JPH0613793A - 電子部品連とその製造方法 - Google Patents

電子部品連とその製造方法

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JPH0613793A
JPH0613793A JP3025658A JP2565891A JPH0613793A JP H0613793 A JPH0613793 A JP H0613793A JP 3025658 A JP3025658 A JP 3025658A JP 2565891 A JP2565891 A JP 2565891A JP H0613793 A JPH0613793 A JP H0613793A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
electrode
shaped
electronic components
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP3025658A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Yoshida
光宏 吉田
Kiyoshi Oyama
清 大山
Kazuaki Shimada
和明 島田
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication of JPH0613793A publication Critical patent/JPH0613793A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】端子の先端に継いだ導線をテープで連結する構
成の電子部品連に関し、板状の端子に導線を継ぐ際の位
置決めを容易にし、溶接時の位置ずれを防止するととも
に、生産性を向上させる。 【構成】多数の電子部品10の端子21の先端にそれぞれ形
成した窪み25に、導線22の一端を溶接し、導線22の他端
をテープで連結した電子部品連。電気抵抗溶接機の一方
の電極の表面に凹部を形成し、この凹部上に重ねた端子
21と導線22を他方の電極との間に挟んでプレスし、同時
に溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば圧電振動子の
ように同一方向に突出した複数の端子を備える多数の電
子部品を長いテープで連結した電子部品連の構造とその
製造方法に係るもので、特に、電子部品の板状の端子の
先端に別の棒状の導線を継いで延長した構成の電子部品
連の構造とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】小型の電子部品を自動挿入機
に連続的に供給するために、図1のように多数の電子部
品10の端子20を長いテープ30に一列に接着して連結した
電子部品連が用いられている。このような電子部品連が
供給されると、自動挿入機では電子部品10を一個ずつテ
ープ30から切り離し、電子部品本体15をチャックで保持
してプリント基板上に運んでから取付孔に端子20を挿入
し、プリント基板を貫通した端子20の先端を折り曲げて
仮固定を行う。
【0003】したがって、テーピングされる電子部品の
端子としては、通常の端子よりも長いものが要求され
る。ところが、金属帯板を打ち抜いたリードフレームに
よって端子を構成する場合、端子を始めから長いものに
すると、金属帯板の幅がいたずらに大きくなり、金属材
料の損失が多くなる問題がある。そこで、図2のよう
に、リードフレームで構成した短い端子21の先端に棒状
の導線22を継ぐことによって長い端子を形成することが
行われている。この導線22としては、テーピングする際
に方向の制約がなく、しかも安価な断面円形の丸線が一
般に用いられている。
【0004】この場合、平板状の端子にそれぞれ丸線を
1本ずつ溶接することになるが、幅や直径が共に1mm
以下の細いものであるので、両者の中心位置を合わせる
のがきわめて困難であった。また、位置合わせを終えた
後、図3のように、電気抵抗溶接機の電極40、50の間に
板状の端子21と導線22を強く挟んで通電し溶接している
が、この際にも丸い導線22の方が動いてしまい位置ずれ
が生じてしまうことがあった。その結果、導線22が端子
21の偏った位置に接合されてしまい、端子全体の幅が大
きくなって自動機によるプリント基板への挿入ができな
くなることがあった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、板状端子と丸線等の導線との
位置決めが容易かつ確実に行なえ、溶接する際の位置ず
れをも防止できる電子部品連の構造、及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の電子部
品の板状の端子の先端に窪みを形成し、この窪みに棒状
の導線の一端を密着して溶接するとともに、それぞれの
導線の他端を長いテープに接着して、複数の電子部品を
一列に連結したことを特徴とする電子部品連の構成を特
徴とする。
【0007】また、本発明は、電子部品の板状の端子の
先端に、端子の長手方向に沿って長い窪みを形成し、そ
れぞれの端子の窪みに棒状の導線の一端を重ねて電気抵
抗溶接する工程と、この導線の他端をテープに接着する
工程とを備えた電子部品連の製造方法を特徴とする。
【0008】
【実施例】まず、本発明による電子部品連の構成につい
て図面と共に説明する。なお前述の従来例と共通する部
分には以下の図でも同一符号を付してある。図4は本発
明による電子部品連の一実施例を示すものである。図5
の(a)、(b)から明らかなように、電子部品の本体
15から突出した板状の端子21の先端には、端子の長手方
向に沿って長い横断面アーチ形の窪み25をプレス成型に
より形成してある。そして、窪み25の内部に、断面が丸
い棒状の導線22の一端を嵌め込むようにして密着させ、
端子21と導線22とは互いに溶接してある。端子21の他端
は厚紙等からなる細長い台紙31に載置され、粘着テープ
30によって所定の間隔で台紙31上に接着固定されてい
る。
【0009】本発明による電子部品連はこのように構成
したので、導線22を窪み25に嵌め込むことによって端子
21と導線22の幅方向の中心位置を合わせられ、両者の位
置合わせ作業が著しく容易になる。また、電気抵抗溶接
機の電極の間に板状の端子21と導線22を強く挟んだとき
にも、導線22が端子21の窪み25内にしっかり保持される
ので位置ずれの発生を防止できる。その結果、導線22が
端子21の偏った位置に接合されることがなく、端子全体
の幅が板状の端子21の幅よりも大きくなることも防止さ
れる。
【0010】次に、このような電子部品連の製造方法の
一実施例について説明する。まず、図6(a)に示すよ
うに、あらかじめ電気抵抗溶接機の一方の電極40には導
線22の形状に対応した凹部42を形成し、他方の電極50に
は凹部52及び、端子21の位置ずれ防止用の二つの突起54
を形成しておく。そして、凹部52を塞ぐようにして電極
50の上に板状の端子21の先端部を載置し、この先端部上
に棒状の導線22の一端を重ねる。次いで、これらの端子
21と導線22を電極40と電極50との間に挟み込んで圧縮す
ることによって、同図(b)のように導線22に対向する
側の端子21の表面に窪み25を形成する。さらに、電極40
と電極50の圧縮状態を保持したまま、これらの電極間に
電流を流して、端子21と導線22を電気抵抗溶接する。こ
の後、端子21の他端を厚紙等からなる細長い台紙31上に
載置し、粘着テープ30によって所定の間隔で接着固定す
れば、図4のような電子部品連が完成する。なお、導線
22と端子21を安定して保持するための電極40側の凹部42
と電極50の突起54は、必ずしも設けなくてもよい。
【0011】本実施例では、電気抵抗溶接機の電極を利
用して端子21をプレス成型し窪み25を設けたが、プレス
成型は別個の成型機を用いて行ってもよい。また、窪み
25の断面の形はアーチ形に限らずV形やU形などでもよ
く、導線22は丸線に代えて角線を用いてもよい。さら
に、端子21に溶接した後の導線22をテーピングする代わ
りに、あらかじめテープ30で連結した導線22を端子21に
溶接するようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、板状の端子に棒状の丸
線や角線を継ぐ際の位置決めが容易になるうえ、溶接時
の位置ずれも防止できる。したがって、端子を継ぐ工程
の工数を低減できるばかりでなく、自動挿入機を用いて
プリント基板の取付孔に端子を確実に挿入できる歩留り
のよい電子部品連を得ることができる。また、電気抵抗
溶接機の電極を利用して端子をプレス成型するようにす
れば、電子部品連の製造工程をさらに簡略化でき、生産
性を向上しうる効果がある。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子部品連の正面図
【図2】従来の電子部品の他の構成例を示す正面図
【図3】従来の端子の溶接工程の説明図
【図4】本発明の電子部品連の一実施例を示す一部切欠
正面図
【図5】(a)端子部の拡大正面図 (b)(a)のA−A線断面図
【図6】(a)端子を電極間に挟んだ状態を拡大して示
す一部断面平面図 (b)同プレス成型後の一部断面平面図
【符号の説明】
10 電子部品 21 板状の端子 22 導線 25 窪み 30 テープ 40 電極 50 電極 52 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子部品の板状の端子の先端に、
    それぞれ端子の長手方向に沿って長い窪みを形成し、そ
    れぞれの端子の窪みに棒状の導線の一端を溶接するとと
    もに、各々の導線の他端をテープに接着して、複数の電
    子部品を一列に連結したことを特徴とする電子部品連。
  2. 【請求項2】 複数の電子部品を所定の間隔でテープに
    接着して一列に連結してなる電子部品連の製造方法にお
    いて、該電子部品の板状の端子の先端部に、端子の長手
    方向に沿って長い窪みを形成し、それぞれの端子の窪み
    に棒状の導線の一端を重ねて電気抵抗溶接する工程と、
    該導線の他端をテープに接着する工程とを備えたことを
    特徴とする電子部品連の製造方法。
  3. 【請求項3】 二つの電極を備えた電気抵抗溶接機の第
    1の電極の表面に凹部を形成して、電子部品の平板状の
    端子の先端部を該凹部の上に載置し、該先端部上に棒状
    の導線の一端を重ね、該端子と導線を第1の電極と第2
    の電極との間に挟み込んで圧縮することによって、導線
    に対向する側の端子表面に窪みを形成し、圧縮状態を保
    持したままの第1の電極と第2の電極に電流を流して、
    導線と端子を電気抵抗溶接することを特徴とする請求項
    2の電子部品連の製造方法。
JP3025658A 1991-01-25 1991-01-25 電子部品連とその製造方法 Pending JPH0613793A (ja)

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JP3025658A JPH0613793A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 電子部品連とその製造方法

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JP3025658A Pending JPH0613793A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 電子部品連とその製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988010263A1 (en) * 1987-06-25 1988-12-29 Banyu Pharmaceutical Co., Ltd. Crystalline cephalosporin compounds, process for their preparation, and intermediates for their preparation

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988010263A1 (en) * 1987-06-25 1988-12-29 Banyu Pharmaceutical Co., Ltd. Crystalline cephalosporin compounds, process for their preparation, and intermediates for their preparation

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