JPH05343273A - 電子部品の製造方法 - Google Patents

電子部品の製造方法

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JPH05343273A
JPH05343273A JP4145452A JP14545292A JPH05343273A JP H05343273 A JPH05343273 A JP H05343273A JP 4145452 A JP4145452 A JP 4145452A JP 14545292 A JP14545292 A JP 14545292A JP H05343273 A JPH05343273 A JP H05343273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
terminals
sandwiching
component element
lead
Prior art date
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Pending
Application number
JP4145452A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatomo Katsuki
隆与 勝木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4145452A priority Critical patent/JPH05343273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造作業効率を向上でき、さらには引き出し端
子の接続強度を高めることができる電子部品の製造方法
を提供する。 【構成】連結部材7で連結された挟持ユニット10の先
端部によって電子部品素子1を挟持したのち、この挟持
ユニット10を構成する挟持端子5A,5Bの先端部を
電子部品素子1の両面に形成した電極2に半田付けし、
さらに引き出し端子3として引き出される挟持端子5
A,5Bを残して、それ以外の挟持端子5A,5Bを連
結部材7から切断し除去する電子部品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品素子の厚み方
向両面に形成された電極に引き出し端子を取り付けて構
成された電子部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品には、図3に示すよう
に、電子部品素子20の両面に形成された電極21,2
1に引き出し端子22,22を半田付けして取り付けて
構成したものがある。なお、図中、符号23は電子部品
素子20を被覆する外装材である。
【0003】従来から、このような電子部品の製造は次
のようにして行われていた。すなわち、図4に示すよう
に、互いに平行に配置された引き出し端子22,22の
基端部を粘着テープ30aと台紙30bとからなる連結
部材30によって連結固定しておく。そして、引き出し
端子22,22の先端を拡開し、その間に電子部品素子
20を挟持する。挟持した状態で引き出し端子22,2
2と電子部品素子20とを半田付けし、さらにそのうえ
から外装材23によって覆って電子部品ができ上がる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
電子部品の製造方法においては、厚みの厚い電子部品素
子20を用いた場合に半田付けがうまく行かないという
問題があった。というのも、比較的厚みのある電子部品
素子20の場合、拡開された引き出し端子22,22の
先端は電極21,21端部に接するだけで電子部品素子
20の両面とは密着せず、両者の間には隙間が生じるこ
とになる。このような状態では、引き出し端子22,2
2による電子部品素子保持が不安定になるうえ、半田付
けできたとしても、引き出し端子22,22と電極2
1,21とは引き出し端子22,22の端部においての
み接合されることになるので引き出し端子22,22の
接続強度、特に引っ張り強度が弱くなるという問題があ
った。
【0005】このような問題を解決するために、従来か
ら、図5に示すように引き出し端子22,22の先端が
電子部品素子20の両面にほぼ面接触するように端子中
途部に予め屈曲部25,25を形成しておき、これによ
って引き出し端子22,22の半田付け強度を高める方
法がある。しかしながら、この方法においては、屈曲部
25,25を形成しているために、引き出し端子22,
22の変形量が減り、それにともなって電子部品素子保
持力が小さくなって、重量のある電子部品素子20で
は、挟持しきれずに引き出し端子22,22から脱落し
てしまうという問題があった。そのため、脱落しないよ
うに引き出し端子22,22によって挟まれた電子部品
素子20を平面上に載置したうえで、片面側つづ電極2
1と引き出し端子22とを半田付けする必要があり、こ
れでは作業に手間がかかるうえ、半田付けの自動化は不
可能であった。
【0006】本発明は上記のような課題に鑑みてなされ
たものであって、製造作業効率を向上できるとともに、
引き出し端子の接続強度を高めることができる電子部品
の製造方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、電子部品素子の厚み方向両面に形成され
た電極に、引き出し端子を取り付けた電子部品の製造方
法であって、複数個の一対の挟持端子を有する挟持ユニ
ットを連結部材に並列に配置して固定する工程と、各挟
持ユニットの挟持端子の先端部間に電子部品素子を挟持
する工程と、各挟持ユニットの挟持端子を電子部品素子
の各電極に半田付けする工程と、電子部品素子の各電極
から引き出し端子として引き出されるそれぞれ一つの挟
持端子を残し、それ以外の挟持端子を連結部材から切断
して除去する工程とを含んで電子部品の製造方法を構成
した。
【0008】
【作用】上記構成によれば、複数個の一対の挟持端子に
よって電子部品素子を挟持するので、電子部品素子保持
力は強固なものとなり、重量のある電子部品素子であっ
ても挟持端子から脱落することはなくなる。
【0009】また、電子部品素子の各電極からそれぞれ
一つの挟持端子が引き出し端子として引き出されるよう
に挟持端子を除去するので、多数ある挟持端子が後の作
業の邪魔にならなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。本実施例の製造方法によって製造され
る電子部品は、縦10mm×横20mm×厚み4.0m
mと比較的大きく形成された電子部品素子1を備えてい
る。電子部品素子1の両面には図2に示すように、Ni
−Ag製の電極2,2が形成されており、電極2,2に
は引き出し端子3,3が半田付けされている。そして、
電子部品素子1は引き出し端子3,3のうえから外装体
4によって被覆されている。外装体4は絶縁樹脂から構
成されている。
【0011】次に上記構成の電子部品の製造工程を説明
する。まず、図1(a)に示すように、二つの挟持ユニ
ット10,10を用意する。挟持ユニット10,10そ
れぞれは長寸の端子をU字状に屈曲されて構成されてお
り、各先端部が挟持端子5A,5Bとなっている。各挟
持端子5A,5Bの中途部にはまえもって屈曲部6を形
成しておく。屈曲部6は挟持ユニット10の厚み方向
(図1(a)の紙面直交方向)に沿って挟持端子5A,
5B先端部が平行を保ちつつ互いに離間するように形成
されている。屈曲部6によって形成された挟持端子5
A,5B間の間隔は電子部品素子1の厚みより狭く設定
されている。
【0012】このように構成された挟持ユニット10,
10を並列に配置し、その基端部、すなわち屈曲側端部
を連結部材7によって互いに連結する。連結部材7は粘
着テープ7aとこの粘着テープ7aが貼付される台紙7
bとからなっており、粘着テープ7aと台紙7bとの間
に挟持ユニット10の基端部を挟み込むようになってい
る。
【0013】そして、図1(b)に示すように、連結部
材7によって連結された挟持ユニット10,10の挟持
端子5A,5B先端部の間に電子部品素子1を挟持す
る。このとき、各挟持端子5A,5Bの先端部どうし
は、前記したように屈曲部6によって互いに平行を保ち
つつ素子1より狭めの間隔が形成されている。そのた
め、各挟持端子5A,5Bの先端部は電極2にほぼ面接
触することになる。また、各挟持端子5A,5Bは屈曲
部6が形成されているために電子部品素子挟持時の変形
量が少なく、そのために各挟持ユニット10の電子部品
素子保持力は若干ながら弱くなっている。しかしなが
ら、挟持ユニット10を二つ配設しているために全体と
しては十分なる電子部品素子保持力を有することにな
り、比較的大型であって重量のある電子部品素子1を挟
持しても脱落することはない。(挟持端子5A,5Bに
よる電子部品素子の挟持状態は図2(b)参照)このよ
うにして、挟持保持したのち、電子部品素子1をフラッ
クス槽(図示省略)に浸漬する。フラックスとしてはロ
ジンを25%含有したメタノールが適当である。フラッ
クスに浸漬したのち、電子部品素子1を半田槽(図示省
略)に浸漬し、電極2に各挟持端子5A,5Bを半田付
けする。この半田付けに用いられる半田としては鉛と錫
とを40:60の比で混合したものを230℃に加熱し
たものが適当である。半田付けが終了した電子部品素子
1を洗浄し乾燥させる。このようにして電極2に挟持端
子5A,5Bが半田付け固定されるのであるが、電極2
と挟持端子5A,5Bとは前述したように面接触してい
るので、半田付けによる接続強度は強固なものになる。
【0014】乾燥が終了した後、図1(c)に示すよう
に、引き出し端子3となる挟持端子5A,5B(図中両
端に位置する挟持端子5A,5B)を残してそれ以外の
挟持端子5B,5Aを切断し除去する。余分な挟持端子
5B,5Aを除去したのち、図1(d)に示すように電
子部品素子1表面を外装体4によって被覆する。最後に
引き出し端子3を連結部材6から切り離し、図2に示す
電子部品が完成する。
【0015】なお、本実施例においては、電子部品素子
1両端に位置する挟持端子5A,5Bを引き出し端子
3,3としているので、引き出し端子3,3間の間隔は
広くなっている。そのため、実装の際の安定性が増し本
実施例のように比較的大型の電子部品素子1であっても
取り付け基板上で倒れることはない。また、引き出し端
子3,3間の間隔が広くなっているので、これら端子
3,3間に放電が生じて電子部品素子1が損傷するとい
ったことも殆ど起こらなくなる。
【0016】また、前記したように電子部品素子1は挟
持ユニット10,10から脱落しなくなっている。その
ため、半田付け工程を含むほとんどの工程を機械化、す
なわち自動化することが可能である。
【0017】さらに、上記実施例においては、説明の都
合上、連結部材7に二つの挟持ユニット10,10を連
結した構造にするとともにこれら挟持ユニット10,1
0によって単一の電子部品素子1を挟持する構造にして
いたが、これに限るわけではなく、連結部材7によって
多数の挟持ユニット10,…を連結固定してもよい。そ
うすれば、複数の電子部品を一度に製造することがで
き、作業能率がより向上する。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
挟持ユニットによって電子部品素子を挟持するので、大
型で重量のある電子部品素子であっても、挟持ユニット
から脱落することがほとんどなくなった。そのため、電
子部品素子と挟持端子との半田付けを半田槽に浸漬する
ことによって行えるようになり、作業効率が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子部品の製造工程そ
れぞれを示す説明図である。
【図2】本発明の製造方法によって製造された電子部品
の構造を示す一部切欠正面図、および断面図である。
【図3】従来の製造方法によって製造された電子部品の
内部構造を示す一部切欠斜視図である。
【図4】第1の従来の電子部品の製造方法を示す側面図
である。
【図5】第2の従来の電子部品の製造方法を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 電子部品素子 2 電極 3 引き出し端子 5A,5B 挟持端子 6 屈曲部 7 連結部材 10 挟持ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品素子の厚み方向両面に形成された
    電極に、引き出し端子を取り付けた電子部品の製造方法
    であって、 複数個の一対の挟持端子を有する挟持ユニットを連結部
    材に並列に配置して固定する工程と、 各挟持ユニットの挟持端子の先端部間に電子部品素子を
    挟持する工程と、 各挟持ユニットの挟持端子を電子部品素子の各電極に半
    田付けする工程と、 電子部品素子の各電極から引き出し端子として引き出さ
    れるそれぞれ一つの挟持端子を残し、それ以外の挟持端
    子を連結部材から切断して除去する工程、とを含むこと
    を特徴とする電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電子部品の製造方法に、さ
    らに引き出し端子として引き出される挟持端子を連結部
    材から切断する工程を含むことを特徴とする電子部品の
    製造方法。
JP4145452A 1992-06-05 1992-06-05 電子部品の製造方法 Pending JPH05343273A (ja)

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