JP 3178018A JP 17801891 A JP17801891 A JP 17801891A JP H0528076 A JPH0528076 A JP H0528076A
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JP
Japan
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signal
clock signal
communication
data
serial
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Pending
Application number
JP3178018A
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English (en)
Inventor
Kenichi Suehiro
憲一 末廣
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP3178018A priority Critical patent/JPH0528076A/ja
Publication of JPH0528076A publication Critical patent/JPH0528076A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周期的なデータ通信を正確かつ簡単に行うこ
とができるシリアルデータ通信装置を提供する。 【構成】 タイマー10から出力される通信開始信号に
応じて、シリアルクロック信号がクロック信号出力回路
11から出力される。制御回路12はシリアルクロック
信号の出力パルス数をカウントし、通信終了信号をクロ
ック信号出力回路11に供給することで、シリアルクロ
ック信号の出力を停止させる。シフトレジスタ13は通
信データをシリアルクロック信号に同期させて1bit
ずつ出力する。タイマー10により、設定された通信開
始時間が経過すると通信開始信号が自動的に出力され、
正確なタイミングでシリアルデータ通信が開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容易に周期的な通信を行
うことができるシリアルデータ通信装置とマイクロプロ
セッサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シリアルデータ通信装置は、クロック信
号とデータ信号の2本の信号線のみで通信が可能であ
り、ワンチップのマイクロプロセッサ間のデータ通信手
段として多用されている。シリアルデータ通信装置は、
シリアルクロック信号を発生するクロック信号発生手段
と、通信データを1bitずつシフトするシフトレジス
タと、通信データのシフト回数をカウントするシフトカ
ウンタとで構成され、この装置を用いて、ワンチップの
マイクロプロセッサ間で通信する場合には、ソフトウェ
アによってデータ通信の開始タイミング等の制御を行っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、データ通信を行う装置間の同期をとる等の理由
により、一定の周期でデータ通信を行う場合には、シリ
アルデータ通信装置を一定時間間隔で正確に制御する必
要がある。したがって、シリアルデータ通信装置を用い
てワンチップのマイクロプロセッサ間で通信する場合に
は、シリアルデータ通信装置の制御を行うためのソフト
ウェア処理が複雑となり、特に通信周期が短い時にはこ
の処理を頻繁に行わなければならず、本来行うべきソフ
トウェア処理の実行が遅れるなど、通常処理に対して悪
影響を及ぼすという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、容易にデータ通信タイミングの制御を行うことがで
きるシリアルデータ通信装置及びマイクロプロセッサを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のシリアルデータ通信装置は、設定された時間
が経過すると通信開始信号を出力するタイマーと、クロ
ック信号をカウントし、所定のカウント値に達した場合
に通信終了信号を出力する制御手段と、前記通信開始信
号によって前記クロック信号の出力を開始し、前記通信
終了信号によって前記クロック信号の出力を停止するク
ロック信号出力手段と、前記クロック信号に同期してデ
ータを1ビットずつシフトするシフトレジスタとを備え
ている。
【0006】また本発明のマイクロプロセッサは、設定
された時間が経過すると通信開始信号を出力するタイマ
ーと、クロック信号をカウントし、所定のカウント値に
達した場合に通信終了信号を出力する制御手段と、前記
通信開始信号によって前記クロック信号の出力を開始
し、前記通信終了信号によって前記クロック信号の出力
を停止するクロック信号出力手段と、前記クロック信号
に同期してデータを1ビットずつシフトするシフトレジ
スタと、前記通信終了信号に基づいて、割り込み処理を
開始するための割り込み要求信号を発生する割り込み信
号発生手段とからなるシリアルデータ通信装置を備えて
いる。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、シリアル通信デ
ータをシフトレジスタに設定し、通信開始タイミングデ
ータをタイマーに設定した後、タイマーを起動すること
によって、タイマーに設定した時間後に通信開始信号が
出力され、自動的にシリアル通信が開始されるように構
成することで、シリアルデータ通信開始タイミングの正
確な制御を簡単に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0009】図1は、本発明のシリアルデータ通信装置
の構成図を示すものである。図1において、タイマー1
0はシリアル通信を開始するためのタイミング信号を発
生する回路であり、端子15から供給されるタイマース
タート信号により動作を開始し、あらかじめ設定された
時間が経過すると通信開始信号をクロック信号出力回路
11に供給する。クロック信号出力回路11はシリアル
クロック信号を発生する回路であり、通信開始信号が供
給されると、制御回路12,シフトレジスタ13及び端
子17にシリアルクロック信号を供給する。制御回路1
2はクロック信号出力回路11の制御を行う回路であ
り、シリアルクロック信号をカウントし、所定のカウン
ト値に達した場合に、通信終了信号を出力する。シフト
レジスタ13はあらかじめ設定されているデータを1ビ
ットずつシフトし、出力する回路であり、シリアルクロ
ック信号に同期してシリアルデータを1ビットずつ端子
16から出力する。
【0010】以上のように構成された本実施例のシリア
ルデータ通信装置について、図2を用いてその動作を説
明する。図2は図1のシリアルデータ通信装置の主要部
の入出力信号のタイミングチャートである。
【0011】図2において、aはタイマー10の動作を
開始させるタイマースタート信号を示し、bはタイマー
10から出力される通信開始信号を示し、cはクロック
信号出力回路11が出力するシリアルクロック信号を示
し、dはシフトレジスタ13が端子16から出力するシ
リアルデータを示し、eは制御回路12が出力する通信
終了信号を示している。
【0012】時刻t0の時点までにタイマー10には通
信開始タイミングデータT、シフトレジスタ14には8
bitの送信データがあらかじめ設定されているとす
る。したがって、端子16からはシフトレジスタの送信
データの最初の1bit目のデータb0が出力されてい
る。時刻t0でタイマースタート信号がタイマー10に
供給されると、タイマー10が動作を開始する。タイマ
ー10は通信開始時間Tが経過すると、時刻t1で通信
開始信号をクロック信号出力回路11に供給する。クロ
ック信号出力回路11は通信開始信号のリーディングエ
ッジが到来すると、シリアルクロック信号を制御回路1
2,シフトレジスタ13及び端子17に供給し、これに
より、制御回路12はシリアルクロック信号のカウント
を開始し、端子17からはシリアルクロック信号が出力
される。シフトレジスタ13は時刻t2でシリアルクロ
ック信号のトレイリングエッジが到来するとシリアルデ
ータを1ビットシフトし、端子16からは送信データの
2bit目のデータb1が出力される。以後同様にし
て、シフトレジスタ13はシリアルクロック信号のトレ
イリングエッジが到来するたびにシリアルデータを1ビ
ットずつシフトし、端子16から送信データの3〜8b
it目のデータb2〜b7を順次出力する。制御回路1
2は時刻t3でシリアルクロック信号の8つ目のリーデ
ィングエッジをカウントすると、時刻t4で通信終了信
号をクロック信号出力回路11に供給するとともに、カ
ウントデータを初期状態に戻し、カウント動作を停止す
る。クロック信号出力回路11は時刻t4で通信終了信
号のリーディングエッジが到来すると、それ以降のシリ
アルクロック信号の出力を停止する。シリアルクロック
信号の停止によりシフトレジスタ13はシフト動作を停
止する。以後同様に、時刻t5で新たなシリアル送信デ
ータをシフトレジスタ13に設定した後、通信開始タイ
ミングデータT’をタイマー10に設定し、時刻t6で
タイマー10を起動することによって、タイマー10に
設定した時間T’後に、シリアル通信が行われる。
【0013】端子16から出力される送信データは、シ
リアルクロック信号のトレイリングエッジで変更される
ため、受信側では端子17から出力されるシリアルクロ
ック信号のリーディングエッジで送信データを取り込む
ようにすれば、正しく受信することができる。
【0014】このように、タイマー10が出力する通信
開始信号によって、自動的にシリアル通信が開始される
ように構成することで、データ通信開始タイミングの正
確な制御が簡単に行える。
【0015】以上のように本発明のシリアルデータ通信
装置は設定された時間が経過すると通信開始信号を出力
するタイマー(タイマー10)と、クロック信号をカウ
ントし、所定のカウント値に達した場合に通信終了信号
を出力する制御手段(制御回路12)と、前記通信開始
信号によって前記クロック信号の出力を開始し、前記通
信終了信号によって前記クロック信号の出力を停止する
クロック信号出力手段(クロック信号出力回路11)
と、前記クロック信号に同期してデータを1ビットずつ
シフトするシフトレジスタ(シフトレジスタ13)を設
けたものである。
【0016】したがって、図1に示したシリアルデータ
通信装置では、データ通信開始タイミングの正確な制御
が簡単にでき、容易に周期的なデータ通信を行うことが
可能である。
【0017】なお、実施例において送信データは8bi
tとしているが、シフトレジスタのbit数,制御回路
のカウンタのbit数を増減させることによって、どの
ようなbit長のデータの送信も同様に行うことができ
る。また実施例では、端子16から出力される送信デー
タは、シリアルクロック信号のトレイリングエッジで変
更するようにしているが、シリアルクロック信号をトレ
イリングエッジから出力開始することによって、送信デ
ータをシリアルクロック信号のリーディングエッジで変
更するような構成にしてもまったく同様の効果が得られ
る。
【0018】次に、図3は本発明のマイクロプロセッサ
のブロック図を示したものである。図3において、TM
GR100は外部クロック入力端子20に供給される基
準クロック信号をもとに命令の実行タイミング信号を発
生するタイミングジェネレータであり、その出力信号は
PC200に供給されている。PLA300はプログラ
マブルロジックアレイであり、順次実行される命令群か
らなるプログラムが格納されている。PC200はTM
GR100の出力信号に基づいてカウント動作を行うプ
ログラムカウンタであり、プログラムアドレスであるカ
ウントデータを出力することによって、PLA300に
格納された特定の命令を選択する。PLA300から送
出される命令はコントロールバス1300を介してAL
U400,アドレスデコーダ600(図中ではアドレス
デコーダAと示されている。),アドレスデコーダ80
0(図中ではアドレスデコーダBと示されている。),
パラレル出力ポート900及びシリアル出力ポート10
00に供給される。また、データバス1200はPC2
00,ALU400,ROM500,RAM700,パ
ラレル出力ポート900及びシリアル出力ポート100
0に接続されている。ALU400はディジタルデータ
の算術および論理演算を実行する演算器である。ROM
500はあらかじめ格納されているディジタルデータを
データバス1200に送出する読み出し専用メモリであ
る。RAM700はデータバス1200を介してディジ
タルデータの格納及び読み出しを行うランダムアクセス
メモリである。パラレル出力ポート900はデータバス
から供給されるディジタルデータを信号出力端子30〜
37から出力する。シリアル出力ポート1000はデー
タバスから供給されるディジタルデータを信号出力端子
16から、信号出力端子17のシリアルクロック信号に
同期させて1bitずつ出力する。また、シリアル出力
ポート1000は割り込み処理を実行するための割り込
み要求信号を信号線50を介して割り込み制御回路11
00に供給し、また割り込み制御回路1100からは信
号線51を介して割り込み受理信号がシリアル出力ポー
ト1000に供給される。割り込み制御回路1100は
マイクロプロセッサがその時点で実行している処理を一
時中断させ、割り込み処理の実行が開始できるように制
御する回路であり、外部信号入力端子40あるいはシリ
アル出力ポート1000から割り込み要求信号が供給さ
れると、PC200,ALU400及びRAM700に
割り込み処理を開始するための制御信号を供給する。ア
ドレスデコーダ600はROM500のアドレスを選択
し、アドレスデコーダ800はRAM700のアドレス
を選択する。
【0019】以上のように構成された本実施例のマイク
ロプロセッサについて、以下その動作について図3〜図
5を用いて説明する。
【0020】図3において、TMGR100は外部クロ
ック入力端子20に供給される基準クロック信号をもと
に命令の実行タイミング信号を発生し、この信号をPC
200に供給する。PC200はTMGR100の出力
信号に基づいてカウント動作を行い、プログラムアドレ
スであるカウントデータをPLA300に供給する。P
LA300は格納されている命令群の中からPC200
より供給されるプログラムアドレスに対応する特定の命
令を選択し、選択された命令をコマンドバス1300に
送出する。ALU400はコマンドバス1300から送
られてくる命令にしたがって、データバス1200を介
して送られてくるディジタルデータの算術および論理演
算を実行し、その結果をデータバス1200に送出す
る。アドレスデコーダ600はコマンドバス1300を
介して送られてくる命令に基づいて特定のアドレスを選
択し、ROM500はアドレスデコーダ600によって
選択されたアドレスに対応する格納手段に格納されたデ
ィジタルデータをデータバス1200に送出する。アド
レスデコーダ800はコマンドバス1300を介して送
られてくる命令に基づいて特定のアドレスを選択し、R
AM700はアドレスデコーダ800によって選択され
たアドレスに対応する格納手段に対し、データバス12
00から送られてくるディジタルデータを格納あるいは
既に格納されたディジタルデータをデータバス1200
に送出する。割り込み制御回路1100は外部入力端子
40あるいはシリアル出力ポート1000から割り込み
要求信号が供給されると、PC200,ALU400及
びRAM700に制御信号を供給する。この制御信号に
よってまず最初に、PC200はその時点のプログラム
アドレスをデータバスに送出し、RAM700はPC2
00からデータバスに送出されたプログラムアドレスを
特定の格納領域に格納する。次に、ALU400はAL
U内のレジスタデータ及びフラグの状態をデータバスに
送出し、PC200の場合と同様にRAM700はAL
U400からデータバスに送出されたレジスタデータ及
びフラグの状態をPC200のプログラムアドレスを格
納した格納領域とは別の格納領域に格納する。PC20
0及びALU400の各データの格納が完了すると、R
AM700は割り込み処理のプログラムの開始アドレス
データをデータバスに送出し、PC200はRAM70
0から送出された割り込み処理のプログラム開始アドレ
スデータをカウンタにプリセットする。以後割り込み処
理のプログラムが実行され、割り込み処理のプログラム
が終了すると割り込み処理実行開始直前のプログラムの
実行が再開される。即ち、割り込み処理のプログラムが
終了すると、RAM700に格納されている割り込み処
理実行開始直前のALU400内のレジスタデータとフ
ラグの状態及びPC200のプログラムアドレスがそれ
ぞれALU400,PC200に設定され、割り込み処
理実行開始直前のプログラムの実行が開始される。
【0021】次に、図4及び図5を用いてシリアル出力
ポート1000について説明する。図4は図3のシリア
ル出力ポート1000の内部構造を示す構成図であり、
図5は主要部のタイミングチャートである。
【0022】図4において、タイマー10はシリアル通
信を開始するためのタイミング信号を発生する回路であ
り、コマンドバス1300から供給される命令により動
作を開始し、あらかじめ設定された時間が経過すると通
信開始信号をクロック信号出力回路11に供給する。ク
ロック信号出力回路11はシリアルクロック信号を発生
する回路であり、通信開始信号が供給されると、制御回
路12,シフトレジスタ13及び端子17にシリアルク
ロック信号を供給する。制御回路12はクロック信号出
力回路11の制御を行う回路であり、シリアルクロック
信号をカウントし、所定のカウント値に達した場合に、
通信終了信号をクロック信号出力回路11及び割り込み
要求信号発生回路14に供給する。シフトレジスタ13
はあらかじめ設定されているデータを1ビットずつシフ
トし、出力する回路であり、シリアルクロック信号に同
期してシリアルデータを1ビットずつ端子16から出力
する。割り込み要求信号発生回路14は制御回路12か
ら供給される通信終了信号によって割り込み要求フラグ
をセットし、信号線50を介して割り込み要求信号を図
3の割り込み制御回路1100に供給する。割り込み制
御回路1100は割り込み処理の要求を受け付けると割
り込み要求信号発生回路14に信号線51を介して割り
込み受理信号を供給し、この信号によって割り込み要求
フラグはリセットされる。
【0023】以上のように構成されたシリアル出力ポー
ト1000について、その動作を説明する。
【0024】図5において、aはタイマー10の動作を
開始させるタイマースタート命令信号を示し、bはタイ
マー10から出力される通信開始信号を示し、cはクロ
ック信号出力回路11が出力するシリアルクロック信号
を示し、dはシフトレジスタ13が端子16から出力す
るシリアルデータを示し、eは制御回路12が出力する
通信終了信号を示し、fは割り込み要求信号発生回路1
4が出力する割り込み要求信号を示し、gは信号線51
を介して割り込み制御回路1100から供給される割り
込み受理信号を示している。
【0025】タイマー10にはプログラムにより任意の
通信開始タイミングデータを設定することができる。た
とえば、プログラムにより通信開始タイミングデータT
をタイマー10に設定する場合には、データバス120
0に通信開始タイミングデータTを送出し、コマンドバ
ス1300を介してデータ格納命令をタイマー10に供
給する。同様にしてシフトレジスタ13にも任意の送信
データを設定することができる。
【0026】図5において、時刻t0の時点までにタイ
マー10には通信開始タイミングデータTがあらかじめ
設定されているとする。時刻t0にシフトレジスタ13
には送信データが設定され、端子16からはシフトレジ
スタの送信データの最初の1bit目のデータb0が出
力されている。時刻t1にコマンドバス1300を介し
てタイマースタート命令がタイマー10に供給されると
タイマー10が動作を開始する。タイマー10は通信開
始時間Tが経過すると、時刻t2で通信開始信号をクロ
ック信号出力回路11に供給し、動作を停止する。クロ
ック信号出力回路11は通信開始信号のリーディングエ
ッジが到来すると、シリアルクロック信号を制御回路1
2,シフトレジスタ13及び端子17に供給し、これに
より、制御回路12はシリアルクロック信号のカウント
を開始し、端子17からはシリアルクロック信号が出力
される。シフトレジスタ13は時刻t3でシリアルクロ
ック信号のトレイリングエッジが到来するとシリアルデ
ータを1ビットシフトし、端子16からは送信データの
2bit目のデータb1が出力される。以後同様にし
て、シフトレジスタ13はシリアルクロック信号のトレ
イリングエッジが到来するたびにシリアルデータを1ビ
ットずつシフトし、端子16から送信データの3〜8b
it目のデータb2〜b7を順次出力する。制御回路1
2は時刻t4でシリアルクロック信号の8つ目のリーデ
ィングエッジをカウントすると、時刻t5で通信終了信
号をクロック信号出力回路11と割り込み要求信号発生
回路14に供給するとともに、カウントデータを初期状
態に戻し、カウント動作を停止する。クロック信号出力
回路11は時刻t5で通信終了信号のリーディングエッ
ジが到来すると、それ以降のシリアルクロック信号の出
力を停止する。シリアルクロック信号の停止によりシフ
トレジスタ13はシフト動作を停止する。割り込み要求
信号発生回路14は通信終了信号によって割り込み要求
フラグをセットし、信号線50を介して割り込み要求信
号を図3の割り込み制御回路1100に送出する。時刻
t6では図5のgに示すように割り込み制御回路110
0は割り込み要求を受け付けると、割り込み受理信号を
信号線51を介して割り込み信号発生回路14に供給す
る。割り込み信号発生回路14は割り込み受理信号によ
って図5のfに示すように、割り込み要求フラグをリセ
ットする。図3のPLA300には、あらかじめ割り込
み処理のプログラムとして、シフトレジスタ13の送信
データを設定した後、タイマー10にタイマースタート
命令を供給し、タイマー10の動作を再開させるプログ
ラムが格納されている。したがって、割り込み処理が開
始されると、時刻t7でシフトレジスタ13には新たな
送信データが設定され、時刻t8でコマンドバス130
0を介してタイマースタート命令がタイマー10に供給
されるとタイマー10が動作を開始し、以後t2〜t8
の場合と同様の動作が繰り返される。
【0027】端子16から出力される送信データは、シ
リアルクロック信号のトレイリングエッジで変更される
ため、受信側では端子17から出力されるシリアルクロ
ック信号のリーディングエッジで送信データを取り込む
ようにすれば、正しく受信が行われる。
【0028】このように、タイマー10が出力する通信
開始信号によって、自動的にシリアル通信が開始し、通
信終了と共に割り込み処理が自動的に実行され、割り込
み処理内で新たな送信データの設定とタイマー10の動
作開始を行うようにすることで、周期的なシリアルデー
タ通信を簡単に行うことができる。
【0029】以上のように本発明のマイクロプロセッサ
は設定された時間が経過すると通信開始信号を出力する
タイマー(タイマー10)と、クロック信号をカウント
し、所定のカウント値に達した場合に通信終了信号を出
力する制御手段(制御回路12)と、前記通信開始信号
によって前記クロック信号の出力を開始し、前記通信終
了信号によって前記クロック信号の出力を停止するクロ
ック信号出力手段(クロック信号出力回路11)と、前
記クロック信号に同期してデータを1ビットずつシフト
するシフトレジスタ(シフトレジスタ13)と、前記通
信終了信号に基づいて、割り込み処理を開始するための
割り込み要求信号を発生する割り込み信号発生手段(割
り込み要求信号発生回路14)とからなるシリアルデー
タ通信装置を設けたものである。
【0030】したがって、図3,図4に示したマイクロ
プロセッサでは、容易に周期的なシリアルデータ通信を
行うことができる。
【0031】なお、実施例において送信データは8bi
tとしているが、シフトレジスタのbit数,制御回路
のカウンタのbit数を増減させることによって、どの
ようなbit長のデータの送信も同様に行うことができ
る。また実施例では、端子16から出力される送信デー
タは、シリアルクロック信号のトレイリングエッジで変
更するようにしているが、シリアルクロック信号をトレ
イリングエッジから出力させることによって、送信デー
タをシリアルクロック信号のリーディングエッジで変更
するような構成にしてもまったく同様の効果が得られ
る。
【0032】さらに、タイマー11の通信開始タイミン
グデータはプログラムにより任意に変更できるので、一
定の周期ごとにシリアル通信ができるだけでなく、割り
込み処理のプログラム内で通信開始タイミングデータを
変更することにより、さまざまなタイミングでシリアル
通信を行うことが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明のシリアルデータ通
信装置は、シリアル通信データをシフトレジスタに設定
し、通信開始タイミングデータをタイマーに設定した
後、タイマーを起動することによって、タイマーに設定
した時間後に通信開始信号が出力され、自動的にシリア
ル通信が開始されるように構成することで、シリアルデ
ータ通信開始タイミングの正確な制御を簡単に行うこと
ができ、大なる効果を奏する。
【0034】また、本発明のマイクロプロセッサは、シ
リアル通信データをシフトレジスタに設定し、通信開始
タイミングデータをタイマーに設定した後、タイマーを
起動することによって、タイマーに設定した時間後に通
信開始信号が出力され、自動的にシリアル通信が開始
し、通信終了後は制御回路から出力される通信終了信号
に基づいて自動的に割り込み処理が実行されるように構
成することで、周期的なシリアルデータ通信を正確かつ
簡単に行うことができ、大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるシリアルデータ通信
装置の構成を示すブロック図
【図2】図1の主要部の動作を説明するためのタイミン
グチャート
【図3】本発明の一実施例におけるマイクロプロセッサ
の構成を示すブロック図
【図4】図4のシリアル出力ポート部の具体的な構成例
を示すブロック図
【図5】図4の主要部の動作を説明するためのタイミン
グチャート
【符号の説明】
10 タイマー 11 クロック信号出力回路 12 制御回路 13 シフトレジスタ 14 割り込み要求信号発生回路 100 タイミングジェネレータ 200 プログラムカウンタ 300 プログラマブルロジックアレイ 400 ALU 500 ROM 700 RAM 900 パラレル出力ポート 1000 シリアル出力ポート 1100 割り込み制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定された時間が経過すると通信開始信号
    を出力するタイマーと、 クロック信号をカウントし、所定のカウント値に達した
    場合に通信終了信号を出力する制御手段と、 前記通信開始信号によって前記クロック信号の出力を開
    始し、前記通信終了信号によって前記クロック信号の出
    力を停止するクロック信号出力手段と、 前記クロック信号に同期してデータを1ビットずつシフ
    トするシフトレジスタと、を備えたシリアルデータ通信
    装置。
  2. 【請求項2】設定された時間が経過すると通信開始信号
    を出力するタイマーと、 クロック信号をカウントし、所定のカウント値に達した
    場合に通信終了信号を出力する制御手段と、 前記通信開始信号によって前記クロック信号の出力を開
    始し、前記通信終了信号によって前記クロック信号の出
    力を停止するクロック信号出力手段と、 前記クロック信号に同期してデータを1ビットずつシフ
    トするシフトレジスタと、 前記通信終了信号に基づいて、割り込み処理を開始する
    ための割り込み要求信号を発生する割り込み信号発生手
    段と、からなるシリアルデータ通信装置を備えたマイク
    ロプロセッサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021033969A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 アルパイン株式会社 データ処理装置

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