JPH053432A - プログラマブル・パルス発振器 - Google Patents

プログラマブル・パルス発振器

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Publication number
JPH053432A
JPH053432A JP15207191A JP15207191A JPH053432A JP H053432 A JPH053432 A JP H053432A JP 15207191 A JP15207191 A JP 15207191A JP 15207191 A JP15207191 A JP 15207191A JP H053432 A JPH053432 A JP H053432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
counter
pulse
frequency
sub
Prior art date
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Pending
Application number
JP15207191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Akimoto
孝 秋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP15207191A priority Critical patent/JPH053432A/ja
Publication of JPH053432A publication Critical patent/JPH053432A/ja
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  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】原発振クロックfcを分周して連続可変周波数
の出力クロックf0を得る従来の回路は大まかる分周を
受持つ主プログラマブル・カウンタと原発振クロックを
分周し細かな周波数変化を受持つ1つの副プログラマブ
ル・カウンタとで構成さていたが、分周比が低くなると
周波数精度が低下する問題があったのでこれを改善す
る。 【構成】主プログラマブルカウンタCT1の他に、微小
の周波数変化を受持つ2つの副プログラマブル・カウン
タCT2,CT3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は原発振クロックをもと
にして、周波数を連続的に可変できるパルス発振器に関
するものである。この種のパルス発振器(パルスジェネ
レータともいう)は、一般的に簡単な回路構成で広い周
波数範囲において、高い周波数精度でかつ周波数を連続
的に可変しパルスを作り出せることが望まれている。な
お以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部分
を示す。
【0002】
【従来の技術】図3は原発振クロックから連続可変周波
数のクロックを作り出すパルス発振器であって、本出願
人の先願(特開昭59−190724号)になるパルス
発振器の構成を示すブロック回路図であり、図4は図3
の動作説明用のタイミング図である。図3においてカウ
ンタCT1,カウンタCT2はプログラマブル・カウン
タであり、原発振クロックfcを1/(N.n)分周し
た出力周波数がf0である。なおここでNは整数部であ
り、nは小数部を表している。カウンタCT1がおおま
かに分周する(換言すれば整数部Nの分周を行う)主カ
ウンタであり、カウンタCT2が連続的に周波数f0を
変化するためにカウンタCT1への入力クロックf1を
加減する(換言すれば小数部nの分周を行う)副カウン
タである。
【0003】図4を参照しつつ図3の動作を説明する
と、副カウンタCT2には計数設定値N2が設定されて
おり、このカウンタCT2は原発振クロックfc(この
周期をTcとする)を計数し、この計数値がN2に達す
るごとにLレベルの中間クロックf2を出力する。AN
Dゲート3は常時(つまり中間クロックf2の非出力
時、即ちそのレベルがHレベルである間)には、原発振
クロックfcを中間クロックf1として出力し、中間ク
ロックf2の出力時(即ちそのレベルがLレベルとなっ
たとき)、この時点の原発振クロックfcの出力を阻止
する。つまり中間クロックf1は原発振クロックfcの
パルスがN2個ごとに1つ欠けたものとなる。一方、主
カウンタCT1には計数設定値N1が設定されており、
このカウンタCT1は中間クロックf1を計数し、この
計数値がN1に達するごとに目的とする出力パルスf0
(この周期をT0とする)を出力する。
【0004】次にカウンタCT1とカウンタCT2それ
ぞれの設定値N1,N2 の決め方を説明すると、f0とい
う任意の周波数を出力したい場合、原発振クロックfc
を下式(1)のように分周すればよい筈である。 (f0/fc)=(N0/K)───────────
──(1) ここでN0、KはカウンタCT1,CT2のビット数の
制限から決まる任意の値でよい。ここで、 (K/N0)=Q+(R/N0)──────────
──(2) 但し Q:KをN0で割ったときの商 R:KをN0で割ったときの余り と置くことにより、 N1 =Q ────────────────────
──(3) N2 =K/R ──────────────────
──(4) のように、カウンタ設定値N1 、N2 は決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先願の方
法は高い周波数を出力する場合、つまり分周比が低くな
ると周波数精度が低下するという点で未だ充分な方法と
は言い難い。そこでこの発明の課題は上述の欠点を除去
し、簡単な回路構成で広い周波数範囲において、高精度
でかつ周波数を連続的に可変してパルスを作り出すこと
ができるプログラマブル・パルス発振器を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに請求項1のパルス発振器は、それぞれ、原発振クロ
ック(fcなど)を計数し、この計数値が自身に設定さ
れた設定値(N2,N3など)に達するごとに副分周パ
ルス(中間クロックf2,f3 など)を出力する2つの副
カウンタ(CT2,CT3など)と、原発振クロックか
ら前記2つの副分周パルスと夫々タイミングが一致する
クロックパルスを取除いてなる中間クロック(f1な
ど)を作りだす中間クロック生成手段と、前記中間クロ
ックを計数し、この計数値が自身に設定された設定値
(N1など)に達するごとに目的とするパルス(f0な
ど)を出力する主カウンタ(CT1など)とを備えたも
のとし、また
【0007】請求項2のパルス発振器では、請求項1に
記載のパルス発振器において、前記中間クロック生成手
段はANDゲート(13など)からなるようにする。
【0008】
【作用】小数部の分周を行う副カウンタを、一段から二
段に増やすことによって主カウンタへの入力クロックの
加減の自由度を増し、全体の分周精度を向上させる。こ
れにより特に分周比の低くなる、高周波数出力時に精度
の向上を図ることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例としての構成を示すブ
ロック回路図で図3に対応するものである。図1におい
て図3に対し副カウンタCT3が追加され、かつAND
ゲート3がカウンタCT2,CT3の夫々の出力として
の中間クロックf2,f3および原発振クロックfcを
入力とする新たなANDゲート13に置換わっている。
ここでカウンタCT1,カウンタCT2,カウンタCT
3は例えばインテル社製8253の様なプログラマブル
・カウンタである。
【0010】カウンタCT3には原発振クロックfcが
入力され、N3 回クロックfcを計数する度に原発振ク
ロックfcの1クロック分の時間Tcだけ出力がLow
となり、この出力パルスが中間クロックf3 である。ま
たカウンタCT2にも、原発振クロックfcが入力さ
れ、N2 回クロックfcを計数する度に原発振クロック
fcの1クロック分の時間Tcだけ出力がLowとな
り、この出力パルスが中間クロックf2 である。この中
間クロックf3 と中間クロックf2 、そして原発振クロ
ックfcはアンドゲート13に入力され、中間クロック
f1 が出力される。つまり、中間クロックf3 あるいは
中間クロックf2 がLowの期間には中間クロックf1
がLowとなるため、中間クロックf1 は原発振クロッ
クfcに比べクロックが削られることになる。この中間
クロックf1 はカウンタCT1に入力され、カウンタC
T1はN1 回クロックを計数する度に、出力パルスf0
の様なハーフデューティのパルス(別にハーフデューテ
ィのパルスである必要はない)を出力する。
【0011】図1の各パルスのタイミングを示したもの
が、図2である。図2を参照しつつ図1の回路の動作を
原理を詳しく説明すると、原発振クロックであるfcを
1/(N.n)分周する場合、従来例とほぼ同様にカウ
ンタCT1が整数部Nの分周を行う主カウンタであり、
カウンタCT2とカウンタCT3は小数部nの分周を行
う副カウンタである。最終的に出力パルスf0の周波数
を求める為に、まず中間クロックf3 については、 f3 =(1/N3・Tc)〔1/sec〕──────
──(5) であるので、中間クロックf3 が原発振クロックfcに
比べクロックが欠ける時間は1sec当たり、 f3 ・Tc=(1/N3・Tc)・Tc=(1/N3)
〔sec〕──(6) である。よってT0〔sec〕期間に欠ける時間は平均
的にT0/N3 〔sec〕である。また同様に中間クロ
ックf2 についても、 f2 =(1/N2・Tc)〔1/sec〕──────
──(7) であるので、中間クロックf2 が原発振クロックfcに
比べクロックが欠ける時間は1sec当たり、 f2 ・Tc=(1/N2・Tc)・Tc=(1/N2)
〔sec〕──(8) である。よってT0〔sec〕期間に欠ける時間は平均
的にT0/N2 〔sec〕である。
【0012】期間T0はN1 回クロックを計数する時間
とクロックの欠ける時間の和となるので、 T0 =N1 ・Tc+(T0/N2)+(T0/N3) 従って T0={N1 ・N2 ・N3 /(N2・N3−N2−N
3)}・Tc〔sec〕──(9) よって、出力周波数は、 f0=1/T0=fc・(N2・N3−N2−N3)/
N1・N2・N3 =fc・N0/K〔1/sec〕─────(10) とする。ここでN0、Kは後述するように任意の数値で
よい。
【0013】ところで (K/N0)=N1 +{(N1・N3+N1・N2)/
(N2・N3−N2−N3)}=Q+(R/N0) ──
────────(11) 但し Q:商 R:余り とおき、 N1 =Q ────────────────────
───(12) とする。すると余りRについては、(11)式より、 (N1・N3+N1・N2)/(N2・N3−N2−N
3)=R/N0 従って N3 ・{N1 +(R/N0)}=N2 ・{R(N3−
1)−N0・N1}/N0 よって N2 ={(N1 +(R/N0)}・N0・N3/{R
(N3−1)−N0・N1}────(13) ここで(11)式よりN1 =Q=(K−R)/N0を代
入すると、 N2 =〔{(K−R)/N0}+(R/N0)〕・N0
・N3/{R(N3−1)−N0・(K−R)/N0} =K・N3/(R・N3−K)=K/{R−(K/N
3)}────(14) となる。
【0014】ここで (K/R)=S−(T/R)────────────
(15) 但し S:商 T:余り とおき、 N2 =S───────────────────(1
6) とすると、 (K/R)=N2−(T/R) 従って N2 =(K+T)/R─────────────(1
7) (14)式と(17)式より K/{R−(K/N3)}=(K+T)/R 従って N3 =K・(K+T)/T・R=K・N2/T ───
──(18) となる。
【0015】(10)式より f0/fc=N0/K ──────────────
────(19) の関係があり、出力パルスf0の周波数範囲とカウンタ
CT1,カウンタCT2,カウンタCT3のビット数の
制限を守れば、N0,Kは任意に決めることができる。
このN0、Kが決まれば、(12),(16)、(1
8)式から3つのカウンタのそれぞれの設定値N1 、N
2 、N3 は求まる。(19)式の関係からKを固定して
おき、N0を変化させることにより出力パルスf0の周
波数は連続的に変化させることができることが判る。具
体的にはマイクロプロセッサを使用して周期的に(1
2),(16),(18)式を演算し、設定値N1 、N
2 、N3 を求め自動的に3つのカウンタにその設定値を
プログラムすることにより、連続的に出力パルスf0の
周波数を可変することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば微小の周波数変化を受
け持つ副カウンタの段数を一段から二段に増やすことに
したので、主カウンタへの入力クロックの精度を向上さ
せ、全体の分周精度を高めることができる。特に分周比
の低くなる、高周波数出力領域での精度を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての構成を示すブロック回
路図
【図2】図1の動作説明用のタイムチャート
【図3】図1に対応する従来のブロック回路図
【図4】図3の動作説明用のタイムチャート
【符号の説明】
CT1 カウンタ CT2 カウンタ CT3 カウンタ 13 ANDゲート fc 原発振クロック f0 出力パルス f1 中間クロック f2 中間クロック f3 中間クロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ、原発振クロックを計数し、この
    計数値が自身に設定された設定値に達するごとに副分周
    パルスを出力する2つの副カウンタと、原発振クロック
    から前記2つの副分周パルスと夫々タイミングが一致す
    るクロックパルスを取除いてなる中間クロックを作りだ
    す中間クロック生成手段と、前記中間クロックを計数
    し、この計数値が自身に設定された設定値に達するごと
    に目的とするパルスを出力する主カウンタとを備えたこ
    とを特徴とするプログラマブル・パルス発振器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のパルス発振器において、
    前記中間クロック生成手段はANDゲートからなること
    を特徴とするプログラマブル・パルス発振器。
JP15207191A 1991-06-25 1991-06-25 プログラマブル・パルス発振器 Pending JPH053432A (ja)

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