JPH11163691A - デューティ補正回路 - Google Patents

デューティ補正回路

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Publication number
JPH11163691A
JPH11163691A JP9328075A JP32807597A JPH11163691A JP H11163691 A JPH11163691 A JP H11163691A JP 9328075 A JP9328075 A JP 9328075A JP 32807597 A JP32807597 A JP 32807597A JP H11163691 A JPH11163691 A JP H11163691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
correction circuit
input data
ring oscillator
duty
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9328075A
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English (en)
Inventor
Kota Onishi
幸太 大西
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH11163691A publication Critical patent/JPH11163691A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低周波数を扱う場合に低面積で実現できるデュ
ーティ補正回路を提供することを目的とする。 【解決手段】入力データがハイレベル時に発振するリン
グオシレータと、前記入力データがロウレベル時に前記
リングオシレータと同じ周波数で発振するリングオシレ
ータと、前記2つのリングオシレータの出力パルス数を
それぞれカウントする2つのカウンタ回路と、前記2つ
のカウンタ回路のカウンタ値を比較する比較回路と、前
記比較回路の出力より前記入力データのデューティを補
正する補正回路から構成されるデューティ補正回路。 【効果】1周期分のディレイ回路と記憶素子を省くこと
ができ、低周波数のデューティ補正回路において従来例
より低面積で実現でき、半導体集積回路に搭載する場合
にチップ面積を小さくでき、低コスト化できるという効
果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路な
どで実現されるデューティ補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デューティ補正回路は、PLLに
代表されるようにデータを一定量ディレイさせて調整す
る方法が用いられている。
【0003】このようなデューティ補正回路の構成とし
ては、特開平07−253445号公報に記載されてい
る。図5は、従来例の回路の構成例である。図6は、図
5の動作を示すタイミング波形図の一例である。以下、
図5、図6を用いて説明する。データ入力Dを、データ
の1周期の1/Nをディレイさせるデータディレイ部を
N個以上直列に接続した回路に入力し、夫々のデータデ
ィレイ部の出力より、1/N、2/N,3/N,・・づ
つ位相をずらしたデータD1、D2、D3、・・を作
り、データ入力Dの立ち上がりエッジにてD1、D2、
D3、・・を記憶素子に記憶する。これらの記憶素子の
データがロウレベルの個数よりデータ入力Dのロウレベ
ルのパルス幅を、ハイレベルの個数よりハイレベルのパ
ルス幅をそれぞれ検出する。DSは、ハイレベルの記憶
素子とロウレベルの記憶素子との個数の差の1/2×
(データの1周期の1/N)をディレイさせるデータデ
ィレイ部の出力で、補正回路に入力される。ハイレベル
の記憶素子の個数がロウレベルの記憶素子の個数より多
い場合は、DSとデータ入力Dの論理積が出力され、ハ
イレベルの記憶素子の個数がロウレベルの記憶素子の個
数より少ない場合は、DSとデータ入力Dの論理和が出
力される。
【0004】以上の説明より、図5の回路はパルス幅の
差の1/2を補正するものであり、50%デューティ補
正回路として動作することがわかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のデューティ
補正回路は、データの1周期のディレイを必要とするた
め、低周波数を扱う場合に面積が大きくなるといった問
題点を有していた。
【0006】そこで、本発明は低周波数を扱う場合にも
低面積で実現できるデューティ補正回路を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入力データがハイレベル時に発振するリングオシレータ
と、前記入力データがロウレベル時に前記リングオシレ
ータと同じ周波数で発振するリングオシレータと、前記
2つのリングオシレータの出力パルス数をそれぞれカウ
ントする2つのカウンタ回路と、前記2つのカウンタ回
路のカウンタ値を比較する比較回路と、前記比較回路の
出力より前記入力データのパルス幅を補正する補正回路
よりなることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ューティ補正回路において、2つのリングオシレータの
代わりに、入力データがハイレベル時に伝搬する外部ク
ロック信号と前記入力データがロウレベル時に伝搬する
外部クロック信号とを用いることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、入力データのパルス
幅をリングオシレータのパルス数をカウントすることに
より検出できるため、1周期のディレイと記憶素子を必
要とせず、低面積で回路を構成できる。
【0010】請求項2記載の発明では、入力データのパ
ルス幅を外部から入力するクロック信号のパルス数をカ
ウントすることにより検出できるため、1周期のディレ
イと記憶素子を必要とせず、低面積で回路を構成でき
る。また、外部から入力するクロック信号の周波数を変
更することにより、様々な周波数のデータに対応でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面により
説明する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例を示す回路図である。1、2はリングオシレータで、
3、4はカウンタで、5は比較回路、6は補正回路で各
構成要素は、図1に示すように接続される。
【0013】図2は、図1の補正回路6の構成を示す回
路図である。7は正数化を行う演算回路で、8は1/2
にする演算回路で、9は図1のリングオシレータ1、2
と同じ周波数の発振を行うリングオシレータを内蔵した
ディレイ回路で、10は論理積で、11は論理和で、1
2はセレクタで各構成要素は図2に示すように接続され
る。
【0014】図3は、図1の回路の動作を示すタイミン
グ波形図の一例で、データ入力Dが図3に示したように
与えられた場合の動作を示している。R1、R2はそれ
ぞれリングオシレータ1、リングオシレータ2の出力で
データ入力Dがハイレベル時、もしくはロウレベル時に
発振出力される。カウンタ3、カウンタ4はR1、R2
の立ち上がり時にカウントアップされ、データ入力Dの
1周期の間、カウントを行う。S1、S2はそれぞれカ
ウンタ3、カウンタ4の出力で比較回路5に入力され
る。比較回路5はS1とS2の減算を行い、その結果C
を出力する。補正回路6は、比較回路5の結果Cとデー
タ入力Dが入力され、比較回路5の結果Cを図2の正数
化を行う演算回路7で正数化して、図2の1/2にする
演算回路8で1/2にする。図2のディレイ回路9は、
図2の演算回路8の出力×リングオシレータの周期分の
時間、データ入力Dをディレイさせる回路で、リングオ
シレータとカウンタで構成できる。図2のセレクタ12
は、結果Cが正の場合は図2のディレイ回路9の出力D
Sとデータ入力Dの論理積10を選択し、結果Cが負の
場合は論理和11を選択し出力する。以上のことより、
補正回路6の出力はデータ入力Dのハイレベル時及びロ
ウレベル時のパルス幅の差の1/2を補正されたもので
あり、図1の回路が50%デューティ補正回路として動
作することがわかる。
【0015】例として1nsの精度で1000nsの周
期のデータ入力を扱うデューティ補正回路を構成した場
合、従来例では、1nsのディレイ素子1000個と1
/1000,2/1000,3/1000,・・ずつ位
相をずらしたデータを保持する記憶素子を1000個と
それらの1つを選択する回路を必要とした。本発明の回
路では、1nsのリングオシレータと2つの10ビット
カウンタ(1024進)と比較回路、補正回路で構成す
ることができ、従来例と比較して低面積で実現できるこ
とがわかる。
【0016】(実施例2)図4は、本発明の第2の実施
例を示す回路図である。1a、2aは外部から入力され
たクロック信号をデータ入力Dがハイレベルもしくはロ
ウレベル時に伝搬するゲート回路で、3、4はカウンタ
で、5は比較回路、6は補正回路である。図4は、実施
例1のリングオシレータが出力するR1、R2を外部か
ら入力したもので、デューティ補正回路の精度を外部か
ら入力するクロック信号の周期で変更することができ
る。その後の動作は実施例1と同じであるため省略す
る。
【0017】
【発明の効果】本発明のデューティ補正回路を用いる
と、低周波数のデューティ補正回路を従来例と比較して
低面積で構成でき、半導体集積回路に搭載した場合にチ
ップ面積を小さくでき、低コスト化できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す回路図。
【図2】補正回路6の詳細を示す回路図。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を説明するタイミ
ング波形図。
【図4】本発明の第2の実施例の構成を示す回路図。
【図5】従来例の構成を示す回路図。
【図6】従来例の動作を説明するタイミング波形図。
【符号の説明】
1、2 リングオシレータ 3、4 カウンタ 5 比較回路 6 補正回路 7 正数化を行う演算回路 8 1/2する演算回路 9 ディレイ回路 10 論理積 11 論理和 12 セレクタ 1a、2a ゲート回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データのデューティを50%に補正す
    るデューティ補正回路において、前記入力データがハイ
    レベル時に発振するリングオシレータと、前記入力デー
    タがロウレベル時に前記リングオシレータと同じ周波数
    で発振するリングオシレータと、前記2つのリングオシ
    レータの出力パルス数をそれぞれカウントする2つのカ
    ウンタ回路と、前記2つのカウンタ回路のカウンタ値を
    比較する比較回路と、前記比較回路の出力より前記入力
    データのデューティを補正する補正回路よりなることを
    特徴とするデューティ補正回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデューティ補正回路におい
    て、2つのリングオシレータの代わりに、入力データが
    ハイレベル時に伝搬する外部クロック信号と前記入力デ
    ータがロウレベル時に伝搬する外部クロック信号とを用
    いることを特徴とするデューティ補正回路。
JP9328075A 1997-11-28 1997-11-28 デューティ補正回路 Withdrawn JPH11163691A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9328075A JPH11163691A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 デューティ補正回路

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JP9328075A JPH11163691A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 デューティ補正回路

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JPH11163691A true JPH11163691A (ja) 1999-06-18

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ID=18206239

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JP9328075A Withdrawn JPH11163691A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 デューティ補正回路

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JP (1) JPH11163691A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7078949B2 (en) 2003-01-10 2006-07-18 Hynix Semiconductor Inc. Analog delay locked loop having duty cycle correction circuit
CN102478610A (zh) * 2010-11-30 2012-05-30 英业达股份有限公司 占空比测量系统与其方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7078949B2 (en) 2003-01-10 2006-07-18 Hynix Semiconductor Inc. Analog delay locked loop having duty cycle correction circuit
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Effective date: 20050201